JP2006062635A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 衝撃荷重入力方向に対して略直交する方向に延びるように配置される樹脂製の板状リブと、
   該板状リブの両端にそれぞれの一端が連結されるとともにそれぞれの該一端から前記板状リブと直角方向へ遠ざかるに連れて互いに接近するように傾斜して配置され、衝撃荷重入力時に前記板状リブを引張変形させる一対の板状保持部と、
   を備えていることを特徴とする自動車用衝撃吸収部材。
2. 略平行に配置された二つの前記板状リブと、一方の前記板状リブの両端にそれぞれの一端が連結される一対の第１板状保持部と他方の前記板状リブの両端にそれぞれの一端が連結される一対の第２板状保持部とを有する筒状部材と、から構成されている請求項１に記載の自動車用衝撃吸収部材。
3. 前記筒状部材は、周方向において隣り合う各前記板状保持部の端部どうしを連結する四つの板状連結部を有する請求項２に記載の自動車用衝撃吸収部材。
4. 一つの前記板状リブと、前記板状リブの両端にそれぞれの一端が連結されて前記板状リブの一面側に配置される一対の第１板状保持部と前記板状リブの両端にそれぞれの一端が連結されて前記板状リブの他面側に配置される一対の第２板状保持部とを有する筒状部材と、から構成されている請求項１に記載の自動車用衝撃吸収部材。
5. 前記筒状部材は、一対の前記第１板状保持部の他端どうし及び一対の前記第２板状保持部の他端どうしを連結する二つの板状連結部を有する請求項４に記載の自動車用衝撃吸収部材。
6. 前記筒状部材は、一対の前記第１板状保持部の他端どうしの間又は一対の前記第２板状保持部の他端どうしの間に形成された軸方向に延びるスリットを有し、該スリットの両側にはそれぞれ取付固定部が設けられている請求項２〜５に記載の自動車用衝撃吸収部材。
7. 前記板状保持部は、曲げ弾性率が０．８Ｇｐａ以上の樹脂材料で形成されている請求項１〜６に記載の自動車用衝撃吸収部材。
8. 前記板状保持部の肉厚は、前記板状リブの肉厚よりも厚くされている請求項７に記載の自動車用衝撃吸収部材。
9. 前記筒状部材の肉厚は、前記板状リブの肉厚よりも厚くされている請求項８に記載の自動車用衝撃吸収部材。
10. 前記板状保持部の肉厚は、中央部が両端部よりも厚くされている請求項７〜９に記載の自動車用衝撃吸収部材。
11. 前記板状保持部は、曲げ弾性率が３０Ｇｐａ以上の金属材料で形成されている請求項１〜６に記載の自動車用衝撃吸収部材。
12. 歩行者保護用としてバンパビームの前面又は後面に取付けられている請求項１〜１１に記載の自動車用衝撃吸収部材。
13. 乗員保護用としてルーフサイド又はピラーに取付けられている請求項１〜１１に記載の自動車用衝撃吸収部材。