JP2001064459A - ゴム組成物およびその架橋ゴム成形体 - Google Patents
ゴム組成物およびその架橋ゴム成形体Info
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Abstract
α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)、水素化ニトリルゴム(B)、および任意に該ゴム(A)
と該ゴム(B)との中間の溶解度パラメータを有する相溶
化剤(C)、有機過酸化物を特定の割合で含有してなり、
かつ、該ゴム(A)と該ゴム(B)のムーニー粘度〔ML
1+4(100℃)〕をそれぞれa、bとしたとき、aとbと
が、次の関係式を満たすことを特徴としている。2.0
×b≧a≧0.3×b 本発明の架橋ゴム成形体は、上
記のような、本発明のゴム組成物からなることを特徴と
している。 【効果】本発明によれば、引張強度等の機械的強度特
性、耐油性に優れるとともに耐候性、耐オゾン性、耐熱
老化性、耐寒性に優れ、しかも、剥離強度特性に優れる
架橋ゴム成形体を調製できる、共架橋性に優れるゴム組
成物、およびその架橋ゴム成形体を提供することができ
る。
Description
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム、水素化ニト
リルゴム、および任意に相溶化剤を含むゴム組成物、お
よびその架橋ゴム成形体に関する。
エン共重合体ゴム(EPDM)に代表されるエチレン・
α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴムは、耐油
性に劣るものの、その分子主鎖中に二重結合を有しない
ため、耐侯性、耐オゾン性、耐熱老化性に優れており、
さらにそのガラス転移温度(Tg)が低いため耐寒性に
優れている。エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエ
ン共重合体ゴムは、それらの特性を活かしてウェザース
トリップスポンジ、ドアグラスランチャンネル、ラジエ
ーターホース、ブレーキ部品などの用途に好適に使用さ
れている。
特性、耐油性、耐オゾン性などの特性に優れていること
から、シール材、ホース、ベルト類などの用途に広く用
いられているが、耐寒性に劣るという問題がある。
役ジエン共重合体ゴム、水素化ニトリルゴムおよび相溶
化剤を含むゴム組成物が知られており、特開平5−22
2243号公報には、エチレン・プロピレン・非共役ジ
エン共重合体ゴム5〜40重量%、部分水素化不飽和ニ
トリル・共役ジエン系共重合体ゴム40〜90重量%、
およびエチレン・酢酸ビニル共重合体、アクリルゴムま
たはハロゲン化ブチルゴム5〜20重量%を含むゴム組
成物が記載されている。
主成分とし、その耐寒性を改善するためにエチレン・プ
ロピレン・非共役ジエン共重合体ゴムが配合されてい
る。このゴム組成物は、耐寒性のほか共架橋性が改良さ
れ、架橋物の定伸長疲労性が改良されている。
−222243号公報に記載されているゴム組成物につ
いて追試したところ、そのゴム組成物は、分散性が向上
し、耐疲労性が向上しているものの、得られる架橋ゴム
成形体は、共架橋性が不十分で、耐圧縮永久歪み性が劣
り、実用性に耐えうるものではないことを確認してい
る。
定のエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダ
ム共重合体ゴムに、水素化ニトリルゴムを特定の割合で
配合したゴム組成物、およびこの組成物に特定の相溶化
剤を特定の条件を満たす量で配合したゴム組成物が共架
橋性に優れていること、およびこれらのゴム組成物から
機械的強度特性、耐油性に優れるとともに、耐侯性、耐
オゾン性、耐熱老化性、耐寒性に優れ、しかも、剥離強
度特性に優れる架橋ゴム成形体を調製できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
問題を解決しようとするものであって、機械的強度特
性、耐油性に優れるとともに、耐侯性、耐オゾン性、耐
熱老化性、耐寒性に優れ、しかも、剥離強度特性に優れ
るゴム成形体特に架橋ゴム成形体を調製できる、共架橋
性に優れたゴム組成物およびその架橋ゴム成形体を提供
することを目的としている。
エンが下記一般式〔I〕あるいは〔II〕で表わされる少
なくとも一種のノルボルネン化合物から導かれる構成単
位を有するエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)と、水素化ニトリルゴム
(B)とからなり、かつ、エチレン・α- オレフィン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)と水素化ニ
トリルゴム(B)との重量比〔(A)/(B)〕が5/95
〜95/5であり、エチレン・α- オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)のムーニー粘度
〔ML1+4(100℃)〕をa、水素化ニトリルゴム(B)の
ムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕をbとしたとき、aと
bとが、関係式 2.0×b≧a≧0.3×b ・・・・・(1) を満たすことを特徴としている。
は水素原子または炭素原子数1〜10のアルキル基であ
り、R2は水素原子または炭素原子数1〜5のアルキル
基である。〕
1〜10のアルキル基である。〕 本発明に係るゴム組成物は、さらに、前記エチレン・α
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)と前記水素化ニトリルゴム(B)との中間の溶解
度パラメータ(SP値)を有する相溶化剤(C)を、エ
チレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重
合体ゴム(A)と水素化ニトリルゴム(B)との合計量
100重量部に対して、0.1〜30重量部含有してい
てもよい。
リエンランダム共重合体ゴム(A)は、エチレンと、炭
素原子数3〜20のα- オレフィンと、非共役ポリエン
化合物とのランダム共重合体であり、(i)エチレンと
炭素数原子3〜20のα- オレフィンとのモル比(エチ
レン/α- オレフィン)が40/60〜95/5の範囲
にあり、(ii)ヨウ素価が0.5〜50の範囲にあり、
(iii)ムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕が1〜180の
範囲にある。
(i)結合不飽和ニトリル量が5〜60重量%の範囲に
あり、(ii)ヨウ素価が0〜120の範囲にあり、(ii
i)ムーニー粘度が〔ML1+4(100℃)〕が1〜180の範
囲にある。
メータ(SP値)が8.2〜9.2である、塩素化エチ
レン・α- オレフィン共重合体、エチレン・ビニルエス
テル共重合体またはエチレン・不飽和カルボン酸エステ
ル共重合体が好ましく用いられる。
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)および水素化ニトリルゴム(B)の他に、さら
に、架橋剤として有機過酸化物(D)を含有していても
よく、また、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)、水素化ニトリルゴム
(B)および相溶化剤(C)の他に、さらに、架橋剤と
して有機過酸化物を含有していてもよい。
うな、本発明に係るゴム組成物からなることを特徴とし
ている。
よびその架橋ゴム成形体について具体的に説明する。
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)、水素化ニトリルゴム(B)、および任意に相溶
化剤(C)、架橋剤として有機過酸化物を含有してい
る。
ンランダム共重合体ゴム(A) 本発明で用いられるエチレン・α- オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)は、エチレンと、
炭素原子数3〜20のα- オレフィンと、非共役ポリエ
ンとがランダムに共重合したポリマーである。
フィンとしては、具体的には、プロピレン、1-ブテン、
1-ペンテン、1-ヘキセン、3-メチル-1-ブテン、3-メチ
ル-1-ペンテン、3-エチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペ
ンテン、4-メチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ヘキセ
ン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、4-エチル-1-ヘキセン、
3-エチル-1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデ
セン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセ
ン、1-エイコセンなどが挙げられる。これらの中では、
プロピレン、1-ブテン、1-ヘキセン、1-オクテンが好ま
しい。
いは2種以上組み合わせて用いられる。エチレンとα-
オレフィンとのモル比(エチレン/α- オレフィン)
は、40/60〜95/5、好ましくは55/45〜9
0/10、さらに好ましくは60/40〜85/15の
範囲にあることが望ましい。エチレンとα- オレフィン
とのモル比が上記範囲にあるエチレン・α- オレフィン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)を用いる
と、低温下でもゴム弾性を損なうことがなく、耐寒性に
優れ、機械的強度特性に優れた架橋ゴム成形体を提供で
きるゴム組成物が得られる。
記の一般式〔I〕または〔II〕で表わされるノルボルネ
ン化合物である。
数であり、R1は水素原子または炭素原子数1〜10の
アルキル基であり、R2は水素原子または炭素原子数1
〜5のアルキル基である。
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n-
ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、t-ブチル基、
n-ペンチル基、イソペンチル基、t-ペンチル基、ネオペ
ンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、へプチル基、
オクチル基、ノニル基、デシル基などが挙げられる。
R1の具体例のうち、炭素原子数1〜5のアルキル基が
挙げられる。
たは炭素原子数1〜10のアルキル基である。R3のア
ルキル基の具体例は、上記R1のアルキル基の具体例と
同じアルキル基を挙げることができる。
るノルボルネン化合物としては、具体的には、5-メチレ
ン-2-ノルボルネン、5-ビニル-2-ノルボルネン、5-(2-
プロペニル)-2-ノルボルネン、5-(3-ブテニル)-2-ノ
ルボルネン、5-(1-メチル-2-プロペニル)-2-ノルボル
ネン、5-(4-ペンテニル)-2-ノルボルネン、5-(1-メ
チル-3-ブテニル)-2-ノルボルネン、5-(5-ヘキセニ
ル)-2-ノルボルネン、5-(1-メチル-4-ペンテニル)-2
-ノルボルネン、5-(2,3-ジメチル-3-ブテニル)-2-ノ
ルボルネン、5-(2-エチル-3-ブテニル)-2-ノルボルネ
ン、5-(6-ヘプテニル)-2-ノルボルネン、5-(3-メチ
ル-5-ヘキセニル)-2-ノルボルネン、5-(3,4-ジメチル
-4-ペンテニル)-2-ノルボルネン、5-(3-エチル-4-ペ
ンテニル)-2-ノルボルネン、5-(7-オクテニル)-2-ノ
ルボルネン、5-(2-メチル-6-ヘプテニル)-2-ノルボル
ネン、5-(1,2-ジメチル-5-ヘキセシル)-2-ノルボルネ
ン、5-(5-エチル-5-ヘキセニル)-2-ノルボルネン、5-
(1,2,3-トリメチル-4-ペンテニル)-2-ノルボルネンな
ど挙げられる。これらのなかでも、5-ビニル-2-ノルボ
ルネン、5-メチレン-2-ノルボルネン、5-(2-プロペニ
ル)-2-ノルボルネン、5-(3-ブテニル)-2-ノルボルネ
ン、5-(4-ペンテニル)-2-ノルボルネン、5-(5-ヘキ
セニル)-2-ノルボルネン、5-(6-ヘプテニル)-2-ノル
ボルネン、5-(7-オクテニル)-2-ノルボルネンが好ま
しい。
あるいは2種以上組み合わせて用いることができる。上
記ノルボルネン化合物たとえば5-ビニル-2-ノルボルネ
ンの他に、本発明の目的とする物性を損なわない範囲
で、以下に示す非共役ポリエンと併用することもでき
る。
的には、1,4-ヘキサジエン、3-メチル-1,4-ヘキサジエ
ン、4-メチル-1,4-ヘキサジエン、5-メチル-1,4-ヘキサ
ジエン、4,5-ジメチル-1,4-ヘキサジエン、7-メチル-1,
6-オクタジエン等の鎖状非共役ジエン;メチルテトラヒ
ドロインデン、5-エチリデン-2-ノルボルネン、5-メチ
レン-2-ノルボルネン、5-イソプロピリデン-2-ノルボル
ネン、5-ビニリデン-2-ノルボルネン、6-クロロメチル-
5-イソプロペニル-2-ノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン等の環状非共役ジエン;2,3-ジイソプロピリデン-5
-ノルボルネン、2-エチリデン-3-イソプロピリデン-5-
ノルボルネン、2-プロペニル-2,2-ノルボルナジエン等
のトリエンなどが挙げられる。
ィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)のヨ
ウ素価は、0.5〜50(g/100g)、好ましくは
0.8〜40(g/100g)、さらに好ましくは1〜3
0(g/100g)、特に好ましくは1.5〜25(g/1
00g)である。エチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)は、そのヨウ素価が上
記範囲内にあると、架橋効率が大きく、水素化ニトリル
ゴム(B)との共架橋性に優れ、しかも、耐熱老化性
(耐環境劣化性)に優れた架橋ゴム成形体を提供できる
ゴム組成物が得られるため好ましい。また、高価なノル
ボルネン化合物の使用割合が少なくて済むので、コスト
面でも好ましい。
ィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)は、
そのムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕をa、水素化ニト
リルゴム(B)のムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕をb
としたとき、aとbとが、下記の関係式(1)を満たし
ている。
80、好ましくは2〜150、さらに好ましくは3〜1
20の範囲にあるエチレン・α- オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)を用いるのが望まし
い。
α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)は、水素化ニトリルゴム(B)とのブレンド性が
良好である。また、このようなムーニー粘度を有するエ
チレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重
合体ゴム(A)を用いると、加工性に優れたゴム組成物
が得られる。
なエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム
共重合体ゴム(A)は、エチレンと炭素原子数3〜20
のα- オレフィンと非共役ポリエンとを、オレフィン重
合用触媒の存在下に、通常、液相でランダム共重合させ
ることにより調製することができる。
は、バナジウム(V)、ジルコニウム(Zr)、チタニ
ウム(Ti)等の遷移金属化合物と、有機アルミニウム
化合物(有機アルミニウムオキシ化合物)とからなるチ
ーグラー型触媒などが使用できる。また、元素の周期律
表第IVB族から選ばれる繊維金属のメタロセン化合物
と、有機アルミニウムオキシ化合物またはイオン化イオ
ン性化合物とからなるメタロセン触媒を用いることもで
きる。
- オレフィンを溶媒として用いることもできるが、炭化
水素溶媒を用いるのが好ましい。このような炭化水素溶
媒としては、具体的には、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカン、ドデカン、灯油等の脂肪族炭化
水素およびそのハロゲン誘導体;シクロヘキサン、メチ
ルシクロペンタン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭
化水素およびそのハロゲン誘導体;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素およびクロロベンゼン
等のハロゲン誘導体などが用いられる。
上組合わせて用いることができる。水素化ニトリルゴム(B) 本発明で用いられる水素化ニトリルゴム(B)は、不飽
和ニトリルと共役ジエンとがランダムに共重合した不飽
和ニトリル・共役ジエン系共重合体ゴム中の共役ジエン
単位部分を部分的にまたは完全に水素化したポリマーで
ある。
は、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどが挙げ
られる。上記共役ジエンとしては、具体的には、1,3-ブ
タジエン、2,8-ジメチル-1,3-ブタジエン、イソプレ
ン、1,3-ペンタジエンなどが挙げられる。
ムは、不飽和ニトリルおよび共役ジエンの他に、エチレ
ン性不飽和モノマーまたは非共役ジエンが共重合されて
いてもよい。
モノマーとしては、具体的には、アクリル酸、メタクリ
ル酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸お
よびその塩;メチルアクリレート、ブチルアクリレート
等の不飽和カルボン酸のアルキルエステル;アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N-メチロール(メタ)アクリ
ルアミド、N,N'-ジメチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N-エトキシメチル(メタ)アクリルアミド等のN-置
換(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
には、5-ビニル-2-ノルボルネン、ジシクロペンタジエ
ン、1,4-ヘキサジエンなどが挙げられる。不飽和ニトリ
ル・共役ジエン系共重合体ゴム中に占める結合不飽和ニ
トリル量は、架橋ゴム成形体の耐油性の面から通常5〜
60重量%、好ましくは10〜50重量%であることが
望ましい。
共重合体ゴムの水素化は、たとえば水素化用触媒を、平
均粒子径10μm以下の粉末状シリカ担体または平均粒
子径5mμm〜10μm、比表面積5〜2000m2/
gのカーボン担体に担持させた担体担持触媒の存在下
に、溶液中で、上記不飽和ニトリル・共役ジエン系共重
合体ゴムを水素化することにより行なうことができる。
水素化ニトリルゴム(B)中にシリカを残存させること
を考慮すると、平均粒子径が10μm以下のシリカが好
ましい。すなわち、平均粒子径10μm以下のシリカが
水素化ニトリルゴム(B)中に残存しても、架橋ゴムの
優れた機械的強度特性を保持することができる。
均粒子径を有するものであれば特に限定されるものでは
ないが、一般的には、シリカゲル;シリカゾル;ゴム用
あるいは樹脂用等の補強剤として使用されるシリカ;ラ
テックスの充填剤等に使用されるシリカ;接着剤、塗
料、インキ用に使用されるシリカ;増粘剤用シリカ;紙
コーティング用シリカ;水分散用シリカ;薄層クロマト
グラフィー、カラムクロマトグラフィー、ガスクロマト
グラフィー、液体クロマトグラフィー用のシリカなどを
使用することができる。
性および水素化ニトリルゴム(B)中にカーボンを残存
させることを考慮すると、平均粒子径が5mμm〜10
μm、好ましくは20mμm〜10μmであり、比表面
積が5〜2000m2/g、好ましくは20〜2000
m2/gであるカーボンが望ましい。
炭;着色用、ゴム用等の補強剤として、あるいは電気伝
導用の充填剤等として使用される石油系の重質油、天然
ガス等を原料としてファーネス法、チャンネル法の製造
方式を用いて製造されるカーボンブラックなどが使用で
きる。
ガスファーネス法で製造されるFEFカーボンブラッ
ク、HMFカーボンブラック、SRFカーボンブラッ
ク;オイルファーネス法で製造されるSAFカーボンブ
ラック;各種グレードのHAFカーボンブラック、IS
AFカーボンブラック、FEFカーボンブラック、CF
カーボンブラック;チャンネル法で製造されるカラー用
のHCCカーボンブラック、MCCカーボンブラック;
ゴム用等のEPCカーボンブラック、MPCカーボンブ
ラックなどが挙げられる。
化ニトリルゴム(B)の架橋物性への影響を考慮して適
宜選択すれば良いが、上記カーボンブラックの中では、
SRF、FEF、CFタイプのカーボンブラックが好ま
しく、特にCFタイプのカーボンブラックが好ましい。
るいは非金属触媒であれば何でもよく、触媒が水素化後
の不飽和ニトリル・共役ジエン系共重合体ゴム中に残存
しても悪影響を及ぼさないものであれば特に限定はされ
ない。
h、Pd、Ir、Os、Pt、Cr、Te、Mn、T
i、V、Zr、Mo、Wなどが挙げられる。これらの金
属は単独で、あるいは2種以上組み合わせて用いること
もできる。
第IIa族、第IIIa族、第IIIb族、第IVa族、第IVb
族、第Va族、第VIa族、第VIIa族の金属あるいは非
金属、Ag、Au、Sb、Te等とを併用した触媒も活
性が高く好ましい。水素化効率、および水素化ニトリル
ゴム(B)中に触媒が残存したときに悪影響を及ぼさな
いこと等の点から特にPd系触媒が好ましい。
ボン担体へ担持させるには、通常の担体担持触媒の調製
方法を用いれば良い。たとえば上記のような金属あるい
は非金属元素をそのまま、上記シリカ担体またはカーボ
ン担体に担持させることによって担持触媒が得られる
し、また、これらの元素の各種塩の水溶液等を上記シリ
カ担体またはカーボン担体に含浸させた後、還元するこ
とによって担持触媒が得られる。
担持量は、担体100重量%当たり、0.001〜30
重量%、好ましくは0.01〜10重量%である。触媒
の使用量は、水素化する不飽和ニトリル・共役ジエン系
共重合体ゴムの種類および目標とする水素化率により適
宜決めれば良いが、水素化ニトリルゴム(B)中に触媒
が残存して架橋物の諸特性に与える影響を考慮すると、
不飽和ニトリル・共役ジエン系共重合体ゴム当たり、2
000重量ppm以下、好ましくは1000重量ppm
以下である。
ニトリル・共役ジエン系共重合体ゴムを使用するとき
は、この共重合体ゴムの溶液をそのままの状態で行なわ
れ、また、固形の不飽和ニトリル・共役ジエン系共重合
体ゴムを使用するときは、この共重合体ゴムを溶媒に溶
解して溶液の状態で行なわれる。不飽和ニトリル・共役
ジエン系共重合体ゴム溶液の濃度は1〜70重量%、好
ましくは1〜40重量%である。溶媒としては、触媒に
悪影響を与えないで、水素化される不飽和ニトリル・共
役ジエン系共重合体ゴムを溶解するものであれば特に制
限はなく、具体的には、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、
アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、シクロヘ
キサノンなどが用いられる。
くは20〜150℃である。反応温度は150℃を超え
ても差し支えないが、副反応が起こるため、選択的水素
化反応上望ましくない。
00kg/cm2、好ましくは5〜200kg/cm2の
範囲である。水素化反応終了後、担体担持触媒を含む水
素化ニトリルゴム溶液から水素化ニトリルゴム(B)を
分離するには、通常、重合体溶液から重合体を回収する
際に使用される方法をそのまま用いれば良い。
水蒸気と直接接触させる水蒸気凝固法、(2)加熱回転
ドラム上に水素化ニトリルゴム溶液を滴下させ溶媒を蒸
発させるドラム乾燥方法、(3)水素化ニトリルゴム溶
液に貧溶媒を添加して水素化ニトリルゴムを沈澱させる
方法等が挙げられる。
担体担持触媒を含有する水素化ニトリルゴムが溶液より
分離され、水切り工程、熱風乾燥、減圧乾燥あるいは押
出し乾燥等の乾燥工程を経て水素化ニトリルゴム(B)
が固形分として回収される。
8242号公報、特公昭62−61045号公報などに
詳しく記載されている。本発明で用いられる水素化ニト
リルゴム(B)としては、具体的には、ブタジエン・ア
クリロニトリル共重合体ゴム(NBR)、イソプレン・
ブタジエン・アクリロニトリル共重合体ゴム、イソプレ
ン・アクリロニトリル共重合体ゴム等の水素添加物;ブ
タジエン・メチルアクリレート・アクリロニトリル共重
合体ゴム、ブタジエン・アクリル酸・アクリロニトリル
共重合体ゴム等の水素添加物などが挙げられる。
(B)としては、結合不飽和ニトリル量は、架橋ゴムの
耐油性の面から5〜60重量%、好ましくは10〜50
重量%の範囲にあることが望ましい。
素価が0〜120、好ましくは0〜80の範囲にあるこ
とが望ましい。ヨウ素価が上記範囲にある水素化ニトリ
ルゴム(B)を用いると、耐熱性に優れた架橋ゴム成形
体を提供できるゴム組成物が得られる。
(B)は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)のムーニー粘度〔ML
1+4(100℃)〕をa、水素化ニトリルゴム(B)のムーニ
ー粘度〔ML1+4(100℃)〕をbとしたとき、aとbと
が、下記の関係式(1)を満たしている。
0℃)〕は1〜180、好ましくは2〜150、さらに好
ましくは3〜120の範囲にあることが望ましい。
エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)と水素化ニトリルゴム(B)とを組合
せて使用する。この場合、これらのゴム(A)、(B)
は、それぞれ前記ムーニー粘度の範囲にあるものを使用
するのが好ましい。
ン共重合体ゴム(A)と水素化ニトリルゴム(B)のム
ーニー粘度が上記関係式(1)を満たす場合、これらの
ゴムは相溶性に優れているため、本発明に係るゴム組成
物から得られる架橋ゴム成形体は、剥離強度特性に優れ
る。
α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)お
よび水素化ニトリルゴム(B)の合計量100重量部に
対して、95〜5重量部、好ましくは93〜7重量部、
さらに好ましくは90〜10重量部の割合で用いられ
る。
ラメータ(SP値)が、エチレン・α- オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)と水素化ニト
リルゴム(B)との中間にある重合体であり、具体的に
は、溶解度パラメータ(SP値)が8.2〜9.2の範
囲にある重合体を挙げることができる。
えば塩素化エチレン・α- オレフィン共重合体、エチレ
ン・ビニルエステル共重合体、エチレン・不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、クロロプレンゴム、アクリルゴムなどが挙げられ
る。これらの中では、塩素化エチレン・α- オレフィン
共重合体、エチレン・ビニルエステル共重合体、エチレ
ン・不飽和カルボン酸エステル共重合体が好ましい。
ィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)およ
び水素化ニトリルゴム(B)の合計量100重量部に対
して、0.1〜30重量部、好ましくは0.1〜25重
量部の割合で用いられる。
体〕相溶化剤(C)として使用される塩素化エチレン・
α- オレフィン共重合体は、塩素含量が15〜50重量
%、好ましくは25〜40重量%であることが望まし
い。
重合体のムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕は、物性、作
業性の点から1〜180、好ましくは2〜150、さら
に好ましくは3〜120の範囲にあることが望ましい。
ン共重合体は、通常エチレン・α-オレフィン共重合体
を塩素化することにより得られる。たとえば、(1)エ
チレン・α- オレフィン共重合体を粉砕して細粒化し、
この細粒を水性懸濁状態にして、約70〜90℃の温度
で分子状塩素と接触させる方法、(2)四塩化炭素、ク
ロロホルム、テトラクロロエチレン等の塩素に対して安
定な溶媒中にエチレン・α- オレフィン共重合体を溶解
し、均一な溶液状態として分子状塩素と接触させる方
法、あるいは(3)N-クロロアセトアミド、N-クロロサ
クシニイミド、1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントイ
ン等の塩素化合物を、ロールやバンバリー等でエチレン
・α-オレフィン共重合体中に均一に練込み、塩素を遊
離する温度に加熱する方法などの方法によって、エチレ
ン・α- オレフィン共重合体を塩素化することができ
る。
クロロホルム等のハロゲン系溶媒中で、ラジカル開始剤
の存在下に塩素を吹込む方法が好ましい。上記(1)〜
(3)の方法において、エチレン・α- オレフィン共重
合体の塩素化は、塩素含有量が15〜50重量%の範囲
内になるように行なわれる。
化反応終了後は、以下のような処理がなされる。すなわ
ち、水性懸濁状態でエチレン・α- オレフィン共重合体
の塩素化を行なった場合、この塩素化により生成した塩
素化エチレン・α- オレフィン共重合体を水洗すること
により、塩素化エチレン・α- オレフィン共重合体から
分子状塩素、副生する塩化水素を除き、塩素化エチレン
・α- オレフィン共重合体を乾燥させる。
ン共重合体の塩素化を行なった場合には、その反応溶液
を、過剰のメタノール等の塩素化エチレン・α- オレフ
ィン共重合体の貧溶媒中に投入して沈澱物を生成させ、
次いで、この沈澱物を濾過し、この貧溶媒で洗浄した後
乾燥させ、塩素化エチレン・α- オレフィン共重合体を
得る。
溶化剤(C)として使用されるエチレン・ビニルエステ
ル共重合体としては、エチレンと、ギ酸ビニル、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステルとの共重
合体が挙げられる。
は、エチレンとビニルエステルとの割合が、ビニルエス
テル/エチレンの重量比で20/80〜60/40、好
ましくは25/75〜45/55であるものが望まし
い。
合体の製造法としては、一般には反応温度150〜25
0℃、反応圧力500〜3000kg/cm2の条件
で、エチレンおよびビニルエステルをバルク重合法でラ
ジカル共重合する方法が採用できるが、溶液重合あるい
は乳化重合でも製造が可能である。
重合体〕相溶化剤(C)として使用されるエチレン・不
飽和カルボン酸エステル共重合体としては、エチレンと
α,β−不飽和カルボン酸エステルとの共重合体が挙げ
られる。
するα,β−不飽和カルボン酸成分としては、具体的に
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸などが挙げ
られる。
を構成するアルコール成分としては、炭素原子数1〜1
0程度の直鎖または分岐状のアルコールが好ましく、具
体的には、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、n-プロパノール、イソブタノール、n-ブタノール、
sec-ブタノール、n-へキサノール、n-オクタノール、2-
エチルヘキサノール、n-デカノールなどが挙げられる。
しては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)ア
クリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸フェニル、マレイン酸ジメチル
などが挙げられる。
は、エチレンと不飽和カルボン酸エステルとの割合が、
不飽和カルボン酸エステル/エチレンの重量比で20/
80〜60/40、好ましくは25/75〜45/55
であるものが望ましい。
合体の製造法としては、一般には反応温度150〜25
0℃、反応圧力500〜3000kg/cm2の条件
で、エチレンおよび不飽包和カルボン酸エステルをバル
ク重合法でラジカル共重合する方法が採用できるが、溶
液重合あるいは乳化重合でも製造が可能である。
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)5
〜95重量部と、水素化ニトリルゴム(B)95重量部
と、任意に相溶化剤(C)0.1〜30重量部とを含有
している(ゴム(A)およびゴム(B)の合計量は10
0重量部とする)。これらの各成分の配合量がそれぞれ
上記範囲内にある場合、得られるゴム組成物は、ゴム
(A)とゴム(B)との共架橋性に優れ、耐寒性、耐油
性、ゴム弾性および剥離強度特性に優れる架橋ゴム成形
体を提供することができる。本発明に係るゴム組成物
は、意図する用途、性能に応じて、エチレン・α- オレ
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)、
水素化ニトリルゴム(B)および相溶化剤(C)の他
に、ゴム補強剤、充填剤、軟化剤、架橋剤(加硫剤)、
加硫促進剤、架橋助剤などの添加剤を、本発明の目的を
損なわない範囲で配合することができる。
RF、GPF、FEF、HAF、ISAP、SAF、F
T、MTなどのカーボンブラック、微粉ケイ酸などが挙
げられる。
炭酸カルシウム、重費炭酸カルシウム、タルク、クレー
などがあげられる。これらのゴム補強剤および充填剤の
種類および配合量は、その用途に応じて適宜選択できる
が、これらの配合量は、通常、エチレン・α- オレフィ
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)および
水素化ニトリルゴム(B)の合計量100重量部に対し
て、最大300重量部、好ましくは200重量部以下と
するのが望ましい。
軟化剤が用いられる。軟化剤としては石油系軟化剤が好
ましく用いられ、特にプロセスオイルが好ましく用いら
れる。軟化剤の配合量は、エチレン・α- オレフィン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)および水素
化ニトリルゴム(B)の合計量100重量部に対して、
最大150重量部、好ましくは100重量部以下とする
のが望ましい。
硫)のまま用いることもできるが、架橋ゴム(加硫ゴ
ム)として用いた場合に最もその特性を発揮することが
できる。すなわち、木発明に係るゴム組成物から、機械
的強度特性、耐侯性、耐オゾン性、耐寒性および耐油性
に優れた架橋ゴム成形体を得ることができる。
体を製造する際に使用する架橋剤としては、有機過酸化
物系の架橋剤が好ましい。有機過酸化物系の架橋剤とし
ては、通常、ゴムの過酸化物架橋に使用される有機過酸
化物であればよい。たとえば、ジクミルペルオキシド、
ジ-t-ブチルペルオキシド、ジ-t-ブチルペルオキシ-3,
3,5-トリメチルシクロヘキサン、t-ブチルヒドロペルオ
キシド、t-ブチルクミルペルオキシド、ベンゾイルペル
オキシド、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルペルオキシ
ン)ヘキシン-3、2,5-ジメチル-2,5-ジ(ベンゾイルペ
ルオキシ)ヘキサン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチル
ペルオキシ)ヘキサン、α,α′-ビス(t-ブチルペル
オキシ-m-イソプロピル)ベンゼンなどが挙げられる。
これらの中では、ジクミルペルオキシド、ジ-t-ブチル
ペルオキシド、ジ-t-ブチルペルオキシ-3,3,5-トリメチ
ルシクロヘキサンが好ましい。これらの有機過酸化物
は、単独で、あるいは2種以上組み合わせて使用され
る。
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)および
水素化ニトリルゴム(B)の合計量100gに対して、
通常0.0003〜0.05モル、好ましくは0.00
1〜0.03モルの範囲で使用されるが、要求される物
性値に応じて適宜最適量を決定することが望ましい。
は、架橋助剤を併用することが好ましい。架橋助剤とし
ては、具体的には、イオウ;p-キノンジオキシム等の
キノンジオキシム系化合物;ポリエチレングリコールジ
メタクリレート等のメタクリレート系化合物;ジアリル
フタレート、トリアリルシアヌレート等のアリル系化合
物;マレイミド系化合物;ジビニルベンゼンなどが挙げ
られる。このような架橋助剤は、使用する有機過酸化物
1モルに対して、0.5〜2モル、好ましくは約等モル
の量で用いられるのが望ましい。
製 本発明に係るゴム組成物は、たとえば以下の方法により
調製される。すなわちバンバリーミキサーなどのミキサ
ー類を用いて、前記エチレン・α- オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)、水素化ニトリル
ゴム(B)および任意に相溶化剤(C)、さらには充填
剤、軟化剤などを80〜150℃の温度で3〜10分間
混練し、次いで、オープンロールなどのロール類を用い
て、架橋剤(加硫剤)、任意に架橋助剤または加硫促進
剤などを追加混合し、ロール温度40〜60℃で5〜3
0分間混練した後、混練物を押出し、リボン状またはシ
ート状の未架橋配合ゴムを調製する。
は、押出成形機、カレンダーロールまたはプレスにより
意図する形状に成形され、成形と同時に、または成形物
を加硫槽内に導入し、120〜270℃の温度で1〜3
0分間加熱し、架橋ゴムとする。このような架橋を行な
う際には金型を用いてもよいし、また金型を用いなくて
もよい。金型を用いない場合には、成形、架橋の工程は
通常、連続的に実施される。
リエンランダム共重合体ゴム(A)と水素化ニトリルゴ
ム(B)と任意に相溶化剤(C)とを前記割合でブレン
ドして得られた、本発明に係るゴム組成物は、ゴムアロ
イ化している。このようなゴム組成物から得られる架橋
ゴム成形体は、水素化ニトリルゴムの欠点であった耐候
性、耐寒性が改良されるだけでなく、エチレン・α- オ
レフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴムの欠点
であった耐油性も改良されている。また、前述した特開
平5−222243号公報に記載されているゴム組成物
よりも、共架橋性がさらに向上している。
レン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合
体ゴム、特定の水素化ニトリルゴム、および任意に特定
の相溶化剤を特定の割合で含有しているので、共架橋性
に優れ、引張強度等の機械的強度特性、耐油性に優れる
とともに耐候性、耐オゾン性、耐熱老化性、耐寒性に優
れ、しかも、剥離強度特性に優れる架橋ゴム成形体を提
供することができる。
係るゴム組成物からなるので、機械的強度特性、耐油性
に優れるとともに耐候性、耐オゾン性、耐熱老化性、耐
寒性に優れ、しかも、剥離強度特性に優れる。
ゴム成形体は、上記のような効果を有するので、オイル
シールパッキン;振動部のカバー材;オイル周りのホー
ス、燃料ホース;ブレーキ;燃料機器系、ランプソケッ
ト等のカバー材;ゴムロール、油圧ホース等の工業用ゴ
ム部品;電線;電気絶縁部品;半導電部品;アノードキ
ャップ、コンデンサーパッキン、クーラー用パッキン等
の電気・電子部品;ゴム引布、ルーフィングシート、ガ
スホース等の土木建築用品などの用途に、広く用いるこ
とができる。
発明は、これらの実施例により何ら限定されるものでは
ない。
ン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴムの組成、ヨウ素価およびムーニー粘度の測定は、下
記の方法に従って行なった。 (1)共重合体ゴムの組成 共重合体ゴムの組成は、13C−NMR法で測定した。 (2)共重合体ゴムのヨウ素価 共重合体ゴムのヨウ素価は、滴定法により求めた。 (3)共重合体ゴムのムーニー粘度〔ML1+4(100
℃)〕 共重合体ゴムのムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕は、
JIS K6300(1994)に従って測定した。
ゴムの物性試験は、下記の方法に従って行なった。 (1)引張試験 JIS K 6251(1993)に従って、測定温度2
5℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行な
い、架橋ゴムシートの破断時の引張強度(TB)を測定
した。 (2)硬さ試験 JIS K6253(1993)に従い、スプリング硬
さ(JIS A硬度)を求めた。 (3)圧縮永久歪み試験 JIS K6263に従い、150℃で22時間老化さ
せた試験片について、圧縮永久歪み(CS)を求めた。 (4)耐油試験 JIS K6258(1993)に規定されている浸漬
試験に準拠して耐油試験を行ない、試験片の体積変化率
(△V(%))を求めた。なお、試験油としてJIS 3
号油を用いた。試験条件は100℃で72時間である。 (5)剥離試験 配合ゴムを分出しし、135mm×120mm×1.2
mmの未架橋ゴムシートを2枚調製し、引裂き試験機の
チャック挟みしろ作製用に140mm×30mm×0.
1mmのテフロンシートを長手方向を合わせて挟んで、
135mm×120mm×2mmの金型に入れて架橋接
着を行なった。
き、測定温度25℃、引張速度50mm/分の条件で剥
離試験を行ない、剥離強度を測定した。 (6)共架橋性 エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴムの配合物(1)の重量パーセントをx、水素
化ニトリルゴムの配合物(2)の重量パーセントをyと
する。ここで、x+y=100重量%とする。
は、上記配合物(1)と配合物(2)をx:yの比で混
ぜたゴム配合物からなる架橋ゴムシートの引張強度であ
り、AOは、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴムの配合物からなる架橋ゴムシー
トの引張強度であり、BOは、水素化ニトリルゴムの配
合物からなる架橋ゴムシートの引張強度である。
〔(A0× x/100)+(B0× y/100)〕
リットルのバンバリーミキサー〔(株)神戸製鋼所製〕
を用いて混練した。混練方法は、まずエチレン・プロピ
レン・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム
(A−1)〔ML1+4(100℃)=58、エチレン含量=6
8モル%、ヨウ素価=10(g/100g)〕100重量部を
30秒素練りし、次いで、亜鉛華5重量部、ステアリン
酸1重量部、カーボンブラック50重量部、軟化剤10
重量部を入れ、2分間混練した。その後、ラムを上昇さ
せ掃除を行ない、さらに1分間混練を行ない、約150
℃で排出し、未架橋のゴム配合物(1−1)を得た。こ
の混練は充填率70%で行なった。
を、8インチロ−ル(前ロールの表面温度50℃、後ロ
ールの表面温度50℃、前ロールの回転数16rpm、
後ロールの回転数18rpm)に10分間巻き付けて、
ジクミルパーオキサイド(DPC)100%濃度品〔三
井化学(株)製、商品名 三井DCP〕1.35重量部
を加えて3分間混練した後、得られた混練物(1−2)
をシート状に分出しし、未架橋ゴムシートを得た。
0分間プレスし、厚み2mmの架橋ゴムシートを調製
し、この架橋ゴムシートについて、引張試験、硬さ試
験、永久歪み試験、耐油性試験、低温ねじり試験、剥離
試験を上記試験方法に従って行なった。また引張試験の
引張強度より共架橋性を上記式により算出した。
準拠して圧縮永久歪み測定用サンプルを160℃で25
分架橋した。このサンプルを用いて圧縮永久歪み試験を
上記方法に従って行なった。これらの結果を第2表に示
す。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)100重量部の代わりに、エチレン・プロピレン
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)75重量部と、水素化ニトリルゴム(B)として
日本ゼオン(株)より市販されているゼットポール20
20L(商標)〔水素化NBR;ML1+4(100℃)=5
7.5、結合アクリロニトリル量=36重量%、ヨウ素
価=28(g/100g)〕25重量部を用いた以外は、比較
例1と同様に行なった。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)75重量部を25重量部に、また、ゼットポール
2020L(商標;日本ゼオン(株)製〕25重量部を
75重量部に変更した以外は、実施例1と同様に行なっ
た。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)100重量部の代わりに、ゼットポール2020
L(商標;日本ゼオン(株)製〕100重量部を用いた
以外は、比較例1と同様に行なった。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)の代わりに、エチレン・プロピレン・5-エチリデ
ン-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A−2)
〔ML1+4(100℃)=40、エチレン含量=66モル%、
ヨウ素価=13(g/100g)〕を用いた以外は、比較例1
と同様に行なった。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)75重量部の代わりに、比較例3で用いたエチレ
ン・プロピレン・5-エチリデン-2-ノルボルネンランダ
ム共重合体ゴム(A−2)75重量部を用いた以外は、
実施例1と同様に行なった。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)25重量部の代わりに、比較例3で用いたエチレ
ン・プロピレン・5-エチリデン-2-ノルボルネンランダ
ム共重合体ゴム(A−2)25重量部を用いた以外は、
実施例2と同様に行なった。
三井Du−Pont(株)製のEV45X(商標)〔M
FR(ASTM D 1238,190゜C、2.16kg)=100g/10
分、酢酸ビニル含量=46%、SP値=8.37〕10
重量部をバンバリーミキサーにて配合した以外は、実施
例2と同様に行なった。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)の代わりに、比較例3で用いたエチレン・プロピ
レン・5-エチリデン-2-ノルボルネンランダム共重合体
ゴム(A−2)を用いた以外は、実施例3と同様に行な
った。
・5-ビニル-2-ノルボルネンランダム共重合体ゴム(A
−1)の代わりに、エチレン・プロピレン・ジシクロペ
ンタジエンランダム共重合体ゴム(A−3)〔ML
1+4(100℃)=38、エチレン含量=68モル%、ヨウ素
価=12(g/100g)〕を用いた以外は、実施例2と同様
に行なった。なお、エチレン・プロピレン・ジシクロペ
ンタジエンランダム共重合体ゴム(A−3)の配合物か
らなる架橋ゴムシートの引張強度(TB)は、19.8
MPaであった。
ように、各実施例で得られた架橋ゴムシートは、いずれ
も共架橋性が85%以上であり、圧縮永久歪みが25%
以下であり、耐油性の指標であるΔVが100%以下で
あり、架橋前のゴム組成物は共架橋性に優れ、その架橋
ゴムシートは、耐熱老化性(熱老化後の圧縮永久歪み
性)および耐油性に優れている。
Claims (7)
- 【請求項1】非共役ポリエンが下記一般式〔I〕あるい
は〔II〕で表わされる少なくとも一種のノルボルネン化
合物から導かれる構成単位を有するエチレン・α- オレ
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)
と、 水素化ニトリルゴム(B)とからなり、かつ、 エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)と水素化ニトリルゴム(B)との重量
比〔(A)/(B)〕が5/95〜95/5であり、 エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)のムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕を
a、水素化ニトリルゴム(B)のムーニー粘度〔ML
1+4(100℃)〕をbとしたとき、aとbとが、関係式 2.0×b≧a≧0.3×b ・・・・・(1) を満たすことを特徴とするゴム組成物; 【化1】 〔式中、nは0〜10の整数であり、 R1は水素原子または炭素原子数1〜10のアルキル基
であり、 R2は水素原子または炭素原子数1〜5のアルキル基で
ある〕、 【化2】 〔式中、R3は水素原子または炭素原子数1〜10のア
ルキル基である〕。 - 【請求項2】さらに、前記エチレン・α- オレフィン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)と前記水素
化ニトリルゴム(B)との中間の溶解度パラメータ(S
P値)を有する相溶化剤(C)を、エチレン・α- オレ
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)お
よび水素化ニトリルゴム(B)の合計量100重量部に
対して、0.1〜30重量部含有していることを特徴と
する請求項1に記載のゴム組成物。 - 【請求項3】前記エチレン・α- オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)は、エチレンと、炭
素原子数3〜20のα- オレフィンと、非共役ポリエン
化合物とのランダム共重合体であり、(i)エチレンと
炭素数原子3〜20のα- オレフィンとのモル比(エチ
レン/α- オレフィン)が40/60〜95/5の範囲
にあり、(ii)ヨウ素価が0.5〜50の範囲にあり、
(iii)ムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕が1〜180の
範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載の
ゴム組成物。 - 【請求項4】前記水素化ニトリルゴム(B)は、(i)
結合不飽和ニトリル量が5〜60重量%の範囲にあり、
(ii)ヨウ素価が0〜120の範囲にあり、(iii)ムー
ニー粘度が〔ML1+4(100℃)〕が1〜180の範囲にあ
ることを特徴とする請求項1または2に記載のゴム組成
物。 - 【請求項5】前記相溶化剤(C)は、溶解度パラメータ
(SP値)が8.2〜9.2である、塩素化エチレン・
α- オレフィン共重合体、エチレン・ビニルエステル共
重合体またはエチレン・不飽和カルボン酸エステル共重
合体であることを特徴とする請求項2に記載のゴム組成
物。 - 【請求項6】さらに、架橋剤として有機過酸化物を含有
していることを特徴とする請求項1または2に記載のゴ
ム組成物。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のゴム組成
物からなることを特徴とする架橋ゴム成形体。
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