JP2001059942A - 内視鏡光源装置 - Google Patents

内視鏡光源装置

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JP2001059942A
JP2001059942A JP11235710A JP23571099A JP2001059942A JP 2001059942 A JP2001059942 A JP 2001059942A JP 11235710 A JP11235710 A JP 11235710A JP 23571099 A JP23571099 A JP 23571099A JP 2001059942 A JP2001059942 A JP 2001059942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管状の観察対象であっても、凸状の観察対象
であっても最適な強度分布で照明光を内視鏡に供給す
る。 【解決手段】 光源装置3は、放物面鏡22により平行
光となった光源ランプ20が発光した照明光をレンズ2
3を介して反射しライトガイド10に入射端に集光させ
入射させるDMD24と、DMD24の各ミラーを回転
制御するDMD駆動回路25と、操作パネル11のパタ
ーン選択部13aでのパターン選択を入力しDMD24
の各ミラーの反射面パターンを選択するパターン選択回
路26と、パターン選択回路26により選択された反射
面パターンに基づきDMD駆動回路25を制御しDMD
24の各ミラーを所望の反射面パターンに設定するパタ
ーン設定回路27とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡光源装置、更
に詳しくはライトガイドへ供給する照明光の光分布の制
御部分に特徴のある内視鏡光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡分野における管空状(腸管・血管
など)の観察対象では、管の周辺部の反射光が強くTV
観察でいわゆる白飛び現象を起こしてしまう。管の周辺
部を見るときには出射光量を絞らなければならず、その
結果中心部の画像は著しく暗くなってしまう。
【0003】そこで、例えば特開平6−313851号
公報では、ライトガイドに入射する光を同心円状に調節
する方式が提案されている。また、DE1974161
6では粘膜の表面に発生する点状の反射輝点を消す方式
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
の適用において管状とは違った観察対象があり、例えば
関節の半月板部分を観察する場合では、半月部分は凸状
となるので、半月部分が画像の中心部にあると、その反
射光が強く白飛び現象を起こしてしまうこともあり、半
月板部分に合わせて光量を調節すると周囲が暗くなって
しまい、観察がし難くなるという問題である。この場合
には、中心部の透過特性を可変する必要があるが、先行
例の方式ではそれができなかった。
【0005】また、DE19741616では、反射輝
点が存在するフィールド(反射輝点の周囲部分の意味)
を暗くするように作用し、凸状組織の中心以外に反射輝
点があった場合には、より中心部を観察しにくくしてし
まうことがあった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、管状の観察対象であっても、凸状の観察対象で
あっても最適な強度分布で照明光を内視鏡に供給できる
内視鏡光源装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡光源装置
は、照明光を供給する光源と、体腔内に前記照明光を導
入するためのライトガイドと、前記光源と前記ライトガ
イドの間に配置され、前記光源の光を反射して前記ライ
トガイドに導入するように配置された、ひとつひとつの
反射角度が変更可能な複数の反射鏡を格子状に配置して
構成されたマルチミラーと、前記マルチミラーの任意の
反射鏡の角度が、管状の場合には管状を補正するパター
ン、凸状の場合には凸状を補正するパターンとなる所定
のパターンになるように前記マルチミラーの任意の反射
鏡の角度を変更するマルチミラー駆動手段とを備えて構
成される。
【0008】本発明の内視鏡光源装置では、前記マルチ
ミラー駆動手段が前記マルチミラーの任意の反射鏡の角
度が、管状の場合には管状を補正するパターン、凸状の
場合には凸状を補正するパターンとなる所定のパターン
になるように前記マルチミラーの任意の反射鏡の角度を
変更することで、管状の観察対象であっても、凸状の観
察対象であっても最適な強度分布で照明光を内視鏡に供
給することを可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0010】図1ないし図14は本発明の第1の実施の
形態に係わり、図1は内視鏡装置の外観を示す外観図、
図2は図1の光源装置に設けられた操作パネルの構成を
示す構成図、図3は図1の光源装置の構成を示すブロッ
ク図、図4は図3のDMDの反射面パターンの第1のパ
ターンを概念的に示すパターン図、図5は図3のDMD
の反射面パターンの第2のパターンを概念的に示すパタ
ーン図、図6は図3のDMDの反射面パターンの第3の
パターンを概念的に示すパターン図、図7は図3のDM
Dの反射面パターンの第4のパターンを概念的に示すパ
ターン図、図8は図3のDMDの反射面パターンの第5
のパターンを概念的に示すパターン図、図9は図3のD
MDの反射面パターンの第6のパターンを概念的に示す
パターン図、図10は図3のDMDの反射面パターンの
第7のパターンを概念的に示すパターン図、図11は図
3のDMDの反射面パターンの第8のパターンを概念的
に示すパターン図、図12は観察対象の形状が凸状の場
合の図3の光源装置の作用を説明する説明図、図13は
観察対象の形状が管状の場合の図3の光源装置の作用を
説明する説明図である。
【0011】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の内視鏡装置1は、関節の半月板部分を観察するために
用いられる硬性鏡からなる内視鏡2と、この内視鏡2に
照明光を供給する光源装置3とからなる。
【0012】内視鏡2は体腔内に挿入される挿入部4
と、挿入部4の基端側に連設して設けられた把持部5
と、挿入部4内に配設された図示しない像伝送手段(例
えば、イメージガイドファイバあるいはリレーレンズ)
により体内観察部位の像を観察する把持部5に設けられ
た接眼部6と、把持部5より延出し光源装置3のコネク
タ受け7に接続されるライトガイドコネクタ8を先端に
有するライトガイドケーブル9とから構成され、ライト
ガイドコネクタ8を光源装置3のコネクタ受け7に接続
されることにより、ライトガイドケーブル9及び挿入部
5内部に配設されたライトガイド10に入射端(光源装
置3側)に照明光が供給され、照明光はライトガイド1
0を伝送し挿入部5の先端より観察部位を照明するよう
になっている。
【0013】また、光源装置3には、上述したコネクタ
受け7の他に、図2に示すような操作パネル11が設け
られている。この操作パネル11では、明るさレベル操
作部(BRGHITENESS)12と、後述するパタ
ーン選択を行うパターン設定スイッチ13aを有する補
正レベル操作部(COMPENSATION)13とか
らなり、この2つの操作部により種々の設定を行い、後
述するような所望の照明光を内視鏡2に供給するように
なっている。
【0014】光源装置3は、図3に示すように、照明光
を発光する光源ランプ20と、光源ランプ20に電力を
供給するランプ電源21と、光源ランプ20が発光した
照明光を平行光として出射するための赤外の透過特性を
有する被膜がコーティングされた放物面鏡22と、放物
面鏡22からの平行光をレンズ23を介して反射しライ
トガイド10に入射端に集光させ入射させるDMD(D
igital Micromirror Devic
e)24とを備えて構成される。
【0015】DMD24は、例えば米国テキサス・イン
スツルメント社により供給されているもので、微小な6
40×480のミラーをシリコンチップ上に配置し対角
線を中心に安定した2つの状態間で回転するヨーク上に
保持部材により保持され、水平方向に±10゜を保ちな
がら回転する素子であり、放物面鏡22からの平行光は
レンズ23を介してDMD24の640×480のミラ
ーの反射面に当たりライトガイド10に集光され入射す
るようになっている。なお、光源ランプ21には、ショ
ートアークのキセノン、メタルハライドなどのランプが
適している。
【0016】また、光源装置3は、DMD24の各ミラ
ーを回転制御するDMD駆動回路25と、操作パネル1
1のパターン選択部13aでのパターン選択を入力しD
MD24の各ミラーの反射面パターンを選択するパター
ン選択回路26と、パターン選択回路26により選択さ
れた反射面パターンに基づきDMD駆動回路25を制御
しDMD24の各ミラーを所望の反射面パターンに設定
するパターン設定回路27とを備えている。
【0017】パターン選択部13aにより、DMD24
の各ミラーを0゜から一方向+10゜傾けることによっ
て反射光はライトガイド10に入射しなくなり、そのミ
ラーを反射を白、非反射として黒で表すと、そのDMD
ミラー配列は、概念的な反射面パターンとして示すと、
図4(第1のパターン)〜図11(第8のパターン)に
示すような種々の反射面パターンとなる。
【0018】詳細には、例えば凸状の観察対象であった
場合には、ライトガイド10に入射する中央部に位置す
るDMD24のミラーからの光を集光しないようにすれ
ば、余計な光は中央部から出力されなくなる。そのため
に、DMD24のミラーの反射面パターンを図4(第1
のパターン)〜図7(第4のパターン)のように変化さ
せ、その条件にあった最適なパターンを選びライトガイ
ド10に入射させることができるようになる。同様に観
察対象が管状の場合は図8(第5のパターン)〜図11
(第8のパターン)のような反射面パターンを使用する
ことで周辺の光量を落としてライトガイドに集光ができ
る。
【0019】これらの反射面パターンは、パターン設定
回路27によって生成される。生成された反射面パター
ンはDMD駆動回路25に出力され、DMD駆動回路2
5からDMD24の個々のミラーの位置が制御される。
パターン設定回路27にはパターン選択回路26が接続
されており、入力する対象像毎にパターン選択部13a
により選択され、観察対象が凸状か管状かを設定するよ
うになっている。
【0020】また、観察対象によってライトガイド10
に集光する条件を変えないと、管状でも管の太さ・細さ
によって違っていることに対応できない。そこで、DM
D24の反射パターンを変えて対応させる補正レベルの
設定も操作パネル11の補正レベル操作部13で行うよ
うになっている。
【0021】光源ランプ20からの放物面鏡22を介し
た平行光は、DMD24の各々のミラーで反射される
が、その時のDMD24の反射面パターンによって反射
分布が異なってくる。つまり、ミラーによって反射され
ない部分がライトガイド10に入射する光が減少するた
め、明るさレベル操作部12及び補正レベル操作部13
での設定により、非反射ミラーの分布をモザイク状にす
ることでその部分を一部反射させ、中間の光の量を得る
ようにしている。これにより、ライトガイド10に入射
する光の分布は、凸状態の観察対象の場合は図4(第1
のパターン)〜図7(第4のパターン)に応じて図12
に示すように補正され、管状態の観察対象の場合は図8
(第5のパターン)〜図11(第8のパターン)に応じ
て図13に示すように補正される。
【0022】なお、ライトガイドは、一般に入射端 の
ファイバ位置と出射端のファイバ位置は1対1に対応し
ていないが、上述したように本実施の形態では、ライト
ガイドを伝送する平行光の径方向の分布に対してパター
ン設定及び補正を行うので、必ずしも入射端 のファイ
バ位置と出射端のファイバ位置が1対1に対応している
必要がないが、イメージガイドのような入射端 のファ
イバ位置と出射端のファイバ位置が1対1に対応してい
るファイババンドルを用いることもできることは言うま
でもない。
【0023】(作用)本実施の形態の内視鏡装置1にお
いて、内視鏡2によりひざ関節部の観察を行う場合に
は、還流液が流れ出る状態で関節部の内腔に内視鏡2を
挿入し観察を行う。
【0024】この状態でひざ半月板の観察ができるが、
半月板は骨成分のため通常の組織より反射率が高く、ま
た中央部に存在するため、例えば接眼部6に外付けTV
カメラを装着し、TV装置での観察する場合において
は、いわゆる白飛び状態となってしまう。
【0025】そこで、操作パネル11の操作により補正
を可能とし、凸状に対応するDMD24の個々のミラー
状態の反射面パターンを選択する。その後、白飛び状態
の程度により補正レベルを選択すると、中心部の白飛び
を回避し周囲の組織状態が適正なレベルで観察可能とな
る。
【0026】(効果)従来では、光源装置の出力を絞る
方向に制御すると、全体に光量が下がってしまい観察し
たい周囲の組織は暗くなってしまう観察がうまくできな
かったが、本実施の形態の方式では周囲の観察が問題無
く行える。また、管状であって凸状と設定が変わるのみ
で、有効に使用できる。
【0027】図14ないし図16は本発明の第2の実施
の形態に係わり、図14は光源装置の構成を示すブロッ
ク図、図15は図14の光源装置の作用を説明する第1
の説明図、図16は図14の光源装置の作用を説明する
第2の説明図である。
【0028】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0029】(構成)本実施の形態の光源装置3aで
は、図14に示すように、ライトガイド10に入射する
光を、DMD24の複数のミラーで反射するように、D
MD24と光源ランプ21aの間に光路を変換しライト
ガイドに集光させるようにしたミラー31と赤外線をカ
ットするフィルタ32からなる光学系が設けられてい
る。
【0030】なお、本実施の形態の光源ランプ21aは
セラミックスに放物面の反射鏡33を設けたショートア
ーク放電管で内部にキセノンのガスが封入されるタイプ
である。
【0031】また、本実施の形態では、接眼部6にTV
カメラ(図示せず)が着脱自在に取り付けられ、このT
Vカメラに設けられた撮像素子34は内視鏡像を撮影す
るようになっている。なお、撮像素子34を挿入部4の
先端内部に設けた電子内視鏡を用いてもよい。
【0032】撮像素子34からの撮像信号は、カメラコ
ントロールユニット(以下、CCUと記す)35内の映
像信号処理回路36によってモニタ37で観察可能なビ
デオ信号に変換される。
【0033】映像信号処理回路36からのビデオ信号
は、本実施の形態の光源装置3aにも出力されており、
光源装置3aにおいて、ビデオ信号は、ビデオ信号入力
回路(バッファ回路)41を介してビデオ信号反転回路
42に出力される。ビデオ信号反転回路42ではビデオ
信号を反転させ、DMD24への補正信号の基礎信号を
生成する。その後に、レベルシフト回路43によって、
ビデオ信号反転回路42からの反転信号のレベルを明る
さ設定回路45で設定されたレベルによりシフトさせ
る。
【0034】明るさ設定回路45における設定レベル
は、操作パネル11の明るさレベル操作部12で設定で
きるようになっている。これにより、レベルシフト回路
43でのレベルシフトにより、補正レベルを可変するよ
うにし、適切な観察像が得られるように調節する。
【0035】レベルシフト回路43の出力は、DMD駆
動回路25に出力され、DMD24には撮像された内視
鏡像の反転像が補正信号として入力される。
【0036】(作用)管状の観察対象のビデオ信号のレ
ベルを図15に、その際の補正信号を図16に示す。管
状の観察対象の場合、図15に示すように、周辺部がビ
デオ信号の最大振幅まで達してクリップし「白飛び」の
状態になっている。そこで、補正方法として、画面中央
を中心として対象の場合には、図16に示すようなビデ
オ信号反転回路42からの反転信号を明るさ設定回路4
5で設定されたレベルによりシフトした補正信号を用い
てDMD駆動回路25を制御し、DMD24を介して照
明光をライトガイド10に供給し観察部位に照明するこ
とで、ビデオ信号は周辺でクリップした「白飛び」状態
でなくなり、画面中央を中心として対象の場合に最適に
なり、観察可能な信号レベルの範囲となる。
【0037】また、画面中央を中心として対象でない場
合にも、DMD24にその反転像が入力されると、ライ
トガイド10への入射光はその画像を同軸円で積分した
レベルで入射されるので、中心の明るさが強調され周辺
の明るさが減少するように光源からの出射光は制御され
る。凸状でも、管状と反対の現象となり、中心部では明
るさが現象し、周辺は暗くしない光源からの出射光とな
る。
【0038】管状、凸状でない観察対象では、ライトガ
イドへの入射光はその画像を同軸円で積分したレベルで
入射されるので、画面の半分が明るく、もう半分が位場
合にはそれぞれを平均化したレベル(配光の変化がな
い)となってライトガイドに入射する。したがって、画
面中心を軸対象とした観察対象の場合に、補正が働き、
そうでない場合には、補正が結果的にかからず配光が変
化することなく使えるようになる。
【0039】(効果)第1の実施の形態では、パネル操
作の選択によって補正をかける方法を示したが、いちい
ちパネル操作を行わなければならず、操作が面倒であっ
たが、本実施の形態では、自動的に補正をかけることが
できる。つまり、自動的にビデオ信号に基いてライトガ
イドへの入射光の配光が制御されることになるので、術
者はいちいち操作パネルを操作しなくとも、適正な観察
がつけられるようになる。
【0040】なお、上記各実施の形態においては、内視
鏡の適用部位としては、細い管状、例えば気管支、尿管
などが考えられる。さらに、工業用内視鏡でのパイプ検
査でも有効に使用することが可能である。また、内視鏡
は硬性鏡に限らず、軟性鏡にも適用可能である。
【0041】さらに、上記各実施の形態においてはDM
Dを使用しているが、電圧の印加により透光性を制御で
きる液晶を格子状に配置した液晶シャッタを光源から被
写体に至る経路に介在させ、各液晶素子の透光性を制御
することによっても実現できる。
【0042】[付記] (付記項1) 照明光を供給する光源ランプと、内視鏡
の先端に前記照明光を伝送するライトガイドと、前記光
源ランプと前記ライトガイドとの間に格子状に配列した
複数の反射鏡と、前記光源ランプから前記複数の反射鏡
を介して前記ライトガイドに光を集光させる光学系と、
前記複数の反射鏡の反射角度を可変することにより前記
ライトガイドに入射する光を調節する調整手段とを備え
たことを特徴とする内視鏡光源装置。
【0043】(付記項2) 前記複数の反射鏡はDMD
素子であることを特徴とする付記項1に記載の内視鏡光
源装置。
【0044】(付記項3) 照明光を供給する光源ラン
プと、内視鏡の先端に前記照明光を伝送するライトガイ
ドと、前記光源ランプと前記ライトガイドとの間に格子
状に配列した複数の反射鏡と、前記内視鏡により得られ
た観察像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像信
号を処理しビデオ信号を出力する映像信号処理手段と、
前記ビデオ信号により前記照明光の配光分布を補正する
補正信号発生手段と、前記光源ランプから前記複数の反
射鏡を介して前記ライトガイドに光を集光させる光学系
と、前記複数の反射鏡の反射角度を可変することで前記
補正信号発生手段の出力により前記ライトガイドに入射
する光の配光分布を調節する調整手段とを備えたことを
特徴とする内視鏡光源装置。
【0045】(付記項4) 前記ライトガイドは、非整
列の光学ファイバ束からなることを特徴とする付記項1
に記載の内視鏡光源装置。
【0046】(付記項5) 照明光を供給する光源ラン
プと、内視鏡の先端に前記照明光を伝送するライトガイ
ドと、前記光源ランプと前記ライトガイドとの間に格子
状に配列した複数の液晶素子と、前記光源ランプから前
記複数の液晶素子を介して前記ライトガイドに光を集光
させる光学系と、前記複数の液晶素子の透光性を可変す
ることにより前記ライトガイドに入射する光を調節する
調整手段とを備えたことを特徴とする内視鏡光源装置。
【0047】(付記項6) 照明光を供給する光源ラン
プと、内視鏡の先端に前記照明光を伝送するライトガイ
ドと、前記光源ランプと前記ライトガイドの出射面に到
る光学経路内に設けた格子状に配列した複数の液晶素子
と、前記光源ランプから前記ライトガイドに光を集光さ
せる光学系と、前記複数の液晶素子の透光性を可変する
ことにより前記ライトガイドから出射する光を調節する
調整手段とを備えたことを特徴とする内視鏡光源装置。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡光源
装置によれば、マルチミラー駆動手段がマルチミラーの
任意の反射鏡の角度が、管状の場合には管状を補正する
パターン、凸状の場合には凸状を補正するパターンとな
る所定のパターンになるように前記マルチミラーの任意
の反射鏡の角度を変更するので、管状の観察対象であっ
ても、凸状の観察対象であっても最適な強度分布で照明
光を内視鏡に供給することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡装置の
外観を示す外観図
【図2】図1の光源装置に設けられた操作パネルの構成
を示す構成図
【図3】図1の光源装置の構成を示すブロック図
【図4】図3のDMDの反射面パターンの第1のパター
ンを概念的に示すパターン図
【図5】図3のDMDの反射面パターンの第2のパター
ンを概念的に示すパターン図
【図6】図3のDMDの反射面パターンの第3のパター
ンを概念的に示すパターン図
【図7】図3のDMDの反射面パターンの第4のパター
ンを概念的に示すパターン図
【図8】図3のDMDの反射面パターンの第5のパター
ンを概念的に示すパターン図
【図9】図3のDMDの反射面パターンの第6のパター
ンを概念的に示すパターン図
【図10】図3のDMDの反射面パターンの第7のパタ
ーンを概念的に示すパターン図
【図11】図3のDMDの反射面パターンの第8のパタ
ーンを概念的に示すパターン図
【図12】観察対象の形状が凸状の場合の図3の光源装
置の作用を説明する説明図
【図13】観察対象の形状が管状の場合の図3の光源装
置の作用を説明する説明図
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る光源装置の
構成を示すブロック図
【図15】図14の光源装置の作用を説明する第1の説
明図
【図16】図14の光源装置の作用を説明する第2の説
明図
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…光源装置 11…操作パネル 12…明るさレベル操作部 13…補正レベル操作部 13a…パターン設定スイッチ 20…光源ランプ 21…ランプ電源 22…放物面鏡 23…レンズ 24…DMD 25…DMD駆動回路 26…パターン選択回路 27…パターン設定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を供給する光源と、体腔内に前記
    照明光を導入するためのライトガイドと、 前記光源と前記ライトガイドの間に配置され、前記光源
    の光を反射して前記ライトガイドに導入するように配置
    された、ひとつひとつの反射角度が変更可能な複数の反
    射鏡を格子状に配置して構成されたマルチミラーと、 前記マルチミラーの任意の反射鏡の角度が所定のパター
    ンになるように、前記マルチミラーの任意の反射鏡の角
    度を変更するマルチミラー駆動手段とを備えたことを特
    徴とする内視鏡光源装置。
JP23571099A 1999-08-23 1999-08-23 内視鏡光源装置 Expired - Fee Related JP3717719B2 (ja)

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