JP2001053148A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
面からチップ内部に走るクラックおよび侵入水分を回路
部の手前でブロックすることである。 【解決手段】 配線層71〜73のダミーパターン71
1〜731、層間導通用の接続孔410〜430のダミ
ーパターン4101〜4301内に形成される埋め込み
層61〜63のダミーパターン611〜631を回路部
11を囲み枠状に形成するとともに積層して層間絶縁膜
分離帯12となし、層間絶縁膜分離帯12でクラックを
止める。層間絶縁膜分離帯12に、半導体基板2から最
上層の層間絶縁膜43に到る全範囲に、埋め込み層ダミ
ーパターン611〜631を接続孔ダミーパターン41
01〜4301内に密着せしめる耐蝕性の密着層ダミー
パターン511〜531を形成し、水分に対するバリア
とする。
Description
る。
のLSIチップを一時に形成するウェハプロセスの後、
ダイシング工程において、各LSIチップを画成するス
クライブラインに沿ってウェハを切断し、個々のLSI
チップに分割される。
イブラインは、完全平坦化の要請から回路部と同じよう
にシリコン基板の上に層間絶縁膜が積層する構造となっ
ている。かかる構造の場合、ダイシング工程において、
層間絶縁膜に切断面から回路部の方に向かってクラック
が発生しやすく、チップ歩留まりが低下する原因とな
る。
グ工程に先立ち、予めスクライブラインの層間絶縁膜を
除去しておく方法があるが、工程が複雑化する。そこ
で、特開平2−188942号公報には、回路部の配線
層や、接続孔(コンタクトホールやスルーホール)をパ
ターニングする際に、図10に示すように、一緒に、回
路部の外郭をなすようにダミーパターンをパターニング
しておき、配線層のダミーパターン921,922,9
23や接続孔への埋め込み層のダミーパターン911,
912,913が積層してなる層間絶縁膜分離帯を形成
して層間絶縁膜901,902,903を回路部側とス
クライブライン側とに分離することで、クラックが回路
部に達するのを防止するようにしたものがある。
1〜923には、配線材として優れた導電性を有し融点
が十分に高いAl等が通常用いられる。また、埋め込み
層911〜913には、例えばP(プラズマ)−CVD
により成膜したWが用いられ、Wの密着性の向上やP−
CVDに対する層間絶縁膜の保護を目的としてTiN等
の密着層931〜933が形成される。このTiN等は
水分に対して耐性があるが、上記Al等は十分な耐性が
ない。したがって、クラックは阻止することはできて
も、クラックが配線層ダミーパターンに達したときに水
分等の侵入をブロックするのは難しい。
クラック防止に加えて水分の侵入等をも好適に防止する
ことのできる半導体装置を提供することを目的とする。
は、配線層、層間絶縁膜を貫通する接続孔内に形成した
埋め込み層のそれぞれに上記回路部の外郭をなすように
ダミーパターンを形成し、配線層のダミーパターンと埋
め込み層のダミーパターンとを積層してなる層間絶縁膜
分離帯を具備せしめる。かつ、該層間絶縁膜分離帯に
は、上記埋め込み層を上記接続孔内に密着せしめる耐蝕
性の密着層のダミーパターンを、上記半導体基板から最
上層の層間絶縁膜の上端に到る全範囲に形成する。
ら最上層の層間絶縁膜の上端に到る全範囲に形成され、
これが回路部の外郭をなすので、ダイシングによる切断
面からの水分等の侵入をブロックすることができる。
縁膜を貫通する接続孔内に形成した埋め込み層のそれぞ
れに上記回路部の外郭をなすようにダミーパターンを形
成し、配線層のダミーパターンと埋め込み層のダミーパ
ターンとを積層してなる層間絶縁膜分離帯を具備せしめ
る。かつ、少なくとも所定の層間絶縁膜とその下層の配
線層のダミーパターンとの間に該配線層ダミーパターン
の側壁を被覆するように別の保護膜を形成するととも
に、上記層間絶縁膜分離帯において、少なくとも上記所
定の層間絶縁膜より下層側に位置する部分では埋め込み
層のダミーパターンをその接続孔のダミーパターン内に
密着せしめる耐蝕性の密着層のダミーパターンを、上記
半導体基板から上記別の保護膜に到る範囲に形成する。
線層から下側をカバーする。また、該別の保護膜より下
層側の層間絶縁膜分離帯は、上記配線層の直下から半導
体基板に到る全範囲を、密着層ダミーパターンが回路部
の外郭をなすので素子部は水分等の侵入から十分にブロ
ックされる。
は、半導体基板上から1層目と2層目の層間絶縁膜間に
おいて、上記回路部上も被覆するように形成するとよ
い。
ターンに配線層ダミーパターンの内側または外側にはみ
出す部分を設け、接続孔ダミーパターンを、上記配線層
ダミーパターンの上面とともに下層の層間絶縁膜の上面
に達する深さに形成する。
の上面まで達しているので、ここに形成された密着層は
配線層ダミーパターンによって途切れることなく上記下
層の層間絶縁膜の上面に到る範囲に形成される。接続孔
パターニング用の露光マスクの接続孔ダミーパターン部
を違えるだけで工程を追加することなく従来の通常のウ
ェハプロセスにより製造でき、適用が容易である。
ーパターンが上記配線層のダミーパターンの内側にのみ
はみ出す部分を有するように形成された層間絶縁膜と、
接続孔ダミーパターンが配線層ダミーパターンの外側に
のみはみ出す部分を有するように形成された層間絶縁膜
とを交互に積層する。
層の配線層の内側または外側に偏しないので、層間絶縁
膜分離帯をコンパクトにすることができる。
明のように回路部を囲み枠状に形成することができ、請
求項7記載の発明のように上記回路部を囲み飛び石状に
形成することができる。
発明を適用したLSIの要部断面を示し、(B)に該L
SIのウェハプロセスにおけるウェハの上面を示す。ウ
ェハ1には多数の矩形のチップ1aが形成され、各チッ
プ1aはスクライブライン1bにより画成されている。
各チップ1aには、チップ側縁部に沿ってチップ1a側
縁から10〜100nm後退した位置に、チップ本体部
分である回路部11を囲み枠状に層間絶縁膜分離帯12
が形成してある。層間絶縁膜分離帯12は後述するよう
に回路部11と一緒に工程の追加なく形成される。
中右側は層間絶縁膜分離帯12である。回路部11は素
子部111の上層に配線部112を形成してなる。図例
の素子部111は素子分離にSTIが用いられたMOS
トランジスタで、半導体基板たるSi基板2の表面にト
ランジスタ領域を画成するトレンチ21が形成され、こ
れに素子分離酸化膜22が埋設してある。上記トランジ
スタ領域にはSi基板2の表層にソース201、ドレイ
ン202が形成され、Si基板2の表面に紙面に対して
直交方向に帯状にゲート酸化膜31およびゲート電極3
2が形成してある。ゲート電極32の電圧によりソース
201とドレイン202間のチャネル電流を制御する。
12はチップ全体に複数の層間絶縁膜41,42,43
が積層し、層間絶縁膜41,42,43の上面にはそれ
ぞれ配線層71,72,73がパターニングしてある。
層間絶縁膜41〜43はそれぞれP−TEOS/O3 −
TEOS/P−TEOSの三層の酸化膜であり、各配線
層71〜73はAlCu層71b,72b,73bを上
下からTiN/Ti層71a,72a,73aとTiN
/Ti層71c,72c,73cとではさんだサンドイ
ッチ構造となっている。
いる。各層間絶縁膜41〜43には接続孔たるコンタク
トホール410、スルーホール420,430が形成し
てあり、コンタクトホール410、スルーホール42
0,430には、その表面に成膜形成される密着層5
1,52,53、接続孔410〜430に埋め込まれる
埋め込み層61,62,63が形成されている。これに
より、素子部111の拡散層すなわちソース201、ド
レイン202は配線層71と導通し、また、配線層71
〜73間が導通し、回路が形成される。
を成膜してなる保護膜8が形成してあり、水分、ナトリ
ウムや重金属等から回路部11を保護している。
430のダミーパターン4101,4201,4301
(後述する図2〜図5参照)に形成された密着層51〜
53のダミーパターン511,521,531および埋
め込み層61〜63のダミーパターン611,621,
631、ならびに配線層71〜73のダミーパターン7
11,721,731により形成される。接続孔ダミー
パターン4101〜4301と配線層ダミーパターン7
11〜731とは、互いに略重なるように、かつ回路部
11を囲み枠状に形成してあり、回路部11の外郭をな
している。このように、層間絶縁膜分離帯12は、各ダ
ミーパターン511〜731により、最下層の層間絶縁
膜41から最上層の層間絶縁膜43に到る厚さの積層体
をなしており、層間絶縁膜41〜43を回路部11側と
スクライブライン1b側とに分離している。しかして、
ダイシング工程においてスクライブライン1bに沿って
ウェハ1を切断し、層間絶縁膜41〜43に切断面から
クラックが入っても回路部11は保護される。
02は、第1層の配線層ダミーパターン711の内寸よ
りも小さく配線層ダミーパターン711の内側にはみ出
しており、深さが第1層の層間絶縁膜41の上面まであ
る。また、第3層の接続孔ダミーパターン4103は、
第2層の配線層ダミーパターン721の外寸よりも大き
く配線層ダミーパターン721の外側にはみ出してお
り、深さが第2層の層間絶縁膜42の上面まである。そ
して、このはみ出し部では、密着層ダミーパターン52
1,531は下端が下層の層間絶縁膜41,42上面に
達しており、密着層ダミーパターン511〜531が、
回路部11の外周に、Si基板2の上面から最上層の層
間絶縁膜43の下面に到る厚さ方向の全範囲をカバーす
るバリアを形成する。これにより、ダイシング時に発生
する上記クラックに沿って層間絶縁膜分離帯12まで水
分が達しても、密着層ダミーパターン511〜531に
よってブロックされ、回路部11への侵入は阻止され
る。
いて説明する。図2、図3、図4、図5は本半導体装置
のウェハプロセスの各過程を示すウェハの断面図であ
る。
スにより形成される。すなわち、Si基板2の表面にフ
ォトリソグラィーおよびエッチングにより、トランジス
タ領域を画成するトレンチ21を形成し、全面にTEO
S等の酸化膜を堆積する。堆積した酸化膜をCMP法に
より平坦化し、全面エッチバックを行いトレンチ21に
埋設した酸化膜22のみを残す。その後、不純物注入に
よりウェルを形成し、さらにゲート酸化膜となる酸化膜
およびゲート電極となるpoly−Siを成膜し、これ
らをフォトリソグラィーおよびエッチングによりパター
ニングしてゲート酸化膜31およびゲート電極32を形
成する。
のゲート酸化膜31およびゲート電極32の両側位置に
ソース201、ドレイン202をセルフアラインで形成
する。
層配線であり(図1)、配線工程は3回行われる。先
ず、第1層の層間絶縁膜41を形成し、素子部111
(ソース201、ドレイン202、ゲート電極32)と
の導通をとるため、層間絶縁膜41にこれを貫通するコ
ンタクトホール410を形成する。コンタクトホール4
10の形成では、回路部11外周のダミーパターン41
01を一緒に形成する。コンタクトホールダミーパター
ン4101は回路部11を囲み枠状に形成される。
用いる。すなわち、ウェハ1全面に密着層となるTiN
/Tiを堆積し、次いで埋め込み層となるWを堆積す
る。W堆積後に全面エッチバックしてコンタクトホール
410のみTiN/TiおよびWを残し、密着層51、
埋め込み層61を形成する。このときコンタクトホール
ダミーパターン4101に密着層ダミーパターン51
1、埋め込み層ダミーパターン611が形成される。
N、AlCu、Ti、TiNをこの順に成膜し、これを
フォトリソグラフィーおよびエッチングによりパターニ
ングして、AlCu層71bを上下からTiN/Ti層
71a,71cがはさむ第1層の配線層71を形成す
る。このパターニングで、回路部11外周のダミーパタ
ーン711を一緒に形成する。配線層ダミーパターン7
11は、コンタクトホールダミーパターン4101より
も幅広の枠状で、かつコンタクトホールダミーパターン
4101全体をカバーする形状とする(図2の
(A))。
3種類の酸化膜を順次堆積し、P−TEOS/O3 −T
EOS/P−TEOSからなる層間絶縁膜42を成膜
し、CMPにより平坦化する(図2(B))。
71との導通をとるため、層間絶縁膜42にこれを貫通
するスルーホール420を形成する。スルーホール42
0の形成では、回路部11外周のダミーパターン420
1を一緒に形成する。スルーホールダミーパターン42
01は回路部11を囲む枠状に形成される。スルーホー
ルダミーパターン4201は、第1層の配線層71の幅
よりもやや狭幅で、その内寸は配線層ダミーパターン7
11よりも小さくしてあり、配線層ダミーパターン71
1の内側へはみ出す部分を有している。したがってスル
ーホールダミーパターン4201を形成するための層間
絶縁膜42のエッチングで、下層の層間絶縁膜41の上
面および配線層ダミーパターン711の内側の側面が露
出する(図2の(C))。なお、配線層71の厚さの
分、配線層71の上面は長くエッチングガスにさらされ
ることになるが、通常のプロセスで用いられる選択比の
ものであれば、問題はない。
用いる。すなわち、ウェハ1全面に密着層となるTiN
/Tiを堆積し、次いで埋め込み層となるWを堆積す
る。W堆積後に全面エッチバックしてスルーホール42
0のみTiN/TiおよびWを残し、第2層の密着層5
2、埋め込み層62を形成する。このときスルーホール
ダミーパターン4201に密着層ダミーパターン52
1、埋め込み層ダミーパターン621が形成される(図
3の(D))。上記のごとく、下層の層間絶縁膜41の
上面および配線層ダミーパターン711の内側の側面が
露出しているので、密着層ダミーパターン521は層間
絶縁膜42の上端から下層の層間絶縁膜41の上面に到
る全範囲に形成される。
2層の配線層となるTi、TiN、AlCu、Ti、T
iNをこの順に成膜し、これをフォトリソグラフィーお
よびエッチングによりパターニングして、AlCu層7
2bを上下からTiN/Ti層72a,72cではさむ
第2層の配線層72を形成する。このパターニングで、
回路部11外周の配線層ダミーパターン721を一緒に
形成する。配線層ダミーパターン721は、スルーホー
ルダミーパターン4201よりも幅広の枠状で、かつス
ルーホールダミーパターン4201を全体にカバーする
形状とする(図3の(E))。
3種類の酸化膜を順次堆積し、P−TEOS/O3 −T
EOS/P−TEOSからなる層間絶縁膜43を形成
し、CMPにより平坦化する(図4の(F))。
72との導通をとるため、層間絶縁膜43にこれを貫通
するスルーホール430を形成する。スルーホール43
0の形成では、回路部11外周のダミーパターン430
1を一緒に形成する。スルーホールダミーパターン43
01は回路部11を囲む枠状に形成される。スルーホー
ルダミーパターン4301は、第2層の配線層ダミーパ
ターン721の幅よりもやや狭幅で、その外寸は配線層
ダミーパターン721よりも小さくしてあり、配線層ダ
ミーパターン721の外側へはみ出す部分を有してい
る。したがってスルーホールダミーパターン4301を
形成するための層間絶縁膜43のエッチングで、下層の
層間絶縁膜42の上面および配線層ダミーパターン72
1の外側の側面が露出する(図4の(G))。
用いる。すなわち、ウェハ1全面に密着層となるTiN
/Tiを堆積し、次いで埋め込み層となるWを堆積す
る。W堆積後に全面エッチバックしてスルーホール43
0のみTiN/TiおよびWを残し、第3層の密着層5
3、埋め込み層63を形成する。このときスルーホール
ダミーパターン4301に密着層ダミーパターン53
1、埋め込み層ダミーパターン631が形成される(図
5の(H))。上記のごとく、下層の層間絶縁膜42の
上面および配線層ダミーパターン721の外側の側面が
露出しているので、密着層ダミーパターン531は層間
絶縁膜43の上端から下層の層間絶縁膜42の上面に到
る全範囲に形成される。
2と同様に、第3層の配線層となるTi、TiN、Al
Cu、Ti、TiNをこの順に成膜し、これをフォトリ
ソグラフィーおよびエッチングによりパターニングし
て、AlCu層73bを上下からTiN/Ti層73
a,73cではさむ第3層の配線層73を形成する(図
5の(I))。このパターニングで、回路部11外周の
配線層ダミーパターン731を一緒に形成する。配線層
ダミーパターン731は、スルーホールダミーパターン
4301よりも幅広の枠状で、かつスルーホールダミー
パターン4301を全体にカバーする形状とする。
し、フォトリソグラィーおよびエッチングにより図示し
ないボンディングパッド部を開口する。
く配線工程における露光マスクの変更のみで図1の半導
体装置を製造することができる。
43のスルーホール420,430のパターニングでは
スルーホールダミーパターン4201,4301に、下
層の配線層ダミーパターン711,721の内側または
外側にはみ出す部分をつくる必要があるが、本実施形態
によれば、片側にのみはみだし部を形成しているのでス
ルーホールダミーパターン4201,4301、配線層
ダミーパターン711,721をそれぞれ最小加工寸法
でつくることができる。
2に形成するスルーホールダミーパターン4201を、
第1層の配線層ダミーパターン711の内側にはみ出す
部分のみを有するように形成し、第3層の配線工程で、
層間絶縁膜43に形成するスルーホールダミーパターン
4301を、逆に第2層の配線層ダミーパターン721
の外側にはみ出す部分のみを有するように形成するの
で、平面的にみた場合、3層配線であっても層間絶縁膜
分離帯12の幅はあまり拡がらず、省スペースである。
勿論、層間絶縁膜分離帯12に十分なスペースを確保す
ることができれば、いずれのスルーホールダミーパター
ンについても、はみ出し部分が下層の配線層の内側また
は外側のいずれかのみに形成されるように設定してもよ
い。
ン4201の幅をwTH1 、第2層のスルーホールダミー
パターン4301の幅をwTH2 、第1層の配線層ダミー
パターン711の幅をwAL1 、第2層の配線層ダミーパ
ターン721の幅をwAL2 、第3層の配線層ダミーパタ
ーン731の幅をwAL3 として、wAL3 >wTH2 >w
AL2 >wTH1 >wAL1 として、各スルーホールダミーパ
ターン4201,4301に下層の配線層ダミーパター
ン711,721の内側および外側の両方にはみだし部
分を設けることもできる。なお、この場合、スルーホー
ルダミーパターン4201,4301の幅wTH1 ,w
TH2 によっては密着層52,53形成後のWの埋め込み
性が十分でなくなるおそれがあるので、図6に示すよう
に、スルーホールダミーパターン4201,4301
を、下層の配線層ダミーパターン711,721の内側
にはみだすパターンと、外側にはみだすパターンとの二
重に形成し、各埋め込み層ダミーパターン621,63
1の幅を減じるのがよい。
に形成しているが別の形状とすることもでき、これを図
7に示す。図7は、第1層の配線層71のダミーパター
ン711、配線層71と第2層の配線層72とを導通す
るためのスルーホール420のダミーパターン4201
のレイアウトで、配線層ダミーパターン711は、上述
のごとく回路部11を囲み枠状に形成してあるが、スル
ーホールダミーパターン4201は回路部11を囲み飛
び石状に形成してある。スルーホールダミーパターン4
201により形成される埋め込み層ダミーパターン62
1は飛び石状の形状を与えられ、回路部11の外郭をな
している。
ミーパターン4201の内寸を図例のように下層の配線
層ダミーパターン711よりも小さくして全体に回路部
11側に寄せるかまたは外寸を配線層ダミーパターン7
11よりも大きくして全体に回路部11側から遠ざける
ことでスルーホールダミーパターン4201に配線層ダ
ミーパターン711の内側または外側にはみ出す部分を
設けて水分を確実にブロックする密着層ダミーパターン
521を形成することができる。なお、図示されないコ
ンタクトホールダミーパターン4101、スルーホール
ダミーパターン4301も同様に飛び石状に形成するこ
とができる。
の、飛び石状に配された孔パターン部分42011同志
の間隔がプロセス条件の許す限りなるべく狭くなるよう
に、例えば最小加工寸法でダミーパターン4201を形
成するのがよい。また、各孔パターン部分42011も
最小加工寸法にて形成することができる。
ルーホールダミーパターン4201の孔パターン部分4
2011位置をカバーしていれば、同様に飛び石状に形
成することもできる。
明の第2実施形態になる半導体装置およびその製造方法
を説明する。図中、図1〜図5と同じ番号を付した部分
は実質的に第1実施形態と同じ作動をするので、第1実
施形態との相違点を中心に説明する。
よび第1層の配線層71と、第2層の層間絶縁膜42と
の間には、全面に保護膜8と同じP−SiNにより別の
保護膜8Aが形成してある。拡散層201,202と第
1層の配線層71との導通をとるためのスルーホール4
20は、第2層の層間絶縁膜42、別の保護膜8Aを貫
通して形成してある。
1,4301は、全体が下層の配線層71,72上に形
成され、配線層71,72からはみ出る部分は非形成で
ある。
が第1層の配線層71から下をカバーし、配線層ダミー
パターン711の上面および側面も被覆している。ま
た、層間絶縁膜分離帯12は、第1層の密着層ダミーパ
ターン511がSi基板2の上面から上記配線層71の
上層の層間絶縁膜42の下面に到る範囲に形成され、回
路部11を囲むバリアとなっているから、素子部111
は水分等に対して保護されている。
形態と同様に素子部111の形成後、第1層の層間絶縁
膜41を堆積し、コンタクトホール410内に密着層5
1および埋め込み層61を形成し、第1層の配線層71
を形成する(図9の(A))。
成膜し、別の保護膜8Aを形成する(図9の(B))。
を経て図8となる。なお、スルホール420,430、
配線層72,73の平面形状が第1実施形態と異なるの
で、、そのための露光マスクのみが第1実施形態と相違
する。
層の配線層の上層に形成しているが、最上層に到る途中
の層の配線層の上層であればよい。この場合は、層間絶
縁膜分離帯のうち、最下層の層間絶縁膜から、別の保護
膜の下層の層間絶縁膜に到る範囲に、第1実施形態のご
とく、層間絶縁膜を回路部側とスクライブライン側とに
分離する密着層ダミーパターンを形成する。
施形態のように接続孔ダミーパターンを形成して密着層
ダミーパターンを表面保護膜に到るまで配置するように
しても勿論よい。
(B)は本発明の半導体装置の上面図である。
造過程における第1、第2、第3のウェハの断面図であ
る。
おける第4、第5のウェハの断面図である。
おける第6、第7のウェハの断面図である。
おける第8、第9のウェハの断面図である。
図である。
おける第1、第2のウェハの断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体基板に配置された素子部と、該素
子部の上層に積層してなる層間絶縁膜と、各層間絶縁膜
の上面にそれぞれ形成された配線層と、各層間絶縁膜を
貫通する接続孔内に埋め込まれ素子部と配線層との間お
よび配線層間を導通する埋め込み層とよりなる回路部を
有し、該回路部を保護膜により被覆した半導体装置にお
いて、上記配線層、上記接続孔のそれぞれに上記回路部
の外郭をなすようにダミーパターンを形成し、配線層の
ダミーパターンと、接続孔のダミーパターン内に形成し
た上記埋め込み層のダミーパターンとを積層してなる層
間絶縁膜分離帯を具備せしめ、かつ、該層間絶縁膜分離
帯には、上記埋め込み層を上記接続孔内に密着せしめる
耐蝕性の密着層のダミーパターンを、上記半導体基板か
ら最上層の層間絶縁膜の上端に到る全範囲に形成したこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板に配置された素子部と、該素
子部の上層に積層してなる複数の層間絶縁膜と、各層間
絶縁膜の上面にそれぞれ形成された配線層と、各層間絶
縁膜を貫通する接続孔内に埋め込まれ素子部と配線層と
の間および配線層間を導通する埋め込み層とよりなる回
路部を有し、該回路部を保護膜により被覆した半導体装
置において、上記配線層、上記接続孔のそれぞれに上記
回路部の外郭をなすようにダミーパターンを形成し、配
線層のダミーパターンと、接続孔のダミーパターン内に
形成した上記埋め込み層のダミーパターンとを積層して
なる層間絶縁膜分離帯を具備せしめ、かつ、少なくとも
所定の層間絶縁膜とその下層の配線層のダミーパターン
との間に該配線層ダミーパターンの側壁を被覆するよう
に別の保護膜を形成するとともに、上記層間絶縁膜分離
帯において、少なくとも上記所定の層間絶縁膜より下層
側に位置する部分では埋め込み層のダミーパターンをそ
の接続孔のダミーパターン内に密着せしめる耐蝕性の密
着層のダミーパターンを、上記半導体基板から上記別の
保護膜に到る範囲に形成したことを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置において、上
記別の保護膜は、半導体基板上から1層目と2層目の層
間絶縁膜間において、上記回路部上も被覆するように形
成されている半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1または2いずれか記載の半導体
装置において、接続孔ダミーパターンに配線層ダミーパ
ターンの内側または外側にはみ出す部分を設け、接続孔
ダミーパターンを、上記配線層ダミーパターンの上面と
ともに下層の層間絶縁膜の上面に達する深さに形成した
半導体装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置において、上
記接続孔ダミーパターンが上記配線層のダミーパターン
の内側にのみはみ出す部分を有するように形成された層
間絶縁膜と、接続孔ダミーパターンが配線層ダミーパタ
ーンの外側にのみはみ出す部分を有するように形成され
た層間絶縁膜とを交互に積層せしめた半導体装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載の半導体
装置において、上記ダミーパターンを、上記回路部を囲
み枠状に形成した半導体装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし5いずれか記載の半導体
装置において、上記ダミーパターンを、上記回路部を囲
み飛び石状に形成した半導体装置。
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