JPH01309632A - 果樹園管理装置 - Google Patents

果樹園管理装置

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JPH01309632A
JPH01309632A JP14026888A JP14026888A JPH01309632A JP H01309632 A JPH01309632 A JP H01309632A JP 14026888 A JP14026888 A JP 14026888A JP 14026888 A JP14026888 A JP 14026888A JP H01309632 A JPH01309632 A JP H01309632A
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JP
Japan
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work
track
fruit trees
liquid
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP14026888A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kawakami
喜之 川上
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、果樹園管理装置に係り、リンゴ、梨、ブドウ
、桃等の果樹とその果実を管理育成する作業を行なうも
のに関する。
(従来の抜術) 一般に、果樹園での果樹管理作業としては、樹葉の剪定
、花摘み、菜摘み、果実の摘下、消毒、除草、果実に対
する袋かけ、玉まわし、肥液等の濯水散布、収穫等の諸
作業がある。
そこで、従来ではこの種の作業を行なう場合にはそれぞ
れの作業毎に高所作業台車、スピードスブレマ、モア笠
の作業機を用いてこれを果樹間の地面上を移動して行な
っているのが実情である。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来のように果樹管理用の作業機を果樹間の地面上
を直接移動すると、この作業機によって果樹間の士を踏
みつけるため果樹の根の成長が阻害され、果樹の成育上
好ましくなく、また、踏みつけて固結した土を耕耘など
によって膨軟化すると根が切断されて果樹の成長が阻害
され、さらに作業者が乗る作業台の移動位置が不十分で
あって管理作業上好ましくなく、作業能率を含めてトー
タルコストも高くなるなど、という問題がある。
そこで、本発明はこのような点に鑑みなされたもので、
果樹列間の作業台車の移動を円滑に行なうようにすると
ともに、この作業台車の作業台を管理作業を必要とする
位置に容易に移動できるようにし、かつまた、この作業
台車を果樹の根を損傷したり、成長を阻害することなく
移動できるとともに安全に案内できるようにし、また必
要に応じて果樹に対して肥液などを散布できるようにし
、これにより、果樹の管理作業を能率的に行なってトー
タルコストを低減できるとともに、果樹の成育を阻害す
ることなく管理できる果樹園管理装置を提供することを
目的としたものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の!!!&園管理装置は、果樹の各列間に敷設さ
れた軌道と、左右の下端前後部に前記軌道上を移動する
車輪を回動自在に軸架するとともに作業台を上下左右方
向移動自在に設けた作業台車とを具備している。また前
記左右前後の車輪を案内する軌道は、液体を圧送する通
液孔を有する中空体からなり、この中空体の上面部を円
弧状に形成するとともに、この上面部の長さ方向には所
定の間隔をおいて前記通液孔に連通した多数のノズルが
形成されている。
(作用) 本発明の果樹園管理装置は、前後左右の車輪によって作
業台車が移動され、この作業台車が管理作業を必要とす
る所定の果樹の位置まで移動したところで、作業台車の
移動を停止させる。
つぎに、果樹の作業位置に応じて作業台を、上下方向・
左右方向に″移動し、果樹の管理作業に最適な位置に移
動設定する。
したがって、この作業台上に乗った作業者は果樹に対す
る管理作業、たとえば、剪定、花摘み、果実の部下、果
実に対する袋かけ、菜摘み、果実の収穫等の諸作業を容
易に行なうことができる。
つぎに、1本の果樹ないしはこの果樹の前後の果樹に対
して前記の如く諸作業を行なった後に、再び作業台車を
移動させるとともに、管理作業を必要とする次の所定の
果樹の位置まで移動したところで作業台車の移動を停止
させる。そして、この作業台車の作業台を、作業状況に
応じC再び所望位置に自由に移動させ、この作業台に乗
った作業者によって前記の所定の管理作業を行なうこと
ができる。
このように、軌道を断続的に移動させる作業台車によっ
てその作業台に乗った作業者が各果樹に対する果樹作業
を順次にあるいは断続的に行なうことができる。
前記作業台車の移動に際し、これを案内する軌道は上面
部が円弧状に形成されていることにより、この軌道上に
車輪の走行移動を阻害する石等の障害物が乗っているこ
とがないので安全に走行移動される。
またこの軌道は、多数のノズル及びこの各ノズルに連通
した通液孔を有して中空体に形成されていることにより
、管理作業の一貫として果樹に対して肥液、薬液、潅水
などを散布する必要がある場合には、この軌道に所望散
布液を圧送することによってこれを果樹やその周辺に対
して十分に散布することができる。
(実施例) 以下、本発明の果樹園管理装置の一実施例を添附図面に
基づいて説明する。
図において、1は果樹園に所定の間隔をおいて多列に並
植された果樹2の各列間に敷設された枕木で、この枕木
1は、前記各列の果樹2の間を通る直線部3と前記各列
の果樹2の一端外方部及び他端外方部の枕地4を通る曲
線部5とにより構成されているとともに、前記各列の直
線部3は平行に敷設されている。
また前記枕木1の各列の直線部3上及び両端部の各曲線
部5上には直線部6及び曲線部7からなる軌道8が敷設
固定され、この各列の直線部6は平行に敷設されている
とともに、この各列の直線部6と各曲線部7との接続部
は連続的に接続されている。またこの軌道8の各列にお
ける直線部6の終端部にストッパー9が固着されている
しかして、前記直線部6及び曲線部7からなる軌道8は
、液体を圧送する通液孔10を有する中空パイプ状の中
空体11にて形成され、この中空体11の上面部は円弧
状の案内面12に形成されているとともに、この案内面
12の長さ方向にはすなわち各直線部6における案内面
12には所定の間隔をおいて前記通液孔10に連通した
多数のノズル13が果樹2に向けて形成されている。
またこの軌道8の各直線部6における両端部内には前記
通液孔10を密閉した止栓14が固着され、この各直線
部6の略中間下部に突設されたそれぞれの連結部15に
前記各直線部6を横切るように配設された送液管16が
連結開口され、この送液管16の一端部にはモータ17
、ポンプ18及びタンク19が接続されている。
また20は作業台車で、この作業台車20は、前後部に
前記軌道8上を走行する自在輪のような車輪21を水平
方向及び走行方向回動自在に軸架した左右の走行フレー
ム22を有し、この左右の走行フレーム22の前後方向
の中心部上に回動中心軸23が一体に垂直状に立設され
、前記前後左右の車輪21は、前記軌道8の案内面12
に係合する弧状の環状の係合凹部21aを有して形成さ
れており、そして、この左右後部の車輪21の車@24
にこれを駆動する油圧モータ25が連動連結され、この
左右の油圧モータ25はそれぞれの中輪支持金具26に
固もされている。また前記左右の走行フレーム22上に
この左右の走行フレーム22と同じ巾で前後方向に延在
した回動フレーム27が前記回動中心軸23を介して水
平方向回動自在に重合され、前記左右の走行フレーム2
2の一端近傍の下部にクランプ機構28が取着され、こ
のクランプ機構28は横01129に対して上下方向回
動自在に挿通支持されたリンク30の先端上部に前記回
動フレーム27の−・端部を前記走行フレーム22上に
水平回動じないように重合係止する略U?形状のクラン
プ31が固着されているとともに、このリンク30の後
端下部に前記クランプ31を作動するシリンダー装置3
2のピストンロッド33の先端部が回動自在に軸着され
、このシリンダー装置32のM端部が前記走行フレーム
22の下部に回動自在に軸着吊持されている。
つぎに、前記左右の回動フレーム27の前後方向の中心
部上に前記回動中心軸23を介して中空の門形フレーム
34の左右の支柱35の下端部が一端に固着立設され、
この左右の支柱35の後側下部に略]字形状の連結フレ
ーム36が固着され、この左右の連結フレーム36にお
いて、それぞれの左右下端部にロワアーム37の前端部
が上下方向回動自在に軸着され、この左右のロワ7−ム
31の途中部間に連結横架した連打38の一端部にシリ
ンダー装置39のピストンロッド40の先端部が回動自
在に取着され、このシリンダー装置39の基端部が前記
連結フレーム36の上端部に回動自在に軸着され、さら
に前記左右のN結フレーム36の中間上部にターンバッ
クルからなるトップリンク41の一端部が回動自在に軸
着されている。そして、前記左右のロワアーム37及び
トップリンク41にて各種管理作業機を着脱自在に連結
する三点連結機構42が構成されている。また前記左右
の支柱35及び連結フレーム36に前後方向に延在した
出力軸43が回動自在に横架され、この左右の出力@4
3の前記支柱35内における前側部にスプロケット44
が固着されているとともに、この出力軸43の後部のス
プライン軸部45が前記連結フレーム36内に回動自在
に突出されている。
また前記門形フレーム34の左右の支柱35の上端部間
の横枠46の両端部内にベベルボックス47が固定され
、このベベルボックス47間に駆動軸48が回動自在に
横架され、この駆動軸48の中間部に固着されたスプロ
ケット49の上部における横枠46に案内孔50が形成
され、この案内孔50の一側部における横枠46上にエ
ンジン51が固定され、このエンジン510回転軸52
に固着されたスプロケット53と前記駆動軸48のスプ
ロケット49との間に前記案内孔50を介して無端チェ
ーン54が同行自在に懸架されている。さらに前記左右
のベベルボックス47にベベルギヤ機構を介して前記駆
動軸48に連動連結された回転軸55が回動自在に突出
され、この左右の回転軸55に固着されたスプロケット
56と前記左右の出力軸43のスプロケット44との間
に無端チェーン57が同行自在に懸架されている。
さらに、前記門形フレーム34の一方側の支柱35の上
端前部に板条の支枠58が突出され、この支枠58と前
記−実測の回動フレーム27との前後部間に円柱状の案
内支柱59及び螺杆60が所定の間隔をおいで平行に立
設され、かつ、案内支柱59は支枠58と回動フレーム
27との間に固定されているとともに、螺杆60は支枠
58と回動フレーム27との間に上下の軸受(図示せず
)を介して回動自在に支持され、この螺杆60の上端部
は前記支枠58上に固定された油圧モータ61に回動自
在に連動連結される。
また前記案内支柱59及び螺杆60に案内支柱59を挿
通した案内孔62及び螺杆60のねじ63を挿通螺合し
たねじ孔64を介して品降台65が上下動自在に取付け
られ、この昇降台65の内側部に一体に突設した水平状
の案内台66に作業台61のガイド68が進退自在に嵌
挿されている。また前記作業台67のガイド68の下部
にブラケット69を介して設けた支軸70にシリンダー
装@71のピストンロッド72の先端部が回動自在に軸
着され、このシリンダー装置71の基端部が前記昇降台
65の内側下部のブラケット73の支軸74を介して回
動自在に軸着されている。
また、前記作業台67の一側部には操作パネル75が支
杆76を介して立設され、この操作パネル75には前記
左右のシリンダー装置32.39、エンジン51、左右
の油圧モータ25、油圧モータ61及び前記シリンダー
装置71のそれぞれを作動制御する制御機構の各操作部
77が設けられている。そして、前記作業台67は、案
内支柱59及び螺杆60に対して昇降自在及び左右方向
に進退自在に設けられている。
つぎに、前記溝成の作用を説明する。
果樹園において果樹2の管理作業を行なうにあたって、
左右の走行フレーム22の油圧モータ25を同期駆動す
ると、左右後部の車輪21が走行方向に回転駆動される
とともに、この左右後部の車輪21及び左右前部の車輪
21によって作業台車20が移動され、この作業台車2
0が管理作業を必要とする所定の果樹2の位置まで移動
したところで、左右の油圧モータ25の駆動を停止し、
作業台車20の移動を停止させる。
つぎに、果樹2の作業位置に応じて作業台67を、作業
台車20の移動方向に対して左右方向に進退動する必要
がある場合には、昇降台65のシリンダー装置71を作
動しそのピストンロッド72を伸縮すると、作業台67
がそのガイド68を介して案内台66に対して進退動さ
れ、したがって、作業台67が果樹2の管理作業に最適
な左右方向の位置に移動される。
またこの作業台67を果樹2に対して上下動する善政が
ある場合には、門形フレーム34の油圧モータ61を駆
動すると、螺杆60が連動回動されるとともに、この螺
杆60の回動方向によって昇降台65が螺杆60及び案
内支柱59に案内されて昇降動され、したがって、作業
台67が果樹2の管理作業に最適な上下方向の位置に移
動される。
このように、作業台67は、果樹2に対し上下方向及び
左右方向の所望位置に自由に移動させることができるの
で、この作業台67上に乗った作業者は果樹2に対する
管理作業、たとえば、剪定、花摘み、果実の部下、果実
に対する袋かけ、葉摘み、果実の収穫等の諸作業を容易
に行なうことができる。
つぎに、1本の果樹2ないしはこの果樹2の前後の果樹
2に対して前記の如き諸作業を行なった後に、再び作業
台車20を前記のようにして移動させるとともに、管理
作業を必要とする次の所定の果樹2の位置まで移動した
ところで作業台車20の移動を停止させる。そして、こ
の作業台車20の作業台61、作業状況に応じて再び前
記のようにして上下方向及び左右方向の所望位置に自由
に移動させ、この作業台67 k二乗った作業者によっ
て前記の所定の管理作業を行なうことができる。
このように、果樹2の列を跨いで軌道8の直線部6を断
続的に直進させる作業台車20によってその作業台61
に乗った作業者が各果樹2に対する管理作業を順次にあ
るいは断続的に行ない、そして、この作業台車20が軌
道8の直線部6から曲線部7に移行する直前まで移動し
たところで、左右の油圧モータ25の駆動を停止して作
業台車20の通行を停止する。
ついで、左右の走行フレーム22のシリンダー装置32
を作動して伸長しているピストンロッド33を収縮する
と、左右のリンク30が横軸29を中心として第1図反
時計方向に回動されるとともに、左右のクランプ31が
下降回動され、この左右のクランプ31による回動フレ
ーム27のロックが解除され、この左右の回動フレーム
27は、それぞれの走行フレーム22上において回動中
心軸23を回動中心として水平方向回動自在の状態にな
る。
そして、作業台車20を方向転換するように同行する進
行方向右側の油圧モータ25は駆動ぜず停止したままの
状態で、進行方向左側の油圧モータ25を駆動すると、
右側の走行フレーム22の前部の車輪21が軌道8の直
線部6のストッパー9に係止されるとともに、左側の走
行フレーム22が門形フレーム34の左側の回動フレー
ム27に対してその回動中心軸23を介して回動しなが
らその前後の車輪21が軌道8の曲線部7にそって回行
走行する。またこの左側の走行フレーム22の回走とと
もに、門形フレーム34は、右側の回動フレーム27が
右側の走行フレーム22上をその回動中心軸23を回動
中心として水平回動される。そして、門形フレーム34
の右側の回動フレーム27が回動中心f*23を介して
走行フレーム22に対して方向転換し、左右の走行フレ
ーム22上に再び門形フレーム34の左右の回動フレー
ム27が合致するように重合したところで、左側の油圧
モータ25の駆動を停止する。
ついで、左右の走行フレーム22のシリンダー装置32
を作動して収縮しているピストンロッド33を伸長する
と、左右のリンク30が横軸29を中心として第1図時
割方向に回動されるとともに、左右のクランプ31が上
品回動されこの左右のクランプ31によって走行フレー
ム22上の回動フレーム27が再びロックされる。これ
により、作業台車20は2列目の果樹2の列に移動され
、この作業台車20を前記1列目の果樹2のグ1の場合
と同様に作動して移動するとともに、この作業台車20
の作業台67を前記1列目の果樹2の列の場合と同様に
作動して管理作業を必要とする位置に移動し、果樹2に
対する前記のような各種管理作業を行なうことができる
。そして、このようにして作業台車20を軌道8にそっ
て順次旋回走行し、かつその作業台67を移動して各列
の果樹2を順次あるいは断続的に前記のような管理作業
を行なうことができるものである。
つぎに、前記作業に際して、必要に応じて、作業台車2
0の門形フレーム34の一方の支柱35における三点連
結機構42には、たとえば、管理作業機としてのフレー
ムモアを連結するとともに、他方の支柱35における三
点連結機構42には、たとえば、管理作業四としての消
毒装置を連結する。これにより、前記管理作業とともに
、果樹2を消毒する作業及び果812の周辺の草刈り作
業を行なうことができる。
前記作業台車20の移動に際し、これを案内する軌道8
は上面部が石等の障害物が乗らないように円弧状の案内
面12に形成されていることにより、この軌道8上に車
輪21の走行移動を阻害する石等の障害物が乗っている
ことがないので各車輪21が安全に走行移動される。ま
た、この車輪21は軌道8の案内面12に係合するよう
に係合凹部21aを有して形成されていることにより、
案内面12が円弧状に形成されることと相俟って脱線の
J3それなく安全に走行移動される。
またこの軌道8は、多数のノズル13及びこの各ノズル
13に連通した通液孔10を有して中空体11に形成さ
れていることにより、管理作業の−・貝として果樹2に
対して肥液、薬液、清水などを散布する必要がある場合
には、モータ17を駆動するとポンプ18によりタンク
19内の散布液を送液管16から軌道8の直線部6I、
:圧送することによってその各ノズル13から果樹やそ
の周辺に対して十分に散布することができる。
つぎに、前記実施例では、前後左右の車輪21は軌道8
の案内面12に係合する係合部を弧状の係合凹部21a
に形成する場合について説明したが、これに限らず、第
4図に示すように7字形状の係合凹部21bに形成する
ようにしてもよく、また第5図に示η”ように係合部を
水平状係合部21cどして形成した場合には、その−側
部にフランジ21dを形成するようにするとよい。
また軌道8は中空円筒状の中空体11に限らず、第6図
に示づように、上面部のみを円弧状の案内而12に形成
するとともに、この案内面12と反対側の下面部を水平
状面11aに形成するようにしてもよい。これにより、
軌道8は枕木1上に対して容易にかつ安定して固定する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、果樹列間に軌道を敷設するとともに、
この軌道上を作業台車を移動するようにしたので、作業
台車を果樹列にそって円滑に移動することができるとと
もに、この作業台車の移動に際して作業台車によって果
樹の根元やその周辺を踏圧することがないので、果樹の
根を切断したり、この根の成長を阻害して果樹の成育に
悪影響を及ぼすことがない。またこの作業台車は果樹列
間の軌道上を移動するとともに、この作業台車は上下方
向及び左右方向移動自在の作業台を備えているので、こ
の作業台を果樹の管理作業を必要とする位置に円滑かつ
確実に移動配設して管理作業を容易に行なうことができ
る。さらにこの作業台車の移動を案内する軌道は上面部
を円弧状に形成したので、この軌道の上面部に乗った場
合の石等の障害物はその円弧状面によって自動的に側方
部に滑落されしたがって軌道上に障害物が存在すること
がないので車輪の走行を円滑かつ安全に案内することが
できる。またこの軌道は通液孔を有する中空体にて形成
されているとともにこの中空体は多数のノズルを有する
ので、この軌道を液体散布用の導管として兼用すること
ができるとともに、多数のノズルによって果樹に対して
果樹管理用の液体を確実に散布することができる。
したがって、果樹の管理作業を能率的に行なうことがで
きるとともに、トータルコストを大巾に低減することが
でき、かつ、果樹の成育を阻害することのない果樹園管
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は果樹園管理
装置の斜視図、第2図は同上軌道と作業台車との関係を
示す平面図、第3図は軌道と車輪の関係を示す断面図、
第4図及び第5図は他の実施例を示す軌道と車輪との関
係を示す断面図、第6図は他の実施例を示す軌道の断面
図である。 8・・軌道、10・・通液孔、12・・円弧状の案内面
、13・・ノズル、20・・作業台車、21・・車輪、
67・・作業台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)果樹の各列間に敷設された軌道と、左右の下端前
    後部に前記軌道上を移動する車輪を回動自在に軸架する
    とともに作業台を上下左右方向移動自在に設けた作業台
    車とを具備し、前記左右前後の車輪を案内する軌道は、
    液体を圧送する通液孔を有する中空体からなり、この中
    空体の上面部を円弧状に形成するとともに、この上面部
    の長さ方向には所定の間隔をおいて前記通液孔に連通し
    た多数のノズルを形成したことを特徴とする果樹園管理
    装置。
JP14026888A 1988-06-07 1988-06-07 果樹園管理装置 Pending JPH01309632A (ja)

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JP14026888A JPH01309632A (ja) 1988-06-07 1988-06-07 果樹園管理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021144955A1 (ja) * 2020-01-17 2021-07-22 Agrist株式会社 取得装置及び取得システム

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