JP2001051494A - 現像装置及びカラー画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びカラー画像形成装置

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JP2001051494A
JP2001051494A JP11229106A JP22910699A JP2001051494A JP 2001051494 A JP2001051494 A JP 2001051494A JP 11229106 A JP11229106 A JP 11229106A JP 22910699 A JP22910699 A JP 22910699A JP 2001051494 A JP2001051494 A JP 2001051494A
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toner
carrier
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toner carrier
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JP11229106A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kawasaki
明博 河崎
Yoichi Fujieda
洋一 藤枝
Hiroshi Goto
浩 後藤
Shuichi Nakagawa
秀一 中川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体と対向する現像領域で下方から上方
に移動するようにトナー担持体を回転させる現像装置に
おいて、十分な画像濃度を有する画像が得られるように
する。 【解決手段】 トナー担持体21を像担持体10と対向する
現像領域で下方から上方に移動するように回転させ、ト
ナー担持体にトナー供給部材25からトナーtを供給し、
このトナーを規制部材27により規制する現像装置におい
て、トナー供給部材の少なくとも外周部に導電性を付与
し、トナー担持体に印加させる現像バイアス電圧よりも
トナーの帯電極性と同極性側のバイアス電圧を印加さ
せ、トナー供給部材とトナー担持体とが接触する部分
で、トナー担持体と逆方向に移動するようにトナー供給
部材を回転させ、トナー担持体の周速度v1とトナー供
給部材の周速度v2の比θ(=v2/v1)を0.7≦
θ≦2.1にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
ター等の画像形成装置に使用される現像装置及びこのよ
うな現像装置にそれぞれ色彩の異なったトナーを収容さ
せてカラー画像を形成するカラー画像形成装置に係り、
特に、現像剤にトナーのみを使用し、このトナーをロー
ラ状になったトナー担持体により像担持体と対向する現
像領域に導いて現像を行うにあたり、このトナー担持体
を像担持体と対向する現像領域で下方から上方に移動す
るように回転させると共に、このトナー担持体にローラ
状になったトナー供給部材を接触させてトナーを供給
し、このトナー供給部材よりもトナー担持体の回転方向
下流側の位置において規制部材によりトナー担持体によ
って搬送されるトナーの量を規制するようにした現像装
置及びこのような現像装置を使用したカラー画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置において使用される現像装置としては、現像剤
にトナーとキャリアとを使用した2成分現像方式のもの
の他に、キャリアを使用せずにトナーのみを使用した1
成分現像方式のものが知られている。
【0003】ここで、現像剤にトナーのみを使用した1
成分現像方式の現像装置としては、例えば、図1に示す
ように、装置本体1の収容部1a内に収容されたトナー
tをトナー送り部材2によりローラ状になったトナー供
給部材3に送り、このトナー供給部材3を回転させてト
ナーtをローラ状になったトナー担持体4に供給し、こ
のように供給されたトナーtをこのトナー担持体4の回
転によって搬送させると共に、このトナー担持体4の表
面に規制部材5を圧接させ、この規制部材5によりトナ
ー担持体4によって搬送されるトナーtの量を規制する
と共にこのトナーtを摩擦帯電させ、このように規制さ
れて帯電されたトナーtをトナー担持体4により像担持
体6と対向する現像領域に導いて現像を行うようにした
ものが用いられていた。
【0004】ここで、従来の現像装置においては、同図
に示すように、トナー担持体4と像担持体6とが対向す
る現像領域において、トナー担持体4と像担持体6とが
それぞれ上方から下方に移動するように回転していた。
【0005】しかし、画像形成装置の種類によっては上
記の像担持体を現像領域において下方から上方に移動さ
せることが必要になることがあり、特に、複数の現像装
置にそれぞれ異なった色彩のトナーを収容させてカラー
画像を形成するにあたり、像担持体に形成されたトナー
像を重ねて転写させる中間転写体を設けたカラー画像形
成装置においては、その装置をコンパクト化させるため
に、像担持体を現像領域において下方から上方に移動さ
せることが必要になることがあった。
【0006】ここで、このように現像領域において像担
持体を下方から上方に移動させる場合において、上記の
ようにトナー担持体が現像領域において上方から下方に
移動するように回転させると、トナー担持体と像担持体
とを接触させて現像させる場合には、トナー担持体が像
担持体と接触する上流部分にトナーが溜って、このトナ
ーが外部にこぼれたり、形成される画像にカブリが生じ
るという問題があり、またトナー担持体と像担持体とを
接触させないで現像させる場合には、トナー担持体と像
担持体との間でリークが発生しやすくなるという問題が
あった。
【0007】そして、近年においては、特開平8−29
7411号公報、特開平9−244406号公報、特開
平10−171226号公報等に示されるように、トナ
ー担持体と像担持体とが対向する現像領域において像担
持体が下方から上方に移動する場合に、トナー担持体が
現像領域において下方から上方に移動するようにトナー
担持体が回転させ、このトナー担持体にローラ状になっ
たトナー供給部材からトナーを供給した後、このトナー
供給部材よりトナー担持体の回転方向下流側におけるト
ナー担持体の下部側においてトナー担持体に供給された
トナーを規制部材によって規制するようにした現像装置
が提案されている。
【0008】ここで、特開平8−297411号公報に
示される現像装置においては、トナー供給部材とトナー
担持体とを逆方向に回転させ、トナー供給部材とトナー
担持体とが接触する部分において、トナー供給部材とト
ナー担持体とが同方向に移動するようにして、このトナ
ー供給部材からトナー担持体にトナーを供給すると共
に、現像後においてトナー担持体により戻されてきたト
ナーをトナー担持体から離脱させるようにしていた。
【0009】しかし、このようにトナー供給部材とトナ
ー担持体とが接触する部分でトナー供給部材とトナー担
持体とが同方向に移動するようにした場合、現像後にお
いてトナー担持体により戻されてきたトナー中におい
て、粒径の大きなトナーがトナー担持体から離脱される
一方、粒径の小さなトナーがトナー担持体から離脱され
ずに残って現像に使用されるようになり、現像装置内に
おける粒径の大きなトナーの割合が次第に増加して、形
成される画像の画質が次第に低下するという問題があっ
た。
【0010】一方、特開平9−244406号公報、特
開平10−171226号公報に示される現像装置にお
いては、トナー供給部材とトナー担持体とを同方向に回
転させ、トナー供給部材とトナー担持体とが接触する部
分でトナー供給部材とトナー担持体とが逆方向に移動す
るようにしており、特開平8−297411号公報に示
される現像装置における上記のような問題は少なくなっ
た。
【0011】しかし、上記のようにトナー供給部材とト
ナー担持体とを同方向に回転させ、トナー供給部材とト
ナー担持体とが接触する部分において、トナー供給部材
とトナー担持体とが逆方向に移動するようにして、トナ
ー供給部材からトナー担持体にトナーを供給するように
した場合、このトナー供給部材と規制部材との間にトナ
ーが送り込まれず、またトナー担持体に供給されたトナ
ーが規制部材に導かれる前に、自重によりトナー担持体
からある程度離れて落下し、トナー担持体によって現像
領域に導かれる量のトナーが少なくなって、形成される
画像の濃度が低下し、特に、ベタ画像を形成する場合に
濃度低下やカスレが発生するという問題があった。
【0012】また、トナー供給部材からトナー担持体に
多くのトナーを供給するために、トナー供給部材の回転
速度を速くした場合、トナー供給部材とトナー担持体と
が逆方向に移動するため、トナー供給部材やトナー担持
体を回転させるのに大きな負荷が加わり、トナー供給部
材やトナー担持体の回転にムラが生じ、またトナー供給
部材やトナー担持体を安定して回転させるために大きな
動力が必要になる等の問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、回転する
トナー担持体によりトナーを像担持体と対向する現像領
域に導いて現像を行うにあたり、ローラ状になったトナ
ー担持体を像担持体と対向する現像領域で下方から上方
に移動するように回転させ、このトナー担持体にローラ
状になったトナー供給部材を接触させてトナーを供給
し、このトナー供給部材よりもトナー担持体の回転方向
下流側でトナー担持体の下部の位置において規制部材に
よりトナー担持体によって搬送されるトナーの量を規制
するようにした現像装置における上記のような様々な問
題を解決することを課題とするものである。
【0014】すなわち、この発明は、上記のような現像
装置において、トナー供給部材とトナー担持体とを同方
向に回転させ、トナー供給部材とトナー担持体とが接触
する部分で、トナー供給部材とトナー担持体とが逆方向
に移動するようにしてトナー供給部材からトナー担持体
にトナーを供給する場合において、トナー担持体にトナ
ーに十分な量のトナーを供給するために、トナー供給部
材やトナー担持体の回転に大きな負荷が加わるというこ
とがなく、トナー担持体にトナーが十分に保持されて、
十分な量のトナーが現像領域に導かれ、ベタ画像を形成
する場合においても濃度低下やカスレが発生するという
ことがなく、十分な画像濃度を有する良好な画像が得ら
れるようにすることを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明における現像装
置においては、上記のような課題を解決するため、ロー
ラ状になったトナー担持体を像担持体と対向する現像領
域で下方から上方に移動するように回転させ、このトナ
ー担持体にローラ状になったトナー供給部材を接触させ
てトナーを供給し、このトナー供給部材よりもトナー担
持体の回転方向下流側でトナー担持体の下部の位置にお
いて規制部材によりトナー担持体によって搬送されるト
ナーの量を規制し、このトナーをトナー担持体により現
像領域に導き、上記のトナー担持体に現像バイアス電圧
を印加させて現像を行う現像装置において、上記のトナ
ー供給部材の少なくともトナー担持体と接触する外周部
に導電性を付与し、このトナー供給部材にトナー担持体
に印加させる現像バイアス電圧よりもトナーの帯電極性
と同極性側になったバイアス電圧を印加させると共に、
このトナー供給部材とトナー担持体とが接触する部分
で、トナー供給部材とトナー担持体とが逆方向に移動す
るようにトナー供給部材とトナー担持体とを同方向に回
転させ、トナー担持体の周速度v1に対するトナー供給
部材の周速度v2の比θ(=v2/v1)が0.7≦θ
≦2.1になるようにしたのである。
【0016】そして、この発明における現像装置のよう
に、トナー担持体を像担持体と対向する現像領域で下方
から上方に移動するように回転させ、規制部材よりトナ
ー担持体の回転方向上流側の位置で、このトナー担持体
にローラ状になったトナー供給部材からトナーを供給す
るにあたり、トナー供給部材とトナー担持体とが接触す
る部分で、トナー供給部材とトナー担持体とが逆方向に
移動するようにトナー供給部材とトナー担持体とを同方
向に回転させると、トナー供給部材をトナー担持体と同
方向に移動させる場合のように、トナー担持体によって
現像装置に戻されたトナーの内、粒径の大きなトナーが
トナー担持体から離脱される一方、粒径の小さなトナー
がトナー担持体に残って現像に使用されて、トナー中に
おける粒径の大きなトナーの割合が次第に増加するとい
うことがなく、形成される画像の画質が次第に低下する
のが防止される。
【0017】また、トナー供給部材とトナー担持体とが
接触する部分でトナー供給部材とトナー担持体とを逆方
向に移動させるようにして、トナー供給部材からトナー
担持体にトナーを供給するにあたり、トナー供給部材の
少なくともトナー担持体と接触する外周部に導電性を付
与し、このトナー供給部材にトナー担持体に印加させる
現像バイアス電圧よりもトナーの帯電極性と同極性側に
なったバイアス電圧を印加させると、トナー供給部材に
おけるトナーが所定の極性に予備帯電されてトナー担持
体に供給され、このように予備帯電されたトナーがトナ
ー担持体に静電気力により保持されるようになり、規制
部材の位置に導く前にトナーがトナー担持体から離れて
落下するのが防止される。
【0018】また、トナー担持体の周速度v1に対する
トナー供給部材の周速度v2の比θ(=v2/v1)が
0.7≦θ≦2.1になるようにして、トナー供給部材
からトナー担持体にトナーを供給すると、トナー供給部
材やトナー担持体を回転させるのに大きな負荷が加わる
ということがなく、トナー供給部材におけるトナーが上
記のように所定の極性に予備帯電されて、トナー担持体
に十分に供給されるようになる。
【0019】このため、この発明における現像装置にお
いては、トナー担持体によって適切な量のトナーが現像
領域に導かれて現像に使用され、ベタ画像を形成する場
合にも濃度低下やカスレが発生するのが抑制されて、十
分な画像濃度を有する良好な画像が安定して得られるよ
うになる。
【0020】また、この発明における現像装置におい
て、請求項2に示すように、上記のトナー供給部材のト
ナー担持体と接触する外周部を、複数のセルを有する導
電性の弾性層で構成し、この弾性層における平均セル直
径を100〜500μmの範囲にすると、このトナー供
給部材の弾性層におけるセル内にトナーが詰まって、こ
の弾性層が次第に硬くなるということがなく、トナー供
給部材やトナー担持体を回転させるのに加わる負荷が次
第に増加するのが抑制されると共に、このトナー供給部
材からトナー担持体に対して十分な量のトナーが安定し
て供給されるようになる。すなわち、トナー供給部材の
弾性層におけるセルの平均セル直径が100μm未満に
なると、このトナー供給部材の弾性層に保持されてトナ
ー担持体に供給されるトナーの量が少なくなり、トナー
担持体によって現像領域に導かれるトナーの量が少なく
なって、十分な画像濃度を有する画像が得られなくな
る。また、トナー供給部材の弾性層におけるセルの平均
セル直径が500μmを越えると、セル内にトナーが入
り込んで詰まり、これにより弾性層が硬くなり、トナー
供給部材やトナー担持体を回転させる際の負荷が次第に
増加すると共に、トナー供給部材の弾性層に保持されて
トナー担持体に供給されるトナーの量が次第に減少し
て、トナー担持体によって現像領域に導かれるトナーの
量も次第に少なくなる。
【0021】また、この発明における現像装置におい
て、請求項3に示すように、トナー供給部材の外周部を
構成する弾性層のアスカーF硬度を10°〜90°の範
囲にすると共にこの弾性層を上記のトナー担持体に押し
付け、上記の弾性層のアスカーF硬度をK、この弾性層
の厚みdに対する押し付けによる弾性層の凹み量δの比
率(圧縮率)をX[=(δ/d)×100]とした場合
に、34−0.45・K≦X≦80−0.45・Kの条
件を満たすようにすると、この弾性層をトナー担持体に
押し付けて、トナー供給部材とトナー担持体とを回転さ
せる場合に大きな負荷が加わるということがなく、また
トナー供給部材の弾性層がトナー担持体に適切に圧接さ
れて、このトナー供給部材からトナー担持体に十分な量
のトナーが安定して供給されるようになる。なお、上記
のアスカーF硬度は、高分子計器株式会社製のアスカー
ゴム硬度計F型により測定した値である。
【0022】また、この発明における現像装置におい
て、請求項4に示すように、上記のトナー供給部材にお
けるトナー担持体と接触する外周部の抵抗値を103
107Ω・cmの範囲にすると共に、上記のトナー担持
体に印加させる現像バイアス電圧よりもトナーの帯電極
性と同極性側に50〜250V高くなったバイアス電圧
をトナー供給部材に印加させると、トナー供給部材とト
ナー担持体との間でリークが発生するということがな
く、トナー供給部材におけるトナーが所定の極性に適切
に予備帯電されてトナー担持体に供給されるようにな
る。そして、このように適切に予備帯電されたトナーが
トナー担持体に静電気力により保持され、規制部材の位
置に導く前にトナーがトナー担持体から離れて落下する
のが防止されて、トナー担持体により適切な量のトナー
が安定して現像領域に導かれて現像に使用され、十分な
画像濃度を有する画像が安定して得られるようになる。
【0023】また、この発明におけるカラー画像形成装
置においては、異なった色彩のトナーを収容させた複数
の現像装置と、これらの各現像装置により像担持体に形
成されたトナー像が重ねて転写される中間転写体とを備
えたカラー画像形成装置において、この発明における上
記のような現像装置を用いるようにしたのである。
【0024】そして、このようにカラー画像形成装置に
おける各現像装置に、像担持体と対向する現像領域にお
いてトナー担持体が下方から上方に移動するように回転
するようになったこの発明の現像装置を使用すると、像
担持体を現像領域において下方から上方に移動させるよ
うにして十分な画像濃度を有する画像を形成することが
できると共に、カラー画像形成装置の構成に対応して、
装置をコンパクト化させることもできるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
現像装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0026】この実施形態における現像装置において
は、像担持体10と僅かな間隔を介して対向するように
トナー担持体21を設け、このトナー担持体21と像担
持体10とを逆方向に回転させて、トナー担持体21と
像担持体10とが対向する現像領域において、トナー担
持体21と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移
動させるようにすると共に、トナー担持体21に現像バ
イアス電源29から現像バイアス電圧Vb1を印加させ
るようにしている。
【0027】また、この現像装置においては、その装置
本体20の収容部20a内にトナーtを収容させると共
に、羽根部材22aが設けられたトナー送り部材22を
回転可能に設けている。
【0028】そして、このトナー送り部材22を回転さ
せ、このトナー送り部材22における羽根部材22aに
よって収容部20a内に収容されたトナーtを受け部材
23が設けられたトナー滞留部24に供給するようにし
ている。
【0029】また、このようにしてトナーtが滞留され
るトナー滞留部24に、外周部に複数のセルを有する導
電性の弾性層25aが設けられたローラ状のトナー供給
部材25を設け、このトナー供給部材25における上記
の弾性層25aをトナー担持体21に圧接させるように
している。
【0030】そして、このトナー供給部材25をトナー
担持体21と同方向に回転させ、トナー供給部材25と
トナー担持体21とが接触する部分において、トナー供
給部材25とトナー担持体21とを逆方向に移動させる
と共に、上記の現像バイアス電源29からトナー担持体
21に印加させる現像バイアス電圧Vb1よりもトナー
tの帯電極性と同極性側に大きくなったバイアス電圧V
b2をバイアス電源34からこのトナー供給部材25に
印加させ、このトナー供給部材25からトナー滞留部2
4におけるトナーtを所定の極性に予備帯電させてトナ
ー担持体21に供給するようにしている。このようにす
ると、予備帯電されたトナーtがトナー担持体21に静
電気力により保持されて搬送されるようになる。
【0031】さらに、上記の受け部材23に板状に形成
されたプレ帯電部材26の一端を取り付けると共に、こ
のプレ帯電部材26をトナー供給部材25の下方におい
てトナー担持体21の回転方向下流側に向けて延出さ
せ、トナー供給部材25よりもトナー担持体21の回転
方向下流側の位置において、このプレ帯電部材26の先
端部をトナー担持体21の軸方向に沿って適当な線圧で
接触させている。
【0032】そして、このプレ帯電部材26との接触に
よってトナー担持体21に保持されたトナーtをさらに
予備帯電させ、このように予備帯電されたトナーtをト
ナー担持体21に保持させて搬送させるようにしてい
る。
【0033】また、上記のプレ帯電部材26の先端部よ
りもトナー担持体21の回転方向下流側におけるトナー
担持体21の下部において、トナー担持体21の回転方
向上流側に向けて延出された板状になった規制部材27
の端部を、プレ帯電部材26の先端部と適当な隙間を有
するようにしてトナー担持体21に接触させ、上記のよ
うにトナー担持体21に静電気力により保持されたトナ
ーtをこの規制部材27に導くようにしている。この場
合、上記のようにトナーtがトナー担持体21に静電気
力によって保持されているため、規制部材27に導かれ
る前にトナーtがトナー担持体21から離れて落下する
のが抑制され、十分な量のトナーtがトナー担持体21
によって規制部材27の位置に導かれるようになる。
【0034】そして、この規制部材27によりトナー担
持体21から余分なトナーtを離脱させて、現像領域に
搬送されるトナーtの量を規制すると共にこのトナーt
を適切に帯電させるようにしている。なお、この規制部
材27によってトナー担持体21から離脱された余分な
トナーtは上記の隙間を通して下方に導かれ、その下方
に設けられた戻しローラ28によって上記の収容部20
aに戻される。
【0035】次いで、上記のように規制部材27により
規制されると共に適切に帯電されたトナーtをトナー担
持体21によって像担持体10と対向する現像領域に搬
送し、この現像領域において、上記のようにトナー担持
体21と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移動
させると共に、このトナー担持体21に上記の現像バイ
アス電源29から直流電圧に交流電圧が重畳された現像
バイアス電圧Vb1を印加させて、トナー担持体21と
像担持体10との間に振動電界を作用させ、像担持体1
0に形成された静電潜像部分にトナー担持体21からト
ナーtを供給して現像を行うようにしている。なお、こ
の実施形態においては、上記のようにトナー担持体21
と像担持体10とを現像領域において僅かな間隔を介し
て対向させて現像を行うようにしたが、トナー担持体2
1と像担持体10とを現像領域において接触させて現像
を行うようにすることも可能である。
【0036】また、上記のようにして像担持体10に形
成された静電潜像を現像した後は、このトナー担持体2
1に残ったトナーtを装置本体20に戻すようにし、ト
ナー担持体21に残ったトナーtを装置本体20に戻す
位置において、クッション材31によりシール材32を
トナー担持体21に押し付けると共に、このシール材3
2に除電用電源33からトナーtを除電させる電圧を印
加させて、トナー担持体21に残ったトナーtを除電さ
せるようにしている。
【0037】そして、このようにトナー担持体21に残
ったトナーtを除電させた後、このトナー担持体21に
残ったトナーtを、前記のようにトナー担持体21とが
接触する部分において逆方向に移動するトナー供給部材
25によりトナー担持体21から離脱させて、トナー滞
留部24におけるトナーtと混合させると共に、前記の
ようにこのトナー供給部材25からトナー担持体21に
新たなトナーtを供給させるようにする。
【0038】ここで、この実施形態の現像装置において
は、上記のようにトナー担持体21とが接触する部分に
おいて、トナー供給部材25をトナー担持体21と逆方
向に移動させるようにしているため、トナー供給部材2
5をトナー担持体21と同方向に移動させる場合のよう
に、トナー担持体21から粒径の大きなトナーtだけが
離脱されて、粒径の小さなトナーtがトナー担持体21
に残るということがなく、トナー担持体21における粒
径の小さなトナーtもこのトナー供給部材25によって
トナー担持体21から確実に離脱されるようになる。こ
のため、先に粒径の小さなトナーtが多く現像に使用さ
れ、収容部20aにおける粒径の大きなトナーtの割合
が次第に増加して、形成される画像の画質が変化すると
いうこともなくなる。
【0039】(実験1)この実験1においては、上記の
図2に示す現像装置において、上記のようにトナー滞留
部24におけるトナーtをトナー供給部材25からトナ
ー担持体21に供給するにあたり、トナー供給部材25
の回転方向及びその周速度v2を変更させると共に、上
記のバイアス電源34からトナー供給部材25に印加さ
せるバイアス電圧を変更させた実験を行い、この発明の
実施例における現像装置が優れている点を比較例を挙げ
て明らかにする。
【0040】ここで、この実験1においては、上記の像
担持体10として直径が30mmの感光体ドラムを用い
る一方、トナー担持体21としては直径が16mmにな
ったものを使用し、このトナー担持体21と像担持体1
0とが200μmの間隔を介して対向するように設け、
このトナー担持体21と像担持体10とを逆方向に回転
させて、トナー担持体21と像担持体10とが対向する
現像領域において、トナー担持体21と像担持体10と
をそれぞれ下方から上方に移動させると共に、像担持体
10の周速度を160mm/sにする一方、トナー担持
体21の周速度v1を像担持体10の周速度の1.5倍
にした。
【0041】また、上記のトナー供給部材25として
は、電気抵抗が105 Ω・cm、アスカーF硬度が60
°で、標準セル直径が300μmになったセルが複数存
在する発泡ウレタンからなる厚みdが2.5mmになっ
た弾性層25aが外周部に形成されて直径が11mmに
なったものを用い、このトナー供給部材25における弾
性層25aの凹み量δが0.6mmになるように上記の
トナー担持体21に押し付け、上記の圧縮率X[=(δ
/d)×100]が24%になるようにした。
【0042】また、上記のプレ帯電部材26として、板
厚が0.05mmのSUS製の板材で構成されたものを
用いると共に、上記の規制部材27としても板厚が0.
1mmになったSUS製の板材で構成されたものを用
い、またトナーtとしては、平均粒径が8.0μmにな
った負帯電性トナーを使用するようにした。
【0043】そして、上記のトナー供給部材25を回転
させて上記のトナーtをトナー担持体21に供給するに
あたり、下記の表1に示すように、トナー供給部材25
の回転方向を変更させて、トナー供給部材25とトナー
担持体21とが接触する部分において、トナー供給部材
25とトナー担持体21との移動方向が逆方向になる場
合と、同方向になる場合とを比較するようにした。
【0044】また、このトナー供給部材25に上記のバ
イアス電源34から印加させるバイアス電圧Vb2を変
更させ、下記の表1に示すように、このトナー供給部材
25に印加されるバイアス電圧Vb2とトナー担持体2
1に印加される現像バイアス電圧Vb1との差(Vb2
−Vb1)が+100V,0V,−100Vになるよう
にすると共に、トナー供給部材25の周速度v2を変更
させて、トナー担持体の周速度v1に対するトナー供給
部材の周速度v2の比θ(=v2/v1)を下記の表1
に示すように変更させて、それぞれトナー供給部材25
から上記のトナーtをトナー担持体21に供給するよう
にした。
【0045】ここで、上記の各条件でトナー供給部材2
5からトナーtをトナー担持体21に供給するにあた
り、回転するトナー担持体21に加わるトルクを測定
し、このトルクが3kgf・cm以内の場合を○、トル
クが3kgf・cmを越える場合を×で下記の表1に示
した。
【0046】そして、上記の各条件でトナー供給部材2
5からトナーtをトナー担持体21に供給した後、上記
のプレ帯電部材26の先端部をトナー担持体21に接触
させて、トナー担持体21に供給されたトナーtを予備
帯電させ、このトナーtをトナー担持体21によって規
制部材27の位置に導き、この規制部材27によってト
ナー担持体21におけるトナーtの量を規制すると共に
このトナーtを摩擦帯電させた後、このトナーtをトナ
ー担持体21によって像担持体10と対向する現像領域
に導くようにした。
【0047】また、上記の像担持体10に表面電位が−
50Vになったベタの静電潜像を形成する一方、上記の
現像バイアス電源29からトナー担持体21に対して、
−400Vの直流電圧にピーク・ピーク値Vppが16
00Vで周波数が2kHzになった交流電圧が重畳され
た現像バイアス電圧Vb1を印加させ、像担持体10に
形成された上記の静電潜像部分にトナー担持体21から
トナーtを供給して、それぞれベタ画像を形成した。
【0048】そして、上記の各条件の下で形成された各
ベタ画像について評価を行い、画像濃度が一定したベタ
画像が得られた場合を○、ベタ画像の画像濃度が低下し
て問題となる場合を△、ベタ画像の画像濃度が大きく低
下した場合を×で、下記の表1に示した。
【0049】また、上記のようにしてそれぞれの条件で
ベタ画像を10枚形成した後、それぞれの条件におい
て、白紙画像を5枚形成し、トナー担持体21によって
現像領域に搬送されてきたトナーtの平均粒径を測定
し、その結果を下記の表1に示した。
【0050】
【表1】
【0051】この結果から明らかなように、トナー供給
部材25とトナー担持体21とが接触する部分におい
て、トナー供給部材25とトナー担持体21とが同方向
に移動するようにした場合、トナー供給部材25とトナ
ー担持体21とが逆方向に移動する場合に比べて、初期
の画像形成時にトナー担持体21により現像領域に搬送
されるトナーtの平均粒径が小さくなっていた。これ
は、前記のようにトナー供給部材25とトナー担持体2
1とを同方向に移動させると、現像後においてトナー担
持体21によって装置本体10に戻されてきたトナーt
の内、粒径の大きなトナーtがトナー供給部材25との
接触によってトナー担持体21から離脱される一方、粒
径の小さなトナーtがトナー担持体21から離脱されず
に残って現像に使用されるためであると考えられる。そ
して、このような状態で画像を続けて形成すると、装置
本体10内における粒径の大きなトナーの割合が次第に
増加し、形成される画像の画質が劣化した。
【0052】また、トナー供給部材25とトナー担持体
21とが接触する部分において、トナー供給部材25と
トナー担持体21とを逆方向に移動させるようにした場
合において、トナー供給部材25に印加されるバイアス
電圧Vb2とトナー担持体21に印加される現像バイア
ス電圧Vb1との差(Vb2−Vb1)を変化させた結
果を比較すると、トナー供給部材25にトナー担持体2
1に印加させる現像バイアス電圧Vb1よりもトナーt
の帯電極性と逆極性或いは現像バイアス電圧Vb1と同
じバイアス電圧Vb2を印加させた場合には、現像バイ
アス電圧Vb1よりもトナーtの帯電極性と同極性側の
バイアス電圧Vb2を印加させた場合に比べて、ベタ画
像の画像濃度が大きく低下し、十分な画像濃度を有する
画像が得られなかった。
【0053】さらに、トナー担持体の周速度v1に対す
るトナー供給部材の周速度v2の比θ(=v2/v1)
を変化させた結果を比較すると、上記のようにトナー供
給部材25とトナー担持体21とが接触する部分におい
て、トナー供給部材25とトナー担持体21とを逆方向
に移動させるようにした場合においては、上記の比θが
2.3になった場合には、回転するトナー担持体21に
加わるトルクが大きくなる一方、上記の比θが0.5に
なった場合には、ベタ画像の画像濃度が低下して、十分
な画像濃度を有する画像が得られなくなった。
【0054】これに対して、この発明の請求項1に示す
条件を満たす実施例の現像装置においては、初期の画像
形成時に平均粒径の小さいトナーtが多く使用されて、
粒径の大きなトナーtが装置本体10内に残って次第に
画質が低下したり、また回転するトナー担持体21に加
わるトルクが大きくなるということがなく、画像濃度が
一定したベタ画像が得られ、十分な画像濃度を有する良
好な画像が得られるようになった。
【0055】(実験2)この実験2においては、トナー
供給部材25として、上記の実験1の場合と同様に、外
周部に電気抵抗が105 Ω・cm、アスカーF硬度が6
0°の発泡ウレタンからなる厚みdが2.5mmになっ
た弾性層25aが形成されて直径が11mmになる一
方、上記の弾性層25aにおけるセルの標準セル直径
を、下記の表2に示すように30〜700μmの範囲で
変更させたものを用いるようにした。
【0056】ここで、この実験2においては、上記のよ
うに標準セル直径が異なる弾性層25aが形成された各
トナー供給部材25を回転させて、上記のトナーtをト
ナー担持体21に供給するにあたり、トナー供給部材2
5における弾性層25aの凹み量δが0.6mmになる
ように上記のトナー担持体21に押し付けた。
【0057】そして、この状態で、トナー供給部材25
とトナー担持体21とが接触する部分において、トナー
供給部材25とトナー担持体21とが逆方向に移動する
ようにしてこれらを回転させ、トナー担持体の周速度v
1に対するこのトナー供給部材の周速度v2の比θ(=
v2/v1)が1.0になるようにすると共に、各トナ
ー供給部材25に上記のバイアス電源34からトナー担
持体21に印加される現像バイアス電圧Vb1との差
(Vb2−Vb1)が−100Vになったバイアス電圧
Vb2を印加させ、それ以外は、上記の実験1の場合と
同様にしてベタ画像を形成した。
【0058】ここで、上記のようにして各トナー供給部
材25からトナーtをトナー担持体21に供給するよう
にした場合において、トナー担持体21の回転状態を調
べ、トナー担持体21がスムーズに回転した場合を○、
トナー担持体21の回転にムラが生じる場合を△、トナ
ー担持体21が回転しなくなった場合を×で、下記の表
2に示した。
【0059】また、上記のようにして形成された各ベタ
画像について、上記の実験1の場合と同様にして評価を
行い、画像濃度が一定したベタ画像が得られた場合を
○、ベタ画像の画像濃度が低下して問題となる場合を
△、ベタ画像の画像濃度が大きく低下した場合を×で、
下記の表2に示した。なお、弾性層25aにおけるセル
の標準セル直径が700μmの場合には、トナー担持体
21が回転しなくなったため、評価できなかった。
【0060】
【表2】
【0061】この結果から明らかなように、トナー供給
部材25とトナー担持体21とが接触する部分におい
て、トナー供給部材25とトナー担持体21とが逆方向
に移動するようにトナー供給部材25を回転させて、ト
ナー供給部材25からトナー担持体21にトナーtを供
給するにあたり、トナー供給部材25の弾性層25aに
おける標準セル直径を100〜500μmの範囲にした
場合には、回転するトナー担持体21に加わるトルクが
大きくなってトナー担持体21の回転にムラが生じた
り、回転が停止するということがなく、画像濃度が一定
したベタ画像が得られ、十分な画像濃度を有する良好な
画像が得られるようになった。
【0062】(実験3)この実験3においては、上記の
トナー供給部材25として、電気抵抗が105Ω・c
m、セルの標準セル直径が300μmになった弾性層2
5aが外周部に形成される一方、弾性層25aのアスカ
ーF硬度Kを10°〜90°の範囲で変更させると共
に、この弾性層25aの厚みdや、このトナー供給部材
25をトナー担持体21に押し付けた場合における弾性
層25aの凹み量δを変更させて、弾性層25aの厚み
dに対する弾性層25aの凹み量δの比率(圧縮率)X
[=(δ/d)×100]を変更させた。
【0063】そして、この実験3においては、上記のよ
うに弾性層25aのアスカーF硬度Kや、弾性層25a
の厚みdに対する弾性層25aの凹み量δの比率(圧縮
率)Xを変更させて、このトナー供給部材25から上記
のトナーtをトナー担持体21に供給するにあたり、ト
ナー供給部材25とトナー担持体21とが接触する部分
において、トナー供給部材25とトナー担持体21とが
逆方向に移動するようにしてこれらを回転させ、トナー
担持体の周速度v1に対するこのトナー供給部材の周速
度v2の比θ(=v2/v1)が1.0になるようにす
ると共に、各トナー供給部材25に上記のバイアス電源
34からトナー担持体21に印加される現像バイアス電
圧Vb1との差(Vb2−Vb1)が−100Vになっ
たバイアス電圧Vb2を印加させ、それ以外は、上記の
実験1の場合と同様にしてベタ画像を形成した。
【0064】そして、上記のようにして各トナー供給部
材25からトナーtをトナー担持体21に供給するにあ
たり、トナー担持体21に回転不良が生じた場合や、上
記のように形成したベタ画像の画像濃度が低下した場合
を図3に×で示す一方、トナー担持体21がスムーズに
回転すると共に画像濃度が一定したベタ画像が得られた
場合を図3に○で示した。
【0065】この結果、弾性層25aのアスカーF硬度
Kと、弾性層25aの厚みdに対する弾性層25aの凹
み量δの比率(圧縮率)Xが、34−0.45・K≦X
≦80−0.45・Kの条件を満たす範囲においては、
トナー担持体21がスムーズに回転すると共に画像濃度
が一定したベタ画像が得られた。
【0066】(実験4)この実験4においては、トナー
供給部材25として、上記の実験1の場合と同様に、ア
スカーF硬度が60°で、標準セル直径が300μmに
なったセルが複数存在する発泡ウレタンからなる厚みd
が2.5mmになった弾性層25aが外周部に形成され
て直径が11mmになる一方、下記の表3に示すよう
に、この弾性層25aの電気抵抗が103 Ω・cmにな
ったものと、107 Ω・cmになったものとを用いるよ
うにした。
【0067】そして、この実験4においては、上記の各
トナー供給部材25から上記のトナーtをトナー担持体
21に供給するにあたり、トナー供給部材25における
弾性層25aの凹み量δが0.6mmになるように上記
のトナー担持体21に押し付け、この状態で、トナー供
給部材25とトナー担持体21とが接触する部分におい
て、トナー供給部材25とトナー担持体21とが逆方向
に移動するようにしてこれらを回転させ、トナー担持体
の周速度v1に対するこのトナー供給部材の周速度v2
の比θ(=v2/v1)が1.0になるようにすると共
に、各トナー供給部材25に上記のバイアス電源34か
ら印加させるバイアス電圧Vb2と、トナー担持体21
に印加される現像バイアス電圧Vb1との差(Vb2−
Vb1)を、下記の表3に示すように、+50V〜−3
00Vの範囲で変化させ、それ以外は、上記の実験1の
場合と同様にしてベタ画像を形成するようにした。
【0068】ここで、このようにしてベタ画像を形成す
る場合において、トナー供給部材25とトナー担持体2
1との間におけるリークの発生を調べ、リークが発生し
なかった場合を○、リークが発生した場合を×で、下記
の表3に示すと共に、各ベタ画像について、上記の実験
1の場合と同様にして評価を行い、画像濃度が一定した
ベタ画像が得られた場合を○、ベタ画像の画像濃度が低
下して問題となる場合を△、ベタ画像の画像濃度が大き
く低下した場合を×で、下記の表3に示した。
【0069】
【表3】
【0070】この結果から明らかなように、トナー供給
部材25からトナー担持体21にトナーtを供給するに
あたり、トナー供給部材25における弾性層25aの電
気抵抗を103 Ω・cm〜107 Ω・cmの範囲にした
場合において、トナー供給部材25にバイアス電源34
から印加させるバイアス電圧Vb2と、トナー担持体2
1に印加される現像バイアス電圧Vb1との差(Vb2
−Vb1)を−50V〜−250Vの範囲にすると、ト
ナー供給部材25とトナー担持体21との間でリークが
発生するということがなく、画像濃度が一定したベタ画
像が得られ、十分な画像濃度を有する良好な画像が得ら
れるようになった。
【0071】次に、前記の実施形態に示した現像装置を
用いたこの発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の
添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0072】ここで、第1の実施形態におけるカラー画
像形成装置においては、図4に示すように、上記の実施
形態における現像装置A1〜A4を4つ使用し、この4
つの現像装置A1〜A4に黄色,マゼンダ色,シアン
色,黒色の異なった色彩のトナーを収容させ、この4つ
の現像装置A1〜A4を回転するホルダー40に保持さ
せ、このホルダー40により各現像装置A1〜A4の位
置を変更させて、各現像装置A1〜A4におけるトナー
担持体21を像担持体10と対向する位置に順々に導
き、トナー担持体21と像担持体10とが対向する現像
領域において、トナー担持体21と像担持体10とがそ
れぞれ下方から上方に移動するようにしている。
【0073】そして、この第1の実施形態におけるカラ
ー画像形成装置によってカラー画像を形成するにあたっ
ては、例えば、先ず黄色のトナーが収容された第1の現
像装置A1におけるトナー担持体21を像担持体10と
対向するように位置させ、像担持体10を回転させて、
像担持体10の表面を帯電装置41によって一様に帯電
させ、このように帯電された像担持体10に対して露光
装置42により画像信号に従った露光を行って、この像
担持体10の表面に静電潜像を形成する。
【0074】次いで、このように静電潜像が形成された
像担持体10と第1の現像装置A1におけるトナー担持
体21とが対向する現像領域において、トナー担持体2
1と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移動させ
て、このトナー担持体21から黄色のトナーを像担持体
10に形成された静電潜像部分に供給して、像担持体1
0に静電潜像に対応した黄色のトナー像を形成する。
【0075】そして、このように像担持体10に形成さ
れた黄色のトナー像を、像担持体10の上方において架
け渡された無端ベルト状になった中間転写体43に転写
させる一方、転写後における像担持体10に残留してい
る黄色のトナーをクリーニング装置44によって像担持
体10から除去させるようにする。
【0076】その後は、上記のホルダー40を回転させ
て、次にマゼンダ色のトナーが収容された第2の現像装
置A2におけるトナー担持体21を像担持体10と対向
するように位置させ、上記の第1の現像装置A1の場合
と同様にして、像担持体10の表面にマゼンダ色のトナ
ー像を形成し、このマゼンダ色のトナー像を黄色のトナ
ー像が転写された上記の中間転写体43に転写させる一
方、転写後における像担持体10に残留しているマゼン
ダ色のトナーをクリーニング装置44によって像担持体
10から除去させる。
【0077】そして、同様の操作を行って、シアン色の
トナーが収容された第3の現像装置A3により像担持体
10の表面にシアン色のトナー像を形成し、このシアン
色のトナー像を上記の中間転写体43に転写させ、黒色
のトナーが収容された第4の現像装置A4により像担持
体10の表面に黒色のトナー像を形成し、このシアン色
のトナー像を上記の中間転写体43に転写させ、このよ
うに中間転写体43上に黄色,マゼンダ色,シアン色,
黒色の各トナー像を転写させてフルカラーのトナー像を
形成する。
【0078】そして、このカラー画像形成装置の下部に
設けられた用紙カセット45から記録シート46を、送
りローラ47によって中間転写体43と転写ローラ48
とが対向する部分に導き、中間転写体43に形成された
フルカラーのトナー像をこの記録シート46に転写さ
せ、このように記録シート46上に転写されたフルカラ
ーのトナー像を定着装置49により記録シート46に定
着させて排紙させる一方、転写されずに中間転写体43
に残ったトナーをクリーニング装置50によって中間転
写体43から除去するようにしている。
【0079】また、第2の実施形態におけるカラー画像
形成装置においては、図5に示すように、上記の実施形
態における現像装置A1〜A4を4つ使用し、この4つ
の現像装置A1〜A4に黄色,マゼンダ色,シアン色,
黒色の異なった色彩のトナーを収容させて、この4つの
現像装置A1〜A4をカラー画像形成装置内に上から順
番に配置させると共に、各現像装置A1〜A4における
トナー担持体21と対向するようにしてそれぞれ像担持
体10を設け、これらの各トナー担持体21と各像担持
体10とが対向する現像領域において、トナー担持体2
1と像担持体10とがそれぞれ下方から上方に移動する
ようにしている。
【0080】また、上記の各現像装置A1〜A4と像担
持体10を介して反対側の位置に上下方向に架け渡され
た無端ベルト状になった中間転写体43を設け、この中
間転写体43を各像担持体10と接触する側において上
方から下方に移動するようにしている。
【0081】ここで、この第2の実施形態におけるカラ
ー画像形成装置によってカラー画像を形成するにあたっ
ては、黄色のトナーが収容された第1の現像装置A1の
トナー担持体21と対向する像担持体10を回転させ
て、この像担持体10の表面を帯電装置41によって一
様に帯電させ、このように帯電された像担持体10に対
して露光装置42で画像信号に従った露光を行い、この
像担持体10の表面に静電潜像を形成する。
【0082】そして、このように静電潜像が形成された
像担持体10と第1の現像装置A1におけるトナー担持
体21とが対向する現像領域において、トナー担持体2
1と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移動させ
て、このトナー担持体21から黄色のトナーを像担持体
10に形成された静電潜像部分に供給して、像担持体1
0に静電潜像に対応した黄色のトナー像を形成する。
【0083】次いで、このように像担持体10に形成さ
れた黄色のトナー像を、上記の中間転写体43に転写さ
せる一方、転写後における像担持体10に残留している
黄色のトナーをクリーニング装置44によって像担持体
10から除去させるようにする。
【0084】そして、上記の第1の現像装置A1と同様
にして、第2〜第4の現像装置A2〜A4における各ト
ナー担持体21と対向する各像担持体10に順々にマゼ
ンダ色,シアン色,黒色のトナー像を形成し、このよう
に各像担持体10に形成されたマゼンダ色,シアン色,
黒色のトナー像を、上記のように黄色のトナー像が転写
された中間転写体43に順々に転写させて、この中間転
写体43上にフルカラーのトナー像を形成する。
【0085】その後は、上記の第1のカラー画像形成装
置と同様に、このカラー画像形成装置の下部に設けられ
た用紙カセット45から記録シート46を、送りローラ
47によって中間転写体43と転写ローラ48とが対向
する部分に導き、中間転写体43に形成されたフルカラ
ーのトナー像をこの記録シート46に転写させ、このよ
うに記録シート46上に転写されたフルカラーのトナー
像を定着装置49により記録シート46に定着させて排
紙させる一方、転写されずに中間転写体43に残ったト
ナーをクリーニング装置50によって中間転写体43か
ら除去するようにしている。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像装置においては、トナー担持体を像担持体と対向す
る現像領域で下方から上方に移動するように回転させ、
規制部材よりトナー担持体の回転方向上流側の位置で、
このトナー担持体にローラ状になったトナー供給部材を
回転させてトナーを供給するにあたり、トナー供給部材
とトナー担持体とが接触する部分において、トナー供給
部材とトナー担持体とが逆方向に移動するようにしたた
め、トナー供給部材をトナー担持体と同方向に移動する
場合のように、トナー担持体によって現像装置に戻され
たトナーの内、粒径の大きなトナーがトナー担持体から
離脱される一方、粒径の小さなトナーがトナー担持体に
残って現像に使用されて、トナー中における粒径の大き
なトナーの割合が次第に増加するということがなく、形
成される画像の画質が次第に低下するということがなか
った。
【0087】また、この発明における現像装置において
は、トナー供給部材とトナー担持体とが接触する部分で
トナー供給部材とトナー担持体とを逆方向に移動させる
ようにして、トナー供給部材からトナー担持体にトナー
を供給するにあたり、トナー供給部材の少なくともトナ
ー担持体と接触する外周部に導電性を付与し、このトナ
ー供給部材にトナー担持体に印加させる現像バイアス電
圧よりもトナーの帯電極性と同極性側になったバイアス
電圧を印加させるようにしたため、トナー供給部材にお
けるトナーが所定の極性に予備帯電されてトナー担持体
に保持されるようになり、規制部材の位置に導く前にト
ナーがトナー担持体から離れて落下するのが防止される
ようになった。
【0088】また、この発明における現像装置において
は、トナー担持体の周速度v1に対するトナー供給部材
の周速度v2の比θ(=v2/v1)が0.7≦θ≦
2.1になるようにして、トナー供給部材からトナー担
持体にトナーを供給するようにしたため、トナー供給部
材やトナー担持体を回転させるのに大きな負荷が加わる
ということがなく、トナー供給部材におけるトナーが上
記のように所定の極性に予備帯電されて、トナー担持体
に十分に供給されるようになった。
【0089】この結果、この発明における現像装置にお
いては、トナー担持体によって適切な量のトナーが現像
領域に導かれて現像に使用され、ベタ画像を形成する場
合にも濃度低下やカスレが発生するのが抑制されて、十
分な画像濃度を有する良好な画像が安定して得られるよ
うになった。
【0090】また、この発明における現像装置におい
て、請求項2に示すように、上記のトナー供給部材のト
ナー担持体と接触する外周部を、複数のセルを有する導
電性の弾性層で構成し、この弾性層における平均セル直
径を100〜500μmの範囲にすると、このトナー供
給部材の弾性層におけるセル内にトナーが詰まって、こ
の弾性層が次第に硬くなるということがなく、トナー供
給部材やトナー担持体を回転させるのに加わる負荷が次
第に増加するのが抑制されると共に、このトナー供給部
材からトナー担持体に対して十分な量のトナーが安定し
て供給されるようになった。
【0091】また、この発明における現像装置におい
て、請求項3に示すように、トナー供給部材の外周部を
構成する弾性層のアスカーF硬度を10°〜90°の範
囲にすると共にこの弾性層を上記のトナー担持体を押し
付け、弾性層のアスカーF硬度をK、この弾性層の厚み
dに対する押し付けによる弾性層の凹み量δの比率をX
[=(δ/d)×100]とした場合に、34−0.4
5・K≦X≦80−0.45・Kの条件を満たすように
すると、トナー供給部材とトナー担持体とを回転させる
場合に大きな負荷が加わるということがなく、またトナ
ー供給部材の弾性層がトナー担持体に適切に圧接され
て、このトナー供給部材からトナー担持体に十分な量の
トナーが安定して供給されるようになった。
【0092】また、この発明における現像装置におい
て、請求項4に示すように、上記のトナー供給部材にお
けるトナー担持体と接触する外周部の抵抗値が103
107Ω・cmの範囲にすると共に、上記のトナー担持
体に印加させる現像バイアス電圧よりもトナーの帯電極
性と同極性側に50〜250V高くなったバイアス電圧
をトナー供給部材に印加させると、トナー供給部材とト
ナー担持体との間でリークが発生するということがな
く、トナー供給部材におけるトナーが所定の極性に適切
に予備帯電されてトナー担持体に供給されるようになっ
た。
【0093】また、この発明におけるカラー画像形成装
置においては、異なった色彩のトナーを収容させた複数
の現像装置と、これらの各現像装置により像担持体に形
成されたトナー像が重ねて転写される中間転写体とを備
えたカラー画像形成装置において、この発明における上
記のような現像装置を用いるようにしたため、像担持体
を現像領域において下方から上方に移動させるようにし
て十分な画像濃度を有する画像を形成することができる
ようになると共に、カラー画像形成装置の構成に対応し
て、装置をコンパクト化できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の現像装置の概略説明図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る現像装置の概略説
明図である。
【図3】実験3において、トナー供給部材における弾性
層のアスカーF硬度Kと、トナー供給部材をトナー担持
体に押し付けた場合における圧縮率Xとを変化させた場
合におけるトナー担持体の回転状態及びベタ画像の評価
を示した図である。
【図4】この発明の第1の実施形態に係るカラー画像形
成装置の概略説明図である。
【図5】この発明の第2の実施形態に係るカラー画像形
成装置の概略説明図である。
【符号の説明】
10 像担持体 21 トナー担持体 25 トナー供給部材 25a 弾性層 27 規制部材 29 現像バイアス電源 34 バイアス電源 43 中間転写体 A1〜A4 現像装置 t トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 114 G03G 15/01 114A 15/06 101 15/06 101 (72)発明者 後藤 浩 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 中川 秀一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AA03 AD01 BB23 BB34 BB38 BB42 2H073 AA02 BA02 BA11 BA13 CA02 CA22 2H077 AB04 AC04 AD02 AD06 AD13 AD35 AE03 EA11 FA13 FA22 FA25 GA13 3J103 AA02 FA19 FA30 GA02 GA52 GA57 GA58 HA04 HA12 HA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ状になったトナー担持体を像担持
    体と対向する現像領域で下方から上方に移動するように
    回転させ、このトナー担持体にローラ状になったトナー
    供給部材を接触させてトナーを供給し、このトナー供給
    部材よりもトナー担持体の回転方向下流側でトナー担持
    体の下部の位置において規制部材によりトナー担持体に
    よって搬送されるトナーの量を規制し、このトナーをト
    ナー担持体により現像領域に導き、上記のトナー担持体
    に現像バイアス電圧を印加させて現像を行う現像装置に
    おいて、上記のトナー供給部材の少なくともトナー担持
    体と接触する外周部に導電性を付与し、このトナー供給
    部材にトナー担持体に印加させる現像バイアス電圧より
    もトナーの帯電極性と同極性側になったバイアス電圧を
    印加させると共に、このトナー供給部材とトナー担持体
    とが接触する部分で、トナー供給部材とトナー担持体と
    が逆方向に移動するようにトナー供給部材とトナー担持
    体とを同方向に回転させ、トナー担持体の周速度v1に
    対するトナー供給部材の周速度v2の比θ(=v2/v
    1)が0.7≦θ≦2.1になるようにしたことを特徴
    とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した現像装置において、
    上記のトナー供給部材のトナー担持体と接触する外周部
    を、複数のセルを有する導電性の弾性層で構成し、この
    弾性層における平均セル直径を100〜500μmの範
    囲にしたことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した現像装置において、
    上記のトナー供給部材の外周部における上記の弾性層の
    アスカーF硬度を10°〜90°の範囲にすると共にこ
    の弾性層を上記のトナー担持体に押し付け、上記の弾性
    層のアスカーF硬度をK、この弾性層の厚みdに対する
    押し付けによる弾性層の凹み量δの比率をX[=(δ/
    d)×100]とした場合に、34−0.45・K≦X
    ≦80−0.45・Kの条件を満たすことを特徴とする
    現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載した現
    像装置において、上記のトナー供給部材におけるトナー
    担持体と接触する外周部の抵抗値が103 〜107 Ω・
    cmの範囲であり、このトナー供給部材にトナー担持体
    に印加させる現像バイアス電圧よりもトナーの帯電極性
    と同極性側に50〜250V高くなったバイアス電圧を
    印加させるようにしたことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 異なった色彩のトナーを収容させた複数
    の現像装置と、これらの各現像装置により像担持体に形
    成されたトナー像が重ねて転写される中間転写体とを備
    えたカラー画像形成装置において、上記の現像装置とし
    て、請求項1〜5の何れか1項に記載した現像装置を用
    いたことを特徴とするカラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7031646B2 (en) 2003-10-03 2006-04-18 Seiko Epson Corporation Developing device
JP2008015066A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Canon Inc トナーおよび画像形成方法

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US7031646B2 (en) 2003-10-03 2006-04-18 Seiko Epson Corporation Developing device
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