JP2001057109A - ケーブルコンパウンドを製造するための、担持材料に結合された液状の機能性オルガニルオルガニルオキシシランまたはこの化合物の液状(共)縮合体の使用、およびケーブルコンパウンド - Google Patents

ケーブルコンパウンドを製造するための、担持材料に結合された液状の機能性オルガニルオルガニルオキシシランまたはこの化合物の液状(共)縮合体の使用、およびケーブルコンパウンド

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JP2001057109A JP2000187843A JP2000187843A JP2001057109A JP 2001057109 A JP2001057109 A JP 2001057109A JP 2000187843 A JP2000187843 A JP 2000187843A JP 2000187843 A JP2000187843 A JP 2000187843A JP 2001057109 A JP2001057109 A JP 2001057109A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 極性の官能基を有する熱可塑性基礎ポリマー
および無機充填剤を含有するケーブルコンパウンドを製
造する際に、基礎ポリマーと無機充填剤との分散性およ
び密着性の向上の目的等で添加される機能性オルガニル
オルガニルオキシシランの取扱い性を改善する。 【解決手段】 フレーム珪酸、沈降珪酸、珪酸カルシウ
ム、ポリオレフィンワックス等の担持材料に液状の機能
性オルガニルオルガニルシランを吸収や吸着により担当
させ固形の「ドライリキッズ」として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の熱可塑性基
礎ポリマーおよび充填剤を含有するケーブルコンパウン
ド中への担持材料上の機能性オルガニルオルガニルオキ
シシランの使用に関する。更に、本発明は、ケーブルコ
ンパウンドそれ自体ならびにこのケーブルコンパウンド
からなる被覆を有するケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルコンパウンドは、基礎ポリマー
ならびに強化性、延伸性または耐火炎性の鉱物(または
無機)充填剤を含有し、かつ金属導体を電気的に絶縁し
て被覆する目的で使用される物質混合物である。機能性
オルガニルオルガニルオキシシランの添加により、基礎
ポリマー中への充填剤の分散が簡易化されかつ基礎ポリ
マーと充填剤との間の付着が改善されることは、公知で
ある。これに関連して、機能性オルガニルオルガニルオ
キシシランは、その側で官能基を有する、炭素原子によ
り珪素原子に結合された有機基を有するようなシランで
ある。簡易化された分散およびよりいっそう良好な付着
は、充填剤粒子の表面でのシランによって惹起された疎
水化に帰因していてもよい。この付着は、ケーブル被覆
のよりいっそう良好な機械的性質を生じる。
【0003】例えば、欧州特許第0518057号明細
書B1の記載から、鎖状シロキサンと環状シロキサンと
からなる液状のビニル基含有混合物もしくはシロキサン
オリゴマーおよびケーブル材料中への例えば高圧ポリエ
チレンのための架橋剤としての前記化合物の使用は、公
知である。しかし、液状添加剤は、少量の添加剤を秤量
しかつ配量するための常用の装置が固体に対してのみ設
計されている限り、使用者にとっては問題である。従っ
て、液状の少量成分は、手で秤量されかつ配量されなけ
ればならない。これは、一般に高い費用と関連し、付加
的な欠陥の源である。
【0004】この問題の1つの公知の解決は、液状の機
能性オルガノシランが高度に吸着性または吸収性の固体
に結合することにあり、この場合このオルガノシラン
は、”無水液体”(または”ドライリキッズ(Dry Liqu
ids)”)として通常の装置を用いて直ちに秤量しかつ
配量することができる。即ち、ドイツ連邦共和国特許出
願公開第19503779号明細書A1には、液状ゴム
化学薬品、例えばビニルシランおよびメルカプトシラン
ならびに硫黄シランのための担持材料としての、珪酸と
トランス−ポリオクテナマー(trans-Polyoctenamer)
との組合せ物が記載されている。ドイツ連邦共和国特許
出願公開第4435311号明細書A1には、オリゴマ
ーおよび/またはポリマーの硫黄含有オルガニルオルガ
ニルオキシシランと担持材料としての半活性、活性およ
び/または高活性のカーボンブラックとの所謂強化添加
剤が記載されており、これは、ゴム混合物またはゴム材
料ならびにプラスチック混合物への使用に適している。
しかし、記載された2つの刊行物には、ケーブルコンパ
ウンドは述べられていない。欧州特許第0428073
号明細書B1には、(i)基礎ポリマー、(ii)その
中に含有されている(メタ)アクリルオキシ機能性オル
ガノシランを有するスポンジ状ポリマーまたは膨潤可能
なポリマーおよび(iii)フリーラジカルを供給する
物質を混合し、この混合物を溶融し、かつ均質化する1
つの方法が開示されている。また、この方法は、ケーブ
ルコンパウンドのために均質化された混合物の使用には
向けられていない。これに対して、WO 97/071
65には、そこに記載された、機能性オルガノシランと
一定の大表面積の珪酸とからなる固体の混合物は、特に
線材およびケーブルを絶縁する場合に低い表面エネルギ
ーで使用されてもよいことが述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明には、前記に記
載されたような課題が課された。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の対象の1つは、
(2)極性の官能基を有する熱可塑性基礎ポリマーおよ
び(3)強化性または延伸性の鉱物充填剤を含有するケ
ーブルコンパウンドを製造するための、(1)担持材料
に結合された液状の機能性オルガニルオルガニルオキシ
シランまたは担持材料に結合された、機能性オルガニル
オルガニルオキシシランの液状(共)縮合体の使用であ
る。
【0007】本発明の別の対象は、(1)担持材料に結
合された液状の機能性オルガニルオルガニルオキシシラ
ンまたは担持材料に結合された、機能性オルガニルオル
ガニルオキシシランの液状(共)縮合体、(2)極性の
官能基を有する熱可塑性基礎ポリマーおよび(3)強化
性、延伸性または火炎保護性の鉱物充填剤を含有するケ
ーブルコンパウンドである。
【0008】本発明のもう1つの対象は、金属導体がこ
のようなケーブルコンパウンドで被覆されているケーブ
ルである。
【0009】機能性オルガニルオルガニルオキシシラン 機能性オルガニルオルガニルオキシシランは、本発明の
範囲内で1個の炭素原子を介して珪素原子に結合した少
なくとも1個の有機基(オルガニル基)、例えば少なく
とも1個の官能基を有する、2〜6個の炭素原子を有す
る直鎖状または分枝鎖状のアルキレン基を含有する。官
能基は、例えばヒドロキシル基、ニトリル基、カルボニ
ル基、カルボキシル基、アシル基、アシルオキシ基、カ
ルボアルコキシ基、メルカプト基、スルファン基
(Xx)、エポキシ基または1〜6個の炭素原子を有す
る1または2個の炭化水素基によって置換されていてよ
いアミノ基ならびにハロゲン原子、殊に塩素原子または
オレフィン系二重結合もしくはC−C−三重結合である
ことができる。また、有機基は、多数の同一かまたは異
なる官能基、例えば2個のアミノ基またはオレフィン系
二重結合を有するアシル基、例えば(メト)アクリルオ
キシ基を含有していてもよい。他面、機能性オルガニル
オルガニルオキシシランは、少なくとも1個の加水分解
可能な基、有利に3個の加水分解可能な基、例えばそれ
ぞれ1〜6個の炭素原子を有する1個以上のアルコキシ
基またはアルコキシアルコキシ基を含有する。更に、機
能性オルガニルオルガニルオキシシランは、1または2
個の他の非機能性基および加水分解不可能な基、例えば
8個までの炭素原子を有する炭化水素基、例えばメチ
ル、プロピルまたはn−ヘキシルを含有していてよい。
【0010】適当な機能性オルガニルオルガニルオキシ
シランの例は、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシ−エトキ
シ)シラン、3−メルカプトプロピル−トリメトキシシ
ラン、3−グリシジルオキシプロピル−トリメトキシシ
ラン、3−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシラ
ン、3−メタクリルオキシプロピル−トリエトキシシラ
ン、3−メタクリルオキシプロピル−トリメトキシシラ
ンおよび3−メタクリルオキシプロピルトリス(2−メ
トキシエトキシ)シランである。好ましい機能性オルガ
ニルオルガニルオキシシランは、場合によってはそれぞ
れ1〜6個の炭素原子を有する1または2個のアルキル
基によってN−置換されたアミノオルガニルオルガニル
オキシシランである。それというのも、相応するコンパ
ウンドからなる被覆は、卓越した機械的性質(例えば、
引張強さ、破断時の伸び、引裂き強度およびE弾性率)
および電気的性質(例えば、電気的損失ファクター、誘
電率)を有しているからである。適当なアミノオルガニ
ルオルガニルオキシシランの中で、例えば3−アミノプ
ロピル−トリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、3−アミノプロピルメチル−ジエトキ
シシラン、N−アミノエチル−3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、トリアミノ機能性プロピルトリメトキ
シシラン(N−トリメトキシシリルプロピル−ジエチレ
ントリアミン、DYNASYLAN(登録商標)TRIAMOとも呼称
される)および(N′−アミノエチル)−N−アミノエ
チル−3−アミノプロピルシランが挙げられる。
【0011】また、機能性オルガニルオルガニルオキシ
シランの代わりに、1つまたはそれ以上の前記物質から
の混合物を使用することもできる。更に、同様の成果を
もって、約10000までの重量平均分子量を有する機
能性オルガニルオルガニルオキシシランの(共)縮合体
が本発明によれば使用されることができる。これは、機
能性オルガニルオルガニルオキシシランの縮合体(また
はオリゴマー)であるか、或いはこの物質と別の非機能
性オルガニルオルガニルオキシシランまたはオルガニル
オキシシランとの共縮合体である。これらの中で、例え
ばメチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピルト
リエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、イ
ソブチルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキシシ
ラン、ヘキサデシルトリメトキシシランおよびテトラエ
トキシシランが挙げられる。(共)縮合体は、例えば公
知方法でシランを制限された量の水で加水分解するかま
たは共加水分解し、引続きシラノールを縮合させること
によって製造される。共縮合体の場合には、(アミノ)
機能性オルガニルオルガニルオキシシランの含量は、少
なくとも10質量%、好ましくは少なくとも50質量%
である。
【0012】更に、共縮合体の代わりに、機能性オルガ
ニルオルガニルオキシシランを非機能性オルガニルオル
ガニルオキシシランまたはオルガニルオキシシランと一
緒に共縮合体に記載された量比で使用することが可能で
ある。
【0013】以下、簡易化のために機能性オルガニルオ
ルガニルオキシシランのことを述べる場合には、常に室
温で液状の物質のことを意味し、この場合には、述べら
れた(共)縮合体も含まれる。
【0014】機能性オルガニルオルガニルオキシシラン
のための担持材料 担持材料としては、担持材料として自体公知の多数の材
料が適している。詳細には、次のものが挙げられる:−
大工業的規模で四塩化珪素を爆鳴気中で連続的に加水
分解することによって製造されるフレーム珪酸。この場
合、四塩化珪素は、蒸発され、引続き火炎内で爆鳴気反
応に由来する水と自発的かつ定量的に反応する。フレー
ム珪酸は、緩く青みがかった粉末の形での二酸化珪素の
無定形変態である。粒径は、数ナノメートルの範囲内に
あり、したがって比表面積は、大きく、一般に50〜6
00m2/gである。粒子は、非多孔質であり、機能性
オルガニルオルガニルオキシシランの吸収は、専ら吸着
に基づくものである。
【0015】− 沈降珪酸は、一般にソーダ水ガラス溶
液から無機酸を用いての中和によって制御された条件下
で製造される。液相の分離、洗浄除去および乾燥の後、
粗製生成物は、例えば蒸気ジェットミル中で微粉砕され
る。また、沈降珪酸は、無定形二酸化珪素であるが、し
かし、一般的には、大抵50〜150m2/gの範囲内
の小さな比表面積を有している。沈降珪酸は、フレーム
珪酸とは異なり、或る程度の多孔度を有する(約10
%)。従って、機能性オルガニルオルガニルオキシシラ
ンの吸収は、表面での吸着ならびに孔中での吸収によっ
て行なわれる。
【0016】− 珪酸カルシウムは、工業的に石英また
は珪藻土を炭酸カルシウムと一緒に溶融するかまたはメ
タ珪酸ナトリウム水溶液を水溶性カルシウム化合物で沈
殿させることによって製造される。入念に乾燥された生
成物は、多孔質であり、水または油を5倍の質量になる
まで吸収することができる。
【0017】− 多孔質ポリエチレンは、特殊な重合技
術および重合法によって製造され、かつ例えばAKZOおよ
びDSMによって工業的量で提供されている。粒径は、3
mmないし1mm未満の間にあり、多孔度は、50%を
上廻っており、したがって生成物は、自由流動の性質を
失なうことなく、大量の機能性オルガニルオルガニルオ
キシシランを吸収することができる。
【0018】− ワックスとしては、殊にLDPE(分
枝鎖状、長い側鎖を有する)を基礎とするポリオレフィ
ンワックスが適している。溶融点および凝固点は、一般
に90〜120℃の間にある。ワックスは、低粘度の溶
融液中で機能性オルガニルオルガニルオキシシランと良
好に混合することができる。凝固された混合物は、十分
に硬質であり、したがって造粒されることができる。
【0019】− 種々の商品名でのカーボンブラック
は、例えば黒色のケーブル被覆を製造するために適して
いる。カーボンブラックは、主に硫黄含有シランと結合
されて使用される。
【0020】機能性オルガニルオルガニルオキシシラン
および担持材料からなる”ドライリキッズ(Dry Liquid
s)”の製造 ”ドライリキッズ”の製造のために、なかんずく次の方
法が提供される: − 鉱物質担体または多孔質ポリマーは、例えば熱棚中
で60℃に予熱され、円筒形容器中に入れられ、この円
筒形容器は、乾燥窒素で洗浄され、充填された。引続
き、機能性オルガニルオルガニルオキシシランが添加さ
れ、この容器は、回転装置中に置かれ、この装置によっ
てこの容器は、約30分間回転される。その後に、担持
材料および液状の機能性オルガニルオルガニルオキシシ
ランから流動性の表面的に乾燥された顆粒が形成され、
この顆粒は、有利に窒素下で光透過性の容器中に貯蔵さ
れる。
【0021】また、加熱された担持材料は、乾燥窒素で
洗浄されかつ充填された混合装置中、例えば型レディゲ
(LOEDIGE)の鋤刃混合装置または型ヘンシェル(HENSC
HEL)のプロペラミキサー中に入れられる。混合装置
は、運転され、機能性オルガニルオルガニルオキシシラ
ンは、最大の混合効率の達成後にノズルを介して噴入さ
れる。添加の終結後、なお30分間、均質化され、その
後に生成物は、例えば乾燥窒素で運転される空気圧搬送
装置を用いて、窒素で充填された光透過性容器中に詰め
込まれる。
【0022】− 90〜120℃の融点を有するペレッ
ト化された形のワックス/ポリエチレンワックスは、撹
拌機、還流冷却器および液体供給装置を備えた加熱可能
な容器中で少量ずつ溶融され、溶融液状の状態で維持さ
れる。全製造過程の間、乾燥窒素は、装置を通して導か
れる。液体供給装置により、次第に液状の機能性オルガ
ニルオルガニルオキシシランは、溶融液中に入れられ、
強力な攪拌によってワックスと混合される。その後に、
溶融液は、金型中で凝固され、凝固された生成物は、造
粒される。また、溶融液は、冷却された成形ベルト上に
滴下され、この成形ベルト上で直ちに使用可能なトロー
チ錠の形で凝固される。
【0023】基礎ポリマー 本発明の1つの重要な特徴は、ケーブルコンパウンドの
基礎ポリマーが熱可塑性でありかつ極性基を有している
ことにある。この種の基礎ポリマーは、例えば改善され
た燃焼挙動(即ち、僅かな点火可能性および煙道ガス密
度)を生じ、充填剤の吸収能力を上昇させる。極性基
は、例えばヒドロキシル基、ニトリル基、カルボニル
基、カルボキシル基、アシル基、アシルオキシ基、カル
ボアルコキシ基またはアミノ基ならびにハロゲン原子、
殊に塩素原子である。オレフィン系二重結合またはC−
C−三重結合は、非極性である。適当なポリマーは、ポ
リ塩化ビニルとともに、1つ以上のオレフィンと、極性
基を含有する1つ以上のコモノマー、例えば酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸メチルエステル、(メタ)アクリル酸エ
チルエステル、(メタ)アクリル酸ブチルエステル、ア
クリルニトリルとからなるコポリマーである。コポリマ
ー中には、極性基が一般にポリオレフィン構成成分に対
して0.1〜50モル%、有利に5〜30モル%の量で
存在している。特に好適な基礎ポリマーは、エチレン−
ビニルアセテートコポリマーである。例えば、適当な市
販のコポリマーは、酢酸ビニル構成成分19モル%およ
びエチレン構成成分81モル%を含有する。
【0024】充填剤 充填剤は、鉱物質(または無機質)であり、強化されて
いてもよいし、単に添加されていてもよい。この充填剤
は、少なくとも表面上に、機能性オルガニルオルガニル
オキシシランのオルガニルオキシ基と反応する基を有し
ている。それによって、結果的に珪素原子は、それに結
合された官能性オルガニル基と表面上で化学的に固定さ
れる。充填剤の表面上でのかかる基は、殊にヒドロキシ
ル基である。それに応じて、好ましい充填剤は、ヒドロ
キシル基の化学量論的含量を有する金属水酸化物である
か、または異なる脱水段階の場合には、比較的に僅かな
残留ヒドロキシル基を有するが、しかし、DRIFT-IR-分
光法によって検出可能なヒドロキシル基を有する酸化物
になるまで、ヒドロキシル基の二次化学量論的含量を有
する金属水酸化物である。適当な充填剤の例は、アルミ
ニウムトリヒドロキシド(ATH)、アルミニウムオキシ
ド水和物(AlOOH)、水酸化マグネシウム、水滑石、ハ
ンタイト、水菱苦土石、雲母およびモンモリロン石であ
る。
【0025】ケーブルコンパウンド中の種々の成分の量
比 機能性オルガニルオルガニルオキシシランと担持材料と
の量比は、担持材料の種類および吸収能に応じそれぞれ
のシランに依存して幅広い範囲内で変動することができ
る。配向を試験することによって、望ましい機能性オル
ガニルオルガニルオキシシランのどの位の量が、自由流
動性の性質を失なうことなく、一定の担持材料を吸収す
ることができるかは、簡単に測定することができる。一
般に、担持材料に対して機能性オルガニルオルガニルオ
キシシラン20〜80質量%が使用される。
【0026】充填剤の含量は、充填剤の種類、それぞれ
の基礎ポリマーおよびコンパウンドが一定の使用で晒さ
れる応力に依存する。一般に、充填剤は、コンパウンド
に対して5〜80質量%、有利に50〜70質量%の量
で使用される。
【0027】機能性オルガニルオルガニルオキシシラン
の量は、充填剤の表面に十分に載置されかつ疎水性にさ
れる程度に定められなければならない。そのためには、
比較的に少量で十分である。一般に、充填剤に対して機
能性オルガニルオルガニルオキシシラン0.1〜5質量
%、有利に0.5〜2質量%が使用される。
【0028】全ての記載された量比には、記載された使
用目的および記載された成分のための最適な値が配向試
験によって簡単に測定することができることが当てはま
る。
【0029】ケーブルコンパウンド中の他の成分 本発明によりケーブルコンパウンドは、コンパウンドに
常用の添加剤を通常の量で含有することができる。この
添加剤の中で、例えばUV安定剤および熱安定剤、滑
剤、押出助剤および過酸化物が挙げられる。コンパウン
ドの含量は、一般に5質量%未満である。
【0030】基礎ポリマー、充填剤および”ドライリキ
ッド(Dry Liquid)”からのケーブルコンパウンドの製
造 ケーブルコンパウンドは、成分を溶融液中で、有利に湿
分の遮断下に混合することによって製造される。そのた
めには、通常の加熱可能な均質化装置、例えば混練機ま
たは好ましくは連続的運転の際に押出機、殊に二軸押出
機が適している。成分は、それぞれ部分混合のためにか
または部分混合物中で規定の量比で連続的に基礎ポリマ
ーの融点を上廻る温度に加熱された押出機に供給され
る。有利には、低粘度に調節し、それによって緊密な混
合を可能にするために、温度は、スクリュー端部に向か
って上昇させることができる。押出物は、導電体の被覆
のために、なお液状で装置に供給されてよい。また、押
出物は、凝固させることができ、さらに目的に相応する
粒径に微粉砕することができる。
【0031】次の例は、本発明をさらに説明するもので
あるが、特許請求の範囲に記載されているような使用範
囲に制限されるものではない。
【0032】
【実施例】例1 − 3−アミノプロピル−トリエトキ
シシランとフレーム珪酸とからなる”ドライリキッド” 約9リットルの処理能力を有するHENSCHEL FM/A10の実
験室用混合装置中にフレーム珪酸500g(AEROSIL
(登録商標)200)を入れ、混合装置を始動させる。混
合装置の回転数を400rpmに調節する。最初に配量
装置上で空気を乾燥窒素によって代替する。その後に、
フレーム珪酸を混合容器の二重ジャケット上でサーモス
タットおよび熱媒体油を用いて50℃で熱処理する。約
30分後、混合装置の配量装置により、3−アミノプロ
ピル−トリエトキシシラン(DEGUSSA-HUELS AG社のDYNA
SYLAN(登録商標)AMEO)を供給し、実際に50g/分
で全部で1500gを供給した。添加の終結後、熱供給
を調節し、混合物をなお30分間混合する。その後に、
混合物”ドライリキッド”を混合物から取り出し、窒素
下で光透過性の容器中に詰める。
【0033】例2 − 沈降珪酸およびN−アミノエチ
ル−3−アミノプロピル−トリエトキシシランからな
る”ドライリキッド” 20cmの外径および35cmの長さを有する円筒形容
器中に、沈降珪酸800g(DEGUSSA-HUELS AG社のULTR
ASIL(登録商標)VN3)を供給する。充填物を乾燥窒素
で覆い、容器を閉鎖する。熱棚中で沈殿物を1時間60
℃に加熱する。この加熱された容器を開き、内容物にN
−アミノエチル−3−アミノプロピル−トリエトキシシ
ラン1200g(DEGUSSA-HUELS AG社のDYNASYLAN(登
録商標)DAMO)を添加する。この容器は、再び閉鎖さ
れ、引続き回転装置上で30分間回転される。こうして
得られた生成物は、表面的に乾燥されており、流動性で
ある。この生成物を乾燥窒素下に光透過性容器中に詰め
る。
【0034】例3 − ”ドライリキッド”の押出可能
な含量の測定 100mlのソックスレー抽出器の抽出スリーブ中にそ
れぞれ”ドライリキッド”30gを入れ、フラスコ中に
分析により純粋な無水メチルエチルケトンを充填する。
メチルエチルケトンを沸騰するまで加熱し、”ドライリ
キッド”を2時間に亘って抽出する。抽出残留物を有す
る抽出スリーブを乾燥させ、秤量する。質量損失を”抽
出可能なシラン”として計算する。結果は、次に第1表
から明らかである。
【0035】
【表1】
【0036】上記表から明らかなように、シランは、実
際に完全に可逆的に担持材料に結合している。
【0037】例4 − ケーブルコンパウンドへの”ド
ライリキッド”の加工/液状シランと担持材料上のシラ
ンとの比較 難燃性の性質を有するハロゲン不含のケーブルコンパウ
ンド(”ハロゲン不含の難燃性”[HFFR]コンパウン
ド)を製造するために、次の成分を使用した: 成分 量 水酸化アルミニウム(ATH) 160部 エチレン−ビニルアセテートコポリマー(EVA, 19%VA) 100部 IRGANOX(登録商標)1010(UV安定剤) 1部 機能性オルガニルオルガニルオキシシラン: (1)3−アミノプロピルトリエトキシシラン(DYNASY
LAN(登録商標)AMEO) (2)N−エチルアミノ−3−アミノプロピル−トリメ
トキシシラン(DYNASYLAN(登録商標)DAMO) (3)DYNASYLAN(登録商標)1291(質量比2:1での
3−アミノプロピル−トリメトキシシランとメチルトリ
エトキシシランとからなる混合物) − 液体として 表の記載によ
る − 担持材料としての沈降珪酸(ULTRASIL(登録商標)
VN3)を有する”ドライリキッド”として
表の記載による配合を二軸押出機、型ZE25、Bers
torff, Hannover, DE、中で行なう(L/D比=33、軸の
直径25mm、125rpm)。最初に、基礎ポリマー
EVAを空気循環炉中で60℃で1時間乾燥させる。液状
シランを使用した場合には、このシランを無水EVA上
に供給し、その中で1時間で吸収させる。シランを”ド
ライリキッド”として使用した場合には、EVAをこの
シランと混合する。安定剤をATHと混合する。一面で
EVA/シランを、他面ATH/安定剤を重量測定によ
り押出機中に配量する。押出機の温度は、スクリュー端
部までの添加によって135℃から170℃へ上昇す
る。滞留時間は、最大で150秒である。帯状物を押出
し、この帯状物から試験体を製造する。
【0038】試験体について、次に規定により次の値を
測定した: 引張強さ[N/mm]、 EN ISO527により測定した 破断時の伸び[%]、 EN ISO527により測定した 引裂き強さ[N/mm]、EN ISO527により測定した 水吸収量[mg/cm2]、秤量法により測定した 次の第2表は、量比および得られた結果を示す。部は、
質量部である。
【0039】
【表2】
【0040】液状シランを用いて得られた値および担持
材料上のシランを用いて得られた値は、比較可能であ
る。即ち、”ドライリキッド”の取扱いがよりいっそう
簡単であるという利点は、ケーブルコンパウンドの劣悪
な性質を用いて獲得されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/08 C08L 23/08 27/06 27/06 101/00 101/00 H01B 7/02 H01B 7/02 Z (72)発明者 ラルフ ラーフェン ドイツ連邦共和国 シュヴェアシュタット タルマットシュトラーセ 16 (72)発明者 ペーター イェンクナー ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン フ リードリッヒ−エーベルト−シュトラーセ 8/22 (72)発明者 ローラント エーデルマン ドイツ連邦共和国 ヴェーア ハルトシュ トラーセ 10 (72)発明者 ディーター バーフルト ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン レ ーマーシュトラーセ 18 (72)発明者 アルベルト−ヨハネス フリングス ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン デ ューラーシュトラーセ 50 (72)発明者 ブルクハルト シュタントケ ドイツ連邦共和国 レルラッハ クリショ ナシュトラーセ 25 (72)発明者 ヤロスラフ モンキーヴィッツ ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン ブ ルステルシュトラーセ 2 アー (72)発明者 ミヒャエル ホルン ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン マ イゼンライン 11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (2)極性の官能基を有する熱可塑性基
    礎ポリマーおよび(3)強化性または延伸性の鉱物充填
    剤を含有するケーブルコンパウンドを製造するための、
    (1)担持材料に結合された液状の機能性オルガニルオ
    ルガニルオキシシランまたは担持材料に結合された、機
    能性オルガニルオルガニルオキシシランの液状(共)縮
    合体の使用。
  2. 【請求項2】 担持材料がフレーム珪酸である、請求項
    1記載の使用。
  3. 【請求項3】 担持材料が沈降珪酸である、請求項1記
    載の使用。
  4. 【請求項4】 担持材料が珪酸カルシウムである、請求
    項1記載の使用。
  5. 【請求項5】 担持材料がワックスである、請求項1記
    載の使用。
  6. 【請求項6】 ワックスがLDPEを基礎とするポリオ
    レフィンワックスである、請求項5記載の使用。
  7. 【請求項7】 機能性オルガニルオルガニルオキシシラ
    ンがそれぞれ1〜6個の炭素原子を有する1または2個
    のアルキル基によってN−置換されていてよいアミノオ
    ルガニルオルガニルオキシシランである、請求項1から
    6までのいずれか1項に記載の使用。
  8. 【請求項8】 機能性オルガニルオルガニルオキシシラ
    ンが約10000までの重量平均分子量を有する非機能
    性オルガニルオルガニルオキシシランとの(共)縮合体
    の形で使用される、請求項7記載の使用。
  9. 【請求項9】 基礎ポリマーがポリ塩化ビニルである
    か、または1つ以上のオレフィンと極性基を有する1つ
    以上のコモノマーとからなるコポリマーである、請求項
    1から8までのいずれか1項に記載の使用。
  10. 【請求項10】 鉱物充填剤がヒドロキシル基の化学量
    論的または部分化学量論的な割合を有する金属水酸化物
    であるかまたは残留ヒドロキシル基を有する金属酸化物
    である、請求項1から8までのいずれか1項に記載の使
    用。
  11. 【請求項11】 (1)担持材料に結合された液状の機
    能性オルガニルオルガニルオキシシランまたは担持材料
    に結合された、機能性オルガニルオルガニルオキシシラ
    ンの液状(共)縮合体、(2)極性の官能基を有する熱
    可塑性基礎ポリマーおよび(3)強化性または延伸性の
    鉱物充填剤を含有するケーブルコンパウンド。
  12. 【請求項12】 金属導体が請求項11記載のケーブル
    コンパウンドで被覆されているケーブル。
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