JP2001060686A - Ldmos型半導体装置とその製造方法 - Google Patents

Ldmos型半導体装置とその製造方法

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JP2001060686A
JP2001060686A JP11233843A JP23384399A JP2001060686A JP 2001060686 A JP2001060686 A JP 2001060686A JP 11233843 A JP11233843 A JP 11233843A JP 23384399 A JP23384399 A JP 23384399A JP 2001060686 A JP2001060686 A JP 2001060686A
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diffusion layer
gate electrode
drain
source
oxide film
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Takaaki Negoro
宝昭 根来
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Ricoh Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LDMOSトランジスタを小型にする。 【解決手段】基板22にドレインとなるNウエル拡散層
24が形成され、その表面には均一な膜厚のゲート酸化
膜28を介してゲート電極30が形成されている。ゲー
ト電極30のソース側の基板にはチャネル領域となるP
型拡散層32が形成され、P型拡散層32内の基板には
ソース拡散層34が形成されている。ゲート電極30の
ドレイン側端部から離れた位置の基板にはNウエル拡散
層24内にドレインコンタクト拡散層36が形成されて
いる。ゲート電極30の下の基板表面には、ソース拡散
層34とドレイン用ウエル26との間に拡散層領域32
が存在し、その領域がチャネル領域となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力用などに使用さ
れる高耐圧LDMOSトランジスタ(横型拡散MOSト
ランジスタ)を含む半導体装置と、それに適した製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LDMOSトランジスタは、ソース拡散
層を囲むようにソース・ドレインとは逆導電型の低濃度
不純物層(チャネル領域)を形成し、ゲート電極直下の
その低濃度不純層表面にチャネルを形成する電界効果ト
ランジスタである。図1(A)はNチャネル型LDMO
Sトランジスタの一例を示したものである。高抵抗のN
型シリコン基板2上にゲート酸化膜4を介してポリシリ
コンゲート電極6が形成されており、ゲート電極6のソ
ース側端部をマスクにしてP型不純物が注入され熱拡散
されてチャネル領域となる低濃度不純物拡散層8が形成
されている。低抵抗のN型ソース拡散層10とドレイン
コンタクト層12が、ゲート電極6をマスクとしたP型
不純物のイオン注入と熱拡散により形成されている。1
4は層間絶縁膜、16,18はそれぞれソース拡散層1
0,ドレインコンタクト層12と接続された電極配線で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高耐圧MOSトランジ
スタとしてLDMOSトランジスタを用いたときには、
一般的にはドレイン−ゲート電極間の電界緩和のため
に、図1(B)のようにドレイン端部のゲート酸化膜4
aを厚くしたり、図1(C)のようにドレイン端部にゲ
ート酸化膜よりも厚いフィールド酸化膜4bを存在させ
ている。なお、8aはチャネル用低濃度不純物拡散層8
のコンタクト領域である。しかし、これらの構造では、
厚い酸化膜4a,4bを作る部分の距離分だけトランジ
スタサイズが大きくなる。また、ドレイン抵抗も増大
し、オン抵抗が下がる。
【0004】また、図1(B)の方法では、ドレイン端
部のゲート酸化膜4aを厚くする過程で写真製版と酸化
膜エッチングが行なわれるため、写真製版のアライメン
トずれとエッチング精度によりトランジスタ特性が大き
く変化する。図1(C)のようにドレイン端部にフィー
ルド酸化膜4bを存在させるにはLOCOS法が用いら
れるので、パターン精度を上げることはできるが、ゲー
ト電極直下にLOCOS酸化膜端が存在することによ
り、その部分で結晶の乱れが生じ、トランジスタ特性の
劣化が生じやすい。このように、図1(B)や(C)の
構造では素子の微細化ができない。
【0005】また、図1(A)のようにドレイン端部の
ゲート酸化膜の膜厚を厚くしない構造では、ドレイン側
のN+拡散層12がゲート電極直下に存在するため、電
界集中により耐圧劣化が生じる。この電界集中による耐
圧劣化はゲート酸化膜側部のN+拡散層12を低濃度に
することにより改善できるが、そのような低濃度部分が
存在すると、ドレイン電圧を上げたときに空乏層がその
低濃度部分にすぐに到達してしまい、やはり耐圧が劣化
する。
【0006】低耐圧MOSトランジスタと高耐圧トラン
ジスタを混載させる場合、低耐圧トランジスタにはVt
h(しきい値)制御のためのチャネルドープ注入やフィ
ールド反転防止のためのフィールドドープ注入を行って
いる。しかし、高耐圧LDMOSトランジスタを作成す
る時のチャネル部の拡散は1050℃で3時間以上とい
うような強い条件での拡散が必要なため、低耐圧トラン
ジスタのチャネルドープ注入領域やフィールドドープ注
入領域が影響を受け、低耐圧トランジスタのVth制御
や反転電圧制御が困難となり、また低耐圧トランジスタ
のトランジスタ幅の制御も困難となっていた。このた
め、上記熱処理時間を短く設定する必要があるが、この
拡散を短くするとLDMOSトランジスタでのチャンネ
ル部のサイド拡散が少なくなって高耐圧トランジスタの
動作電圧が期待する電圧まで上がらないという問題が生
じる。本発明の第1の目的は、LDMOSトランジスタ
を小型にすることである。本発明の第2の目的は、低耐
圧MOSトランジスタと高耐圧トランジスタを混載させ
るのに好都合な製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
ゲート酸化膜上のゲート電極のソース側端部をマスクに
してチャネル領域となる拡散層か注入拡散により形成さ
れ、更に前記ゲート電極のソース側端部をマスクにして
ソース拡散層が注入拡散により形成されているLDMO
Sトランジスタを含む半導体装置であり、前記LDMO
Sトランジスタのゲート電極下のゲート酸化膜はソース
側からドレイン側にかけて膜厚が均一であり、かつ、ド
レインコンタクト用の拡散層がゲート電極から離れて形
成されている。
【0008】本発明におけるLDMOSトランジスタに
おいては、ゲート酸化膜がソースからドレインにかけて
均一膜厚であり、さらにドレインコンタクト高濃度拡散
層がポリシリコン端から離れた構造であるため、通常の
トランジスタ形状でありながらチャネル部の拡散傾斜に
よりソース・ドレインのパンチスルーによる耐圧劣化が
少なくなり、高耐圧でありながらトランジスタのチャネ
ル長を短くできる。ドレイン部のゲート電界が低濃度拡
散層にかかるために、ゲートモジュレーションによるド
レインアバランシェブレイクダウンによる耐圧劣化も同
時に防止でき、高耐圧化が可能となる。
【0009】また、このMOSトランジスタをスイッチ
として使用する時にドレイン電圧が低い時のON抵抗が
重要となる。本発明におけるLDMOSトランジスタ構
造ではドレインが低濃度拡散となり、ドレイン拡散抵抗
が大きくなってON抵抗が大きくなると考えられるが、
低濃度拡散領域のゲート酸化膜が厚くないので、ドレイ
ン電圧が少ない時には低濃度ドレイン拡散層に蓄積層が
形成され、見かけ上、ゲート酸化膜直下のドレイン濃度
があがり、ドレイン電圧が低い条件でもさほどON抵抗
の減少にはならない。以上の様に、従来のLDMOSト
ランジスタに比べて微細化でき、ドレイン抵抗の増加分
を考慮しても同等以上のON抵抗性能が得られ、トラン
ジスタサイズの縮小が可能となる。
【0010】本発明の製造方法では、以下の工程を含ん
で高耐圧LDMOSトランジスタを形成し、高耐圧LD
MOSトランジスタと低耐圧MOSトランジスタ混載の
半導体装置を製造する。 (A)ドレイン用ウエルを形成し、そのウエル内にゲー
ト電極のソース側端部をマスクにしてチャネル領域用拡
散層を不純物の注入と熱拡散により形成する。 (B)基板表面全面に高温酸化膜を形成し、エッチバッ
クによりゲート電極の側面に高温酸化膜サイドウォール
を形成する。 (C)そのサイドウォールをマスクとしたソース拡散層
のための不純物注入と、ゲート電極から離した位置での
ドレインコンタクト拡散層のための不純物注入を行な
う。
【0011】高耐圧LDMOSトランジスタにおけるソ
ースとチャンネルとの拡散プロファイルは、ポリシリコ
ン端からセルフアラインで形成しているため一般的にそ
れぞれの拡散は縦方向の拡散より横方向の拡散の方が少
ない。そして、LDMOSトランジスタについてのソー
ス・ドレインの耐圧はゲート酸化膜直下のチャネル部の
拡散距離で決めているため、この距離を大きくするため
にチャネル部の拡散を高温で長くしなくてはならなかっ
た。このために低耐圧トランジスタ部のしきい値制御用
チャネルドープ注入や素子分離用フィールドドープの拡
散プロファイルが変化して低耐圧部のトランジスタを同
時に形成できなかった。
【0012】そこで、本発明の製造方法によれば、高耐
圧LDMOSトランジスタにおいては、プロセス完了後
にソース拡散がゲート電極に届いている程度の厚さのサ
イドウオールを設け、それをマスクとしてソース拡散の
ための注入を行なうようにするので、チャネル長が長く
なり、低耐圧部のトランジスタに影響がない程度の熱拡
散によっても所定のチャンネル長を確保することができ
るようになる。また、ソース拡散はゲート電極に届いて
いてオフセットゲートとなっていないため、トランジス
タ動作は正常に行える。
【0013】
【実施例】図2は一実施例を概略的に表したものであ
る。ここでは、層間絶縁膜や電極配線の図示は省略され
ている。P型シリコン基板22の表面に、素子分離用の
フィールド酸化膜26が形成され、そのフィールド酸化
膜26で分離された活性領域には、ドレインとなるNウ
エル拡散層24が形成されている。Nウエル拡散層24
の深さは3〜6μmで、表面濃度は5×1015〜3×1
16/cm3である。その活性領域の基板表面には、膜
厚が25〜100nmで、ソースからドレインにかけて
均一な膜厚のゲート酸化膜28が形成され、そのゲート
酸化膜28を介してポリシリコンにてなるゲート電極3
0が形成されている。ゲート電極30のチャネル長方向
の寸法は約1μmである。
【0014】ゲート電極30のソース側の基板にはチャ
ネル領域となるP型拡散層32が形成されている。拡散
層32の表面濃度は1×1017〜1×1018/cm3
ある。拡散層32の拡散深さは耐圧により調整される
が、1〜2.5μm程度が適当である。P型拡散層32
はソース側端部をマスクにしたP型不純物の注入とその
後の熱拡散により形成されたものである。
【0015】P型拡散層32内にはソース拡散層34が
形成され、ゲート電極30のドレイン側端部から離れた
位置のNウエル拡散層24内にはドレインコンタクト拡
散層36が形成されている。ソース拡散層34はゲート
電極30のソース側端部をマスクにしてN型不純物が注
入され熱拡散されて形成されたものであり、ドレインコ
ンタクト拡散層36はゲート電極30のドレイン側端部
から離れた位置にN型不純物が注入され熱拡散されて形
成されたものである。ソース拡散層34とドレインコン
タクト拡散層36の表面濃度は1020/cm3程度であ
る。
【0016】ソース拡散層34のゲート電極30とは反
対側には、ソース拡散層34に隣接してチャネル領域3
2用のコンタクト拡散層38がP型不純物の高濃度な注
入と熱拡散により形成されている。ゲート電極30の下
の基板表面には、ソース拡散層34とドレイン用ウエル
24との間に拡散層領域32が存在し、その領域がチャ
ネル領域となる。
【0017】図示は省略されているが、基板上にはさら
に層間絶縁膜が形成され、ソース拡散層34とチャネル
コンタクト拡散層38にまたってコンタクトホールが開
けられ、そのコンタクトホールを経てソース用の電極配
線が接続され、ドレインコンタクト拡散層36上にもコ
ンタクトホールが開けられて、そのコンタクトホールを
経てドレイン用の電極配線が接続される。ドレインコン
タクト拡散層36がゲート電極30から離れている距離
Lは0.5〜2μmである。
【0018】次に、図3によりこの実施例を製造する方
法を説明する。ここでは、図2に示される高耐圧LDM
OSトランジスタと共に、低耐圧MOSトランジスタも
同じ基板に同時に形成されるものとする。 (A)P型シリコン基板22にNウエル拡散層24を形
成し、素子分離領域には素子分離用フィールドドープを
経て選択酸化法により素子分離用フィールド酸化膜26
を形成する。しきい値電圧制御用にチャネルドープ注入
を行い、ゲート酸化膜28を形成する。
【0019】(B)ゲート酸化膜28上にポリシリコン
膜をCVD法により堆積した後、写真製版とドライエッ
チングによりゲート電極30を形成する。ここまでの工
程は図示の高耐圧LDMOSトランジスタにおいても、
図示されていない低耐圧MOSトランジスタにおいても
共通であり、同時に形成する。
【0020】(C)高耐圧LDMOSトランジスタにお
いては、ゲート電極30のソース側端部からP型不純物
としてボロンを注入し、その後1050〜1100℃で
3時間程度拡散させてチャネル領域となるP型拡散層3
2を形成する。
【0021】(D)ソース・ドレイン領域を形成するた
めに、注入領域に開口をもつレジストパターンを形成す
る。高耐圧LDMOSトランジスタにおいては、ソース
側はゲート電極30のソース側端部をマスクとして、ド
レインコンタクト形成領域はゲート電極30から離れた
位置の開口を経て、N型不純物としてリン又は砒素を注
入する。図に示されていない低耐圧MOSトランジスタ
のソース・ドレインでもこの注入でN型拡散層のソース
・ドレインを同時に形成する。その後、高耐圧LDMO
Sトランジスタにおいては、チャネル領域用の拡散層3
2内の注入領域に開口をもつレジストパターンを形成
し、コンタクト拡散領域38(図2参照)をボロンのイ
オン注入により形成する。その後、層間絶縁膜を堆積
し、コンタクトホールを開け、電極配線を形成する。
【0022】図4は本発明の他の製造方法を示したもの
である。 (A)図3の工程(A)と(B)を経てウエル24、素
子分離用フィールドドープ、フィールド酸化膜26、し
きい値電圧制御用チャネルドープ、ゲート酸化膜28及
びゲート電極30を注入又は形成した後、高耐圧LDM
OSトランジスタのためのチャネル領域用の拡散層32
aをP型不純物の注入と熱拡散により形成する。図3の
実施例の工程(C)では、拡散条件を1050〜110
0℃で3時間程度としたが、図4のこの実施例では、そ
の拡散条件を1050℃で2時間程度に下げる。拡散条
件を下げることにより、チャネル領域用拡散層32aの
横方向拡散は少なくなるが、後の工程(C)で行なうソ
ース拡散層34はサイドウォールをマスクとして行なわ
れるため、そのサイドウォールの厚さ分だけチャネル長
を余分に確保することができる。
【0023】(B)基板表面全面に高温酸化膜40をC
VD法で約150nmの厚さに堆積する。 (C)その高温酸化膜40をエッチバックすることによ
り、ゲート電極30の側面にサイドウォール42を形成
する。そして高耐圧LDMOSトランジスタのソース拡
散層34を形成するためのN型不純物の注入はそのサイ
ドウォール42をマスクとして行ない、ドレインコンタ
クト拡散層36は図3と同様にゲート電極30から離し
た位置にN型不純物を注入して形成する。
【0024】(D)その後、図3と同様にP型不純物注
入によるチャネル拡散用コンタクト拡散層38を形成
し、層間絶縁膜、コンタクトホールの形成を行う。図4
の実施例では、低耐圧MOSトランジスタのソース・ド
レインはサイドウォール42を利用してLDD構造のソ
ース・ドレインとする。
【0025】
【発明の効果】本発明の半導体装置では、高耐圧LDM
OSトランジスタはゲート電極下のゲート酸化膜はソー
ス側からドレイン側にかけて膜厚が均一であり、かつ、
ドレインコンタクト用の拡散層がゲート電極から離れて
形成されているので、通常のトランジスタ形状でありな
がらチャネル部の拡散傾斜によりソース・ドレインのパ
ンチスルーによる耐圧劣化が少なくなり、高耐圧であり
ながらトランジスタのチャネル長を短くできる。本発明
の製造方法では、高耐圧LDMOSトランジスタのチャ
ネル長を確保するためにゲート電極側面形成した高温酸
化膜サイドウォールを利用するので、低耐圧部のトラン
ジスタに影響がない程度の熱拡散によっても所定のチャ
ンネル長を確保することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B),(C)はそれぞれ従来のLD
MOSトランジスタを示す断面図である。
【図2】一実施例のLDMOSトランジスタを示す断面
図である。
【図3】同実施例の製造方法の一例を示す工程断面図で
ある。
【図4】本発明の製造方法の一実施例を示す工程断面図
である。
【符号の説明】 22 P型シリコン基板 24 ドレインとなるNウエル拡散層 28 ゲート酸化膜 30 ゲート電極 32,32a チャネル領域となるP型拡散層 34 ソース拡散層 36 ドレインコンタクト拡散層 42 高温酸化膜サイドウォール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート酸化膜上のゲート電極のソース側
    端部をマスクにしてチャネル領域となる拡散層か注入拡
    散により形成され、更に前記ゲート電極のソース側端部
    をマスクにしてソース拡散層が注入拡散により形成され
    ているLDMOSトランジスタを含む半導体装置におい
    て、 前記LDMOSトランジスタの前記ゲート電極下のゲー
    ト酸化膜はソース側からドレイン側にかけて膜厚が均一
    であり、かつ、ドレインコンタクト用の拡散層がゲート
    電極から離れて形成されていることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 以下の工程を含んで高耐圧LDMOSト
    ランジスタを形成することを特徴とする高耐圧LDMO
    Sトランジスタと低耐圧MOSトランジスタ混載の半導
    体装置の製造方法。 (A)ドレイン用ウエルを形成し、そのウエル内にゲー
    ト電極のソース側端部をマスクにしてチャネル領域用拡
    散層を不純物の注入と熱拡散により形成する。 (B)基板表面全面に高温酸化膜を形成し、エッチバッ
    クによりゲート電極の側面に高温酸化膜サイドウォール
    を形成する。 (C)そのサイドウォールをマスクとしたソース拡散層
    のための不純物注入と、ゲート電極から離した位置での
    ドレインコンタクト拡散層のための不純物注入を行な
    う。
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Cited By (3)

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