JP2001047461A - 樹脂製表示窓およびその製造方法 - Google Patents

樹脂製表示窓およびその製造方法

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JP2001047461A
JP2001047461A JP11223919A JP22391999A JP2001047461A JP 2001047461 A JP2001047461 A JP 2001047461A JP 11223919 A JP11223919 A JP 11223919A JP 22391999 A JP22391999 A JP 22391999A JP 2001047461 A JP2001047461 A JP 2001047461A
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Katsumi Kameda
田 克 巳 亀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波シールド性および表示開口の透明性を
向上させることができる樹脂製表示窓を提供する。 【解決手段】 金型内に、積層体25と外方フィルム9
が互いに独立した状態で配置される。積層体25は外方
へ向って順に配置された開口24を有する加飾材23
と、電磁波シールド繊維11とからなっている。金型が
型締めされ、金型内に射出樹脂12が射出される。この
とき、積層体25と外方フィルム9は、射出樹脂12の
一側に配置される。外方フィルム9は加飾材23の開口
24部分において、金型と射出樹脂12との間で断熱材
として機能し、射出樹脂12の冷却を抑える。加飾材2
3の開口24部分において、射出樹脂12は十分に電磁
波シールド繊維11内に回り込み、電磁波シールド繊維
11を射出樹脂12中に埋没させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示開口を有する
樹脂製表示窓およびその製造方法に係り、とりわけ表示
開口の透明性を高めることができ、印刷が施された樹脂
製表示窓およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より表示開口を有するとともに印刷
が施され、かつ電磁波シールド繊維等のメッシュ状物が
取付けられた樹脂製表示窓が開発されている。
【0003】このような樹脂製表示窓は、例えば内部を
目視する必要があり、かつ電磁波シールドが必要な電気
器具の表側ケースとして用いられている。樹脂製表示
窓は予め印刷が施された樹脂製成形品に、電磁波シール
ド繊維を接着剤で貼付けて製造されるか、あるいは電
磁波シールド繊維を有する樹脂製成形品をインサート成
形により成形しておき、成形品のうち電磁波シールド繊
維側に印刷を施して製造される。また電磁波シールド
繊維を有する樹脂製成形品をインサート成形により成形
しておき、成形品のうち電磁波シールド繊維と反対側に
印刷を施して樹脂製表示窓を製造することも考えられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらの製造
方法は工数が多く、かつ樹脂製成形品と電磁波シールド
との間の密着性が乏しいという問題がある。またの製
造方法は成形品の電磁波シールド繊維側に印刷を施すた
め、電磁波シールド繊維によって印刷インキののりが悪
くなるという問題がある。さらにの製造方法では、印
刷が施される電磁波シールド繊維の反対側は、観察者側
となるので、印刷の質感に欠け、かつ印刷部分の耐久性
に問題が生じる。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、印刷部分と軟質性メッシュ状物を有すると
ともに表示開口の透明性を向上させることができ、かつ
製造工程を簡略化することができる樹脂製表示窓および
その製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示開口とな
る開口が形成された加飾材と、この加飾材に接着された
軟質性メッシュ状物とを有する積層体を準備する工程
と、雄型と雌型とからなる金型内に積層体と、この積層
体の軟質性メッシュ状物側であってかつ積層体の外方に
位置する外方フィルムとを互いに独立した状態で配置す
る工程と、雄型と雌型とからなる金型を型締めし、金型
内に積層体側から射出樹脂を充てんして、射出樹脂と、
射出樹脂の一側に配置された積層体と、この積層体の外
方に位置する外方フィルムとからなる成形品を製造する
工程と、を備えたことを特徴とする表示開口を有する樹
脂製表示窓の製造方法、外方フィルムを射出樹脂および
積層体から剥離する工程を更に備えたことを特徴とする
樹脂製表示窓の製造方法、射出樹脂と、積層体と、外方
フィルムとからなる成形品は、本体部分と本体部分の周
縁に設けられた薄肉周縁部分とからなり、成形品を製造
した後、この薄肉周縁部分を本体部分から除去する工程
を更に備えたことを特徴とする樹脂製表示窓の製造方
法、射出樹脂と、射出樹脂の一側に配置された積層体と
を備え、積層体は表示開口となる開口が形成された加飾
材と、この加飾材の外方に位置するとともに加飾材に接
着された軟質性メッシュ状物とを有することを特徴とす
る表示開口を有する樹脂製表示窓、積層体の軟質性メッ
シュ状物の外方に外方フィルムが設けられていることを
特徴とする樹脂製表示窓、加飾材は絵付フィルムと、絵
付フィルムに設けられた絵付部とからなることを特徴と
する樹脂製表示窓、加飾材の開口に対応する軟質性メッ
シュ状物は、射出樹脂中に70〜100%埋没している
ことを特徴とする樹脂製表示窓である。
【0007】本発明によれば、金型内に外側に向って順
に、開口を有する加飾材と軟質性メッシュ状物とからな
る積層体と、外方フィルムを配置し、この金型内に射出
樹脂を射出するので、加飾材の開口部分において外方フ
ィルムによって射出樹脂の冷却を防止することができ
る。このため加飾材の開口部分において、射出樹脂の流
動性を高く保つことができ、射出樹脂を軟質性メッシュ
状物内に十分回り込ませることができる。これにより射
出樹脂中への軟質性メッシュ状物の埋没率を高めて、射
出樹脂表面の凹凸形状を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態につい
て説明する。
【0009】図1乃至図6は、本発明による樹脂製表示
窓およびその製造方法を示す図である。図1乃至図4に
示すように、樹脂製表示窓10は例えば内部を目視する
必要があり、かつ電磁波シールドが必要な電気器具の表
側ケースとして用いられるものであり、透明性を有する
表示開口21と、表示開口21の外周に位置する印刷部
分22とからなっている。
【0010】また樹脂製表示窓10は射出樹脂12と、
射出樹脂12の一側に配置された積層体25とを備え、
このうち積層体25は開口24が形成された加飾材23
と、加飾材23の外方に位置するとともに加飾材23に
接着された軟質性の電磁波シールド繊維(メッシュ状
物)11とを有している。また積層体25の外方には、
更に外方フィルム9が設けられている。
【0011】さらに開口24を有する加飾材23は、P
Cフィルムからなる絵付フィルム23aと、絵付フィル
ム23aに設けられた絵付部23bとからなり、このう
ち加飾材23の開口24は表示開口21に対応し、加飾
材23の開口24以外の部分は印刷部分22に対応して
いる。
【0012】また積層体25の電磁波シールド繊維11
は、インサート物として電磁波を遮へいするものであ
り、具体的には図5(a)(b)に示すように多数の線
状体(φ50μ)15からなるメッシュ状の多孔性繊維
からなっている。
【0013】また各線状体15は合成樹脂、例えばポリ
エステル、ナイロン、またはアクリル製の芯材15a
と、この芯材15aの外面を覆う金属層15bとからな
っており、金属層15bは銅またはニッケルを芯材15
aの外面に無電解メッキすることにより形成される。な
お、線状体15をガラス製芯材15aと、このガラス製
芯材15aの外面を覆う金属層15bとから構成しても
よく、また線状体15を金属芯材のみから構成しても良
い。
【0014】また、外方フィルム9は0.01〜0.3
mmの厚さを有し、PC、ABS、Ny、PET、P
S、PP、ポリイミド等の単体又は複合体からなってお
り、後述のように、成形後に射出樹脂12および電磁波
シールド繊維11から剥離してもよい。
【0015】また射出樹脂12としては汎用の熱可塑性
樹脂を用いることができるが、例えばPC、ABS、ア
クリル、PS、AS、PP、PET等を用いることがで
きる。
【0016】更に透明性をもった射出樹脂12を用い、
かつ電磁波シールド繊維11が所望の光透過率を有する
ことにより、表示開口21の透明性を高めることがで
き、かつ全体として電磁波シールド特性に優れた樹脂製
表示窓10を得ることができる。
【0017】次にこのような構成からなる樹脂製表示窓
10の製造方法について説明する。
【0018】まず図1に示すように、ゲート2aが設け
られた雌型2と、雄型3とからなる150×100×2
0mmの金型1を準備する。次に、予め雄型3の形状に
形成された外方フィルム9が雄型3側に配置される。次
に、雌型2と雄型3とを開とした状態で、開口24を有
する加飾材23とこの加飾材23に予め接着された電磁
波シールド繊維11とからなる積層体25が、巻出ロー
ル5から巻出されて、雌型2と雄型3との間のキャビテ
ィ7内に配置される。
【0019】このとき、金型1のキャビティ7内に配置
された積層体25は、巻出ロール5と巻取ロール6との
間で張力をかけない状態または雄型3と雌型2との型締
めのときに積層体25が切れない程度や型締めの動作に
支障のない程度に張力がかけられた状態で保持されてい
る。
【0020】次に雄型3に対してストリッパ8が接近
し、雄型3とストリッパ8との間で外方フィルム9と積
層体25が挟持される。
【0021】このとき、外方フィルム9と積層体25は
互いに独立した状態で雄型とストリッパ8との間で挟持
される。またキャビティ7内に配置された積層体25は
軟質性となっており、かつ張力がかけられていないか適
当な力の張力がかけられているので、キャビティ7内に
おいて積層体25は雄型3の表面形状に追従して変形す
る。このようにして、雄型3の表面上の所定位置に、外
方フィルム9と所望の形状に変形した積層体25を配置
することができる。
【0022】次に雄型3に対して雌型2が接近し、雄型
3と雌型2との型締めが行なわれる。このとき、外方フ
ィルム9は積層体25の外方に配置されることになる。
次に雌型2のゲート2aから射出樹脂12がキャビティ
7内に射出される。
【0023】この場合、図4に示すように、射出樹脂1
2は積層体25のうち加飾材23の開口24から電磁波
シールド繊維11側へ流れる。電磁波シールド繊維11
は多孔性を有するため、その表面に適度な凹凸を有して
いる。このため電磁波シールド繊維11の凹凸部分に射
出樹脂12が入り込むことによって、電磁波シールド繊
維11と射出樹脂12との密着性を向上させることがで
きる。
【0024】このようにして金型1のキャビティ7内で
樹脂製表示窓10が得られる。その後、積層体25およ
び外方フィルム9が樹脂製表示窓10の形状分だけ図示
しないカッターで破断され、積層体25の破断かすはさ
らに巻取ロール6によって巻取られ、外方フィルム9の
破断かすは廃棄される。
【0025】その後樹脂製表示窓10から外方フィルム
9のみを剥離してもよい。
【0026】このように本実施の形態によれば、電磁波
シールド特性と表示開口における高い透明性を有する樹
脂製表示窓10を容易かつ簡単に製造することができ
る。
【0027】次に本発明による樹脂製表示窓10の表示
開口21の透明性について述べる。本発明による樹脂製
表示窓10においては、射出樹脂12の一側に、外方に
向って加飾材23、電磁波シールド繊維11および外方
フィルム9が順次配置されている。このように外方フィ
ルム9を雄型3側に配置することにより、加飾材23の
開口24部分で外方フィルム9が雄型3と射出樹脂12
との間の断熱材として機能し射出樹脂12の冷却を防止
する。このため雄型3近傍の射出樹脂12が冷却されず
に高流動性を保つ。このことにより射出樹脂12が電磁
波シールド繊維11の隙間に十分回り込むことができ、
加飾材23の開口24部分で電磁波シールド繊維11は
射出樹脂12中に70〜100%埋没することになる
(図6(a))。
【0028】従って、電磁波シールド繊維11が射出樹
脂12の表面に表われて射出樹脂12の表面が凹凸状に
なることはない。このため射出樹脂12の表面における
光の散乱を防ぐことができ、射出樹脂の透明性を保つこ
と、すなわちヘイズ値を低く抑えることができる。
【0029】一方、外方フィルム9を設けない場合、射
出樹脂12が雄型3により急速に冷却され、射出樹脂1
2が電磁波シールド繊維11の隙間に回り込むことがで
きず、電磁波シールド繊維11の射出樹脂12中への埋
没率は50〜80%となる(図6(b))。
【0030】次に外方フィルム9の硬軟の影響について
説明する。外方フィルム9を設けるとともに、外方フィ
ルム9を剥離しない場合は、電磁波シールド繊維11が
射出樹脂12と外方フィルム9との間に完全に挟まれる
ため、外方フィルム9の表面が凹凸状になることはな
い。このため、外方フィルム9の表面における光の散乱
が防止され、ヘイズ値を低く抑えることができる。
【0031】外方フィルム9を剥離する場合は、外方フ
ィルム9が軟質であったり、剛性に欠けると、射出樹脂
12からの圧力により電磁波シールド繊維11が外方フ
ィルム9にめり込んでしまうことがある(図6
(c))。この場合、外方フィルム9を剥離すると射出
樹脂12の表面に電磁波シールド繊維11が表われ(図
6(d))、射出樹脂12の表面が凹凸状になり、透明
性が低下し、すなわちヘイズ値が上昇する。従って外方
フィルム9は硬質フィルムであることが好ましい。
【0032】なお、上記実施の形態において、樹脂製表
示窓10のメッシュ状物として電磁波シールド繊維11
を用いた例について説明したが、これに限らず電磁波シ
ールド繊維11の代わりに合成樹脂製不織布を用いても
よく、また多数の孔を有する合成樹脂製フィルムを用い
てもよい。
【0033】また樹脂製表示窓10を作製した後で積層
体25および外方フィルム9を破断した例を説明した
が、ストリッパ8にカッターを設け、ストリッパ8を雄
型3へ押付ける時に予め積層体25および外方フィルム
9を破断しておいてもよい。
【0034】第2の実施の形態 次に図7乃至図9により本発明の第2の実施の形態につ
いて説明する。
【0035】第2の実施の形態は図7に示すように、樹
脂製表示窓10が本体部分10aと、本体部分10a周
縁に設けられた薄肉周縁部分10bとからなり、樹脂製
表示窓10を製造した後、薄肉周縁部分10bを切断部
20を介して本体部分10aから切断したものである。
【0036】第2の実施の形態において、第1の実施の
形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0037】金型1内に射出される射出樹脂12は、ラ
ンナ18からゲート2aを経て金型1内に入る。このと
き金型1内において射出樹脂12は矢印L方向へ流れ、
積層体25の端部に積層体25のシワ25aを形成する
ことも考えられる(図8)。この場合、シワ25aは主
として薄肉周縁部分10bに形成されるので、薄肉周縁
部分10bを本体部分10aから除去することにより、
シワ25aのない積層体25を有する樹脂製表示窓10
を得ることができる(図9)。
【0038】
【実施例】次に本発明の具体的実施例について説明す
る。本実施例は第1の実施の形態に対応するものであ
り、射出樹脂12および外方フィルム9を各種変化さ
せ、その場合の樹脂製表示窓10の表示開口21におけ
る全光線透過度とヘイズ値を求めた。
【0039】なお、積層体25としては、前述の材料の
ものを用いた。
【0040】その結果を下表に示す。
【0041】
【表1】 上記表から明らかなように、フィルムとして比較的硬質
のPCを用いた場合、外方フィルム剥離前後において、
ヘイズ値が低くなり成形品の透明性を高めることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、積層体の
うち加飾材の開口部分において射出樹脂中への軟質性メ
ッシュ状物の埋没率を高めて射出樹脂表面の凹凸形状を
抑えることができる。これにより射出樹脂表面の光の散
乱を防止して、表示開口の透明性を向上させることがで
きる。また加飾材と、加飾材に接着された軟質性メッシ
ュ状物とからなる積層体を予め作製しておき、この積層
体を金型内に配置した後で射出樹脂を射出するので、加
飾材と射出樹脂と軟質性メッシュ状物の相互の密着性を
高め、製造工程の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による樹脂製表示窓およびその製造方法
の第1の実施の形態を示す作用図。
【図2】樹脂製表示窓を示す斜視図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】樹脂製表示窓の断面図。
【図5】電磁波シールド繊維を示す図。
【図6】樹脂製表示窓の透明性を説明するための図。
【図7】本発明による樹脂製表示窓およびその製造方法
の第2の実施の形態を示す作用図。
【図8】樹脂製表示窓におけるシワの発生を示す側断面
図。
【図9】樹脂製表示窓を示す斜視図。
【符号の説明】
1 金型 2 雌型 3 雄型 7 キャビティ 8 ストリッパ 9 外方フィルム 10 樹脂製表示窓 10a 本体部分 10b 薄肉周縁部分 11 電磁波シールド繊維 12 射出樹脂 21 表示開口 22 印刷部分 23 加飾材 24 開口 25 積層体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示開口となる開口が形成された加飾材
    と、この加飾材に接着された軟質性メッシュ状物とを有
    する積層体を準備する工程と、 雄型と雌型とからなる金型内に積層体と、この積層体の
    軟質性メッシュ状物側であってかつ積層体の外方に位置
    する外方フィルムとを互いに独立した状態で配置する工
    程と、 雄型と雌型とからなる金型を型締めし、金型内に積層体
    側から射出樹脂を充てんして、射出樹脂と、射出樹脂の
    一側に配置された積層体と、この積層体の外方に位置す
    る外方フィルムとからなる成形品を製造する工程と、を
    備えたことを特徴とする表示開口を有する樹脂製表示窓
    の製造方法。
  2. 【請求項2】外方フィルムを射出樹脂および積層体から
    剥離する工程を更に備えたことを特徴とする請求項1記
    載の樹脂製表示窓の製造方法。
  3. 【請求項3】射出樹脂と、積層体と、外方フィルムとか
    らなる成形品は、本体部分と本体部分の周縁に設けられ
    た薄肉周縁部分とからなり、 成形品を製造した後、この薄肉周縁部分を本体部分から
    除去する工程を更に備えたことを特徴とする請求項1記
    載の樹脂製表示窓の製造方法。
  4. 【請求項4】射出樹脂と、 射出樹脂の一側に配置された積層体とを備え、 積層体は表示開口となる開口が形成された加飾材と、こ
    の加飾材の外方に位置するとともに加飾材に接着された
    軟質性メッシュ状物とを有することを特徴とする表示開
    口を有する樹脂製表示窓。
  5. 【請求項5】積層体の軟質性メッシュ状物の外方に外方
    フィルムが設けられていることを特徴とする請求項4記
    載の樹脂製表示窓。
  6. 【請求項6】加飾材は絵付フィルムと、絵付フィルムに
    設けられた絵付部とからなることを特徴とする請求項4
    記載の樹脂製表示窓。
  7. 【請求項7】加飾材の開口に対応する軟質性メッシュ状
    物は、射出樹脂中に70〜100%埋没していることを
    特徴とする請求項4記載の樹脂製表示窓。
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