JP7126460B2 - 水田作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機等の水田作業機において、機体の操縦の構成に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、機体の前部で起立した非使用姿勢、及び、機体の前部から前側に延出された使用姿勢に、姿勢変更可能に、操作アームが機体の前部に支持されたものがある。
例えば、畦を越えて水田作業機を水田に進入させる場合や、畦を越えて水田作業機を水田から出す場合、特許文献1では、作業者が、機体から降りて機体の前側に立ち、使用姿勢の操作アームを持って、機体を低速で前進させながら、操作アームにより、機体の向きを修正したり、機体の前部の浮き上がりを押さえたりすることができる。
特許文献1では、操作アームが使用姿勢に操作されると、前輪が直進位置で保持されるように構成されている。これにより、前述のように、作業者が使用姿勢の操作アームを持って機体の向きの修正を行う際に、前輪の向きが直進位置から変化することがなく、操作アームによる機体の向きの修正が円滑に行われる。
特開2003-170840号公報
水田作業機において、前述のように、操作アームを使用して水田に進入する場合や水田から出る場合、操作アームによる機体の操縦性をさらに向上させたいという要望がある。
本発明は、水田作業機において、操作アームによる機体の操縦性を向上させることを目的としている。
本発明の水田作業機は、機体の前部で起立した非使用姿勢、及び、機体の前部から前側に延出された使用姿勢に、姿勢変更可能に機体の前部に支持された操作アームと、右及び左の前輪を操向操作する操向部材を、前輪の直進位置で保持可能な保持部と、右及び左の前記前輪に動力を伝達する前輪デフ機構を、デフロック状態に操作可能なデフロック部とが備えられ、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更を、前記保持部に伝達して、前記保持部により前記操向部材を前記前輪の直進位置で保持する直進保持連係機構と、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更を、前記デフロック部に伝達して、前記デフロック部により前記前輪デフ機構をデフロック状態に操作するデフロック連係機構とが備えられ、前記直進保持連係機構が、前記操作アームと前記保持部とに亘って設けられ、前記デフロック連係機構が、前記保持部と前記デフロック部とに亘って設けられて、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更が、前記操作アームから前記直進保持連係機構を介して前記保持部に伝達され、前記保持部から前記デフロック連係機構を介して前記デフロック部に伝達される
本発明によると、機体の前部に操作アームが支持された水田作業機において、作業者が操作アームを非使用姿勢から使用姿勢に操作すると、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更が、直進保持連係機構を介して保持部に伝達されて、保持部により操向部材が前輪の直進位置で保持される。
これに加えて本発明によると、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更が、デフロック連係機構を介してデフロック部に伝達されて、デフロック部により前輪デフ機構がデフロック状態に操作されるのであり、右及び左の前輪に掛かる負荷の変化に関係なく、右及び左の前輪が同じ速度で回転駆動される。
本発明によると、作業者が使用姿勢の操作アームを持って機体の向きの修正を行う際、前輪の向きが直進位置から変化することがないことに加えて、右及び左の前輪が同じ速度で回転駆動されることにより、操作アームによる機体の向きの修正が円滑に行われるようになって、操作アームによる機体の操縦性が向上する。
本発明によると、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更が、操作アームから直進保持連係機構を介して保持部に伝達され、保持部からデフロック連係機構を介してデフロック部に伝達されるというように、直進保持連係機構とデフロック連係機構とが直列的に配置されている。
本発明によると、操作アームから保持部に亘る直進保持連係機構が、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更をデフロック部に伝達するデフロック連係機構の一部に兼用されることになるので、構造の簡素化の面で有利になる。
本発明において、前記保持部が、前記操作アームよりも後側に設けられ、前記デフロック部が、前記保持部よりも後側に設けられていると好適である。
本発明によると、操作アーム、保持部及びデフロック部が順番に並ぶ状態となるので、前述のように直進保持連係機構を操作アームと保持部とに亘って設ける構成、デフロック連係機構を保持部とデフロック部とに亘って設ける構成が、容易に得られるようになるのであり、構造の簡素化の面で有利になる。
本発明において、前記前輪を操向可能に支持する前車軸ケースが、前記操作アームよりも後側に設けられて、前記保持部が、前記操作アームよりも後側で且つ前記前車軸ケースよりも前側に設けられ、前記デフロック部が、前記前車軸ケースよりも後側に設けられて、前記デフロック連係機構が、側面視で前記前車軸ケースよりも上側を迂回して、前記保持部と前記デフロック部とに亘って設けられていると好適である。
水田作業機において、前輪を操向可能に支持する前車軸ケースが設けられて、側面視で保持部とデフロック部との間に、前車軸ケースが配置されることがある。
本発明によると、前述の構成において、デフロック連係機構が、前車軸ケースとの干渉を避けながら、保持部とデフロック部とに亘って無理なく設けられる。この場合、デフロック連係機構が側面視で前車軸ケースよりも上側を迂回するので、前車軸ケースの付近の地上高の確保の面でも有利になる。
本発明において、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更の第1ストロークが、前記保持部により前記操向部材を前記前輪の直進位置で保持する為の第2ストロークよりも大きなものに設定されて、前記第1ストロークと前記第2ストロークとの差を、弾性変形することによって吸収する第1吸収部が備えられ、前記第2ストロークが、前記デフロック部により前記前輪デフ機構をデフロック状態に操作する為の第3ストロークよりも大きなものに設定されて、前記第2ストロークと前記第3ストロークとの差を、弾性変形することによって吸収する第2吸収部が備えられていると好適である。
操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更が、操作アームから直進保持連係機構を介して保持部に伝達され、保持部からデフロック連係機構を介してデフロック部に伝達される場合、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更の第1ストロークと、保持部により操向部材を前輪の直進位置で保持する為の第2ストロークと、デフロック部により前輪デフ機構をデフロック状態に操作する為の第3ストロークとが想定される。
本発明によると、第1ストロ-クが第2ストロークよりも大きなものに設定されて、第1ストロークと第2ストロークとの差を弾性変形することによって吸収する第1吸収部が備えられている。
これにより、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更に基づいて、保持部により不足なく操向部材が前輪の直進位置で保持されるのであり、第1ストロークと第2ストロークとの差が第1吸収部により無理なく吸収される。
本発明によると、第2ストロ-クが第3ストロークよりも大きなものに設定されて、第2ストロークと第3ストロークとの差を弾性変形することによって吸収する第2吸収部が備えられている。
これにより、保持部に基づいて、デフロック部により不足なく前輪デフ機構がデフロック状態に操作されるのであり、第2ストロークと第3ストロークとの差が第2吸収部により無理なく吸収される。
本発明において、前記第2ストロークを増幅して前記デフロック部に伝達するストローク増幅部が備えられていると好適である。
本発明によると、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更が、操作アームから直進保持連係機構を介して保持部に伝達されて、保持部により操向部材が前輪の直進位置で保持されると、保持部により操向部材を前輪の直進位置で保持する為の第2ストロークが増幅され、増幅された第2ストロークがデフロック部に伝達されて、デフロック部により前輪デフ機構がデフロック状態に操作される(第3ストローク)。
これにより、第2ストロークが第3ストロークよりも大きなものとなる状態を無理なく得ることができるのであり、デフロック部により不足なく前輪デフ機構がデフロック状態に操作される。
本発明において、人為的に操作されることにより、前記デフロック部を操作して前記前輪デフ機構をデフロック状態に操作可能なデフロック操作具が備えられて、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更が、前記デフロック連係機構を介して前記デフロック部に伝達されても、前記デフロック操作具が操作されないようにする第1融通部が、前記デフロック操作具と前記デフロック部との接続部分に設けられ、前記デフロック操作具により前記デフロック部が操作されても、前記デフロック連係機構が操作されないようにする第2融通部が、前記デフロック連係機構と前記デフロック部との接続部分に設けられていると好適である。
水田作業機において、前輪デフ機構が設けられた場合、デフロックペダル等のデフロック操作具が設けられて、作業者がデフロック操作具を操作することにより、前輪デフ機構をデフロック状態に操作できるように構成することがある。
本発明によると、操作アームの非使用姿勢から使用姿勢への姿勢変更に基づいて、デフロック部により前輪デフ機構がデフロック状態に操作されても、第1融通部によりデフロック操作具が操作されることはないので、作業者が違和感を持つことはない。
逆に、デフロック操作具の操作に基づいて、デフロック部により前輪デフ機構がデフロック状態に操作されても、第2融通部により操作アームが操作されることはないので、作業者が違和感を持つことはない。
本発明において、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更により、前記直進保持連係機構が前記操作アーム側に引き操作されて、前記保持部により前記操向部材が前記前輪の直進位置で保持され、前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更により、前記デフロック連係機構が前記操作アーム側に引き操作されて、前記デフロック部により前記前輪デフ機構がデフロック状態に操作されると好適である。
本発明によると、直進保持連係機構が操作アーム側に引き操作されることによって、保持部により操向部材が前輪の直進位置で保持されるのであり、直進保持連係機構が圧縮を受けて座屈するような状態になることは少ないので、保持部により操向部材が前輪の直進位置で無理なく保持される。
本発明によると、デフロック連係機構が操作アーム側に引き操作されることによって、デフロック部により前輪デフ機構がデフロック状態に操作されるのであり、デフロック連係機構が圧縮を受けて座屈するような状態になることは少ないので、デフロック部により前輪デフ機構がデフロック状態に無理なく操作される。
乗用型田植機の左側面図である。 乗用型田植機の前部の平面図である。 乗用型田植機の正面図である。 変速装置及び変速レバーの付近の左側面図である。 変速レバー及びブレーキペダルの付近の斜視図である。 変速レバー及びブレーキペダルの付近の斜視図である。 変速レバー及びブレーキペダルの付近の右側面図である。 連係部材が中立停止位置に操作された状態でブレーキペダルが踏み操作された状態を示す連係部材の右側面図である。 連係部材が前進側の高速位置に操作された状態でブレーキペダルが踏み操作された状態を示す連係部材の右側面図である。 連係部材が後進側に操作された状態でブレーキペダルが踏み操作された状態を示す連係部材の右側面図である。 操作アーム、直進保持連係機構及びデフロック連係機構の付近の右側面図である。 操作アーム、直進保持連係機構及びデフロック連係機構の付近の斜視図である。 操作アーム、操向部材及び直進保持連係機構の付近の底面図である。 デフロックペダルの付近の分解斜視図である。 デフロックペダルの付近の背面図である。 変速レバー、ブレーキペダル及び操作アームと各部との連係の概略を示す左側面図である。 操作アーム、直進保持連係機構及びデフロック連係機構と各部との連係の概略を示す右側面図である。 操作アーム、直進保持連係機構及びデフロック連係機構と各部との連係の概略を示す右側面図である。 操作アームの斜視図である。 操作アームにおけるセンターマスコットの付近の縦断右側面図である。 発明の実施の第1別形態において、操作アームの基部の付近の左側面図である。
図1~図21に水田作業機の一例である乗用型田植機が示されており、図1~図21において、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示し、Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2が設けられた機体3の後部に、リンク機構4が上下に揺動可能に支持されて後側に延出されており、リンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5が設けられている。
苗植付装置6がリンク機構4の後部に支持され、機体3の後部及び苗植付装置6に亘って、田面に肥料を供給する施肥装置7が設けられており、苗植付装置6の前側の下部に、田面を整地する整地装置8が支持されている。
図1,2,3に示すように、機体3の前部の右部及び左部に、支持フレーム33,34が設けられて、支持フレーム33,34に予備苗のせ台31,32が支持されている。
(苗植付装置の構成)
図1に示すように、苗植付装置6に、植付伝動ケース9、回転ケース10、植付アーム11、フロート12、苗のせ台13等が設けられている。
2個の植付伝動ケース9の後部の右部及び左部に、回転ケース10が回転可能に支持され、回転ケース10の両端部に、植付アーム11が支持されている。苗のせ台13が、左右方向に往復移動可能に支持されている。
苗のせ台13が左右方向に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース10が回転駆動され、苗のせ台13の下部から植付アーム11が交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
(施肥装置の構成)
図1に示すように、施肥装置7に、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等が設けられている。
機体3において運転座席20の後側に、肥料を貯留するホッパー15及び繰り出し部16が支持されており、繰り出し部16の左の横外側部にブロア17が設けられている。フロート12に作溝器18が取り付けられて、4個の作溝器18が設けられており、繰り出し部16と作溝器18とに亘って、4本のホース19が接続されている。
ホッパー15の肥料が繰り出し部16により繰り出され、ブロア17の搬送風によりホース19を通って作溝器18に供給されるのであり、作溝器18により田面に溝が形成されながら、作溝器18から田面の溝に肥料が供給される。
(整地装置の構成)
図1に示すように、苗植付装置6に支持された右及び左の支持ケース14が、前側に延出されており、支持ケース14の前部に亘って、駆動軸(図示せず)が回転可能に支持されて、多数の整地体21が駆動軸に取り付けられている。
苗植付装置6の動力が、植付伝動ケース9から、支持ケース14の伝動チェーン(図示せず)を介して、駆動軸に伝達され、駆動軸及び整地体21が図1の反時計方向に回転駆動されて、整地体21により田面の整地が行われる。
(前輪及び後輪への伝動系の構成)
図1,2,3に示すように、機体3の前部に配置されたミッションケース22に、支持フレーム23が連結されて前側に延出され、支持フレーム23にエンジン29が支持されている。
エンジン29を覆うボンネット24が、機体3の前部に設けられている。前輪1を操向操作する操縦ハンドル25、走行用の変速レバー26、及び油圧シリンダ5を作動操作する為の昇降レバー27が、ボンネット24の上部に配置されている。
図1,5,16に示すように、右及び左の前車軸ケース39が、ミッションケース22の右部及び左部の連結されており、右及び左の前輪1が右及び左の前車軸ケース39に操向可能に支持されている。後車軸ケース40が、機体3の後部に支持されており、右及び左の後輪2が後車軸ケース40に支持されている。
図4及び図16に示すように、油圧型式で無段変速型式の変速装置43が、ミッションケース22の左部に連結されている。エンジン29の出力プーリー29aと、変速装置43の入力プーリー43aとに亘って、伝動ベルト44が取り付けられており、伝動ベルト44に対して、テンションプーリー45が設けられている。変速装置43は、中立停止位置Nから前進側及び後進側に無段階に変速可能である。
エンジン29の動力が伝動ベルト44を介して変速装置43に伝達され、変速装置43の動力が、ミッションケース22の内部の副変速装置41及び前輪デフ機構50から、前車軸ケース39の内部の伝動軸(図示せず)を介して、前輪1に伝達される。
副変速装置41の動力が、伝動軸51から後車軸ケース40に伝達され、後車軸ケース40の内部の伝動軸(図示せず)及び伝動ギヤ(図示せず)を介して、後輪2に伝達される。
(前輪の操向操作系の構成)
図4,11,12に示すように、ミッションケース22の上面部に、ハンドルポスト30が連結されて上側に延出されている。ハンドルポスト30の上下中間部に、油圧型式のパワーステアリングユニット35が内装されており、ハンドルポスト30の上端部に、操縦ハンドル25が回転可能に支持されている。
操向部材36が、ミッションケース22の下部に、上下方向の軸芯P2周りに揺動可能に支持されており、操向部材36と右及び左の前輪1とに亘って、タイロッド38が接続されている。
操縦ハンドル25が回転操作されることによって、操向部材36が軸芯P2周りに揺動操作されて、前輪1が操向操作されるのであり、操縦ハンドル25に回転操作が、パワーステアリングユニット35によって補助される。
(変速装置の操作系の構成)
図4,5,6,16に示すように、上辺部に多数の凹部が形成された側面視で扇形状の
変速部材37が設けられており、変速部材37のボス部37bにより、変速部材37が、
ハンドルポスト30の上部の左横部に、左右方向の軸芯P1周りに揺動可能に支持されて
いる。
変速レバー26の下部が、変速部材37のブラケット37aに支持されており、変速レバー26が、変速部材37により中立停止位置N、前進最高速位置FA及び後進最高速位置RAに亘って操作可能に支持されている。
板バネ製の保持部材42が上下に弾性変形可能に支持されており、保持部材42の先端部のローラー42aが、変速部材37の凹部に係合している。保持部材42のローラー42aが、変速部材37の凹部に係合することにより、変速レバー26が、前進最高速位置FAと後進最高速位置RAとの間の所望の位置に保持される。
支持軸46が、ハンドルポスト30の下部の後部に、左右方向の軸芯P3周り回転可能に支持されて、左横側に延出されている。側面視でアングル形状の中継部材47が、支持軸46におけるハンドルポスト30側の部分に連結されており、中継部材47が、支持軸46と一体で軸芯P3周りに、ハンドルポスト30の下部に揺動可能(回転可能)に支持されている。
変速部材37のボス部37bに連結されたアーム部37cに、連係ロッド48が接続されて下側に延出されており、連係ロッド48の下部が中継部材47に接続されている。変速装置43の変速軸43bに、アーム部43cが連結されており、中継部材47と変速装置43のアーム部43cとに亘って、連係ロッド49が接続されている。
変速レバー26が中立停止位置Nに操作されると、変速装置43の変速軸43b及びアーム部43cが、中立停止位置Nに操作される。
変速レバー26が中立停止位置Nから前進最高速位置FAに向けて前進側に操作されると、連係ロッド48が変速レバー26側に引き操作されて、中継部材47及び支持軸46が図4の時計方向に揺動(回転)し、連係ロッド49が変速装置43の変速軸43b及びアーム部43c側に押し操作され、変速装置43の変速軸43b及びアーム部43cが前進側に操作される。
変速レバー26が中立停止位置Nから後進最高速位置RAに向けて後進側に操作されると、連係ロッド48が中継部材47側に押し操作されて、中継部材47及び支持軸46が図4の反時計方向に揺動(回転)し、連係ロッド49が中継部材47側に引き操作され、変速装置43の変速軸43b及びアーム部43cが後進側に操作される。
(ブレーキペダルに関する構成)
図1,2,3に示すように、ボンネット24に対して右側及び左側から、ボンネット24に対して後側に亘って、フロア28が設けられている。
図5,6,7に示すように、ミッションケース22の右横側部の左右方向の軸芯P5周りに、ブレーキペダル55の基部が上下に揺動可能に支持されており、ブレーキペダル55が、フロア28におけるボンネット24の右側の部分に配置されている。
ミッションケース22の内部にブレーキ(図示せず)が設けられて、ブレーキの操作軸52がミッションケース22から右横側に出ている。ブレーキペダル55の基部に連結されたアーム部55a,55bと、操作軸52に連結されたアーム部52aとに亘って、連係ロッド58が接続されており、ブレーキペダル55のアーム部55bに、戻しバネ59が接続されている。
図5,6,7に示す状態は、ブレーキペダル55が踏み操作されていない状態で、ブレーキが解除状態に操作された状態である。ブレーキペダル55が踏み操作されると、連係ロッド58が操作軸52側に押し操作され、操作軸52が回転操作されてブレーキが制動側に操作される。ブレーキペダル55の踏み操作を止めると、戻しバネ59によりブレーキペダル55が図5,6,7に示す位置に戻り、ブレーキが解除状態に操作される。
図2,3,5,6,7に示すように、ブレーキレバー56が、ブレーキペダル55に連結されて前側に延出されており、ロックレバー57がフロア28に設けられている。
これにより、機体3の前側に立つ作業者が、手を延ばしてブレーキレバー56を持ってブレーキペダル55を操作することができるのであり、踏み操作状態(制動状態)のブレーキペダル55及びブレーキレバー56に、ロックレバー57を掛けることにより、ブレーキペダル55及びブレーキレバー56を、踏み操作状態(制動状態)で保持することができる。
(ブレーキペダルと変速装置とを連係する低速連係機構の構造)
図4~図7及び図16に示すように、連係軸60が、支持フレーム23とミッションケース22との間において、左右方向に沿った軸芯P6周りに回転可能に支持されている。連係軸60の右のアーム部60aと、ブレーキペダル55のアーム部55aとに亘って、連係ロッド61が接続されている。
連係軸60の左のアーム部60bに、テンションプーリー45が回転可能に支持されており、連係軸60を図4の時計方向(テンションプーリー45が伝動ベルト44に押圧される側)に付勢するバネ62が設けられている。
エンジン29の出力プーリー29aと変速装置43の入力プーリー43aとの間において、伝動ベルト44、テンションプーリー45及び連係軸60によるテンション型式のクラッチ63が設けられている。
バネ62によりテンションプーリー45が伝動ベルト44に押圧されることによって、エンジン29の出力プーリー29aの動力が、変速装置43の入力プーリー43aに伝達される(クラッチ63の伝動状態)。連係軸60により、テンションプーリー45が伝動ベルト44から離されることによって、エンジン29の出力プーリー29aの動力が、変速装置43の入力プーリー43aに伝達されない(クラッチ63の遮断状態)。
支持軸46の端部に、扇形状の連係部材64が連結されており、支持軸46、中継部材47及び連係部材64が一体で、軸芯P3周りに揺動(回転)するように、ハンドルポスト30の下部に支持されている。
連係部材64に円弧状の長孔64aが開口されている。連係ロッド65が、連係軸60のアーム部60bに接続されて後側の上側に延出されており、連係ロッド65の後部のピン状の操作部65aが、連係部材64の長孔64aに挿入されている。
以上のように、連係ロッド61、連係軸60、連係ロッド65等を有する低速連係機構66が、ブレーキペダル55と連係部材64とに亘って設けられている。
(変速装置が中立停止位置に位置している状態での低速連係機構の作動状態)
図7及び図8に示すように、変速装置43が中立停止位置Nに操作された状態で、連係部材64は中立停止位置Nに位置している。
連係部材64(変速装置43)が中立停止位置Nに位置した状態において、ブレーキペダル55が踏み操作されていないと、連係ロッド65の操作部65aは、連係部材64の長孔64aの中央に位置している(位置A1)。
ブレーキペダル55が踏み操作されると、連係軸60が図7の時計方向に回転し、テンションプーリー45が伝動ベルト44から離されることによって、クラッチ63が遮断状態に操作される。
これに伴なって連係ロッド65が連係軸60側に引き操作されて、連係ロッド65の操作部65aが、位置A1から連係部材64の長孔64aに沿って前側に移動し、位置A2に達する。位置A2において、連係ロッド65の操作部65aが、連係部材64の長孔64aの中央と、連係部材64の長孔64aの前側の端部との間に位置する。
連係部材64(変速装置43)が中立停止位置Nに位置した状態において、ブレーキペダル55が踏み操作されても、連係ロッド65の操作部65aが、連係部材64の長孔64aの範囲において位置A1と位置A2との間を移動するだけであり、連係部材64(変速装置43)は中立停止位置Nから操作されない。
連係部材64(変速装置43)が中立停止位置Nに位置した状態で、ブレーキペダル55の踏み操作を止めると、テンションプーリー45が伝動ベルト44に押圧されて、クラッチ63が伝動状態に操作される。この場合、連係部材64(変速装置43)が中立停止位置Nに操作されているので、前輪1及び後輪2、苗植付装置6は停止している。
(変速装置が前進側に操作された状態での低速連係機構の作動状態)
図9に示すように、ブレーキペダル55が踏み操作されていない状態で、変速装置43が前進側に操作されると、連係部材64が中立停止位置Nから図9の反時計方向に揺動して、連係部材64の長孔64aの前側の端部が、連係ロッド65の操作部65a(位置A1)に接近する。この場合、連係部材64(変速装置43)が、比較的高速である前進側の高速位置F1に操作されていたとする。
図9に示す状態でブレーキペダル55が踏み操作されると、連係軸60が図7の時計方向に回転し、テンションプーリー45が伝動ベルト44から離されることによって、クラッチ63が遮断状態に操作される。
これに伴なって連係ロッド65が連係軸60側に引き操作されて、連係ロッド65の操作部65aが、位置A1から連係部材64の長孔64aの前側に移動し、連係部材64の長孔64aの前側の端部に当たり、連係ロッド65の操作部65aと一緒に、連係部材64(変速装置43)が中立停止位置N側に揺動操作される。連係ロッド65の操作部65aが位置A2に達すると、連係部材64(変速装置43)が、前進側の高速位置F1よりも低速である前進側の低速位置F2に操作される。
ブレーキペダル55が踏み操作されていると、連係ロッド65の操作部65aが位置A2に位置しているので、連係部材64(変速装置43)を、前進側の低速位置F2から高速側に操作することはできない。連係部材64(変速装置43)を、前進側の低速位置F2から中立停止位置N側、及び後進側に操作することはできる(図9から図8、及び後述の(変速装置が後進側に操作された状態での中立連係機構の作動状態)参照)。
ブレーキペダル55の踏み操作を止めると、連係ロッド65の操作部65aが位置A1に移動するので、連係部材64(変速装置43)を、前進側の低速位置F2から高速側に操作することができる。
(変速装置が後進側に操作された状態での低速連係機構の作動状態)
図10に示すように、ブレーキペダル55が踏み操作されていない状態で、変速装置43が後進側に操作されると、連係部材64が中立停止位置Nから図 の時計方向に揺動して、連係部材64の長孔64aの前側の端部が、連係ロッド65の操作部65a(位置A1)から離れる。
図10に示す状態でブレーキペダル55が踏み操作されると、連係軸60が図7の時計方向に回転し、テンションプーリー45が伝動ベルト44から離されることによって、クラッチ63が遮断状態に操作される。
これに伴なって連係ロッド65が連係軸60側に引き操作されて、連係ロッド65の操作部65aが、位置A1から連係部材64の長孔64aに沿って前側に移動し、位置A2に達する。これにより、連係ロッド65の操作部65aが、連係部材64の長孔64aの前側の端部に当たることはないのであり、連係部材64(変速装置43)は、後進側から操作されない。
ブレーキペダル55が踏み操作されていると、連係ロッド65の操作部65aが位置A2に位置しているので、連係部材64(変速装置43)を、後進側から中立停止位置N、及び前進側の低速位置F2に操作することができるのであり、前進側の低速位置F2から高速側に操作することはできない。
(操作アームに関する構成)
図1,2,3に示すように、正面視でアーチ状の操作アーム53が、機体3の前部である支持フレーム23の前部に支持されている。
図11,12,19,20に示すように、操作アーム53は、右及び左の本体部53aと、右及び左の基部53bと、補強部材53cとを有している。右及び左の本体部53aは、丸パイプが折り曲げられて構成されており、チャンネル状の右及び左の基部53bが右及び左の本体部53aの下部に連結されている。右及び左の本体部53aの上部が、左右方向に間隔を開けて配置されており、断面が半円状の補強部材53cが、右及び左の本体部53aの上部に亘って連結されている。
図11,12,13,16に示すように、操作アーム53の基部53bが、支持フレーム23の左右方向の軸芯P4周りに揺動可能に支持されており、操作アーム53は、機体3の前部で起立した非使用姿勢B1、及び、機体3の前部から前側に延出された使用姿勢B2に、姿勢変更可能である。
図11及び図13に示すように、丸棒材が折り曲げられて構成された機体3の牽引用のフレーム67が、支持フレーム23の前部に左右方向に沿って連結されている。操作アーム53を使用姿勢B2に操作すると、操作アーム53の基部53bがフレーム67に当たって、操作アーム53が使用姿勢B2で止められる。
図1,2,3,11,12に示すように、センターマスコット54が、操作アーム53における本体部53aの上部及び補強部材53cの部分に、取り付けられており、センターマスコット54が、上向きの姿勢及び下向きの姿勢に亘って約180度の範囲で姿勢変更可能に支持されている。
センターマスコット54に、各種の警告を作業者に行う為のランプ(図示せず)が内装されている。機体3から延出されたハーネス(図示せず)が、操作アーム53の本体部53aの内部を通り、操作アーム53の右及び左の本体部53aの上部の間から出て、センターマスコット54のランプに接続されている。
(操作アームと前輪の操向部材とに亘って設けられた直進保持連係機構に関する構成)
図11,12,13,16,17,18に示すように、丸棒材が折り曲げられて構成された保持部68が、支持フレーム23のブラケット23a、及びミッションケース22に連結されたブラケット69に、左右方向の軸芯P7周りに揺動可能に支持されている。
保持部68の右部が折り曲げられて操作部68aが設けられており、操作部68aが、操向部材36よりも前側に配置され、底面視で軸芯P2から前側に延出された仮想線(図示せず)に位置している(図13参照)。保持部68の左部に、アーム部68b(ストローク増幅部に相当)が連結されている。
前車軸ケース39が、側面視及び平面視で、操作アーム53よりも後側に設けられている。操向部材36が、側面視及平面視で、操作アーム53よりも後側で且つ前車軸ケース39よりも前側に設けられている。保持部68が、側面視及び平面視で、操作アーム53よりも後側で且つ前車軸ケース39及び操向部材36よりも前側に設けられている。
操作アーム53の右の基部53bの上部に、ピン53dが左右方向に連結されており、平面視でアングル状の連係部材70が、操作アーム53のピン53dに上下に揺動可能に接続されている。
連係ロッド71が設けられて、連係ロッド71の前部が、連係部材70の開口部(図示せず)に、前後方向に移動可能に挿入されており、連係部材70と連係ロッド71の前部との間に、バネ72(第1吸収部に相当)が取り付けられている。連係ロッド71の後部が、保持部68のアーム部68bに接続されている。
以上のように、連係部材70、連係ロッド71及びバネ72等を有する直進保持連係機構73が設けられて、直進保持連係機構73が操作アーム53と保持部68とに亘って設けられている。
(デフロック機構に関する構成)
図11~図18に示すように、ミッションケース22の内部に、前輪デフ機構50をデフロック状態に操作可能なデフロック機構74が設けられている。デフロック機構74を操作する軸状のデフロック部75が、ミッションケース22の後面から後側に出るように設けられている。デフロック部75が、側面視及び平面視で、前車軸ケース39よりも後側に設けられ、保持部68よりも後側に設けられている。
デフロック部75は、前後方向の軸芯P8周りに回転操作可能にミッションケース22に支持されており、デフロック機構74を介して前輪デフ機構50をデフロック状態に操作するデフロック位置C1、及び前輪デフ機構50のデフロック状態を解除して、前輪デフ機構50が作動する解除位置C2に操作可能である。ミッションケース22の内部のバネ(図示せず)により、デフロック機構74及びデフロック部75が解除位置C2に付勢されている。
背面視で扇形状の操作部76が、デフロック部75の後部に連結されており、操作部76に、円弧状の長孔76a(第1融通部に相当)、及び円弧状の長孔76b(第2融通部に相当)が開口されている。
デフロックペダル77(デフロック操作具に相当)が設けられており、デフロックペダル77に、丸棒材で構成された本体部77aと、本体部77aの上部に連結された踏み部77bとが設けられている。
ミッションケース22に連結された支持部材78に、デフロックペダル77の本体部77aが、上下方向に移動可能に支持されており、デフロックペダル77を上側に付勢するバネ79が、デフロックペダル77の本体部77aと支持部材78とに亘って取り付けられている。デフロックペダル77の本体部77aの下部が、操作部76の長孔76aに挿入されて、デフロックペダル77の踏み部77bが、フロア28から上側に出ている(図1及び図2参照)。
図15及び図17に示す状態は、ミッションケース22の内部のバネ(図示せず)及びバネ79により、デフロック部75及び操作部76、デフロックペダル77が解除位置C2に操作された状態であり、デフロックペダル77の本体部77aの下部が、操作部76の長孔76aの下部に位置している。
図15及び図17に示す状態において、作業者がデフロックペダル77を人為的に踏み操作すると、デフロックペダル77の本体部77aの下部が操作部76の長孔76aの下部に当たった状態で、デフロック部75及び操作部76がデフロック位置C1に操作されて、前輪デフ機構50がデフロック状態に操作される。
作業者がデフロックペダル77の踏み操作を止めると、ミッションケース22の内部のバネ(図示せず)及びバネ79により、デフロック部75及び操作部76、デフロックペダル77が解除位置C2に戻る。
(保持部とデフロック部とに亘って設けられたデフロック連係機構に関する構成)
図11~図18に示すように、連係ロッド80が設けられており、連係ロッド80の前部が、保持部68のアーム部68bに接続されている。連係ロッド80の中間部が上側に折り曲げられて、連係ロッド80の後部が、側面視で前車軸ケース39よりも上側を迂回するように配置されている。
ミッションケース22における前車軸ケース39よりも上側の部分に、中継部材81(ストローク増幅部に相当)が、左右方向の軸芯P9周りに揺動可能に支持されている。板材が折り曲げられて構成された連係部材82が、中継部材81に接続されている。
連係ロッド80の後部が、連係部材82の開口部(図示せず)に、前後方向に移動可能に挿入されており、連係部材82と連係ロッド80の後部との間に、バネ83(第2吸収部に相当)が取り付けられている。連係ロッド84が設けられており、連係ロッド84の上部が中継部材81に接続され、連係ロッド84の下部84aが、操作部76の長孔76bに挿入されている。
以上のように、連係ロッド80、中継部材81、連係部材82、バネ83及び連係ロッド84等を有するデフロック連係機構85が設けられて、デフロック連係機構85が、側面視で前車軸ケース39よりも上側を迂回して、保持部68とデフロック部75とに亘って設けられている。
エンジン29の出力プーリー29a、変速装置43(入力プーリー43a)、伝動ベルト44、テンションプーリー45及びクラッチ63が、平面視で、機体3の左右中央に対して左側に配置されている。直進保持連係機構73及びデフロック連係機構85、デフロック部75が、平面視で、機体3の左右中央に対して右側に配置されている。
(操作アームを使用する際の作業形態)
例えば畦を越えて水田に進入する場合や畦を越えて水田から出る場合、作業者は、機体3から降りて機体3の前側に立ち、変速レバー26を前進側の十分な低速位置に操作し、操作アーム53を使用姿勢B2に操作して、操作アーム53を持つことにより、機体3の向きの修正を行ったり、機体3の前部の浮き上がりを押さえたりする。
この場合、機体3の前側に立つ作業者が、手を延ばしてブレーキレバー56を持ってブレーキペダル55を操作することができるのであり、踏み操作状態(制動状態)のブレーキペダル55及びブレーキレバー56に、ロックレバー57を掛けることにより、ブレーキペダル55及びブレーキレバー56を、踏み操作状態(制動状態)で保持することができる(前述の(ブレーキペダルに関する構成)参照)。
(操作アームの使用姿勢への操作による直進保持連係機構及びデフロック連係機構の作動状態)
図17に示す状態は、操作アーム53が非使用姿勢B1に操作された状態で、保持部68の操作部68aが操向部材36から前側に離れて、前輪1の操向操作が可能な状態であり、デフロック部75及び操作部76が解除位置C2に操作されて、前輪デフ機構50が作動する状態である。
この場合、作業者は、事前に操縦ハンドル25を操作して、前輪1を直進位置に操作しておく。前輪1が直進位置に操作されると、操向部材36に設けられた凹部36aが、保持部68の操作部68aの真後ろに位置する(図13参照)。
図17に示す状態から、操作アーム53が使用姿勢B2に操作されると、図18に示すように、直進保持連係機構73において、連係部材70及び連係ロッド71が操作アーム53側に引き操作されて、操作アーム53の非使用姿勢B1から使用姿勢B2への姿勢変更が、直進保持連係機構73を介して保持部68に伝達される。
これにより、保持部68が図18の時計方向に回転操作されて、保持部68の操作部68aが操向部材36の凹部36aに入り込み、操向部材36(前輪1)が直進位置で保持される。
保持部68(アーム部68b)が図18の時計方向に回転操作されると、デフロック連係機構85において、連係ロッド80及び連係部材82が、保持部68側(操作アーム53側)に引き操作される。
連係ロッド80及び連係部材82が保持部68側(操作アーム53側)に引き操作されると、中継部材81が図18の反時計方向に揺動操作され、連係ロッド84が下側に操作されるのであり、操作アーム53の非使用姿勢B1から使用姿勢B2への姿勢変更が、保持部68からデフロック連係機構85を介してデフロック部75及び操作部76に伝達される。
図17に示すように、連係ロッド84の下部84aが、操作部76の長孔76bの下部に位置しているので、図18に示すように、連係ロッド84が下側に操作されると、連係ロッド84の下部84aが操作部76の長孔76bの下部に当たり、連係ロッド84と一緒にデフロック部75及び操作部76がデフロック位置C1に操作されて、前輪デフ機構50がデフロック状態に操作される。
(操作アームが使用姿勢に操作された際の直進保持連係機構及びデフロック連係機構の各部の状態)
図17及び図18に示すように、操作アーム53が非使用姿勢B1から使用姿勢B2に操作されると、操作アーム53のピン53dが前側に移動して、操作アーム53の非使用姿勢B1から使用姿勢B2への姿勢変更の第1ストロークS1が生じる。
保持部68の操作部68aを操向部材36の凹部36aに入り込ませる為の連係ロッド71のストローク、言い換えると、保持部68により操向部材36を前輪1の直進位置で保持する為の第2ストロークS2がある。
第1ストロークS1が、第2ストロークS2よりも大きなものに設定されている。この場合、第1ストロークS1と第2ストロークS2との差は、バネ72が圧縮されて弾性変することによって吸収される。
デフロック部75及び操作部76を解除位置C2からデフロック位置C1に操作する為の連係ロッド84のストローク、言い換えると、デフロック部75により前輪デフ機構50をデフロック状態に操作する為の第3ストロークS3がある。
第2ストロークS2が、第3ストロークS3よりも大きなものに設定されている。この場合、第2ストロークS2と第3ストロークとの差は小さいので、以下のような状態が生じている。
保持部68のアーム部68bにおいて、連係ロッド71における保持部68のアーム部68bへの接続部分と保持部68(軸芯P7)との間の長さL1よりも、連係ロッド80における保持部68のアーム部68bへの接続部分と保持部68(軸芯P7)との間の長さL2が、長いものに設定されている。これによって、保持部68のアーム部68bにより、第2ストロークS2が増幅されて、連係ロッド80が増幅第2ストロークS21で引き操作される。
中継部材81において、連係部材82における中継部材81への接続部分と軸芯P9との間の長さL3よりも、連係ロッド84における中継部材81への接続部分と軸芯P9との間の長さL4が、長いものに設定されている。これによって、中継部材81により、増幅第2ストロークS21がさらに増幅される。
従って、保持部68のアーム部68b及び中継部材81による増幅第2ストロークS21が、第3ストロークS3よりも十分に大きなものになる。この場合、増幅第2ストロークS21と第3ストロークS3との差は、バネ83が圧縮されて弾性変形することによって吸収されるのであり、増幅第2ストロークS21が縮小されて、連係部材82のストロークS22が生じる。
(デフロックペダルとデフロック連係機構との関係)
図15及び図17に示すように、デフロックペダル77の本体部77aの下部が、操作部76の長孔76aに挿入され、連係ロッド84の下部84aが、操作部76の長孔76bに挿入されている(前述の(デフロック機構に関する構成)参照)。
前述の(操作アームの使用姿勢への操作による直進保持連係機構及びデフロック連係機構の作動状態)に記載のように、操作アーム53の非使用姿勢B1から使用姿勢B2への姿勢変更により、デフロック部75及び操作部76がデフロック位置C1に操作された場合、デフロックペダル77の本体部77aの下部に沿って、操作部76の長孔76aが移動するだけで、デフロックペダル77は操作されない(図15に示す位置に残される)。
操作アーム53が非使用姿勢B1に操作された状態において、デフロックペダル77が踏み操作されて、デフロック部75及び操作部76がデフロック位置C1に操作された場合、連係ロッド84の下部84aに沿って、操作部76の長孔76bが移動するだけで、デフロック連係機構85(連係ロッド84)は操作されない(図15及び図17に示す位置に残される)。
(発明の実施の第1別形態)
図21に示すように、2つの凹部86a,86bが形成された平板状のデテント部材86を、操作アーム53の基部53bに連結し、板バネ状のバネ部材87を、支持フレーム23に連結してもよい。
操作アーム53が非使用姿勢B1に操作されると、バネ部材87がデテント部材86の凹部86aに入り込む。これにより、操作アーム53が非使用姿勢B1に保持されるのであり、走行時の機体3の振動等によって、操作アーム53が非使用姿勢B1から使用姿勢B2側に移動する状態が防止される。
操作アーム53が使用姿勢B2に操作されると、バネ部材87がデテント部材86の凹部86bに入り込んで、操作アーム53が使用姿勢B2に保持される。
デテント部材86の凹部86bが、側面視で非対称の形状に形成されている。作業者が操作アーム53を使用姿勢B2から非使用姿勢B1に操作する際に、バネ部材87が大きな抵抗力を発生させることなく、デテンド部材86の凹部86bから抜けるのであり、作業者が操作アーム53を使用姿勢B2から非使用姿勢B1に比較的楽に操作することができる。
(発明の実施の第2別形態)
図17及び図18に示す保持部68のアーム部68bにおいて、連係ロッド71における保持部68のアーム部68bへの接続部分と保持部68(軸芯P7)との間の長さL1と、連係ロッド80における保持部68のアーム部68bへの接続部分と保持部68(軸芯P7)との間の長さL2とを、同じ長さに設定して、第2ストロークS2が、増幅されずに、そのまま中継部材81に伝達されるように構成してもよい。
この構成によると、中継部材81は、第2ストロークS2を増幅するストローク増幅部ではなく、第3ストロークS3を第2ストロークS2よりも小さなストロークS22に収縮するストローク収縮部とみなすこともできる。
(発明の実施の第3別形態)
図17及び図18に示す中継部材81において、連係部材82における中継部材81への接続部分と軸芯P9との間の長さL3と、連係ロッド84における中継部材81への接続部分と軸芯P9との間の長さL4とを、同じ長さに設定して、増幅第2ストロークS21が、増幅されずに、そのままデフロック部75及び操作部76に伝達されるように構成してもよい。
(発明の実施の第4別形態)
図17及び図18において、第2ストロークS2が、第3ストロークS3よりも少し小さなものに設定されてもよい。
この場合、第2ストロークS2が、保持部68のアーム部68b及び中継部材81により、第3ストロークS3よりも大きな増幅第2ストロークS21に増幅されるように構成すればよい。
前述の(発明の実施の第2別形態)において、第2ストロークS2が、第3ストロークS3よりも少し小さなものに設定されてもよい。
この場合、第2ストロークS2が、中継部材81により第3ストロークよりも大きなものに増幅されるように構成すればよい(第3ストロークS3が、中継部材81により第2ストロークS2よりも小さなストロークS22に収縮されるように構成しればよい)。
前述の(発明の実施の第3別形態)において、第2ストロークS2が、第3ストロークS3よりも少し小さなものに設定されてもよい。
この場合、第2ストロークS2が、保持部68のアーム部68bにより、第3ストロークS3よりも大きな増幅第2ストロークS21に増幅されるように構成すればよい。
(発明の実施の第5別形態)
図17及び図18において、第2ストロークS2が、第3ストロークS3よりも十分に大きなものとなるように構成してもよい。
この場合、保持部68のアーム部68bを、前述の(発明の実施の第2別形態)に記載のように構成して、保持部68のアーム部68bの増幅機能を無くし、中継部材81を、前述の(発明の実施の第3別形態)に記載のように構成して、中継部材81の増幅機能(収縮機能)を無くせばよい。
(発明の実施の第6別形態)
エンジン29の出力プーリー29a、変速装置43(入力プーリー43a)、伝動ベルト44、テンションプーリー45及びクラッチ63を、平面視で、機体3の左右中央に対して右側に配置し、直進保持連係機構73及びデフロック連係機構85、デフロック部75を、平面視で、機体3の左右中央に対して左側に配置してもよい。
(発明の実施の第7別形態)
直進保持連係機構73を操作アーム53と保持部68とに亘って設け、デフロック連係機構85を操作アーム53とデフロック部75とに亘って設けて、直進保持連係機構73及びデフロック連係機構85を並列的に配置してもよい。
前述の構成において、直進保持連係機構73を、機体3の左右中央に対して右側及び左側の一方側に配置し、デフロック連係機構85を、機体3の左右中央に対して右側及び左側の他方側に配置してもよい。
直進保持連係機構73及びデフロック連係機構85を、機体3の左右中央に対して右側又は左側の同じ側に配置してもよい。
(発明の実施の第8別形態)
デフロック連係機構85において、連係ロッド80及び連係部材82により、中継部材81が図18の時計方向に揺動操作され、連係ロッド84が上側に引き操作されて、デフロック部75及び操作部76がデフロック位置C1に操作されるように構成してもよい。
本発明は、乗用型田植機ばかりではなく、田面に種子を供給する播種装置(作業装置に
相当)(図示せず)を備えた乗用型直播機や、田面に薬剤を供給する供給装置(作業装置
に相当)(図示せず)を備えた乗用型散布機等の水田作業機にも適用できる。
1 前輪
3 機体
36 操向部材
39 前車軸ケース
50 前輪デフ機構
53 操作アーム
68 保持部
68b アーム部(ストローク増幅部)
72 バネ(第1吸収部)
73 直進保持連係機構
75 デフロック部
76a 長孔(第1融通部)
76b 長孔(第2融通部)
77 デフロックペダル(デフロック操作具)
81 中継部材(ストローク増幅部)
83 バネ(第2吸収部)
85 デフロック連係機構
B1 非使用姿勢
B2 使用姿勢
S1 第1ストローク
S2 第2ストローク
S3 第3ストローク

Claims (7)

  1. 機体の前部で起立した非使用姿勢、及び、機体の前部から前側に延出された使用姿勢に、姿勢変更可能に機体の前部に支持された操作アームと、
    右及び左の前輪を操向操作する操向部材を、前輪の直進位置で保持可能な保持部と、
    右及び左の前記前輪に動力を伝達する前輪デフ機構を、デフロック状態に操作可能なデフロック部とが備えられ、
    前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更を、前記保持部に伝達して、前記保持部により前記操向部材を前記前輪の直進位置で保持する直進保持連係機構と、
    前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更を、前記デフロック部に伝達して、前記デフロック部により前記前輪デフ機構をデフロック状態に操作するデフロック連係機構とが備えられ
    前記直進保持連係機構が、前記操作アームと前記保持部とに亘って設けられ、
    前記デフロック連係機構が、前記保持部と前記デフロック部とに亘って設けられて、
    前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更が、前記操作アームから前記直進保持連係機構を介して前記保持部に伝達され、前記保持部から前記デフロック連係機構を介して前記デフロック部に伝達される水田作業機。
  2. 前記保持部が、前記操作アームよりも後側に設けられ、
    前記デフロック部が、前記保持部よりも後側に設けられている請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記前輪を操向可能に支持する前車軸ケースが、前記操作アームよりも後側に設けられて、
    前記保持部が、前記操作アームよりも後側で且つ前記前車軸ケースよりも前側に設けられ、
    前記デフロック部が、前記前車軸ケースよりも後側に設けられて、
    前記デフロック連係機構が、側面視で前記前車軸ケースよりも上側を迂回して、前記保持部と前記デフロック部とに亘って設けられている請求項2に記載の水田作業機。
  4. 前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更の第1ストロークが、前記保持部により前記操向部材を前記前輪の直進位置で保持する為の第2ストロークよりも大きなものに設定されて、
    前記第1ストロークと前記第2ストロークとの差を、弾性変形することによって吸収する第1吸収部が備えられ、
    前記第2ストロークが、前記デフロック部により前記前輪デフ機構をデフロック状態に操作する為の第3ストロークよりも大きなものに設定されて、
    前記第2ストロークと前記第3ストロークとの差を、弾性変形することによって吸収する第2吸収部が備えられている請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  5. 前記第2ストロークを増幅して前記デフロック部に伝達するストローク増幅部が備えられている請求項4に記載の水田作業機。
  6. 人為的に操作されることにより、前記デフロック部を操作して前記前輪デフ機構をデフロック状態に操作可能なデフロック操作具が備えられて、
    前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更が、前記デフロック連係機構を介して前記デフロック部に伝達されても、前記デフロック操作具が操作されないようにする第1融通部が、前記デフロック操作具と前記デフロック部との接続部分に設けられ、
    前記デフロック操作具により前記デフロック部が操作されても、前記デフロック連係機構が操作されないようにする第2融通部が、前記デフロック連係機構と前記デフロック部
    との接続部分に設けられている請求項1~5のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  7. 前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更により、前記直進保持連係機構が前記操作アーム側に引き操作されて、前記保持部により前記操向部材が前記前輪の直進位置で保持され、
    前記操作アームの前記非使用姿勢から前記使用姿勢への姿勢変更により、前記デフロック連係機構が前記操作アーム側に引き操作されて、前記デフロック部により前記前輪デフ機構がデフロック状態に操作される請求項1~6のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
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