JP4653575B2 - 歩行式移動作業車両の傾斜制御装置 - Google Patents

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本発明は、圃場内や畦畔等を走行しながら農薬、肥料、種子等の粉粒状ないし液状の散布物の散布作業を行う自走式動力散布機のような歩行式移動作業車両に関する。
水田の防除や施肥等に使用される動力散布機としては、背負い式のものが一般的に使用されている。ところが、この背負い式の動力散布機は、貯留タンク、送風機及び原動機等の機体部分だけでも相当重く、それに加えて前記貯留タンクに貯留された散布すべき農薬、肥料、種子等の散布物の重量も付加されて35kg程度になることから、当該動力散布機を背負って足場の悪い畦畔や圃場内を歩行しながら散布作業を行うことは極めて重労働であった。
そこで、クローラ走行装置に機体フレームを支持すると共に、この機体フレームに、堆肥に化学肥料、農薬、及び種子等を混合してなる圃場用資材を一時貯留する第1ホッパと、該第1ホッパ内の圃場用資材がバケットコンベアを介して定量供給される第2ホッパと、この定量供給された圃場用資材を一定長に成形する成形装置及び誘導樋と、更に一定長に成形された圃場用資材を吸引して散布管から放出する空気搬送装置と、これら装置の駆動源及び走行系の動力源を兼ねる原動機を搭載してなる自走式動力散布機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、背負式の動力散布機等の農用作業機を搭載できる台枠を設け、この台枠(機体)先端側の下方両側には、二つの小径遊動輪を上下方向及び夫々の車間距離を調節自在に配備する一方、台枠(機体)後端側の下方には、両小径遊動輪間の中央に位置するよう配備した一つの大径駆動輪を上下方向調節自在及び縦軸心中心に回転自在に支持することによって、当該台枠の地上高さの調節と大径駆動輪による機体操向を可能にした水田用自走台車が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−4720号公報(第3−4頁、図3) 特許第2777973号公報(第2−3頁、図1−図3)
上述した特許文献1のクローラ走行装置を備える自走式動力散布機によれば、圃場内における安定した姿勢での作業走行が可能になるが、この自走式動力散布機で略40cmの高さの畦畔を乗り越えて隣接する圃場に進入しようとすると、クローラ走行装置の前側(アイドラ側)が畦畔に突入して当該畦畔を乗り越えることが困難であった。また、圃場内を走行しながら60〜70cmの高さに生育した水稲の防除作業を行おうとすると、機体フレームや該機体フレームに搭載した動力散布機の構成装置等が水稲に接触して、当該水稲が損傷するといった不具合も有しており十分なものではなかった。
一方、特許文献2の水田用自走台車では、機体先端側に配備した二つの小径遊動輪と機体後端側に配備した一つの大径駆動輪によって三輪式の走行装置を構成しているが、60〜70cmの高さに生育した水稲を傷めることなく当該水田用自走台車を自走できるように、両小径遊動輪及び大径駆動輪の上下方向調節による台枠の地上高さの調整を行った場合は、前記台枠に搭載する動力散布機等の農用作業機の重心位置が高くなって機体の左右転倒角が減少し、特に軟弱な土壌や凹凸のある圃場面では不安定な走行を強いられるといった不具合を有していた。また、大径駆動輪の伝動ケースの上部には、該伝動ケースの上部に一体的に連結して大径駆動輪を縦軸心中心に回転させながら機体の操向操作を行う片手把持式のハンドルを備えているが、軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行する水田用自走台車の機体の左右バランスが崩れて転倒しそうになった場合は、前記片手把持式のハンドルで転倒しようとする水田用自走台車を支えることは困難であり、一層不安定な作業を強いられていた。
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、左右一対の走行装置を備える歩行式移動作業車両の傾斜制御装置であって、当該歩行式移動作業車両は左右の操縦ハンドルからなる操向操作具を備え、該操向操作具を、前後方向に向く支軸を介してローリング操作可能に機体フレームに取りつけ、操向操作具のローリング操作により左右の操縦ハンドルを上下動可能に構成し、且つ機体フレームに対して左右の走行装置を背反的に上下動可能に支持すると共に、前記操向操作具のローリング操作に連動して両走行装置を上下動させる連係手段を設け、操向操作具のローリング操作に基づき、上動する方の操縦ハンドルと同じ側の走行装置が下動し、他側の走行装置が上動するように構成したことを第1の特徴としている。
そして、左右一対の走行装置を平行リンク機構を介して機体フレームに支持すると共に、連係手段を、機体フレームに軸支して操向操作具と両走行装置とに連結する左右一対の揺動アームで構成したことを第の特徴としている。
請求項1の発明によれば、左右一対の走行装置を備える歩行式移動作業車両の傾斜制御装置であって、当該歩行式移動作業車両は左右の操縦ハンドルからなる操向操作具を備え、該操向操作具を、前後方向に向く支軸を介してローリング操作可能に機体フレームに取りつけ、操向操作具のローリング操作により左右の操縦ハンドルを上下動可能に構成し、且つ機体フレームに対して左右の走行装置を背反的に上下動可能に支持すると共に、前記操向操作具のローリング操作に連動して両走行装置を上下動させる連係手段を設け、操向操作具のローリング操作に基づき、上動する方の操縦ハンドルと同じ側の走行装置が下動し、他側の走行装置が上動するように構成したことによって、歩行式移動作業車両が軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行する際、これらの土壌状態により歩行式移動作業車両が左右一側に傾倒しても、この傾倒状態を立て直す方向に操向操作具を上下動操作すると、該操向操作具の上下動操作に連動する連係手段を介して走行装置が上下に応動し、それによって左右一側に傾倒した歩行式移動作業車両の姿勢修正が容易になされ、機体の左右バランスを安定させながら所望の作業を連続して行えるようになる。更に、両走行装置が左右一側に傾倒して隣接する水稲に接触し、この接触した水稲が損傷するといった不具合が発生することも起こり難くなる。
そして、操縦ハンドルを前後方向に向く支軸を介してローリング操作可能に取りつけたことによって、歩行式移動作業車両が軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行する際、これらの土壌状態により歩行式移動作業車両が左右一側に大きく傾倒して転倒しそうになっても、この転倒しそうな状態を立て直す方向に操縦ハンドルを把持しながらローリング操作するだけで、当該操縦ハンドルのローリング操作に連動する連係手段を介して、転倒しそうな歩行式移動作業車両の姿勢を修正する方向に左右一対の走行装置を速やかに応動させることができ、操作性に優れている。
そして、請求項の発明によれば、左右一対の走行装置を平行リンク機構を介して機体フレームに支持すると共に、連係手段を、機体フレームに軸支して操向操作具と両走行装置とに連結する左右一対の揺動アームで構成したことによって、両走行装置をコンパクト且つ安価な構成の平行リンク機構を介して上下動可能に支持することができる共に、操向操作具の上下動操作に連動して両走行装置を上下動させる連係手段を、機体フレームに軸支して操向操作具と両走行装置に連結する安価で簡単な構造の左右一対の揺動アームによって構成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、歩行式移動作業車両の一例である歩行式動力散布機11の側面図、図2及び図3は、平面図と背面図、また図4は、伝動系統図であって、該歩行式動力散布機11は、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを走行方向に沿わせて配設すると共に、両クローラ走行装置12L,12Rを支持する機体フレーム13を備えている。
更に詳しくは、機体フレーム13に対して左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを上下動可能に支持すべく、当該機体フレーム13の左右両側には、平行リンク機構14,14を介して左右一対のチェンケース15L,15Rを連結している。そして、チェンケース15L,15R下側の出力軸16に駆動スプロッケト17を固設すると共に、当該出力軸16を中心として両クローラ走行装置12L,12Rを構成する走行フレーム18を回動可能に支承している。
また、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rに巻き掛ける走行クローラ19の張力を調節するアイドラ21を走行フレーム18の前端に設けると共に、駆動スプロッケト17とアイドラ21の略中間位置に走行クローラ19の外れを防止するクローラガイド22を設けている。
上述した構成により左右一対のクローラ走行装置12L,12Rは、チェンケース15L,15R下側の出力軸16、即ち駆動スプロケット17を回動中心として図1に示すA矢印の如く上下揺動可能に支持され、この上下揺動可能なクローラ走行装置12L,12Rによって、畦畔を乗り越えて隣接圃場へ歩行式動力散布機11を進入させる移動作業が容易に行えるようになっている。
そして、歩行式動力散布機11には、操向操作具であるローリング(上下動)操作可能な左右両側(両端)に把持部を有する両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rを備えており、操向操作具のローリング操作により左右の操縦ハンドル23L,23Rを上下動可能に構成している。即ち操縦ハンドル23L,23Rは、左右一体に形成されており、その基端部中央には、機体フレーム13を構成する上部部材13a,13bの左右中間部の前後方向に向けて固設した丸パイプ24に嵌挿する支軸25を備え、この支軸25の先端に介装する一対のバネ座金26の押圧力をナット27の締め付け力により調整することによって、当該操縦ハンドル23L,23Rの左右ローリングの適切な操作感を得ることができるように構成している。
また、チェンケース15L,15R下側の出力軸16の他端を、内側支持アーム28L,28Rによって支持すると共に、この内側支持アーム28L,28Rをチェンケース15L,15Rに対向させて、上述した平行リンク機構14,14を構成する上下のアーム14a,14bと一体的に連結している。即ち、機体フレーム13、左右一対のチェンケース15L,15R、及び内側支持アーム28L,28Rによって、図3に示すように、60〜70cmの高さに生育した水稲Pの条列一条を跨いで走行可能な門型状の機体29を構成しており、それによって、当該水稲Pを損傷することなく圃場内での散布作業が行えるようになる。尚、門型状に形成した機体29の内側に水稲Pの葉をスムーズに案内するための適切な左右一対のガイド体を設けてもよい。
そして、機体フレーム13を構成する左右の支柱13c,13cには、平行リンク機構14,14を構成する上下のアーム14a,14bの回動支点軸P1,P2が設けてあり、この回動支点軸P1,P2を、作業機31を装着する台座32を上下動可能に支持する左右の平行リンク機構33L,33Rの回動支点に共用することによって、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを上下動可能に支持する平行リンク機構14,14と、台座32を上下動可能に支持する両平行リンク機構33L,33Rとをコンパクト且つ安価に構成している。
更に詳しくは、台座32を上下動可能に支持する左右の平行リンク機構33L,33Rのうち左側の平行リンク機構33Lは、回動支点軸P2を回動支点とするプレート状の下部アーム34と、右側の平行リンク機構33Rの下部アームを兼ねる平面視でコの状に溶接形成した上部アーム(パイプ)35を回動支点軸P1に支持する一方、詳細は後述する右側の平行リンク機構33Rの上部アーム36を、エンジン37の動力が変速機38及びチェン伝動機構39を介して伝達される中間伝動軸41と同軸に支持することによって、当該平行リンク機構33L,33Rを構成している。
尚、本実施例では、作業機31として水田の防除や施肥等に使用される市販の背負い式の動力散布機を装着している。そして、この背負い式の動力散布機を図示しない螺設手段や締着手段を介して台座32に装着できるように構成すると共に、左右一対のチェンケース15L,15Rに固設した支持部材42と、左側の平行リンク機構33Lを構成する上部アーム35、及び右側の平行リンク機構33Rを構成する下部アーム(35)の基端側下部に設けたアームプレート35a,35aとの間にガススプリング43,43を介装することによって、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rが接地する圃場面Gに対する当該作業機31の上下二段の高さ調節を、プレート状の上下調節レバー44を操作して容易に行うことができるように構成している。
即ち、プレート状の下部アーム34の略中間部に上下調節レバー44を回動可能に軸支し、この上下調節レバー44に側面視でコの字状の係合溝44aを形成すると共に、該係合溝44aに係止するピン45を上部アーム(パイプ)35に突設することによって、走行式動力散布機11で圃場内を走行しながら散布作業を行う時は、前記係合溝44aの下段溝にピン45を係止させて動力散布機(作業機)31を上段位置に高さ調節(図1参照)することにより、60〜70cmの高さに生育した水稲Pの条列一条を跨いでの走行を可能にしている。
一方、畦畔上面(G1)に左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを接地させた状態で走行しながら散布作業を行う時は、前記係合溝44aの上段溝にピン45を係止させて動力散布機(作業機)31を下段位置に高さ調節することにより、図5に示すような低重心姿勢での安定した散布作業が行えるようになっている。
また、機体フレーム13の後側で、且つ左右の操縦ハンドル23L,23Rの略中間部には、図示しないブラケットを介して減速機38に連結する遠心クラッチを備えた走行用の原動機であるエンジン37を搭載(螺設)している。このエンジン37の動力は、変速機38及びチェン伝動機構39を介して機体フレーム13に固設した図示しない軸受に支承する中間伝動軸41に伝達され、次いでこの中間伝動軸41の両側に設けたサイドクラッチ機構51,51を経て左右一対のチェンケース15L,15Rの入力軸52、52に伝達される。そして、両チェンケース15L,15R内のチェン53を介して出力軸16を回転駆動させ、この出力軸16に固設してなる駆動スプロッケト17によって走行クローラ19が駆動されるようになっている。尚、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rの把持部には、サイドクラッチ機構51,51をワイヤを介して断接操作するサイドクラッチレバー40,40を設けている。
また、中間伝動軸41の右側軸端は、右側チェンケース15Rの外側まで延出させてあり、その右側軸端に入力プーリ54を固設すると共に、台座32を上下動可能に支持する左右の平行リンク機構33L,33Rのうち、右側の平行リンク機構33Rを構成する上部アーム36の先端側と、下部アーム(35)の先端側を上下に連結するリンクプレート55に設けた上部連結軸56にカウンタプーリ57を回転自在に支承することによって、両プーリ54,57に巻き掛けてなるVベルト58、及びテンションクラッチ59等によるベルト伝動機構61を構成している。
尚、上部アーム36は、テンションクラッチ59を構成する図示しないクラッチアームを回動可能に支承すると共に、ベルト伝動機構61を外側から被包するカバー62を螺設するための図示しない複数の取り付け座を備えている。そして、ベルト伝動機構61は、右側の平行リンク機構33Rを構成する上部アーム36に一体的に設けてあり、それによって台座32に装着した作業機(動力散布機)31の上下二段の高さ調節を行ってもベルト伝動機構61の動力伝達は不都合なくなされる。
更に、右側の平行リンク機構33Rを構成する上部アーム36の先端側と、下部アーム(35)の先端側を上下に連結するリンクプレート55の上部には、前方に延出する角パイプからなる支持アーム62が設けてあり、この支持アーム62の先端に水平方向に揺動可能な平面視L字状の揺動リンク63を支持している。そして、この揺動リンク63とカウンタプーリ57の外周近傍に連結したロッド64を介して前後方向に揺動するクランク機構を構成すると共に、当該揺動リンク63に動力散布機(作業機)31の散布管65を保持するためのスイングアーム66を連結している。
更に詳しくは、左右の操縦ハンドル23L,23Rの把持部近傍に横設した補強パイプ23Mの右端部側には、上述したベルト伝動機構61のテンションクラッチ59をワイヤ67を介して入/切操作するテンションクラッチ操作レバー68を設けている。そして、このテンションクラッチ操作レバー68でテンションクラッチ59を入り操作することによって、ベルト伝動機構61に連係するクランク機構を構成する揺動リンク63と一体揺動するスイングアーム66を介して、散布管65を図2にB矢印範囲で示すように水平方向に所定の角度で自動的に揺動させることができるようになっており、当該散布管65の先端から農薬、肥料、種子等の粉粒状ないし液状の散布物を広範囲に効率的に散布することができる。尚、スイングアーム66の先端側には、散布管65の屈曲可能なゴム製蛇腹部位65aが無理なく自在に変形するように、当該散布管65の直管部位65bを保持するクランプ66aを設けている。
また、畦畔上面にクローラ走行装置12L,12Rを接地させた状態で走行式動力散布機11を走行させながら散布作業を行う場合等においては、散布管65を水平方向に揺動させずに一方向に固定した状態で作業が行えるようにしている。即ち、テンションクラッチレバー68でテンションクラッチ59を切り操作した状態で、散布管65、即ちスイングアーム66を図2に示す所定位置CまたはDの何れか一方を選択してピン固定することができるように、ピン孔71a,71bを備える二股状のプレート71を支持アーム62の先端部に設けている。
尚、畦畔周辺で散布作業を行う場合等においては、不要な重複散布を回避すべく散布管65の上下高さ(傾斜角)変更による散布範囲の調節が行えるようにしている。即ち、揺動リンク63の回動支点軸P3にスイングアーム66の基端部を回動可能に連結すると共に、当該揺動リンク63に設けた上下方向の長孔63aを利用してスイングアーム66を所望の傾斜角に螺設できるように構成することによって、散布管65の上下高さ(傾斜角)を簡単に変更できるようにしてある。
また、歩行式動力散布機11は、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを駆動させる駆動スプロッケト17を回動中心として、両クローラ走行装置12L,12Rを上下揺動可能に支持すると共に、両クローラ走行装置12L,12Rを上下揺動可能状態と固定姿勢状態とに切り換えできる切換操作手段を備えている。
この切換操作手段の詳細な構成の説明は省略するが、上述した駆動スプロッケト17とアイドラ21との略中間部に相当する走行フレーム18の内側には、ピン72が突設してあり、このピン72に嵌挿するボスを備える左右一対のロッド73,73を上方に向けて取り付け、更に両ロッド73,73の上部に、側面視でT字状のパイプ体74を構成する縦パイプを嵌挿すると共に、台座32を上下動可能に支持する左右の平行リンク機構33L,33Rの回動支点軸P2に、当該縦パイプの横方向に固設したボスを嵌挿して支持できるように構成している。
また、T字状のパイプ体74には、圧縮スプリングによってロッド73の軸心方向に常時付勢されるロックピンを内挿している。そして、このロックピンが前記横パイプから突出する部位に左右のワイヤ76L,76Rの一端(策端金具)を連結すると共に、両ワイヤ76L,76Rの他端(策端金具)を左側操縦ハンドル22の把持部の側方に設けたロック解除レバー77と一体的に連結してあり、これらロック解除レバー77、両ワイヤ76L,76R、T字状のパイプ体74、該T字状のパイプ体74に嵌挿するピン、及び左右一対のロッド73,73等によって上述した切換操作手段を構成している。
そして、歩行式動力散布機11を路上走行、または圃場内を走行させながら散布作業を行う時は、左右一対のロッド73,73に設けた図示しない上段切欠きにロックピンを係止させることによって、左右一対のクローラ走行装置12L,12R、即ち駆動スプロッケト17とアイドラ21に巻き掛けられている走行クローラ19の接地部が、左右の操縦ハンドル23L,23Rに対して略平行の安定した固定姿勢状態での通常走行が可能になる。
ところが、上述した歩行式動力散布機11によって60〜70cmの高さに生育した水稲Pの条列一条を跨いで軟弱な土壌や凹凸のある圃場面Gを走行する際、例えば図6に示すように左側のクローラ走行装置12Lの接地する圃場面G2が凹んでいると、この凹んだ圃場面G2に左側のクローラ走行装置12Lが嵌まり、門型状に形成された機体29(機体フレーム13)は図示の如く左側に傾倒する。この時、圃場面G2の凹みが大きいと重心位置が移動して機体29が転倒する不安定な状態となるので、作業者は転倒しようとする機体29を、左右両側に把持部を有する両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rで支えながらの高負荷な作業を強いられる。また、上述したような機体の傾倒状態では、60〜70cmの高さに生育した水稲Pが、左側のチェンケース15L及び右側の内側支持アーム28Rに接触して損傷する虞もある。
そこで、本発明においては、操向操作具である左右両側に把持部を有する両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rを、機体フレーム13の前後方向に向く丸パイプ24に嵌挿する支軸25を介してローリング(上下動)操作できるように取り付け、且つ機体フレーム13に対して左右一対の走行装置であるクローラ走行装置12L,12Rを背反的に上下動可能に支持すると共に、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rのローリング操作に連動して左右の走行装置12L,12Rを上下動させる連係手段81を設けて、歩行式動力散布機11が軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行する際、これらの土壌状態により歩行式動力散布機11が左右一側に傾倒しても機体29の姿勢修正が容易に行える傾斜制御装置を構成している。
即ち、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを平行リンク機構14,14を介して機体フレーム13に支持すると共に、前記連係手段81を、機体フレーム13に軸支して両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rと両クローラ走行装置12L,12Rに連結する左右一対の揺動アーム82,82によって構成しており、歩行式動力散布機11が軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行する際、図6に示す如く凹んだ圃場面G2に左側のクローラ走行装置12Lが嵌まり歩行式動力散布機11が左側に傾倒しても、この傾倒状態を立て直す方向(図7に示すE矢印方向)に両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rをローリング操作すると、当該操縦ハンドル23L,23Rのローリング操作に連動する連係手段81を介して左右の走行装置12L,12Rが上下に応動して、上動する方の操縦ハンドル23Lと同じ側の走行装置12Lが下動し、他側の走行装置12Rが上動し、それによって左側に傾倒した歩行式動力散布機11の姿勢修正が容易になされ、機体29の左右バランスを安定させながら所望の作業を連続して行えるようになる。更に、両走行装置12L,12Rが左右一側に傾倒して隣接する水稲に接触し、この接触した水稲が損傷するといった不具合が発生することも起こり難くなる。
更に詳しくは、左右一対の揺動アーム82,82は、機体フレーム13の後側上部に設けた回動支点軸P3,P3に回動可能に支持したプレート状のアームであって、図8に示すように、両揺動アーム82,82の一端(機体内側方向)にはピン82aを固設すると共に、他端(機体外側方向)には長穴82bを形成している。そして、前記ピン82aにローラ83を外嵌した状態で両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rの基端部中央に固設したプレート84の両端に設けた長穴84a,84aと連結する一方、左右一対のチェンケース15L,15Rの後側上部に支持プレート15aを介して突設させたピン85にローラ86を外嵌した状態で前記長穴82bと連結できるように構成している。
上述した構成によれば、台座32に動力散布機31を装着した歩行式動力散布機11で軟弱な土壌や凹凸のある圃場内を自走させながら、農薬、肥料等の粉粒状ないし液状の散布物の散布作業を行う場合は、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rのローリング操作に連動する両揺動アーム82,82を介して、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを背反的に上下に応動させることが可能になり、それによって機体29の左右傾倒を少ない操作力で容易に修正することができると共に、両クローラ走行装置12L,12R、及び両クローラ走行装置12L,12Rを支持するチェンケース15L,15Rが傾倒して隣接する水稲Pに接触し、当該水稲Pが損傷するといった不具合が発生することも起こり難くなる。
また、右側のクローラ走行装置12Rの接地する圃場面G3が凹んでいると、この凹んだ圃場面G3に右側のクローラ走行装置12Rが嵌まり、機体29は右側に傾倒するが、図9に示す如く両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rを機体29の傾倒状態を立て直す方向であるF矢印方向にローリング操作するだけで、両操縦ハンドル23L,23Rのローリング操作に連動する連係手段81を介して左右の走行装置12L,12Rが上下に応動し、それによって右側に傾倒した歩行式動力散布機11の姿勢修正が容易になされる。即ち、歩行式動力散布機11が軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行する際、圃場面の影響によって機体29が左右何れかに傾倒すると、その傾倒状態を打ち消す方向に作業者が反射的に両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rをローリング操作するだけで、当該走行中における機体29の左右傾倒を容易に修正することができる。
更に、歩行式動力散布機11の操向操作具が、ローリング操作可能な両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rであり、且つ左右一対の走行装置12L,12Rを平行リンク機構14,14を介して機体フレーム13に支持すると共に、連係手段81を、機体フレーム13に軸支して当該操縦ハンドル23L,23Rと両走行装置12L,12Rに連結する左右一対の揺動アーム82,82で構成したので、両走行装置12L,12Rが軟弱な土壌や圃場面の凹凸に追従することにより機体フレーム13に大きな左右傾斜が生じ、この機体フレーム13に備える台座32に装着した動力散布機(作業機)31の重心位置が移動して機体29が転倒しそうになっても、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rを把持してそのローリング操作のみで、機体フレーム13の左右傾斜の修正、即ち動力散布機31が装着されている台座32の左右傾斜を略水平に修正することが簡単に行えるようになる。そして、両走行装置12L,12Rをコンパクト且つ安価な構成の平行リンク機構14,14を介して上下動可能に支持することができる共に、軟弱な土壌や圃場面の凹凸に追従する機体29の左右傾倒を修正すべく設ける前記連係手段81も、機体フレーム13に軸支して両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rと両走行装置12L,12Rに連結する簡単で安価な構造の左右一対の揺動アーム82,82によって構成することができる。
尚、歩行式動力散布機11を路上走行させる際やトラック等の運搬車両への積み込み/積み降ろしを行う場合は、上述の如く平行リンク機構14,14を介して機体フレーム13に支持した左右一対の走行装置12L,12Rと、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rと両走行装置12L,12Rとに連結する左右一対の揺動アーム82,82とを一体に固定して、両走行装置12L,12Rの上下動と両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rのローリング操作を不能にするロック手段91を設けている。
このロック手段91は、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rの基端部中央の支軸25右側に設けてあり、該操縦ハンドル23L,23Rの基端部中央の上部に固設したプレート83と機体フレーム13とに係止可能なロックピン92と、このロックピン92の係止を常時は解除する方向に付勢する圧縮スプリング93等を備えており、当該ロックピン92を前記プレート83と機体フレーム13とに係止させることによって、両走行装置12L,12Rの上下動と、両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rのローリング操作を不能とし、歩行式動力散布機11の路上走行やトラック等の運搬車両への積み込み/積み降ろし作業において、不要な機体29のローリングが起こすことなく安全な作業が行えるようにしている。
尚、上述した実施例では、歩行式動力散布機11の走行装置として、左右一対のクローラ走行装置12L,12Rを採用したものについて説明したが、当該走行装置を図10に示すように左右一対の車輪式装置102L,102Rで構成してもよく、この車輪式装置102L,102Rでは、クローラ走行装置12L,12Rの走行フレーム18に相当する支持フレーム103の前端に支持フロート104を設けることによって、圃場走行時における機体姿勢の安定化を図っている。
そして、車輪式装置102L,102Rを構成する駆動輪である車輪105は、その外周に複数のラグ105aを備えており、特に湿田等の軟弱な土壌を走行する際は、当該車輪105が沈下してラグ105aが耕盤G3に接当するので良好な走行性能が得られる。また、クローラ走行装置12L,12Rを採用した歩行式動力散布機11と対比すると大幅な軽量化を図ることができる利点もある。
また、図11に示すように、走行式動力散布機11の台座32に装着した動力散布機(作業機)31の下部左側には、貯留タンク106に貯留した農薬、肥料、種子等の粉粒状ないし液状の散布物を散布管65から放出する際、その散布量を段階的に調節する調量レバー107を備えており、この調量レバー107による散布量調節を当該走行式動力散布機11の両手把持式の操縦ハンドル23L,23R側から行えるように構成している。
更に詳しくは、図12に示すように、調量レバー107先端の把持部107aには、この把持部107aに外嵌する筒状の弾性部材108を保持するパイプ体109と、該パイプ体109に連結すると共に動力散布機31を運搬する際に用いる取っ手111をガイドとして、両手把持式の操縦ハンドル23L,23R側から作業者Mが図示の如く引き押し操作可能な操作ロッド112を設けている。即ち、前記調量レバー107と操作ロッド112の連係動作は、調量レバー107先端の把持部107aと、この把持部107aに外嵌する筒状の弾性部材108の摩擦保持力によって可能となっており、動力散布機31を歩行式動力散布機11の台座32から取り外して、当該動力散布機を背負いながら通常の散布作業を行う際には、調量レバー107先端の把持部107aに外嵌する筒状の弾性部材108をパイプ体109と一体に容易に脱着できるので作業性に優れている。
以上説明した走行式移動車両の一例である歩行式動力散布機11は、その台座32に除草機、溝切り機、及び運搬装置等の他の作業機を装着することも可能であって、特に軟弱な土壌や凹凸のある圃場面を走行しながら作業を行う場合、機体29が左右に傾倒しても、機体フレーム13に対して上下動可能に支持した走行装置12L,12R(102L,102R)と、ローリング操作可能な両手把持式の操縦ハンドル23L,23Rによって機体29の左右バランスを安定させながら所望の作業が容易に行える。
歩行式動力散布機の側面図。 歩行式動力散布機の平面図。 歩行式動力散布機の背面図。 歩行式動力散布機の伝動系統図。 歩行式動力散布機で畦畔上面を走行する姿勢状態を示す側面図。 左側に傾倒した歩行式動力散布機を示す背面図。 左側に傾倒した歩行式動力散布機の姿勢を修正した状態を示す背面図。 連係手段の構成を示す平面図。 右側に傾倒した歩行式動力散布機の姿勢を修正した状態を示す背面図。 車輪式装置を備える歩行式動力散布機の側面図。 調量レバーの操作ロッドの構成を示す側面図。 図10におけるH部詳細図。
符号の説明
11 歩行式移動車両
12L 走行装置(左)
12R 走行装置(右)
13 機体フレーム
14 平行リンク機構
23L 操縦ハンドル(左)
23R 操縦ハンドル(右)
25 支軸
81 連係手段
82 揺動アーム

Claims (2)

  1. 左右一対の走行装置(12L,12R)を備える歩行式移動作業車両(11)の傾斜制御装置であって、当該歩行式移動作業車両(11)は左右の操縦ハンドル(23L,23R)からなる操向操作具を備え、該操向操作具を、前後方向に向く支軸(25)を介してローリング操作可能に機体フレーム(13)に取りつけ、操向操作具のローリング操作により左右の操縦ハンドル(23L,23R)を上下動可能に構成し、且つ機体フレーム(13)に対して左右の走行装置(12L,12R)を背反的に上下動可能に支持すると共に、前記操向操作具のローリング操作に連動して両走行装置(12L,12R)を上下動させる連係手段(81)を設け、操向操作具のローリング操作に基づき、上動する方の操縦ハンドル(23L,23R)と同じ側の走行装置(12L,12R)が下動し、他側の走行装置(12L,12R)が上動するように構成したことを特徴とする歩行式移動作業車両の傾斜制御装置。
  2. 左右一対の走行装置(12L,12R)を平行リンク機構(14,14)を介して機体フレーム(13)に支持すると共に、連係手段(81)を、機体フレーム(13)に軸支して操向操作具と両走行装置(12L,12R)とに連結する左右一対の揺動アーム(82,82)で構成したことを特徴とする請求項1記載の歩行式移動作業車両の傾斜制御装置。
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