JP2001057616A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001057616A
JP2001057616A JP11232116A JP23211699A JP2001057616A JP 2001057616 A JP2001057616 A JP 2001057616A JP 11232116 A JP11232116 A JP 11232116A JP 23211699 A JP23211699 A JP 23211699A JP 2001057616 A JP2001057616 A JP 2001057616A
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Eijiro Inoue
栄治郎 井上
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は故障等の異常発生時に自動的に自局に
最も近いサービスセンターに異常発生情報を連絡するフ
ァクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、自局電話番号(自局
番号)が登録された状態で異常(故障等)が発生する
と、表示部に故障発生情報を表示して、自動連絡スイッ
チがオンかチェックする。自動連絡スイッチがオンであ
ると、ファクシミリ装置は、自局電話番号の市外局番に
基づいて自局の地域を特定し、当該地域に最も近いサー
ビスセンターをサービスセンター番号表から選択して、
故障情報レポートを作成する。ファクシミリ装置は、選
択したサービスセンター宛に発呼して、作成した故障情
報レポートを送信し、送信が正常に終了しないと、サー
ビスセンター番号表に基づいて、次に近いサービスセン
ターを第2候補として選択して、当該サービスセンター
宛に故障情報レポートを送信する処理を故障情報レポー
トが正常に送信できるまで行う(ステップS101〜S
114)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、故障等の異常発生時に自動的にサー
ビスセンターに異常発生情報を連絡するファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、異
常発生時の対応を速やかに行うために、ファクシミリ装
置に異常が発生すると、異常発生を検知し、当該異常内
容や異常発生場所を表示部等に表示するものが出現して
いる。例えば、トナーの残量を検出して、トナーが所定
量以下になると、トナー残量が少ない旨を表示したり、
紙詰まりが発生すると、搬送経路の当該紙詰まりの発生
した箇所を表示出力する等の異常検出・通知処理を行う
ファクシミリ装置が出現している。
【0003】ところが、異常が発生した場合に、ファク
シミリ装置が当該異常の発生場所や異常内容を表示等に
より通知するだけでは、オペレータがファクシミリ装置
から離れている場合には、当該異常の発生を知ることが
できず、速やかな対応を行うことができない。また、当
該異常がオペレータにとって解除不可能な異常であると
きには、異常発生を確認してからサービスセンターに連
絡していたのでは、速やかな対応を行うことができな
い。
【0004】そこで、従来、予め修理依頼先の電話番号
を番号記憶手段に記憶しておき、故障発生時に当該修理
依頼先に発呼して、レポート情報を送信するファクシミ
リ装置が提案されている(特開平6−296215号公
報、特開平8−223389号公報、特開平8−223
389号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、故障等の異常
発生時に、予め設定された装置に故障通知を行うように
なっていたのみであったため、異常発生時の処理として
なお不十分であるという問題があった。
【0006】すなわち、従来のファクシミリ装置にあっ
ては、故障発生時の通知先はオペレータが予め設定した
相手先であり、故障通知先として設定入力する必要があ
り、面倒であるだけでなく、移転などでファクシミリ装
置の設置場所が変更になり、故障通知先が以前の設定入
力先であると、遠距離のサービスセンター等の故障通知
先に故障通知を行ってしまい、速やかな故障の回復を行
うことができない。
【0007】この問題を解決するには、ファクシミリ装
置の設置場所に最も近いサービスセンター等の故障通知
先をオペレータがサービスセンター一覧表等で確認し
て、改めて設定入力する必要があり、面倒であるという
問題があった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、所定の異
常発生時に、自局番号記憶手段の自局番号に基づいて連
絡先記憶手段に記憶されている複数のサービスセンター
のうちから自局に最も近いサービスセンターを選択して
異常発生を通知することにより、故障等の所定の異常発
生時に、自局に最も近いサービスセンターに自動的に異
常発生通知を行い、速やかに異常の回復を行って、利用
性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】請求項2記載の発明は、連絡先記憶手段の
記憶するサービスセンターの情報を適宜書換可能とする
ことにより、常に最新のサービスセンターの情報を記憶
して、サービスセンターの電話番号の変更やサービスセ
ンターの新設あるいは廃止等に対しても適切に対応し、
速やかに異常の回復を行って、より一層利用性の良好な
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、異常発生通知処理
機能のオン/オフを選択設定する選択手段で異常発生通
知処理機能がオンに設定されているときにのみ、サービ
スセンターへの異常発生の通知を行うことにより、サー
ビスセンターへの異常発生通知をユーザの選択で行える
ようにし、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を
提供することを目的としている。
【0011】請求項4記載の発明は、異常発生通知時に
選択した自局に最も近いサービスセンターへの通知に失
敗すると、自局に次に近いサービスセンターを選択して
異常発生の通知を行う処理を、当該選択したサービスセ
ンターへの異常発生の通知に成功するまで順次行うこと
により、最初に選択されたサービスセンターへの異常発
生通知を適切に行えなかった場合にも、ユーザがいちい
ち自局に次に近いサービスセンターを選択して異常発生
の通知操作を行うことなく、自動的に自局に次に近いサ
ービスセンターへの異常発生通知を行って、異常発生通
知を確実に行い、速やかにかつ確実に異常の回復を行っ
て、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、接続された回線を介してファクシミ
リ通信を行うとともに、各部の異常発生の有無を検出す
る異常検出機能を備えたファクシミリ装置において、自
局の番号を記憶する自局番号記憶手段と、異常発生時の
連絡先として複数のサービスセンターを地域を特定して
記憶する連絡先記憶手段と、所定の異常発生時に、前記
自局番号記憶手段の自局番号に基づいて前記連絡先記憶
手段に記憶されている前記複数のサービスセンターのう
ちから自局に最も近いサービスセンターを選択して異常
発生を通知する異常発生通知処理を行う制御手段と、を
備えることにより、上記目的を達成している。
【0013】上記構成によれば、所定の異常発生時に、
自局番号記憶手段の自局番号に基づいて連絡先記憶手段
に記憶されている複数のサービスセンターのうちから自
局に最も近いサービスセンターを選択して異常発生を通
知するので、故障等の所定の異常発生時に、自局に最も
近いサービスセンターに自動的に異常発生通知を行うこ
とができ、速やかに異常の回復を行って、ファクシミリ
装置の利用性を向上させることができる。
【0014】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記連絡先記憶手段は、前記サービスセンターの
情報を適宜書換可能に記憶しているものであってもよ
い。
【0015】上記構成によれば、連絡先記憶手段の記憶
するサービスセンターの情報を適宜書換可能としている
ので、常に最新のサービスセンターの情報を記憶して、
サービスセンターの電話番号の変更やサービスセンター
の新設あるいは廃止等に対しても適切に対応することが
でき、速やかに異常の回復を行って、ファクシミリ装置
の利用性をより一層向上させることができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記異常発生通知処理機
能のオン/オフを選択設定する選択手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記選択手段で前記異常発生通知処理
機能がオンに設定されているときにのみ、前記サービス
センターへの異常発生の通知を行うものであってもよ
い。
【0017】上記構成によれば、異常発生通知処理機能
のオン/オフを選択設定する選択手段で異常発生通知処
理機能がオンに設定されているときにのみ、サービスセ
ンターへの異常発生の通知を行うので、サービスセンタ
ーへの異常発生通知をユーザの選択で行うことができ、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0018】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記制御手段は、前記異常発生通知時に選択した前
記自局に最も近いサービスセンターへの通知に失敗する
と、自局に次に近いサービスセンターを選択して異常発
生の通知を行う処理を、当該選択したサービスセンター
への異常発生の通知に成功するまで順次行うものであっ
てもよい。
【0019】上記構成によれば、異常発生通知時に選択
した自局に最も近いサービスセンターへの通知に失敗す
ると、自局に次に近いサービスセンターを選択して異常
発生の通知を行う処理を、当該選択したサービスセンタ
ーへの異常発生の通知に成功するまで順次行うので、最
初に選択されたサービスセンターへの異常発生通知を適
切に行えなかった場合にも、ユーザがいちいち自局に次
に近いサービスセンターを選択して異常発生の通知操作
を行うことなく、自動的に自局に次に近いサービスセン
ターへの異常発生通知を行って、異常発生通知を確実に
行うことができ、速やかにかつ確実に異常の回復を行っ
て、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のフ
ァクシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ
装置1のブロック構成図である。
【0022】図1において、ファクシミリ装置1は、C
PU(Central Processing Unit )2、ROM(Read O
nly Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、
画像メモリ5、操作部6、表示部7、画像読取部8、画
像出力部9、符号化・復号化部10、モデム11及び網
制御部12等を備えており、上記各部は、データバス1
3により接続されている。
【0023】ROM3には、ファクシミリ装置1の基本
処理プログラムが格納されているとともに、後述する異
常発生の検出処理及び故障等の所定の異常発生時に、異
常発生通知レポートを近くのサービスセンターに送信す
る異常発生通知処理プログラム及び基本処理プログラム
や異常発生通知処理プログラム等の各種プログラムを実
行するのに必要な各種データやシステムデータ等が格納
されている。
【0024】ROM(連絡先記憶手段)3には、異常発
生時の連絡先として全国のサービスセンターの電話番号
が地域情報(例えば、市外局番)に対応づけられてサー
ビスセンター番号表として予め登録されており、このサ
ービスセンター番号表は、RAM4に格納されていても
よい。ROM3あるいはRAM4のサービスセンター番
号表は、適時に最新のサービスセンター番号表データで
更新可能となっており、ROM3にサービスセンター番
号表が記憶されているときには、ROM3を書換可能な
ROMで構成することにより更新することができる。
【0025】CPU(制御手段)2は、ROM3内のプ
ログラムに基づいて、RAM4をワークメモリとして利
用しつつ、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファク
シミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後
述する異常発生通知処理を実行する。
【0026】RAM(自局番号記憶手段)4は、上述の
ように、CPU2のワークメモリとして利用されるとと
もに、ダイヤル情報を記憶するダイヤル情報記憶領域を
有しており、ダイヤル情報記憶領域には、ワンタッチダ
イヤル情報、短縮ダイヤル情報及びグループダイヤル情
報等の各種ダイヤル情報が登録され、特に、自局の電話
番号が登録される。これらのダイヤル情報は、操作部6
のキー操作により入力され、CPU2の制御下でRAM
4のダイヤル情報記憶領域に登録、変更、削除等が行わ
れる。なお、このRAM4は、図示しないバッテリによ
りバックアップされている。また、RAM4への自局電
話番号の登録は、操作部6からのキー入力によるものに
限るものではなく、例えば、CSI(Called Station I
dentification:国際識別番号)登録で行うようにして
もよい。
【0027】画像メモリ5は、RAM、ハードディスク
あるいは着脱自在なメモリカード等で構成され、受信画
情報や送信画情報等を主に記憶する。
【0028】操作部6は、テンキーやスタートキー等の
操作キー、各種ファンクションキー、ワンタッチダイヤ
ルキー、短縮ダイヤルキー及びグループ指定キー等の各
種操作キーを備え、操作キーからは、送信操作等の各種
命令が入力され、また、RAM4に登録するワンタッチ
ダイヤル、短縮ダイヤル及びグループダイヤル等のダイ
ヤル情報及びRAM4に登録する自己局の電話番号や名
称等の登録操作や登録内容の変更・削除等の各種操作が
行われる。また、操作部6には、異常発生時にサービス
センターに自動通知を行うか否かを選択設定する自動連
絡スイッチ(選択手段)が設けられており、自動連絡ス
イッチにより異常発生時にサービスセンターに自動通知
を行うか否かをオペレータが適宜設定することができ
る。
【0029】表示部7は、例えば、液晶ディスプレイ等
が利用されており、表示部7には、操作部6の操作キー
から入力された命令内容や操作内容及びファクシミリ装
置1からオペレータに通知する各種情報が表示されると
ともに、後述するように、異常発生時に、異常発生状況
等を表示出力する。
【0030】画像読取部8は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したラインイメージセンサ等が
用いられており、通常、ADFを備えている。ADFに
は、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされ
た原稿を1枚ずつ画像読取部8の原稿読取位置に搬送す
る。画像読取部8は、ADFから搬送されてきた原稿を
走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
【0031】画像出力部9としては、例えば、サーマル
素子を備えたサーマル記録装置、電子写真式記録装置、
あるいは、インク噴射式記録装置等が用いられており、
画像出力部9には、1種類あるいは複数種類の所定の記
録紙サイズのカット記録紙をセット可能な記録紙カセッ
トを備えている。画像出力部9は、記録紙カセットから
供給される記録紙に、受信画像、画像読取部8で読み取
られた原稿の画像等を記録出力するとともに、必要なレ
ポートを記録紙に記録出力する。
【0032】符号化・復号化部10は、画像メモリ5へ
の画情報の蓄積の効率化及び画情報の電送時間の短縮化
と効率化を図るものであり、送信時には画情報を所定の
符号化方式により圧縮(符号化)し、また、受信時には
符号化された画情報を原情報に再生(復号化)する。
【0033】モデム11は、CPU2の制御下で動作し
て、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適した形態に変
調し、また、受信時、回線Lから送られてきた変調信号
を復調する。
【0034】網制御部12には、回線L、例えば、公衆
電話回線あるいは専用回線等が接続されており、網制御
部12は、CPU2の制御下で動作して、回線Lからの
発呼に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処
理を行う。また、網制御部12は、通信制御部を内蔵し
ており、通信制御部により回線Lを介して接続された通
信相手先との間でファクシミリ制御信号の交換を行うと
ともに、データ変換を行って、ファクシミリ通信手順を
実行する。
【0035】なお、ファクシミリ装置1は、図示しない
が、発振回路や分周回路等を備えて現在時刻を計時する
とともに、ファクシミリ装置1の動作に必要な各種クロ
ックを発生する計時部等を備えている。
【0036】また、ファクシミリ装置1は、画像読取部
8、画像出力部9等の各部に、図示しない複数のセンサ
が設けられており、CPU2が、これらのセンサの検出
結果に基づいて、ファクシミリ装置1のどの箇所にどの
ような異常が発生したかを検出する異常検出機能を備え
ている。
【0037】次に、本実施の形態のファクシミリ装置1
の動作を説明する。ファクシミリ装置1は、異常が発生
したことを検出すると、RAM4に登録されている自局
電話番号に基づいて自局に最も近いサービスセンターを
選択して、当該サービスセンターに異常が発生した旨の
異常発生通知レポートを送信するところにその特徴があ
る。
【0038】以下、この異常発生通知処理について、図
2に基づいて説明する。ファクシミリ装置1は、図2に
示すように、操作部6のキー操作により自局電話番号
(自局番号)が入力されると、CPU2が、当該自局電
話番号をRAM4に登録し(ステップS101)、自局
電話番号がRAM4に登録された状態で、異常(故障等
の通知を必要とする異常)が発生しているかどうかを各
部のセンサの検出結果に基づいて判別する(ステップS
102)。
【0039】ステップS102で、異常(故障等)が発
生すると、CPU2は、表示部7に異常(故障等)が発
生した旨の表示を行わせ(ステップS103)、操作部
6の自動連絡スイッチがオンに設定されているかチェッ
クする(ステップS104)。
【0040】ステップS104で、自動連絡スイッチが
オフであると、CPU2は、上記異常の発生箇所に基づ
いて画像出力部9が出力可能かどうかチェックし(ステ
ップS105)、画像出力部9の出力が可能であると、
故障情報レポート(異常発生情報レポート)を作成する
(ステップS106)。この故障情報レポートは、CP
U2が、例えば、ROM4等に予め格納されている故障
情報レポートのフォーマット情報に異常発生箇所等の異
常発生情報を組み込んだ画情報として、画像メモリ5に
展開して作成する。
【0041】CPU2は、故障情報レポートを作成する
と、作成した故障情報レポートを画像出力部9に転送し
て、画像出力部9で記録紙に記録出力し、処理を終了す
る(ステップS107)。
【0042】また、ステップS105で、画像出力部9
が出力不可能であると、CPU2は、故障情報レポート
を記録出力できないため、ステップS103に戻って、
表示部7への異常(故障)が発生した旨の表示を行って
(ステップS103)、自動連絡スイッチがオペレーシ
ョンかどうかチェックする(ステップS104)。
【0043】ステップS104で、自動連絡スイッチが
オンであると、CPU2は、RAM4から自局電話番号
を読み出し(ステップS108)、当該読み出した自局
電話番号の市外局番に基づいてファクシミリ装置1の設
定されている地域を特定する(ステップS109)。C
PU2は、地域を特定すると、ROM3のサービスセン
ター番号表から当該地域に該当するサービスセンター、
すなわち、ファクシミリ装置1の設置場所に最も近いサ
ービスセンターを選択し(ステップS110)、上記同
様に故障情報レポートを作成する(ステップS11
1)。
【0044】故障情報レポートを作成すると、CPU2
は、ステップS110で選択したサービスセンター宛に
発呼して、作成した故障情報レポートを送信し(ステッ
プS112)、送信が正常に完了したかどうかチェック
する(ステップS113)。
【0045】ステップS113で、送信が正常に完了す
ると、CPU2は、異常発生通知処理を終了する。ステ
ップS113で、送信が正常終了しないときには、CP
U2は、ROM3のサービスセンター番号表に基づい
て、ファクシミリ装置1の設置地域に次に近いサービス
センターを第2候補として選択して(ステップS11
4)、ステップS112に戻り、当該選択したサービス
センター宛に故障情報レポートを送信して、送信が正常
完了したかチェックする(ステップS112)。
【0046】ステップS113で、第2の候補のサービ
スセンター宛への故障情報レポートの送信が正常終了し
ないときには、CPU3は、上記同様に、さらに次に近
いサービスセンターを第3の候補として選択して(ステ
ップS114)、当該第3の候補のサービスセンターに
故障情報レポートを送信する(ステップS112)。上
記処理をステップS113で故障情報レポートの送信が
正常終了するまで繰り返し行い、送信が正常終了する
と、異常発生通知処理を終了する。
【0047】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、所定の異常発生時に、RAM4の自局番号
(自局電話番号)に基づいてROM3に記憶されている
複数のサービスセンターのうちから自局に最も近いサー
ビスセンターを選択して異常発生を通知している。
【0048】したがって、故障等の所定の異常発生時
に、自局に最も近いサービスセンターに自動的に異常発
生通知を行うことができ、速やかに異常の回復を行っ
て、ファクシミリ装置1の利用性を向上させることがで
きる。
【0049】また、本実施の形態のファクシミリ装置1
は、ROM3の記憶するサービスセンターの情報を適宜
書換可能とし、あるいは、サービスセンターの情報をR
AM4に記憶して適宜書換可能としている。
【0050】したがって、常に最新のサービスセンター
の情報を記憶して、サービスセンターの電話番号の変更
やサービスセンターの新設あるいは廃止等に対しても適
切に対応することができ、速やかに異常の回復を行っ
て、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0051】さらに、ファクシミリ装置1は、異常発生
通知処理機能のオン/オフを選択設定する自動連絡スイ
ッチで異常発生通知処理機能がオンに設定されていると
きにのみ、サービスセンターへの異常発生の通知を行っ
ている。
【0052】したがって、サービスセンターへの異常発
生通知をユーザの選択で行うことができ、ファクシミリ
装置1の利用性をより一層向上させることができる。
【0053】また、ファクシミリ装置1は、異常発生通
知時に選択した自局に最も近いサービスセンターへの通
知に失敗すると、自局に次に近いサービスセンターを選
択して異常発生の通知を行う処理を、当該選択したサー
ビスセンターへの異常発生の通知に成功するまで順次行
っている。
【0054】したがって、最初に選択されたサービスセ
ンターへの異常発生通知を適切に行えなかった場合に
も、ユーザがいちいち自局に次に近いサービスセンター
を選択して異常発生の通知操作を行うことなく、自動的
に自局に次に近いサービスセンターへの異常発生通知を
行って、異常発生通知を確実に行うことができ、速やか
にかつ確実に異常の回復を行って、ファクシミリ装置1
の利用性をより一層向上させることができる。
【0055】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、所定の異常発生時に、自局番号記憶手段の自
局番号に基づいて連絡先記憶手段に記憶されている複数
のサービスセンターのうちから自局に最も近いサービス
センターを選択して異常発生を通知するので、故障等の
所定の異常発生時に、自局に最も近いサービスセンター
に自動的に異常発生通知を行うことができ、速やかに異
常の回復を行って、ファクシミリ装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0057】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、連絡先記憶手段の記憶するサービスセンターの
情報を適宜書換可能としているので、常に最新のサービ
スセンターの情報を記憶して、サービスセンターの電話
番号の変更やサービスセンターの新設あるいは廃止等に
対しても適切に対応することができ、速やかに異常の回
復を行って、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0058】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、異常発生通知処理機能のオン/オフを選択設定
する選択手段で異常発生通知処理機能がオンに設定され
ているときにのみ、サービスセンターへの異常発生の通
知を行うので、サービスセンターへの異常発生通知をユ
ーザの選択で行うことができ、ファクシミリ装置の利用
性をより一層向上させることができる。
【0059】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、異常発生通知時に選択した自局に最も近いサー
ビスセンターへの通知に失敗すると、自局に次に近いサ
ービスセンターを選択して異常発生の通知を行う処理
を、当該選択したサービスセンターへの異常発生の通知
に成功するまで順次行うので、最初に選択されたサービ
スセンターへの異常発生通知を適切に行えなかった場合
にも、ユーザがいちいち自局に次に近いサービスセンタ
ーを選択して異常発生の通知操作を行うことなく、自動
的に自局に次に近いサービスセンターへの異常発生通知
を行って、異常発生通知を確実に行うことができ、速や
かにかつ確実に異常の回復を行って、ファクシミリ装置
の利用性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置のブロック構成図。
【図2】図1のファクシミリ装置による異常発生通知処
理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 画像メモリ 6 操作部 7 表示部 8 画像読取部 9 画像出力部 10 符号化・復号化部 11 モデム 12 網制御部 13 データバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続された回線を介してファクシミリ通信
    を行うとともに、各部の異常発生の有無を検出する異常
    検出機能を備えたファクシミリ装置において、自局の番
    号を記憶する自局番号記憶手段と、異常発生時の連絡先
    として複数のサービスセンターを地域を特定して記憶す
    る連絡先記憶手段と、所定の異常発生時に、前記自局番
    号記憶手段の自局番号に基づいて前記連絡先記憶手段に
    記憶されている前記複数のサービスセンターのうちから
    自局に最も近いサービスセンターを選択して異常発生を
    通知する異常発生通知処理を行う制御手段と、を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記連絡先記憶手段は、前記サービスセン
    ターの情報を適宜書換可能に記憶していることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、前記異常発生通
    知処理機能のオン/オフを選択設定する選択手段をさら
    に備え、前記制御手段は、前記選択手段で前記異常発生
    通知処理機能がオンに設定されているときにのみ、前記
    サービスセンターへの異常発生の通知を行うことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記異常発生通知時に選
    択した前記自局に最も近いサービスセンターへの通知に
    失敗すると、自局に次に近いサービスセンターを選択し
    て異常発生の通知を行う処理を、当該選択したサービス
    センターへの異常発生の通知に成功するまで順次行うこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006208725A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのサービス拠点連絡方法、プログラム及び記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006208725A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのサービス拠点連絡方法、プログラム及び記録媒体
JP4662029B2 (ja) * 2005-01-27 2011-03-30 株式会社リコー 画像形成装置、そのサービス拠点連絡方法、およびプログラム

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