JP2001055095A - 車輛用ドアトリム - Google Patents
車輛用ドアトリムInfo
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- JP2001055095A JP2001055095A JP11230328A JP23032899A JP2001055095A JP 2001055095 A JP2001055095 A JP 2001055095A JP 11230328 A JP11230328 A JP 11230328A JP 23032899 A JP23032899 A JP 23032899A JP 2001055095 A JP2001055095 A JP 2001055095A
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- board
- semi
- door trim
- container
- upper board
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数及び組付工数を大幅に減少できるう
えに強度的にも優れた体裁のよいポケットを兼ねるプル
ハンドルを備えた車輛用ドアトリムを提供する。 【解決手段】 アッパボード2とロアボード3とを連結
したドアトリム本体1の表側にプルハンドル4を設けた
車輛用ドアトリムであって、アッパボード2はアッパボ
ード本体21の表側下部に形成した凹部22の下縁にヒ
ンジ部23を介して断面が略L形で両端に連結片部25
を備えた横長の半容器状部材24を連設した合成樹脂成
形品で、この半容器状部材24を凹部22との間にポケ
ット5が形成されるようにヒンジ部23より折り返して
両端の連結片部25をもってアッパボード本体21に連
結し、このアッパボード2の下端を半容器状部材24の
表側が覆われるようにロアボード3の上端に連結してプ
ルハンドル4を形成する。
えに強度的にも優れた体裁のよいポケットを兼ねるプル
ハンドルを備えた車輛用ドアトリムを提供する。 【解決手段】 アッパボード2とロアボード3とを連結
したドアトリム本体1の表側にプルハンドル4を設けた
車輛用ドアトリムであって、アッパボード2はアッパボ
ード本体21の表側下部に形成した凹部22の下縁にヒ
ンジ部23を介して断面が略L形で両端に連結片部25
を備えた横長の半容器状部材24を連設した合成樹脂成
形品で、この半容器状部材24を凹部22との間にポケ
ット5が形成されるようにヒンジ部23より折り返して
両端の連結片部25をもってアッパボード本体21に連
結し、このアッパボード2の下端を半容器状部材24の
表側が覆われるようにロアボード3の上端に連結してプ
ルハンドル4を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アッパボードとロ
アボードとを連結したドアトリム本体の表側にプルハン
ドルを形成してある車輛用ドアトリムの改良に関するも
のである。
アボードとを連結したドアトリム本体の表側にプルハン
ドルを形成してある車輛用ドアトリムの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ドアトリム本体の表側にプルハンドルを
形成した車輛用ドアトリムは、従来より広く知られてい
るが、従来のものは、例えば、実開昭64ー45524
号公報に開示されているように、ドアトリム本体の表面
にポケットケース嵌合部を有するアームレスト部材を取
付けてこれにポケットケースを嵌込んでその外側をプル
ハンドルとしたものを普通とするため、部品点数が多く
なるうえに組付工数が多くてコスト高となり、しかも、
プルハンドルがドアトリム面より膨出して室内を狭くす
るものであった。そこで、ロアボードにヒンジ部を介し
て断面が略U形のポケットケースを一体に成形してお
き、このポケットケースをヒンジ部より折り返してロア
ボードの上部内側にポケットを兼ねるプルハンドルを形
成する試みもなされているが、ロアボードにヒンジ部を
介して断面が略U形のポケットケースを一体に成形する
には金型構造が複雑となるうえに成形材料も多く必要と
なり、しかも、ヒンジ部近くに補強用のリブやボスを設
定し難いため、ドア開閉操作に充分耐える構造とするに
は、ロアボードの上部にアームレストサブアッシーなど
の操作部を付設する必要があって、部品点数や組付工数
の減少面でもコスト面でも課題が多く普及されていない
現状にある。
形成した車輛用ドアトリムは、従来より広く知られてい
るが、従来のものは、例えば、実開昭64ー45524
号公報に開示されているように、ドアトリム本体の表面
にポケットケース嵌合部を有するアームレスト部材を取
付けてこれにポケットケースを嵌込んでその外側をプル
ハンドルとしたものを普通とするため、部品点数が多く
なるうえに組付工数が多くてコスト高となり、しかも、
プルハンドルがドアトリム面より膨出して室内を狭くす
るものであった。そこで、ロアボードにヒンジ部を介し
て断面が略U形のポケットケースを一体に成形してお
き、このポケットケースをヒンジ部より折り返してロア
ボードの上部内側にポケットを兼ねるプルハンドルを形
成する試みもなされているが、ロアボードにヒンジ部を
介して断面が略U形のポケットケースを一体に成形する
には金型構造が複雑となるうえに成形材料も多く必要と
なり、しかも、ヒンジ部近くに補強用のリブやボスを設
定し難いため、ドア開閉操作に充分耐える構造とするに
は、ロアボードの上部にアームレストサブアッシーなど
の操作部を付設する必要があって、部品点数や組付工数
の減少面でもコスト面でも課題が多く普及されていない
現状にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、上記のような問題点を解決して、部品点
数および組付工数を大幅に減少できるうえに強度的にも
優れた体裁のよい車輛用ドアトリムを提供することにあ
る。
するところは、上記のような問題点を解決して、部品点
数および組付工数を大幅に減少できるうえに強度的にも
優れた体裁のよい車輛用ドアトリムを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決した本
発明に係る車輛用ドアトリムは、ドアトリム本体の表側
にプルハンドルを設けた車輛用ドアトリムにおいて、ド
アトリム本体がアッパボードとロアボードとを連結した
ものであり、前記アッパボードは、所要幅の凹部を表側
下部に形成してあるアッパボード本体の前記凹部の下縁
にヒンジ部を介して断面が略L形で両端に連結片部を備
えた横長の半容器状部材を連設した合成樹脂成形品で、
この半容器状部材を凹部との間にポケットが形成される
ようにヒンジ部より折り返して前記連結片部をもってア
ッパボード本体に連結し、このアッパボードの下端を前
記半容器状部材の表側が覆われるようにロアボードの上
端に連結してロアボードの裏側にプルハンドルを形成し
たことを特徴とするものを基本構成とする。そして、こ
のような車輛用ドアトリムにおいて、ロアボードに対す
るアッパボードの連結を、半容器状部材の遊端の短鍔部
に配設されている係止孔とロアボードの上端裏面に配設
されている係止爪との係止と、アッパボードの凹部を除
く下端縁部に配設されている主連結部に対するロアボー
ドからのかしめとによるものとしたものを請求項2に係
る発明とし、前記した各発明において、半容器状部材の
裏面とロアボードの上部裏面にそれぞれ補強リブを配設
して両補強リブが突き当てられて過酷なドア開閉操作に
も充分耐えるように剛性を高めたものを請求項3に係る
発明とする。
発明に係る車輛用ドアトリムは、ドアトリム本体の表側
にプルハンドルを設けた車輛用ドアトリムにおいて、ド
アトリム本体がアッパボードとロアボードとを連結した
ものであり、前記アッパボードは、所要幅の凹部を表側
下部に形成してあるアッパボード本体の前記凹部の下縁
にヒンジ部を介して断面が略L形で両端に連結片部を備
えた横長の半容器状部材を連設した合成樹脂成形品で、
この半容器状部材を凹部との間にポケットが形成される
ようにヒンジ部より折り返して前記連結片部をもってア
ッパボード本体に連結し、このアッパボードの下端を前
記半容器状部材の表側が覆われるようにロアボードの上
端に連結してロアボードの裏側にプルハンドルを形成し
たことを特徴とするものを基本構成とする。そして、こ
のような車輛用ドアトリムにおいて、ロアボードに対す
るアッパボードの連結を、半容器状部材の遊端の短鍔部
に配設されている係止孔とロアボードの上端裏面に配設
されている係止爪との係止と、アッパボードの凹部を除
く下端縁部に配設されている主連結部に対するロアボー
ドからのかしめとによるものとしたものを請求項2に係
る発明とし、前記した各発明において、半容器状部材の
裏面とロアボードの上部裏面にそれぞれ補強リブを配設
して両補強リブが突き当てられて過酷なドア開閉操作に
も充分耐えるように剛性を高めたものを請求項3に係る
発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施形態
を図1〜図4により詳細に説明する。図において、1は
ドアトリム本体、2はそのアッパボード、3はアッパボ
ード2の下端に上端をもって連結されているロアボー
ド、4はドアトリム本体1の表側に形成されているプル
ハンドルであり、以上の構成は従来のこの種の車輛用ド
アトリムと殆ど変わることがないが、本発明においては
主としてポケットを兼ねるプルハンドルを備えたアッパ
ボードに特徴がある。
を図1〜図4により詳細に説明する。図において、1は
ドアトリム本体、2はそのアッパボード、3はアッパボ
ード2の下端に上端をもって連結されているロアボー
ド、4はドアトリム本体1の表側に形成されているプル
ハンドルであり、以上の構成は従来のこの種の車輛用ド
アトリムと殆ど変わることがないが、本発明においては
主としてポケットを兼ねるプルハンドルを備えたアッパ
ボードに特徴がある。
【0006】すなわち、本発明に用いられているアッパ
ボード2は、ポリオレフィン系樹脂或いはポリアミド系
樹脂などを材料とする強靱な合成樹脂成形品であって、
そのアッパボード本体21の表側下部には所要幅の凹部
22が形成されている。また、このアッパボード本体2
1の前記凹部22の下縁にはヒンジ部23を介して断面
を略L形とした横長の半容器状部材24を連設してあ
り、この半容器状部材24の両端にはアッパボード本体
21に対して仮止めするための座となる連結片部25、
25が設けてある。そして、この半容器状部材24はヒ
ンジ部23より折り返されたうえ前記連結片部25、2
5をもってアッパボード本体21に連結され、これによ
りこの半容器状部材24と凹部22との間にはアッパボ
ード本体21の表面より殆ど膨出することのないポケッ
ト5が形成される。また、アッパボード2のうち前記し
た凹部22を除く部分の下縁縁部にはかしめ用の主連結
部26が所要の間隔をおいて配設されており、これに対
して、半容器状部材24はその外面に補強リブ29が配
設されるとともに、遊端を複数の係止孔28が所要の間
隔をおいて配設された短鍔部27に形成されていてこの
短鍔部27がポケット5の口縁を形成するものとされて
いる。なお、断面を略L形とした半容器状部材24はヒ
ンジ部23よりアッパボード本体21に対して120°
回動できるように成形しておけば、金型設計上特に好ま
しい。
ボード2は、ポリオレフィン系樹脂或いはポリアミド系
樹脂などを材料とする強靱な合成樹脂成形品であって、
そのアッパボード本体21の表側下部には所要幅の凹部
22が形成されている。また、このアッパボード本体2
1の前記凹部22の下縁にはヒンジ部23を介して断面
を略L形とした横長の半容器状部材24を連設してあ
り、この半容器状部材24の両端にはアッパボード本体
21に対して仮止めするための座となる連結片部25、
25が設けてある。そして、この半容器状部材24はヒ
ンジ部23より折り返されたうえ前記連結片部25、2
5をもってアッパボード本体21に連結され、これによ
りこの半容器状部材24と凹部22との間にはアッパボ
ード本体21の表面より殆ど膨出することのないポケッ
ト5が形成される。また、アッパボード2のうち前記し
た凹部22を除く部分の下縁縁部にはかしめ用の主連結
部26が所要の間隔をおいて配設されており、これに対
して、半容器状部材24はその外面に補強リブ29が配
設されるとともに、遊端を複数の係止孔28が所要の間
隔をおいて配設された短鍔部27に形成されていてこの
短鍔部27がポケット5の口縁を形成するものとされて
いる。なお、断面を略L形とした半容器状部材24はヒ
ンジ部23よりアッパボード本体21に対して120°
回動できるように成形しておけば、金型設計上特に好ま
しい。
【0007】一方、ロアボード3も前記したアッパボー
ド2と同様にポリオレフィン系樹脂或いはポリアミド系
樹脂などを材料とする強靱な合成樹脂成形品であって、
その上端縁はアッパボード2の下縁縁部に配設されてい
る前記した主連結部26に対するかしめ用部とされてお
り、また、ロアボード3の上部裏面には前記した半容器
状部材24の外面に配設されている補強リブ29に対応
する補強リブ39が配設されていて半容器状部材24の
外面の補強リブ29とロアボード3の上部裏面の補強リ
ブ39とは突き当てられてポケット5の外側面であるプ
ルハンドル4の強度を充分確保できるようにしてある。
さらに、ロアボード3の上端裏面のうち半容器状部材2
4を覆う部分には、半容器状部材24の前記した係止孔
28に対応する位置に係止爪39が配設されている。
ド2と同様にポリオレフィン系樹脂或いはポリアミド系
樹脂などを材料とする強靱な合成樹脂成形品であって、
その上端縁はアッパボード2の下縁縁部に配設されてい
る前記した主連結部26に対するかしめ用部とされてお
り、また、ロアボード3の上部裏面には前記した半容器
状部材24の外面に配設されている補強リブ29に対応
する補強リブ39が配設されていて半容器状部材24の
外面の補強リブ29とロアボード3の上部裏面の補強リ
ブ39とは突き当てられてポケット5の外側面であるプ
ルハンドル4の強度を充分確保できるようにしてある。
さらに、ロアボード3の上端裏面のうち半容器状部材2
4を覆う部分には、半容器状部材24の前記した係止孔
28に対応する位置に係止爪39が配設されている。
【0008】そして、このロアボード3とアッパボード
2との連結は、半容器状部材24の遊端の前記した短鍔
部27に配設されている係止孔28をロアボード3の上
端裏面に配設されている前記した係止爪38に係止させ
て仮止めするとともに、アッパボード2の前記した凹部
22を除く下端縁部に配設されている主連結部26に対
してロアボード3の上縁部からのねじかしめ或いは超音
波かしめその他任意のかしめ手段を施すことにより行な
っている。
2との連結は、半容器状部材24の遊端の前記した短鍔
部27に配設されている係止孔28をロアボード3の上
端裏面に配設されている前記した係止爪38に係止させ
て仮止めするとともに、アッパボード2の前記した凹部
22を除く下端縁部に配設されている主連結部26に対
してロアボード3の上縁部からのねじかしめ或いは超音
波かしめその他任意のかしめ手段を施すことにより行な
っている。
【0009】このように構成されたものは、ドアトリム
本体1のアッパボード2が、アッパボード本体21に形
成してある所要幅の凹部22の下縁にヒンジ部23を介
して断面が略L形である横長の半容器状部材24を連設
した合成樹脂成形品であって、この半容器状部材24を
ヒンジ部23より折り返したうえ両端の連結片部25、
25をもってアッパボード本体21に連結することによ
り凹部22との間にポケット5が形成されるもので、こ
のアッパボード2の下端を半容器状部材24の表側が覆
われるようにロアボード3の上端に連結するだけでプル
ハンドル4が形成されることとなるので、アッパボード
2とロアボード3の2部材を主たる部品としてドアトリ
ム本体1の表側にプルハンドル4を形成してある車輛用
ドアトリムが得られるから、部品点数および組付工数を
大幅に減少できる。また、断面が略L形の半容器状部材
24は断面を略U形とする場合に比べて使用する樹脂材
料が少なくてよいうえに成形が容易で金型費用を少なく
できるので、部品点数が少なくなる点と相俟ってコスト
ダウンが可能となる。しかも、ロアボード3に対するア
ッパボード2の連結を、半容器状部材24の遊端の短鍔
部27に配設されている係止孔28を、ロアボード3の
上端裏面に配設されている係止爪38に係止させたうえ
アッパボード2の下端縁部に配設されている主連結部2
6に対してロアボード3からかしめれるようにすれば、
一層組付工数を減少でき、さらに、半容器状部材24の
裏面とロアボード3の上部裏面にそれぞれ補強リブ2
9、39を配設しておいて両者の補強リブ29、39を
突き当てるようにしておけば、ポケット5の外側面であ
るプルハンドル4の強度がより優れたものとなるので一
層好ましいものとなる。
本体1のアッパボード2が、アッパボード本体21に形
成してある所要幅の凹部22の下縁にヒンジ部23を介
して断面が略L形である横長の半容器状部材24を連設
した合成樹脂成形品であって、この半容器状部材24を
ヒンジ部23より折り返したうえ両端の連結片部25、
25をもってアッパボード本体21に連結することによ
り凹部22との間にポケット5が形成されるもので、こ
のアッパボード2の下端を半容器状部材24の表側が覆
われるようにロアボード3の上端に連結するだけでプル
ハンドル4が形成されることとなるので、アッパボード
2とロアボード3の2部材を主たる部品としてドアトリ
ム本体1の表側にプルハンドル4を形成してある車輛用
ドアトリムが得られるから、部品点数および組付工数を
大幅に減少できる。また、断面が略L形の半容器状部材
24は断面を略U形とする場合に比べて使用する樹脂材
料が少なくてよいうえに成形が容易で金型費用を少なく
できるので、部品点数が少なくなる点と相俟ってコスト
ダウンが可能となる。しかも、ロアボード3に対するア
ッパボード2の連結を、半容器状部材24の遊端の短鍔
部27に配設されている係止孔28を、ロアボード3の
上端裏面に配設されている係止爪38に係止させたうえ
アッパボード2の下端縁部に配設されている主連結部2
6に対してロアボード3からかしめれるようにすれば、
一層組付工数を減少でき、さらに、半容器状部材24の
裏面とロアボード3の上部裏面にそれぞれ補強リブ2
9、39を配設しておいて両者の補強リブ29、39を
突き当てるようにしておけば、ポケット5の外側面であ
るプルハンドル4の強度がより優れたものとなるので一
層好ましいものとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記説明から明らかなように、
部品点数および組付工数を大幅に減少できるうえに強度
的にも優れた体裁のよい車輛用ドアトリムを提供するこ
とができる。従って、本発明は従来のこの種の車輛用ド
アトリムの問題点を解決したものとして極めて有用なも
のである。
部品点数および組付工数を大幅に減少できるうえに強度
的にも優れた体裁のよい車輛用ドアトリムを提供するこ
とができる。従って、本発明は従来のこの種の車輛用ド
アトリムの問題点を解決したものとして極めて有用なも
のである。
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す分解斜視図
である。
である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態の要部を示す断面
図である。
図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態の要部の別例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】同じく本発明の好ましい実施の形態の要部の別
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
1 ドアトリム本体 2 アッパボード 21 アッパボード本体 22 凹部 23 ヒンジ部 24 半容器状部材 25 連結片部 26 主連結部 27 短鍔部 28 係止孔 29 補強リブ 3 ロアボード 38 係止爪 39 補強リブ 4 プルハンドル 5 ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 BA01 BB08 BC00 BD03 BE03 BE17 BE36
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアトリム本体(1) の表側にプルハンド
ル(4) を設けた車輛用ドアトリムにおいて、ドアトリム
本体(1) がアッパボード(2) とロアボード(3)とを連結
したものであり、前記アッパボード(2) は、所要幅の凹
部(22)を表側下部に形成してあるアッパボード本体(21)
の前記凹部(22)の下縁にヒンジ部(23)を介して断面が略
L形で両端に連結片部(25)、(25)を備えた横長の半容器
状部材(24)を連設した合成樹脂成形品で、この半容器状
部材(24)を凹部(22)との間にポケット(5) が形成される
ようにヒンジ部(23)より折り返して前記連結片部(25)、
(25)をもってアッパボード本体(21)に連結し、このアッ
パボード(2) の下端を前記半容器状部材(24)の表側が覆
われるようにロアボード(3) の上端に連結してプルハン
ドル(4) を形成したことを特徴とする車輛用ドアトリ
ム。 - 【請求項2】 ロアボード(3) に対するアッパボード
(2) の連結が、半容器状部材(24)の遊端の短鍔部(27)に
配設されている係止孔(28)とロアボード(3) の上端裏面
に配設されている係止爪(38) との係止と、アッパボー
ド(2) の凹部(22)を除く下端縁部に配設されている主連
結部(26)に対するロアボード(3) からのかしめとによる
ものである請求項1に記載の車輛用ドアトリム。 - 【請求項3】 半容器状部材(24)の裏面とロアボード
(3) の上部裏面にそれぞれ補強リブ(29)、(39)が配設さ
れていて両補強リブ(29)、(39)が突き当てられている請
求項1または2に記載の車輛用ドアトリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230328A JP2001055095A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 車輛用ドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230328A JP2001055095A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 車輛用ドアトリム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001055095A true JP2001055095A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16906123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11230328A Withdrawn JP2001055095A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 車輛用ドアトリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001055095A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003015320A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | レジスト剥離剤組成物 |
WO2013018510A1 (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-07 | トヨタ紡織株式会社 | ドアトリム |
KR20170067604A (ko) * | 2015-12-08 | 2017-06-16 | 현대자동차주식회사 | 차량용 도어트림유닛 |
CN107662552A (zh) * | 2017-09-01 | 2018-02-06 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种车门肘托总成、汽车和车门肘托总成安装方法 |
JP2021109613A (ja) * | 2020-01-15 | 2021-08-02 | ダイハツ工業株式会社 | ドア構造 |
-
1999
- 1999-08-17 JP JP11230328A patent/JP2001055095A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003015320A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | レジスト剥離剤組成物 |
WO2013018510A1 (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-07 | トヨタ紡織株式会社 | ドアトリム |
JP2013032100A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Toyota Boshoku Corp | ドアトリム |
CN103717453A (zh) * | 2011-08-02 | 2014-04-09 | 丰田纺织株式会社 | 门内饰 |
EP2740633A1 (en) * | 2011-08-02 | 2014-06-11 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Door trim |
US8840169B2 (en) | 2011-08-02 | 2014-09-23 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Door trim |
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