JP2001045806A - 高床式運搬車の補助操作装置 - Google Patents

高床式運搬車の補助操作装置

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JP2001045806A
JP2001045806A JP11227781A JP22778199A JP2001045806A JP 2001045806 A JP2001045806 A JP 2001045806A JP 11227781 A JP11227781 A JP 11227781A JP 22778199 A JP22778199 A JP 22778199A JP 2001045806 A JP2001045806 A JP 2001045806A
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JP
Japan
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vehicle frame
auxiliary
frame
machine
auxiliary operation
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JP11227781A
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English (en)
Inventor
Noboru Ebara
昇 江原
Shigeru Tanaka
茂 田中
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Atex Co Ltd
Original Assignee
Atex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機体前部の左右側面の少なくとも一方側に設け
た補助操作装置を、作業者が機体の左右側方に侵入する
ことがなく容易に操縦操作を行うことができるようにす
る。 【解決手段】補助操作装置6を、作業者が機体前方から
操縦操作を行えるように取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畑に形成した畝を
跨いで走行してマルチ支柱の打込等の作業を行う高床式
運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車枠前方に作業機を搭載した高床式運搬
車としては、車枠前方にマルチ支柱の打込機を取付け、
該車枠前方の左右側面の少なくとも一方側に補助操作装
置を設けると共に、該補助操作装置を車枠の左若しくは
右側方から操縦操作を向えるように取付けた高床式運搬
車が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成の
高床式運搬車においては、補助操作装置により機体の操
縦操作を行う時は必ず作業者が機体の左若しくは右側方
に立って機体の前後進に合わせて横歩きしながら移動し
なければならなかった。この為、機体が走行する畝間の
溝幅が狭い場合等においては、作業者が機体左右側方に
立つスペースがなく、補助操作装置による操縦操作が行
えないという問題が発生していた。又、機体左右側方に
て横歩きしながら操縦操作を行う為、作業者は機体左右
側方から首だけを進行方向に向けて該機体の操縦操作を
行うといった疲れる姿勢をとらなければならなかった。
そこで本発明は、簡単な構成で上記の問題を解決し、操
縦操作の行い易い補助操作装置を提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】左右の走行装置1,1か
ら上方へ高く立設する支脚2,2上部を車枠3によって
連結し、該車枠3の前方にマルチ支柱の打込機等の作業
機4を搭載し、車枠3の後部に機体の操縦操作を行う主
操作装置5を設けると共に、車枠3前部の左右側方に
は、その少なくとも一方側に、同じく機体の操縦操作を
行う補助操作装置6を設けた高床式運搬車において、該
補助操作装置6を、機体前方から操縦操作を行えるよう
に取付けたことを特徴とする高床式運搬車の補助操作装
置の構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明の高床式運搬車に、作業
機4の一例であるマルチ支柱の打込機を搭載してマルチ
支柱の打込作業を行うと、まず機体を作物栽培用の畝を
跨いで停止させ、打込機4により最初のマルチ支柱を打
込んだ後、車枠3左右側方の補助操作装置6を操作して
機体を後進させながら、所定間隔毎にマルチ支柱を打込
んでいく。この時、作業者は該機体後進方向Aを向い
て、通常の歩行をしながら楽に移動することができる。
又、上記補助操作装置6は車枠3の左若しくは右側方位
置において前端部に取付けているので、作業者は機体の
左正面若しくは右正面位置から該補助操作装置6に手が
届く為、狭スペースの機体左右側方に侵入することなく
操縦操作を行うことができるのである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の高床式運搬車に、作業機4の
一例であるマルチ支柱の打込機を搭載した場合の実施例
を図面を参照して説明する。図1、図2はマルチ支柱打
込作業車の母体となる高床式運搬車であり、以下に示す
如く構成している。左右一対の走行装置1,1は、後部
上方の駆動スプロケット7と前部上方で前後方向に調節
自在のテンション転輪8と接地側に位置する複数の固定
転輪9,9と、接地側中央に位置して支点10を中心に
回動自在の可動フレーム11に枢支される可動転輪1
2,12等にクローラベルト13を巻掛けてクローラ走
行装置1,1に構成してある。該クローラ走行装置1,
1は上記前部上方のテンション転輪8を、接地部よりも
前方に突出させ、又、後部のガイド輪14を接地部より
後方に突出させることによって、側面視船底型に形成
し、畝越等を容易に構成してある。15は、トラックフ
レームであって、前記各転輪を支持すると共に、その上
部に複数の支脚2,2を取着してある。支脚2,2は、
該トラックフレーム15から走行装置1,1の外側上方
へ向け延設した後、垂直上方に延設してあり、走行装置
1,1の外側を通過して更に上方部分で車枠3と連結し
てある。又、支脚2,2は、その中間の垂直状部分で分
割し、その上下部分を異径の角パイプ材で差込式に構成
し、その差込長さを調節してボルト17で固定すること
により、車枠3の高さを調節可能に構成してある。
【0007】車枠3は、後部に原動機18、ギヤボック
ス、主操作装置5を搭載し、車幅方向の大部分を占める
駆動側車枠20と、幅狭の従動側車枠21とから構成し
てある。この左右の両車枠20,21間は、挿通嵌合さ
れる左右の角パイプ22,22によって間隔調節可能に
連結され、又、左右の走行装置1,1間を原動機18下
のギヤボックスとスプライン嵌合により間隔調節可能な
伝動軸23により連結してあり、駆動側車枠20側部に
設ける間隔調節用のハンドル24を回転操作することに
より、ねじ軸25と蝶合される幅狭で軽量の従動側車枠
21を移動させ、畝幅に合わせて車幅を広狭に調節可能
にしてある。又、駆動側車枠20の前方側は、パンチン
グメタルを張設する荷台26に構成してある。38は機
体中央から下方に向けて垂設した走行マーカであり、パ
ンチングメタルを張設する荷台26を嵌通して取付部材
39,40により取着している。取付部材39,40
は、側面視L字型の下部材39と平板状の上部材40に
より構成しており、該下部材39と上部材40で荷台2
6を挟込むことで、ボルト41,41によって取着固定
するようにしている。該下部材39は、その側面にパイ
プ材で形成した保持管42を取着しており、該保持管4
2を嵌通して走行マーカ38を保持すると共に、該保持
管42を側方から嵌通するノブボルト43の締め付けに
よって走行マーカ38の取付高さを適宜調節可能に構成
している。
【0008】6は、補助操作装置であり、一側面を開放
した箱型の操作枠46内に支軸47,48を並設し、該
支軸47,48からサイドクラッチレバー28,28及
び走行クラッチレバー29を該開放面の上方に向けて延
設している。そして、該レバー類28,29をワイヤに
よりギヤボックス及び、走行テンションクラッチ等に連
結して該補助操作装置6からの機体の操縦操作を可能に
している。30は取付フレームであり、図1、図2に示
す如く従動側車枠21の前部右側にボルト44,44に
て取付けると共に、機体右側方へ突出した腕部45にて
上記補助操作装置6を取付保持している16,16は上
記操作枠46の開放面と相対する面に形成した取付長孔
であり、補助操作装置6取付け時にボルト31,31が
嵌通して、該補助操作装置6を上記取付フレーム30の
腕部45に取着固定する。この時、補助操作装置6は該
長孔16,16により前記腕部45に対して左右方向に
取付位置変更可能である為、作業者にあわせた操縦操作
位置へ調節することができる。補助操作装置6は、該取
付け手段によりその操縦操作が機体の前方から容易に行
えるように上記操作枠46の開放面を矢印B方向に向け
て取付けている。そして、走行クラッチレバー29を矢
印A方向へ操作することによりクラッチがつながり、
又、サイドクラッチレバー28,28を矢印B方向へ操
作することにより、操向可能に設けてある。取付フレー
ム30は、図7に示す如く、平面視コ字状に屈曲させた
取付板49上方に角パイプ状の腕部45を片側に突出さ
せて取着している。該取付板49と腕部45間には角パ
イプ又は角材状の補助杆50を挟み込むように溶接固定
することで、該腕部45の取付高さ即ち補助操作装置6
の取付高さを適度な高さに調節固定しており、望ましく
は、車枠3下面の高さ800〜810mmに対して該補
助操作装置6下面が40〜50mm程度突出する取付高
さに構成するのが良い。即ち、該補助操作装置6下面の
高さは、地面から750〜770mmの位置であると共
に、一般に打込んだマルチ支柱の高さは約700mmと
いう調査結果から、機体の畝間走行時において、機体側
方に突出させた補助操作装置6が側方の打込んだ支柱と
接触するようなことがない。51は該取付フレーム30
と車枠3とを連結する補強部材であり、取付フレーム3
0に加わる前後方向からの外力に対し補強支持する。コ
字状の取付板49は、その内面の左右幅を幅狭の従動側
車枠21の左右幅と同幅とすることで該従動側車枠21
前部を前面から左右側面に渡って覆い込み、左右方向か
らの外力に対しても確実に補強する。次に図3を参照し
て支柱打込機4の構成を説明する。
【0009】支柱打込機4は、ボルト止めにて車枠3前
方に装着しており、逆U字型の支柱を係止する左右の受
枠27と、支柱一端を収納する受箱32とからなる収納
部と、門型の機枠33内側に沿って油圧駆動により上下
摺動自在の同じく門型の打込枠34等から構成してあ
る。35は、アーチ状枠であり、打込枠34の左右間に
一体に取付けており、側面には下面を開放する門型状の
打込案内具36,36を支柱の形状に沿って複数個取付
けてある。37は、打込枠34を下降させる操作レバー
である。
【00010】以上の構成をした支柱打込機4を搭載し
た高床式運搬車で支柱打込み作業を行うには、まず、畝
間に合わせてハンドル24を回転させて駆動側車枠20
に対し従動側車枠21を移動させて車幅を調節し、この
時の機体の中心位置で荷台26を嵌通して走行マーカ3
8を取付ける。次に、該畝を跨いで機体を後進させて、
即ち矢印A方向に移動させて最初の支柱打込位置に停止
させる。この移動操作は、作業者が機体側方に位置する
ことなく機体の前方から従動側車枠21前部右側方の補
助操作装置6に備えるサイドクラッチレバー28,2
8、走行クラッチレバー29を使って行う。
【00011】次に、受枠27に収納される支柱を一本
取出して打込案内具36,36に沿ってセットすると共
に、操作レバー37を操作すると打込枠34が油圧ピス
トン(図示せず)により門型の機枠33に沿って下降
し、畝の両端に逆U字型の支柱を打込む。この時、門型
状の案内具36,36により、支柱は前後方向にずれて
傾くことなく打込まれる。そして、打込みが終了する
と、打込枠34は油圧により自動復帰し、再び補助操作
装置6を使って機体を矢印A方向に一定間隔毎に移動さ
せながら支柱の打込み作業を順次行っていく。機体側方
に突出して取付けた補助操作装置6は、取付フレーム3
0により、その取付高さを十分高い位置に構成している
為、機体の畝間走行時において、該補助操作装置6が側
方の作物や打込んだ支柱等と接触するようなことがな
い。トンネルマルチの作成作業において、その骨組とな
るマルチ支柱の打込みは、畝に合わせてできる限りまっ
すぐに打込んでいく必要がある。そこで、上記機体の移
動時に作業者は、前記走行マーカ38によって機体の進
路を常時確認しながら走行させる。この時、走行マーカ
38は機体の中心位置から垂設しているので、機体の施
回時等において該走行マーカ38はブレ難く、常時正確
に目標物に合わせることができる為、機体を安定して確
実に直進させることができるのである。
【00012】尚、請求の範囲の項に図面との対象と便
利にする為に番号を記すが、この記入により、本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例における支柱打込作業機4を取外
した一部作用を示す全体正面図。
【図2】本発明実施例における支柱打込作業機4を取外
した一部作用を示す全体平面図。
【図3】本発明実施例における全体斜視図。
【図4】本発明実施例における走行マーカ38の正面図
及び側面図。
【図5】本発明実施例における走行マーカ38の組付け
状態を示す斜視図。
【図6】(a)本発明実施例における主要部の正面図。 (b)本発明実施例における主要部の側面図。 (c)本発明実施例における主要部の平面図。
【図7】本発明実施例における取付フレーム30の分解
図。
【符号の説明】
1 走行装置 2 支脚 3 車枠 4 作業機 5 主操作装置 6 補助操作装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 55/10 B62D 55/10 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の走行装置(1),(1)から上方へ
    高く立設する支脚(2),(2)上部を車枠(3)によ
    って連結し、該車枠(3)の前方にマルチ支柱の打込機
    等の作業機(4)を搭載し、車枠(3)の後部に機体の
    操縦操作を行う主操作装置(5)を設けると共に、車枠
    (3)前部の左右側方には、その少なくとも一方側に、
    同じく機体の操縦操作を行う補助操作装置(6)を設け
    た高床式運搬車において、該補助操作装置(6)を、機
    体前方から操縦操作を行えるように取付けたことを特徴
    とする高床式運搬車の補助操作装置。
JP11227781A 1999-08-11 1999-08-11 高床式運搬車の補助操作装置 Pending JP2001045806A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022775A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 株式会社アテックス 高床運搬車の安全クラッチ装置
JP2017055667A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 株式会社アテックス 高床形態の農用作業台車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022775A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 株式会社アテックス 高床運搬車の安全クラッチ装置
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