JP2001047847A - 自動車用空調ユニット - Google Patents

自動車用空調ユニット

Info

Publication number
JP2001047847A
JP2001047847A JP2000008194A JP2000008194A JP2001047847A JP 2001047847 A JP2001047847 A JP 2001047847A JP 2000008194 A JP2000008194 A JP 2000008194A JP 2000008194 A JP2000008194 A JP 2000008194A JP 2001047847 A JP2001047847 A JP 2001047847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
air conditioning
conditioning unit
unit
instrument panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000008194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Nagano
秀樹 長野
Koji Fukushima
康次 福島
Kazuhiro Irie
一博 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority to JP2000008194A priority Critical patent/JP2001047847A/ja
Priority to PCT/JP2000/002482 priority patent/WO2000074962A1/ja
Priority to EP00917321A priority patent/EP1188589A4/en
Priority to US10/009,711 priority patent/US6609746B1/en
Publication of JP2001047847A publication Critical patent/JP2001047847A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/0055Details of air conditioning housings the housing or parts thereof being integrated in other devices, e.g. dashboard
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00535Mounting or fastening of the housing to the vehicle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立精度の高い自動車用空調ユニットを提供
する。 【解決手段】 エンジンルームと車室とを区画する車両
パネル7と、車室内に設置されるインストルメントパネ
ル5と、車室の床に設置されるフロアパネル6とで形成
される空間に収容される自動車用空調ユニットにおい
て、車両の左右方向中央部に位置する空調ケース10の
車両前後方向後側にオーディオ装置40を支持するブラ
ケット部20一体に形成する。このブラケット部20の
上端固定板31をインストルメントパネル5に、下端固
定板33をフロアパネル6にそれぞれボルトやピンによ
って固定する。また、ステアリングメンバ50のブラケ
ット51にケース固定板36をボルトによって固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空調ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】図8はインストルメントパネルの正面
図、図9は図8のIX−IX矢視断面図である。
【0003】ステアリングハンドル301が取り付けら
れるインストルメントパネル305は、車両の左右方向
中央部に2つの開口部305A,305Bを備えてい
る。
【0004】一方の開口部305Bにはベント吹出グリ
ル304が取り付けられている。
【0005】他方の開口部305Aには空調操作部を有
するオーディオ装置340が取り付けられている。
【0006】インストルメントパネル305とフロアパ
ネル306と車両パネル307とで形成される空間には
空調ユニット301が収容されている。
【0007】空調ユニット301は、ブロワユニット3
08と、クーラユニット309と、ヒータユニット31
0とを備えている。
【0008】ブロアユニット308のブロワモータ(図
示せず)を駆動して空気を取り入れ、下流の各吹出口
(ベント吹出グリル304等)から空気を吹き出す。
【0009】クーラユニット309はエバポレータ30
9Aを備え、エバポレータ309Aの周囲の温度の高い
空気(室内気)から熱を吸収する。
【0010】ヒータユニット310はエバポレータ30
9を通過した空気を加熱する。
【0011】オーディオ装置340はブラケット320
のガイド335(溶接又は切り起こしで形成)を介して
車両に取り付けられている。このブラケット320の上
部はインストルメントパネル305に取り付けられ、下
部はフロアパネル306に取り付けられている。
【0012】一方、ヒータユニット110は車両パネル
307に取り付けられている。
【0013】ところで、近年、各種車両部品を一体化し
て取り付ける、いわゆるモジュール化が図られている。
【0014】このモジュール化は、単に作業性の向上だ
けでなく、部品点数の削減や組立工数の削減によって製
造コストの低減等の種々の利点を有することから、車両
製造分野で注目されている。
【0015】特に、インストルメントパネル305とフ
ロアパネル306と車両パネル307とで形成される極
めて狭い空間内に収容されるオーディオ装置340やヒ
ータユニット等にとってモジュール化は有用である。
【0016】このモジュール化の観点からみたとき、上
記従来の技術では部品点数の削減や組立工程の低減を十
分に達成することができない。
【0017】これに対し、特開平10−6867号公報
には、オーディオ装置を収容する収納部をユニットケー
スに一体的に形成し、部品点数の削減や組立工程の低減
を図る構成が開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このユニット
ケースはオーディオ装置のケースも兼ねる形状のため、
ユニットケースがインストルメントパネルに対してずれ
て組み込まれたとき、空調ユニットの組込後に組み付け
られるオーディオ装置もインストルメントパネルに対し
てずれてしまう。
【0019】すなわち、インストルメントパネルの開口
部の中心にオーディオ装置のスイッチパネルの中心とが
一致しないと、オーディオ装置と開口部との間に一定の
隙間を確保することができない。その結果、見栄えが悪
くなってしまうという問題がある。
【0020】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は組付け精度の高い自動車用空調ユ
ニットを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明は、エンジンルームと車室とを区
画する車両パネルと、車室内に設置されるインストルメ
ントパネルと、前記車室の床に設置されるフロアパネル
とで形成される空間に収容される自動車用空調ユニット
において、車両の左右方向中央部に位置するユニットケ
ース部と、このユニットケース部の車両前後方向後側に
一体に形成され、電装部品を支持するためのブラケット
部と、前記ユニットケース部を前記インストルメントパ
ネル、ステアリングメンバ及び前記フロアパネルの少な
くとも1つに固定するための固定部と、前記インストル
メントパネルと前記電装部品との組付け誤差を吸収する
誤差吸収手段とを備えていることを特徴とする。
【0022】ユニットケース部の組込み後に組み付けら
れる電装部品がインストルメントパネルに対してずれて
組み込まれたときであっても、誤差吸収手段によって電
装部品とインストルメントパネルとのずれを吸収させる
ことができる。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
自動車用空調ユニットにおいて、前記固定部は前記ユニ
ットケース部を前記インストルメントパネル、ステアリ
ングメンバ及び前記フロアパネルのいずれかに固定され
る固定部材と、前記インストルメントパネル、ステアリ
ングメンバ及び前記フロアパネルのいずれかに係合され
る係合部材とで構成されていることを特徴とする。
【0024】例えばステアリングメンバには固定部材に
よってユニットケース部を固定し、インストルメントパ
ネル及びフロアパネルには係合部材によってユニットケ
ース部を係合することができる。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の自動車用空調ユニットにおいて、前記電装部品の
組付けの際に前記電装部品を所定位置に案内するガイド
が、前記ブラケット部に一体に設けられていることを特
徴とする。
【0026】電装部品の組付けはブラケット部に一体に
設けられているガイドを介して行われる。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項1又は2に
記載の自動車用空調ユニットにおいて、前記電装部品は
前記ユニットケース部に一体に組み付けられていること
を特徴とする。
【0028】自動車用空調ユニットを車両に組み付ける
とき、ユニットケース部を組み付けることによって電装
部品も同時に組み付けることができる。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1又は2に
記載の自動車用空調ユニットにおいて、前記電装部品は
空調用のケーブルを有し、前記ブラケット部に固定させ
るための前記電装部品の固定板よりも車室側に前記ケー
ブルの一端を設け、前記ブラケット部を迂回して前記ユ
ニットケース部へ延びる前記ケーブルの他端を前記ユニ
ットケース部の開閉ドア駆動手段に固着させたことを特
徴とする。
【0030】自動車用空調ユニットを車両に組み付ける
とき、空調用のケーブルがユニットケース部の開閉ドア
駆動手段に固着されているため、電装部品のケーブルを
開閉ドア駆動用レバーに固着するための作業を省略する
ことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0032】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動
車用空調ユニットのユニットケース部と電装部品との関
係を示す分解斜視図である。
【0033】自動車用空調ユニットは空調ケース(ユニ
ットケース部)10とブラケット部20と後述する固定
部とを備える。
【0034】空調ケース10は車両の左右方向中央部に
位置し、空調ケース10の前後方向後側にブラケット部
20が一体に形成されている。
【0035】ブラケット部20はオーディオ装置(電装
部品)40を支持する。オーディオ装置40のスイッチ
パネルには空調装置の操作部が一体に組み込まれてい
る。
【0036】オーディオ装置40の両側面には、オーデ
ィオ装置40をブラケット部20にボルト42で固定す
るための孔41a,41bを有する固定板41が設けら
れている。
【0037】前述の固定部は、以下に述べる上端固定板
31、下部固定板32、下端固定板33及びケース固定
板36で構成される。
【0038】図2は自動車用空調ユニットの正面図であ
る。
【0039】ブラケット部20は互いに平行な一対の平
板20A,20Bで構成されている。
【0040】ブラケット部20の上端部には上端固定板
31が一体に形成されている。この上端固定板31は平
板20A,20Bの上端を直角に折り曲げて形成されて
いる。上端固定板31にはボルトやピン等を挿通させる
孔31a,31b(図1参照)が開けられている。
【0041】ブラケット部20の下部には下部固定板3
2が一体に形成されている。下部固定板32は平板20
A,20Bを直角に折り曲げて形成されている。下部固
定板32にはボルトやピン等を挿通させる孔32aが開
けられている。
【0042】ブラケット部20の下端部には下端固定板
33が一体に形成されている。この下端固定板33は平
板20A,20Bを直角に折り曲げて形成されている。
下端固定板33にはボルトやピン等を挿通させる孔33
a,33b(図1参照)が開けられている。
【0043】図3は図2のA矢視図である。
【0044】空調ケース10の上面には空気を吹き出す
ための開口部11,12が形成されている。
【0045】ブラケット部20にはオーディオ装置40
を所定位置に案内するガイド35が一体に形成されてい
る。ガイド35は平板20A,20Bに対して直交して
いる。
【0046】図4は図2のB矢視図である。
【0047】ブラケット部20の中間部にはオーディオ
装置40を固定するための中間固定板34が一体に形成
されている。
【0048】この中間固定板34は平板20A,20B
の中間部を直角に折り曲げて形成されている。中間固定
板34にはボルト42を挿通させる孔34a,34bが
開けられている(図1参照)。なお、中間固定板34は
車両上下方向に対して所定角度だけ傾斜し、ガイド35
と直交している。
【0049】孔34a,34bはオーディオ装置40の
組付時にインストルメントパネル(後述)に対するオー
ディオ装置40の位置を調整できるように長孔(誤差吸
収手段)とされている。
【0050】空調ケース10には一対のケース固定板3
6が一体に形成されている(図4では一方のケース固定
板36だけが見えている)。ケース固定板36にはボル
トやピン等を挿通させる孔36a,36bが開けられて
いる(図1参照)。
【0051】図5は自動車用空調ユニットを車両に組み
付けた状態を示す断面図である。
【0052】自動車用空調ユニットはインストルメント
パネル5とフロアパネル6と車両パネル7とで形成され
る空間Sに収容されている。
【0053】空調ケース10の開口部11,12(図3
参照)はそれぞれダクト14,15を介してインストル
メントパネル5に形成されたベント出口4及びデフ吹出
口3に連通されている。
【0054】インストルメントパネル5は車室内に設置
され、車両パネル7はエンジンルームと車室とを区画
し、フロアパネル6は車室の床に設置されている。
【0055】ブラケット部20の上端固定板31はイン
ストルメントパネル5に、下端固定板33はフロアパネ
ル6にそれぞれボルト(図示せず)によって固定されて
いる。
【0056】また、図示はされていないが、下部固定板
32もボルトによってインストルメントパネル5に固定
されている。
【0057】ところで、車両には車両左右方向に管状の
ステアリングメンバ50が設けられ、このステアリング
メンバ50にはブラケット51が溶接等によって固定さ
れている。
【0058】このステアリングメンバ50のブラケット
51はケース固定板36にボルト(図示せず)によって
固定されている。
【0059】上記のようにしてブラケット部20がイン
ストルメントパネル5及びフロアパネル6に固定された
とき、ブラケット部20と一体の空調ケース10のイン
ストルメントパネル5に対する相対位置が決まる。
【0060】上記したように上端固定板31、下部固定
板32、下端固定板33及びケース固定板36はボルト
を用いたとき固定部材として機能する。
【0061】なお、少なくともケース固定板36をボル
トでブラケット51に固定して固定部材として機能さ
せ、他の固定板31,32,33はピンを用いた係合部
材として機能させるようにしてもよい。
【0062】オーディオ装置40を空調ケース10に組
付けるときには、ガイド35にオーディオ装置40を載
せ、その後ガイド35を介してオーディオ装置40を正
規固定位置(所定位置)まで挿入すればよい。
【0063】その後、オーディオ装置40の固定板41
の孔41a,41bとブラケット部20の中間固定板3
4の孔34a,34bとを介して挿入したボルト42に
よってオーディオ装置40がブラケット部20に固定さ
れる。
【0064】この実施形態によれば、オーディオ装置4
0を組み付ける中間固定板34に長孔(孔34a,34
b)が形成されているので、空調ケース10がインスト
ルメントパネル5に対してずれて組み込まれたときであ
っても、空調ケース10の組込後に組み付けられるオー
ディオ装置40のずれを修正することができる。すなわ
ち、インストルメントパネル5の開口部5Aの中心にオ
ーディオ装置のスイッチパネルの中心を合わせ、オーデ
ィオ装置40と開口部5Aとの間の隙間を一定にして見
栄えをよくすることができる。
【0065】また、この空調ケース10はオーディオ装
置40のケースを兼ねる構造でないので、特開平10−
6867号公報の従来例に比しオーディオ装置40の大
きさの違い等に対応し易く、汎用性が高くなる。
【0066】更に、例えばステアリングメンバ50とケ
ース固定板36とをボルトで固定し、上端固定板31と
インストルメントパネル5、下端固定板33とフロアパ
ネル6をピンで係合させるだけで空調ケース10を車両
に固定することができるので、固定のための作業を簡素
化でき、組付工数を削減でき、組付が容易になる。
【0067】また、ガイド35をブラケット部20に一
体に設けたので、多機能化によって大型化し重量のある
オーディオ装置40を容易に組付けることができる。
【0068】図6(a)はこの発明の第2実施形態に係
る自動車用空調ユニットを車両に組み付けた状態を示す
正面図、図6(b)はその側面図であり、第1実施形態
と同一部分には同一符合を付してその説明を省略する。
【0069】この実施形態は自動車用空調ユニットに空
調アンプ(電装部品)140を予め一体に組み付けてい
る点で第1実施形態と異なる。
【0070】空調アンプ140は空調アンプ本体145
とケーブル146とを備えている。
【0071】空調アンプ本体145はガイド35を介し
て正規固定位置(所定位置)まで挿入されている。空調
アンプ本体145の固定板141はブラケット部20の
中間固定板34にボルト42によって固定されている。
【0072】空調用のケーブル146の一端は空調アン
プ140の固定板141より車室側に設けられている。
ケーブル146は空調アンプ140からブラケット20
を迂回して空調ケース110へ延びている。
【0073】ケーブル146の他端は空調ケースの側面
に設けられているアクチュエータ161,162に固着
されている。
【0074】アクチュエータ161の開閉ドア駆動用レ
バー163はロッド164を介してカムレバー165に
連結されている。カムレバー165は軸165aを中心
として回転し、空調アンプ140の吹出用開口を開閉す
る開閉ドア(図示せず)を駆動する。アクチュエータ1
61、ロッド164及びカムレバー165で開閉ドア駆
動手段が構成される。
【0075】また、アクチュエータ162のエアミック
スドア駆動用レバー166はロッドを介してドアレバー
168の一端に連結されている。
【0076】ドアレバー168の他端はエアミックスド
ア170の軸171にエアミックスドア170と一体に
回転可能に固定されている。
【0077】また、空調アンプ140はボタン147を
備え、このボタン147によって空調アンプ140に内
蔵されたコントローラ(図示せず)に記憶された情報に
基いてアクチュエータ161,162が駆動制御され
る。
【0078】この実施形態によれば、自動車用空調ユニ
ットは空調アンプを含めてモジュール化されているの
で、以下の効果を奏する。
【0079】自動車用空調ユニットの車両への組付に際
し、空調アンプを空調ユニットに組み付ける作業を不要
にでき、第1実施形態よりも車両への組付時間の短縮を
図ることができる。
【0080】また、空調アンプ本体を個別に分解・再組
立することがないので、製品の品質が向上する。
【0081】図7(a)はこの発明の第3実施形態に係
る自動車用空調ユニットを車両に組み付けた状態を示す
正面図、図7(b)はその側面であり、第1実施形態と
同一部分には同一符合を付してその説明を省略する。
【0082】この実施形態は自動車用空調ユニットにマ
ニュアル用ケーブルアッセンブリ(電装部品)240を
予め一体に組み付けている点で第1実施形態と異なる。
【0083】マニュアル用ケーブルアッセンブリ240
は、アッセンブリ本体245とケーブル246a,24
6bとを備える。
【0084】このアッセンブリ本体245はガイド35
を介して正規固定位置(所定位置)まで挿入されてい
る。マニュアル用ケーブルアッセンブリ240の固定板
241はブラケット部20にボルト42によって固定さ
れている。
【0085】空調用のケーブル246a,246bの一
端はマニュアル用ケーブルアッセンブリ240の固定板
241より車室側に設けられている。ケーブル246
a,246bはマニュアル用ケーブルアッセンブリ24
0からブラケット20を迂回して空調ケース210へ延
びている。
【0086】ケーブル246aの他端は空調ケース21
0の側面に設けられているカムレバー(開閉ドア駆動手
段)265に連結されている。カムレバー265は軸2
65aを中心として回転し、空調ケース210の吹出用
開口を開閉する開閉ドア(図示せず)を駆動する。
【0087】また、空調用のケーブル246bの一端は
マニュアル用ケーブルアッセンブリ240の固定板24
1より車室側に設けられている。ケーブル246bはマ
ニュアル用ケーブルアッセンブリ204からブラケット
20を迂回して空調ケース240へ延びている。
【0088】ケーブル246bの他端は空調ケース24
0の側面に設けられているドアレバー268の一端に固
定されている。ドアレバー268の他端はエアミックス
ドア270の軸271にエアミックスドア270と一体
に回転可能に固定されている。
【0089】アッセンブリ本体245にはレバー247
が配設され、このレバー247によって開閉ドアやエア
ミックスドア270を所定の開度に変えるケーブル24
6a,246bが操作される。
【0090】この実施形態によれば、第1実施形態より
も短時間で自動車用空調ユニットを車両に組み付けるこ
とができるとともに、第2実施形態より安価に製造する
ことができる。
【0091】なお、上記実施形態では中間固定板34の
孔34a,34bを長孔にしたが、固定板41の孔41
a,41bを長孔にしてもよい。更に、孔34a,34
b、41a,41bを長孔にし、孔34a,34bの長
軸と孔41a,41bの長軸とを直交させるようにして
もよい。
【0092】また、第2実施形態では開閉ドア及びエア
ミックスドア170の開度をアクチュエータ161,1
62によって制御したが、インテークドア、開閉ドア及
びエアミックスドアの少なくとも1つに対して開度の制
御を行うようにしてもよい。
【0093】更に、第3実施形態では開閉ドア及びエア
ミックスドア270の開度をマニュアルで開度を制御し
たが、インテークドア、開閉ドア及びエアミックスドア
の少なくとも1つに対して開度の制御を行うようにして
もよい。
【0094】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載の発
明の自動車用空調ユニットによれば、インストルメント
パネルに対する電装部品の組付精度を向上させることが
できる。
【0095】請求項2の発明の自動車用空調ユニットに
よれば、固定のための作業を低減でき、組立工数が削減
される。
【0096】請求項3の発明の自動車用空調ユニットに
よれば、大型化して重い電装部品であってもガイドによ
って所定位置に案内することができ、電装部品の組付作
業を容易に行うことができる。
【0097】請求項4の発明の自動車用空調ユニットに
よれば、自動車用空調ユニットの車両への組付時間を短
縮することができる。
【0098】請求項5の発明の自動車用空調ユニットに
よれば、自動車用空調ユニットの車両への組付時間を短
縮することができるとともに、自動車用空調ユニットを
より安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動車用
空調ユニットのユニットケース部と電装品との関係を示
す分解斜視図である。
【図2】図2は自動車用空調ユニットの正面図である。
【図3】図3は図2のA矢視図である。
【図4】図4は図2のB矢視図である。
【図5】図5は自動車用空調ユニットを車両に組み付け
た状態を示す断面図である。
【図6】図6(a)はこの発明の第2実施形態に係る自
動車用空調ユニットを車両に組み付けた状態を示す正面
図、図6(b)はその側面図である。
【図7】図7(a)はこの発明の第3実施形態に係る自
動車用空調ユニットを車両に組み付けた状態を示す正面
図、図7(b)はその側面図である。
【図8】図8はインストルメントパネルの正面図であ
る。
【図9】図9は図8のIX−IX矢視断面図である。
【符号の説明】
5 インストルメントパネル 6 フロアパネル 7 車両パネル 1,110,210 空調ケース(ユニットケース部) 20 ブラケット部 31〜36 固定板 35 ガイド 40 オーディオ装置(電装部品) S 空間 146,246a,246b ケーブル 265 カムレバー(開閉ドア駆動手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームと車室とを区画する車両
    パネルと、車室内に設置されるインストルメントパネル
    と、前記車室の床に設置されるフロアパネルとで形成さ
    れる空間に収容される自動車用空調ユニットにおいて、 車両の左右方向中央部に位置するユニットケース部と、 このユニットケース部の車両前後方向後側に一体に形成
    され、電装部品を支持するためのブラケット部と、 前記ユニットケース部を前記インストルメントパネル、
    ステアリングメンバ及び前記フロアパネルの少なくとも
    1つに固定するための固定部と、 前記インストルメントパネルと前記電装部品との組付け
    誤差を吸収する誤差吸収手段とを備えていることを特徴
    とする自動車用空調ユニット。
  2. 【請求項2】 前記固定部は前記ユニットケース部を前
    記インストルメントパネル、ステアリングメンバ及び前
    記フロアパネルのいずれかに固定される固定部材と、前
    記インストルメントパネル、ステアリングメンバ及び前
    記フロアパネルのいずれかに係合される係合部材とで構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車
    用空調ユニット。
  3. 【請求項3】 前記電装部品の組付けの際に前記電装部
    品を所定位置に案内するガイドが、前記ブラケット部に
    一体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の自動車用空調ユニット。
  4. 【請求項4】 前記電装部品は前記ユニットケース部に
    一体に組み付けられていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の自動車用空調ユニット。
  5. 【請求項5】 前記電装部品は空調用のケーブルを有
    し、前記ブラケット部に固定させるための前記電装部品
    の固定板よりも車室側に前記ケーブルの一端を設け、前
    記ブラケット部を迂回して前記ユニットケース部へ延び
    る前記ケーブルの他端を前記ユニットケース部の開閉ド
    ア駆動手段に固着させたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の自動車用空調ユニット。
JP2000008194A 1999-06-03 2000-01-17 自動車用空調ユニット Pending JP2001047847A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008194A JP2001047847A (ja) 1999-06-03 2000-01-17 自動車用空調ユニット
PCT/JP2000/002482 WO2000074962A1 (fr) 1999-06-03 2000-04-17 Unite de climatisation pour voiture
EP00917321A EP1188589A4 (en) 1999-06-03 2000-04-17 AIR CONDITIONING UNIT FOR CAR
US10/009,711 US6609746B1 (en) 2000-01-17 2000-04-17 Air conditioning unit for car

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15586899 1999-06-03
JP11-155868 1999-06-03
JP2000008194A JP2001047847A (ja) 1999-06-03 2000-01-17 自動車用空調ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001047847A true JP2001047847A (ja) 2001-02-20

Family

ID=26483776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000008194A Pending JP2001047847A (ja) 1999-06-03 2000-01-17 自動車用空調ユニット

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1188589A4 (ja)
JP (1) JP2001047847A (ja)
WO (1) WO2000074962A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2845657B1 (fr) 2002-10-14 2005-07-08 Valeo Climatisation Ensemble comprenant un appareil de ventilitation, de chauffage et/ou de climatisation pour habitacle de vehicule automobile et des moyens de renfort d'une poutre porteuse

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710945U (ja) * 1980-06-23 1982-01-20
JPH08295120A (ja) * 1995-04-28 1996-11-12 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリの取付構造
JPH08295157A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Nissan Motor Co Ltd 自動車用空調機器の取付構造および取付方法
JPH106870A (ja) * 1996-06-26 1998-01-13 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JPH1159161A (ja) * 1997-08-13 1999-03-02 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JP2000355210A (ja) * 1999-06-11 2000-12-26 Calsonic Kansei Corp 空気調和装置とステアリングメンバのアセンブリ構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917392Y2 (ja) * 1979-07-03 1984-05-21 ガデリウス株式会社 電気集塵装置
DE19751652A1 (de) * 1997-11-21 1999-05-27 Behr Gmbh & Co Heizungs- und/oder Klimaanlage für ein Fahrzeug, insbesondere für einen Personenkraftwagen
DE19752072A1 (de) * 1997-11-25 1999-05-27 Opel Adam Ag Kraftfahrzeug mit einer Armaturentafel

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710945U (ja) * 1980-06-23 1982-01-20
JPH08295157A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Nissan Motor Co Ltd 自動車用空調機器の取付構造および取付方法
JPH08295120A (ja) * 1995-04-28 1996-11-12 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリの取付構造
JPH106870A (ja) * 1996-06-26 1998-01-13 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JPH1159161A (ja) * 1997-08-13 1999-03-02 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JP2000355210A (ja) * 1999-06-11 2000-12-26 Calsonic Kansei Corp 空気調和装置とステアリングメンバのアセンブリ構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP1188589A1 (en) 2002-03-20
WO2000074962A1 (fr) 2000-12-14
EP1188589A4 (en) 2005-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004001687A (ja) 車両用強度部材
US6854794B2 (en) Cross car duct with integrated mode doors and HVAC module
JPH1086635A (ja) 自動車用空気調和装置のコントローラ
JP4216814B2 (ja) キャビン装置
JP4246162B2 (ja) キャビンのダクト構造
JP2001047847A (ja) 自動車用空調ユニット
JPH08108741A (ja) キャビン付トラクタの空調装置
JP3877191B2 (ja) 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JPH0525291Y2 (ja)
JP2001080347A (ja) 車両用空調装置
JP4226521B2 (ja) キャビン
JP4810700B2 (ja) 自動車用空調装置
JP2002337533A (ja) 自動車用空調装置
US6609746B1 (en) Air conditioning unit for car
JP2001180251A (ja) 車両用コクピットモジュール組付体
JP4333306B2 (ja) 車両用空調装置
JP4246163B2 (ja) キャビンのダクト構造
JPH07144528A (ja) 空調用送風機
JP2006205764A (ja) キャビン装置
JP2000135922A (ja) 車両用エアコンユニット
JP2001113933A (ja) 車両用空気調和ユニットのスライドドア組付構造
JP4560995B2 (ja) 車両用空調装置
JP3873810B2 (ja) 車両用ダクト構造
JP3617147B2 (ja) 車両の空調操作装置
JPH06278653A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070110

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101130