JP2001063631A - ワイパーベースの構造 - Google Patents

ワイパーベースの構造

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JP2001063631A
JP2001063631A JP24432999A JP24432999A JP2001063631A JP 2001063631 A JP2001063631 A JP 2001063631A JP 24432999 A JP24432999 A JP 24432999A JP 24432999 A JP24432999 A JP 24432999A JP 2001063631 A JP2001063631 A JP 2001063631A
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JP
Japan
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wiper
wiper base
cover member
base
front hood
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JP24432999A
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English (en)
Inventor
Hironobu Katou
洋伸 加藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大物部品であっても容易に位置決めでき、走
行時のガタツキを防止できるワイパーベースの構造を提
供する。 【解決手段】 ワイパーベース1は、ワイパー2(フロ
ントガラス用)のワイパーシャフト21が貫通穴13を
貫通している状態で車体に固定されている。フランジ1
2は、ワイパーベース1の外周三方向に延在して形成さ
れている。座面部11は、ワイパーベース1から車両下
向きに延在していて、2個所形成されている。フロント
フード3には、ワイパーベースに対応した切欠き部31
が設けられていて、開閉自在である。この切欠き部31
に臨む縁部には、凸部32が2個所設けられ、その側端
部にはクッション4が固着されている。フロントフード
3を閉めたときには、座面部11とクッション4とが当
接し、フロントフード3の位置決めをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のワ
イパー取付部回りにおいて、フロントフードの閉時にワ
イパーベースがフロントフードと係合するワイパーベー
スの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフロントフードは、フードヒンジ
により開閉可能に車体に取付けられていて、閉時にはフ
ードロックにより車体と一体化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フロントフードやトラ
ンクリッドは比較的大物部品であり、横方向の位置決め
が十分でないと、フロントフードとフェンダーとの合わ
せ位置である見切り部が左右で大きくばらつくおそれが
ある。また、フロントフードやトランクリッドは、薄板
のパネルで構成している場合には、車両走行時に車体が
ねじれることによりフロントフードやトランクリッドに
横方向のがたつきが発生し易い。本発明は、かかる状況
に鑑みてなされたものであり、大物部品であっても容易
に位置決めでき、走行時のガタツキを防止できるワイパ
ーベースの構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイパーベ
ースの構造は、かかる課題を解決するためになされたも
のであり、ウインドーガラス用ワイパーの回動軸を貫通
させて車体に取付けたワイパーベースが、開閉自在なカ
バー部材の閉時に該カバー部材の所定領域と当接して係
合することを特徴とするものである。
【0005】ここにいうウインドーガラスは、ガラス表
面がワイパーにより払拭されるもの、例えば自動車のフ
ロントガラスやリヤガラス等をいい、ワイパーには、フ
ロントワイパーやリヤウインドワイパーが含まれる。ま
た、ここにいうカバー部材とは、車体に固定のウインド
ーガラスに隣接して車体に開閉可能に取付けられたもの
をいい、例えば自動車のフロントフードやトランクリッ
ド(トランクフード)等をいう。また、このカバー部材
は、一般に前開き方式(前ヒンジ方式)と後開き方式
(後ヒンジ方式)とがあるが、本発明はいずれにも適用
できる。
【0006】本発明はまた、ウインドーガラス用ワイパ
ーの回動軸を貫通させて車体に取付けたワイパーベース
と、該ワイパーベースに対応する切欠き部を設けた開閉
自在なカバー部材とを備えてなり、上記カバー部材の閉
時には上記ワイパーベースが上記切欠き部に臨む縁部と
当接して係合することを特徴とするように構成しても良
い。この場合において、縁部との当接は連続的になされ
るように構成しても良く、部分的に複数箇所でなされる
ように構成しても良い。
【0007】上記ワイパーベースの周縁部にフランジを
形成するのが好ましい。このフランジは、カバー部材の
開閉を妨げないような形状にする必要があるが、カバー
部材の閉時におけるフランジとカバー部材との隙間はな
るべく小さくするのが好適である。
【0008】上記ワイパーベースは座面部を有し、上記
カバー部材の閉時に該座面部と上記カバー部材との間で
挟持されるクッションを備えるように構成するのが好ま
しい。この座面部は、ワイパーベースの全縁部に設けて
も良く、部分的に複数設けても良い。クッションは、座
面部に予め取付けておいても良く、また、カバー部材に
取付けておいても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るワイパーベー
スの構造の実施の形態について図面に基づいて説明す
る。図1に示すように、本実施形態に係るワイパーベー
スの構造は、オープンカータイプにおけるフロントガラ
ス5のワイパー回りについて適用している。まず、この
車両の前部について同図を用いて説明する。フロントガ
ラス5を払拭するためのワイパー2は、車幅方向W略中
央部に1本設けられている。フロントガラス5の前方に
はフロントフード3が取付けられている。このフロント
フード3は、後開き方式であり、ヒンジ(図示省略)は
前側(フロントバンパー8側)、ロック(図示省略)は
後ろ側(フロントガラス5側)にある。フロントフード
3は、ボデーの車幅方向Wに大きい外形で、左右の前輪
9の上方まで達している。このような大きさのフロント
フード3は、ヒンジ(図示省略)を中心に回動可能で、
開閉自在であり、フロントフード3の開時には見切り部
7でフェンダ6と分割する。
【0010】次に、図1に示すオープンカーのワイパー
2回りについて図1乃至図4を用いて説明する。図4に
示すように、本実施形態に用いられるワイパーベース1
は平面視が略矩形形状であり、その中央部からずれた位
置に貫通穴13が1個設けられている。この貫通穴13
は、車体から突出してワイパーアーム22の回動軸とな
るワイパーシャフト21(図2参照)を貫通させるのに
十分な大きさである。
【0011】図4に示すように、ワイパーベース1の外
周の3方向にフランジ12が設けられている。このフラ
ンジ12は、図3に示すように、車体に取付けた際に上
向きとなるように形成されている。フランジ12は、図
2に示すように、ワイパー2の作動を妨げないように、
ワイパーアーム22の旋回範囲外に形成されている。ま
た、図4に示すように、ワイパーベース1の短辺側には
座面部11がそれぞれ設けられている。この座面部11
は、図3に示すように、車体に取付けた際に下向きとな
るように形成されている。
【0012】フロントフード3は、上述したような形状
であるが、図1又は図2に示すように、その後方略中央
部には、切欠き部31が設けられている。この切欠き部
31は、例えばフロントガラス5清掃時にワイパーアー
ム22を起立させるためのもの等であり、ワイパーアー
ム22の回動範囲内において、ワイパー2がフロントフ
ード3から露出するように形成されている。切欠き部3
1の位置は、ワイパーシャフト21の位置に対応してい
る。図3に示すように、フロントフード3の切欠き部3
1に臨む縁部の内側には、凸部32が設けられている。
この凸部32は、図2に示すように2個所設けられてい
て、凸部32の側端部には図2又は図3に示すように、
クッション4がそれぞれ固着されている。このクッショ
ン4は、柔軟性のあるゴム系の材質である。
【0013】次に、上記説明した各部品相互の関係につ
いて図2及び図3を用いて説明する。ワイパーベース1
は、ワイパーシャフト21を貫通穴13(図4参照)に
貫通させた状態で、座面部11が車幅方向Wとなるよう
に車体に固定される。その取付けは、例えばねじやボル
トによる締結結合、凹凸形状による嵌合係止等により行
う。ワイパーベース1を取付けた後、ワイパーシャフト
21にワイパーアーム22を取付ける。なお、取付けた
ときに、フロントフード3とワイパーベース1との高さ
が同じでも違っていても構わない。
【0014】図3に示すように、ワイパーベース1の座
面部11はフロントフード3側に張出すように配置され
ているので、フロントフード3を組付けるときやフロン
トフード3を閉めるときには、図2又は図3に示すよう
に、フロントフード3とワイパーベース1の座面部11
(車体側)とが当接する。このため、フロントフード3
が閉まるときに車幅方向Wの両側からガイドし、車幅方
向Wに関する位置決めがなされる。したがって、組付け
作業性を向上させることができ、また、フロントフード
3が閉じている場合の見切り部7(図1参照)の寸法の
バラつきをおさえ、その分見切り部7を設計時に小さく
することができるので、外観性を向上させることができ
る。
【0015】このフロントフード3とワイパーベース1
との当接は、クッション4を介してなされるので、フロ
ントフード3を閉めたときの車幅方向Wのガタをなくす
ことができる。また、悪路走行時に車体がねじれること
に伴ってフロントフード3がゆがんだとしても、フロン
トフード3をワイパーベース1に対して適正な位置(姿
勢)に保持することができるので、フロントフード3等
の強度を下げて軽量化することができるとともに、フロ
ントフード3が閉まっている場合の見切り部7(図1参
照)の寸法のバラつきをおさえ、その分見切り部7を設
計時に小さくすることができるので、外観性を向上させ
ることができる。このように、本実施形態では、ワイパ
ーベース1にフロントフード3の位置決め機能を持た
せ、クッション4を両者間に挟持することによりフロン
トフード3の保持機能を持たせている。
【0016】また、図3に示すように、ワイパーベース
1のフランジ12はフロントフード3との隙間sを小さ
くするように形成されているので、この隙間sから内部
が見えないようにし、外観性を向上させることができ
る。また、例えば落ち葉や小石等が隙間sからエンジン
ルーム内に落下進入しないようにし、エンジンルーム内
の汚れ防止や故障の未然防止を行うことができる。ま
た、例えば走行時に車体下部から跳ね上がった泥等がこ
の隙間sを通ってフロントガラス5やフロントフード3
上にまで達しないようにするので、車体外面の汚れやキ
ズを防止することができる。
【0017】本実施形態では、クッション4をフロント
フード3側に固着しているが、ワイパーベース1側に固
着しても良い。また、本実施形態は、フロントフード3
に切欠き部31を設けているが、ワイパーアーム22自
体の構造によってはこの切欠き部31を設けなくても良
い場合がある。また、本実施形態では、フロントガラス
5のワイパー2に関するものであるが、リヤガラスのワ
イパー(図示省略)に関しても適用することができる。
また、本実施形態では、後開き方式であるが、前開き方
式でも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るワイパーベースの構造は、
ウインドーガラス用ワイパーの回動軸を貫通させて車体
に取付けたワイパーベースが、開閉自在なカバー部材の
閉時に該カバー部材の所定領域と当接して係合すること
を特徴とするので、カバー部材を閉めるのに伴って位置
決めを行うことができ、カバー部材組付け時の作業性を
向上させることができるとともに、見切り寸法を小さく
できることにより外観性を向上させることができる。
【0019】本発明に係るワイパーベースの構造は、ウ
インドーガラス用ワイパーの回動軸を貫通させて車体に
取付けたワイパーベースと、該ワイパーベースに対応す
る切欠き部を設けた開閉自在なカバー部材とを備えてな
り、上記カバー部材の閉時には上記ワイパーベースが上
記切欠き部に臨む縁部と当接して係合することを特徴と
するので、カバー部材を閉めるのに伴って位置決めを行
うことができ、カバー部材組付け時の作業性を向上させ
ることができるとともに、見切り寸法を小さくできるこ
とにより外観性を向上させることができる。
【0020】上記ワイパーベースの周縁部にフランジを
形成すると、切欠き部におけるカバー部材とワイパーベ
ースとの隙間を小さくすることができ、外観性を向上さ
せることができるとともに、例えば小石等がこの隙間を
通過するのを減少させるので、車内空間や車体外表面の
汚れ等を防止することができる。
【0021】上記ワイパーベースは座面部を有し、上記
カバー部材の閉時に該座面部と上記カバー部材との間で
挟持されるクッションを備えるように構成すると、カバ
ー部材の閉時におけるガタツキを防止し、適正な姿勢に
保持することができるので、カバー部材の強度見直しに
よる軽量化を達成でき、見切り寸法を小さくできること
により外観性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るワイパーベースの構
造をオープンカーのフロントワイパー回りに適用した状
態を示す斜視図である。
【図2】図1の矢印IIの矢視図である。
【図3】図2の線III−IIIによる断面図である。
【図4】図2のワイパーベースの斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイパーベース 11 座面部 12 フランジ 13 貫通穴 2 ワイパー 21 ワイパーシャフト 22 ワイパーアーム 3 フロントフード 31 切欠き部 32 凸部 4 クッション 5 フロントガラス 6 フェンダ 7 見切り部 8 フロントバンパー 9 前輪 W 車幅方向 s 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドーガラス用ワイパーの回動軸を
    貫通させて車体に取付けたワイパーベースが、開閉自在
    なカバー部材の閉時に該カバー部材の所定領域と当接し
    て係合することを特徴とするワイパーベースの構造。
  2. 【請求項2】 ウインドーガラス用ワイパーの回動軸を
    貫通させて車体に取付けたワイパーベースと、該ワイパ
    ーベースに対応する切欠き部を設けた開閉自在なカバー
    部材とを備えてなり、上記カバー部材の閉時には上記ワ
    イパーベースが上記切欠き部に臨む縁部と当接して係合
    することを特徴とするワイパーベースの構造。
  3. 【請求項3】 上記ワイパーベースの周縁部にフランジ
    を形成したことを特徴とする請求項2に記載のワイパー
    ベースの構造。
  4. 【請求項4】 上記ワイパーベースは座面部を有し、上
    記カバー部材の閉時に該座面部と上記カバー部材との間
    で挟持されるクッションを備えたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載のワイパーベースの構
    造。
JP24432999A 1999-08-31 1999-08-31 ワイパーベースの構造 Pending JP2001063631A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007049923A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-03 Korea Automotive Motor Corporation Coupling apparatus of wiper arm

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