JP2001058464A - 感圧記録シート - Google Patents

感圧記録シート

Info

Publication number
JP2001058464A
JP2001058464A JP2000005481A JP2000005481A JP2001058464A JP 2001058464 A JP2001058464 A JP 2001058464A JP 2000005481 A JP2000005481 A JP 2000005481A JP 2000005481 A JP2000005481 A JP 2000005481A JP 2001058464 A JP2001058464 A JP 2001058464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sensitive recording
pressure
area
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000005481A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hayashi
孝行 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000005481A priority Critical patent/JP2001058464A/ja
Publication of JP2001058464A publication Critical patent/JP2001058464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離紙を用いることなく、必要に応じて対象
物に接着可能な接着構造を有し、かつ複写性が良好であ
るノーカーボン方式の感圧記録シートの提供。 【解決手段】 画像入力領域Iを有する面20aと、隣
接する一対の第1のシート12および第2のシート14
とを有し、第1のシート12は前記画像入力領域への画
像入力時に、第2のシート14を介して供与される圧力
によって電子供与性発色剤および電子受容性顕色剤とが
接触して発色する感圧記録面を有するとともに、該感圧
記録面は前記画像情報入力領域Iに相当する領域I12
剥離性を有する領域II12とを有し、かつ、領域I12と領
域II12とは実質的に重複せず、第2のシート14の第1
のシート12と隣接する面14bは前記領域II12に相当
する接着性を有する領域II14を有する感圧記録シート1
0である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧記録シートに
関し、特に、複写配送伝票として使用するのに適した感
圧記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、配送品の配送時に使用される配送
伝票としては、複写構造を有するカーボン式感圧記録シ
ートが一般的である。しかし、カーボン式感圧記録シー
トは、各シートの裏面にカーボン紙が貼り付けられてい
て、取り扱い時に、取扱者の手がカーボンによって汚れ
る等の不都合や、シートの裏面を印刷加工できない等の
不都合がある。このようなことから、近年、配送伝票等
に、カーボン紙を使用しないノーカーボン式感圧記録シ
ートが利用されている。
【0003】一般的に、複写構造を有するノーカーボン
式感圧記録シートは、支持体(原紙)表面に電子供与性
発色剤(または該電子供与性発色剤を内包するマイクロ
カプセル)を含有する発色剤層を設けた上用紙と、支持
体の表面に発色剤層を設け、かつその反対側表面に電子
受容性顕色剤を含有する顕色剤層を設けた中用紙、およ
び支持体表面に顕色剤層を設けた下用紙を用いて構成さ
れる。例えば、二枚複写型のノーカーボン式感圧記録シ
ートは、前記上用紙と前記下用紙とから構成され、三枚
以上の複写型のノーカーボン式感圧記録シートは、上用
紙と下用紙と、その間に挟持される1以上の中用紙とか
ら構成される。前記ノーカーボン式感圧記録シートにお
いて、前記上用紙、中用紙、および下用紙は、各々の発
色剤層と顕色剤層が対向接触するように積層され、上用
紙に情報が記入されると同時に、記入時に供与される圧
力によって、電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤が接
触し(例えば、いずれか一方を内包しているマイクロカ
プセルが破壊することによって両者が接触し)、中用
紙、下用紙の被複写面が発色して情報が複写される。こ
のようなノーカーボン式感圧記録シートには、上用紙、
中用紙、下用紙以外に、支持体上に、電子供与性発色剤
および電子受容性顕色剤の双方を含有する自己発色層を
設けた自己発色紙を用いる場合もある。
【0004】ところで、前記複写構造を有するノーカー
ボン式感圧記録シートを配送伝票として用いる場合、前
記感圧記録シートの裏面には、該感圧記録シートを配送
品に接着するために、接着剤が塗布された接着層が通常
設けられている。使用前には、該接着層には離型紙が貼
付され、その状態で、伝票表面に宛先および依頼主等の
所定の事項が記入された後、離型紙が接着層から剥離さ
れ、露出した接着層を配送品に接触させて接着させる。
裏面に貼付されていた離型紙は不要物となり、廃棄され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】配送伝票を、離型紙を
用いることなく配送品に接着可能な構造にできれば経済
的にも有利であり、かつ廃棄物が軽減できるので環境上
も好ましい。感圧記録シートを構成している、被複写面
を有するシートのいずれかを離型紙として使用すれば、
離型紙は控え伝票等に利用でき、別途、離型紙を貼付す
る必要がないので好ましい。シート表面に離型性を持た
せるには、通常、離型剤をシート表面に塗布し、該表面
に離型剤層を形成する方法がある。しかし、被複写面と
なるシートの発色剤層や顕色剤層の表面に離型剤層を形
成すると、離型剤層に含有される成分が、電子供与性発
色剤と電子受容性顕色剤との発色反応を阻害する場合が
あり、記入された情報が被複写面に良好に複写されない
場合がある。
【0006】本発明は、前記問題点を解決することを課
題とする。即ち、本発明は、別途、剥離紙を用いること
なく、必要に応じて対象物に接着可能な接着構造を有す
るとともに、複写性が良好であるノーカーボン方式の感
圧記録シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の感圧記録シートは、2以上のシートを積層
した感圧記録シートであって、画像入力領域を有する面
と、隣接する一対の第1および第2のシートとを有し、
第1のシートは前記画像入力領域への画像入力時に、第
2のシートを介して供与される圧力によって電子供与性
発色剤および電子受容性顕色剤とが接触して発色する感
圧記録面を有するとともに、該感圧記録面は前記画像情
報入力領域に相当する領域aと、剥離性を有する領域b
とを有し、かつ、領域aと領域bとは実質的に重複せ
ず、第2のシートの第1のシートと隣接する面は前記領
域bに相当する接着性を有する領域を有することを特徴
とする。
【0008】本発明の感圧記録シートの画像情報入力領
域に画像が入力されると、第1のシートの領域aには、
入力された画像が感圧複写される。感圧記録シートの保
管時あるいは情報記入時には、第1のシートは領域aと
実質的に重複しない剥離性を有する領域bによって、隣
接する第2のシートの接着性を有する領域と接着してい
る。感圧記録シートを対象物に接着する際には、第1の
シートと第2のシートとを剥離し、第2のシートの接着
性を有する領域を対象物に接触させることによって対象
物に接着する。剥離された第1のシートは、複写物とし
て利用される。
【0009】この様に、剥離された第1のシートには、
入力された画像が感圧複写されているので、控え伝票等
として有効活用することができ、別途、剥離紙を貼付す
ることが不要となる。また、第1のシートは、領域aと
実質的に重複しない領域bに剥離性を付与するための、
例えば、剥離剤が塗布されているので、剥離剤の成分に
よって、電子供与性発色剤および電子受容性顕色剤の発
色反応は阻害されず、複写性能は低下しない。
【0010】前記感圧記録シートは、電子供与性発色剤
および電子受容性顕色剤とを含有する自己発色層と、そ
の上に耐水性層とを設けたシートを備えているのが好ま
しい。また、前記感圧記録シートは、画像入力領域を有
する面が耐水性を有しているのが好ましい。耐水性を有
するシートを備えていると、雨等の環境下で使用された
場合に、耐久性が向上するので好ましい。
【0011】前記感圧記録シートの感圧記録面の少なく
とも一部は、電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤との
反応によって波長620nm〜720nmに吸収極大を
有する発色像が形成される領域を有し、かつ、前記発色
像は光学的読み取り装置で読み取り可能である構成にす
ることもできる。前記電子供与性発色剤は、フタリド化
合物、アザフタリド化合物、ジアザフタリド化合物、お
よびフルオラン化合物のうち少なくとも1つを含んでい
るのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の感圧記録シートを
適用した配送伝票の一形態を示す。配送伝票10は、第
1のシート12、第2のシート14、第3のシート1
6、第4のシート18、および第5のシート20から構
成され、本実施の形態では、第1のシート12は下用
紙、第2のシートは中用紙14、第3のシート16は自
己発色紙(裏面に電子供与性発色剤が塗布されている自
己発色紙)、第4のシート18は下用紙、および第5の
シート20は上用紙である。第5のシート20の表面2
0aには、図2に示す様に、配布先および依頼主等の所
定の事項を記入するための領域Iがある。第1のシート
12の表面12a、第2のシート14の表面14a、第
3のシート16の表面16a、および第4のシート18
の表面18aには、領域Iに相当する領域I12、I14
16、およびI18がある。各々のシートは、領域Iと領
域I12〜領域I18とが一致する様に、隣接するシートと
左端部で接着されていて、領域Iに記入された情報が領
域I12〜領域I18に複写されるようになっている。
【0013】領域Iに情報が記入されると、記入時の筆
圧等によって、第5のシート20の裏面20b、第3の
シート16の表面16aおよび裏面16b、第2のシー
ト14の裏面14bに塗布されている電子供与性発色剤
(以下、「発色剤」という場合がある。)mを内包する
マイクロカプセルMは破壊され、マイクロカプセルに内
包されていた発色剤mと、第4のシート18の表面18
a、第3のシート16の表面16a、第2のシートの表
面14a、および第1のシートの表面12aに塗布され
ている電子受容性顕色剤(以下、「顕色剤」という場合
がある。)nとが各々接触して発色し、領域Iに記入さ
れた情報が複写される。
【0014】第1のシート12の表面12aは、図3に
示す様に、領域I12と重複しない領域II12が剥離性を有
する。第2のシート14の裏面14bには、領域II12
相当する接着性を有する領域II14があり、領域II12が領
域II14に貼付されていて、領域II14は露出していない状
態になっている。領域Iに情報が記入された後、第1の
シート12は第2のシート14から剥離され、露出した
接着性を有する領域II 14を配送品等の対象物の適所に接
触させて、対象物に接着する。剥離された第1のシート
12の表面12aの領域I12には、領域Iに記入された
所定の事項が複写されているので、剥離後、控え伝票等
として使用することができる。配送伝票10が配送品に
接着されるのに前後して、配送伝票10を構成している
いくつかのシートは、客先用の控え伝票として、また配
送中継点等での控え伝票として、切り用ミシン目(不図
示)により切り離される。
【0015】第1のシートの表面12aの領域II12は、
領域I12の発色剤と顕色剤による発色を阻害しないよ
う、実質的に重複しないように配置されていればよく、
例えば、完全に重複していない配置(図3(a)
(b))の他、一部重複する配置(図3(c))であっ
てもよい。また、完全に重複しない配置においては、図
3(a)に示す様に、領域I12と領域II12とが接してい
る配置であっても、図3(b)に示す様に、領域I12
領域II12とが離間された配置であってもよい。
【0016】領域Iを第5のシート20の表面20aの
中央部に配置するとともに、領域Iに相当する領域II20
を、表面12aの中央部に配置し、領域II12および領域
II14を第1のシート12の表面12a、および第2のシ
ート14の裏面14bの各々周縁部に配置すると、配送
品等の対象物に接着した後、第2のシート14が対象物
から剥離し難いので好ましい。例えば、図3に示す様
に、領域I12の周囲を囲んで領域II12を配置することが
できる。また、図4(a)および(b)に示す様に、2
箇所の周縁部に矩形の領域II12a、および領域II12bを配
置してもよい。第2のシート14の裏面14bの領域II
14は、領域II12と等しい面積を有し、領域II12と一致す
るように配置されているのが好ましいが、接着性を有す
る領域II12が、第1のシート12の表面12aの領域II
12以外に接着して、第1のシート12を第2のシート1
4から剥離するのを阻害しない限り、領域II14と領域II
12の面積が異なっていたり、配置が異なっていてもいて
もよい。
【0017】第1のシート12の表面12aの領域II12
は、シリコーン、フッ素系油、脂肪酸エステル等の剥離
剤を、下用紙等の表面の所定の位置に塗布することによ
り形成することができる。また、第2のシート14の裏
面14bの領域II14は、感圧性接着剤を中用紙等の表面
の所定の位置に塗布することにより形成することができ
る。
【0018】第1〜第5のシートを構成している上用
紙、中用紙、下用紙、および自己発色紙の組み合わせに
ついては、特に限定されず、領域Iに情報が記入される
際の加圧によって、領域Iに相当する領域I12〜領域I
18に発色剤と顕色剤との発色反応が進行するように、積
層されていればよい。例えば、図5(a)に示す様に、
自己発色紙からなる第1のシート12'、および下用紙
からなる第2のシート14'、自己発色紙からなる第3
のシート16、下用紙からなる第4のシート、および上
用紙からなる第5のシートで構成されている配送伝票1
0'であってもよい。また、図5(b)に示す様に、下
用紙からなる第1のシート12、中用紙からなる第2の
シート14、中用紙からなる第3のシート16''、中用
紙からなる第4のシート18''、および上用紙からなる
第5のシートで構成されている配送伝票10''であって
もよい。
【0019】また、前記実施の形態では、5枚のシート
から構成されている態様を示したが、これに限定され
ず、本発明の感圧記録シートは、2以上のシートを組み
合わせた態様の全てを含む。例えば、第1のシート12
と第2のシート14のみからなる構成であってもよく、
その場合は、画像情報入力領域Iは、第2のシート14
の表面14aに存在する。
【0020】本発明の感圧記録シートを構成している上
用紙、下用紙、中用紙、自己発色紙についても、特に限
定されず、市販されているものを広く使用することがで
きる。上用紙は、通常、原紙等の片面に発色剤mを内包
するマイクロカプセルMを含有する発色剤層を有し(図
6(a))、中用紙は原紙の片面に前記発色剤層と、他
の面に顕色剤nとを含有する顕色剤層を有し(図6
(b))、下用紙は原紙片面に前記顕色剤層を有する
(図6(c))。自己発色紙については、原紙等の片面
に発色剤mを内包するマイクロカプセルMと顕色剤nと
を含有する自己発色層が設けられた構成であるが(図6
(d))、自己発色層は、発色剤mおよび顕色剤nの双
方を含有する1層からなるものであっても、発色剤mを
内包するマイクロカプセルMを含有する層と顕色剤nを
含有する層の2層からなるものであってもよい。また、
配送伝票10および配送伝票10'の第3シート16
は、表面16aに自己発色層を有するとともに、裏面1
6bに発色剤層が設けられている(図6(e))。
【0021】本発明の感圧記録シートを構成している上
用紙、下用紙、中用紙、自己発色紙の各々に用いられる
発色剤mおよび顕色剤nについては、各々1種を単独で
用いても、2種以上を併用していもよい。また、感圧記
録面を2以上の領域に区分し、区分された領域毎に含有
させる発色剤(および/または顕色剤)の種類をかえ、
区分毎に異なる色に発色させてもよい。
【0022】領域Iへの入力は、加圧入力であればよ
く、ペン等による筆圧以外にも、機械的圧力によって画
像情報を記入することもできる。例えば、領域Iにバー
コードを機械的圧力により記入してもよい。領域Iの一
部にバーコードを入力し(バーコードが入力された領域
を「バーコード領域」という)、各シートの感圧記録面
にバーコードを複写する場合は、各シートのバーコード
領域に相当する領域が、波長620nm〜720nmに
吸収極大を有し、かつ光学的読み取り装置で読み取り可
能である発色像を形成し得る様に、発色剤と顕色剤とを
組み合わせて含有させる。前記発色剤としては、フタリ
ド化合物、アザフタリド化合物、ジアザフタリド化合
物、およびフルオラン化合物が挙げられ、具体的には、
特開平6−122268号公報の第15段落から第22
段落(表A、表B、および表C)に記載された化合物が
好ましく用いられる。
【0023】図7に本発明の感圧記録シートを適用した
配送伝票の他の形態を示す。図1と同一の部材には同一
の番号を付し、その詳細については省略する。配送伝票
100は、第1のシート12、第2のシート14、第3
のシート116、第4のシート18、および第5のシー
ト20が積層された構成である。第5のシート20の領
域Iに所定の事項が記入された後、第1のシート12が
第2のシート14から剥離され、配送伝票100は、第
2のシート14の裏面14bの接着性領域II14により、
配送品等に貼付される。伝票100が配送品に貼付され
るのに前後して、第5のシート20および第4のシート
18は、切り用ミシン目(図示せず)等により、配送伝
票100から切り離され、控え伝票等になる。従って、
伝票100は、第3のシート116が最表面のシートの
状態で、配送品に貼付され、領域Iから領域I116に複
写された情報(例えば、配布先)に従って配送される。
【0024】本実施の形態では、第3のシート116
は、図7(b)に示す様に、原紙110上に、発色剤と
顕色剤とを含有する自己発色層112を有し、さらにそ
の上に耐水性層114を有する構成である。従って、第
3のシート116の表面116aは耐水性を有している
ので、雨・雪等の環境下で使用された場合も、破損せ
ず、領域I116に複写された情報が不明になるのを防止
することができる。また、第3のシート116には、発
色剤および顕色剤の双方を含有する自己発色層112が
形成されているので、耐水性層114を表面に有してい
ても、その発色は阻害されない。
【0025】表面に耐水性層を有する自己発色紙は、例
えば、疎水性物質からなる撥水性インクを自己発色紙の
表面に塗布することにより作製することができる。ま
た、ポリエチレンフィルム等のプラスチックフィルム
を、自己発色紙の表面上に、ラミネート加工する方法に
より作製することもできる。
【0026】本実施の形態においては、第3のシート
が、耐水性層を有する自己発色紙からなる形態を示した
が、これに限定されず、配送伝票の構成に応じて、いず
れのシートの表面が耐水性層を有する形態であってもよ
い。図8(a)に、前記配送伝票10'の第3のシート
16を、耐水性層114を有する自己発色紙からなる第
3のシート116に代えた配送伝票100'を示す。ま
た、図8(b)に、第5のシート20を、耐水性層11
4''を有する上用紙からなる第5のシート120''に代
えた配送伝票100''を示す。配送伝票100'では、
第3のシート116が配送時の最表面のシートになる伝
票構成とすることができ、また、配送伝票100''で
は、第5のシート120''が配送時の最表面のシートに
なる配送伝票とすることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、別途、剥離紙を貼付すること
なく、情報記入後に対象物に接着可能な接着構造を有す
るとともに、複写性が良好であるノーカーボン方式の感
圧記録シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の感圧記録シートを配送伝票に適用し
た一形態を示した概略断面図である。
【図2】 本発明の感圧記録シートを配送伝票に適用し
た一形態を示した外観斜視図である。
【図3】 本発明の感圧記録シートを構成している第1
のシートの表面の外観斜視図である。
【図4】 本発明の感圧記録シートを構成している第1
のシートの表面の外観斜視図である。
【図5】 本発明の感圧記録シートを配送伝票に適用し
た他の形態を示した概略断面図である。
【図6】 上用紙、中用紙、下用紙、および自己発色紙
の構成を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の感圧記録シートを配送伝票に適用し
た他の形態を示した概略断面図である。
【図8】 本発明の感圧記録シートを配送伝票に適用し
た他の形態を示した概略断面図である。
【符号の説明】
10、100 配送伝票 12 第1のシート 14 第2のシート 16 第3のシート 18 第4のシート 20 第5のシート I 情報記入領域 116 自己発色紙 110 支持体 112 自己発色層 114 耐水性層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上のシートを積層した感圧記録シー
    トであって、 画像入力領域を有する面と、 隣接する一対の第1および第2のシートとを有し、 第1のシートは前記画像入力領域への画像入力時に、第
    2のシートを介して供与される圧力によって電子供与性
    発色剤および電子受容性顕色剤とが接触して発色する感
    圧記録面を有するとともに、該感圧記録面は前記画像情
    報入力領域に相当する領域aと剥離性を有する領域bと
    を有し、かつ、領域aと領域bとは実質的に重複せず、 第2のシートの第1のシートと隣接する面は前記領域b
    に相当する接着性を有する領域を有する感圧記録シー
    ト。
  2. 【請求項2】 電子供与性発色剤および電子受容性顕色
    剤とを含有する自己発色層と、その上に耐水性層とを有
    するシートを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    感圧記録シート。
  3. 【請求項3】 画像入力領域を有する面が耐水性を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の感圧記録シート。
  4. 【請求項4】 感圧記録面の少なくとも一部が、電子供
    与性発色剤と電子受容性顕色剤との反応によって波長6
    20nm〜720nmに吸収極大を有する発色像が形成
    される領域を有し、かつ、前記発色像は光学的読み取り
    装置で読み取り可能であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3までのいずれか1項に記載の感圧記録シー
    ト。
JP2000005481A 1999-06-18 2000-01-14 感圧記録シート Pending JP2001058464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005481A JP2001058464A (ja) 1999-06-18 2000-01-14 感圧記録シート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17242299 1999-06-18
JP11-172422 1999-06-18
JP2000005481A JP2001058464A (ja) 1999-06-18 2000-01-14 感圧記録シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001058464A true JP2001058464A (ja) 2001-03-06

Family

ID=26494778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000005481A Pending JP2001058464A (ja) 1999-06-18 2000-01-14 感圧記録シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001058464A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4737616B2 (ja) 鑑識用粘着シート及びその製造方法
EP0420463A2 (en) Parcel waybill
JPH0564955A (ja) 記録用紙付きラベル帳票及び記録作成法
JP2001058464A (ja) 感圧記録シート
JP2004082580A (ja) 隠蔽ハガキ
JPS5946265U (ja) 感熱記録用ラベルシ−ト
JP2001187492A (ja) 配送伝票
JP3171724B2 (ja) 配送伝票
JP3502162B2 (ja) 両面複写帳票
JP3374510B2 (ja) 時間経過表示体
JPH11342682A (ja) 配送伝票
JPH061425Y2 (ja) 情報カード用カード基材
JP4860955B2 (ja) 配送伝票
JP2001187493A (ja) 配送伝票
JP2001334774A (ja) 貼付用複写用紙
JPH0446937Y2 (ja)
JPH0525906Y2 (ja)
JP2000158860A (ja) 感熱発色ラベルシート
JP2001039059A (ja) 配送伝票
JP2010194909A (ja) 申し込み封書
JPS6030773Y2 (ja) 複写式ラベル
JP3647151B2 (ja) 複写用紙
JPH088127Y2 (ja) 複写可能なラベル付き帳票
JP2597791Y2 (ja) 熨斗紙
JPH0740652A (ja) 粘着用紙を有するノーカーボン複写用紙