JP2001065039A - 易清掃性衛生陶器 - Google Patents
易清掃性衛生陶器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衛生陶器表面の汚れを容易に除去できる衛生
陶器を提供すること。 【解決手段】 陶器素地表面に表面釉薬層が形成されて
おり、前記表面釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成
分の群から選ばれる少なくとも1種が含有されているこ
とを特徴とする易清掃性衛生陶器。
陶器を提供すること。 【解決手段】 陶器素地表面に表面釉薬層が形成されて
おり、前記表面釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成
分の群から選ばれる少なくとも1種が含有されているこ
とを特徴とする易清掃性衛生陶器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚れの付着しにく
い表面を有する洋風便器や和風便器といった大便器、小
便器、洗面器、手洗器、便器タンク、便器のサナ等の衛
生陶器に関する。
い表面を有する洋風便器や和風便器といった大便器、小
便器、洗面器、手洗器、便器タンク、便器のサナ等の衛
生陶器に関する。
【0002】
【従来の技術】衛生陶器の表面を清浄に保つこと、及び
長期に亘って美観を保つことは、衛生陶器が一般的に生
活用品として広く使用されていることから必要とされる
特性である。古くより一般家庭において、衛生陶器表面
を衛生的に清浄に保ち、美観を高く保つための方法とし
て、界面活性剤、酸、アルカリ等の洗剤をタワシやブラ
シにつけてこする方法が採られてきた。
長期に亘って美観を保つことは、衛生陶器が一般的に生
活用品として広く使用されていることから必要とされる
特性である。古くより一般家庭において、衛生陶器表面
を衛生的に清浄に保ち、美観を高く保つための方法とし
て、界面活性剤、酸、アルカリ等の洗剤をタワシやブラ
シにつけてこする方法が採られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によれば汚れが付着する度にタワシやブラシでこする
という労働が要求される。この問題を解決するために、
本出願人は、衛生陶器素地上に第一の釉薬層と第二の釉
薬層を設け、第二の釉薬層には予め溶融された非晶質釉
薬を用いることおよび微粒化により焼成後の残留石英量
を極力低減させる方法(特願平10−164177
号)、及び第二の釉薬層にはジルコンと顔料の添加を行
わない方法等(特願平10−371599号)を提案
し、陶器表面の表面粗さRaが触針式表面粗さ測定装置
(JIS−B0651)により0.07μm未満にする
ことで、釉薬層表面に石英粒子が完全にガラス化されず
に残存する凹部をなくし、ジルコン粒子および顔料粒子
が表面に露出することによる凸部をなくすことで汚れの
付着しにくく、また汚れを容易に除去可能な衛生陶器を
完成させるに至った。また、前記釉薬層中に1価金属酸
化物成分を含有させる方法(特願平11−042028
号、特願平11−056096号、特願平11−063
981号)を提案し、衛生陶器表面に付着した油汚れ、
水垢汚れ等の付着汚れを一層除去しやすくした衛生陶器
を完成させるに至った。
法によれば汚れが付着する度にタワシやブラシでこする
という労働が要求される。この問題を解決するために、
本出願人は、衛生陶器素地上に第一の釉薬層と第二の釉
薬層を設け、第二の釉薬層には予め溶融された非晶質釉
薬を用いることおよび微粒化により焼成後の残留石英量
を極力低減させる方法(特願平10−164177
号)、及び第二の釉薬層にはジルコンと顔料の添加を行
わない方法等(特願平10−371599号)を提案
し、陶器表面の表面粗さRaが触針式表面粗さ測定装置
(JIS−B0651)により0.07μm未満にする
ことで、釉薬層表面に石英粒子が完全にガラス化されず
に残存する凹部をなくし、ジルコン粒子および顔料粒子
が表面に露出することによる凸部をなくすことで汚れの
付着しにくく、また汚れを容易に除去可能な衛生陶器を
完成させるに至った。また、前記釉薬層中に1価金属酸
化物成分を含有させる方法(特願平11−042028
号、特願平11−056096号、特願平11−063
981号)を提案し、衛生陶器表面に付着した油汚れ、
水垢汚れ等の付着汚れを一層除去しやすくした衛生陶器
を完成させるに至った。
【0004】本発明では、衛生陶器表面の汚れをさらに
容易に除去できる衛生陶器を提供することを目的とす
る。
容易に除去できる衛生陶器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、陶器素地表
面に表面釉薬層が形成されており、前記表面釉薬層中に
は、Mo成分、W成分、V成分の群から選ばれる少なく
とも1種が含有されていることを特徴とする易清掃性衛
生陶器、或いは陶器素地表面に着色性の第一釉薬層が形
成されており、前記第一釉薬層表面に透明性の第二釉薬
層が形成されている衛生陶器であって、前記第二の釉薬
層釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成分の群から選
ばれる少なくとも1種が含有されていることを特徴とす
る易清掃性衛生陶器を提供する。溶融ガラスの表面張力
を下げるMo成分、W成分、V成分の群から選ばれる少
なくとも1種を添加することで、さらに陶器表面の表面
粗さRaを小さくすることができ、より汚れの付着しに
くく、また汚れを容易に除去可能な衛生陶器表面を得る
ことが可能となる。前記Mo成分、W成分、V成分の群
から選ばれる少なくとも1種は、過剰な添加は陶器表面
を悪化させたり釉薬層を着色させることから、前記釉薬
層中の全金属成分に対して酸化物換算で3.0重量%以
下含有されるのが好ましい。
面に表面釉薬層が形成されており、前記表面釉薬層中に
は、Mo成分、W成分、V成分の群から選ばれる少なく
とも1種が含有されていることを特徴とする易清掃性衛
生陶器、或いは陶器素地表面に着色性の第一釉薬層が形
成されており、前記第一釉薬層表面に透明性の第二釉薬
層が形成されている衛生陶器であって、前記第二の釉薬
層釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成分の群から選
ばれる少なくとも1種が含有されていることを特徴とす
る易清掃性衛生陶器を提供する。溶融ガラスの表面張力
を下げるMo成分、W成分、V成分の群から選ばれる少
なくとも1種を添加することで、さらに陶器表面の表面
粗さRaを小さくすることができ、より汚れの付着しに
くく、また汚れを容易に除去可能な衛生陶器表面を得る
ことが可能となる。前記Mo成分、W成分、V成分の群
から選ばれる少なくとも1種は、過剰な添加は陶器表面
を悪化させたり釉薬層を着色させることから、前記釉薬
層中の全金属成分に対して酸化物換算で3.0重量%以
下含有されるのが好ましい。
【0006】本発明の好ましい態様においては、表面釉
薬層中或いは第二の釉薬層中には、1価金属酸化物成分
が前記釉薬層中の全金属成分に対して酸化物換算で4.
5重量%以上含有されているようにする。そうすること
で、特願平11−042028号、特願平11−056
096号、特願平11−063981号にある効果にく
わえて、溶融粘性が下がり表面粗さRaを小さくするこ
とができる。
薬層中或いは第二の釉薬層中には、1価金属酸化物成分
が前記釉薬層中の全金属成分に対して酸化物換算で4.
5重量%以上含有されているようにする。そうすること
で、特願平11−042028号、特願平11−056
096号、特願平11−063981号にある効果にく
わえて、溶融粘性が下がり表面粗さRaを小さくするこ
とができる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、表面釉
薬層中或いは第二の釉薬層中には、Li成分が前記釉薬
層中の全金属成分に対して酸化物換算で0.1重量%以
上含有されているようにする。そうすることで、特願平
11−063981号にある効果にくわえて、Liは他
の1価金属酸化物と比べて溶融粘性を下げる効果が大き
いため効果的に表面粗さRaを小さくすることができ
る。
薬層中或いは第二の釉薬層中には、Li成分が前記釉薬
層中の全金属成分に対して酸化物換算で0.1重量%以
上含有されているようにする。そうすることで、特願平
11−063981号にある効果にくわえて、Liは他
の1価金属酸化物と比べて溶融粘性を下げる効果が大き
いため効果的に表面粗さRaを小さくすることができ
る。
【0008】本発明の好ましい態様においては、第二の
透明性釉薬層の厚みは0.1mm以上、好ましくは0.
2mm以上、より好ましくは0.3mm以上となるよう
にする。そうすることで、製造上のバラツキに拘らず、
陶器表面の表面粗さを0.07μm未満にしやすくな
る。これは、透明性釉薬層の表面が、その下の釉薬層の
凹凸等の性質の影響を受けにくくなるためと考えられ
る。
透明性釉薬層の厚みは0.1mm以上、好ましくは0.
2mm以上、より好ましくは0.3mm以上となるよう
にする。そうすることで、製造上のバラツキに拘らず、
陶器表面の表面粗さを0.07μm未満にしやすくな
る。これは、透明性釉薬層の表面が、その下の釉薬層の
凹凸等の性質の影響を受けにくくなるためと考えられ
る。
【0009】本発明の好ましい態様においては、上記構
成において、前記第二の釉薬層表面の表面粗さRaが触
針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)により、
0.07μm未満、好ましくは0.05μm以下、好ま
しくは0.03μm以下であるようにする。そうするこ
とにより、顕著な防汚効果が発現される。
成において、前記第二の釉薬層表面の表面粗さRaが触
針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)により、
0.07μm未満、好ましくは0.05μm以下、好ま
しくは0.03μm以下であるようにする。そうするこ
とにより、顕著な防汚効果が発現される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施態様においては、
図1に示すように、陶器素地表面に着色性の第一釉薬層
が形成されており、前記第一釉薬層表面に透明性の第二
釉薬層が形成されている衛生陶器であって、前記第二の
釉薬層釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成分の群か
ら選ばれる少なくとも1種が含有されていることを特徴
とする易清掃性衛生陶器である。
図1に示すように、陶器素地表面に着色性の第一釉薬層
が形成されており、前記第一釉薬層表面に透明性の第二
釉薬層が形成されている衛生陶器であって、前記第二の
釉薬層釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成分の群か
ら選ばれる少なくとも1種が含有されていることを特徴
とする易清掃性衛生陶器である。
【0011】一般に釉薬層はSiを主成分とし、その他
にAl等の3価金属成分、Ca、Mg、Zn等の2価金
属成分、Na,K等のアルカリ金属成分からなるが、図
1の態様においては、透明性の第二釉薬層釉薬層中に他
にMoもしくはWもしくはV成分が含有される。その他
にも任意の成分が添加可能であるが、例えば、B等を添
加してもよい。そうすることで、熱膨張係数を上げるこ
となく、熔融粘性を下げることが可能となり、表面粗さ
のさらなる低下が期待できる。さらに、水垢除去性も改
善される。
にAl等の3価金属成分、Ca、Mg、Zn等の2価金
属成分、Na,K等のアルカリ金属成分からなるが、図
1の態様においては、透明性の第二釉薬層釉薬層中に他
にMoもしくはWもしくはV成分が含有される。その他
にも任意の成分が添加可能であるが、例えば、B等を添
加してもよい。そうすることで、熱膨張係数を上げるこ
となく、熔融粘性を下げることが可能となり、表面粗さ
のさらなる低下が期待できる。さらに、水垢除去性も改
善される。
【0012】さらに、上述したように、前記第二の釉薬
層中の1価金属成分が4.5重量%以上含有されるこ
と、Li成分が0.1重量%以上含有されることが好ま
しい。また、この釉薬を用いることで良好な釉薬面を得
ることができる焼成温度の幅を広げることができる。
層中の1価金属成分が4.5重量%以上含有されるこ
と、Li成分が0.1重量%以上含有されることが好ま
しい。また、この釉薬を用いることで良好な釉薬面を得
ることができる焼成温度の幅を広げることができる。
【0013】図1の実施態様の衛生陶器を製造する1つ
の方法は、例えば、陶器成形素地上に通常の着色性の釉
薬を塗布した後に、さらにその上にMoもしくはWもし
くはV成分を含有した顔料や乳濁剤を含まないフリット
釉薬を塗布し、1100〜1300度の温度で焼成す
る。図1の実施態様の衛生陶器を製造する他の方法は、
例えば、陶器成形素地上に通常の着色性の釉薬を塗布し
た後に、さらにその上にMoもしくはWもしくはV成分
を含む塩を釉薬に添加した顔料や乳濁剤を含まない釉薬
を塗布し、1100〜1300度の温度で焼成する。図
1の実施態様の衛生陶器を製造する他の方法は、例え
ば、既に一般的な衛生陶器の製造工程により、陶器表面
に釉薬層が施され焼成された衛生陶器の表面に、さらに
その上から焼成後にMoもしくはWもしくはV成分を含
有した顔料や乳濁剤を含まないフリット釉薬を塗布し、
1100〜1300度の温度で焼成する。
の方法は、例えば、陶器成形素地上に通常の着色性の釉
薬を塗布した後に、さらにその上にMoもしくはWもし
くはV成分を含有した顔料や乳濁剤を含まないフリット
釉薬を塗布し、1100〜1300度の温度で焼成す
る。図1の実施態様の衛生陶器を製造する他の方法は、
例えば、陶器成形素地上に通常の着色性の釉薬を塗布し
た後に、さらにその上にMoもしくはWもしくはV成分
を含む塩を釉薬に添加した顔料や乳濁剤を含まない釉薬
を塗布し、1100〜1300度の温度で焼成する。図
1の実施態様の衛生陶器を製造する他の方法は、例え
ば、既に一般的な衛生陶器の製造工程により、陶器表面
に釉薬層が施され焼成された衛生陶器の表面に、さらに
その上から焼成後にMoもしくはWもしくはV成分を含
有した顔料や乳濁剤を含まないフリット釉薬を塗布し、
1100〜1300度の温度で焼成する。
【0014】前記の方法で作製することで、表面粗さ
(Ra)が触針式表面粗さ測定装置(JIS−B065
1)により0.07μm未満、好ましくは0.05μm
未満、より好ましくは0.03μm未満の優れた表面平
滑性を有する衛生陶器となる。
(Ra)が触針式表面粗さ測定装置(JIS−B065
1)により0.07μm未満、好ましくは0.05μm
未満、より好ましくは0.03μm未満の優れた表面平
滑性を有する衛生陶器となる。
【0015】
【表1】
【0016】(比較例)表1の組成からなる釉薬原料2
kgと水1kg及び球石4kgを、容積6リットルの陶
器製ポットに入れ、ボールミルにより約24時間粉砕し
た。ここで得られた釉薬スラリーを釉薬Aとする。レー
ザー回折式粒度分布計を用いて、粉砕後に得られた釉薬
Aの粒径を測定したところ、10μm以下が65%、5
0%粒径が5.8μmであった。また、表1から乳濁剤
であるZrO2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1
価金属成分Na2O,K2Oの和が4.5重量%未満の
釉薬基材を、電気炉を用いて1300〜1500℃にて
溶融し、水中で急冷してガラスフリットを得た。これを
スタンプミルにより粉砕し、得られた粉末2kgと水
1.2kg及び球石4kgを容積6リットルの陶器製ポ
ット中に入れ、ボールミルにより約36時間粉砕した。
ここで得られた釉薬スラリーを釉薬Bとする。レーザー
回折式粒度分布計を用いて、粉砕後に得られた釉薬Bの
粒径を測定したところ、10μm以下が68%、50%
粒径が6.0μmであった。次に、ケイ砂、長石、粘土
等を原料として調整した衛生陶器素地泥しょうを用い
て、70×150mmの板状試験片を作製した。この板
状試験片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティン
グし、続いて、上層として釉薬Bを焼成後の厚みが0.
2mmになるようスプレーコーティングした後、110
0〜1200℃で焼成することで試料を得た。得られた
試料について、目視による釉薬層の外観評価、また釉薬
層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬の外観は、目視
においてクラック等の欠陥はみられず、衛生陶器として
全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗さRaは触針式
表面粗さ測定装置(JIS−B0651)を用いて測定
した。その結果、この試料の釉薬層表面の表面粗さRa
は0.041μmであった。
kgと水1kg及び球石4kgを、容積6リットルの陶
器製ポットに入れ、ボールミルにより約24時間粉砕し
た。ここで得られた釉薬スラリーを釉薬Aとする。レー
ザー回折式粒度分布計を用いて、粉砕後に得られた釉薬
Aの粒径を測定したところ、10μm以下が65%、5
0%粒径が5.8μmであった。また、表1から乳濁剤
であるZrO2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1
価金属成分Na2O,K2Oの和が4.5重量%未満の
釉薬基材を、電気炉を用いて1300〜1500℃にて
溶融し、水中で急冷してガラスフリットを得た。これを
スタンプミルにより粉砕し、得られた粉末2kgと水
1.2kg及び球石4kgを容積6リットルの陶器製ポ
ット中に入れ、ボールミルにより約36時間粉砕した。
ここで得られた釉薬スラリーを釉薬Bとする。レーザー
回折式粒度分布計を用いて、粉砕後に得られた釉薬Bの
粒径を測定したところ、10μm以下が68%、50%
粒径が6.0μmであった。次に、ケイ砂、長石、粘土
等を原料として調整した衛生陶器素地泥しょうを用い
て、70×150mmの板状試験片を作製した。この板
状試験片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティン
グし、続いて、上層として釉薬Bを焼成後の厚みが0.
2mmになるようスプレーコーティングした後、110
0〜1200℃で焼成することで試料を得た。得られた
試料について、目視による釉薬層の外観評価、また釉薬
層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬の外観は、目視
においてクラック等の欠陥はみられず、衛生陶器として
全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗さRaは触針式
表面粗さ測定装置(JIS−B0651)を用いて測定
した。その結果、この試料の釉薬層表面の表面粗さRa
は0.041μmであった。
【0017】(実施例1)表1から乳濁剤であるZrO
2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1価金属成分N
a2O,K2Oの和が4.5重量%未満の釉薬基材にM
oO3を内比で0.75重量%加えたものを、電気炉を
用いて1300〜1500℃にて溶融し、水中で急冷し
てガラスフリットを得た。これをスタンプミルにより粉
砕し、得られた粉末2kgと水1.2kg及び球石4k
gを容積6リットルの陶器製ポット中に入れ、ボールミ
ルにより約36時間粉砕した。ここで得られた釉薬スラ
リーを釉薬Cとする。レーザー回折式粒度分布計を用い
て、粉砕後に得られた釉薬Cの粒径を測定したところ、
10μm以下が68%、50%粒径が6.0μmであっ
た。次に、前記比較例であげた板状試験片上に、下層と
して釉薬Aをスプレーコーティングし、続いて、上層と
して釉薬Cを焼成後の厚みが0.2mmになるようスプ
レーコーティングした後、1100〜1200℃で焼成
することで試料を得た。得られた試料について、目視に
よる釉薬層の外観評価、また釉薬層表面の表面粗さRa
を測定した。釉薬の外観は、目視においてクラック等の
欠陥はみられず、衛生陶器として全く問題なかった。釉
薬層表面の表面粗さRaは触針式表面粗さ測定装置(J
IS−B0651)を用いて測定した。その結果、この
試料の釉薬層表面の表面粗さRaは0.028μmであ
った。
2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1価金属成分N
a2O,K2Oの和が4.5重量%未満の釉薬基材にM
oO3を内比で0.75重量%加えたものを、電気炉を
用いて1300〜1500℃にて溶融し、水中で急冷し
てガラスフリットを得た。これをスタンプミルにより粉
砕し、得られた粉末2kgと水1.2kg及び球石4k
gを容積6リットルの陶器製ポット中に入れ、ボールミ
ルにより約36時間粉砕した。ここで得られた釉薬スラ
リーを釉薬Cとする。レーザー回折式粒度分布計を用い
て、粉砕後に得られた釉薬Cの粒径を測定したところ、
10μm以下が68%、50%粒径が6.0μmであっ
た。次に、前記比較例であげた板状試験片上に、下層と
して釉薬Aをスプレーコーティングし、続いて、上層と
して釉薬Cを焼成後の厚みが0.2mmになるようスプ
レーコーティングした後、1100〜1200℃で焼成
することで試料を得た。得られた試料について、目視に
よる釉薬層の外観評価、また釉薬層表面の表面粗さRa
を測定した。釉薬の外観は、目視においてクラック等の
欠陥はみられず、衛生陶器として全く問題なかった。釉
薬層表面の表面粗さRaは触針式表面粗さ測定装置(J
IS−B0651)を用いて測定した。その結果、この
試料の釉薬層表面の表面粗さRaは0.028μmであ
った。
【0018】(実施例2)表1から乳濁剤であるZrO
2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1価金属成分N
a2O,K2Oの和が約5重量%の釉薬基材にMoO3
を内比で0.75重量%加えたものを、電気炉を用いて
1300〜1500℃にて溶融し、水中で急冷してガラ
スフリットを得た。これをスタンプミルにより粉砕し、
得られた粉末2kgと水1.2kg及び球石4kgを容
積6リットルの陶器製ポット中に入れ、ボールミルによ
り約36時間粉砕した。ここで得られた釉薬スラリーを
釉薬Dとする。レーザー回折式粒度分布計を用いて、粉
砕後に得られた釉薬Dの粒径を測定したところ、10μ
m以下が68%、50%粒径が6.0μmであった。次
に、前記比較例であげた板状試験片上に、下層として釉
薬Aをスプレーコーティングし、続いて、上層として釉
薬Dを焼成後の厚みが0.2mmになるようスプレーコ
ーティングした後、1100〜1200℃で焼成するこ
とで試料を得た。得られた試料について、目視による釉
薬層の外観評価、また釉薬層表面の表面粗さRaを測定
した。釉薬の外観は、目視においてクラック等の欠陥は
みられず、衛生陶器として全く問題なかった。釉薬層表
面の表面粗さRaは触針式表面粗さ測定装置(JIS−
B0651)を用いて測定した。その結果、この試料の
釉薬層表面の表面粗さRaは0.025μmであった。
2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1価金属成分N
a2O,K2Oの和が約5重量%の釉薬基材にMoO3
を内比で0.75重量%加えたものを、電気炉を用いて
1300〜1500℃にて溶融し、水中で急冷してガラ
スフリットを得た。これをスタンプミルにより粉砕し、
得られた粉末2kgと水1.2kg及び球石4kgを容
積6リットルの陶器製ポット中に入れ、ボールミルによ
り約36時間粉砕した。ここで得られた釉薬スラリーを
釉薬Dとする。レーザー回折式粒度分布計を用いて、粉
砕後に得られた釉薬Dの粒径を測定したところ、10μ
m以下が68%、50%粒径が6.0μmであった。次
に、前記比較例であげた板状試験片上に、下層として釉
薬Aをスプレーコーティングし、続いて、上層として釉
薬Dを焼成後の厚みが0.2mmになるようスプレーコ
ーティングした後、1100〜1200℃で焼成するこ
とで試料を得た。得られた試料について、目視による釉
薬層の外観評価、また釉薬層表面の表面粗さRaを測定
した。釉薬の外観は、目視においてクラック等の欠陥は
みられず、衛生陶器として全く問題なかった。釉薬層表
面の表面粗さRaは触針式表面粗さ測定装置(JIS−
B0651)を用いて測定した。その結果、この試料の
釉薬層表面の表面粗さRaは0.025μmであった。
【0019】(実施例3)表1から乳濁剤であるZrO
2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1価金属成分N
a2O,K2Oの和が約5重量%の釉薬基材にMoO3
を内比で0.75重量%、Li2Oを内比で1.5重量
%含むものを、電気炉を用いて1300〜1500℃に
て溶融し、水中で急冷してガラスフリットを得た。これ
をスタンプミルにより粉砕し、得られた粉末2kgと水
1.2kg及び球石4kgを容積6リットルの陶器製ポ
ット中に入れ、ボールミルにより約36時間粉砕した。
ここで得られた釉薬スラリーを釉薬Eとする。レーザー
回折式粒度分布計を用いて、粉砕後に得られた釉薬Eの
粒径を測定したところ、10μm以下が68%、50%
粒径が6.0μmであった。次に、前記比較例であげた
板状試験片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティ
ングし、続いて、上層として釉薬Eを焼成後の厚みが
0.2mmになるようスプレーコーティングした後、1
100〜1200℃で焼成することで試料を得た。得ら
れた試料について、目視による釉薬層の外観評価、また
釉薬層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬の外観は、
目視においてクラック等の欠陥はみられず、衛生陶器と
して全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗さRaは触
針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)を用いて
測定した。その結果、この試料の釉薬層表面の表面粗さ
Raは0.022μmであった。
2と顔料をのぞいた組成からなり、かつ1価金属成分N
a2O,K2Oの和が約5重量%の釉薬基材にMoO3
を内比で0.75重量%、Li2Oを内比で1.5重量
%含むものを、電気炉を用いて1300〜1500℃に
て溶融し、水中で急冷してガラスフリットを得た。これ
をスタンプミルにより粉砕し、得られた粉末2kgと水
1.2kg及び球石4kgを容積6リットルの陶器製ポ
ット中に入れ、ボールミルにより約36時間粉砕した。
ここで得られた釉薬スラリーを釉薬Eとする。レーザー
回折式粒度分布計を用いて、粉砕後に得られた釉薬Eの
粒径を測定したところ、10μm以下が68%、50%
粒径が6.0μmであった。次に、前記比較例であげた
板状試験片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティ
ングし、続いて、上層として釉薬Eを焼成後の厚みが
0.2mmになるようスプレーコーティングした後、1
100〜1200℃で焼成することで試料を得た。得ら
れた試料について、目視による釉薬層の外観評価、また
釉薬層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬の外観は、
目視においてクラック等の欠陥はみられず、衛生陶器と
して全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗さRaは触
針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)を用いて
測定した。その結果、この試料の釉薬層表面の表面粗さ
Raは0.022μmであった。
【0020】(実施例4)前記比較例であげた板状試験
片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティングし、
続いて、上層として前記実施例3であげた釉薬Eを焼成
後の厚みが0.4mmになるようスプレーコーティング
した後、1100〜1200℃で焼成することで試料を
得た。得られた試料について、目視による釉薬層の外観
評価、また釉薬層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬
の外観は、目視においてクラック等の欠陥はみられず、
衛生陶器として全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗
さRaは触針式表面粗さ測定装置(JIS−B065
1)を用いて測定した。その結果、この試料の釉薬層表
面の表面粗さRaは0.016μmであった。
片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティングし、
続いて、上層として前記実施例3であげた釉薬Eを焼成
後の厚みが0.4mmになるようスプレーコーティング
した後、1100〜1200℃で焼成することで試料を
得た。得られた試料について、目視による釉薬層の外観
評価、また釉薬層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬
の外観は、目視においてクラック等の欠陥はみられず、
衛生陶器として全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗
さRaは触針式表面粗さ測定装置(JIS−B065
1)を用いて測定した。その結果、この試料の釉薬層表
面の表面粗さRaは0.016μmであった。
【0021】(実施例5)前記比較例と同様の板状試験
片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティングした
ものを1100〜1200℃で焼成する。続いて、上層
として前記実施例3であげた釉薬Eを焼成後の厚みが
0.2mmになるよう前記焼成後の釉薬Aの施された板
状試験片の上にスプレーコーティングした後、再度11
00〜1200℃で焼成することで試料を得た。得られ
た試料について、目視による釉薬層の外観評価、また釉
薬層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬の外観は、目
視においてクラック等の欠陥はみられず、衛生陶器とし
て全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗さRaは触針
式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)を用いて測
定した。その結果、この試料の釉薬層表面の表面粗さR
aは0.023μmであった。
片上に、下層として釉薬Aをスプレーコーティングした
ものを1100〜1200℃で焼成する。続いて、上層
として前記実施例3であげた釉薬Eを焼成後の厚みが
0.2mmになるよう前記焼成後の釉薬Aの施された板
状試験片の上にスプレーコーティングした後、再度11
00〜1200℃で焼成することで試料を得た。得られ
た試料について、目視による釉薬層の外観評価、また釉
薬層表面の表面粗さRaを測定した。釉薬の外観は、目
視においてクラック等の欠陥はみられず、衛生陶器とし
て全く問題なかった。釉薬層表面の表面粗さRaは触針
式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)を用いて測
定した。その結果、この試料の釉薬層表面の表面粗さR
aは0.023μmであった。
【0022】
【表2】
【0023】各々の結果は表2に示す。このように、本
発明の実施例においては表面粗さRaが小さくなること
で付着汚れが残存しにくい釉薬層表面になっており、そ
のため、衛生陶器としての実使用においても、汚物が除
去しやすくなっているものと推測される。
発明の実施例においては表面粗さRaが小さくなること
で付着汚れが残存しにくい釉薬層表面になっており、そ
のため、衛生陶器としての実使用においても、汚物が除
去しやすくなっているものと推測される。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、汚れの付着しにくく、
また汚れを容易に除去可能な衛生陶器を製造することが
可能となる。
また汚れを容易に除去可能な衛生陶器を製造することが
可能となる。
【図1】 本発明の実施例を示す図である。
1…衛生陶器素地 2…第一の釉薬層(着色性釉薬層) 3…第二の釉薬層(透明性釉薬層)
フロントページの続き (72)発明者 石橋 弘孝 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 吉田 篤史 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 早川 信 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中島 靖 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 林 浩一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D036 BA17 BA42 2D039 AA02 AA03 AA04 DB04
Claims (17)
- 【請求項1】 陶器素地表面に表面釉薬層が形成されて
おり、前記表面釉薬層中には、Mo成分、W成分、V成
分の群から選ばれる少なくとも1種が含有されているこ
とを特徴とする易清掃性衛生陶器。 - 【請求項2】 陶器素地表面に着色性の第一釉薬層が形
成されており、前記第一釉薬層表面に透明性の第二釉薬
層が形成されている衛生陶器であって、前記第二の釉薬
層中には、Mo成分、W成分、V成分の群から選ばれる
少なくとも1種が含有されていることを特徴とする易清
掃性衛生陶器。 - 【請求項3】 前記Mo成分、W成分、V成分の群から
選ばれる少なくとも1種は、前記表面釉薬層中の全金属
成分に対して酸化物換算で3.0重量%以下含有されて
いることを特徴とする請求項1に記載の易清掃性衛生陶
器。 - 【請求項4】 前記Mo成分、W成分、V成分の群から
選ばれる少なくとも1種は、前記第二の釉薬層中の全金
属成分に対して酸化物換算で3.0重量%以下含有され
ていることを特徴とする請求項2に記載の易清掃性衛生
陶器。 - 【請求項5】 前記表面釉薬層中には、1価金属酸化物
成分が前記表面釉薬層中の全金属成分に対して酸化物換
算で4.5重量%以上含有されていることを特徴とする
請求項1または3に記載の易清掃性衛生陶器。 - 【請求項6】 前記第二の釉薬層中には、1価金属酸化
物成分が前記第二の釉薬層中の全金属成分に対して酸化
物換算で4.5重量%以上含有されていることを特徴と
する請求項2または4に記載の易清掃性衛生陶器。 - 【請求項7】 前記表面釉薬層中には、Li成分が前記
表面釉薬層中の全金属成分に対して酸化物換算で0.1
重量%以上含有されていることを特徴とする請求項1、
3、5のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶器。 - 【請求項8】 前記第二の釉薬層中には、Li成分が前
記第二の釉薬層中の全金属成分に対して酸化物換算で
0.1重量%以上含有されていることを特徴とする請求
項2、4、6のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶
器。 - 【請求項9】 前記第二の釉薬層の釉薬層厚みが0.1
mm以上であることを特徴とする請求項2、4、6、8
のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶器。 - 【請求項10】 前記第二の釉薬層の釉薬層厚みが0.
2mm以上であることを特徴とする請求項2、4、6、
8のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶器。 - 【請求項11】 前記第二の釉薬層の釉薬層厚みが0.
3mm以上であることを特徴とする請求項2、4、6、
8のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶器。 - 【請求項12】 前記表面釉薬層表面の表面粗さRaが
触針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)によ
り、0.07μm未満であることを特徴とする請求項
1、3、5、7のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶
器。 - 【請求項13】 前記表面釉薬層表面の表面粗さRaが
触針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)によ
り、0.05μm以下であることを特徴とする請求項
1、3、5、7のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶
器。 - 【請求項14】 前記表面釉薬層表面の表面粗さRaが
触針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)によ
り、0.03μm以下であることを特徴とする請求項
1、3、5、7のいずれか1項に記載の易清掃性衛生陶
器。 - 【請求項15】 前記第二の釉薬層表面の表面粗さRa
が触針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)によ
り、0.07μm未満であることを特徴とする請求項
2、4、6、8〜11のいずれか1項に記載の易清掃性
衛生陶器。 - 【請求項16】 前記第二の釉薬層表面の表面粗さRa
が触針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)によ
り、0.05μm以下であることを特徴とする請求項
2、4、6、8〜11のいずれか1項に記載の易清掃性
衛生陶器。 - 【請求項17】 前記第二の釉薬層表面の表面粗さRa
が触針式表面粗さ測定装置(JIS−B0651)によ
り、0.03μm以下であることを特徴とする請求項
2、4、6、8〜11のいずれか1項に記載の易清掃性
衛生陶器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24087599A JP2001065039A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 易清掃性衛生陶器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24087599A JP2001065039A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 易清掃性衛生陶器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001065039A true JP2001065039A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17066006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24087599A Pending JP2001065039A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 易清掃性衛生陶器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001065039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102491791A (zh) * | 2011-11-25 | 2012-06-13 | 广东道氏技术股份有限公司 | 一种质感细腻的仿古哑光釉釉料及其使用方法 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24087599A patent/JP2001065039A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102491791A (zh) * | 2011-11-25 | 2012-06-13 | 广东道氏技术股份有限公司 | 一种质感细腻的仿古哑光釉釉料及其使用方法 |
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