JP2001047821A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP2001047821A
JP2001047821A JP11226485A JP22648599A JP2001047821A JP 2001047821 A JP2001047821 A JP 2001047821A JP 11226485 A JP11226485 A JP 11226485A JP 22648599 A JP22648599 A JP 22648599A JP 2001047821 A JP2001047821 A JP 2001047821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
reinforcing cord
carcass
ply
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11226485A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Yamashita
尚一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP11226485A priority Critical patent/JP2001047821A/ja
Publication of JP2001047821A publication Critical patent/JP2001047821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーカス折返し部の優れた耐セパレーション
性と、優れた耐ワンダリング性とを兼ね備える空気入り
タイヤを提供する。 【解決手段】 ビード部及びサイドウォール部のいずれ
か一方は最大高さのカーカス折返し部終端をタイヤ半径
方向内方から外方にわたり覆いタイヤ周方向に延びる補
強コード層を有し、該層は1本以上の連続コードのゴム
被覆螺旋巻回層及び多数本コードのゴム被覆切離し巻回
層のいずれか一方の層から成り、補強コード層のコード
はタイヤの放射方向に対し同じ向きで測って80〜100 °
の範囲内の傾斜角度を有する空気入りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイ
ヤ、より詳細には、バンや小型トラックなど比較的小型
の荷物運搬車両の使途に供する、比較的重荷重使用の空
気入りラジアルタイヤに関し、特に、ビード部の耐久性
向上と、操縦安定性能向上、なかでも路面轍走行に係る
耐ワンダリング性向上とを同時に達成する空気入りタイ
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路網の拡充に伴いライトバ
ンや小型トラックなどの車両の巡行速度が向上している
状況下で、従来、問題なく使用されていた空気入りタイ
ヤ、なかでも空気入りラジアルタイヤには、耐久性の向
上はもとより、高速走行における性能も一段の向上が求
められている。
【0003】従来は、例えば、図3に右半断面を示すよ
うに、1プライのカーカス5Aの折返し部5Auの高さ
が低い、いわゆるローターンアップカーカス構造のタイ
ヤ11が用いられていた。折返し部5A高さはリム10
のフランジ10F高さ前後である。この種のタイヤ11
は、比較的重荷重使用でも、折返し部5Auの終端5A
uEが低く、大きな屈曲ひずみが加わるサイドウォール
部3から外れるため、この終端5AuEからのセパレー
ション故障の発生は稀である。
【0004】しかし、その反面、サイドウォール部3の
剛性が低いため、道路に形成された轍から脱出する際の
ハンドルの操舵角度を大きくしなければならず、その結
果、轍から脱出した直後に車両が振られる、一種のワン
ダリング現象が生じる不具合が発生する。
【0005】また、図4に右半断面を示すように、カー
カス5Bを2プライ5B─1、5B─2構成とした上
で、内側カーカスプライ5B─1をターンアッププライ
とし、外側カーカスプライ5B─2が内側カーカスプラ
イ5B─1を外包みし、端末5B─2Eをビードコア7
近傍に位置させる、いわゆる、アップ〜ダウンカーカス
構造のタイヤ21も用いられている。
【0006】この種のタイヤ21は、プライ端末がサイ
ドウォール部3に存在しないため、端末からのセパレー
ションが生じることはなく、かつサイドウォール部3の
剛性も向上する。しかし、実験の結果、この種のタイヤ
21でも、サイドウォール部3の剛性が不十分であり、
轍からの脱出ハンドル舵角が大きくて耐ワンダリングは
不十分であることが分かった。
【0007】また、図5に右半断面を示すように、同じ
く、カーカス5Cを2プライ5C─1、5C─2構成と
した内側カーカスプライ5C─1をターンアッププライ
とし、このプライ5C─1の折返し部5C─1uの終端
5C─1uEをサイドウォール部3に位置させる、いわ
ゆるハイターンアップカーカス構造のタイヤ31も用い
られている。
【0008】この種のタイヤ31は、耐ワンダリング性
もタイヤの生産性も良好である。しかし、大きな屈曲変
形を繰り返すサイドウォール部3領域に、折返し部5C
─1uの終端5C─1uEが位置するため、終端5C─
1uEに大きなひずみが繰り返し作用し、その結果、拡
大○印内に示すように、終端5C─1uEにセパレーシ
ョンから進展する亀裂が発生し、ビード部2の耐久性が
低下する問題が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の請
求項1〜6に記載した発明は、比較的重荷重の使用条件
で、高速走行時における轍から容易に脱出できて耐ワン
ダリング性に優れ、かつ、カーカスプライの折返し部終
端の耐セパレーション性に優れる空気入りタイヤを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載した発明は、一対のビー
ド部及び一対のサイドウォール部と、トレッド部とを有
し、これら各部をビード部内にそれぞれ埋設したビード
コア相互間にわたり補強する1プライ以上のゴム被覆ラ
ジアル配列コードプライよりなるカーカスと、カーカス
の外周でトレッド部を強化するベルトとを備え、カーカ
スはビードコアの周りをタイヤ内方から外方へ巻上げる
折返し部を有する空気入りタイヤにおいて、ビード部及
びサイドウォール部のいずれか一方は、最大高さを有す
るカーカス折返し部終端を、そのタイヤ半径方向内方か
ら外方にわたり覆い、タイヤ周方向に延びる補強コード
層を有し、該補強コード層は、1本以上の連続コードの
ゴム被覆螺旋巻回層及び多数本コードのゴム被覆切離し
巻回層のいずれか一方の層から成り、補強コード層のコ
ードは、タイヤの放射方向に対し、同じ向きで測って8
0〜100°の範囲内の傾斜角度を有することを特徴と
する空気入りタイヤである。
【0011】請求項1に記載した発明に関し、請求項2
に記載した発明のように、補強コード層は、タイヤ半径
方向に10mm以上の幅を有するのが適合する。
【0012】請求項1、2に記載した発明に関し、好適
には、請求項3に記載した発明のように、最大高さの折
返し部は、補強コード層の幅中央に相当する位置に終端
を有し、補強コード層の幅中央は、タイヤ断面高さの5
0%以下の高さを有する。
【0013】請求項1〜3に記載した発明に関し、請求
項4に記載した発明のように、カーカスは2プライを備
え、内側プライは、外側プライの折返し部に比しより高
い折返し部を有し、補強コード層は、内側プライの折返
し部の外側に位置して成る。
【0014】請求項4に記載した発明とは別に、請求項
1〜3に記載した発明に関し、請求項5に記載した発明
のように、カーカスは2プライを備え、内側プライは、
外側プライの折返し部に比しより高い折返し部を有し、
補強コード層は、内側プライの折返し部の内側に位置し
て成る。
【0015】請求項1〜5に記載した発明は、請求項6
に記載した発明のように、小型トラック用及びバン型車
両用タイヤであり、タイヤの最大負荷能力が、質量で5
00kg以上であるのが適合する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1及び図2に基づき説明する。図1は、この発明による
空気入りタイヤの線図的右半断面図であり、図2は、こ
の発明による別の空気入りタイヤの線図的右半断面図で
ある。
【0017】図1及び図2において、空気入りタイヤ
(以下タイヤという)1は、一対のビード部2(片側の
み示す)と、一対のサイドウォール部3(片側のみ示
す)と、トレッド部4とを有する。タイヤ1は、その赤
道面Eを挟み両側対称である。
【0018】また、タイヤ1は、上記の各部2、3、4
を補強する1プライ以上、図示例は2プライのカーカス
5と、トレッド部4を強化するベルト6とを有する。カ
ーカス5は、ビード部2内に埋設するビードコア7相互
間にわたり延びる、ゴム被覆ラジアル配列コードのプラ
イ5−1、5−2からなる。カーカス5のプライ5−
1、5−2のコードにはポリエステルコードなどの有機
繊維コードが適合する。
【0019】また、カーカス5は、一対のビードコア6
の周りをタイヤ内から外方に向け巻上げたプライ5−
1、5−2の折返し部5−1u、5−2uを有する。こ
の種のカーカス5は2プライ同時折返し構造と呼ばれ
る。2プライのカーカス5につき、内側プライ5−1
は、外側プライ5−2の折返し部5−2uの高さに比
し、より高い折返し部5−1uを有する構成とする。す
なわち、折返し部5−1uが折返し部5−2uを外包み
する。
【0020】ここに、ビード部2及びサイドウォール部
3のいずれか一方は、最大高さを有する折返し部5−1
uの終端5−1uEを、タイヤ1の半径方向内方から外
方にわたり覆う補強コード層8を備える。図1、2は、
サイドウォール部3が補強コード層8を備える例を示
す。補強コード層8の内方部は折返し部5−1uに沿
い、好ましくは折返し部5−1uに接し、補強コード層
8は切れ目なくタイヤ周方向に延びる。
【0021】補強コード層8は2種類の構造を有し、そ
のいずれも可とする。すなわち、構造その一の補強コー
ド層8は、1本以上の連続コードのゴム被覆コードの螺
旋巻回層から成るものである。構造その二の補強コード
層8は、多数本コードのゴム被覆切離し巻回層である。
構造その二の巻回層は、いわゆる包み巻き層であり、切
離し端部はオーバーラップさせる。
【0022】補強コード層8のコードは、タイヤの放射
方向(タイヤ子午線を含む平面)に対し、同じ向きで測
って80〜100°の範囲内の傾斜角度を有するものと
する。換言すれば、補強コード層8のコードはタイヤ円
周方向に沿う配列、又はタイヤ円周方向に略沿う配列に
なる、ということである。補強コード層8のコードに
は、ポリエステルコードなどの有機繊維コードが適合す
る。
【0023】補強コード層8の適用により、最大高さを
有する折返し部5−1uの終端5−1uE周囲に存在す
るタイヤ円周方向乃至ほぼタイヤ円周方向に沿う配列の
コードが、終端5−1uEに作用するひずみを大幅に緩
和し、終端5−1uEのセパレーション故障発生を抑制
する。
【0024】その結果、セパレーションのうれいなく、
折返し部5−1uの高さを高くし、それに伴い折返し部
5−2uも高くした、ハイターンアッププライをカーカ
ス5に適用することができ、補強コード層8の効果も含
め、タイヤ1の横剛性を高めることができ、操縦安定性
能、なかでも路面轍からの脱出性(耐ワンダリング性)
を向上させることができる。
【0025】また、補強コード層8に、1本以上の連続
コードのゴム被覆コードの螺旋巻回層又は多数本コード
のゴム被覆切離し巻回層を用いることで、ベルトのコー
ド交差層のように、ベルト幅端にコード切断面が存在し
ないため、補強コード層8自体にセパレーション発生の
うれいがない。
【0026】さらに、補強コード層8を、タイヤの放射
方向に対し80〜100°の範囲内の傾斜角度のコード
配列層として構成するので、縦ばね定数の増加を最小限
度に抑えることができ、その結果、振動乗心地性の著し
い低下を回避することができる。
【0027】補強コード層8のコード傾斜角度が80〜
100°の範囲内を外れると、タイヤの荷重直下領域に
て、補強コード層8とサイドウォール部3の軟質ゴムと
の間に大きな剛性段差が生じ、補強コード層8の上下端
からセパレーションが発生し易くなるので不可である。
【0028】ここで、図1に示す補強コード層8は、内
側プライ5−1の折返し部5−1uの外側に配置し、図
2に示す補強コード層8は、内側プライ5−1の折返し
部5−1uの内側に配置するものであり、いずれも可と
する。しかし、折返し部5−1uの外側に補強コード層
8を配置する構成が、より優れた効果を発揮する点でよ
り好ましい。
【0029】また、タイヤ半径方向に補強コード層8に
沿って測った補強コード層8の幅wは、10mm以上で
あるのが適合する。幅wが10mm未満では、折返し部
5−1の終端5−1uEのセパレーション故障発生の抑
制効果が不十分となり、不可である。
【0030】また、最大高さの折返し部5−1は、補強
コード層8の幅wの中央Cに相当する高さ位置に終端5
−1uEを有する。そして、補強コード層8の幅wの中
央Cの高さは、タイヤ断面高さSHの50%以下とす
る。50%を超えると、サイドウォール部3の剛性が過
度に高まり、その結果、振動乗心地性が低下するので不
可である。
【0031】ここに、タイヤ断面高さとは、タイヤをそ
の適用リム10に組付けた状態で、タイヤの外径とリム
10の径との差の1/2を指す(JATMA YEAR
BOOK 1999による)。よって、補強コード層
8の幅wの中央Cの高さは、リム10の直径位置を示す
リム径ラインRLから測った高さである。
【0032】以上述べたタイヤは、その最大負荷能力
が、質量で500kg以上である、小型トラック用及びバ
ン型車両用タイヤに好適に適合する。何故なら、最大負
荷能力が、質量で500kg以上の使用条件の場合、タイ
ヤ1の荷重負荷転動時に、タイヤ1への繰り返しひずみ
が著しく大きくなり、折返し部5−1uの終端5−1u
Eに対する入力が増加し、トレッドゴムが完全摩耗する
前に、セパレーション故障が発生し易くなるからであ
る。なお、最大負荷能力は先に述べたJATMAYEA
R BOOK 1999による。
【0033】
【実施例】小型トラック(バン)用ラジアルプライタイ
ヤで、サイズが185R14 8PRであり、構成は図
1及び図2に従う。カーカス5は全て2プライであり、
タイヤ断面高さSH=148mmである。実施例1〜7
のタイヤ及び比較例1〜3のタイヤの折返し部高さと、
実施例1〜7のタイヤの補強コード層8の構成を表1に
示す。比較例1は、図3に示すタイヤ11で、カーカス
5Aが1プライあり、比較例2のタイヤは、図4に示す
タイヤ21で、カーカス5Bが2プライあり、比較例3
のタイヤは、図5に示すタイヤ31で、カーカス5Cが
2プライである。
【0034】表1にて、カーカスが2プライのタイヤの
折返し部高さは、(内側プライの折返し部高さ)/(外
側プライの折返し部高さ)としてあらわし、補強コード
層8に関し、コードの傾斜角度を「傾斜角度」、構成に
てコード螺旋巻回層を「螺旋」、切離し巻回層を「切離
し」及び配置位置を折返し部の内側配置は「内側」、外
側配置は「外側」として記載した。
【0035】
【表1】
【0036】実施例1〜7のタイヤと比較例1〜3のタ
イヤとを供試タイヤとし、これら各タイヤを適用リムの
うちの標準リム51/2 JJに装着し、これに最高空気圧
の4.50kgf/cm2 を充てんし、タイヤ1本当りの負荷
荷重650kgf とし、以下の4種類の実車テストを実施
した。テストに供した車両は国産の排気量が2000c
cのバンである。
【0037】(1)轍脱出ハンドル操舵角度測定テス
ト:テストコースに設けた深さ10mmの轍内を、速度
80km/hで走行し、轍から脱出するときのハンドル操舵
角度を測定する。轍内走行時を基準舵角の0°とする。
舵角が小さいほど良く、耐ワンダリング性に優れる。表
1に「轍脱出舵角」として測定結果を記載した。
【0038】(2)突起乗り越しテスト:テストコース
に設けた高さ30mm、幅50mmの突起を、速度30
km/hで乗越したとき、車両の車軸に加わる加速度を測定
し、測定結果は、比較例タイヤ1を100とする指数に
てあらわす。値は小なる程良い。表1に「乗越し加速
度」として測定結果を記載した。
【0039】(3)プライ折返し部終端のセパレーショ
ン(亀裂)長さ測定:表1に、折返し端亀裂長さとして
測定結果を記載した。 (4)補強コード層8端部のセパレーション(亀裂)長
さ測定:表1に、補強層端亀裂長さとして測定結果を記
載した。 上記(3)、(4)項に記載したテスト内容は、いずれ
も、3万km走行後に、各タイヤを解剖に付し、亀裂長さ
を測定する。値は小なる程良い。
【0040】表1に示す結果から、各実施例タイヤは、
比較例1、2のタイヤ対比、轍脱出舵角が大幅に減少
し、より容易に轍から脱出でき、耐ワンダリング性が著
しく向上していると共に、折返し部終端の亀裂長さは同
等以下に抑えられていて、折返し部終端の耐セパレーシ
ョン性が優れたレベルを保持していることが分かる。こ
れに対し、比較例3のタイヤは、比較例1、2のタイヤ
に対し、耐ワンダリング性の著しい向上がみられる反
面、折返し部終端の亀裂長さが長く、折返し部の耐セパ
レーション性が不十分であることが分かる。なお、各実
施例タイヤの突起乗越し時の加速度は、実用上問題ない
レベルに保持されている。
【0041】
【発明の効果】この発明の請求項1〜6に記載した発明
によれば、折返し部終端の耐セパレーション性に基づく
耐久性や他の性能を、従来タイヤ並みの優れたレベルに
保持した上で、比較的重荷重負荷での高速走行時に、轍
から容易に脱出することができ、耐ワンダリング性に優
れる空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による空気入りタイヤの右半断面図
である。
【図2】 この発明による別の空気入りタイヤの右半断
面図である。
【図3】 従来の空気入りタイヤの右半断面図である。
【図4】 従来の別の空気入りタイヤの右半断面図であ
る。
【図5】 従来のさらに他の空気入りタイヤの右半断面
図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ 2 ビード部 3 サイドウォール部 4 トレッド部 5 カーカス 5−1 内側プライ 5−1u 内側プライの折返し部 5−1uE 折返し部終端 5−2 外側プライ 5−2u 外側プライの折返し部 6 ベルト 7 ビードコア 8 補強コード層 10 リム 10F リムのフランジ E タイヤ赤道面 SH タイヤ断面高さ w 補強コード層の幅 C 補強コード層の幅中央 h 幅中央高さ RL リム径ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部及び一対のサイドウォー
    ル部と、トレッド部とを有し、これら各部をビード部内
    にそれぞれ埋設したビードコア相互間にわたり補強する
    1プライ以上のゴム被覆ラジアル配列コードプライより
    なるカーカスと、カーカスの外周でトレッド部を強化す
    るベルトとを備え、カーカスはビードコアの周りをタイ
    ヤ内方から外方へ巻上げる折返し部を有する空気入りタ
    イヤにおいて、 ビード部及びサイドウォール部のいずれか一方は、最大
    高さを有するカーカス折返し部終端を、そのタイヤ半径
    方向内方から外方にわたり覆い、タイヤ周方向に延びる
    補強コード層を有し、 該補強コード層は、1本以上の連続コードのゴム被覆螺
    旋巻回層及び多数本コードのゴム被覆切離し巻回層のい
    ずれか一方の層から成り、 補強コード層のコードは、タイヤの放射方向に対し、同
    じ向きで測って80〜100°の範囲内の傾斜角度を有
    することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 補強コード層は、タイヤ半径方向に10
    mm以上の幅を有する請求項1に記載したタイヤ。
  3. 【請求項3】 最大高さの折返し部は、補強コード層の
    幅中央に相当する位置に終端を有し、補強コード層の幅
    中央は、タイヤ断面高さの50%以下の高さを有する請
    求項1又は2に記載したタイヤ。
  4. 【請求項4】 カーカスは2プライを備え、内側プライ
    は、外側プライの折返し部に比しより高い折返し部を有
    し、補強コード層は、内側プライの折返し部の外側に位
    置して成る請求項1〜3のいずれか一項に記載したタイ
    ヤ。
  5. 【請求項5】 カーカスは2プライを備え、内側プライ
    は、外側プライの折返し部に比しより高い折返し部を有
    し、補強コード層は、内側プライの折返し部の内側に位
    置して成る請求項1〜3のいずれか一項に記載したタイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 小型トラック用及びバン型車両用タイヤ
    であり、タイヤの最大負荷能力が、質量で500kg以上
    である請求項1〜5のいずれか一項に記載したタイヤ。
JP11226485A 1999-08-10 1999-08-10 空気入りタイヤ Pending JP2001047821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11226485A JP2001047821A (ja) 1999-08-10 1999-08-10 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11226485A JP2001047821A (ja) 1999-08-10 1999-08-10 空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001047821A true JP2001047821A (ja) 2001-02-20

Family

ID=16845850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11226485A Pending JP2001047821A (ja) 1999-08-10 1999-08-10 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001047821A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051479A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ
WO2019116849A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 株式会社ブリヂストン 航空機用タイヤ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051479A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ
WO2019116849A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 株式会社ブリヂストン 航空機用タイヤ
JPWO2019116849A1 (ja) * 2017-12-13 2020-12-03 株式会社ブリヂストン 航空機用タイヤ
US11325420B2 (en) 2017-12-13 2022-05-10 Bridgestone Corporation Aircraft tire

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3270273B2 (ja) 低ビード質量を有するタイヤ
JP3335112B2 (ja) ランフラットタイヤ
JP2004352174A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP4919950B2 (ja) 自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ
JP3066332B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3410636B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2002127712A (ja) 空気入りタイヤ
JP4452135B2 (ja) 自動二輪車用空気入りタイヤ
EP0700797B1 (en) Pneumatic radial tyre
JP4471260B2 (ja) 二輪車用空気入りタイヤ
JP3527673B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3808595B2 (ja) 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JPH07186615A (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP2966749B2 (ja) 自動二輪車
JP2002316513A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2001047821A (ja) 空気入りタイヤ
JP2733428B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4070269B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH08164709A (ja) 乗用車用タイヤ
EP3895916B1 (en) Pneumatic tire
JP2916080B2 (ja) 自動二輪車用ラジアルタイヤ
JP3611915B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP4334679B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2002331807A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP5040232B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090402

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110