JPH081602Y2 - 管理作業車 - Google Patents

管理作業車

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JPH081602Y2
JPH081602Y2 JP1989130232U JP13023289U JPH081602Y2 JP H081602 Y2 JPH081602 Y2 JP H081602Y2 JP 1989130232 U JP1989130232 U JP 1989130232U JP 13023289 U JP13023289 U JP 13023289U JP H081602 Y2 JPH081602 Y2 JP H081602Y2
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JP
Japan
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nozzle mounting
frame
traveling
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gate
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幸一 河村
英男 山本
安昭 中町
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文明農機株式会社
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  • Agricultural Machines (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、茶園などの畑作地において、防除作業や茶
摘み作業その他の各種作業を行う管理作業車に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 従来、茶園などにおいて防除作業を行う場合は、畝間
を走行する走行機体に噴霧ノズルを装着し、同噴霧ノズ
ルと、圃場の外側に設置した薬液タンク及び動力ポンプ
とを長いホースで接続しながら加圧された薬液を噴霧す
るものが存在する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記走行機体には噴霧ノズルのみを装着し
ているために、薬液タンクの薬液をホースにより供給し
なければならず、したがって、走行機体の防除作業に応
じて各畝ごとにホースを供給したり、逆に巻取る作業が
必要であって、作業人員が多く要るものであった。
また、茶園において、茶摘み作業を行う場合は、別の
茶摘み機を購入する必要があり、農家の費用負担が大き
くなるため、一台の管理作業機により各種の作業を行う
ことができる複合管理作業車が望まれていた。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、左右一対のクローラ型の走行部(2)
(2′)を左右幅方向に畦の間隔と略同一の間隔を保っ
て配置し、両走行部(2)(2′)間に動力伝達機構
(18)を内蔵する門形フレーム(3)を跨架し、一方の
走行部(2′)にエンジン(11)と操作部(6)とを設
けると共に、同エンジン(11)に上記動力伝達機構(1
8)を連動連結して、畦を跨いで自走可能とし、しか
も、門形フレーム(3)の上部横枠(3−1)を機体前
後方向に広幅状に形成して載せ台(4)となし、同載せ
台(4)上に薬液タンク(25)を載置すると共に、同載
せ台(4)の後端部に左右幅方向に伸延するノズル取付
枠(31)を取付け、同ノズル取付枠(31)の左右側端に
それぞれ左右幅方向に伸延する左右側ノズル取付枠(3
7)(38)の内側端を連結する共に、両ノズル取付枠(3
7)(38)を略水平に倒伏させた使用位置と、略垂直に
起立させた格納位置との間で起倒自在として、各ノズル
取付枠(31)(37)(38)には、それぞれ噴霧ノズル
(27)(27)(27)を取付けたことを特徴とする管理作
業車を提供せんとするものである。
(ホ)作用・効果 本考案によれば、次のような作用効果が生起される。
すなわち、本願考案に係る管理作業車により防除作業
を行なう際には、左右側ノズル取付枠をそれぞれ略水平
に倒伏させて使用位置に配置し、同状態にて畦を跨いで
車体を自走させながら、各ノズル取付枠に取付けた噴霧
ノズルより薬液を噴霧させることができる。
この際、薬液タンクを載置した載せ台の後端部にノズ
ル取付枠を介して取付けた噴霧ノズルにより、車体が跨
いでいる畦上の農作物に薬液を噴霧すると共に、同ノズ
ル取付枠の左右側端にそれぞれ連結した左右側ノズル取
付枠を介して取付けた噴霧ノズルにより、左右側方に隣
接する畦上の農作物にも薬液を噴霧することができるた
めに、三条の畦上の農作物に同時に薬液を噴霧すること
ができて、防除作業を能率良く行なうことができる。
そして、非防除作業時に、左右側ノズル取付枠を略垂
直に起立させて格納位置に配置しておくことにより、本
機の移動や格納庫への格納をスムーズに行なうことがで
きる。
また、載せ台には、薬液タンクに替えて、各種の作業
装置、例えば、茶葉の収容装置やイモ収納器等を載置す
ることができ、各種の作業を能率的に行なうことができ
る。
(へ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図
において、(1)は管理作業車で、左右に、略畝の間隔
を保持してクローラ型の左右走行部(2)(2′)を配
設し、左側走行部(2)と右側走行部(2′)とは門形
フレーム(3)にて一体的に連結されている。
そして、同門形フレーム(3)の上部横枠(3−1)
は機体の前後方向に広幅状に形成されて載せ台(4)を
構成している。
(5)は右側走行部(2′)に設ける運転席で、前方
に操作コラム(6)を突設しながら同操作コラム(6)
には、操向レバー(7)(7′)及びクラッチレバー
(8)並びにブレーキレバー(9)を設けている。
(10)は機体の前後進変速を行う変速レバーで、運転
席(5)の後側に設けられている。
(11)は運転席(5)の後部に搭載するエンジンで、
下方に配設する伝動用ミッションケース(12)と連動連
結している。(13)は運転席(5)の下側に配設するバ
ッテリー、(14)は伝動用ミッションケース(12)と右
側走行部(2′)とを連動連結する右側伝動ケースであ
る。また、(15)は上記エンジン(11)の後方に接近し
て設ける薬液用加圧ポンプで、作業ユニット(A)を構
成しながら伝動機構を介してエンジン(11)と適宜連動
連結されている。(16)は加圧ポンプ(15)などの作業
ユニット(A)を着脱自在に搭載する取付架台、(16−
1)は固定金具、(17)はエンジン(11)を搭載するエ
ンジン取付台である。
また、第2図において、(18)は門形フレーム(3)
の内部に設ける動力伝達機構で、右側走行部(2′)に
立設するチェンケース(19)の伝動チェン(20)により
上部横枠(3−1)に配設する横軸(21)を駆動し、同
横軸(21)の左端位置より左側走行部(2)に立設する
チェンケース(22)内の伝動チェン(23)を駆動するも
のである。(24)は左側走行部(2)と連動連結する左
側伝動ケースである。
(2−1)は左側走行部(2)の上部に立設する支
柱、(2−1′)は右側走行部(2′)の上部に立設す
る支柱である。
また、前記門形フレーム(3)の載せ台(4)の上部
には薬液タンク(25)を載置しており、同薬液タンク
(25)と薬液用加圧ポンプ(15)とはホース(25−1)
にて接続している。
(26)は薬液タンク(25)を取付ける取付枠、また、
門形フレーム(3)の載せ台(4)の後部には加圧され
た薬液を噴霧する噴霧ノズル(27)を機体横方向に3個
連設している。
第3図及び第4図は噴霧ノズル(27)の取付状態を示
すものであって、(28)は載せ台(4)の後部に固着す
る断面コ字状の取付金具で、同取付金具(28)は上下調
節具(29)を上下調節自在に装着すると共に、同上下調
節具(29)には電動伸縮体(30)の基部を連結してい
る。
(31)は噴霧ノズル(27)を下側に装着するノズル取
付枠で、同ノズル取付枠(31)は左右の昇降アーム(3
2)(32′)と電動伸縮体(30)により上下に位置変更
調節自在となっている。(33)はノズル取付枠(31)の
角度を変更自在に調節する調節リンク、(34)は長孔、
(35)は固定ボルトである。(36)は左右の昇降アーム
(32)(32′)の中間を連結する連結杆で、電動伸縮体
(30)の先端を連結している。(37)(38)は、左右幅
方向に伸延するノズル取付枠(31)の左右側端に、それ
ぞれ内側端を連結した左右側ノズル取付枠であり、両ノ
ズル取付枠(37)(38)は、左右幅方向に伸延させて形
成し、略水平に倒伏させた使用位置と、略垂直に起立さ
せた格納位置との起倒自在とし、各ノズル取付枠(37)
(38)にそれぞれ噴霧ノズル(27)(27)を取付けてい
る。
そして、左右側ノズル取付枠(37)(38)は各々電動
伸縮体(39)(40)を連結しており、第4図に示す如
く、作業終了時には上方へ格納自在としている。また、
(41)(42)はノズル取付枠(31)の両端に設ける連結
部、(43)(44)は連結ピンである。(27−1)は円弧
状の各噴霧ノズル(27)を固定する固定枠である。
(45)は前記電動伸縮体(30)(39)(40)を伸縮操
作する手元操作盤であって、3本の操作レバー(46)
(47)(48)を設けている。
また、上記管理作業車(1)には、第6図に示す如く
茶葉を摘み採る摘採機(50)を装備することができる。
この場合は、エンジン(11)の後方に設ける取付架台
(16)上に、作業ユニット(A)である送風用ブロワ
(51)を搭載してエンジン(11)と連動連結すると共
に、門形フレーム(3)の載せ台(4)上には茶葉を収
容する収容装置(52)を装着するものである。(53)は
送風用ブロワ(51)に連結する送風パイプである。
本考案の実施例は上記のように構成されており、門形
フレーム(3)の載せ台(4)上に設ける薬液タンク
(25)に薬液を入れ、エンジン(11)を始動させる。そ
して、左右走行部(2)(2′)を回動させて機体を前
進させ、左右走行部(2)(2′)を茶葉を植えた畝間
に導き、これと同時に加圧ポンプ(15)を作動させる。
したがって、加圧ポンプ(15)にて加圧された薬液は
載せ台(4)の後部に連結する3個の噴霧ノズル(27)
により茶葉に噴霧されるものである。
また、噴霧ノズル(27)を上下方向に移動させる場合
は、手元操作盤(45)の操作レバー(46)を操作するこ
とにより昇降アーム(32)(32)に取付けた電動伸縮体
(30)が収縮してノズル取付枠(31)が上昇するもので
ある。
また、薬液の噴霧作業が終了すると、操作レバー(4
7)(48)を操作することにより、ノズル取付枠(31)
の両側に取付けた電動伸縮体(39)(40)が収縮する。
これにより、左側ノズル取付枠(37)及び右側ノズル取
付枠(38)を上方へ回動させて格納状態とすることがで
きるものである。
なお、管理作業車(1)に茶葉を摘み採る摘採機(5
0)を装備した場合は、エンジン(11)により作業ユニ
ット(A)である送風ブロワ(51)を回動させて摘み採
った茶葉を、強風により載せ台(4)の上に設ける収容
装置(52)内に収穫することができるものである。
以上の如く、本考案による場合は、左右走行部(2)
(2′)を門形フレーム(3)にて連結すると共に、同
門形フレーム(3)の上部に広幅状に形成した載せ台
(4)を一体的に構成したものであるから、同広幅状の
載せ台(4)に薬液タンク(25)やその他の収容装置な
どを載置することができ、したがって、管理作業車によ
る各種の農作業を能率的に行うことができるものであ
る。
また、門形フレーム(3)の上部に設ける載せ台
(4)が広幅状に構成されているから、同門形フレーム
(3)の強度が強固になり、左右走行部(2)(2′)
の捩れなどが防止でき、全体として構造が簡単で運転操
作が容易である。
また、上記載せ台(4)の後方には機体横方向に噴霧
ノズル(27)を装着することができると共に、同噴霧ノ
ズル(27)を上下位置変更自在とすることができ、ま
た、左右両側の噴霧ノズル(27)(27)は上方に格納す
ることができるから路上走行時に運転が容易となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
本考案に係る管理作業車の全体斜視図、第2図は同背面
図、第3図は噴霧ノズルの取付状態を示す斜視図、第4
図は同背面図、第5図は同平面図、第6図は管理作業車
に摘採機を装備した状態を示す斜視図である。 (2)(2′):左右走行部 (3):門形フレーム (4):載せ台 (25):薬液タンク (27):噴霧ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のクローラ型の走行部(2)
    (2′)を左右幅方向に畦の間隔と略同一の間隔を保っ
    て配置し、両走行部(2)(2′)間に動力伝達機構
    (18)を内蔵する門形フレーム(3)を跨架し、一方の
    走行部(2′)にエンジン(11)と操作部(6)とを設
    けると共に、同エンジン(11)に上記動力伝達機構(1
    8)を連動連結して、畦を跨いで自走可能とし、 しかも、門形フレーム(3)の上部横枠(3−1)を機
    体前後方向に広幅状に形成して載せ台(4)となし、同
    載せ台(4)上に薬液タンク(25)を載置すると共に、
    同載せ台(4)の後端部に左右幅方向に伸延するノズル
    取付枠(31)を取付け、同ノズル取付枠(31)の左右側
    端にそれぞれ左右幅方向に伸延する左右側ノズル取付枠
    (37)(38)の内側端を連結する共に、両ノズル取付枠
    (37)(38)を略水平に倒伏させた使用位置と、略垂直
    に起立させた格納位置との間で起倒自在として、各ノズ
    ル取付枠(31)(37)(38)には、それぞれ噴霧ノズル
    (27)(27)(27)を取付けたことを特徴とする管理作
    業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220142140A1 (en) * 2019-03-22 2022-05-12 Yanmar Power Technology Co., Ltd. Agricultural Work Vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55164905U (ja) * 1979-05-15 1980-11-27
JPS6310814U (ja) * 1986-07-09 1988-01-25

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