JP2001060993A - 電話端末装置および通信方法 - Google Patents

電話端末装置および通信方法

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JP2001060993A JP11236848A JP23684899A JP2001060993A JP 2001060993 A JP2001060993 A JP 2001060993A JP 11236848 A JP11236848 A JP 11236848A JP 23684899 A JP23684899 A JP 23684899A JP 2001060993 A JP2001060993 A JP 2001060993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手側の電話端末装置と通話している際に背
景楽音を聞きながら通話できるようにする。 【解決手段】 RAM32から読み出された楽曲データ
に基づいて、シーケンサ33がVoice RAM35から読み
出した音色パラメータを音源部34に設定すると共に、
音源パラメータを設定して音源部34において楽音信号
を再生する。再生された楽音信号は、通信部で復調され
音声処理部14で復号された受話信号とミキサ38でミ
キシングされてBGMとしてスピーカ22から聴くこと
ができる。また、再生された楽音信号は、音声処理部1
4においてミキサ44で送話信号とミキシングされてB
GMとしてコーダ46で符号化された後、通信部13で
変調されて送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車電話機や携
帯電話機等に適用して好適な電話端末装置および通信方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログセルラーシステムやデジタルセ
ルラーシステムとして知られているPDC(Personal D
igital Cellular telecommunication system)等の携帯
電話システムや、簡易型携帯電話システム(PHS:Pe
rsonal Handyphone System)において、ユーザが携帯し
ている電話端末装置に着信があった際には、着信をユー
ザに報知するために着信音が放音される。この着信音と
しては、従来ビープ音が放音されていたが、ビープ音が
耳障りな音であることからビープ音に変わりメロディ音
を着信音とすることが最近行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯可能な
電話端末装置等においては、着信時にはメロディ音が放
音されるものの、相手側の電話端末装置と通話している
際には、相手の声しか聞くことができず会話が弾まなか
ったり、ぎごちない会話となり易いものであった。そこ
で、本発明は、相手側の電話端末装置と通話している際
に背景楽音を聞きながら通話できるようにした電話端末
装置および通信方法を提供することを目的としている。
また、本発明は、背景楽音を生成する手段を用いて、着
信音や保留音を出力することのできる電話端末装置を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電話端末装置は、送信信号を符号化する符
号化手段と、受信信号を復号する復号化手段とを備える
音声処理手段と、前記符号化手段の出力信号を送信する
と共に、前記復号化手段へ受信信号を供給する通信手段
と、楽曲データを再生して楽音信号を発生させる楽曲再
生手段とを備え、通話信号に背景楽音を合成するように
設定された際に、前記楽曲再生手段で再生された楽音信
号が、前記復号化手段から出力される受話信号に合成さ
れると共に、該楽音信号が前記送信信号に合成されて前
記符号化手段へ供給されることにより、前記通信手段か
ら送信されるようにしている。また、上記本発明の電話
端末装置において、着信側の電話番号情報に応じて選択
された楽曲が前記楽曲再生手段で再生されるようにして
もよい。
【0005】さらに、上記本発明の電話端末装置におい
て、前記通話信号に背景楽音を合成する設定が、発信側
が優先とされているようにしてもよい。さらにまた、上
記本発明の電話端末装置において、前記楽曲再生手段で
再生された楽音信号が着信時に放音されるよう設定され
た際には、着信音として選択された楽曲が着信時に前記
楽曲再生手段で再生されて放音されるようにしてもよ
い。さらにまた、上記本発明の電話端末装置において、
前記楽曲再生手段で再生された楽音信号が保留音として
設定された際には、保留音として選択された楽曲が前記
楽曲再生手段で再生されて、再生された楽音信号が放音
されると共に、該楽音信号が前記送信信号に合成されて
前記符号化手段へ供給されることにより、前記通信手段
から送信されるようにしてもよい。さらにまた、楽曲デ
ータを記憶する記憶手段をさらに備え、該記憶手段に外
部から楽曲データがダウンロード可能とされていてもよ
い。
【0006】前記目的を達成することのできる本発明の
通信方法は、電話端末装置において、通話信号に背景楽
音を合成するように設定された際に、楽曲再生手段で再
生された楽音信号が、復号化手段から出力される受話信
号に合成されて出力されると共に、該楽音信号が送話信
号に合成されて符号化された後に、通信手段から相手側
電話端末装置へ送信されるようにされ、相手側電話端末
装置では、通信手段において受信された前記楽音信号が
合成された送話信号を復号化手段で復号することによ
り、背景楽音が合成された受話信号を出力するようにし
たものである。
【0007】このような本発明によれば、通話信号に背
景楽音を合成するように設定された際に、楽曲再生手段
で再生された楽音信号が受話信号に合成されて放音され
ると共に、楽音信号が通信手段から相手側に送信される
ようにしたので、発信側および着信側において背景楽音
を聴きながら通話を行うことができるようになる。この
ため、和む会話を行うことが可能となったり、会話の内
容に応じて背景楽音を選択することにより、会話の雰囲
気作りができるようになる。また、背景楽音を再生する
楽曲再生手段を利用して、着信音や保留音を生成して出
力することができ、楽曲再生手段を共用して使用するこ
とができる。さらに、楽曲再生手段が再生する楽曲を、
背景楽音、着信音、保留音で共通に使用することができ
る。さらに、楽曲データを記憶する記憶手段を設けてお
き、この記憶手段に外部のパソコンや、ネットワークを
介して楽曲データをダウンロード可能とすることによ
り、種々の楽曲の背景楽音、着信音、保留音を再生する
ことを可能とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電話端末装置を携帯電話
機に適用した実施の形態の構成例を図1に示す。図1に
おいて、携帯電話機1は、一般にリトラクタブルとされ
たアンテナ1aを備え、アンテナ1aは変調・復調機能
を有する通信部13に接続されている。システム用の中
央処理装置(Central Processing Unit:CPU)10
は、電話機能プログラムを実行することにより携帯電話
機1の各部の動作を制御するシステム制御部であり、動
作時の経過時間を示したり、特定の時間間隔でタイマ割
込を発生するタイマを備えている。また、システムCP
U10は楽曲再生処理を補助する処理も行うようにされ
ている。システムRAM11は一般電話網等に設けられ
たダウンロードセンターや外部機器20からダウンロー
ドされた楽曲データの格納エリアや、ユーザ設定データ
格納エリア、および、システムCPU10のワークエリ
ア等が設定されるRAM(Random Access Memory)であ
る。システムROM12はシステムCPU10が実行す
る送信や着信の各種電話機能プログラムや楽曲再生処理
を補助する処理等のプログラムや、プリセットされた楽
曲データ等の各種データが格納されているROM(Read
Only Memory)である。
【0009】また、通信部13は、アンテナ1aで受信
された信号の復調を行うと共に、送信する信号を変調し
てアンテナ1aから送信している。通信部13で復調さ
れた受話信号は、コーダ/デコーダを備える音声処理部
14において復号され、マイク21から入力された送話
用の音声信号は音声処理部14において圧縮符号化され
る。音声処理部14は、送話用の音声信号を高能率圧縮
符号化/復号化しており、例えばCELP(Code Excit
ed LPC )系やADPCM(適応差分PCM符号化)方
式のコーダ/デコーダを備えている。楽曲再生部15
は、音声処理部14からの受話信号を受話用スピーカ2
2から放音する際に、楽曲データを再生して着信音/保
留音やBGMとして出力している。なお、着信音は着信
用スピーカ23から放音され、BGM/保留音は受話信
号とミキシングされて受話用スピーカ22から放音され
る。
【0010】また、楽曲再生部15が楽曲データを再生
している際に、内部に設けられた楽曲データの記憶手段
に所定量の空きエリアが生じた場合は、楽曲再生部15
は転送要求信号(Req)をシステムCPU10に与
え、システムCPU10はシステムRAM11あるいは
システムROM12に記憶されている楽曲データの続き
を読み出して楽曲再生部15に転送している。インタフ
ェース(I/F)16は、パーソナルコンピュータ等の
外部機器20から楽曲データ等をダウンロードするため
のインタフェースである。入力部17は携帯電話機1に
備えられた「0」〜「9」の数値キーおよびコードキー
からなるテンキーやジョグダイヤル等から構成される入
力手段である。表示部18は電話機能のメニューや、テ
ンキーやジョグダイヤル等のボタンの操作に応じた表示
がされる表示器である。バイブレータ19は、着信時に
着信音に代えて携帯電話機1の本体を振動させることに
より、着信をユーザに知らせるバイブレータである。な
お、各機能ブロックはバス24を介してデータや命令の
授受を行っている。
【0011】次に、図1に示す楽曲再生部15および音
声処理部14の詳細な構成例を図2に示す。まず、楽曲
再生部15の説明を行う。図示する楽曲再生部15にお
いて、インタフェース30はバス24を介して各種デー
タを授受するインタフェースであり、楽曲データの初期
設定の際には、音色データを除く楽曲データが書込/読
出コントローラ(R/Wコントローラ)31の制御の基
で楽曲データ記憶部(RAM)32の空きエリアに記憶さ
れる。また、楽曲データ中の音色データは音色データ記
憶部(Voice RAM)36に供給されて記憶される。音色
データ記憶部(Voice RAM)36は、インタフェース3
0から供給された音色データを記憶する記憶手段であ
り、例えば8音色分の音色データを記憶できる記憶容量
を有している。また、楽曲データの初期設定の際にシー
ケンサ33が楽曲データを解釈してパート毎に指定され
た音色ナンバを音色データ記憶部(Voice RAM)36に
印加し、音色ナンバに対応する音色パラメータを音色デ
ータ記憶部(Voice RAM)36から読み出して音源部3
4に設定している。
【0012】楽曲再生がスタートされるとR/Wコント
ローラ31は、シーケンサ33からの読出要求信号(R
eq)に応じて、楽曲データ記憶部(RAM)32から
順次楽曲データを読み出してシーケンサ33に供給す
る。楽曲データ記憶部(RAM)32の記憶容量は一曲
分の楽曲データを記憶するに必要な記憶容量より小さく
されており、例えば32ワード分の楽曲データを格納で
きる記憶容量とされている。シーケンサ33は、R/W
コントローラ31から順次楽曲データを受け取り、楽曲
データを解釈してその発音タイミングで発音されるよう
に楽曲データに対応する音源パラメータを音源部34に
設定している。音源パラメータとしては、ピッチデー
タ、ノートオン/オフ信号等とされる。
【0013】音源部34は、例えば4パートの楽音信号
を同時に発音することができ、各パートの楽音信号の音
色は音色データ記憶部(Voice RAM)34から読み出さ
れた音色に設定されており、この音色に従うと共にシー
ケンサ33から設定された音源パラメータに基づいた楽
音信号を各パート毎に生成している。生成された4パー
ト分の楽音信号は、所定の再生タイミング毎にディジタ
ルアナログ変換器(DAC)35に供給されて、アナロ
グの楽音信号に変換される。
【0014】そして、楽曲データ記憶部(RAM)32
からの楽曲データの読み出しが進んで楽曲データ記憶部
(RAM)32に所定量の空きエリアが発生した際に
は、R/Wコントローラ31は転送要求信号(Req)
をインタフェース30を介してバス24に送出する。こ
の転送要求信号(Req)は、システムCPU10が受
け取り続く楽曲データを所定データ分、例えば空きエリ
アに対応する16ワード分の楽曲データをシステムRA
M11等から読み出してバス24に送出する。この楽曲
データは、インタフェース30を介してR/Wコントロ
ーラ31の制御の基で、楽曲データ記憶部(RAM)3
2の空きエリアに書き込まれるようになる。このような
動作が繰り返されることにより、楽曲データ記憶部(R
AM)32の記憶容量が一曲分の楽曲データを記憶する
に必要な記憶容量より小さくされていても楽曲全体を再
生することができるようになる。
【0015】この再生された楽音信号が着信音として放
音される場合は、係数乗算器40の係数が「1」とされ
て着信用スピーカ23から放音される。また、再生され
た楽音信号がBGMとされる場合は、係数乗算器37の
係数が、例えば「0.5」とされてミキサ38において
係数が、例えば「0.5」とされた係数乗算器50の出
力とミキシングされて受話用スピーカ22から出力され
る。係数乗算器50からは、音声処理部14によりデコ
ードされた受話信号が出力される。さらにまた、音源部
34から出力される楽音信号が送信用BGM信号として
音声処理部14に供給される。さらに、再生された楽音
信号が保留音とされる場合は、係数乗算器37の係数
が、「1」とされてミキサ38を介して受話用スピーカ
22から出力される。保留音とされる場合は、係数乗算
器50の係数が「0」とされて音声処理部14によりデ
コードされた受話信号は出力されないようにされてい
る。さらにまた、音源部34から出力される楽音信号が
送信用保留音信号として音声処理部14に供給される。
まお、保留音を、受話用スピーカ22から出力されない
よう、係数乗算器37の係数を「0」としてもよい。
【0016】次に、音声処理部14の説明を行う。図2
に示す音声処理部14において、マイク21から入力さ
れた送話用の音声信号は、アナログディジタル変換器
(ADC)42においてディジタル信号に変換され係数
乗算器43を介してミキサ44に供給される。ミキサ4
4には楽曲再生部15で再生された楽音信号が係数乗算
器45を介して供給されている。ミキサ44の出力は、
例えばCELP(Code Excited LPC )系のコーダ46
により高能率圧縮符号化されて通信部13に供給され
て、アンテナ1aから送信されるようになる。また、通
信部13において復調された受話信号は、例えばCEL
P(Code Excited LPC )系のデコーダ48により高能
率圧縮符号化された受話データが復号され、さらに、デ
ィジタルアナログ変換器DAC49でアナログの受話信
号に変換されて楽曲再生部15に供給される。
【0017】なお、楽曲再生部15で再生された楽音信
号がBGMとされる場合は、係数乗算器43および係数
乗算器45の係数が、例えば「0.5」とされてミキサ
44においてADC42から出力された受話信号と、楽
曲再生部15から供給された送信用BGM信号とミキシ
ングされて、コーダ46,通信部13を介して相手側の
携帯電話機に送信されるようになる。また、楽曲再生部
15で再生された楽音信号が保留音とされる場合は、係
数乗算器43の係数が「0」、係数乗算器45の係数が
「1」とされてミキサ44からは楽曲再生部15から供
給された送信用保留音信号のみが出力される。ミキサ4
4の出力は、コーダ46,通信部13を介して相手側の
携帯電話機に送信されるようになる。
【0018】次に、図2に示す楽曲再生部15および音
声処理部14において楽曲データを再生する動作を説明
する。楽曲データが再生されるのは着信音として再生す
る場合、BGMとして再生する場合、保留音として再生
する場合である。いずれの場合においても楽曲データの
初期設定が行われた後に楽曲再生がスタートされるよう
になる。着信音、BGMおよび保留音として再生する場
合には、初期設定される楽曲データは任意に選択された
り相手先の電話番号情報から選択される。以下の説明で
は、選択された楽曲データがシステムRAM11あるい
はシステムROM12に格納されていたとして説明す
る。図1に示す携帯電話機1において、選択された楽曲
データがシステムRAM11あるいはシステムROM1
2から読み出され、バス24を介して楽曲再生部15に
送られる。楽曲データのデータ構成の一例を図4に示
す。図4に示すように、楽曲データの先頭はヘッダとさ
れ、ヘッダに続いて楽曲データを再生するに必要な音色
データとされている。この音色データは多くても8音色
分とされる。音色データに続いて再生するテンポを決定
するテンポデータとされ、次いで、各パートの音色を設
定する音色割当データとされ、続いて一曲分の音符デー
タや休符データで構成されている。
【0019】インタフェース30を介して取り込まれた
楽曲データ中の音色データは、音色データ記憶部(Voic
e RAM)36に書き込まれる。この音色データは、波形
パラメータ、エンベロープパラメータ、変調パラメー
タ、エフェクトパラメータ、その他のパラメータからな
り、それぞれのパラメータは各音色に特有のパラメータ
とされている。各音色データにおける波形パラメータ
は、音色に対応する楽音波形を指示しており、例えば音
源部34が波形テーブルを有するPCM音源とされてい
た場合は、波形テーブルの何れかの波形を指示するパラ
メータとされ、音源部34がFM音源とされていた場合
は、FM演算のアルゴリズムを指示するパラメータとさ
れる。エンベロープパラメータは、アタックレート,デ
ィケイレート,サスティンレベル,リリースレート等の
パラメータであり、変調パラメータはビブラートやトレ
モロの深さや速さのパラメータであり、エフェクトパラ
メータはリバーブ、コーラス、バリエーション等のパラ
メータである。
【0020】また、インタフェース30を介して取り込
まれた音色データを除く楽曲データは、R/Wコントロ
ーラ31により楽曲データ記憶部(RAM)32に記憶さ
れる。この場合、楽曲データ記憶部(RAM)32には楽
曲データの先頭の例えば32ワード分の楽曲データが記
憶される。そして、シーケンサ33からの読出要求信号
(Req)に応じてR/Wコントローラ31が楽曲デー
タ記憶部(RAM)32から読み出したテンポデータをシ
ーケンサ33が取り込んでテンポを設定する。さらに、
シーケンサ33は取り込んだ音色割当データで指定され
た音色パラメータを音色データ記憶部(Voice RAM)3
6から読み出して、音源部34に設定している。この際
の音色の読み出しは、シーケンサ33がパート毎に指定
された音色ナンバを音色データ記憶手段36に供給する
ことにより、音源部34に各パートの音色パラメータを
設定するようにしている。なお、音色データ記憶部(Vo
ice RAM)36には、選択された楽曲データを構成して
いる音色データが転送されて書き込まれるので、当該楽
曲データを再生する際に必要な音色データは全て音色デ
ータ記憶部(Voice RAM)36に記憶されているように
なる。
【0021】選択された楽曲が再生される際に、シーケ
ンサ33からの読出要求信号(Req)に応じて楽曲デ
ータ記憶部(RAM)32から音符データと休符データが
読み出されるが、1ワードの音符データは、オクターブ
コードとノートコード、音符データが属するパートナン
バと、次の音符または休符までの時間長であるインター
バルと、発音長の情報から構成される。また、1ワード
の休符データは、休符の種類を示す休符データと、休符
データが属するパートナンバと、次の音符または休符ま
での時間長であるインターバルとから構成される。そし
て、シーケンサ33が楽音を再生する際には、楽曲デー
タ記憶部(RAM)32から音符データおよび休符データ
が順次読み出されるようになり、音符データが解釈され
てその発音タイミングで発音されるように当該音符デー
タに対応する音源パラメータが音源部34に設定され
る。このようにして順次音符データに対応する楽音が音
源部34で生成されて出力されるようになる。
【0022】このようにして楽曲データの再生が進んで
いくと、読み出された分だけ楽曲データ記憶部(RAM)
32には空きエリアが発生するようになる。楽曲データ
記憶部(RAM)32には楽曲データの先頭の32ワード
分しか書き込まれていないため、発生した空きエリアに
続く次の楽曲データを書き込むようにすれば、データ量
が多くされる楽曲データとされていても繰り返し楽曲デ
ータ記憶部(RAM)32に順次続く楽曲データを書き込
むことにより一曲分の楽曲データを書き込んで再生する
ことができるようになる。R/Wコントローラ31が出
力する転送要求信号(Req)は、所定量のワード分の
空きエリアが楽曲データ記憶部(RAM)32に発生した
時に発生され、楽曲データ記憶部(RAM)32に続く楽
曲データを書き込むようにする転送要求信号(Req)
である。この転送要求信号(Req)を受けてシステム
CPU10がシステムRAM11あるいはシステムRO
M12から続く楽曲データを空きエリア分読み出して楽
曲再生部15に送出している。楽曲再生部15のR/W
コントローラ31は、この楽曲データを受けて楽曲デー
タ記憶部(RAM)32の空きエリアに記憶させる。
【0023】この場合、転送要求信号(Req)が発生
される所定量の空きエリアの大きさは任意に設定するこ
とができるが、空きエリアを0ワードに近く設定すると
発生頻度が増加するが、書込ワード数が少なくなるため
システムCPU10の処理は軽い処理とすることができ
る。一方、空きエリアを32ワードに近く設定すると、
割込頻度は少なくなるが書込ワード数が多くなるためシ
ステムCPU10の処理は重くなる。従って、システム
CPU10の処理速度に応じて転送要求信号(Req)
を発生させる空きエリアの大きさを設定するのが好適で
ある。
【0024】なお、シーケンサ33は音符データを解釈
してテンポ情報とインターバル情報に基づくタイミング
で、音源部34にピッチデータ、ノートオン信号、およ
びパート指定情報からなる音源パラメータを設定する。
音源部34は、音源レジスタに設定されたこれらの音源
パラメータおよび指定されたパートに設定されている音
色パラメータに基づく楽音を生成する。そして、この音
符データの発音長が経過したタイミングにおいてシーケ
ンサ33は当該楽音をキーオフするノートオフ信号を音
源部34に設定する。これにより音源部34は、当該楽
音の消音処理を行う。このような処理が楽曲データを楽
曲データ記憶部(RAM)32から読み出す毎に実行され
ることにより、音源部34から再生された楽音信号がD
AC35へ出力されていくようになる。
【0025】ところで、各パートには再生される際に音
色割当データに従って割り当てられた音色に設定されて
いるが、楽曲データ中に各パート用の音色割当データを
挿入しておくと、再生中にこの音色割当データがシーケ
ンサ33にて解釈された際に、シーケンサ33はその音
色割当データで指定された音色ナンバを音色データ記憶
部(Voice RAM)36に供給する。この場合、音色デー
タ記憶部(Voice RAM)36にはパート数より多い8音
色分の音色データが書き込まれており、各パートの音色
を8音色分の音色データの何れかに設定することができ
る。すなわち、音色ナンバに対応する音色パラメータが
音色データ記憶部(Voice RAM)36から読み出され
て、音源部34における音色割当データで指示されたパ
ート用の音源レジスタに設定される。これにより、音源
部34で再生される当該パートの楽音の音色が再生中に
変更されるようになる。このように、楽曲データ中に各
パート用の音色割当データを挿入しておくことにより、
再生中に各パートの音色を変更することができるように
なる。また、音色データ記憶部(Voice RAM)36に記
憶する8音色分の音色データを、ユーザがシステムRA
M11に記憶されている音色データから選択して音色デ
ータ記憶部(Voice RAM)36に転送するようにしても
よい。この際に、システムRAM11には一般電話網等
に接続されているダウンロードセンターや外部機器20
から種々の音色データがダウンロードされている。
【0026】ここで、携帯電話機1に着信があった際
に、楽曲再生部15で楽曲が着信音として再生されるよ
うに設定されていた場合は、携帯電話機1に着信があっ
た際に、上記した楽曲を再生する処理がスタートされ
る。そして、再生された楽音は、係数が「1」とされた
係数乗算器40を介して着信用スピーカ23から着信音
として放音される。この際には、係数乗算器37の係数
は「0」に設定されている。なお、着信音として再生さ
れる楽曲は、相手側の電話機に対応する楽曲や音色とす
ることができる。具体的には、相手側の電話機の電話番
号毎に楽曲ナンバと音色ナンバとを設定した着信音楽曲
テーブルをシステムRAM11に用意しておく。そし
て、着信信号と共に通知された相手側の電話番号から、
着信音楽曲テーブルを参照して該当する音色データを含
む楽曲データを楽曲再生部15に送るようにする。これ
により、相手側の電話機に対応する楽曲や音色の楽音を
着信メロディとして楽曲再生部15において再生するこ
とができるようになる。従って、着信音スピーカ23か
ら放音された着信メロディを聴くことにより相手を認識
することができるようになる。
【0027】また、携帯電話機1が保留された際に、楽
曲再生部15で楽曲が保留音として再生されるように設
定されていた場合は、携帯電話機1が保留された際に、
上記した楽曲を再生する処理がスタートされる。そし
て、再生された楽音は、係数が「1」とされた係数乗算
器37を介してミキサ38に供給される。このミキサ3
8には、音声処理部14から受話信号が供給されている
が、この際には係数乗算器50の係数が「0」とされ
て、ミキサ38には楽音のみが供給される。このため、
ミキサ38からは楽音のみが出力され、この出力が保留
音として受話用スピーカ22から放音されるようにな
る。さらに、この場合は係数乗算器40の係数は「0」
に設定されている。同時に、相手側の電話機に保留音を
送信するために音源部34から出力される楽音信号が、
音声処理部14に供給される。次いで、係数が「1」と
された係数乗算器45を介してミキサ44に供給され、
ミキサ44から出力された楽音信号はコーダ46により
高能率圧縮符号化されて通信部13を介して送信される
ようになる。この際には、係数乗算器43の係数は
「0」に設定され、ミキサ44には楽音信号のみが供給
される。
【0028】なお、保留音として再生される楽曲は、相
手側の電話機に対応する楽曲や音色とすることができ
る。具体的には、相手側の電話機の電話番号毎に楽曲ナ
ンバと音色ナンバとを設定した保留音楽曲テーブルをシ
ステムRAM11に用意しておく。そして、保留した際
には発信信号または着信信号と共に通知された相手側の
電話番号から、保留音楽曲テーブルを参照して該当する
音色データを含む楽曲データを楽曲再生部15に送るよ
うにする。これにより、相手側の電話機に対応する楽曲
や音色の楽音を保留音として楽曲再生部15において再
生することができるようになる。なお、保留音楽曲テー
ブルと着信音楽曲テーブルとを共通としてもよい。
【0029】また、携帯電話機1が通話中のBGMとし
て、楽曲再生部15で楽曲が再生されるように設定され
ていた場合は、携帯電話機1が相手の電話機と接続され
た際に、上記した楽曲を再生する処理がスタートされ
る。そして、再生された楽音は、係数が「0.5」とさ
れた係数乗算器37を介してミキサ38に供給される。
このミキサ38には、音声処理部14から受話信号が、
係数が「0.5」とされた係数乗算器50を介して供給
されており、ミキサ38において楽音と受話信号とがミ
キシングされて受話用スピーカ22から放音される。こ
の際には、係数乗算器40の係数は「0」に設定されて
いる。同時に、相手側の電話機にBGMを送信するため
に音源部34から出力される楽音信号が、音声処理部1
4に供給される。次いで、係数が「0.5」とされた係
数乗算器45を介してミキサ44に供給されるが、ミキ
サ44には係数が「0.5」に設定された係数乗算器4
3を介してマイク21から入力された送話信号が供給さ
れている。ミキサ44においてミキシングされた楽音信
号と送話信号は、コーダ46により高能率圧縮符号化さ
れ、通信部13を介して送信されるようになる。
【0030】なお、携帯電話機1が発信側であった場合
にBGMを付加する設定を行っていた場合は、相手側の
電話機と接続された際に「BGM有り」の情報を送り、
相手側の電話機においてこの「BGM有り」の情報を利
用して以下の処理を行う。すなわち、発信側を優先する
場合には、その情報に従って着信側でBGMが設定され
ていてもその設定を無視するようにする。また、着信側
を優先する場合には、着信側でBGMを付加する設定に
従って、発信側に「BGM有り」の情報を送り、発信側
のBGMを付加する設定を無視させるようにする。この
場合には、着信側で設定されたBGMが流れるようにな
る。この際に、着信側でBGMを付加する設定がなされ
ていない場合は、発信側のBGMの設定に従ったBGM
が流れるようになる。
【0031】BGMとして再生される楽曲は任意に設定
することができるが、相手側の電話機に対応する楽曲や
音色とすることができる。具体的には、相手側の電話機
の電話番号毎に楽曲ナンバと音色ナンバとを設定したB
GM楽曲テーブルをシステムRAM11に用意してお
く。そして、BGMを付加する設定がされた際には発信
信号または着信信号と共に通知された相手側の電話番号
あるいは発信した相手側の電話番号から、BGM楽曲テ
ーブルを参照して該当する楽曲データを楽曲再生部15
に送ると共に、該当する音色データを楽曲再生部15に
送るようにする。これにより、相手側の電話機に対応す
る楽曲や音色の楽音をBGMとして楽曲再生部15にお
いて再生することができるようになる。なお、BGM楽
曲テーブルと、保留音楽曲テーブルあるいは着信音楽曲
テーブルのいずれか一方と共通としても、あるいは全て
共通のテーブルとしてもよい。
【0032】次に、相手側の電話機が保留されて保留音
が送信された際の説明を行う。通信部13により復調さ
れた保留音は、音声処理部14のデコーダ48により復
号され、さらにDAC49においてアナログの保留音に
変換される。この保留音は楽曲再生部15に供給され、
係数が「1」とされた係数乗算器50を介してミキサ3
8に供給される。このミキサ38には、DAC35から
楽音信号が供給されるが、この際には楽音信号の再生が
行われていても係数乗算器37の係数が「0」とされ
て、ミキサ38には保留音のみが供給される。このた
め、ミキサ38からは保留音のみが出力され、受話用ス
ピーカ22から放音されるようになる。
【0033】また、相手側の電話機からBGMがミキシ
ングされた通話信号が送信された際の説明を行う。通信
部13により復調されたBGMがミキシングされた通話
信号は、音声処理部14のデコーダ48により復号さ
れ、さらにDAC49においてアナログの受話信号に変
換される。このBGMがミキシングされた受話信号は楽
曲再生部15に供給され、係数が「1」とされた係数乗
算器50を介してミキサ38に供給される。このミキサ
38には、DAC35から楽音信号が供給されるが、B
GMがミキシングされた通話信号が受信される際には、
予め「BGM有り」の情報が受信されて楽音信号の再生
にかかわらず係数乗算器37の係数が「0」とされて、
ミキサ38にはBGMがミキシングされた通話信号のみ
が供給される。このため、ミキサ38からはBGMがミ
キシングされた通話信号のみが出力され、受話用スピー
カ22から聞こえるようになる。なお、本発明の通信方
法は、前述した携帯電話機1の構成とされた電話端末装
置間においてBGMを付加する設定を行っていた場合に
実行される通信方法である。
【0034】ところで、本発明の電話端末装置には外部
から楽曲データをダウンロードすることができるように
されている。この一例として本発明の電話端末装置を図
1に示す携帯電話機1に適用した際に、携帯電話機1に
楽曲データをダウンロードする概念図を図3に示す。一
般に携帯電話機におけるセルラーシステムは、小ゾーン
方式が採用されてサービスエリア内に多数の無線ゾーン
が配置されている。この各々の無線ゾーンを管理するの
がそれぞれの無線ゾーンに設けられた基地局であり、移
動局である携帯電話機が一般電話機と通話する際には、
携帯電話機が属する無線ゾーンを管理している基地局を
介して移動交換局に接続され、移動交換局から一般電話
網に接続されるようになる。これにより、携帯電話機
は、各無線ゾーンを管理する基地局と無線回線を介して
接続されることにより他の電話機と通話を行うことがで
きるようになる。また、他の無線ゾーンに属する携帯電
話機と通話する際には、携帯電話機が属する無線ゾーン
を管理している基地局を介して移動交換局に接続され、
移動交換局から相手側の携帯電話機が属する基地局を介
して他の携帯電話機と通話を行うことができるようにな
る。
【0035】このようなセルラーシステムの例が図3に
示されており、携帯電話機1,101は基地局A(2
a)〜基地局D(2d)のうちの基地局C(2c)が管
理する無線ゾーン内に属している場合が示されている。
携帯電話機1,101と基地局2cとは無線回線により
接続されており、通話を行う際や位置登録を行う際の上
り信号は基地局2cで受信されて処理される。基地局2
a〜基地局2dはそれぞれ異なる無線ゾーンを管理して
いるが、その無線ゾーンの周縁は相互に重なるようにな
っていてもよい。基地局2a〜基地局2dは多重化回線
を介して移動交換局3に接続され、さらに、複数の移動
交換局3は関門交換局4で集線されて一般電話交換局5
aに接続される。複数設けられた関門交換局4は相互に
中継伝送路で接続されている。一般電話交換局5a,5
b,5c・・・は各地域毎に設置されており、一般電話
交換局5a,5b,5c・・・間も中継伝送路で相互に
接続されている。一般電話交換局5a,5b,5c・・
・の各々には、多数の一般電話が接続されており、例え
ば、一般電話交換局5bにはダウンロードセンター6が
接続されている。
【0036】ダウンロードセンター6には随時新曲が追
加されて多数の楽曲データが蓄積されており、本発明に
おいては、一般電話網に接続されているダウンロードセ
ンター6から、例えば携帯電話機1,101に楽曲デー
タをダウンロードすることができるようにされている。
ここで、携帯電話機1が楽曲データをダウンロードする
際には、携帯電話機1はダウンロードセンター6の電話
番号を発信する。これにより、携帯電話機1−基地局2
c−移動交換局3−関門交換局4−一般電話交換局5a
−一般電話交換局5b−ダウンロードセンター6の経路
で、ダウンロードセンター6と携帯電話機1とが接続さ
れる。次いで、携帯電話機1は表示部18に表示される
ガイダンスに従ってテンキーやジョグダイヤル等を操作
すれば、所望の曲名の楽曲データをダウンロードするこ
とができる。この場合の、楽曲データには音色データが
含まれている。
【0037】次に、本発明にかかる携帯電話機1におけ
るシステムCPU10が実行する発信処理のフローチャ
ートを図5に示す。表示部18で確認しながら相手先の
電話番号を入力部17のテンキー等を操作して設定し、
発信ボタンを操作する(ステップS1)と、発信先の電
話番号がシステムRAM11に記憶されると共に、通信
部13から自機の電話番号情報を付加した発信信号がア
ンテナ1aを介して送信される。この送信信号は携帯電
話機1が属する基地局2cが受信し移動交換局3に送
る。移動交換局3は、相手先の電話番号から相手先に接
続するための一般電話交換局や基地局を決定してその経
路へ向けて発信信号を送る。この結果、相手先の電話機
に着信信号が送られるようになり、相手先の電話機から
着信音が放音されるようになる。ステップS2では相手
先の電話機の着信ボタンが操作され(オフフック)回線
が接続されたか否かを判定しており、オフフックしない
場合はステップS8に分岐して通話終了ボタンを操作し
たが否かが判定される。通話終了ボタンを操作しない場
合は、ステップS2に戻り、回線接続されたか否かが判
定されるため、通話終了ボタンが操作されない限りステ
ップS2およびステップS8の処理が回線接続されるま
で繰り返し実行される。
【0038】ここで、相手先の電話機の着信ボタンが操
作されて回線が接続されると、ステップS2にてYES
と判定されてステップS3に進み、相手先がダウンロー
ドセンターか否かが判定される。相手先がダウンロード
センターと判定されると、ステップS4にてダウンロー
ドセンターからの選曲ガイダンスが表示部18に表示さ
れ、ガイダンスに従って歌手別リストやジャンル別リス
トを用いて選曲処理が実行される。次いで、ステップS
5にて選曲処理で選曲された楽曲データがダウンロード
センター6から転送されて、システムRAM11にダウ
ンロードされる。この楽曲データは、前述した図4に示
すように先頭はヘッダとされ、ヘッダに続いて楽曲デー
タを再生するに必要な音色データとされている。この音
色データは多くても8音色分とされる。音色データに続
いて再生するテンポを決定するテンポデータとされ、次
いで、各パートの音色を設定する音色割当データとさ
れ、続いて一曲分の音符データや休符データで構成され
ている。
【0039】ダウンロード処理が終了すると、ステップ
S6にて回線が切断されて発信処理は終了する。また、
ステップS3にて相手先がダウンロードセンターではな
いと判定された場合は、ステップS7に分岐して後述す
る通話中処理が行われ、通話が終了するとステップS6
にて回線が切断されて発信処理は終了する。さらに、ス
テップS8にて通話終了ボタンが操作されたと判定され
た場合にも、ステップS6にて回線が切断されて発信処
理は終了する。
【0040】次に、本発明にかかる携帯電話機1におけ
るシステムCPU10で実行される着信処理のフローチ
ャートを図6に示す。着信処理は着信信号を受信した際
に開始され、ステップS10にて着信があったことが検
出されると共に、発信元から通知された電話番号情報が
RAM11に記憶される着信の処理が実行される。次い
で、ステップS11にて着信音として楽曲再生部15で
再生された楽音を着信音として放音する着信メロディの
設定がオンされているか否かが判定される。ここで、着
信メロディがオンと設定されていると判定されると、ス
テップS12に進んで着信メロディ用の楽曲データの初
期設定処理が実行される。この初期設定処理では、着信
音として設定されている楽曲データがシステムRAM1
1あるいはシステムROM12から読み出されて楽曲再
生部15に供給され、楽曲再生部15では楽曲データ中
の音色データを音色データ記憶部(Voice RAM)36に
記憶し、音色割当データをシーケンサ33が解釈して、
各パート毎の音色パラメータを音色データ記憶部(Voic
e RAM)36から読み出して音源部34に設定すると共
に、テンポデータがシーケンサ33に設定される。ただ
し、発信側から通知された電話番号情報から着信音楽曲
テーブルを参照して着信音用の楽曲データを選択して初
期設定するようにしてもよい。
【0041】この初期設定処理が終了すると、ステップ
S13にて着信メロディの再生がスタートされて、シー
ケンサ33により与えられた音源パラメータに基づく各
パートの楽音が着信音として音源部34で再生されて再
生された楽音が着信用スピーカ23から放音されるよう
になる。また、ステップS11にて着信メロディがオン
とされていないと判定されると、ステップS14に進ん
でビープ音等の標準の着信音が音源部34で再生されて
着信用スピーカ23から放音される標準着信通知処理が
実行される。なお、標準着信通知処理では着信音に代え
てバイブレータ19を振動させるようにしてもよい。上
記したステップS13およびステップS14の処理が実
行されて着信音が放音された後、着信ボタンが操作され
るとステップS15にて回線が接続されたと判定されて
ステップS16に進む。このステップS15の処理は着
信ボタンが操作されるまで繰り返し行われ、この際には
着信音は鳴音され続けている。そして、ステップS16
では着信音として放音されている着信メロディあるいは
標準着信音がストップ処理が行われる。具体的には、楽
曲再生部15における再生が停止されると共に、係数乗
算器40の係数が「0」とされる。次いで、ステップS
17にて着信側における通話中処理が行われ、通話が終
了すると、ステップS18にて回線が切断されて着信処
理が終了する。
【0042】次に、発信処理におけるステップS7ある
いは着信処理のステップS17で実行される通話中処理
のフローチャートを図7を参照しながら説明する。ただ
し、BGMの設定は発信側が優先とされている。通話中
処理が開始されると、ステップS21にてBGMを再生
する際に発信番号に対応して楽曲データおよび音色デー
タが設定されているBGM楽曲テーブルを参照するよう
設定されているか否かが判定される。ここでBGM楽曲
テーブルを参照するよう設定されていると判定された場
合は、ステップS22に進んで発信側か否かが判定され
る。発信側の場合は、ステップS22にてYESと判定
されてステップS23に進み、発信した際の相手側の電
話番号からBGM楽曲テーブルを参照して選択されたB
GM用楽曲データの初期設定処理が行われる。この初期
設定処理では、BGM楽曲テーブルを参照して選択され
た楽曲データがシステムRAM11あるいはシステムR
OM12から読み出されて楽曲再生部15に供給され、
楽曲再生部15では楽曲データ中の音色データを音色デ
ータ記憶部(Voice RAM)36に記憶し、音色割当デー
タをシーケンサ33が解釈して、各パート毎の音色パラ
メータを音色データ記憶部(Voice RAM)36から読み
出して音源部34に設定すると共に、テンポデータがシ
ーケンサ33に設定される。
【0043】この初期設定処理が終了すると、ステップ
S24にて上記選択されたBGM用の楽曲データの再生
がスタートされて、楽曲データ記憶部(RAM)32か
ら読み出されたBGM用楽曲データに基づいてシーケン
サ33により与えられた音源パラメータと設定された音
色パラメータとに基づく各パートの楽音信号が音源部3
4で再生される。再生されたBGM用楽音信号は、受話
信号とミキシングされて受話用スピーカ22から放音さ
れると共に、送話信号とミキシングされて着信側の電話
機に向けて送信される。次いで、ステップS26に進
む。なお、ステップS22にて発信側でないと判定され
た場合は、ステップS25に分岐して発信側である相手
側においてBGMを付加することが設定されているか否
かが判定される。この判定は、回線接続後に発信側から
通知される「BGM有り」の情報が受信された際にYE
Sと判定され、ステップS26に進む。また、「BGM
有り」の情報が受信されない場合は、ステップS23に
分岐して上記したBGM楽曲データ初期設定処理、およ
びBGM再生スタート処理(ステップS24)が着信側
で実行される。この場合は、発信側でBGMの設定がさ
れていないと共に、着信側においてBGM楽曲テーブル
を参照するように設定されている場合であるから、着信
側においてBGM楽曲テーブルを参照して選択されたB
GM用楽音信号が再生され、受話信号とミキシングされ
て受話用スピーカ22から放音されると共に、送話信号
とミキシングされて発信側の電話機に向けて送信される
ようになる。さらに、ステップS21にてBGM楽曲テ
ーブルを参照するように設定されていないと判定される
と、ステップS22ないしステップS25がスキップさ
れてステップS26に進む。
【0044】ステップS26ないしステップS28の処
理は通話中にBGMの設定を行う処理であり、着信側で
あった場合は発信側でBGMを付加する設定がなされて
おらず、かつ、入力部17として設けられているテンキ
ーやジョグダイヤルを操作してBGMの設定が選択され
た際に、ステップS26にてYESと判定されてステッ
プS27に進む。また、発信側であった場合は入力部1
7として設けられているテンキーやジョグダイヤルを操
作してBGMの設定が選択された際に、ステップS26
にてYESと判定されてステップS27に進む。ステッ
プS27では、テンキーやジョグダイヤルで選択された
BGM用の楽曲データの初期設定処理が行われる。この
初期設定処理では、BGMとして選択された楽曲データ
がシステムRAM11あるいはシステムROM12から
読み出されて楽曲再生部15に供給され、楽曲再生部1
5では楽曲データ中の音色データを音色データ記憶部
(Voice RAM)36に記憶し、音色割当データをシーケ
ンサ33が解釈して、各パート毎の音色パラメータを音
色データ記憶部(Voice RAM)36から読み出して音源
部34に設定すると共に、テンポデータがシーケンサ3
3に設定される。この初期設定処理が終了すると、ステ
ップS28にてBGM用の楽曲データの再生がスタート
されて、楽曲データ記憶部(RAM)32から読み出さ
れたBGM用楽曲データに基づいてシーケンサ33によ
り与えられた音源パラメータと音色パラメータとに基づ
く各パートの楽音信号が音源部34で再生される。再生
されたBGM用楽音信号は、受話信号とミキシングされ
て受話用スピーカ22から放音されると共に、送話信号
とミキシングされて相手側の電話機に向けて送信され
る。これにより、通話中にBGMとして再生したい楽曲
を任意に選択したり変更したりすることができるように
なる。
【0045】発信側においてBGMの設定が行われてい
るか、あるいはBGMの設定が選択されていないとステ
ップS26にて判定された場合、および、ステップS2
8の処理が終了した場合はステップS29に進み、BG
Mが設定されていた際にBGMをストップする操作が行
われたか否かが判定される。ここで、テンキーやジョグ
ダイヤルを操作して設定されているBGMをストップす
る操作を行ったと判定された場合は、ステップS30に
て楽曲再生部15におけるBGM用の楽曲データの再生
を停止させる。ステップS30の処理が終了した場合、
および、ステップS29にてBGMをストップする操作
が行われていないと判定された場合は、ステップS31
に進む。ステップS31ないしステップS35の処理は
保留処理であり、保留ボタンを操作した場合はステップ
S31にて保留されたと判定されてステップS32に進
み、予め保留音として選択されている保留音用の楽曲デ
ータの初期設定処理が行われる。ただし、発信側から通
知された電話番号情報から保留音楽曲テーブルを参照し
て保留音用の楽曲データを選択するようにしてもよい。
【0046】この初期設定処理では、保留音として選択
された楽曲データがシステムRAM11あるいはシステ
ムROM12から読み出されて楽曲再生部15に供給さ
れ、楽曲再生部15では楽曲データ中の音色データを音
色データ記憶部(Voice RAM)36に記憶し、音色割当
データをシーケンサ33が解釈して、各パート毎の音色
パラメータを音色データ記憶部(Voice RAM)36から
読み出して音源部34に設定すると共に、テンポデータ
がシーケンサ33に設定される。この初期設定処理が終
了すると、ステップS33にて保留音用の楽曲データの
再生がスタートされて、楽曲データ記憶部(RAM)3
2から読み出された保留音用の楽曲データに基づいてシ
ーケンサ33により与えられた音源パラメータに基づく
各パートの楽音信号が音源部34で再生される。再生さ
れた保留音用楽音信号は、受話用スピーカ22から放音
されると共に、発信側の電話機に向けて送信される。
【0047】ステップS33の保留音再生スタート処理
が終了すると、ステップS34に進んで、保留を解除す
るボタンが操作されるまで待機され、当該ボタンが操作
されたと判定された場合は、ステップS35に進んで楽
曲再生部15における保留音用の楽曲データの再生を停
止させる。ステップS35の処理が終了した場合、およ
び、ステップS31にて保留ボタンを操作していないと
判定された場合はステップS36に進む。ステップS3
6では通話終了ボタンが操作されたか否かが判定され、
通話終了ボタンが操作されたと判定された場合は、ステ
ップS37に進んでBGMの再生が行われている場合
は、楽曲再生部15におけるBGM用の楽曲データの再
生を停止させ、発信処理のステップS7あるいは着信処
理のステップS18にリターンして回線が切断されるよ
うになる。また、ステップS36にて通話終了ボタンが
操作されていないと判断された場合は、通話終了ボタン
が操作されるまでステップS26ないしステップS35
の処理が繰り返し行われるようになる。
【0048】次に、本発明にかかる携帯電話機1におけ
るシステムCPU10で実行される楽曲設定処理のフロ
ーチャートを図8に示す。入力部17であるテンキーや
ジョグダイヤルを操作して楽曲設定モードとすると、楽
曲設定処理が開始されステップS41にて着信音として
楽曲再生部15で再生した楽音信号を着信メロディとし
て放音するか否かを設定することができる。ここで、オ
ンと設定すると着信処理のステップS11にて着信メロ
ディがオンと判定されるようになる。ステップS41の
処理が終了すると、ステップS42に進んで着信メロデ
ィの楽曲の楽曲ナンバと音色ナンバの設定を行うことが
できる。この楽曲ナンバと音色ナンバは、システムRA
M11やシステムROM12に格納されている中から任
意に選択することができる。この設定処理において設定
された楽曲ナンバと音色ナンバに対応する楽曲データが
着信処理のステップS12にて楽曲再生部15に初期設
定されるようになる。
【0049】次いで、ステップS43にて保留音として
再生する楽曲の楽曲ナンバと音色ナンバとを任意に設定
することができる。この楽曲ナンバと音色ナンバは、シ
ステムRAM11やシステムROM12に格納されてい
る中から任意に選択することができる。この設定処理に
おいて設定された楽曲ナンバと音色ナンバに対応する楽
曲データが通話中処理のステップS32にて楽曲再生部
15に初期設定されるようになる。続いて、ステップS
44にてBGM楽曲テーブルを参照して発信番号に対応
してBGMの楽曲ナンバと音色ナンバとを選択するか否
かを設定する設定処理を行うことができる。ここで、オ
ンと設定すると通話中処理のステップS21にて発信番
号対応BGMオンと判定されるようになる。さらに、ス
テップS45にて発信番号に対応する楽曲ナンバと音色
ナンバとを任意に設定することができる。この楽曲ナン
バと音色ナンバは、システムRAM11やシステムRO
M12に格納されている中から任意に選択することがで
きる。
【0050】このステップS45において設定された発
信番号対応の楽曲ナンバと音色ナンバからなるテーブル
は、図9に示すように発信番号(No)と、その名前
と、割り当てられた楽曲ナンバと、音色ナンバとから構
成される。図9に示す楽曲テーブルは、BGM楽曲テー
ブルの例であるが、着信音楽曲テーブル、保留音楽曲テ
ーブルを個別に設定するようにしてもよい。これらの楽
曲テーブルは、それぞれ個別のテーブルとして設定する
ことができるが、1つのテーブルだけ設定して共通の楽
曲テーブルとして使用するようにしてもよい。さらに、
ステップS46にてテンキーやジョグダイヤルにそれぞ
れ楽曲ナンバおよび音色ナンバを割り当てることができ
る。テンキーの例を図10に示すが、ダイヤル用テンキ
ー17aの「0」〜「9」の数値キーやコードキー
「*」「#」にそれぞれ楽曲ナンバおよび音色ナンバを
割り当てることができる。ここで設定された楽曲ナンバ
および音色ナンバは、通話中処理のステップS26にお
いてテンキーのいずれかを操作した際に、そのキーに割
り当てられた楽曲ナンバおよび音色ナンバが設定される
ようになる。
【0051】次に、所定量のワード分の空きエリアが楽
曲データ記憶部(RAM)32に発生した際にR/Wコン
トローラ31から発生される転送要求信号(Req)に
基づいて、システムCPU10が実行する楽曲データ転
送リクエスト処理のフローチャートを図11に示す。転
送要求信号(Req)が発生されると、システムCPU
10が転送要求信号(Req)を受けてポインタの示す
アドレスを起点として空きエリアに対応する所定量のワ
ード分の続く楽曲データをシステムRAM11(システ
ムROM12)から読み出して楽曲再生部15に転送す
る(ステップS51)。転送された楽曲データを受けて
R/Wコントローラ31は、転送された所定量のワード
分の続く楽曲データを楽曲データ記憶部(RAM)32に
書き込むようにする。次いで、ステップS52にてポイ
ンタが転送されたワード分進んだアドレスに更新され、
楽曲データ転送リクエスト処理は終了する。次に、転送
要求信号(Req)が発生すると、更新されたポインタ
に基づいて上記した転送処理が繰り返し行われるように
なる。
【0052】なお、楽曲データ記憶部(RAM)31の記
憶容量は32ワード分の楽曲データを記憶できる容量と
したが、これに限るものではなくシステムRAM11よ
り大幅に少ない記憶容量とされていればよい。さらに、
音色データ記憶部(Voice RAM)36は8音色分の音色
データを記憶できる記憶容量としたが、これに限るもの
ではなく少なくとも発音パート数以上の音色数を記憶で
きる記憶容量であれば、システムRAM11より大幅に
少ない記憶容量でよい。さらにまた、本発明の楽曲再生
装置における音源部34の音源方式としては、FM音源
方式、波形メモリ音源(PCM音源)方式、物理モデル
音源方式等とすることができ、音源の構成としてはDS
P等を用いたハードウェア音源でも、音源プログラムを
実行させるソフトウェア音源でもよい。さらにまた、楽
曲データは図4に示すフォーマットとしたが、本発明は
これに限るものではなく、時間情報を付加したMIDI
形態やSMF(Standard MIDIFile)形式の楽曲データ
として転送するようにしてもよい。さらにまた、BGM
を受話信号にミキシングする際の係数乗算器37,50
の係数、および、BGMを送話信号にミキシングする際
の係数乗算器43,45の係数をそれぞれ「0.5」と
したが、これに限ることはなく任意の係数とすることが
できる。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、通話信号
にBGM(背景楽音)を合成するように設定された際
に、楽曲再生手段で再生された楽音信号と受話信号とが
ミキシングされて放音されると共に、送話信号と楽音信
号とがミキシングされて通信手段を介し相手側に送信さ
れるようにしたので、発信側および着信側において背景
楽音を聴きながら通話を行うことができるようになる。
このため、和む会話を行うことが可能となったり、会話
の内容に応じて背景楽音を選択すれば、会話の雰囲気作
りができるようになる。また、背景楽音を再生する楽曲
再生手段を利用して、着信音や保留音を生成して出力す
ることができ、楽曲再生手段を共用して使用することが
できる。さらに、楽曲再生手段が再生する楽曲を、背景
楽音、着信音、保留音で共通に使用することができる。
さらに、楽曲データを記憶する記憶手段を設けておき、
この記憶手段に外部のパソコンや、ネットワークを介し
て楽曲データをダウンロード可能とすることにより、種
々の楽曲の背景楽音、着信音、保留音を再生することを
可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電話端末装置を携帯電話機に適用し
た実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】 本発明の電話端末装置の実施の形態における
楽曲再生部および音声処理部の構成例を示す図である。
【図3】 本発明の電話端末装置を携帯電話機に適用し
た際に、携帯電話機に楽曲データをダウンロードする概
念図を示す図である。
【図4】 本発明の電話端末装置の実施の形態における
楽曲データのデータ構成例を示す図である。
【図5】 本発明の電話端末装置が適用される携帯電話
機における発信処理のフローチャートである。
【図6】 本発明の電話端末装置が適用される携帯電話
機における着信処理のフローチャートである。
【図7】 本発明の電話端末装置が適用される携帯電話
機における発信処理および着信処理で実行される通話中
処理のフローチャートである。
【図8】 本発明の電話端末装置が適用される携帯電話
機における楽曲設定処理のフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態における発信番号に対応
するBGM楽曲テーブルの一例を示す図である。
【図10】 本発明の電話端末装置が適用される携帯電
話機におけるテンキーに割り当てられる楽曲ナンバおよ
び音色ナンバを説明するための図である。
【図11】 本発明の電話端末装置が適用される携帯電
話機における楽曲データ再生処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 携帯電話機、1a アンテナ、2a〜2d 基地
局、3 移動交換局、4関門交換局、5a,5b,5c
一般電話交換局、6 ダウンロードセンター、10
システムCPU、11 システムRAM、12 システ
ムROM、13通信部、14 音声処理部、15 楽曲
再生部、16 インタフェース、17入力部、17a
ダイヤル用テンキー、18 表示部、19 バイブレー
タ、20 外部機器、21 マイク、22 受話用スピ
ーカ、23 着信音スピーカ、24 バス、30 イン
タフェース、31 R/Wコントローラ、32 楽曲デ
ータ記憶部、33 シーケンサ、34 音源部、35
DAC、36 音色データ記憶部、37 係数乗算器、
38 ミキサ、40 係数乗算器、42 ADC、43
係数乗算器、44 ミキサ、45 係数乗算器、46
コーダ、48デコーダ、50 係数乗算器、101
携帯電話機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を符号化する符号化手段と、受
    信信号を復号する復号化手段とを備える音声処理手段
    と、 前記符号化手段の出力信号を送信すると共に、前記復号
    化手段へ受信信号を供給する通信手段と、 楽曲データを再生して楽音信号を発生させる楽曲再生手
    段とを備え、 通話信号に背景楽音を合成するように設定された際に、
    前記楽曲再生手段で再生された楽音信号が、前記復号化
    手段から出力される受話信号に合成されると共に、該楽
    音信号が前記送信信号に合成されて前記符号化手段へ供
    給されることにより、前記通信手段から送信されるよう
    にしたことを特徴とする電話端末装置。
  2. 【請求項2】 着信側の電話番号情報に応じて選択され
    た楽曲が前記楽曲再生手段で再生されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電話端末装置。
  3. 【請求項3】 前記通話信号に背景楽音を合成する設定
    が、発信側が優先とされていることを特徴とする請求項
    1記載の電話端末装置。
  4. 【請求項4】 前記楽曲再生手段で再生された楽音信号
    が着信時に放音されるよう設定された際には、着信音と
    して選択された楽曲が着信時に前記楽曲再生手段で再生
    されて放音されるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の電話端末装置。
  5. 【請求項5】 前記楽曲再生手段で再生された楽音信号
    が保留音として設定された際には、保留音として選択さ
    れた楽曲が前記楽曲再生手段で再生されて、再生された
    楽音信号が放音されると共に、該楽音信号が前記送信信
    号に合成されて前記符号化手段へ供給されることによ
    り、前記通信手段から送信されるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の電話端末装置。
  6. 【請求項6】 楽曲データを記憶する記憶手段をさらに
    備え、該記憶手段に外部から楽曲データがダウンロード
    可能とされていることを特徴とする請求項1記載の電話
    端末装置。
  7. 【請求項7】 電話端末装置において、通話信号に背景
    楽音を合成するように設定された際に、楽曲再生手段で
    再生された楽音信号が、復号化手段から出力される受話
    信号に合成されて出力されると共に、該楽音信号が送話
    信号に合成されて符号化された後に、通信手段から相手
    側電話端末装置へ送信されるようにされ、 相手側電話端末装置では、通信手段において受信された
    前記楽音信号が合成された送話信号を復号化手段で復号
    することにより、背景楽音が合成された受話信号を出力
    するようにしたことを特徴とする通信方法。
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