JP2001054254A - ブロアモータ用モータホルダ - Google Patents

ブロアモータ用モータホルダ

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JP2001054254A
JP2001054254A JP11223846A JP22384699A JP2001054254A JP 2001054254 A JP2001054254 A JP 2001054254A JP 11223846 A JP11223846 A JP 11223846A JP 22384699 A JP22384699 A JP 22384699A JP 2001054254 A JP2001054254 A JP 2001054254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロアモータ作動時に発生しようとするモータ
のすりこぎ運動(振動)を十分抑制することができるブ
ロアモータ用のモータホルダを提供する。 【解決手段】モータホルダ6は、内周面の周方向に3個
の側部防振ゴム11を保持するための防振ゴム保持部7
aを有しその保持部7aに保持される側部防振ゴム11
によりブロアモータ1のヨークハウジング2外周を支持
する収容部7と、収容部7の外周面から径方向外側に複
数延設される連結部8,9と、連結部8,9の径方向外
側端部と連結されて、収容部7の外周を囲うように形成
され、支持体に固定するための固定部10bを有するベ
ンチュリーリング部10とを備え、各連結部8,9間の
隙間からブロアモータ1による吸気又は排気が行われ
る。連結部8,9は、収容部7の周方向に6個設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロアモータをフ
ローティング支持するためのブロアモータ用モータホル
ダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置に用いられるブロ
アモータ等は、車両に対してフローティング支持され
る。
【0003】詳述すると、図4(a)に示すように、ブ
ロアモータ(以下、単にモータという)50は、中空略
円柱形状に形成されるモータケース51がモータホルダ
52にフローティング支持される。モータホルダ52
は、モータケース51を挿入可能な略有底円筒状の収容
部53と、収容部53の外周面から等角度(120度)
間隔で径方向外側に延びる3個の連結部54と、各連結
部54の先端部と連結され収容部53の外周を囲うよう
に配設されるベンチュリーリング部55とを備える。
【0004】収容部53の内周面には、等角度間隔に3
個(図中、2個のみ図示する)の側部防振ゴム56が固
定される。そして、モータケース51は、収容部53に
挿入され、その底部が収容部53の底部に底部防振ゴム
を介して回転不能及び軸線方向に移動不能にねじ止めさ
れるとともに、その外周部が複数の側部防振ゴム56に
より支持される。そして、モータ50の回転軸57に
は、2点鎖線で示すようにファン58が固定され、モー
タホルダ52は、ベンチュリーリング部55が車体に対
して固定される。
【0005】上記のように支持されたモータ50が作動
されファン58が回転されると、破線で示すように、フ
ァン58の上方及びモータホルダ52の下方の空気がフ
ァン58に吸入されるとともに側方に排気され、送風動
作が行われる。尚、このときモータホルダ52の下方の
空気は、3個の各連結部54間の隙間を通って吸入され
る。
【0006】このとき、モータ50のモータケース51
の表面上には、モータ作動時の磁気変動(詳しくはロー
タがモータケース51内周面に固定されたマグネットに
対して回転する際の磁気変動)により微振動が発生す
る。この微振動は、側部防振ゴム56及び底部防振ゴム
により減衰され、車両への伝播が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
作動時には、ファン58自体が微妙にアンバランスであ
る等の原因から、モータ50(モータケース51)全体
がすりこぎ運動(振動)をしようとする。尚、ここで言
うすりこぎ運動とは、擂鉢ですりつぶすときの擂粉木の
動きのような、軸が傾きその傾いた状態で全体が回転す
るような運動であって、ケース51内のロータ(回転軸
57)が一回転する毎に一回発生する。
【0008】すると、そのモータケース51は、収容部
53をすりこぎ運動させる。詳しく説明するために、図
4(b)は、モータ作動時における収容部53の外周面
の振動の大きさを45度間隔で測定した結果を示す。図
4(b)に示すように、3個の連結部54に連結されて
支持される収容部53は、モータ作動時に、最大の振動
の大きさが0.7(G)程度という大きなすりこぎ運動
を行う。これにより、モータ作動時のすりこぎ運動(振
動)は、連結部54、ベンチュリーリング部55を介し
て車両に伝播されてしまうという問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、ブロアモータ作動時
に発生しようとするモータのすりこぎ運動(振動)を十
分抑制することができるブロアモータ用のモータホルダ
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内周面の周方向に複数の弾性部材を保持するための
保持部を有し、その保持部に保持される前記弾性部材に
よりブロアモータのモータケース外周を支持するモータ
収容部と、前記モータ収容部の外周面から径方向外側に
複数延設される連結部と、前記連結部の径方向外側端部
と連結されて、前記モータ収容部の外周を囲うように形
成され、支持体に固定するための固定部を有するベンチ
ュリーリング部とを備え、前記各連結部間の隙間からブ
ロアモータによる吸気又は排気が行われるブロアモータ
用モータホルダにおいて、前記連結部を、前記モータ収
容部の周方向に4個乃至8個設けたことを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のブロアモータ用モータホルダにおいて、前記連結部を
等角度間隔に設けたことを要旨とする。請求項3に記載
の発明は、請求項1又は2に記載のブロアモータ用モー
タホルダにおいて、前記連結部は、前記収容部の外周面
及び前記ベンチュリーリング部の内周面に沿いながら軸
線方向に湾曲する湾曲部を有することを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のブロアモータ用モータホルダにおいて、前記連結部
は、前記湾曲部と連続したリブを有することを要旨とす
る。請求項5に記載の発明は、請求項1、3及び4のい
ずれか1項に記載のブロアモータ用モータホルダにおい
て、前記保持部を等角度間隔に3個設け、前記連結部を
等角度間隔に6個設け、そのうち3個を前記保持部と対
応した位置に配置したことを要旨とする。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、例えばブ
ロアモータの回転軸に固定されるファンにて送風動作が
行われる際、該モータがすりこぎ運動をしようとして
も、モータ収容部は4個乃至8個の連結部によりベンチ
ュリーリング部に連結されて支持されるため、モータ収
容部がすりこぎ運動してしまうことは十分抑制される。
しかも、ブロアモータにより送風動作が行われる際、4
個乃至8個の各連結部間に十分な隙間があるため、その
隙間から例えば吸気が十分に行われる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、モータ収
容部は、等角度間隔で4個乃至8個の連結部によりベン
チュリーリング部に連結されて支持されるため、すりこ
ぎ運動してしまうことは均一に十分抑制される。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、連結部
は、収容部の外周面及びベンチュリーリング部の内周面
に沿いながら軸線方向に湾曲する湾曲部を有するため、
4個乃至8個の各連結部間の隙間から例えば吸気が行わ
れる際、その湾曲部により空気がなめらかに導かれる。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、連結部
は、収容部の外周面及びベンチュリーリング部の内周面
に沿いながら軸線方向に湾曲する湾曲部、及び湾曲部と
連続したリブを有するため、請求項3に記載の発明の効
果に加えて、モータ収容部のすりこぎ運動が更に抑制さ
れる。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、モータ収
容部は6個の連結部によりベンチュリーリング部に連結
されて支持されるため、モータ収容部のすりこぎ運動が
十分抑制される。しかも、送風動作が行われる際、6個
の各連結部間に十分な隙間があるため、その隙間から例
えば吸気が十分に行われる。又、保持部は等角度間隔に
3個設けられ、連結部は等角度間隔に6個設けられその
うち3個が保持部と対応した位置に配置されるため、そ
の設計が単純となり容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用空調装置に
用いられるブロアモータの支持構造に具体化した一実施
の形態を図1〜図3に従って説明する。
【0019】図2に示すように、ブロアモータ(以下、
単にモータという)1は、略有底筒状に形成されるヨー
クハウジング2と、そのヨークハウジング2の開口部を
塞ぐように固定される略円盤形状のエンドフレーム3と
を備える。尚、本実施の形態では、ヨークハウジング2
とエンドフレーム3とがモータケースを構成する。ヨー
クハウジング2とエンドフレーム3にはそれぞれ軸受4
が配設され、その両軸受4にはロータの回転軸5が回転
可能に支持されている。
【0020】ヨークハウジング2の底部2aには、その
中心から偏移した位置に複数のネジ孔2bが形成されて
いる。尚、本実施の形態では、ネジ孔2bは180°間
隔で2個形成されている。
【0021】モータ1は、ヨークハウジング2がブロア
モータ用モータホルダ(以下、単にモータホルダとい
う)6にフローティング支持されることにより保持され
る。モータホルダ6は、図1及び図2に示すように、ヨ
ークハウジング2を挿入可能な略有底筒状の収容部7
と、収容部7の外周面から径方向外側に延設される連結
部8,9と、連結部8,9の先端部と連結され収容部7
の外周を囲うように配設されるベンチュリーリング部1
0とを備える。
【0022】収容部7の開口端には、周方向に複数(図
2中、2個のみ図示する)の防振ゴム保持部7aが形成
されている。本実施の形態では、防振ゴム保持部7a
は、等角度(120度)間隔で3個形成されている。各
防振ゴム保持部7aは、水平方向(軸直交方向)断面が
略コ字状に収容部7の径方向外側に突出するように屈曲
形成されている。
【0023】各防振ゴム保持部7aの内側には、弾性部
材としての側部防振ゴム11が軸線方向から挿入されて
保持されている。この側部防振ゴム11には返し部11
aが形成され、その返し部11aが防振ゴム保持部7a
に形成された係合部7bと係合することにより、その抜
け止めがなされている。
【0024】収容部7の底部7cには、ヨークハウジン
グ2のネジ孔2bとそれぞれ対応した位置に貫通孔7d
が形成されている。貫通孔7dにはネジ12が挿通さ
れ、このネジ12はヨークハウジング2のネジ孔2bに
螺合される。これによりヨークハウジング2の底部2a
は収容部7の底部7cに回転不能且つ軸線方向に移動不
能に係止される。ここで、貫通孔7dとネジ12との間
には底部防振ゴム13が介在される。そして、ヨークハ
ウジング2の外周面は、複数の側部防振ゴム11の内側
端部11bに当接されて支持される。
【0025】連結部8,9は、収容部7の周方向に6個
形成されている。連結部8,9は、等角度(60度)間
隔に形成されている。連結部8,9は、収容部7におけ
る防振ゴム保持部7aの外周面から延設される連結部8
と、その連結部8間の収容部7の外周面から延設される
連結部9とからなる。
【0026】連結部8,9は、図2及び図3に示すよう
に、収容部7(防振ゴム保持部7a)の外周面及びベン
チュリーリング部10の内周面を周方向に所定の範囲で
連結するように、且つ周方向の一方(図中、半時計回り
方向)に向かうほど軸線方向下側(収容部7の底部7c
側)に湾曲するように形成された湾曲部8a,9aと、
湾曲部8a,9aの下端から軸線方向下側に延びるリブ
部8b,9bとから構成される。このリブ部8b,9b
は、ベンチュリーリング部10に対して収容部7のほぼ
下端を連結固定するように、収容部7外周面のほぼ下端
まで延びて形成されている。
【0027】ベンチュリーリング部10の下端には径方
向外側に延びるフランジ部10aが形成され、フランジ
部10aには径方向外側に延びる固定部10bが周方向
に複数形成されている。尚、本実施の形態では、固定部
10bは、等角度(120度)間隔で3個形成されてい
る。又、固定部10bは、前記連結部9と対応した位置
に形成されている。この固定部10bは、支持体として
の図示しない車体に対して固定される。
【0028】そして、回転軸5には2点鎖線で示すファ
ン14が固定される。上記のように固定されたモータ1
が作動されファン14が回転されると、破線で示すよう
に、ファン14の上方及びモータホルダ6の下方の空気
がファン14に吸入されるとともに側方に排気され、送
風動作が行われる。このときモータホルダ6の下方の空
気は、6個の各連結部8,9間の隙間を通って吸入され
る。
【0029】又、モータ作動時、モータ1のヨークハウ
ジング2の表面上には、磁気変動(詳しくはロータがヨ
ークハウジング2内周面に固定されたマグネットに対し
て回転する際の磁気変動)により微振動が発生する。こ
の微振動は、側部防振ゴム11及び底部防振ゴム13に
より減衰され、車両への伝播が防止される。
【0030】さらに、モータ作動時、モータ1(ヨーク
ハウジング2)全体は、ファン14のアンバランス等の
原因から、すりこぎ運動をしようとする。しかし、収容
部7は、6個の連結部8,9によりベンチュリーリング
部10に連結されて支持されるため、収容部7がすりこ
ぎ運動してしまうことは抑制される。詳しく説明するた
めに、図1(b)は、モータ作動時における収容部7の
外周面の振動の大きさを45度間隔で測定した結果を示
す。図1(b)に示すように、6個の連結部8,9に連
結されて支持される収容部7は、モータ作動時に、すり
こぎ運動が抑制されて、最大の振動の大きさが0.05
(G)程度となる。このように、モータ作動時に発生し
ようとするすりこぎ運動(振動)の車両への伝播が防止
される。
【0031】次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果
を以下に記載する。 (1)モータ作動時、該モータ1がすりこぎ運動をしよ
うとしても、収容部7は6個の連結部8,9によりベン
チュリーリング部10に連結されて支持されるため、収
容部7がすりこぎ運動してしまうことは十分抑制され
る。従って、連結部8,9及びベンチュリーリング部1
0を介しての車両への振動の伝播が小さく抑えられ、ひ
いては車室内の静粛性を向上させることができる。しか
も、送風動作が行われる際、6個の各連結部8,9間に
は十分な隙間があるため、その隙間からモータホルダ6
の下方の空気が十分吸入される。
【0032】(2)収容部7は、周方向に等角度間隔の
6個の連結部8,9によりベンチュリーリング部10に
連結されて支持されるため、すりこぎ運動してしまうこ
とは均一に十分抑制される。
【0033】(3)連結部8,9は、収容部7(防振ゴ
ム保持部7a)の外周面及びベンチュリーリング部10
の内周面に沿いながら軸線方向に湾曲する湾曲部8a,
9aを有するため、6個の各連結部間の隙間から吸気が
行われる際、その湾曲部8a,9aにより空気がなめら
かに導かれる。
【0034】(4)連結部8,9は、湾曲部8a,9a
の下端(収容部7の底部7c側端)から軸線方向下側に
延びるリブ部8b,9bを有するため、収容部7がすり
こぎ運動してしまうことは更に抑制される。
【0035】(5)防振ゴム保持部7aは等角度間隔に
3個設けられ、連結部8,9は等角度間隔に6個設けら
れ、そのうち3個の連結部8が防振ゴム保持部7aと対
応した位置に配置されるため、その設計が単純となり容
易になる。
【0036】上記実施の形態は、以下のように変更して
もよい。 ・上記実施の形態では、連結部8,9を6個設けたが、
4個乃至8個に変更してもよい。このようにしても、上
記実施の形態の効果(1)〜(4)と同様の効果を得る
ことができる。
【0037】・上記実施の形態では、連結部8,9を等
角度(60度)間隔に設けたが、その間隔を多少異なら
せても上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることが
できる。又、連結部8,9の間隔を大きく異ならせても
上記実施の形態の効果(1),(3),(4)と同様の
効果を得ることができる。
【0038】・上記実施の形態では、連結部8,9は湾
曲部8a,9aを有するとしたが、収容部7とベンチュ
リーリング部10とを連結する形状であれば特に湾曲部
8a,9aを有さなくてもよい。このようにしても、上
記実施の形態の効果(1),(2),(4),(5)と
同様の効果を得ることができる。
【0039】・上記実施の形態では、連結部8,9は湾
曲部8a,9aと連続したリブ部8b,9bを有すると
したが、湾曲部8a,9aの強度(剛性)が強ければ特
に設けなくてもよい。このようにしても、上記実施の形
態の効果(1)〜(3),(5)と同様の効果を得るこ
とができる。
【0040】・上記実施の形態では、モータ1が作動さ
れファン14が回転されると、破線で示すように、ファ
ン14の上方及びモータホルダ6の下方の空気がファン
14に吸入されるとともに側方に排気され、送風動作が
行われるものとしたが、モータホルダ6の下方の空気の
みがファン14に吸入され側方に排気されて送風動作が
行われるものとしてもよい。又、モータホルダ6の下方
に排気するものとしてもよい。
【0041】・上記実施の形態の側部防振ゴム11は、
同様の機能を有する他の弾性部材に変更してもよい。 ・上記実施の形態では、車両用空調装置に用いられるブ
ロアモータ1をフローティング支持するためのモータホ
ルダ6としたが、他の装置に用いられるブロアモータを
フローティング支持するものとしてもよい。
【0042】上記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記
載する。 (イ)請求項1乃至5のいずれか1項に記載のブロアモ
ータ用モータホルダの前記モータ収容部(7)にブロア
モータ(1)が支持され、該ブロアモータ(1)の回転
軸(5)に固定されたファン(14)により送風動作を
行う空調装置。このようにすると、ファンにて送風動作
が行われる際、ブロアモータがすりこぎ運動をしようと
しても、モータ収容部がすりこぎ運動してしまうことは
十分抑制される。しかも、送風動作が行われる際、各連
結部間に隙間があるため、その隙間から例えば吸気が十
分に行われる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ブロアモータ作動時に発生しようとするモータのすりこ
ぎ運動(振動)を十分抑制することができるブロアモー
タ用のモータホルダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本実施形態のフローティング支持構造を
示す斜視図。(b)本実施の形態におけるすりこぎ運動
の振動の大きさを示す説明図。
【図2】本実施形態のフローティング支持構造を示す要
部断面図。
【図3】本実施形態の連結部を示す説明図。
【図4】(a)従来技術のフローティング支持構造を示
す斜視図。(b)従来技術におけるすりこぎ運動の振動
の大きさを示す説明図。
【符号の説明】
1…ブロアモータ、2…ヨークハウジング、3…エンド
フレーム、7…収容部(モータ収容部)、8,9…連結
部、10…ベンチュリーリング部、11…側部防振ゴム
(弾性部材)、7a…防振ゴム保持部(保持部)、8
a,9a…湾曲部、8b,9b…リブ部(リブ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面の周方向に複数の弾性部材(1
    1)を保持するための保持部(7a)を有し、その保持
    部(7a)に保持される前記弾性部材(11)によりブ
    ロアモータ(1)のモータケース(2,3)外周を支持
    するモータ収容部(7)と、 前記モータ収容部(7)の外周面から径方向外側に複数
    延設される連結部(8,9)と、 前記連結部(8,9)の径方向外側端部と連結されて、
    前記モータ収容部(7)の外周を囲うように形成され、
    支持体に固定するための固定部(10b)を有するベン
    チュリーリング部(10)とを備え、前記各連結部
    (8,9)間の隙間からブロアモータ(1)による吸気
    又は排気が行われるブロアモータ用モータホルダにおい
    て、 前記連結部(8,9)を、前記モータ収容部(7)の周
    方向に4個乃至8個設けたことを特徴とするブロアモー
    タ用モータホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブロアモータ用モータ
    ホルダにおいて、 前記連結部(8,9)を等角度間隔に設けたことを特徴
    とするブロアモータ用モータホルダ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のブロアモータ用
    モータホルダにおいて、 前記連結部(8,9)は、前記収容部(7)の外周面及
    び前記ベンチュリーリング部(10)の内周面に沿いな
    がら軸線方向に湾曲する湾曲部(8a,9a)を有する
    ことを特徴とするブロアモータ用モータホルダ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のブロアモータ用モータ
    ホルダにおいて、 前記連結部(8,9)は、前記湾曲部(8a,9a)と
    連続したリブ(8b,9b)を有することを特徴とする
    ブロアモータ用モータホルダ。
  5. 【請求項5】 請求項1、3及び4のいずれか1項に記
    載のブロアモータ用モータホルダにおいて、 前記保持部(7a)を等角度間隔に3個設け、 前記連結部(8,9)を等角度間隔に6個設け、そのう
    ち3個を前記保持部(7a)と対応した位置に配置した
    ことを特徴とするブロアモータ用モータホルダ。
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Cited By (4)

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