JPH07114564B2 - 果樹園管理装置 - Google Patents

果樹園管理装置

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JPH07114564B2
JPH07114564B2 JP14026688A JP14026688A JPH07114564B2 JP H07114564 B2 JPH07114564 B2 JP H07114564B2 JP 14026688 A JP14026688 A JP 14026688A JP 14026688 A JP14026688 A JP 14026688A JP H07114564 B2 JPH07114564 B2 JP H07114564B2
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喜之 川上
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、果樹園管理装置に係り、リンゴ、梨、ブド
ウ、桃等の果樹とその果実を管理育成する作業を行なう
ものに関する。
(従来の技術) 一般に、果樹園での果樹管理作業としては、樹葉の剪
定、花摘み、葉摘み、果実の摘下、消毒、除草、果実に
対する袋かけ、玉まわし、肥液等の潅水散布、収穫等の
諸作業がある。
そこで、従来ではこの種の作業を行なう場合にはそれぞ
れの作業毎に高所作業台車、スピードスプレマ、モア等
の作業機を用いてこれを果樹間の地面上を移動して行な
っているのが実情である。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来のように果樹管理用の作業機を果樹間の地面上
を直接移動すると、この作業機によって果樹間の土を踏
みつけるため果樹の根の成長が阻害され、果樹の成育上
好ましくなく、また、踏みつけて固結した土を耕耘など
によって膨軟化すると根が切断されて果樹の成長が阻害
され、さらに従来の高所作業台車の場合、この高所作業
台車の果樹列間の移動及び作業者が乗る作業台の移動位
置が不円滑、不十分であって管理作業上好ましくなく、
作業能率を含めてトータルコストも高くなるなど、とい
う問題がある。
そこで、本発明はこのような点に鑑みなされたもので、
果樹列間の作業台車の移動を円滑に行なうようにすると
ともに、この作業台車の作業台を管理作業を必要とする
位置に容易に移動できるようにし、かつまた、この作業
台車を果樹の根を損傷したり、成長を阻害することなく
移動できるようにし、これにより、果樹の管理作業を能
率的に行なってトータルコストを低減できるとともに、
果樹の成育を阻害することなく管理できる果樹園管理装
置を提供することを目的としたものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項1の果樹園管理装置は、果樹の各列間に
敷設された軌道と、前記果樹を跨ぐようにして配設され
前記軌道上を移動する作業台車とを具備している。そし
て、前記作業台車は、前後部に前記軌道上を走行する車
輪を回動自在に軸架するとともに中間上部に回動中心軸
を立設した左右の走行フレームを設け、この左右の走行
フレーム上に前記回動中心軸を介して前記果樹を跨ぐ門
形フレームの左右の支柱を水平方向回動自在に設け、前
記左右の走行フレームに前記門形フレームの左右の支柱
の回動をロックするクランプ機構を設け、前記門形フレ
ームの少なくとも一方の支柱に対して作業台を上下方向
及び左右方向位置移動自在に設けて構成されている。
また請求項2の果樹園管理装置は、前記請求項1の装置
において、その門形フレームは、少なくとも一方の支柱
に管理作業機を連結する三点連結機構及び前記管理作業
機に動力を伝達する回動自在の出力軸を備えているもの
である。
また請求項3の果樹園管理装置は、前記請求項1または
2の装置において、その門形フレームは、果樹に向けて
配設した多数の噴霧用のノズルを有するとともに前記果
樹を囲む形態で配設された導管を備えているものであ
る。
(作用) 本発明の請求項1の果樹園管理装置は、前後左右の車輪
によって作業台車が移動され、この作業台車が管理作業
を必要とする所定の果樹の位置まで移動したところで、
作業台車の移動を停止させる。
つぎに、果樹の作業位置に応じて作業台を、果樹の管理
作業に最適な位置に移動設定する。
したがって、この作業台上に乗った作業者は果樹に対す
る管理作業、たとえば、剪定、花摘み、果実の摘下、果
実に対する袋かけ、葉摘み、果実の収穫等の諸作業を容
易に行なうことができる。
つぎに、1本の果樹ないしはこの果樹の前後の果樹に対
して前記の如く諸作業を行なった後に、再び作業台車を
移動させるとともに、管理作業を必要とする次の所定の
果樹の位置まで移動したところで作業台車の移動を停止
させる。そして、この作業台車の作業台を、作業状況に
応じて再び所望位置に自由に移動させ、この作業台に乗
った作業者によって前記の所定の管理作業を行なうこと
ができる。
このように、果樹の列を跨いで軌道を断続的に直進させ
る作業台車によってその作業台に乗った作業者が各果樹
に対する果樹作業を順次にあるいは断続的に行ない、そ
して、その作業台車が軌道の直線部から曲線部に移行す
る直前まで移動したところで、作業台車の進行を停止す
る。
ついで、左右のクランプ機構を作動すると、左右の走行
フレーム上の回動フレームのロックが解除され、この左
右の回動フレームは、それぞれの走行フレーム上におい
て回動中心軸を回動中心として水平方向回動自在の状態
になる。
そして、作業台車を方向転換するように回行する進行方
向右側の走行フレームの移動停止したままの状態で、進
行方向左側の走行フレームの車輪を駆動すると、左側の
走行フレームが門形フレームの左側の回動フレームに対
してその回動中心軸を介して回動しながらその前後の車
輪が軌道の曲線部にそって回行走行する。またこの左側
の走行フレームの回走とともに、門形フレームは、右側
回動フレームが右側の走行フレーム上をその回動中心軸
を回動中心として水平回動する。そして、門形フレーム
の右側の回動フレームが回動中心軸を介して走行フレー
ムに対して方向転換し、左右の走行フレーム上に再び門
形フレームの左右の回動フレームが合致するように重合
したところで、左側の走行フレームの車輪の駆動を停止
する。
ついで、左右のクランプ機構を作動することにより、走
行フレーム上の回動フレームが再びロックされる。これ
により、作業台車は2列目の果樹の列に移動され、この
作業台車を前記1列目の果樹の列の場合と同様に作動し
て移動するとともに、この作業台車の作業台を前記1列
目の果樹の列の場合と同様に作動して管理作業を必要と
する位置に移動し、果樹に対する前記のような各種管理
作業を行なうことができる。そして、このようにして作
業台車を軌道にそって順次旋回走行し、かつこの作業台
を移動して各列の果樹を順次あるいは断続的に前記のよ
うな管理作業を行なうことができるものである。
また請求項2の果樹園管理装置においては、門形フレー
ムの支柱に設けた三点連結機構に管理作業機を連結する
とともに、前記支柱に設けた出力軸に前記管理作業機の
入力軸を連動連結することにより、門形フレームの作業
台に乗った作業者による管理作業とは別に、前記管理作
業機によって、果樹や果樹の周辺に対する管理作業を複
合的に行なうことができる。
さらに、請求項3の果樹園管理装置においては、導管に
薬液や肥液などを供給することにより、この導管の各ノ
ズルからこれら液体を果樹に向けて噴出散布することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の果樹園管理装置の一実施例を添附図面に
基づいて説明する。
図において、1は果樹園に所定の間隔をおいて多列に並
植された果樹2の各列間に敷設された枕木で、この枕木
1は、前記各列の果樹2の間を通る直線部3と前記各列
の果樹2の一端外方部及び他端外方部の枕地4を通る曲
線部5とにより構成されているとともに、前記各列の直
線部3は平行に敷設されている。
また前記枕木1の各列の直線部3上及び両端部の各曲線
部5上には直線部6及び曲線部7からなる軌道8が敷設
固定され、この各列の直線部6は平行に敷設されている
ととともに、この各列の直線部6と各曲線部7との接続
部は連続的に接続されている。またこの軌道8の各列に
おける直線部6の最端部にストッパー9が固着されてい
る。
また10は作業台車で、この作業台車10は、前後部に前記
軌道8上を走行する自在輪のような車輪11を水平方向及
び走行方向回動自在に軸架した左右の走行フレーム12を
有し、この左右の走行フレーム12の前後方向の中心部上
に軸受ボス13を介して回動中心軸14が一体に垂直状に立
設され、前記左右後部の車輪11の車軸11aにこれを駆動
する油圧モータMが連動連結され、この左右の油圧モー
タMはそれぞれの車輪支持金具11bに固着されている。
また前記左右の走行フレーム12上にこの左右の走行フレ
ーム12と同じ巾で前後方向に延在した回動フレーム15が
前記回動中心軸14を介して水平方向回動自在に重合さ
れ、この左右の回動フレーム15の前後方向の中心部上に
一体に立設された案内筒16内に前記軸受ボス13及び回動
中心軸14が挿入され、かつこの左右の案内筒16内に左右
の回動中心軸14が上下の軸受体17を介して回動自在に挿
入軸支されている。また前記左右の走行フレーム12の一
端均傍の下部に横軸18が支持され、この左右の横軸18に
L形状のリンク19の中心部が上下方向回動自在に挿通支
持され、このリンク19の先端上部に前記回動フレーム15
の一端部を前記走行フレーム12上に水平回動しないよう
に重合係止する略U字形状のクランプとしての係止金具
20が固着され、このリンク19の後端下部に前記係止金具
20を作動するクランプ機構としてのシリンダー装置21の
ピストンロッド22の先端部が回動自在に軸着され、この
シリンダー装置21の基端部が前記走行フレーム12の下部
に突設された支軸23に回動自在に吊持されている。そし
て、この左右のシリンダー装置21のピストンロッド22の
伸縮によって横軸18を中心としてリンク19が上下回動さ
れるとともに、係止金具20が回動フレーム15に対して、
これをロックしたりロックを解除するように上下回動さ
れるようになっている。
つぎに、前記左右の回動フレーム15の前後方向の中心部
上に前記案内筒16を包含するように中空の門形フレーム
24の左右の支柱25の下端部が一端に固着立設され、この
左右の支柱25の後側下部に略コ字形状の連接フレーム26
が固着され、この左右の連結フレーム26において、それ
ぞれの左右の側枠27の下端部にロワアーム28の前端部が
支軸29を介して上下方向回動自在に軸着され、この左右
のロワアーム28の途中部間に連結横架した連杆30の一端
部にシリンダー装置31のピストンロッド32の先端部が回
動自在に取着され、このシリンダー装置31の基端部が前
記一方側の側枠27の上端部に支軸33を介して回動自在に
軸着され、さらに前記左右の連結フレーム26の中間上部
にターンバックルからなるトップリンク34の一端部が支
軸35を介して回動自在に軸着されている。そして、前記
左右のロワアーム28及びトップリン34にて各種管理作業
機を着脱自在に連結する三点連結機構36が構成されてい
る。また前記左右の支柱25及び連結フレーム26に前後方
向に延在した出力軸37が回動自在に横架され、この左右
の出力軸37の前記支柱25内における前側部にスプロケッ
ト38が固着されているとともに、この出力軸37の後部の
スプライン軸部39が前記連結フレーム26内に回動自在に
突出されている。
また前記門形フレーム24の左右の支柱25の上端部間の横
枠40の両端部内にベベルボックス41が固定され、このベ
ベルボックス41間に駆動軸42が回動自在に横架され、こ
の駆動軸42の中間部に固着されたスプロケット43の上部
における横枠40に案内孔44が形成され、この案内孔44の
一側部における横枠40上にエンジン45が固定され、この
エンジン45の回転軸46に固着されたスプロケット47と前
記出力軸42のスプロケット43との間に前記案内孔44を介
して無端チェーン48が回行自在に懸架されている。また
前記駆動軸42の一端部にスプロケット49が固着され、こ
のスプロケット49の上部における横枠40に案内孔50が形
成され、この案内孔50の一側部における横枠40上に支台
51を介して油圧ポンプ52が固定され、この油圧ポンプ52
の回転軸53に固着されたスプロケット54と前記駆動軸42
のスプロケット49との間に前記案内孔50を介して無端チ
ェーン55が回行自在に懸架され、この油圧ポンプ52は図
示しないクラッチ機構によって作動か制御されるように
なっている。さらに前記左右のベベルボックス41にベベ
ルギヤ機構を介して前記駆動軸42に連動連結された回転
軸56が回動自在に突出され、この左右の回転軸56に固着
されたスプロケット57と前記左右の出力軸37のスプロケ
ット38との間に無端チェーン58が回行自在に懸架されて
いる。
さらに、前記門形フレーム24の一方側の支柱25の上端前
部に板条の支枠59が突出され、この支枠59と前記一方側
の回動フレーム15との前後部間に円柱状の案内支柱60及
び螺杆61が所定の間隔をおいて平行に立設され、かつ、
案内支柱60は支枠59と回動フレーム15との間に固定され
ているとともに、螺杆61は支枠59と回動フレーム15との
間に上下の軸受(図示せず)を介して回動自在に支持さ
れ、この螺杆61の上端部は前記支枠59上に固定された油
圧モータ62に回動自在に連動連結される。
また前記案内支柱60及び螺杆61に案内支柱60を挿通した
案内孔63及び螺杆61のねじ61aを挿通螺合したねじ孔64
を介して昇降台65が上下動自在に取付けられ、この昇降
台65の内側部に一体に突設した水平状の案内台66に作業
台67のガイド68が進退自在に嵌挿されている。また前記
作業台67のガイド68の下部にブラケット69を介して設け
た支軸70にシリンダー装置71のピストンロッド72の先端
部が回動自在に軸着され、このシリンダー装置71の基端
部が前記昇降台65の内側下部のブラケット73の支軸74を
介して回動自在に軸着されている。また、前記作業台67
の一側部には操作パネル75が支杆76を介して立設され、
この操作パネル75には前記左右のシリンダー装置21,3
1、エンジン45、油圧ポンプ52、左右の油圧モータM、
油圧モータ62及び前記シリンダー装置71のそれぞれを作
動制御する制御機構の各操作部77が設けられている。そ
して、前記作業台67は、案内支柱60及び螺杆61に対して
昇降自在及び左右方向進退自在に設けられている。
さらに、前記門形フレーム24の左右の支柱25及び横枠40
の内側部に水、薬液、肥液などを導通する導管78が果樹
2の形態に合せるようにして配設固着され、この導管78
の内側部には所定の間隔をおいて多数の噴霧用のノズル
79が設けられ、この導管78の両下端部に形成された接続
口体80が開閉自在に連通形成されている。
つぎに、前記構成の作用を説明する。
果樹園において果樹2の管理作業を行なうにあたって、
左右の走行フレーム12の油圧モータMを同期駆動する
と、左右後部の車輪11が走行方向に回転駆動されるとと
もに、この左右後部の車輪11及び左右前部の車輪11によ
って作業台車10が移動され、この作業台車10が管理作業
を必要とする所定の果樹2の位置まで移動したところ
で、左右の油圧モータMの駆動を停止し、作業台車10の
移動を停止させる。
つぎに、果樹2の作業位置に応じて作業台67を、作業台
車10の移動方向に対して左右方向に進退動する必要があ
る場合には、昇降台65のシリンダー装置71を作動しその
ピストンロッド72を伸縮すると、作業台67がそのガイド
68を介して案内台66に対して進退動され、したがって、
作業台67が果樹2の管理作業に最適な左右方向の位置に
移動される。
またこの作業台67を果樹2に対して上下動する必要があ
る場合には、門形フレーム24の油圧モータ62を駆動する
と、螺杆61が連動回動されるとともに、この螺杆61の回
動方向によって昇降台65が螺杆61及び案内支柱60に案内
されて昇降動され、したがって、作業台67が果樹2の管
理作業に最適な上下方向の位置に移動される。
このように、作業台67は、果樹2に対し上下方向及び左
右方向の所望位置に自由に移動させることができるの
で、この作業台67上に乗った作業者は果樹2に対する管
理作業、たとえば、剪定、花摘み、果実の摘下、果実に
対する袋かけ、葉摘み、果実の収穫等の諸作業を容易に
行なうことができる。
つぎに、1本の果樹2ないしはこの果樹2の前後の果樹
2に対して前記の如き諸作業を行なった後に、再び作業
台車10を前記のようにして移動させるとともに、管理作
業を必要とする次の所定の果樹2の位置まで移動したと
ころで作業台車10の移動を停止させる。そして、この作
業台車10の作業台67を、作業状況に応じて再び前記のよ
うにして上下方向及び左右方向の所望位置に自由に移動
させ、この作業台67に乗った作業者によって前記の所定
の管理作業を行なうことができる。
このように、果樹2の列を跨いで軌道8の直線部6を断
続的に直進させる作業台車10によってその作業台67に乗
った作業者が各果樹2に対する管理作業を順次にあるい
は断続的に行ない、そして、この作業台車10が軌道8の
直線部6から曲線部7に移行する直前まで移動したとこ
ろで、左右の油圧モータMの駆動を停止して作業台車10
の進行を停止する。
ついで、左右の走行フレーム12のシリンダー装置21を作
動して伸長しているピストンロッド22を収縮すると、左
右のリンク19が横軸18を中心として第3図反時計方向に
回動されるととともに、この左右のリンク19の係止金具
20が下降回動され、この左右の係止金具20による回動フ
レーム15のロックが解除され、この左右の回動フレーム
15は、それぞれの走行フレーム12上において回動中心軸
14を回動中心として水平方向回動自在の状態になる。
そして、作業台車10を方向転換するように回行する進行
方向右側の油圧モータMは駆動せず停止したままの状態
で、進行方向左側の油圧モータMを駆動すると、第5図
に示すように、右側の走行フレーム12の前部の車輪11が
軌道8の直線部6のストッパー9に係止されるととも
に、左側の走行フレーム12が門形フレーム24の左側の回
動フレーム15に対してその回動中心軸14を介して回動し
ながらその前後の車輪11が軌道8の曲線部7にそって回
行走行する。またこの左側の走行フレーム12の回走とと
もに、門形フレーム24は、右側の回動フレーム15が右側
の走行フレーム12上をその回動中心軸14を回動中心とし
て水平回動される。そして、第6図に示すように、門形
フレーム24の右側の回動フレーム15が回動中心軸14を介
して走行フレーム12に対して方向転換し、左右の走行フ
レーム12上に再び門形フレーム24の左右の回動フレーム
15が合致するように重合したところで、左側の油圧モー
タMの駆動を停止する。
ついで、左右の走行フレーム12のシリンダー装置21を作
動して収縮しているピストンロッド22を伸長すると、左
右のリンク19が横軸18を中心として第3図時計方向に回
動されるとともに、左右の係止金具20が上昇回動されこ
の左右の係止金具20によって走行フレーム12上の回動フ
レーム15が再びロックされる。これにより、作業台車10
は2列目の果樹2の列に移動され、この作業台車10を前
記1列目の果樹2の列の場合と同様に作動して移動する
とともに、この作業台車10の作業台67を前記1列目の果
樹2の列の場合と同様に作動して管理作業を必要とする
位置に移動し、果樹2に対する前記のような各管理作業
を行なうことができる。そして、このようにして作業台
車10を軌道8にそって順次旋回走行し、かつその作業台
67を移動して各列の果樹2を順次あるいは断続的に前記
のような管理作業を行なうことができるものである。
つぎに、前記作業に際して、必要に応じて、作業台車10
の門形フレーム24の一方の支柱25における三点連結機構
36には、たとえば、第7図に示すように管理作業機とし
てのフレームモアAを連結するとともに、他方の支柱25
における三点連結機構36には、たとえば、第8図に示す
ように管理作業機としての消毒装置Bを連結する。前記
フレームモアAは、本体フレーム81の前側部には、左右
のロワアーム28及びトップリンク34に連結した三点連結
部を有する連結枠82が突設され、この本体フレーム81の
中間部には入力軸83を回動自在に突出したミッション84
が設けられているとともに、この本体フレーム81の後側
下部には、回動自在のロータリモア85を有する作業体86
が左右方向移動自在に設けられ、前記ロータリモア85は
前記ミッション84に回動自在に連結されている。また、
前記入力軸83に前記出力軸37のスプライン軸部39が両端
部にユニバーサルジョイントを有する動力伝達軸87を介
して回動自在に連結されている。また前記消毒装置B
は、載置台88の前部の連結フレーム89に設けた上下の三
点連結部90が左右のロワアーム28及びトップリンク34に
連結されているとともに、前記載置台88上に入力軸91を
回動自在に突出したポンプ92及び消毒液を収容したタン
ク93が載置固定され、このポンプ92及びタンク93に接続
した導出管94の一端部の接続部に門形フレーム24の導管
78の連結管95が導入管96を介して連通接続されている。
また前記入力軸91に前記出力軸37のスプライン軸部39が
両端部にユニバーサルジョイントを有する動力伝達軸97
を介して回動自在に連結されている。
そして、エンジン45を駆動すると、無端チェーン48を介
して駆動軸42が回転されるとともに左右の無端チェーン
58を介して左右の出力軸37が連動回転される。またこの
左右の出力軸37の回転により動力伝達軸87,97を介して
入力軸83,91が回転されるとともに、それぞれのロータ
リモア85及びポンプ92が回転作動される。そして、ロー
タリモア85の回転によって、果樹2の周辺及び根元近く
の雑草等が順次除草され、またポンプ92の作動によっ
て、タンク93内の消毒液が導出管94及び導入管96を介し
て導管78に圧送されるとともに、各ノズル79から果樹2
に向ってその上下左右方向から噴出散布され、この消毒
液によって果樹2が万遍なく消毒される。したがって、
門形フレーム24の左右の支柱25の後側部に三点連結機構
36を介してフレームモアA及び消毒装置Bを連結するこ
とにより、前記作業台67に乗った作業者の果樹2に対す
る各種管理作業後に、除草するとともに、この果樹2に
対して消毒液を散布することにより、複合作業を行なう
ことができ、かつこの消毒液によって作業者が健康上悪
影響を受けることがない。
なお、タンク93内に消毒液以外にたとえば肥液や潅水用
の水を収容することにより果樹2に対して肥液を散布し
たり、潅水を散布することもできる。
また、三点連結機構36に消毒装置Bを連結せず、これと
は別の管理作業機を連結した場合には、作業台車10の門
形フレーム24のたとえば右側の回動フレーム15上に油圧
ポンプ52に連動連結された消毒機構を搭載するととも
に、この消毒機構の導出管を門形フレーム24の導管78の
一方の接続口体80に連通接続し、この導管78の各ノズル
79から消毒液を散布するようにすることもできる。
つぎに、前記実施例では、門形フレーム24の作業台67
は、シリンダー装置71によって案内台66に対して左右方
向に進退自在に設ける場合について説明したが、これに
限らず、たとえば第9図及び第10図に示すように、昇降
台65の一側上下部に取付板100を上下平行に一体に突出
され、この上下の取付板100に縦軸101を介してコ字形の
回動枠102の上下平行の連結板103が水平方向回動自在に
連結され、この回動枠102の前後の側板104の下側部に案
内長溝105が相対して上下方向に形成され、この相対す
る案内長溝105内に上下動自在に挿通された案内杆106に
複数の回動自在のクロスリンク107からなるパンタグラ
フ式の支持機構108の一側部のクロスリンク107の下端部
が回動自在に枢着されているとともに、この一側部のク
ロスリンク107の上端部が前記前後の側板104の上端近傍
部間に横軸109に回動自在に枢着されている。また作業
台67の外側の側枠110の中間部に上下方向に延在したコ
字形状の連結枠111が一体に固着され、この連結枠111の
前後の側板112の下側部の案内長溝113が上下方向に形成
され、この相対する案内長溝113内に上下動自在に挿通
された案内杆114に前記支軸機構108の他側部のクロスリ
ンク107の下端部が回動自在に枢着されているととも
に、この他側部のクロスリンク107の上端部が前記前後
の側板112の上端近傍部間の横軸115に回動自在に枢着さ
れている。また支持機構108の一側部にクロスリンク107
の一方のリンクの下端部にシリンダー装置116のピスト
ンロッド117の下端部が回動自在に軸着されているとと
もに、このシリンダー装置116の基端部が前記上部の横
軸109に回動自在に軸着されている。そして、このシリ
ンダー装置116のピストンロッド117の伸縮によって支持
機構108が左右方向に伸縮されるとともに、作業台67が
左右方向に進退動されて位置を移動できるようになって
いる。また昇降台65の他側下部に支枠118を水平状に突
設され、この支枠118にシリンダー装置119の基端部を回
動自在に軸着するとともに、このピストンロッド120の
先端部に前記連結枠111の下端部が回動自在に軸着され
ている。そして、このシリンダー装置119のピストンロ
ッド120の伸縮によって回動枠102及び支持機構108を介
して作業台67が前後方向に水平回動されて位置を移動で
きるようになっている。
このように構成することにより、作業台67は果樹2に対
して上下動自在、左右動自在及び前後水平回動自在とな
り、作業台67上の作業者は果樹2またはこの果樹2に隣
接する他の果樹に対する各種管理作業に最適な位置にお
いてこの管理作業をさらに容易に行なうことができる。
また前記実施例では門形フレーム24の作業台67はパンタ
グラフ式の支持機構108によって移動自在に支持する場
合について説明したが、これに限らず、たとえば、第11
図及び第12図に示すように、門形フレーム24の一方側の
支柱25の上下方向所定位置に取付板121を上下平行状に
一体に突設し、この上下の取付板121に縦軸122を介して
コ字形状の回動枠123の上下の連結板124が水平方向回動
自在に軸着されている。またこの回動枠123の前後に相
対した側板125上下部間に上下の支軸126,127を介して上
下平行に配設するる吊持アーム128,129の一端部が回動
自在に軸着され、この上下平行の吊持アーム128,129の
他端部がコ字形状の連結枠130の相対する前後の側板131
間に上下の支軸132,133を介して回動自在に軸着されて
いる。またこの連結枠130の一側部に一体に突出した吊
持杆134に作業台67が固着されている。また前記回動枠1
23の下側部にシリンダー装置135の基端部が回動自在に
軸着され、このシリンダー装置135のピストンロッド136
の先端部が前記上部吊持アーム128の途中に回動自在に
軸着されている。そしてこのシリンダー装置135のピス
トンロッド136の伸縮によって上下吊持アーム128,129及
び連結枠130を介して作業台67が上下方向に回動されて
位置を移動できるようになっている。さらに、支柱25の
一側部に突出した連結片137にシリンダー装置138の基端
部が回動自在に軸着されているとともに、このシリンダ
ー装置138のピストンロッド139の先端部が前記回動枠12
3の一側部の突片140に回動自在に軸着されている。そし
て、このシリンダー装置138のピストンロッド139の伸縮
によって回動枠123、上下の吊持アーム128,129及び連結
枠130を介して作業台67が縦軸122を中心として水平方向
に回動されて位置を移動できるようになっている。
このように構成することにより、作業台67は果樹2に対
して上下動自在及び前後水平回動自在となり、作業台67
上の作業者は果樹2またはこの果樹2に隣接する他の果
樹に対する各種管理作業に最適な位置においてこの管理
作業を容易に行なうことができる。
さらに、前記各実施例では、作業台67は、門形フレーム
24の一方側の支柱25に上下方向、左右方向及び前後方向
に位置変換自在に設ける場合について説明したが、これ
に限らず、作業台67は門形フレーム24の他方側の支柱25
に対しても一方側の場合と同様の各種手段によって上下
方向、左右方向及び前後方向に位置移動自在に設けるよ
うにするとよい。
また、実施にあたっては、作業台車10の左右の走行フレ
ーム12の前端一側部にたとえば車輪走用及び車輪係止用
のリミットスイッチLSを取付ける一方、軌道8の直線部
6から曲線部7に至る直前位置および作業台車10が曲線
部7から方向転換して直線部6に移動した所定位置にお
ける枕木1上に前記リミットスイッチLSを開閉作動する
停止用のドッグ及び作動用のドッグを設けるようにする
とよい。これにより、作業台車10の移動停止及び移動開
始を自動的に行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、果樹列間に軌道を敷設するとともに、
この軌道上を作業台車を移動するようにしたので、作業
台車を果樹列にそって円滑に移動することができるとと
もに、この作業台車の移動に際して作業台車によって果
樹の根元やその周辺を踏圧することがないので、果樹の
根を切断したり、この根の成長を阻害して果樹の成育に
悪影響を及ぼすことがない。またこの作業台車は果樹列
を跨ぐようにして軌道上を移動するとともに、この作業
台車は上下方向及び左右方向移動自在の作業台を備えて
いるので、この作業台を果樹の管理作業を必要とする位
置に円滑かつ確実に移動配設して管理作業を容易に行な
うことができる。さらにこの作業台車は左右の走行フレ
ーム上に門形フレームの左右の支柱を回動中心軸を介し
て回動自在に設けるとともに、この左右の支柱を走行フ
レーム上にクランプによってロックできるようにしたの
で、作業台車は軌道上を安全に移動できるとともに、方
向転換を容易に行なうことができる。
したがって、果樹の管理作業を能率的に行なうことがで
きるとともに、トータルコストを大巾に低減することが
でき、かつ果樹の成育を阻害することのない果樹園管理
装置を提供することができる。
また、請求項2の発明によれば、門形フレームの支柱に
管理作業機を連結するとともに、この管理作業機に動力
を伝達することにより多様な管理作業を行なうことがで
きる。
さらに、請求項3の発明によれば、噴霧用のノズルによ
り、果樹に対する薬液等の散布を容易に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は果樹園管
理装置の斜視図、第2図は同上正面図、第3図は同上a
〜a線部の断面図、第4図は果樹列と軌道の関係を示す
平面図、第5図及び第6図は作業台車の方向転換状態を
示す説明平面図、第7図及び第8図は管理作業機の側面
図、第9図は他の実施例を示す作業台の移動装置の正面
図、第10図は同上b〜b線部の平面図、第11図は更に他
の実施例を示す作業台の移動装置の側面図、第12図は同
上c〜c線部の断面図である。 2……果樹、8……軌道、10……作業台車、11……車
輪、12……走行フレーム、14……回動中心軸、15……回
動フレーム、20……クランプ、21……クランプ機構、24
……門形フレーム、25……支柱、36……三点連結機構、
37……出力軸、67……作業台、78……導管、79……ノズ
ル、A,B……管理作業機。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】果樹の各列間に敷設された軌道と、前記果
    樹を跨ぐように配設され前記軌道上を移動する作業台車
    とを具備し、前記作業台車は、前後部に前記軌道上を走
    行する車輪を回動自在に軸架するとともに中間上部に回
    動中心軸を立設した左右の走行フレームを設け、この左
    右の走行フレーム上に前記回動中心軸を介して前記果樹
    を跨ぐ門形フレームの左右の支柱を水平方向回動自在に
    設け、前記左右の走行フレームに前記門形フレームの左
    右の支柱の回動をロックするクランプ機構を設け、前記
    門形フレームの少なくとも一方の支柱に対して作業台を
    上下方向及び左右方向位置移動自在に設けたことを特徴
    とする果樹園管理装置。
  2. 【請求項2】門形フレームは、少なくとも一方の支柱に
    管理作業機を連結する三点連結機構及び前記管理作業機
    に動力を伝達する回動自在の出力軸を備えていることを
    特徴とする請求項1記載の果樹園管理装置。
  3. 【請求項3】門形フレームは、果樹に向けて配設した多
    数の噴霧用のノズルを有するとともに前記果樹を囲む形
    態で配設された導管を備えていることを特徴とする請求
    項1または2記載の果樹園管理装置。
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