JPH07144528A - 空調用送風機 - Google Patents

空調用送風機

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JPH07144528A
JPH07144528A JP31907393A JP31907393A JPH07144528A JP H07144528 A JPH07144528 A JP H07144528A JP 31907393 A JP31907393 A JP 31907393A JP 31907393 A JP31907393 A JP 31907393A JP H07144528 A JPH07144528 A JP H07144528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
connection port
fans
blower
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP31907393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Nakumo
久生 奈雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
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Publication of JPH07144528A publication Critical patent/JPH07144528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二つのファンを用いた空調用送風機を車室の
前後方向のスペースを増加させることなく車両用空調装
置に採用できる構成としたこと。 【構成】 一端に吸入接続口5を、他端に吐出接続口6
を有する縦長のケース2を設ける。吐出接続口6が設け
られた吐出側部4が、前記吸入接続口5が設けられた吸
入側部5内に入り込んでうず巻状ケース部7a,7bが
二つ上下に設けられる。この各々うず巻状ケース部7
a,7bに各々ファン12a,12bが収納され、モー
タ10にて回転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用空調装置に
用いられる空調用送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置にあって、空調装置へ
空気を圧送する車両用送風機は、片軸モータに設けられ
たファンを回動させる構成であり、風量増を図るため
に、その径が大きくなりつつあった。一般に車両用送風
機は、反運転者側の助手席側のインストルメントパネル
の下方に設けられ、送風機の形状の増大は、スペース増
加の問題以外に騒音の増大ともなって現れていた。
【0003】そこで、特に騒音の対策として、音の静か
な両軸のモータを使用し、車両のセンターに前方より後
方に向けて送風機、エバポレータ、ヒータコアを直列に
レイアウトされたものがあるが、これでは車両の前後方
向の寸法が拡大し、室内スペースをとるようになり、搭
載は無理であった。また、風量増大等を図る目的から実
開昭63−54505号公報にあるような車両に対して
前後方向置きも考えられているが、この引例では2つの
片軸モータのそれぞれにファンを取付けると共に、水平
に置き、それに連なってエバポレータ、ヒータコアを直
列に設けた構成が示されている。しかしこの従来例でも
車両の前後方向寸法が増大する問題点は同様に残ってい
た。
【0004】以上のように、両軸モータを用いた送風機
にあっては、風量の増大と、静粛性に優れているが、前
記従来例で示したように車両のセンターに設けられる場
合には、車両の前後方向のスペースの増大が避けられず
問題であった。また、この対策としてインストルメント
パネルの下方に設けようとしても、水平方向に設置され
る両軸モータを用いるものでは、助手席側に出っ張る問
題点もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
低騒音、大風量の二つのファンを用いた空調用送風機を
車室の前後方向のスペースを増加させることなく、自動
車用空調装置に採用できる構成としたことを課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の空調用送風機
は、一端に吸入接続口を、他端に吐出接続口を有する縦
長のケース内に、前記吐出接続口が設けられた吐出側部
が、前記吸入接続口が設けられた吸入側部内に入り込ん
で形成のうず巻状ケース部を上下に二つ設け、このうず
巻状ケース部内にそれぞれファンを配し、各ファンをモ
ータで駆動するようにしたことにある。
【0007】
【作用】したがって、二つのファンは縦置となり、且つ
その両軸には、上下にファンが取付けられることから、
空調用送風機が縦長となる構造となって、インストルメ
ントパネルの下方に設置できるし、構造上から左右を反
転させ且つ引っ繰り返えせば右ハンドル車ばかりでな
く、左ハンドル車にも共通使用が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1及至図3において、空調用送風機1が
示され、そのケース2は、縦長の長方体で、大別して吸
入側部3と吐出側部4とより構成され、吸入側部3に吸
入側接続口5が、吐出側部4に吐出側接続口6がそれぞ
れ設けられ、共に縦長の接続口となっている。
【0010】前記吐出側部4は、前記吸入側部3内に入
り込んで、この部分が上下に二つのうず巻状ケース部7
a,7bとなって並設し、該うず巻状ケース部7a,7
bの上下水平面に吸入孔8a,8a及び8b,8bがそ
れぞれ形成されている。
【0011】両軸モータ10は、両端に駆動軸11,1
1が突出し、この駆動軸11,11を縦方向としてケー
ス2内のうず巻状ケース部7a,7b間に設置され、該
駆動軸11,11は、うず巻状ケース部7a,7bの吸
入孔8a,8bを通って内部に入り、うず巻状ケース部
7a,7b内に設置されファン12a,12bと結合さ
れる。即ち、ファン12a,12bは、両軸モータ10
を挟んで上下方向に配されると共に、両軸モータ10の
回転力にて回転される。
【0012】上記した構成の空調用送風機1は、図4に
示すように車両に設置される。即ち、吸入側接続口5を
右側へ、吐出側接続口6を左側にし、吸入側接続口5に
は、導入空気を切換える内外気切換ボックス15が接続
され、吐出側接続口6には、エバポレータ16、ヒータ
コア17及びその他の機器(図示せず)が収納されてい
る空調ケース18の右側へ折れ曲がっている接続口19
が接続されている。このような車両用送風機1の車両へ
の組付方は、左ハンドル車用である。この空調用送風機
1は、右ハンドル車の場合には、図1にある状態から上
下を逆にし、しかも左右を反転させて図4に示す二点鎖
線のように組付ければ良く、左ハンドル車と右ハンドル
車に共通化出来るものである。
【0013】なお、空調用送風機1は、車両のインスト
ルメントパネルの下方に設けられるが、車両の構造など
に対応して適宜傾斜して取付けられても良いことは勿論
である。
【0014】空調用送風機1の両軸モータ10の駆動に
よって、ファン12a,12bが回転されると、内外気
切換ボックス15から空気を吸入し、空調ケース18内
へ送られ、所望の温度に制御され、車室内へ吹出され
る。この空調用送風機1は両軸モータ10を利用する2
つのファン12a,12bとより成るので、比較的低い
回転数で大きな風量が得られ、且つ低騒音である。
【0015】なお、この実施例では、二つのファン12
a,12bは、一つの両軸モータ10により回転される
が、これに限らず、それぞれのファン12a,12bご
とにモータを設けて、各々回転させるようにしても良い
こと勿論である。これによっても、前記実施例と同様な
作用効果を有するものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、二つ
のファンを用いる空調用送風機が自動車用空調装置に使
用出来るようになり、低騒音で大風量が得られる利点を
有するものである。しかもファンを上下方向に配したこ
とで、空調用送風機を縦長の構成とすることができ、こ
のために、インストルメントパネルの下方に配置して
も、助手席の足元が広くできるものである。また、空調
用送風機は、構成上から右ハンドル車ばかりでなく、左
ハンドル車にも共用化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る空調用送風機の斜視図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の横断面図である。
【図4】車両用空調装置に組付けられた空調用送風機の
組立構成図である。
【符号の説明】
1 空調用送風機 2 ケース 5 吸入側接続口 6 吐出側接続口 10 両軸モータ 12a,12b ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に吸入接続口を、他端に吐出接続口
    を有する縦長のケース内に、前記吐出接続口が設けられ
    た吐出側部が、前記吸入接続口が設けられた吸入側部内
    に入り込んで形成のうず巻状ケース部を上下に二つ設
    け、このうず巻状ケース部内にそれぞれファンを配し、
    各ファンをモータで駆動するようにした空調用送風機。
JP31907393A 1993-11-25 1993-11-25 空調用送風機 Pending JPH07144528A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31907393A JPH07144528A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 空調用送風機

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ID=18106202

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Cited By (5)

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