JP2001058030A - パチンコ遊技機における照明表示装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における照明表示装置

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JP2001058030A
JP2001058030A JP11234145A JP23414599A JP2001058030A JP 2001058030 A JP2001058030 A JP 2001058030A JP 11234145 A JP11234145 A JP 11234145A JP 23414599 A JP23414599 A JP 23414599A JP 2001058030 A JP2001058030 A JP 2001058030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光手段を増やすことなく電飾的な表示効果
を高めることができ、かつ組立工数を低減し得る。 【解決手段】 前枠Bに組付けられるガラス扉Dの前面
上部外周囲に、照明表示装置Lを設置可能にした設置部
22が成形される。設置部22に設置される照明表示装
置Lは、左右の設置部22a,22bに配置された一対
の表示ランプ24,24と、中央設置部22cに配置さ
れた発光補助部材50および表示ランプ24,24と発
光補助部材50を前側から覆うカバー部材としてのラン
プカバー28とから構成される。発光補助部材50の板
状本体の前面には、前方に突出して上下方向に延在する
複数の凸部が、左右方向に連続的に形成される。表示ラ
ンプ24,24の光は、発光補助部材50の多数の凸部
の表面で反射して広範囲に亘って拡散されて電飾的効果
が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
における照明表示装置に関し、更に詳しくは、電飾的効
果や遊技機に現出される特別ゲーム等を照明報知し得る
照明表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機に代表されるパチンコ機
やアレンジボール機では、パチンコゲーム上での電飾的
効果を図り、特別ゲーム等の成立を照明表示報知するた
めの手段として、一般的にランプ部品又は照明ランプ具
とも呼ばれている照明装置が多く利用され、主な対象設
置部として、前枠の上縁部前側や、該前枠に取着される
ガラス扉の上方周囲に装着されている。そしてこのよう
な照明装置は、大別的に観た場合、プリント基板(回路
用パターン線をプリント形成した基板)の所定位置に、
フィラメント式ランプ(豆球)やLEDランプ(発光ダイ
オード)等の表示ランプを配置接続したタイプのもの
が、対象の設置部に合わせて使用されている。このもと
で特別ゲーム等の成立例として、図柄の変動組合わせに
よる大当り表示や入賞装置の開成作動に対応して、照明
装置の表示ランプが、点灯と点滅、色変発光(赤と緑)を
含む所定条件で照明表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記照明装置は、特別
ゲーム等の成立に対する好適な電飾的効果を高めるため
に大型化の傾向にあり、広範囲に亘る照明が求められて
いる。前記表示ランプの光を広範囲に照射させる手段と
して、該ランプを覆うランプカバーの内面にダイヤカッ
トや球面状カットを施し、表示ランプからの光をランプ
カバーで広範囲に拡散させる構成が採用されている。し
かし、ランプカバーによる拡散だけでは、その拡散効果
は充分でなく、ランプカバーの全体に亘って電飾的効果
の高い照明表示ができなかった。
【0004】そこで、従来は対象設置部に対するランプ
の配置数を増やすことで対応しているが、この場合には
部品点数が増加すると共に、基板にランプを接続する作
業が多くなって製造コストが嵩む問題がある。またラン
プと基板とはハンダ付けしているため、ランプの増加に
伴ってハンダの使用量が多くなり、パチンコ機を廃棄し
たりリサイクルに際して、環境問題の点で不利となる難
点が指摘される。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたものであって、発光手段を増やすこと
なく電飾的な表示効果を高めることができ、かつ組立工
数を低減し得ると共に環境を考慮した設計となっている
パチンコ遊技機における照明表示装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、初期
の目的を達成するため本発明に係るパチンコ遊技機にお
ける照明表示装置は、パチンコ遊技機の前面側に設けら
れる照明表示装置であって、前記パチンコ遊技機におけ
る前面上部の左右両側部に配置された一対の発光手段
と、前記両発光手段の間に配置され、前側に突出する凸
部が左右方向に複数形成され、前記発光手段からの光を
拡散する不透明な材料で成形される発光補助部材と、前
記発光手段および発光補助部材を覆い、発光手段および
発光補助部材からの光を拡散照明可能なカバー部材とか
らなり、前記発光補助部材は、その左右方向の中央で前
方に向けて折曲がる略ヘ字状に形成されていることを特
徴とする。
【0007】
【作用】パチンコ遊技機の前面上部の左右両側部に配置
した発光手段は、例えば特別ゲームが現出した場合に、
点灯または点滅して照明表示する。この発光手段の光
は、不透明な材料で成形された発光補助部材に形成され
た多数の凸部の表面で反射して広範囲に亘って拡散され
て電飾的効果を高めることができ、特別ゲームを現出さ
せた遊技者に対して、快感や満足感、更には優越感等を
充分に与え得る。またホール管理者等に、特別ゲームの
現出を確実に覚知させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機における照明表示装置について、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。な
お本実施例では、遊技機として一般的なパチンコ機を例
にし、これにゲーム用の照明表示・報知手段として利用
される場合を主に例示する。
【0009】そこで、先ず本実施例に係るパチンコ機に
ついて、図1を参照して要約説明する。このパチンコ機
Pは、その基本的な構成として、縦長方形の外枠Aの開
口前面側に、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方
形の前枠Bが連結支持手段および施錠手段を利用して開
閉および着脱可能に組付けられている。そしてこの前枠
Bの前面側に、遊技盤Cの透視保護窓であるガラス扉D
と、上の球受け皿Eとが個々の連結支持手段等を利用し
て共に横開き形態で開閉可能に組付け整合される一方、
前枠Bの下部に下の球受け皿Fおよび打球発射装置G等
が装着セットされ、また前枠Bの裏側に各種の球径路お
よび球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)
がセットされている。
【0010】前記前枠Bの正面内部に着脱可能にセット
される遊技盤Cは、図1に例示するように、略円形状に
湾曲形成したレールにより囲まれた遊技領域の各部に、
各種の電気的部品(フィラメントランプやLEDラン
プ、スイッチやセンサー、ソレノイドやモータ等)を有
する遊技部品例として、電飾具10や回転案内具12、
入賞具14、図柄表示装置16および電動入賞装置18
等が夫々配設されている。そしてこれらの遊技部品の各
種電気的部品が、ゲーム用の電子的な制御装置(図示せ
ず)に夫々系統別に接続されて、ゲーム内容に合わせて
入出制御(点灯,検出,駆動)されるようになっており、こ
のもとで遊技領域で所定のパチンコゲームを展開して、
特別ゲーム等の成立を現出し得るようになっている。
【0011】前記前枠Bに組付けられるガラス扉Dは、
前枠Bの前面域に整合する方形サイズに合成樹脂成形さ
れて、その中央部に略円形の窓口20が開口されると共
に、この窓口20の裏側に透明な板ガラスが着脱自在に
セットされて、窓口20から遊技盤Cのゲーム領域を透
視し得るよう構成される。またガラス扉Dの前面には、
窓口20の上部外周囲に、照明表示装置Lを設置可能に
した設置部22が成形されている。この設置部22は、
図1に示す如く、ガラス扉Dの前面中央を挟んで左右に
位置する左設置部22aと右設置部22bおよび左右の
設置部22a,22bの間に位置する中央設置部22c
とから構成される。
【0012】前記ガラス扉Dの設置部22に設置される
照明表示装置Lは、左右の設置部22a,22b(パチン
コ機Pの前面上部の左右両側部)に配置された一対の発
光手段としての表示ランプ24,24と、中央設置部2
2cに配置された発光補助部材50および表示ランプ2
4,24と発光補助部材50を前側から覆うカバー部材
としてのランプカバー28とから基本的に構成される。
このランプカバー28は、図3に示す如く、左右両設置
部22a,22bに対応する部分が前方に膨出するよう
成形され、設置部22に対してはフックと係合口(何れ
も図示せず)を介して着脱可能に取付けられる。また、
ランプカバー28の内面(裏面)の全体にはダイヤモンド
カットが施されて、表示ランプ24,24や発光補助部
材50の光を効率的に拡散し得るようになっている。な
お、ランプカバー28は、前記表示ランプ24や発光補
助部材50からの光を良好に拡散照明し得、装飾用部材
をも兼用し得る有色樹脂材より成形したものが好適とさ
れる。ちなみに、ランプカバー28の取着手段として
は、ビスも利用可能である。
【0013】前記左右の設置部22a,22bの夫々に
は、取付け部としての複数の取付ボス30が、水平前方
へ延出した状態で一体成形されており(図3参照)、これ
ら取付ボス30と基板32に形成された小孔(図せず)と
を夫々整合させてビス34をねじ込むことにより、該基
板32が対応する設置部22a,22bに位置決め固定
される。各基板32には、必要な回路用のパターン線が
プリント形成され、このパターン線に前記表示ランプ2
4がハンダ付け等の手段で接続固定されている。この表
示ランプ24は、フィラメント式のものであって、その
円筒部24aの長手方向両端から延出する脚ピン24
b,24bが、前記パターン線に接続される。そして実
施例では、表面ランプ24における発光部としての円筒
部24aの周面が、図2に示す如く、前記中央設置部2
2cに配置されている発光補助部材50を指向する姿勢
で配置され、該補助部材50に向けて光を効率的に照射
し得るよう構成される。前記基板32は前記制御装置に
接続されて、特別ゲームの成立時に表示ランプ24を点
灯または点滅制御することで、遊技者に特別ゲームの現
出を照明報知し得るようになっている。なお、表示ラン
プ24としては、LED等のその他の発光手段が適宜に
使用可能である。
【0014】実施例に係る発光補助部材50は、図4〜
図6に示す如く、白等の有色で不透明な合成樹脂材料に
より成形されて、その表面で光を反射し得るよう構成さ
れる。また発光補助部材50は、その全体が、図2に示
す如く、正面視において前記窓口20に略倣う弧状に成
形されると共に、その板状本体40の左右方向(長手方
向)の両端部に形成した取付部41,41の裏面に、ボス
42,42が夫々一体的に形成されている。そして、各
取付部41およびボス42に共通的に穿設した通孔43
を、前記左右の設置部22a,22bにおける中央寄り
に設けられた取付ボス30に外挿することで、当該発光
補助部材50は、前記一対の表示ランプ24,24の略
中間において、その長手方向を表示ランプ24,24の
離間方向に略整列させた状態で位置決めされる。
【0015】前記発光補助部材50における両取付部4
1,41の間に臨む板状本体40の前面には、前方に突
出して上下方向(短手方向)に延在する複数の凸部52
が、左右方向(長手方向)に連続的に形成されている。こ
の凸部52は、図6に示す如く、平断面において略二等
辺三角形状に形成され、両傾斜面52a,52aが対応
する表示ランプ24を指向している(図5参照)。また板
状本体40は、図5に示す如く、その左右方向の中央が
前方に向けて折曲がる略ヘ字状に形成され、全ての凸部
52における両傾斜面52a,52aに、表示ランプ2
4,24からの光が効率的に照射されるよう構成され
る。すなわち、表示ランプ24からの光が、図7に示す
ように、各凸部52における傾斜面52aの表面で反射
することで、各凸部52が恰も発光しているかのように
見えるようになっている。なお、板状本体40の裏面外
周囲にスカート部44が形成され、発光補助部材50の
強度を向上するよう構成してある。また前記表示ランプ
24は、図3に示すように、発光補助部材50より前方
に位置して、該補助部材50に光を効率的に照射し得る
よう設定されている。
【0016】なお、前記発光補助部材50では、その色
は白色に限らず光の反射率の高い適宜の色が選択可能で
ある。また凸部52の表面(前面)あるいは補助部材50
の全体に、金や銀色のメッキ層のような反射手段を設
け、光の反射率を向上させるようにしてもよい。
【0017】
【実施例の作用】次に、本発明に係るパチンコ遊技機に
おける照明表示装置の作用につき説明する。
【0018】前記ガラス扉Dにおける設置部22の取付
ボス30,30に対し、前記発光補助部材50の左右に
穿設した通孔43,43を外挿することで、該補助部材
50が位置決めされる。また表示ランプ24が配設され
る各基板32では、取付ボス30に小孔を夫々整合させ
てビス34をねじ込むことにより、該基板32が設置部
22に固定される。このとき、図5および図6に示すよ
うに、設置部22と基板32とで発光補助部材50の取
付部41が挟持されて、該補助部材50も固定される。
この状態にあっては、発光補助部材50は、左右の表示
ランプ24,24の間の最適な位置に位置決め固定さ
れ、各表示ランプ24の光の良好な拡散が可能となる。
また各表示ランプ24は、基板32に対して、その円筒
部24aの周面が発光補助部材50を指向する向きで配
置される。
【0019】前記ランプカバー28は、設置部22に対
してフックと係合口とを介して係着され、前記表示ラン
プ24,24および発光補助部材50を前側から覆う。
これにより、照明表示装置Lはガラス扉Dに固定化保持
される。
【0020】前述のように、ガラス扉Dに照明表示装置
Lを取着したパチンコ機Pにおいては、現行機と同様な
遊技操作(球送り・発射作動操作)に基いて、上の球受け
皿E内の遊技球を機内の発射部位に1球ずつ送込んで打
球発射装置Gにより遊技盤C内に打出し、所要のパチン
コゲームを展開し得る。そして遊技盤Cでのゲームを例
にして大別的に観ると、夫々の入賞具14に対する遊
技球の入賞ゲーム、遊技球の入賞に基く図柄表示装置
16による表示ゲーム、表示ゲームで得られた大当り
成立ゲーム、大当りゲームの成立を契機にして行なわ
れる電動入賞装置18による開成作動ゲーム、等が現出
される。そしてこのようなゲームに対応する照明表示態
様例について、,では通常ゲームとして各種の遊技
部品10,12のランプ類による短時間のランプ表示が
行なわれ、一方,では特別ゲームとされてランプ表
示とは別に本実施例の照明表示装置Lによる設定時間内
の照明表示が行なわれる。
【0021】このような設定条件において、2個の表示
ランプ24,24が通電発光されてランプカバー28を
介して照明する。このとき、各表示ランプ24の光は、
前記発光補助部材50の各凸部52に照射され、各凸部
52により前方に向けて効率的に拡散される。すなわ
ち、板状本体40が略へ字状に形成されると共に、各凸
部52は表示ランプ24,24を指向する傾斜面52a,
52aを有する二等辺三角形状に形成され、更に前記表
示ランプ24,24が発光補助部材50より前方に位置
することで、該板状本体40の前面に連続的に形成され
ている全ての凸部50に向けて、各表示ランプ24の光
が効率的に照射される。そして、各凸部50の傾斜面5
2aで反射された光が、図7に示すように前方に向けて
効率的に拡散することで、各凸部52が恰も発光してい
るかのように見える。すなわち、両ランプ24,24の
間に位置する発光補助部材50においては、その全体に
亘って恰も発光しているかのように見えるようになる。
なお、前述したように各表示ランプ24は、その円筒部
24aの周面を発光補助部材50に指向する姿勢で配置
されているから、各表示ランプ24の光を発光補助部材
50に効率的に照射することができ、これが発光補助部
材50による良好な照明表示に寄与する。
【0022】従って特別ゲームの現出中の設定時間内に
おいては、2個の表示ランプ24,24によるランプ照
明と、1個の発光補助部材50による間接照明とによ
り、照明表示装置Lの全体が好適に照明され、同ゲーム
の現出状態を好適かつ鮮明に照明表示および報知し得る
と共に電飾効果を高め得る。なお、表示ランプ24の照
明は、点灯または点滅の何れでもよい。
【0023】このように、ランプを増やすことなく照明
表示装置Lの全体を照明することができるから、部品点
数を低減して製造コストを低廉に抑えることが可能とな
る。またランプと基板との接続数が低減するから、ハン
ダの使用量を必要最少量に留め得、廃棄やリサイクルに
際して多量のハンダが廃棄される事態を防止し、環境を
考慮した設計となっている。
【0024】
【別実施例】図8は、発光補助部材の別実施例を示すも
のであって、図8に示す別実施例に係る発光補助部材5
4は、真鍮等の金属板を連続する山型に折曲げ形成する
ことで、複数の三角形状の凸部56を左右方向に連続的
に形成したものであって、各凸部56の左右の傾斜面5
6a,56aの表面で光を反射して前方に拡散させ得る
よう構成される。そして、このように凸部56の表面で
光を反射する場合は、該凸部56は略二等辺三角形状に
形成される。また発光補助部材54は、その全体として
左右方向の中央が前方へ折曲がる略ヘ字状に形成される
ことが推奨される。なお、金属板で発光補助部材54を
構成した場合も、その表面に光の反射率の高いメッキ層
等の反射手段を別途施すようにしてもよい。
【0025】そして、前述したように構成した別実施例
の発光補助部材54においても、前記実施例と同様に、
特別ゲームの現出中の設定時間内においては、2個の表
示ランプ24,24によるランプ照明と、1個の発光補
助部材54による間接照明とにより、照明表示装置Lの
全体が好適に照明され、同ゲームの現出状態を好適かつ
鮮明に照明表示および報知し得ると共に電飾効果を高め
得る。また、製造コストを低廉に抑えることができると
共に、環境を考慮した設計となっていることも、前述し
た通りである。
【0026】前述した実施例や別実施例では、照明表示
装置の具体的な実施形態例として、前記ガラス扉の設置
部に装備するタイプにつき説明したが、該照明表示装置
は、前枠の前面側の上部に形成された設置部に装備され
るものであってもよい。また、発光補助部材に形成され
る凸部の形状としては、三角形状が最も良好であるがこ
れに限定されるものでなく、半円、U字形あるいは台形
等の適宜の形状を採用することも可能である。なお、発
光補助部材に蛍光塗料を塗布してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機における照明表示装置によれば、発光手段を増
やすことなく、照明表示装置の全体を発光しているかの
如く見せることができ、例えば特別ゲーム等の成立状態
を好適かつ鮮明に表示して、電飾的効果を高めることが
できる利点がある。また部品点数および組立工数を低減
し得るから、製作コストを低く抑えることができると共
に、メンテナンスも容易となる。更には、発光手段と基
板とをハンダ付けにより接続するような場合では、ハン
ダの使用量を極力少なくすることができ、遊技機の廃棄
やリサイクル等に伴う環境を考慮した装置を提供し得る
利点がある。
【0028】また、発光補助部材を略ヘ字状に形成する
ことで、両側に位置する各発光手段から全ての凸部に効
率的に光が照射される利点がある。しかも、発光手段に
おける発光部の周面を、発光補助部材に指向する姿勢で
配置したことで、各発光手段の光を発光補助部材に効率
的に照射することができ、更に良好な照明表示をなし得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る照明表示装置を装
備したパチンコ機の正面図である。
【図2】実施例に係る照明表示装置を一部破断して示す
要部正面図である。
【図3】実施例に係る照明表示装置を一部破断して示す
要部平面図である。
【図4】実施例に係る発光補助部材の正面図である。
【図5】実施例に係る照明表示装置における主要部を示
す横断平面図である。
【図6】実施例に係る照明表示装置における主要部を示
す拡大横断平面図である。
【図7】実施例に係る発光補助部材による光の反射状態
を示す説明図である。
【図8】別実施例に係る発光補助部材を配設した照明表
示装置における主要部を示す横断平面図である。
【符号の説明】
24 表示ランプ(発光手段) 24a 円筒部(発光部) 28 ランプカバー(カバー部材) 50 発光補助部材 52 凸部 52a 傾斜面 54 発光補助部材 56 凸部 56a 傾斜面 P パチンコ機(パチンコ遊技機)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機の前面側に設けられる照
    明表示装置であって、 前記パチンコ遊技機(P)における前面上部の左右両側部
    に配置された一対の発光手段(24,24)と、 前記両発光手段(24,24)の間に配置され、前側に突出す
    る凸部(52,56)が左右方向に複数形成され、前記発光手
    段(24,24)からの光を拡散する不透明な材料で成形され
    る発光補助部材(50,54)と、 前記発光手段(24,24)および発光補助部材(50,54)を覆
    い、発光手段(24,24)および発光補助部材(50,54)からの
    光を拡散照明可能なカバー部材(28)とからなり、 前記発光補助部材(50,54)は、その左右方向の中央で前
    方に向けて折曲がる略ヘ字状に形成されていることを特
    徴とするパチンコ遊技機における照明表示装置。
  2. 【請求項2】 前記凸部(52,56)は二等辺三角形状を呈
    し、その傾斜面(52a,56a)が対応する発光手段(24)を指
    向している請求項1記載のパチンコ遊技機における照明
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記発光補助部材(50)は、白色の合成樹
    脂材料で成形される請求項1または2記載のパチンコ遊
    技機における照明表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光補助部材(54)は金属板からな
    り、該金属板を折曲げることで前記凸部(56)が形成され
    ている請求項1または2記載のパチンコ遊技機における
    照明表示装置。
  5. 【請求項5】 前記発光補助部材(50,54)の前面に、金
    または銀色のメッキ層が施されている請求項1〜4の何
    れかに記載のパチンコ遊技機における照明表示装置。
  6. 【請求項6】 前記各発光手段(24)は、円筒状の発光部
    (24a)の周面を、前記発光補助部材(50,54)に指向する姿
    勢で配置されている請求項1〜5の何れかに記載のパチ
    ンコ遊技機における照明表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004121810A (ja) * 2002-07-31 2004-04-22 Nitto Island Key Kk パチンコ機の入賞口の発光化粧体
JP2016107134A (ja) * 2016-03-15 2016-06-20 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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