JP3696446B2 - シフトレバー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のインストルメントパネル部に取付けられるシフトレバー装置の衝撃吸収機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のインストルメントパネル部に取付けられるシフトレバー装置は、自動車の衝突時にシフトレバーのノブの部分が運転者の頭部に当たる可能性が高い。このため、前記シフトレバー装置には衝突安全性の観点から衝撃吸収機構が設けられている。
従来、自動車のシフトレバー装置における衝撃吸収機構として、例えば特開平9−58288号公報に示されるものが知られている。前記衝撃吸収機構は、図5(A)に示されるように、シフトレバー101の要部を繊維強化樹脂製のパイプ103によって構成し、そのパイプ103の両端部を拡開させて衝撃吸収部としている。前記パイプ103の衝撃吸収部は拡径方向に強度が弱く、一定以上の荷重が加わったときに亀裂が生じるように形成されている。
前記パイプ103の上側の衝撃吸収部にはシフトノブ102の結合部材105が圧入されており、下側の衝撃吸収部には揺動支持部材104が圧入されている。
【0003】
このように構成された衝撃吸収機構によれば、自動車の衝突時に、図5(B)に示されるように、シフトレバー101の軸方向から衝撃荷重Fが加わると、揺動支持部材104と結合部材105とがパイプ103の衝撃吸収部内に押し込まれる。これによって、前記パイプ103の上端部が拡径され、その上端部の軸方向に亀裂Kが発生する。そして、シフトノブ102の下面がパイプ103の上端面に当接するまで結合部材105がパイプ103に深く押し込まれる。このように、シフトノブ102の結合部材105がパイプ103内に押し込まれる過程で、シフトレバー101に対して軸方向から加わる衝撃エネルギーが吸収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した衝撃吸収機構によれば、パイプ103の衝撃吸収部に亀裂Kを発生させてシフトノブ102の結合部材105等をそのパイプ103に押し込み、衝撃荷重を吸収する方式であるため、前記パイプ103に対するシフトノブ102の結合部材105等の押し込み量Xを十分大きく取ることは難しい。即ち、前記パイプ103に対する結合部材105の押し込み深さに応じてその押し込み抵抗が増大するため、仮に結合部材105を十分長くしてもその結合部材105の長さに応じて押し込み深さを大きくすることはできない。このため、衝撃エネルギーを希望通りに吸収することが難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、この問題に鑑みなされたもので、シフトレバーに対して軸方向から衝撃荷重が加わったときのシフトレバーの軸方向の変位量を大きく取れるようにし、衝撃エネルギーを十分に吸収できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、自動車のシフトレバーを支持するブラケットと、自動車のインストルメントパネル部に取付けられるように構成されており、前記ブラケットが前記シフトレバーの略軸方向に移動可能なように、前記ブラケットの外側面に面接触した状態でそのブラケットを挟んで支持する一対の支持板とを有しており、前記支持板には、突状の両端部と、それらの端部の間に押圧部が形成されており、前記ブラケットの外側面には、そのブラケットが前記支持板に対して前記シフトレバーの略軸方向に移動する際に、前記支持板の押圧部と当接する位置に複数の突起が順番に並んで形成されており、さらに、前記ブラケットの外側面には、前記支持板の両端部と係合する結合部が形成されており、両者の係合により、前記ブラケットは前記支持板に対して相対移動不能に保持される構成であり、前記支持板が前記インストルメントパネル部に取付けられた状態で、前記シフトレバーに対して軸方向から所定以上の衝撃荷重が加わると、前記ブラケットの外側面の結合部が破断して、その結合部と前記支持板の両端部との係合が解除され、前記ブラケットが前記支持板及び前記インストルメントパネル部に対して前記シフトレバーの略軸方向に移動し、前記支持板の押圧部が前記ブラケットの外側面の突起に当接してそれらの突起を順番に破断させることで衝撃荷重が吸収される構成である。
【0007】
本発明によると、シフトレバーに対して軸方向から所定以上の衝撃荷重が加わったときに、ブラケットの外側面の結合部が破断して、前記ブラケットが支持板及びインストルメントパネル部に対して前記シフトレバーの略軸方向に移動する。即ち、ブラケットの外側面の結合部が破断することで先ず衝撃荷重の一部が吸収される。次に、支持板の押圧部が前記ブラケットの外側面の突起に当接してそれらの突起が順番に破断することで、衝撃荷重が段階的に吸収される。したがって、衝撃荷重の吸収が効率的に行われるようになる。また、ブラケットが支持板に対してシフトレバーの略軸方向に移動できるように構成されているため、支持板に対するブラケットの移動量を大きく設定することが可能となり、衝撃荷重を十分に吸収することができる。
【0008】
請求項2の発明によると、ブラケットの結合部と支持板の両端部とは、支持板をブラケット成形用の型内にインサートして、ブラケットを成形することにより、係合状態に保持される。このため、支持板とブラケット等とを組み立てる手間を省略でき、シフトレバー装置のコスト低減を図ることができる。
【0009】
請求項3の発明によると、ブラケットの結合部の強度は、そのブラケットの突起の強度よりも大きく設定されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図4に基づいて、本発明の一の実施の形態に係るシフトレバー装置の衝撃吸収機構の説明を行う。ここで、図1(A)は本実施の形態に係る衝撃吸収機構を備えるシフトレバー装置のアッパーブラケットの側面図、図1(B),(C)は前記衝撃吸収機構を構成する突起等の縦断面図、図2は前記衝撃吸収機構を構成するリテーナの斜視図である。図4は本実施の形態に係る衝撃吸収機構を備えるシフトレバー装置の全体側面図である。
前記シフトレバー装置10は、自動車の運転室内より変速機(図示されていない)の変速操作を行う装置であり、図4に示されるように、自動車のボディのインストルメントパネル部2に取付けられる。
【0011】
前記シフトレバー装置10は、アッパーブラケット12とロアブラケット14及びシフトレバー16を備えており、アッパーブラケット12とロアブラケット14とがピボット13において連結されている。また、前記シフトレバー16がピボット13の軸を中心に回動して、シフト位置P、R、N、D、2間を移動できるようになっている。即ち、前記シフトレバー16はピボット13の軸を介してアッパーブラケット12等に支持されている。
【0012】
前記ロアブラケット14の内部に位置するシフトレバー16の端部にはケーブルエンドロッド16eが設けられており、そのケーブルエンドロッド16eに変速機の変速動作を行うケーブル(図示されていない)が接続されている。
このため、シフトレバー16をシフト位置P、R、N、D、2間で移動させると、そのシフトレバー16に連動してケーブルエンドロッド16eがピボット13の軸を中心に円弧状に移動し、その移動量がケーブルによって変速機に伝達されて変速動作が行われる。
【0013】
前記シフトレバー装置10を構成するアッパーブラケット12は略角形の箱体であり、その上部にシフトレバー16が通されるシフト用の開口部(図示されていない)が形成されている。また、アッパーブラケット12の下部には衝撃吸収機構を構成する一対のリテーナ17が固定されている。
【0014】
前記リテーナ17はアッパーブラケット12を幅方向両側から挟んで支持する部材であり、シフトレバー装置10をインストルメントパネル部2に取付ける働きをする。図2に示されるように、前記リテーナ17は断面L字形に成形された板状部材であり、インストルメントパネル部2に固定されるベース板部17xと、アッパーブラケット12の外側面に面接触する支持板部17cとから構成されている。
前記リテーナ17の支持板部17cは、両端部17tが高くなるように略U字形に成形されている。また、その支持板部17cの中央部には切欠き17kが設けられており、その切欠き17kの下部に押圧部17pが形成されている。さらに、前記リテーナ17のベース板部17xには所定位置にそのリテーナ17をインストルメントパネル部2に固定するボルト用の孔17aが形成されている。
【0015】
一方、前記アッパーブラケット12の外側面にはそのアッパーブラケット12とリテーナ17とを結合する一対の結合部12wが形成されている。前記結合部12wは衝撃吸収機構の緩衝材となる部材であり、図1に示されるように、リテーナ17の支持板部17cの両端部17tと嵌合できるように溝状に成形されている。
【0016】
また、前記アッパーブラケット12の外側面にはリテーナ17の押圧部17pと当接できる位置に角形の突起12tが形成されている。前記突起12tは同じく衝撃吸収機構の緩衝材となる部材であり、複数個(本実施の形態では17個)がアッパーブラケット12の上下方向に一列に配置されている。ここで、前記リテーナ17が結合部12wによってアッパーブラケット12と結合している状態では、そのリテーナ17の押圧部17pと最下部に位置する前記突起12tとは一定寸法だけ離れている(図1(B)参照)。なお、前記突起12tの厚みは6mmに設定されており、突起12tと突起12tの間隔は6mmに設定されている。
【0017】
即ち、前記アッパーブラケット12と一対のリテーナ17とは緩衝材である結合部12wのみによって結合されており、その結合部12wが破断されると、アッパーブラケット12はリテーナ17の支持板部17cに沿ってシフトレバー16の略軸方向に移動可能となる。ここで、アッパーブラケット12及び結合部12wは樹脂製、リテーナ17は鉄製であり、そのアッパーブラケット12等とリテーナ17とはインサート成形により一体化される。なお、前記突起12tも結合部12wと同じ材質である。
【0018】
前記アッパーブラケット12の結合部12wの強度は所定値d以上の衝撃荷重Fを受けると破断する強度に設定されている。また、そのアッパーブラケット12の突起12tの強度は所定値e(e<d)以上の衝撃荷重Fを受けると破断する強度に設定されている。このため、図4に示されるように、前記シフトレバー16に対して軸方向から前記衝撃荷重Fが加わって、その衝撃荷重Fとほぼ等しい反力がリテーナ17からアッパーブラケット12の結合部12wに加えられると、その結合部12wが破断する。これによって、リテーナ17とアッパーブラケット12との結合が外れ、シフトレバー16及びアッパーブラケット12等はそのシフトレバー16の略軸方向(リテーナ17に対して押し込まれる方向)に移動する。
【0019】
次に、前記リテーナ17の押圧部17pがアッパーブラケット12の最下部の突起12tに衝突し、リテーナ17からの衝撃反力によってその突起12tが破断される。そして、前記衝撃荷重Fが加わっている間、前記シフトレバー16及びアッパーブラケット12等はリテーナ17に対して押し込まれ、そのアッパーブラケット12の突起12tがリテーナ17の押圧部17pによって順番に破断される。このように、シフトレバー16及びアッパーブラケット12等がリテーナ17に対して押し込まれる過程で、緩衝材である結合部12w及び突起12tがそのリテーナ17によって破断されることにより、シフトレバー16に加わる衝撃エネルギーが吸収される。
即ち、前記リテーナ17が本発明に係る衝撃吸収機構の支持板に相当する。
【0020】
このように構成されたシフトレバー装置10の衝撃吸収機構によると、アッパーブラケット12等とリテーナ17とはインサート成形により一体化されている。このため、前記リテーナ17を自動車のボディのインストルメントパネル部2にボルト止めすれば、シフトレバー装置10をそのインストルメントパネル部2に堅固に取付けることができる。
【0021】
また、自動車の衝突等により運転者がシフトレバー16のノブ16nに当たり、図4に示されるように、シフトレバー16の軸方向に衝撃荷重Fが加わると、前述のように、そのシフトレバー16を支持しているアッパーブラケット12等がリテーナ17に対して押し込まれ、その衝撃荷重Fとほぼ等しい反力がリテーナ17からアッパーブラケット12の結合部12wに加えられる。
【0022】
これによって、前記結合部12wが破断し(図3(A)参照)、リテーナ17とアッパーブラケット12との結合が外れて、シフトレバー16及びアッパーブラケット12等はそのシフトレバー16の略軸方向(リテーナ17に対して押し込まれる方向)に移動する。
次に、前記リテーナ17の押圧部17pがアッパーブラケット12の最下部の突起12tに衝突し、リテーナ17の押圧部17pによってその突起12tが破断される(図3(B)参照)。さらに、前記衝撃荷重Fによってシフトレバー16及びアッパーブラケット12等がリテーナ17に対して押し込まれる過程で、そのアッパーブラケット12の突起12tがリテーナ17の押圧部17pによって順番に破断される。このように、緩衝材である結合部12w及び突起12tがそのリテーナ17によって破断されることにより、シフトレバー16に加わる衝撃エネルギーが吸収される。
【0023】
図3(C)は、衝撃エネルギーが吸収される様子を表すグラフであり、横軸にストローク、即ち、リテーナ17に対するアッパーブラケット12等の押し込み量、縦軸に衝撃荷重Fを表している。グラフの最初の山Iは、アッパーブラケット12の結合部12wが破断されるときの荷重F1を表しており、二番目の山IIは最下部の突起12tが破断されるときの荷重F2を表している。同様に、三番目の山IIIは下から二番目の突起12tが破断されるときの荷重F3を表している。
このように、シフトレバー16及びアッパーブラケット12等がリテーナ17に対して押し込まれる過程で、結合部12w及び突起12tが順番に破断されて衝撃エネルギーが吸収されるため、衝撃荷重Fが許容値dを超えることがなく、衝突時の運転者の安全が確保される。
【0024】
このように本実施の形態によると、シフトレバー16を支持するアッパーブラケット12は、そのシフトレバー16の略軸方向に移動できるように、リテーナ17と嵌合している。さらに、前記アッパーブラケット12とリテーナ17とは緩衝材である結合部12w等によって結合されており、シフトレバー16に対して軸方向から所定以上の衝撃荷重Fが加わったときに、その結合は解除される。このため、前記リテーナ17に対してシフトレバー16及びアッパーブラケット12等が移動する際の抵抗は結合部12wと突起12tとの強度によって決まり、そのリテーナ17に対するシフトレバー16及びアッパーブラケット12等の移動量とはほとんど無関係である。即ち、従来のように、シフトレバー(シフトノブ)の移動量(押し込み量)に応じて移動抵抗が増大することはない。したがって、前記リテーナ17に対するアッパーブラケット12等の移動量を大きく設定しても両者17,12間に無理な力が加わることがなく、前記移動量を十分大きく設定できる。このため、シフトレバー16に対して軸方向から加わる衝撃荷重Fを十分に吸収可能となる。
【0025】
また、緩衝材である各々の突起12tはリテーナ17に対するアッパーブラケット12の異なる移動位置で順番に破断されるため、前記リテーナ17に対してシフトレバー16及びアッパーブラケット12等が移動する過程で衝撃荷重Fを段階的に吸収することができる。このため、衝撃荷重Fの吸収が効率的に行われる。
また、アッパーブラケット12の表面に形成された突起12t等を緩衝材として使用するため、緩衝材とアッパーブラケット12とを一体成形できるようになり、衝撃吸収機構のコスト低減を図ることができる。
【0026】
また、リテーナ17はインサート成形によりアッパーブラケット12及び突起12t(緩衝材)と一体化されるため、リテーナ17とアッパーブラケット12等とを組み立てる手間が掛からなくなり、衝撃吸収機構のさらなるコスト低減を図ることができる。
なお、本実施の形態に係る衝撃吸収機構では、アッパーブラケット12の突起12t等を樹脂で成形し、リテーナ17を鉄板で成形した例を示したが、特にこれに限定されることはなく、例えば、リテーナ17をアッパーブラケット12よりも強度の高い樹脂で成形することも可能である。また、前記突起12tのサイズや間隔、及び数量は衝撃荷重Fの許容値d,eに応じて適宜変更することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によると、シフトレバーの軸方向に衝撃荷重が加わる際のそのシフトレバー及びブラケットの移動量を従来よりも十分大きく設定できるため、前記衝撃荷重を十分に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る衝撃吸収機構を備えるシフトレバー装置のアッパーブラケットの側面図(A図)、前記衝撃吸収機構を構成する突起の縦断面図(B図)及び結合部の縦断面図(C図)である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係るシフトレバー装置の衝撃吸収機構を構成するリテーナの斜視図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係るシフトレバー装置の衝撃吸収機構における衝撃吸収の様子を表す断面図(A図,B図)、及びそのグラフ(C図)である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る衝撃吸収機構を備えるシフトレバー装置の全体側面図である。
【図5】従来のシフトレバー装置における衝撃吸収機構の縦断面図(A図)、衝撃荷重が加わったときの外形図(B図)である。
【符号の説明】
2 インストルメントパネル部
12 アッパーブラケット(ブラケット)
12t 突起(緩衝材)
12w 結合部(緩衝材)
16 シフトレバー
16n ノブ
17 リテーナ(支持板)
Claims (3)
- 自動車のシフトレバーを支持するブラケットと、
自動車のインストルメントパネル部に取付けられるように構成されており、前記ブラケットが前記シフトレバーの略軸方向に移動可能なように、前記ブラケットの外側面に面接触した状態でそのブラケットを挟んで支持する一対の支持板とを有しており、
前記支持板には、突状の両端部が形成されているとともに、それらの端部の間に押圧部が形成されており、
前記ブラケットの外側面には、そのブラケットが前記支持板に対して前記シフトレバーの略軸方向に移動する際に、前記支持板の押圧部と当接する位置に複数の突起が順番に並んで形成されており、
さらに、前記ブラケットの外側面には、前記支持板の両端部と係合する結合部が形成されており、両者の係合により、前記ブラケットは前記支持板に対して相対移動不能に保持される構成であり、
前記支持板が前記インストルメントパネル部に取付けられた状態で、前記シフトレバーに対して軸方向から所定以上の衝撃荷重が加わると、前記ブラケットの外側面の結合部が破断して、その結合部と前記支持板の両端部との係合が解除され、前記ブラケットが前記支持板及び前記インストルメントパネル部に対して前記シフトレバーの略軸方向に移動し、前記支持板の押圧部が前記ブラケットの外側面の突起に当接してそれらの突起を順番に破断させることで衝撃荷重が吸収される構成であることを特徴とするシフトレバー装置。 - 請求項1に記載のシフトレバー装置であって、
前記ブラケットの結合部と前記支持板の両端部とは、前記支持板をブラケット成形用の型内にインサートして、前記ブラケットを成形することにより、係合状態に保持されることを特徴とするシフトレバー装置。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載のシフトレバー装置であって、
前記ブラケットの結合部の強度は、そのブラケットの突起の強度よりも大きく設定されていることを特徴とするシフトレバー装置。
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