JP2001046013A - 調味液の製造方法 - Google Patents

調味液の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高窒素を含有して濃厚な旨味を有し、トマト
の香りを有する、新しいタイプの調味液を、効率的に、
かつ容易に製造する。 【解決手段】 トマト搾汁若しくはその濃縮物と麹とを
混合し、この混合物を分解、発酵、熟成させた後、固液
分離して調味液とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な調味液の製
造方法、さらに詳しくは、トマト果実の加工工程におい
て生ずるトマト搾汁、若しくはその濃縮物と麹との混合
物から、トマトの香りを有し、総窒素濃度の高い、新規
な調味液を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トマト果実のアミノ酸組成については、
旨味成分であるグルタミン酸が多く、かつ、アミノ酸バ
ランスがよいことが従来から知られている。しかしなが
ら、トマト果実を搾汁した液、若しくはそれを濃縮した
ものそのものは、アミノ酸量が低いので、これを単独で
調味料として使用するには旨味が十分ではなく、必ずし
も満足すべきものではない。一方、調味料においては、
その代表的調味料として醤油が挙げられる。醤油又は醤
油様調味液は、従来から大豆、小麦などの固体原料を用
いて麹とし、これを食塩水と混合し、発酵、熟成して得
た諸味を圧搾して製造するか、あるいは前記原料に酵素
剤を加えて分解し、発酵、熟成するか又は発酵、熟成し
ないで得た諸味を圧搾して製造される。しかし、これら
の原料を使用した場合、窒素源が固体原料のみに由来す
るものであるため、高窒素濃度の調味液を得ることが困
難であった。
【0003】従来、高窒素の調味料としては、再仕込醤
油が知られている。この再仕込醤油は、醤油麹を食塩水
と共に仕込んで製造する通常の醤油製造方法において、
仕込水として食塩水の代わりに、予め製造された醤油を
使用して製造するものである。すなわち、再仕込醤油
は、高窒素濃度の調味液とするため、仕込水として窒素
を含有する醤油を用い、この醤油に由来する窒素と醤油
麹分解物由来の窒素とを利用して高濃度の調味液とした
ものである。しかし、仕込水として用いる醤油を製造す
るには多大の期間と手数を要するので、製造効率の面か
ら必ずしも満足すべきものではない。
【0004】本発明は、仕込水として窒素成分を含有す
るトマト搾汁若しくはその濃縮物を用い、これを麹と混
合して高窒素濃度の調味液を得ようとするものであり、
このようなトマト搾汁あるいはその濃縮物と麹とを混合
し、この混合物から調味液を製造する方法は、これまで
知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記課題を
解決し、新しいタイプの、高窒素含有で濃厚な旨味を有
する調味液を、効率的に、かつ容易に製造する方法を提
供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、麹を醤油と混
合して仕込む常法の再仕込醤油の製造方法において、前
記醤油の代わりにトマト搾汁、特にその濃縮物を用いる
と、窒素含量が高く、呈味性が優れ、しかも新しい風味
を持った調味液が得られることを見出し、この知見に基
づいて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、トマト搾汁若しくはその濃縮物と麹とを混合し、こ
の混合物を分解、発酵、熟成させた後、固液分離して得
ることを特徴とする、調味液の製造方法である。以下、
本発明について詳細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明でいうトマト搾汁若しくは
その濃縮物とは、トマト果実から得られる液汁で、例え
ばトマト果実を圧搾機などを用いて圧搾して得られる液
汁、トマトを破砕、磨砕などして、裏ごし(パルパー)
処理して果皮、種子などを除いたもの、例えばトマトジ
ュース、トマトピューレなど、またそれらを通常用いら
れている手段で濃縮して得られたもの、例えば濃縮還元
トマト、トマトペーストなど、あるいはまた、前記裏ご
し処理したものを適宜な条件で遠心分離処理して得られ
た上澄液、さらにはその上澄液を精密膜ろ過(MF)し
て、例えば0.1〜10μm程度の懸濁粒子を分離した
透過液、又は限外ろ過膜(UF)処理などして得られる
透過液、若しくはそれらの透過液を常法の減圧濃縮など
によって濃縮したものなどをいう。本発明で用いられる
トマト搾汁若しくはその濃縮物は、アミノ酸や蛋白質な
どの窒素成分を含有するものであればどのようなもので
もよく、多少の浮遊物、固形物が混入しているものでも
差し支えない。そして本発明方法においては、特にトマ
ト搾汁濃縮物を使用すると、高窒素含有の調味料が得ら
れるので好ましい。
【0008】なお、前記のトマト搾汁を調製する際に、
トマトの破砕物、磨砕、又は遠心分離処理物に、植物組
織崩壊酵素(ペクトリアーゼ、ペクチナーゼ、セルラー
ゼ、ヘミセルラーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパ
ーゼ等)を添加し、適宜な条件で酵素を作用させ、植物
細胞膜を殆んどもしくは完全に破壊しておくと、搾汁が
収率よく得られるので好ましい。
【0009】また、本発明に用いる麹とは、炭水化物原
料と蛋白質原料との混合物、若しくは炭水化物単独原料
又は蛋白質単独原料に、アスペルギルス属に属する麹
菌、例えばアスペルギルス・オリゼー(Aspergi
llus oryzae)、アスペルギルス・ソーヤ
(Aspergillus sojae)を添加し、常
法により静置培養法又は強制通風培養法などで製麹され
るものをいう。前記の炭水化物原料としては、小麦、
米、とうもろこし、大麦などが、また蛋白質原料として
は、大豆、脱脂大豆、グルテンなどが挙げられ、本発明
においては、それらを単独か又はそれらの群から選ばれ
る1種又は2種類以上を併用して用いることができる。
本発明では、特に小麦に、大豆、脱脂大豆又はグルテン
を適度の割合で混合して製麹した通常のいわゆる醤油用
麹が、好ましく用いられる。
【0010】本発明を実施するには、先ず、トマト搾汁
若しくはその濃縮物と麹とを混合して仕込みを行い諸味
とする。すなわち、通常の醤油製造における仕込み水の
代わりに、本発明においては窒素成分を含有するトマト
搾汁若しくはその濃縮物を使用する。その際の混合手段
は、両者が均一に混合できる方法であれば、特に制限さ
れない。なお、前記混合の際に、適度な量の食塩を添加
すると、諸味の腐敗を防止することができるので好まし
い。このときの食塩の添加量は、諸味が発酵、熟成した
ときに得られる調味液の食塩濃度が、5〜25%、好ま
しくは15〜20%程度となるような添加量とすること
が望ましい。
【0011】また、麹とトマト搾汁若しくはその濃縮物
との混合比は、特に制限されないが、より高い窒素含有
の調味液を得ようとするときは、一般にトマト搾汁若し
くはその濃縮物の使用量を少なくするのがよいが、一
方、使用量が少なすぎると、諸味の物性が固いものとな
り、ポンプによる諸味輸送の上などで、取り扱いに支障
を来すことがあるので、概ね重量比で、麹1に対し、ト
マト搾汁若しくはその濃縮物が1〜3程度であることが
好ましい。
【0012】次に、前記諸味を通常の醤油諸味と同様に
して、麹の酵素による分解、発酵及び熟成する。本発明
においては、必要により諸味にテトラジェノコッカス・
ハロフィルス(Tetragenococcus ha
lophilus)などの醤油用乳酸菌、又はチゴサッ
カロミセス・ルーキシー(Zygosaccharom
yces rouxii)などの醤油用酵母を添加する
こともでき、またそれらを併用してもよい。前記した微
生物を諸味に添加して乳酸発酵及び/又はアルコール発
酵をさせると、香味に優れた調味液を得ることができ
る。本発明における分解、発酵、熟成は、例えば、諸味
温度15〜40℃、好ましくは20〜30℃で行われ
る。また、分解、発酵、熟成の期間は、諸味食塩濃度に
もよるが、仕込み後1〜8ヵ月間などの適宜な期間を選
択することができる。
【0013】前記のようにして分解、発酵、熟成させた
諸味は、固液分離して液体部分を採取して調味液とす
る。諸味からの調味液の採取には、通常醤油製造におい
て採用されている固液分離方法であればよく、特に制限
はない。本発明の方法によれば、麹由来の窒素成分とト
マト搾汁若しくはその濃縮物に由来する窒素成分とを利
用することになるので、高窒素で旨味が強く、かつトマ
ト風味を有する、新規な調味液とすることができる。な
お、本発明の方法によって採取された調味液は、そのま
ま調味液として用いてもよく、またこの調味液に、必要
により糖類、酸味料、塩味料、香辛料、旨味調味料、増
粘剤、水等を適宜加えて用いてもよく、さらにまた、こ
の調味液を、通常採用されている液体の殺菌方法である
加熱等の処理を施してもよい。以下、参考例、実施例を
示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はそれ
らの例によって何ら限定されるものではない。なお、実
施例等における総窒素、グルタミン酸、アルコール等の
分析は、「しょうゆ試験法」(財団法人日本醤油研究所
1985年)に記載の方法に従って行った。
【0014】
【実施例】参考例1(トマト搾汁の製造) トマト果実をブラウンタイプ搾汁機で処理し、3〜5重
効用缶で真空濃縮後、無菌充填された市販のトマトペー
スト〔デコム社製(トルコ)〕7500Kgにレジン水
25トンを加えてマイルダー(荏原製作所社製 MDN
303V−C型)を用いて1000rpmで破砕処理し
た。Brixを6に調製したものを、遠心分離機(Fa
r East Westfalia Separato
r社製SB7−06−076型)で、6000G、4分
間の遠心分離により脱パルプ処理を行い、遠心上澄み液
(約28トン)を回収した。この上澄み液を、日東電工
社製 UFスパイラル膜(排除分子量75万MW)で処
理し、透過液約27トンを得て、この透過液をトマト搾
汁とした。なお、このトマト搾汁の成分を分析した結
果、総窒素は0.15%(w/v)、総アミノ酸は0.
36%(w/v)、グルタミン酸は0.17%(w/
v)であり、またBrixは6、NaClは0%(w/
v)であった。
【0015】参考例2(トマト搾汁濃縮物の製造) 参考例1に示したと同様にしてトマト搾汁を調製し、こ
れを以下のようにして約10倍濃縮したトマト搾汁濃縮
物を調製した。すなわち、前記トマト搾汁24.1トン
をロータリーコイルエバポレーター(電熱面積10m2
を用い、コイル内の蒸気圧力3kg/cm2 、真空度60
Torr、蒸発量30〜50リットル/分の条件で濃縮を
行い、トマト搾汁濃 縮物2300kgを得た。このト
マト搾汁濃縮物の成分を分析したところ、総窒素が1.
49%(w/v)、総アミノ酸が3.55%(w/
v)、グルタミン酸が1.73%(w/v)であり、ま
たBrixは60、NaClは1.09%(w/v)で
あった。
【0016】実施例1(トマト搾汁を用いた調味液の製
造) 脱脂大豆(500kg)に、約1.5倍量の水を加えて
常法により加圧蒸煮し、30℃に冷却した蒸煮脱脂大豆
と、小麦を常法により炒ごうして割砕した小麦(500
kg)とを混合し、この混合物に種麹(アスペルギルス
・ソーヤ)を撒布し、これを強制通風製麹装置に盛り込
み、常法に従い、温度20〜30℃の範囲で、48時間
製麹して醤油用麹を得た。本発明区としては、前記麹
(800kg)に、食塩(290kg)及び参考例1に
記載したと同様にして得たトマト搾汁(1200kg)
を加えて混合して仕込みタンクに仕込んだ。また、比較
区は、トマト搾汁の代わりに同量の食塩水(25%w/
v)を用いた以外は前記本発明区と同様にして仕込みタ
ンクに仕込んだ。それぞれの諸味を、温度10〜30℃
の範囲で、5ケ月間の同一条件で、常法により分解、発
酵、熟成させて熟成諸味とした。なお、いずれの諸味に
も、仕込み7日経過後に、予め別に培養しておいた醤油
用乳酸菌(テトラジェノコッカス・ハロフィルス)の培
養液(20リットル)を、また仕込み30日経過後に
は、予め別に培養しておいた醤油用酵母(チゴサッカロ
ミセス・ルーキシー)の培養液(30リットル)を添加
した。
【0017】前記の各熟成諸味を、ナイロン製ろ布を用
いて通常の醤油諸味を圧搾するときと同様の方法でそれ
ぞれ圧搾し、本発明方法による調味液(1800リット
ル)、比較区の調味液(1800リットル)を得た。得
られた各調味液の成分のうちの総窒素、食塩、グルタミ
ン酸を分析した結果(単位はいずれもw/v%)を表1
に示す。
【0018】
【表1】 表1 調味液の成分分析結果 総窒素 食 塩 グルタミン酸 比較区 1.63 15.6 1.28 本発明区 1.73 16.3 1.31
【0019】表1に示すとおり、トマト搾汁を仕込み水
として用いた本発明の方法による調味液は、比較区の調
味液に比べて、総窒素、グルタミン酸の濃度が高いこと
がわかる。また、前記各調味液について官能検査を行っ
たところ、本発明による調味液は、比較区のそれとは異
なり、トマトの香りを有した、新しいタイプの調味液で
あることが確認された。
【0020】実施例2(トマト搾汁濃縮物を用いた調味
液の製造) 本発明区として、トマト搾汁の代わりに、参考例2と同
様にして調製したトマト搾汁濃縮物を用いる以外は実施
例1に示したと同様にして仕込み、分解、発酵、熟成、
圧搾して本発明方法による調味液(1750リット
ル)、比較区の調味液(1800リットル)を得た。得
られた各調味液の成分のうちの総窒素、食塩、グルタミ
ン酸を分析した結果(単位はいずれもw/v%)を表2
に示す。
【0021】
【表2】 表2 調味液の成分分析結果 総窒素 食 塩 グルタミン酸 比較区 1.60 16.2 1.21 本発明区 2.05 17.3 1.35
【0022】表2に示すとおり、トマト搾汁濃縮物を仕
込み水として用いた本発明の方法による調味液は、比較
区の調味液に比べて、総窒素、グルタミン酸の濃度が明
らかに高いことがわかる。また、前記各調味液について
官能検査を行ったところ、本発明による調味液は、比較
区と比べて濃厚な旨味があり、味において有意な差異が
確認された。また、香りにおいても比較区のそれとは異
なり、本発明の方法の調味液は、トマトの香りを有して
いた。
【0023】
【発明の効果】通常の醤油製造においては、醤油中の窒
素成分は麹原料にのみ由来するため、高窒素濃度の調味
液とするのが困難である。本発明の方法は、トマト搾汁
若しくはトマト搾汁の濃縮物由来の窒素成分と、麹原料
由来の窒素成分とを利用するものである。したがって、
本発明の方法によれば、両窒素成分が溶出するので、高
窒素含有で濃厚な旨味を有し、トマト風味を有する、新
しいタイプの調味液を、容易に効率的に製造することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12R 1:69) (C12N 1/14 C12R 1:66) (72)発明者 白澤 久 東京都中央区日本橋小網町4−13日本デル モンテ株式会社内 (72)発明者 高田 武久 東京都中央区日本橋小網町4−13日本デル モンテ株式会社内 (72)発明者 河原木 正次 東京都中央区日本橋小網町4−13日本デル モンテ株式会社内 (72)発明者 若山 忠明 東京都中央区日本橋小網町4−13日本デル モンテ株式会社内 (72)発明者 石村 英二 東京都中央区日本橋小網町4−13日本デル モンテ株式会社内 Fターム(参考) 4B047 LB07 LG03 LG39 LG59 LP01 LP19 4B065 AA60X AA63X BB03 BB22 BB28 BC03 BD18 CA42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トマト搾汁若しくはその濃縮物と麹とを
    混合し、この混合物を分解、発酵、熟成させた後、固液
    分離して得ることを特徴とする、調味液の製造方法。
  2. 【請求項2】 トマト搾汁若しくはその濃縮物が、トマ
    ト搾汁の遠心分離上澄液を精密膜ろ過又は限外ろ過膜処
    理した透過液を濃縮したトマト搾汁物である、請求項1
    記載の調味液の製造方法。
  3. 【請求項3】 麹が、大豆、小麦、米、グルテンの群か
    ら選ばれる1種又は2種類以上の原料を用いた麹であ
    る、請求項1記載の調味液の製造方法。
  4. 【請求項4】 麹が、醤油用麹菌アスペルギルス・オリ
    ゼー(Aspergillus oryzae)、又は
    アスペルギルス・ソーヤ(Aspergillus s
    ojae)を用いて培養した麹である、請求項1記載の
    調味液の製造方法。
  5. 【請求項5】 分解、発酵、熟成を、食塩存在下で行
    う、請求項1記載の調味液の製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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