JP2001046062A - マイクロアレイ作製装置 - Google Patents

マイクロアレイ作製装置

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JP2001046062A JP11225060A JP22506099A JP2001046062A JP 2001046062 A JP2001046062 A JP 2001046062A JP 11225060 A JP11225060 A JP 11225060A JP 22506099 A JP22506099 A JP 22506099A JP 2001046062 A JP2001046062 A JP 2001046062A
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東治 中澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 効率良く安定してマイクロアレイを作製でき
るマイクロアレイ作製装置の提供。 【解決手段】 複数枚の基板を配列し得る基板載置部
と、生体試料を含む溶液を貯えるタイタープレートと、
タイタープレートから溶液を取り入れて溜めるための液
溜め部材52と、液溜め部材に対して出没して液溜め部
材に溜められた溶液を所定量ずつ基板上に付着させるニ
ードル51とを備え、液溜め部材およびニードルを基板
に対して近接・離間する方向で移動させてスポットを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DNA断片等の生
体試料を基板上に多数配列させて生体試料のマイクロア
レイを作製するためのマイクロアレイ作製装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、多彩な生物の全遺伝子を効率的に
解析するための技術開発が進んでいる。DNAマイクロ
アレイは、所定の塩基配列のDNA断片を含むスポット
をスライドガラスやシリコンなどの基板上に多数配列さ
せたものであり、このような解析に欠かせない。また、
DNAマイクロアレイを用いて遺伝子の変位を検出する
ことにより、遺伝子が関係する無数の病気について、個
々の患者に適合する医療を施すことも可能となる。
【0003】特表平10−503841号公報には、こ
のようなマイクロアレイを作製するための装置が開示さ
れている。この装置では一対の互いに距離を開けて設け
られた細長い部材の間に形成された開放毛管流路に試薬
溶液を保持するとともに、この細長い部材の先端を基板
の所定位置に軽く打ち付けてDNA断片等を含む試薬溶
液を基板に付着させることにより、各スポットを形成し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置では
一度に開放毛管流路に保持できる試薬溶液の量が比較的
少ない。このため、多数のマイクロアレイを同時に作製
する場合には、試薬溶液を頻繁に開放毛管流路に補充し
なければならず、マイクロアレイの製造に時間がかか
る。
【0005】また、保持される試薬溶液の量が少ないと
試薬溶液が乾燥し易くなり、したがってその粘度が変動
し易くなるため、安定して多数のスポットを形成するこ
とが困難になるという問題もある。
【0006】本発明の目的は、効率良く安定してマイク
ロアレイを作製できるマイクロアレイ作製装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数枚の基板を配列し得る作業台(11)と、生体
試料を含む溶液を貯える溶液貯留部(12)と、溶液貯
留部(12)から溶液を取り入れて保持し、基板上に溶
液のスポットを形成するための保持手段(51,52)
と、保持手段(51,52)を支持して基板に対して近
接・離間する方向で移動させ、保持手段(51,52)
をしてスポットを形成せしめる移動手段(29,32
…)と、移動手段(29,32…)を支持して作業台
(11)および溶液貯留部(12)を含む領域において
搬送して二次元座標を与える搬送手段(2Y,2X)
と、を備えたマイクロアレイ作製装置であって、保持手
段(51,52)は、溶液が溜められる液溜め部(5
2)と、液溜め部(52)に対して出没して液溜め部
(52)に溜められた溶液を所定量ずつ基板上に付着さ
せるニードル(51)とからなることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、液溜め部(52)に溜
められた溶液をニードル(51)を用いて基板上に付着
させるようにしたので、液溜め部(52)に多量の溶液
を溜めておくことができる。したがって、多数の基板に
対して連続してスポットを形成するような場合であって
も、溶液の補充を頻繁に行う必要がなくなり、マイクロ
アレイの製造時間を短縮することができる。また、液溜
め部(52)に多量の溶液を溜めることができるので、
溶液の乾燥が抑制され、溶液の粘度の変動が抑えられ、
長時間にわたりスポットを安定して形成することができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のマイクロアレイ作製装置において、液溜め部(52)
はテーパー状の内部空間を有することを特徴とする。
【0010】このように、液溜め部(52)の内部空間
をテーパー状に形成したことにより、溶液を確実に保持
することができるとともに、液溜め部(52)からニー
ドル(51)が突出する際にニードル(51)に移る溶
液の量を適切に制御することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のマイクロアレイ作製装置において、ニードル
(51)の基板側先端に平坦面(51b)が設けられて
いることを特徴とする。
【0012】この場合には、ニードル(51)の先端を
基板に接触させたときのニードル(51)の先端部分の
変形が抑制されるので、スポットを安定して形成するこ
とができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のマイクロアレイ作製装置におい
て、ニードル(151)には溶液を保持するためのスリ
ット(151c)が形成されていることを特徴とする。
【0014】この場合には、スリット(151c)の内
部に溶液を保持することができるので、ニードル(15
1)により保持できる溶液の分量を増加させることがで
きる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のマイクロアレイ作製装置におい
て、液溜め部(52)の内部空間に洗浄液を流し込むこ
とにより液溜め部(52)の内部空間を洗浄する洗浄手
段(60)を備えることを特徴とする。
【0016】この場合には、液溜め部(52)の内部空
間に洗浄液を流し込むようにしたので、液溜め部(5
2)の内部を充分に洗浄することができる。
【0017】なお、本発明の理解を容易にするために添
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 以下、図1〜図8を参照して、本発明によるマイクロア
レイ作製装置の第1の実施形態について説明する。
【0019】図1は本実施形態のマイクロアレイ作製装
置を示す平面図、図2は図1におけるII−II線方向から
見たこの装置の正面図、図3は図1におけるIII−III線
方向から見たこの装置の断面図である。
【0020】図1〜図3に示すように、第1の実施の形
態はマイクロアレイが形成される多数(図1では192
枚)の基板が載置される基体1と、基体1に取り付けら
れ、一対のアレイングヘッド3A,3Bと、これらのア
レイングヘッドを同時にY軸方向(図1の上下方向)に
駆動するための一対のリニア駆動機構2Yと、アレイン
グヘッド3A,3BをそれぞれX軸方向(図1の左右方
向)に駆動するためのリニア駆動機構2Xとを備える。
なお、以下、アレイングヘッド3A,3Bをとくに区別
しない場合には、「アレイングヘッド3」と表記する。
アレイングヘッド3の詳細については後述する。
【0021】基体1の上面は、図1の左右方向に並んで
配置される2つの区画10A,10Bに分離されてお
り、各区画10A,10Bにはそれぞれ同一の要素が配
置される。区画10A,10Bは、それぞれXY平面内
におけるアレイングヘッド3A,3Bの移動範囲に対応
している。
【0022】図1に示すように、各区画10A,10B
には、多数の基板がマトリクス状に載置される作業台と
しての基板載置部11と、例えばDNA断片を含む溶液
等が貯えられる多数の凹部が配列して形成された溶液貯
留部としてのタイタープレート12と、アレイングヘッ
ド3が具備する液溜め部材(後述)を超音波を付与した
水により外側から洗浄するための超音波洗浄機13と、
該液溜め部材をすすぎ洗浄するためのすすぎ洗浄部14
と、洗浄した液溜め部材を乾燥させるための乾燥部15
と、試験的にマイクロアレイを作製するための2枚の基
板またはダミー基板が載置されるテスト台16と、がそ
れぞれ設けられる。
【0023】基板載置部11には各基板に対応して吸引
孔11a(図1)が開口されるとともに、不図示の真空
装置の管路がこの吸引孔11aに接続されている。真空
装置を作動させることにより、吸引孔11aから空気を
吸引して基板を基板載置部11に固定することができ
る。
【0024】上記した一対のリニア駆動機構2Yは各
々、Y軸方向に延設された長手固定フレーム20と、こ
の固定フレーム20にY軸方向に伸長して装着されたレ
ール21a及び該レール21aに対して移動自在に組ま
れたスライダ21bからなるリニアガイドと、このリニ
アガイドによって案内されるテーブル22と、該テーブ
ル22を駆動するリニアモータとを備える。該リニアモ
ータは、Y軸方向に延在する二次側としてのマグネット
23aと、テーブル22の裏側に該マグネット23aに
対向して取り付けられた一次側としてのコイル23bと
からなる。
【0025】また、リニア駆動機構2Xは、上記両リニ
ア駆動機構2Yにより駆動される一対のテーブル22の
間にX軸方向に架設された長手可動フレーム24と、こ
の可動フレーム24にX軸方向に伸長して装着されたレ
ール25a及び該レール25aに対して移動自在に組ま
れたスライダ25bからなるリニアガイドと、このリニ
アガイドによって案内されるテーブル26と、該テーブ
ル26を駆動するリニアモータとを備える。該リニアモ
ータは、X軸方向に延在する二次側としてのマグネット
27aと、テーブル26の裏側に該マグネット27aに
対向して取り付けられた一次側としてのコイル27bと
からなる。
【0026】上記テーブル26には電動アクチュエータ
29が取り付けられている。この電動アクチュエータ2
9は詳しくは、断面がコ字状のレール29aと、該レー
ル29a内に往復動自在に組まれたスライダ29bとを
備える。そして、このスライダ29bにはナット(図示
せず)が設けられ、このナットに螺合するねじ軸29c
が設けられ、該ねじ軸29cを回転駆動するモータ29
dを有する。
【0027】上述したアレイングヘッド3は、この電動
アクチュエータ29のスライダ29bに取り付けられて
いる。電動アクチュエータ29の作動方向は上記X軸方
向及びY軸方向に対して直角な上下方向(Z軸方向)で
ある。すなわち、電動アクチュエータ29は、アレイン
グヘッド3が具備ずる後述の保持手段を基板載置部11
上の基板に対して近接・離間する方向で移動させる移動
手段の一部として作用する。
【0028】また、上記リニア駆動機構2Y及びリニア
駆動機構2Xは、この電動アクチュエータ29(従って
アレイングヘッド3)を支持して上記基板載置部11お
よびタイタープレート12を含む領域において搬送して
二次元座標を与える搬送手段として作用する。
【0029】図4はアレイングヘッド3の構成を示す断
面図である。図示のように、アレイングヘッド3は上記
テーブル26(図4では不図示)に取り付けられて搬送
される支持部31と、この支持部31に取り付けられた
サーボモータ32aを含む駆動手段32と、レール及び
スライダからなるリニアガイド36を介して支持部31
に対して図4の上下方向(Z軸方向)、つまり上記基板
載置部11上の基板に対して近接・離間する方向におい
て移動自在に取り付けられた第1の可動部材33と、レ
ール及びスライダからなるリニアガイド37を介してこ
の第1の可動部材部33に対して上下方向において移動
自在に取り付けられた第2の可動部34とを備える。ま
た、第1の可動部材33と第2の可動部材34との間に
は圧縮ばね55,56が介装されている。
【0030】上記のように、支持部31はテーブル26
に取り付けられており、図1乃至図3に示すモータ29
dを作動させることにより支持部31を上下方向に移動
することができる。これにより、基板の厚み等に合せて
アレイングヘッド3全体の上下方向(Z軸方向)の位置
を調整することができる。
【0031】第2の可動部材34は、上記駆動手段32
により駆動される。この駆動手段32は、次に示す構成
と上記サーボモータ32aとからなる。
【0032】すなわち、図4に示すように、上下方向に
伸長し、その両端部にて軸受32b,32cを介して支
持部31に対して回転自在に取り付けられたねじ軸32
dと、該ねじ軸32dとサーボモータ32aの出力軸3
2eとを連結するカプラ32fと、第2の可動部材34
の上端部に連結アーム39aを介して装着されて該ねじ
軸32dと螺合するナット39bとからなる。なお、ね
じ軸32dとナット39bとの間には多数のボール(図
示せず)が介装され、ナット39bには該ボールが循環
する無限循環路が形成され、各ボールはねじ軸32bと
ナット39bの相対回転に伴って循環するようになされ
ている。
【0033】第2の可動部材34の下端部には、基板載
置部11に載置された基板に対し先端が接触可能とされ
たニードル51が取り付けられている。ニードル51
は、第2の可動部材34に対して上下方向に取り付けら
れている。具体的には、図6に示すように、ニードル5
1を第2の可動部材34に装着するための取付具50が
中空とされており、ニードル51の上端部がこの内部空
間に挿通されている。そして、この内部空間には、ニー
ドル51の上端を受けるようにコイルスプリング49が
設けられている。ニードル51は第2の可動部材34と
共に降下してその先端が基板に当接するのであるが、コ
イルスプリング49はこの当接時に圧縮され、緩衝作用
をなす。また、第2の可動部材34はニードル51が基
板に当接した後も降下を続けるが、該コイルスプリング
49はその降下分だけ縮まる。これにより、ニードル5
1に対して所定の当接力が付与される。
【0034】第1の可動部材33の下端部には、基板に
供給すべき溶液53が溜められる液溜め部としての液溜
め部材52が取り付けられている。図4および図6に示
すように、液溜め部材52は先細りのテーパー管形状に
形成され、そのテーパー状の内部空間には溶液53とと
もにニードル51が収納される。また、液溜め部材52
の下端に形成された開口52aからニードル51の先端
部51aが出没可能とされている。
【0035】ニードル51は、液溜め部材52から突出
するときに、該液溜め部材52内の溶液53を所定量ず
つ搬出して、基板載置部11上の基板上に付着させる。
【0036】これら液溜め部材52及びニードル51を
保持手段と総称する。該保持手段は、溶液貯留部として
のタイタープレート12から溶液を取り入れて保持す
る。この保持手段は、基板載置部11上の基板上に溶液
53のスポットを形成するためのものである。
【0037】なお、上述したアレイングヘッド3を構成
する各部材のうち、該保持手段(液溜め部材52及びニ
ードル51)を除く各構成部材と、前述した電動アクチ
ュエータ29とを、移動手段と総称する。この移動手段
は、上記保持手段を支持して基板載置部11上の基板に
対して近接・離間する方向で移動させ、該保持手段をし
て上記スポットを形成せしめる作用をなす。
【0038】図4に示すように、上記支持部31の下端
部にはダンパー41aを含む第1の規制部材41が設け
られており、第1の可動部材33の下端がこの第1の規
制部材41に当接可能とされている。この第1の規制部
材41は、第1の可動部材333の支持部31に対する
下方向(矢印Z方向とは反対方向)への移動を所定位置
で規制する。
【0039】また、第1の可動部材33の上端部には第
2の規制部材42が設けられており、第2の可動部材3
4の上端部近傍に突設された当接ピン34aがこの第2
の規制部材42に当接可能となっている。この第2の規
制部材42は、第2の可動部材34の第1の可動部材3
3に対する上方向(矢印Z方向)への移動を所定位置で
規制する。なお、当接ピン34aは、ダンパー34bを
含む。
【0040】図4〜図7に示すように、ニードル51の
先端部51aは先細り形状に形成されている。また、図
6に示すように、この先端部51aには円形状の平坦面
51bが設けられている。
【0041】上記サーボモータ32aを作動させると、
ねじ軸32dが回転し、ナット39bが上下位置の間を
往復し、これにより第2の可動部材34が上方位置と下
方位置との間で往復駆動される。図4は、第2の可動部
材34がこれら上方位置と下方位置との間にある状態を
示している。
【0042】第2の可動部材34が上方位置にあると
き、第2の可動部材34に設けられた当接ピン34a
は、第1の可動部材33に設けられた第2の規制部材4
2に当接し、第1の可動部材33の下端面は支持部31
に設けられた第1の規制部材41から離間している。こ
のとき、第1の可動部材33と第2の可動部材34との
相対的な位置関係は図4と同様であり、かつ、図4に示
されるよりも両可動部材33,34が上方に移動した状
態となる。
【0043】一方、第2の可動部材34が下方位置にあ
るとき、第1の可動部材33の下端面は支持部31に設
けられた第1の規制部材41に当接する。また、第2の
可動部材34に設けられた当接ピン34aは、第1の可
動部材33に設けられた第2の規制部材42から離間し
ており、圧縮ばね55,56は圧縮される。
【0044】第2の可動部材34が上方位置から下方位
置に向けて駆動されるとき、第1の可動部材33の下端
面が第1の規制部材41に当接するまでの間、第2の可
動部材34は当接ピン34aを介して第2の規制部材4
2に当接したまま第1の可動部材33とともに降下す
る。第1の可動部材33の下端面が第1の規制部材42
に当接すると、第1の可動部材33はその位置に留ま
る。その後、第2の可動部材34のみが降下して下方位
置に到達する。
【0045】第2の可動部材34が下方位置から上方位
置に向けて駆動されるとき、第2の可動部材34に設け
られた当接ピン34aが第2の規制部材42に当接する
までの間、第2の可動部材34のみが上昇し、第1の可
動部材33は第1の規制部材41に当接した状態で留ま
っている。当接ピン34aが第2の規制部材42に当接
すると、その後、第2の可動部材34は第1の可動部材
33とともに上昇し、第1の可動部材33の下端面は第
1の規制部材41から離れる。
【0046】図6(a)〜図6(d)は、液溜め部材5
2に対してニードル51が上下方向に移動する場合の溶
液の様子を示す断面図である。
【0047】第2の可動部材34が上方位置にあると
き、図6(a)に示すようにニードル51は液溜め部材
52の内部に完全に収納されている。第2の可動部材3
4が上方位置から下方位置に向けて駆動されると、第1
の可動部材33の下端が第1の規制部材41に当接する
までの間、ニードル51および液溜め部材52は図6
(a)の位置関係を維持しつつ降下する。第1の可動部
材33の下端が第1の規制部材41に当接すると、第1
の可動部材33に取り付けられた液溜め部材52がその
位置で停止し、図6(b)および図6(c)に順に示す
ようにニードル51のみが降下を続ける。図6(c)に
示すように、液溜め部材52の開口52aからニードル
51の先端部51aが突出するとき、ニードル51の表
面に溶液が付着する。そして、図6(d)に示すよう
に、ニードル51の先端を基板70に接触させることに
より、その付着している溶液が微細な液滴として基板7
0に移り、付着してスポットが形成される。
【0048】上記から明らかなように、第1の実施形態
では、第1の可動部材33は、駆動手段32により駆動
される第2の可動部材34と連動して駆動される。すな
わち、第2の可動部材34及び第1の可動部材33(つ
まり、ニードル51及び液溜め部材52)の同時昇降動
作、並びに第1の可動部材33(つまり、液溜め部材5
2)が停止した後の第2の可動部材34(つまり、ニー
ドル51)のみの昇降動作の2つの動作を、サーボモー
タ32aを含む単一の駆動手段32のみにより行ってい
る。これにより、これらの2つの動作を個別の駆動手段
によって行う場合に比して、装置全体としての駆動源が
少なく抑えられると共に、これに関連する部品点数も削
減され、コストの低減が達成されている。また、このよ
うに駆動手段が単一であることから、該駆動手段を含む
アレイングヘッド3が軽量となり、構造も簡素化され、
重量が軽くなっている。従って、リニア駆動機構2X,
2Yによってアレイングヘッド3を高速駆動することが
可能なり、マイクロアレイの製造時間が短縮される。
【0049】図7に示したように、本実施形態では、ニ
ードル51の先端には円形状の平坦面51bが形成され
ている。このため、繰り返しスポットを形成してもニー
ドル51の先端の変形が極めて小さく抑えられる。した
がって、ニードル51を頻繁に交換することなく多数の
スポットを連続して安定に形成することができる。
【0050】なお、ニードル51の先端は必ずしも平面
状に形成しなくてもよく、滑らかな曲面としてもよい。
要は、ニードル51先端の変形が抑制されるような形状
であればよい。また、平坦面51bは、ニードルの軸線
上から見たときの形状が円でなくてもよく、例えば矩形
とすることもできる。但し、微細なスポットを細かなピ
ッチで配列したい場合には、スポットの径が安定するこ
とから、円に近い形状を採用することが好ましい。
【0051】次に、図8を参照して液溜め部材52に溶
液を充填する方法について説明する。
【0052】最初に、図8(a)に示すように液溜め部
材52をタイタープレート12内の所定の凹部71に差
込み、液溜め部材52の先端を溶液53に浸す。このと
き、ニードル51の先端は液溜め部材52の開口52a
から突出しないぎりぎりの位置に位置付けられる。この
ように液溜め部材52の先端を溶液53に浸すことによ
り、凹部71内の溶液が毛管作用によって液溜め部材5
2の内部に引き込まれ、ある程度充填される。次に、液
溜め部材52を固定したままニードル51を上昇させる
と、ニードル51の先端に対する溶液の付着力に基づ
き、ニードル51の上昇に合せて溶液53の液面が引き
上げられ、液溜め部材52内に多量の溶液が充填され
る。この状態から液溜め部材52およびニードル51を
引き上げると、液溜め部材52に充填された溶液53は
そのまま保持される。
【0053】このように、本実施形態では液溜め部材5
2の内部に溶液53を充填するようにしているので、液
溜め部材52に比較的多量の溶液53を溜めておくこと
ができる。このため、多数の基板に対して連続してスポ
ットを形成するような場合であっても、溶液53を頻繁
に補充する必要がなくなり、マイクロアレイの製造時間
が短縮される。また、液溜め部材52に多量の溶液53
を保持することができるため、溶液53の乾燥を抑制す
ることができ、溶液53の粘度の変動が抑えられる。こ
のため、長時間にわたりスポットを安定して形成可能で
あり、マイクロアレイの歩留まりを向上できるという利
点もある。特に溶液を高速にて搬送する場合には通常溶
液が乾燥しやすくなるが、本実施形態では溶液53を高
速で搬送した場合であっても溶液53の状態、粘度等を
長時間にわたり安定させておくことができる。
【0054】また、本実施形態では、液溜め部材52の
内部空間がテーパー状に形成されている。よって、溶液
53を確実に保持することができるとともに、液溜め部
材52からニードル51が突出する際にニードル51に
移る溶液の量を適切に制御することができる。
【0055】図9は、液溜め部材52の内部空間を洗浄
するための洗浄手段を示している。この洗浄手段60
は、洗浄液としての超純水を蓄えるための純水槽61
と、超純水を純水槽61から送水するポンプ62と、超
純水の送水流量を調節するための電磁バルブ63と、圧
搾空気を作り出すための空圧源65と、空圧源65によ
る空気圧の脈動を低減するためのタンク66と、タンク
66から送られてくる空気流量を調節するための電磁バ
ルブ67と、電磁バルブ63を介して送られてくる超純
水および電磁バルブ67を介して送られてくる空気を送
るためのフレキシブルパイプ68と、液溜め部材52に
取り付けられたプラグ69とを備える。図9に示すよう
に、プラグ69にはフレキシブルパイプ68が接続され
る。
【0056】図9の洗浄手段を用いることにより、プラ
グ69を介して液溜め部材52の内部空間に超純水を流
し込むことができるため、超音波洗浄機13では洗浄が
困難な液溜め部材52の内部を十分に洗浄することが可
能となる。液溜め部材52の内部に残った水は、圧搾空
気により排出される。
【0057】このように、液溜め部材52内を洗浄する
ようにしたので、前工程で液溜め部52が保持した溶液
が次の工程まで液溜め部材52内に残留することがな
い。また、液溜め部材52の外側については超音波洗浄
機13及びすすぎ洗浄機14により充分に洗浄され、前
工程で使用した溶液が次工程まで付着することはない。
よって、異なる種類の溶液同士の混合が防止される。
【0058】なお、この洗浄手段60により液溜め部材
52を洗浄する際には、液溜め部材52をすすぎ洗浄部
14に位置付ける。
【0059】次に、マイクロアレイを作製する手順に即
して、本実施形態のマイクロアレイ作製装置の動作につ
いて説明する。なお、以下の工程では、リニア駆動機構
2X、リニア駆動機構2Yおよび電動アクチュエータ2
9を適宜動作させることにより、アレイングヘッド3を
所定の位置に順次位置付ける。このような制御は不図示
の制御装置により実行される。
【0060】マイクロアレイを作製する際には、まず、
アレイングヘッド3を基板載置部11から退避させた状
態で、区画10A,10Bの基板載置部11上に複数
(例えば96枚)の基板を配列し、前述の真空装置を作
動させて基板を吸引固定する。タイタープレート12の
各凹部には、例えば、互いに異なるDNA断片を含む複
数の溶液等が入れられる。テスト台16には試験的にマ
イクロアレイを形成するための基板、あるいはダミーの
基板を固定する。なお、テスト台16には基板載置部1
1と同様、基板を吸引するための吸引孔(不図示)が形
成されており、テスト台16の基板は基板載置部11と
同様に真空装置によって吸引固定される。
【0061】次に、テスト台16の基板に対して試験的
に溶液のスポットを形成することにより、装置の調整や
溶液粘度の調整等を行う。試験的なスポットの形成工程
には、図8に示した溶液充填のための工程と、図6に示
したスポット形成のための工程とが含まれる。また、必
要に応じて、後述する液溜め部材52の洗浄および乾燥
工程が含まれる。
【0062】上記のように各溶液の粘度を調整すること
により、各溶液のスポット径を最適化することができ
る。
【0063】上記の調整が終了した後、基板載置部11
に固定された基板に対するスポット形成を行う。最初
に、図8に示した工程によって第1番目の種類の溶液を
液溜め部材52に充填し、図6に示した工程によって基
板載置部11の全基板に順次スポットを形成する。液溜
め部材52の溶液が不足しないよう、スポットの形成中
に必要に応じて液溜め部材52への溶液の補充を行う。
第1番目の種類の溶液について全基板に対しスポットの
形成が終了すれば、図9に示した洗浄手段60によって
液溜め部材52内部に残留している溶液を洗浄し且つ乾
燥させるとともに、超音波洗浄機13及びすすぎ洗浄部
14により液溜め部材52の外側を洗浄する。さらに乾
燥部15において液溜め部材52の外側を乾燥させる。
【0064】次いで、第2番目の種類の溶液について全
基板に対しスポット形成を行い、同様の方法で液溜め部
材52の洗浄を行う。このような工程をすべての種類の
溶液について繰り返し、全種類の溶液についてスポット
形成を行うことで、全基板についてマイクロアレイが作
製される。
【0065】本実施形態では、ニードルの先端が先細り
形状にされているが、ニードルの形状はこれに限定され
ず、どのような形状であってもよい。また、本実施形態
では、液溜め部材52がテーパー状に形成されている
が、液溜め部材の形状は任意に選択可能である。
【0066】−第2の実施形態− 以下、図10を参照して本発明によるマイクロアレイ作
製装置の第2の実施形態について説明する。なお、第1
の実施形態と同一構成部分については、その説明を省略
する。
【0067】第2の実施形態では、ニードルの先端にス
リットを形成するようにしている。図10(a)および
図10(b)に示すように、ニードル151の先端部1
51aは先細り形状に形成されている。また、先端部1
51aにはニードル先端部分の変形を抑制するための円
形状の平坦面151bが設けられているとともに、ニー
ドル151の軸心方向に沿ってスリット151cが形成
されている。スリット151cは平坦面151bの中央
を横断するように開口している。
【0068】このようにスリット151cを形成した場
合には、スリット151cの内部に溶液が保持されるた
め、ニードル151に保持される溶液の分量を増大させ
ることができる。このため比較的大きな径のスポットを
形成したい場合等に好適である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるマイ
クロアレイ作製装置においては、溶液を溜める液溜め部
と、該液溜め部に対して出没して液溜め部に溜められた
溶液を所定量ずつ基板上に付着させるニードルとを有し
ている。かかる液溜め部には多量の溶液を溜めておくこ
とができるので、多数の基板に対して連続してスポット
を形成するような場合であっても、溶液の補充を頻繁に
行う必要がなくなり、マイクロアレイの製造時間を短縮
することができる。また、液溜め部に多量の溶液を溜め
ることができるので、溶液の乾燥が抑制され、溶液の粘
度の変動が抑えられ、長時間にわたりスポットを安定し
て形成することができる。
【0070】また、請求項2に記載の発明では、液溜め
部がテーパー状の内部空間を有する。このように液溜め
部の内部空間をテーパー状に形成することにより、溶液
を確実に保持することができるとともに、液溜め部から
ニードルが突出する際にニードルに移る溶液の量を適切
に制御することができる。
【0071】また、請求項3に記載の発明では、ニード
ルの先端に平坦面が設けられている。よって、ニードル
の先端を基板に接触させたときのニードルの先端部分の
変形が抑制され、スポットを安定して形成することがで
きる。
【0072】また、請求項4に記載の発明では、ニード
ルに溶液を保持するためのスリットが形成されているか
ら、保持できる容量の分量を増加させることができる。
【0073】また、請求項5に記載の発明においては、
液溜め部の内部空間を洗浄する洗浄手段を備えているの
で、前工程で液溜め部が保持した溶液が次の工程まで液
溜め部内に残留することがない。よって、異なる種類の
溶液同士の混合が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のマイクロアレイ作製装置を示
す平面図。
【図2】図1のII−II線方向から見た第1の実施形態の
マイクロアレイ作製装置を示す正面図。
【図3】図1のIII−III線方向から見た第1の実施形態
のマイクロアレイ作製装置を示す断面図。
【図4】第1の実施形態のマイクロアレイ作製装置に設
けられたアレイングヘッドの構成を示す断面図。
【図5】図4に示したアレイングヘッドのニードル取付
部の拡大図。
【図6】液溜め部材に対してニードルが上下方向に移動
する場合の溶液の様子を示す図であり、(a)はニード
ルが液溜め部材に完全に収納された状態を示す断面図、
(b)はニードルが(a)に示す位置によりも下方にあ
る状態を示す断面図、(c)はニードルの先端が液溜め
部材の先端から突出した状態を示す断面図、(d)はニ
ードルの先端が基板の先端に接触した状態を示す図。
【図7】第1の実施形態のマイクロアレイ作製装置に設
けられたニードルの形状を示す図であり、(a)はニー
ドルを示す斜視図、(b)はニードルの軸心方向から見
たニードルの先端部分を示す平面図。
【図8】液溜め部材に溶液を充填する方法を示す図であ
り、(a)は液溜め部材の先端を溶液に浸けた直後の状
態を示す断面図、(b)は毛管現象によって液溜め部材
の内部に溶液が充填された様子を示す図。
【図9】液溜め部材の内部を水流により洗浄するための
洗浄手段を示す図。
【図10】第2の実施形態のマイクロアレイ作製装置の
ニードルの形状を示す図であり、(a)はニードルを示
す斜視図、(b)はニードルの軸心方向から見たニード
ルの先端部分を示す平面図。
【符号の説明】
2X リニア駆動機構(搬送手段) 2Y リニア駆動機構(搬送手段) 3 アレイングヘッド 11 基板載置部(作業台) 12 タイタープレート(溶液貯留部) 32 駆動手段 41 第1の規制部材 42 第2の規制部材 51 ニードル 51b 平坦面 52 液溜め部材(液溜め部) 60 洗浄手段 151 ニードル 151c スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G058 BA08 CC09 CF01 EA11 ED02 ED11 ED12 FB01 FB14 FB25 4B024 AA11 CA01 HA12 4B029 AA07 AA23 BB20 CC11 FA10 4B063 QA01 QA19 QQ01 QQ42 QR32 QR55 QS32 QS39

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の基板を配列し得る作業台と、 生体試料を含む溶液を貯える溶液貯留部と、 前記溶液貯留部から前記溶液を取り入れて保持し、前記
    基板上に溶液のスポットを形成するための保持手段と、 前記保持手段を支持して前記基板に対して近接・離間す
    る方向で移動させ、前記保持手段をしてスポットを形成
    せしめる移動手段と、 前記移動手段を支持して前記作業台および前記溶液貯留
    部を含む領域において搬送して二次元座標を与える搬送
    手段と、を備えたマイクロアレイ作製装置であって、 前記保持手段は、前記溶液が溜められる液溜め部と、前
    記液溜め部に対して出没して前記液溜め部に溜められた
    前記溶液を所定量ずつ基板上に付着させるニードルとか
    らなることを特徴とするマイクロアレイ作製装置。
  2. 【請求項2】 前記液溜め部はテーパー状の内部空間を
    有することを特徴とする請求項1に記載のマイクロアレ
    イ作製装置。
  3. 【請求項3】 前記ニードルの前記基板側先端に平坦部
    が設けられていることを特徴とする請求項1または2に
    記載のマイクロアレイ作製装置。
  4. 【請求項4】 前記ニードルには前記溶液を保持するた
    めのスリットが形成されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のマイクロアレイ作製装
    置。
  5. 【請求項5】 前記液溜め部の内部空間に洗浄液を流し
    込むことにより前記液溜め部の内部空間を洗浄する洗浄
    手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のマイクロアレイ作製装置。
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