JP2001063396A - シフトレバー装置の衝撃吸収機構 - Google Patents

シフトレバー装置の衝撃吸収機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレバーに対して軸方向から加わる衝撃
荷重を十分に吸収できるようにする。 【解決手段】 本発明に係るシフトレバー装置の衝撃吸
収機構は、自動車のインストルメントパネル部に取付け
られるシフトレバー装置の衝撃吸収機構において、イン
ストルメントパネル部に取付けられる支持板17と、シ
フトレバーを支持する部材であり、前記支持板に対して
前記シフトレバーの略軸方向に移動できるように、その
支持板と嵌合するブラケット12と、前記支持板17に
対するブラケット12の移動を妨げるとともに、シフト
レバーに対して軸方向から所定以上の衝撃荷重が加わっ
たときに、その支持板17に対するブラケット12の移
動を許容する緩衝材12w,12tとを有している。こ
のため、衝撃荷重が加わったときの支持板17に対する
シフトレバー及びブラケット12の移動量を十分大きく
設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のインス
トルメントパネル部に取付けられるシフトレバー装置の
衝撃吸収機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネル部に取
付けられるシフトレバー装置は、自動車の衝突時にシフ
トレバーのノブの部分が運転者の頭部に当たる可能性が
高い。このため、前記シフトレバー装置には衝突安全性
の観点から衝撃吸収機構が設けられている。従来、自動
車のシフトレバー装置における衝撃吸収機構として、例
えば特開平9−58288号公報に示されるものが知ら
れている。前記衝撃吸収機構は、図5(A)に示される
ように、シフトレバー101の要部を繊維強化樹脂製の
パイプ103によって構成し、そのパイプ103の両端
部を拡開させて衝撃吸収部としている。前記パイプ10
3の衝撃吸収部は拡径方向に強度が弱く、一定以上の荷
重が加わったときに亀裂が生じるように形成されてい
る。前記パイプ103の上側の衝撃吸収部にはシフトノ
ブ102の結合部材105が圧入されており、下側の衝
撃吸収部には揺動支持部材104が圧入されている。
【0003】このように構成された衝撃吸収機構によれ
ば、自動車の衝突時に、図5(B)に示されるように、
シフトレバー101の軸方向から衝撃荷重Fが加わる
と、揺動支持部材104と結合部材105とがパイプ1
03の衝撃吸収部内に押し込まれる。これによって、前
記パイプ103の上端部が拡径され、その上端部の軸方
向に亀裂Kが発生する。そして、シフトノブ102の下
面がパイプ103の上端面に当接するまで結合部材10
5がパイプ103に深く押し込まれる。このように、シ
フトノブ102の結合部材105がパイプ103内に押
し込まれる過程で、シフトレバー101に対して軸方向
から加わる衝撃エネルギーが吸収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た衝撃吸収機構によれば、パイプ103の衝撃吸収部に
亀裂Kを発生させてシフトノブ102の結合部材105
等をそのパイプ103に押し込み、衝撃荷重を吸収する
方式であるため、前記パイプ103に対するシフトノブ
102の結合部材105等の押し込み量Xを十分大きく
取ることは難しい。即ち、前記パイプ103に対する結
合部材105の押し込み深さに応じてその押し込み抵抗
が増大するため、仮に結合部材105を十分長くしても
その結合部材105の長さに応じて押し込み深さを大き
くすることはできない。このため、衝撃エネルギーを希
望通りに吸収することが難しいという問題がある。
【0005】本発明は、この問題に鑑みなされたもの
で、シフトレバーに対して軸方向から衝撃荷重が加わっ
たときのシフトレバーの軸方向の変位量を大きく取れる
ようにし、衝撃エネルギーを十分に吸収できるようにす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、請求項
1に記載された発明によって解決される。本発明による
と、シフトレバーを支持するブラケットは、そのシフト
レバーの略軸方向に移動できるように、インストルメン
トパネル部に取付けられる支持板と嵌合している。さら
に、前記ブラケットと支持板とは緩衝材によって結合さ
れており、シフトレバーに対して軸方向から所定以上の
衝撃荷重が加わったときに、その結合は解除される。即
ち、前記支持板に対してシフトレバー及びブラケットが
移動する際の抵抗は緩衝材の強度によって決まり、その
支持板に対するシフトレバー及びブラケットの移動量と
はほとんど無関係である。即ち、従来のように、シフト
レバー(シフトノブ)の移動量(押し込み量)に応じて
移動抵抗が増大することはない。したがって、前記支持
板に対するシフトレバー及びブラケットの移動量を大き
く設定することが可能になり、シフトレバーに対して軸
方向から加わる衝撃荷重を十分に吸収できるようにな
る。
【0007】上記した課題は、請求項2に記載された発
明によって解決される。本発明によると、複数の緩衝材
は支持板に対するブラケットの異なる移動位置で動作す
るため、前記支持板に対してシフトレバー及びブラケッ
トが移動する過程で衝撃荷重を段階的に吸収することが
できる。このため、衝撃荷重の吸収が効率的に行われ
る。
【0008】上記した課題は、請求項3に記載された発
明によって解決される。本発明によると、緩衝材はブラ
ケットの表面に形成された突起であるため、緩衝材とブ
ラケットとを一体成形できるようになり、衝撃吸収機構
のコスト低減を図ることができる。
【0009】上記した課題は、請求項4に記載された発
明によって解決される。本発明によると、支持板はイン
サート成形によりブラケット及び緩衝材と一体化される
ため、支持板とブラケット等とを組み立てる手間が掛か
らなくなり、衝撃吸収機構のさらなるコスト低減を図る
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1から図4に基づいて、
本発明の一の実施の形態に係るシフトレバー装置の衝撃
吸収機構の説明を行う。ここで、図1(A)は本実施の
形態に係る衝撃吸収機構を備えるシフトレバー装置のア
ッパーブラケットの側面図、図1(B),(C)は前記
衝撃吸収機構を構成する突起等の縦断面図、図2は前記
衝撃吸収機構を構成するリテーナの斜視図である。図4
は本実施の形態に係る衝撃吸収機構を備えるシフトレバ
ー装置の全体側面図である。前記シフトレバー装置10
は、自動車の運転室内より変速機(図示されていない)
の変速操作を行う装置であり、図4に示されるように、
自動車のボディのインストルメントパネル部2に取付け
られる。
【0011】前記シフトレバー装置10は、アッパーブ
ラケット12とロアブラケット14及びシフトレバー1
6を備えており、アッパーブラケット12とロアブラケ
ット14とがピボット13において連結されている。ま
た、前記シフトレバー16がピボット13の軸を中心に
回動して、シフト位置P、R、N、D、2間を移動でき
るようになっている。即ち、前記シフトレバー16はピ
ボット13の軸を介してアッパーブラケット12等に支
持されている。
【0012】前記ロアブラケット14の内部に位置する
シフトレバー16の端部にはケーブルエンドロッド16
eが設けられており、そのケーブルエンドロッド16e
に変速機の変速動作を行うケーブル(図示されていな
い)が接続されている。このため、シフトレバー16を
シフト位置P、R、N、D、2間で移動させると、その
シフトレバー16に連動してケーブルエンドロッド16
eがピボット13の軸を中心に円弧状に移動し、その移
動量がケーブルによって変速機に伝達されて変速動作が
行われる。
【0013】前記シフトレバー装置10を構成するアッ
パーブラケット12は略角形の箱体であり、その上部に
シフトレバー16が通されるシフト用の開口部(図示さ
れていない)が形成されている。また、アッパーブラケ
ット12の下部には衝撃吸収機構を構成する一対のリテ
ーナ17が固定されている。
【0014】前記リテーナ17はアッパーブラケット1
2を幅方向両側から挟んで支持する部材であり、シフト
レバー装置10をインストルメントパネル部2に取付け
る働きをする。図2に示されるように、前記リテーナ1
7は断面L字形に成形された板状部材であり、インスト
ルメントパネル部2に固定されるベース板部17xと、
アッパーブラケット12の外側面に面接触する支持板部
17cとから構成されている。前記リテーナ17の支持
板部17cは、両端部17tが高くなるように略U字形
に成形されている。また、その支持板部17cの中央部
には切欠き17kが設けられており、その切欠き17k
の下部に押圧部17pが形成されている。さらに、前記
リテーナ17のベース板部17xには所定位置にそのリ
テーナ17をインストルメントパネル部2に固定するボ
ルト用の孔17aが形成されている。
【0015】一方、前記アッパーブラケット12の外側
面にはそのアッパーブラケット12とリテーナ17とを
結合する一対の結合部12wが形成されている。前記結
合部12wは衝撃吸収機構の緩衝材となる部材であり、
図1に示されるように、リテーナ17の支持板部17c
の両端部17tと嵌合できるように溝状に成形されてい
る。
【0016】また、前記アッパーブラケット12の外側
面にはリテーナ17の押圧部17pと当接できる位置に
角形の突起12tが形成されている。前記突起12tは
同じく衝撃吸収機構の緩衝材となる部材であり、複数個
(本実施の形態では17個)がアッパーブラケット12
の上下方向に一列に配置されている。ここで、前記リテ
ーナ17が結合部12wによってアッパーブラケット1
2と結合している状態では、そのリテーナ17の押圧部
17pと最下部に位置する前記突起12tとは一定寸法
だけ離れている(図1(B)参照)。なお、前記突起1
2tの厚みは6mmに設定されており、突起12tと突起
12tの間隔は6mmに設定されている。
【0017】即ち、前記アッパーブラケット12と一対
のリテーナ17とは緩衝材である結合部12wのみによ
って結合されており、その結合部12wが破断される
と、アッパーブラケット12はリテーナ17の支持板部
17cに沿ってシフトレバー16の略軸方向に移動可能
となる。ここで、アッパーブラケット12及び結合部1
2wは樹脂製、リテーナ17は鉄製であり、そのアッパ
ーブラケット12等とリテーナ17とはインサート成形
により一体化される。なお、前記突起12tも結合部1
2wと同じ材質である。
【0018】前記アッパーブラケット12の結合部12
wの強度は所定値d以上の衝撃荷重Fを受けると破断す
る強度に設定されている。また、そのアッパーブラケッ
ト12の突起12tの強度は所定値e(e<d)以上の
衝撃荷重Fを受けると破断する強度に設定されている。
このため、図4に示されるように、前記シフトレバー1
6に対して軸方向から前記衝撃荷重Fが加わって、その
衝撃荷重Fとほぼ等しい反力がリテーナ17からアッパ
ーブラケット12の結合部12wに加えられると、その
結合部12wが破断する。これによって、リテーナ17
とアッパーブラケット12との結合が外れ、シフトレバ
ー16及びアッパーブラケット12等はそのシフトレバ
ー16の略軸方向(リテーナ17に対して押し込まれる
方向)に移動する。
【0019】次に、前記リテーナ17の押圧部17pが
アッパーブラケット12の最下部の突起12tに衝突
し、リテーナ17からの衝撃反力によってその突起12
tが破断される。そして、前記衝撃荷重Fが加わってい
る間、前記シフトレバー16及びアッパーブラケット1
2等はリテーナ17に対して押し込まれ、そのアッパー
ブラケット12の突起12tがリテーナ17の押圧部1
7pによって順番に破断される。このように、シフトレ
バー16及びアッパーブラケット12等がリテーナ17
に対して押し込まれる過程で、緩衝材である結合部12
w及び突起12tがそのリテーナ17によって破断され
ることにより、シフトレバー16に加わる衝撃エネルギ
ーが吸収される。即ち、前記リテーナ17が本発明に係
る衝撃吸収機構の支持板に相当する。
【0020】このように構成されたシフトレバー装置1
0の衝撃吸収機構によると、アッパーブラケット12等
とリテーナ17とはインサート成形により一体化されて
いる。このため、前記リテーナ17を自動車のボディの
インストルメントパネル部2にボルト止めすれば、シフ
トレバー装置10をそのインストルメントパネル部2に
堅固に取付けることができる。
【0021】また、自動車の衝突等により運転者がシフ
トレバー16のノブ16nに当たり、図4に示されるよ
うに、シフトレバー16の軸方向に衝撃荷重Fが加わる
と、前述のように、そのシフトレバー16を支持してい
るアッパーブラケット12等がリテーナ17に対して押
し込まれ、その衝撃荷重Fとほぼ等しい反力がリテーナ
17からアッパーブラケット12の結合部12wに加え
られる。
【0022】これによって、前記結合部12wが破断し
(図3(A)参照)、リテーナ17とアッパーブラケッ
ト12との結合が外れて、シフトレバー16及びアッパ
ーブラケット12等はそのシフトレバー16の略軸方向
(リテーナ17に対して押し込まれる方向)に移動す
る。次に、前記リテーナ17の押圧部17pがアッパー
ブラケット12の最下部の突起12tに衝突し、リテー
ナ17の押圧部17pによってその突起12tが破断さ
れる(図3(B)参照)。さらに、前記衝撃荷重Fによ
ってシフトレバー16及びアッパーブラケット12等が
リテーナ17に対して押し込まれる過程で、そのアッパ
ーブラケット12の突起12tがリテーナ17の押圧部
17pによって順番に破断される。このように、緩衝材
である結合部12w及び突起12tがそのリテーナ17
によって破断されることにより、シフトレバー16に加
わる衝撃エネルギーが吸収される。
【0023】図3(C)は、衝撃エネルギーが吸収され
る様子を表すグラフであり、横軸にストローク、即ち、
リテーナ17に対するアッパーブラケット12等の押し
込み量、縦軸に衝撃荷重Fを表している。グラフの最初
の山Iは、アッパーブラケット12の結合部12wが破
断されるときの荷重F1を表しており、二番目の山IIは
最下部の突起12tが破断されるときの荷重F2を表し
ている。同様に、三番目の山IIIは下から二番目の突起
12tが破断されるときの荷重F3を表している。この
ように、シフトレバー16及びアッパーブラケット12
等がリテーナ17に対して押し込まれる過程で、結合部
12w及び突起12tが順番に破断されて衝撃エネルギ
ーが吸収されるため、衝撃荷重Fが許容値dを超えるこ
とがなく、衝突時の運転者の安全が確保される。
【0024】このように本実施の形態によると、シフト
レバー16を支持するアッパーブラケット12は、その
シフトレバー16の略軸方向に移動できるように、リテ
ーナ17と嵌合している。さらに、前記アッパーブラケ
ット12とリテーナ17とは緩衝材である結合部12w
等によって結合されており、シフトレバー16に対して
軸方向から所定以上の衝撃荷重Fが加わったときに、そ
の結合は解除される。このため、前記リテーナ17に対
してシフトレバー16及びアッパーブラケット12等が
移動する際の抵抗は結合部12wと突起12tとの強度
によって決まり、そのリテーナ17に対するシフトレバ
ー16及びアッパーブラケット12等の移動量とはほと
んど無関係である。即ち、従来のように、シフトレバー
(シフトノブ)の移動量(押し込み量)に応じて移動抵
抗が増大することはない。したがって、前記リテーナ1
7に対するアッパーブラケット12等の移動量を大きく
設定しても両者17,12間に無理な力が加わることが
なく、前記移動量を十分大きく設定できる。このため、
シフトレバー16に対して軸方向から加わる衝撃荷重F
を十分に吸収可能となる。
【0025】また、緩衝材である各々の突起12tはリ
テーナ17に対するアッパーブラケット12の異なる移
動位置で順番に破断されるため、前記リテーナ17に対
してシフトレバー16及びアッパーブラケット12等が
移動する過程で衝撃荷重Fを段階的に吸収することがで
きる。このため、衝撃荷重Fの吸収が効率的に行われ
る。また、アッパーブラケット12の表面に形成された
突起12t等を緩衝材として使用するため、緩衝材とア
ッパーブラケット12とを一体成形できるようになり、
衝撃吸収機構のコスト低減を図ることができる。
【0026】また、リテーナ17はインサート成形によ
りアッパーブラケット12及び突起12t(緩衝材)と
一体化されるため、リテーナ17とアッパーブラケット
12等とを組み立てる手間が掛からなくなり、衝撃吸収
機構のさらなるコスト低減を図ることができる。なお、
本実施の形態に係る衝撃吸収機構では、アッパーブラケ
ット12の突起12t等を樹脂で成形し、リテーナ17
を鉄板で成形した例を示したが、特にこれに限定される
ことはなく、例えば、リテーナ17をアッパーブラケッ
ト12よりも強度の高い樹脂で成形することも可能であ
る。また、前記突起12tのサイズや間隔、及び数量は
衝撃荷重Fの許容値d,eに応じて適宜変更することが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、シフトレバーの軸方向
に衝撃荷重が加わる際のそのシフトレバー及びブラケッ
トの移動量を従来よりも十分大きく設定できるため、前
記衝撃荷重を十分に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る衝撃吸収機構を
備えるシフトレバー装置のアッパーブラケットの側面図
(A図)、前記衝撃吸収機構を構成する突起の縦断面図
(B図)及び結合部の縦断面図(C図)である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係るシフトレバー装
置の衝撃吸収機構を構成するリテーナの斜視図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係るシフトレバー装
置の衝撃吸収機構における衝撃吸収の様子を表す断面図
(A図,B図)、及びそのグラフ(C図)である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る衝撃吸収機構を
備えるシフトレバー装置の全体側面図である。
【図5】従来のシフトレバー装置における衝撃吸収機構
の縦断面図(A図)、衝撃荷重が加わったときの外形図
(B図)である。
【符号の説明】
2 インストルメントパネル部 12 アッパーブラケット(ブラケット) 12t 突起(緩衝材) 12w 結合部(緩衝材) 16 シフトレバー 16n ノブ 17 リテーナ(支持板)
フロントページの続き Fターム(参考) 3D040 AA01 AA12 AB01 AC21 AD05 AF08 3J066 AA01 AA23 BA03 BB04 BC01 BF11 BF14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のインストルメントパネル部に取
    付けられるシフトレバー装置の衝撃吸収機構において、 前記インストルメントパネル部に取付けられる支持板
    と、 シフトレバーを支持する部材であり、前記支持板に対し
    て前記シフトレバーの略軸方向に移動できるように、そ
    の支持板と嵌合するブラケットと、 前記支持板に対するブラケットの移動を妨げるととも
    に、シフトレバーに対して軸方向から所定以上の衝撃荷
    重が加わったときに、その支持板に対するブラケットの
    移動を許容する緩衝材と、を有することを特徴とするシ
    フトレバー装置の衝撃吸収機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたシフトレバー装置
    の衝撃吸収機構において、 前記緩衝材は複数設けられており、各々の緩衝材が前記
    支持板に対するブラケットの異なる移動位置で動作する
    ことを特徴とするシフトレバー装置の衝撃吸収機構。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたシフトレバー装置
    の衝撃吸収機構において、 前記緩衝材はブラケットの表面に形成された複数の突起
    であり、支持板を介して所定以上の衝撃荷重が加わると
    破断することを特徴とするシフトレバー装置の衝撃吸収
    機構。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたシフトレバー装置
    の衝撃吸収機構において、 前記支持板は、前記ブラケット及び緩衝材を成形する型
    内にインサートされて、そのブラケット及び緩衝材と一
    体化されることを特徴とするシフトレバー装置の衝撃吸
    収機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131030A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Hamana Parts Industry Co Ltd 車両用変速操作装置
DE102012211633B3 (de) * 2012-07-04 2013-09-05 Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh Wärmebehandelte Gleitlageroberfläche

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DE102012211633B3 (de) * 2012-07-04 2013-09-05 Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh Wärmebehandelte Gleitlageroberfläche

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