JP2001045083A - Psk信号のキャリア同期型復調装置 - Google Patents

Psk信号のキャリア同期型復調装置

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JP2001045083A JP11217132A JP21713299A JP2001045083A JP 2001045083 A JP2001045083 A JP 2001045083A JP 11217132 A JP11217132 A JP 11217132A JP 21713299 A JP21713299 A JP 21713299A JP 2001045083 A JP2001045083 A JP 2001045083A
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    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/227Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation
    • H04L27/2275Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses the received modulated signals

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触ICカード(PICC)に関し、特に
PICCからのPSK信号の受信において安定した受信
とノイズ耐性の強化を図り、且つ低コスト、小型化を実
現したキャリア同期型復調装置を提供する。 【解決手段】 送出したキャリア信号に同期して重畳さ
れるサブキャリアのPSK変調信号を受信し復調するP
SK信号のキャリア同期型復調装置であって、所定期間
連続する前記サブキャリアの検出を行うサブキャリア検
出手段と、前記サブキャリアの検出後、そのサブキャリ
アの位相変化点を検出する位相変化点検出手段と、前記
位相変化点の検出時点をデータ受信のための同期開始点
とし、その時点を起点に前記送出したキャリア信号に同
期する装置内部のクロックを用いて所定フォーマットの
データの受信制御を行うデータ受信制御手段と、で構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触ICカード
(以降では、「PICC (Proximity IC Card)」と称
す)に関し、特にPICCへのデータの書き込みとPI
CCからのデータの読み込みとを行うPICCリード/
ライト装置(PICC−R/W)においてPICCから
のPSK信号を受信するためのキャリア同期型復調装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PICCの諸規格はISO(Internation
al Organization for Standardization)/IEC(Inter
national Electrotechnical Commission) 14443に
規定されており、ここでは本願発明との関連から上記P
ICC−R/W等の非接触結合装置(以降、「PCD
(Proximity Coupling Device)」と称す)とPICCと
の間の電力及び双方向通信を提供するフィールドの性質
と特性とを規定したPICC通信インタフェースのタイ
プBについて簡単に説明する。
【0003】(1)PCDからPICCへの電力の移送 RF (Radio Frequency) 動作フイールド内でPICC
に有効な電力を供給するため、PCDからPICCへキ
ャリア(fc=13.56MHz)が送出される。PI
CCでは受信したキャリアを整流し、内部回路の動作に
必要な電源を作成する。
【0004】(2)PCDからPICCへの通信 PCDは、データビット速度106Kbps(fc/1
28)で前記キャリアの振幅値を10%ASK (Amplit
ude Shift Keying) 変調することにより、PICCへデ
ータを送信する。
【0005】(3)PICCからPCDへの通信 PICCは、前記キャリアの受信負荷をキャリア周波数
の16分の1の周波数(fs=fc/16)で負荷変調
することによりサブキャリア(fs=847KHz)を
生成し、そのサブキャリアの位相をデータビット速度1
06Kbps(fc/128)でBPSK (Binary Pha
se Shift Keying) 変調することにより、PCDへデー
タを送信する。
【0006】図1は、PICCの構成概要の一例を示し
たものである。図1の例では、カード本体10の内部に
CPU部11及びRF部12を構成する2つのチップが
組み込まれており、またカード本体10の周囲にはコイ
ル状に巻かれたアンテナ(AT)13が配置されてい
る。CPU部11はいわゆるワンチップタイプのコンピ
ュータで構成され、そこにはCPU(中央演算処理装
置)、メモリROM、RAM、及びEEPROM、そし
て入出力インターフェイス(I/O)等が含まれる。
【0007】図2には、PCDとPICCとの間の通信
インタフェースの一構成例を示している。上記(2)で
述べたPCDからPICCへの通信では、PCDの変調
部(MOD)20によりキャリア(fc=13.56M
Hz)の振幅値を10%ASK変調した信号が出力アン
プ22、23及びアンテナ24を解してPICCへ送信
される。
【0008】一方、上記(3)で述べたPICCからP
CDへの通信では、図1のRF部12の一部を構成する
PICCの変調部(MOD)28からの制御によってR
F信号の受信負荷26が可変され、その負荷変調(結果
的にAM (Amplitude Modulation) 変調となる)によっ
て生成されるサブキャリア(fs=847KHz)にさ
らに2値の位相情報(0度又は180度)を与えるBP
SK変調が行われる。
【0009】その変調された信号はアンテナ25(図1
の13)を解してPCDへ送信される。実際には、図2
に示すようにPCDが出力するキャリアで前記負荷変調
(BPSK変調を含む)されたものを、PCD自身がそ
の検波部(DET)21で検出することになる。
【0010】図3は、従来の復調装置の一例を示したも
のである。復調装置30は図2の検波部21の後段に置
かれ、PSK変調されたサブキャリア信号(fs=84
7KHz)であって検波部21でデジタル値(2値)に
波形成形された受信信号が入力される。復調装置30で
は、受信サブキャリアを再生するため先ずその受信信号
を初段の2逓倍器31で2逓倍する。
【0011】次に、位相比較器32、ローパスフィルタ
(LPF)33、及び電圧制御発振器(VCO)34か
ら成るPLL (Phase lock Loop) 回路により、装置内
部で発生したサブキャリアの倍周期信号を前記2逓倍信
号と同期させ、それをさらに1/2分周期器35によっ
て分周する。その結果、受信サブキャリアと位相が同期
した復調用クロックが生成される。
【0012】そして、前記装置内サブキャリア信号の立
ち上がり又は立下りのエッジ信号で受信信号をサンプリ
ングすることで、1ビット幅が8サブキャリア周期から
なるBPSK変調されたデータ信号(データビット速度
106Kbps)が復調される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図4には、前記サンプ
リングによる復調動作の一例を示している。図4の
(a)は正常な受信の場合を示しており、受信PSK信
号の各1ビット幅を構成する8個のサブキャリアはそれ
ぞれ正しい論理レベルでサンプリングされる。一方、図
4の(b)は外来ノイズの影響を受けた場合を示してお
り、前記ノイズによって受信PSK信号のレベルが変動
し、その結果誤って波形成形された受信信号(コンパレ
ータ出力)がサンプリングされる。本例では、論理
「0」のデータビットに余計な波形割れが生じ、それに
よって誤受信又はそれによる装置誤動作等が生じる。
【0014】このように、従来の復調装置は、空間のノ
イズによる影響を受けた時に復調信号に波形割れが生じ
安くノイズ耐性が弱いという問題があった。また、図4
の装置構成からも明らかなように、受信PSK信号に位
相遅延等が生じるとPLLの追従時間との関係もあって
VCO出力による復調に失敗する場合が生じ、その結果
誤った符合を出力するという問題があった。この位相遅
れは定常的に発生するため、それを回路的に補償するに
は位相補償回路が必要となり、装置コストの低減や装置
小型化等の諸要求を満足できないという問題もあった。
【0015】そこで本発明の目的は、上記種々の問題に
鑑み、PICCにおけるPSK信号の復調装置の場合に
はPCD側が出力するキャリア信号に受信サブキャリア
信号が同期していることに着目し、従来のPLL回路を
使用せず自らのキャリ信号に同期した信号によってサン
プリングを行い、さらに安定した復調を保証するためサ
ンプリング開始点の検出及びサンプリング結果の多数決
判断を行うPSK信号のキャリア同期型復調装置を提供
することにある。
【0016】また本発明の目的は、前記サンプリング開
始点の検出処理を適宜実行することにより、データ間隔
が不定の連続した受信データを安定して受信可能なPS
K信号のキャリア同期型復調装置を提供することにあ
る。
【0017】さらに本発明の目的は、従来のPLL回路
を不要とすることで、非接触型ICカードの様々な分野
に適用可能な低コスト、小型化等の諸要求を満足させた
キャリア同期型復調装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送出し
たキャリア信号に同期して重畳されるサブキャリアのP
SK変調信号を受信し復調するPSK信号のキャリア同
期型復調装置であって、所定期間連続する前記サブキャ
リアの検出を行うサブキャリア検出手段と、前記サブキ
ャリアの検出後、そのサブキャリアの位相変化点を検出
する位相変化点検出手段と、前記位相変化点の検出時点
をデータ受信のための同期開始点とし、その時点を起点
に前記送出したキャリア信号に同期する装置内部のクロ
ックを用いて所定フォーマットのデータの受信制御を行
うデータ受信制御手段と、で構成するPSK信号のキャ
リア同期型復調装置が提供される。
【0019】前記装置は、さらにデータ受信中に、各受
信データビットの論理値を与える複数のサブキャリアサ
ンプリング値について論理値「0」と「1」の多数決判
定を行い、数の多い論理値「0」又は「1」をその受信
データビットの論理値と判定する多数決判定手段を有す
る。
【0020】前記多数決判定手段は、多数決判断におい
て前記論理値「0」と「1」との数が互いに等しい場合
は受信エラー情報を出力し、又は多数決判断において前
記論理値「0」と「1」との数の比較比率を求めその比
率が所定範囲の時に受信エラー情報を出力する。
【0021】前記装置は、さらに前記所定フォーマット
からなる1つのデータフレームの受信終了直後に次ぎの
データフレームの受信開始を判定する受信終了直後判定
手段を有し、次ぎのデータフレームの受信開始を検出で
きない場合は直ちに前記位相変化点検出手段がサブキャ
リアの位相変化点の検出を開始する。
【0022】前記所定フォーマットのデータは、調歩同
期式のデータであり、前記受信終了直後判定手段はデー
タフレームの終了を示すストップビット直後の所定数の
サブキャリアサンプリング値が前記ストップビットと同
じ論理値の場合に次ぎのデータフレームの受信開始を検
出できないと判定する。
【0023】
【発明の実施の形態】図5は、本発明によるPSK信号
のキャリア同期型復調装置の基本構成を示したものであ
る。また、図6〜11には、図5における主要な各部の
動作説明を示している。前述したように本復調装置は従
来のPLL回路を使用しない。本装置から出力されるキ
ャリア信号周波数(fc=13.56MHz)は本装置
の内部クロックによって生成されるため、本装置の内部
クロックによる動作はキャリア信号と同期している。一
方、PICCはサブキャリ(fs=fc/16=847
KHz)を出力するが、そのサブキャリはキャリア信号
に同期して出力される。
【0024】従って、サブキャリに重畳されたPSK信
号の位相変化点、特にスタートビットさえ正しく検出で
きれば、以降のデータ受信における正確なサンプリング
点が保証される。さらに、前記信号同期とは関連性のな
いデータ受信中における空間ノイズ等については、1ビ
ット幅内でサンプリングされるN(N:整数)個のPS
K信号の多数決判断を行うことによってデータ受信中の
ノイズ耐性を強化している。以降、これらの動作につい
て実施例を参照しながら詳述する。
【0025】なお、以降で説明する各回路例は本発明動
作や具体的な回路規模を例示するためのものであり、実
際の回路構築においてはプログラマブルなデバイスやそ
のためのソフトウェア等を使って論理設計が行われる。
【0026】図5においてPSK同期化回路41は、検
波部21で論理レベルに変換されたPSK信号(図3の
受信信号を参照)をさらに装置の内部クロックに同期し
たPSK信号に成形する。図6の(a)にはPSK同期
化回路41の一構成例を示しており、2段のDタイプ−
フリップフロップ回路51及び52を使ったサンプリン
グによって受信信号は内部クロックに同期した受信信号
に変換される。これにより、空間伝播や検波部21の回
路等による位相変動が補償される。
【0027】サブキャリア検出回路43は、ステート制
御回路47の制御の下でPICCがRFフィールド内に
あって起動されているか否かをサブキャリの有無によっ
て検出する。ステート制御回路47はこの最初の状態を
図6の(b)(iii )に示すようにSeekSubCa
rrier状態と認識する。そして、サブキャリア検出
回路43がPICCからのPSK信号を所定期間(本例
ではPSK信号128個に相当する150μsec の期
間)連続して正しく受信すると、PICCとの間でキャ
リア同期が確立したと判断してサブキャリア検出信号を
ステート制御回路47へ通知する。
【0028】これにより、ステート制御回路47はSe
ekSubCarrier状態からSubCarrie
rFIND状態へと遷移させる。なお、ステート制御回
路47は、一般のフリップフロップ回路等を含む順序回
路で構成してもよいし、またマイクロプロセッサのファ
ームウェア又はソフトウェアとして構成することもでき
る。
【0029】SubCarrierFIND状態になる
と、スタートビット検出回路44がスタートビットの検
出動作を開始する。スタートビット検出回路44は、S
ubCarrierFIND状態においてPSK信号の
位相の変化を監視し、位相変化を検出するとそれをステ
ート制御回路47へ通知する。ステート制御回路47
は、前記通知によりSubCarrierFIND状態
からNRZStart状態へと遷移させる。
【0030】同時に、スタートビット検出回路44によ
る位相変化の検出信号(同期開始点信号)がサンプリン
グ同期信号生成回路42に与えられる。図7にはサンプ
リング同期信号生成回路42の一構成例を示している。
本例では、内部クロックによって動作するカウンタ61
が前記同期開始点信号によってリセットされる。
【0031】その結果、カウンタ61は同期開始点信号
入力時を起点としてカウントを再開し、次段のデコーダ
62によって同期開始点信号入力時を基準に1ビット幅
(例えばサブキャリア8周期分)のビット同期信号や調
歩同期のスタートビット〜ストップビットに至るフレー
ム同期信号等が作成される。前記サンプリング同期信号
生成回路42からのクロックを用いてNRZ信号生成回
路48は、受信したPSK信号を前記所定フォーマット
のNRZ受信データとして出力する。
【0032】図8には、SubCarrierFIND
状態からNRZStart状態へ遷移する場合のPSK
信号受信タイミングチャートの一例を示している。スタ
ートビット検出回路44がSubCarrierFIN
D状態で最初の位相変化点を検出するとそれを同期開始
点として回路状態はNRZStart状態へ遷移する
(iii)。図7の(a)で説明したように、前記同期開始
点を基準に作成されたビット同期信号やフレーム同期信
号等を用いて受信PSK信号のフレームの組み立てが行
われる。
【0033】本発明ではさらに多数決判定回路45(図
5)により、図8の(iv)及び(v)に示すようにNR
ZStart状態以降の受信PSK信号を対象に、各1
ビット幅内に含まれるPSK信号サンプリングデータの
「0」状態の和と「1」状態の和との間で多数決が判定
される。図8の例では、先ず同期開始点から8個までの
PSK信号で構成されるスタートビットの多数決判定が
行われ、スタートビットは論理値「0」であるからLo
w状態カウント値が「8」でHi状態カウント値は
「0」となる。
【0034】この場合、「Low状態カウント値>Hi
状態カウント値」であるからLow状態カウント値側が
選択され、1ビット幅内の最後のPSK信号(8番目)
のサンプリング後にスタートビット値「0」が出力され
る。以降、後続の各受信ビットに対して同様の多数決判
定処理が行われる。図7の(b)には、多数決判定回路
45の簡易な一構成例を示している。受信データはPS
K信号のサンプリング値「0」をカウントするカウンタ
63及びPSK信号のサンプリング値「1」をカウント
するカウンタ64にそれぞれ与えられ、比較器65はカ
ウント値が多い側の「0」値又は「1」値を出力する。
【0035】最終段のラッチ回路66はビット同期クロ
ックによりラッチ動作を行ない、その結果受信ビット単
位で「0」又は「1」の多数決出力が得られる。なお本
例では、2つのカウンタ値の大小比較のみを行う構成例
を示したが、さらに例えば「0」状態と「1」状態の回
数が同じ時は判定不能とし、NRZ信号は前状態を維持
しながらエラー通知信号を出力するよう簡易なデコーダ
回路等を付加してもよい。
【0036】また、単純な大小比較に代えて「0」:
「1」がN:M(N、M;整数)以上なら「0」、それ
以下なら「1」というように所定の比率に基づく判断を
行うように構成してもよい。なお、上記カウンタ63及
び64に代えて、「0」値や「1」値の数だけそれぞれ
シフトするシフトレジスタ等で構成することも可能であ
る。
【0037】図8には前述した多数決判定回路45がノ
イズ等に対してどのように機能するかの一例も示されて
いる。本例では、スタートビットに続く第2ビット目の
受信中に、外部からのノイズにより正しくは「1」値と
なるべき8個のPSK信号のサンプリング値がその4番
目及び7番目の信号で「0」値になっている。これまで
の説明から明らかなように、多数決判定回路45は
「0」のカウント値「2」<「1」のカウント値「6」
より第2ビット目を「1」と正しく出力する。このよう
に、本願発明構成ではノイズ耐性を従来と比較して格段
に向上させており、ノイズ等による装置誤動作を顕著に
低減させている。
【0038】図9には、ステート制御回路47における
受信状態遷移の一例を示している。また、図10及び1
1にはストップビット受信処理のタイミングチャートの
一例を示している。図9は、主にこれから説明する本発
明のストップビット受信処理の説明のために示してあ
る。従って、これまで述べたSeekSubCarri
er状態(S71)→SubCarrierFIND状
態(S72)→NRZStart状態(S73)の各状
態間の遷移については更に説明しない。
【0039】本発明によれば、図5に示すストップビッ
ト直後判定回路46が、NRZStart状態(S7
3)において論理値「1」のストップビットの受信終了
時点で次ぎのビット値、正確には次ぎのビットの開始点
直後の最初のPSK信号のサンプリング値を判断し、そ
の値が「0」の場合は次ぎのフレーム受信が開始された
と判断して現在のNRZStart状態(S73)を維
持する。
【0040】一方、そのサンプリング値が「1」の状態
を継続している場合には次ぎのフレーム受信までに不定
の期間が存在すると判断し、その旨をステート制御回路
47に通知する。それにより、ステート制御回路47は
受信状態をSubCarrierFIND状態(S7
2)へ遷移させる。その結果、これまでに述べた同期開
始点の検出動作が再開され、不定期間後に到来する次ぎ
のフレームに対して直ちに同期可能となりその受信動作
が開始される。
【0041】図10は、ストップビットが1ビット幅の
場合の受信タイムチャートの一例を示している。図10
の(iv)〜(vi)に示すように、論理値「1」のストッ
プビット(Low状態カウント値「0」、Hi状態カウ
ント値「8」)を受信した後にストップビット直後判定
回路46がスタートビットの判断を行い、本例のように
論理値「0」のスタートビット(Low状態カウント値
「8」、Hi状態カウント値「0」)が続く場合は回路
状態(iii )がNRZStart状態に維持される。こ
れにより、連続するフレームの受信が可能となる。
【0042】一方、図11には、ストップビットが1ビ
ット幅以上の場合における受信タイムチャート例を示し
ている。本例では論理値「1」のストップビット(Lo
w状態カウント値「0」、Hi状態カウント値「8」)
を受信した後に同じ論理値「1」をもつ3個のPSK信
号のサンプリング値(Low状態カウント値「0」、H
i状態カウント値「8」)が続いている。この場合、ス
トップビット直後判定回路46は前記3個の最初のサン
プリング結果により、フレーム受信の終了又は中断をス
テート制御回路47に通知する。
【0043】回路状態(iii )に示すようにステート制
御回路47は直ちに受信状態をSubCarrierF
IND状態へ遷移させ、これによりスタートビット検出
回路44が動作を開始する。その結果、前記3個のPS
K信号のサンプリング値の直後に開始するスタートビッ
トの同期開始点が検出されると、これまで述べたように
サンプリング同期信号生成回路42が初期化(リセッ
ト)されて新たな受信フレームに直ちに同期する。
【0044】またステート制御回路47は受信状態をS
ubCarrierFIND状態からNRZStart
状態へ遷移させることでその受信動作が開始される。こ
れにより、受信するフレーム間の期間が不定の場合にも
正確な受信動作を行うことができる。なお、上記実施例
ではストップビット受信直後の1個のPSK信号のサン
プリング値により受信状態の判断を行っているが、ノイ
ズ等の影響を考慮してその判断に複数ビットを用いるよ
うに構成してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来のPLL回路を使用せず自らのキャリ信号に同期した
信号によってサンプリングを行い、さらにノイズの影響
を回避し安定した復調を行うためサンプリング開始点の
検出及びサンプリング結果の多数決判断を行うため、非
接触型ICカードの様々な分野に適用する際に必要とさ
れる、ノイズ耐性の強化、低コスト、小型化等の諸要求
を満足したキャリア同期型復調装置が提供可能となる。
【0046】また本発明によれば、前記サンプリング開
始点の検出処理を適宜実行することにより、データ間隔
が不定の連続した受信データを安定して受信可能なPS
K信号のキャリア同期型復調装置が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PICCの構成概要の一例を示したものであ
る。
【図2】PCDとPICCとの間の通信インタフェース
の一構成例を示した図である。
【図3】従来の復調装置の一例を示した図である。
【図4】図3のサンプリングによる復調動作の一例を示
した図である。
【図5】本発明によるPSK信号のキャリア同期型復調
装置の基本構成を示した図である。
【図6】PSK同期化/サブキャリア検出の一例を示し
た図である。
【図7】サンプリング同期信号生成/多数決判定回路の
一構成例を示した図である。
【図8】スタートビット検出/多数決判定タイムチャー
トの一例を示した図である。
【図9】ステート制御回路の受信状態遷移例を示した図
である。
【図10】ストップビットが1ビット幅のデータ受信タ
イムチャートの一例を示した図である。
【図11】ストップビットが1ビット幅以上のデータ受
信タイムチャートの一例を示した図である。
【符号の説明】
10…非接触ICカード 11…CPU部 12…RF部 13、24、25…アンテナ 20、28…変調部 21、27…検波部 30、40…復調装置 31…2逓倍器 32…位相比較器 33…ローパスフィルタ 34…電圧制御発振器 35…1/2分周器 41…PSK同期化回路 42…サンプリング同期信号発生回路 43…サブキャリア検出回路 44…スタートビット検出回路 45…多数決判定回路 46…ストップビット直後判定回路 47…ステート制御回路 48…NRZ生成回路 51、52…Dタイプ−フリップフロップ回路 61、63、64…カウンタ 62…デコーダ 65…比較器 66…ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 繁 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B035 AA11 BB09 CA11 CA23 CA31 5B058 CA15 CA23 KA02 KA29 5K004 AA05 FA11 FH08 FK16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出したキャリア信号に同期して重畳さ
    れるサブキャリアのPSK変調信号を受信し復調するP
    SK信号のキャリア同期型復調装置であって、 所定期間連続する前記サブキャリアの検出を行うサブキ
    ャリア検出手段と、 前記サブキャリアの検出後、そのサブキャリアの位相変
    化点を検出する位相変化点検出手段と、 前記位相変化点の検出時点をデータ受信のための同期開
    始点とし、その時点を起点に前記送出したキャリア信号
    に同期する装置内部のクロックを用いて所定フォーマッ
    トのデータの受信制御を行うデータ受信制御手段と、で
    構成することを特徴とするPSK信号のキャリア同期型
    復調装置。
  2. 【請求項2】 さらに、データ受信中に、各受信データ
    ビットの論理値を与える複数のサブキャリアサンプリン
    グ値について論理値「0」と「1」の多数決判定を行
    い、数の多い論理値「0」又は「1」をその受信データ
    ビットの論理値と判定する多数決判定手段、を有する請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記多数決判定手段は、多数決判断にお
    いて前記論理値「0」と「1」との数が互いに等しい場
    合は、受信エラー情報を出力する請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記多数決判定手段は、多数決判断にお
    いて前記論理値「0」と「1」との数の比較比率を求
    め、その比率が所定範囲の時に受信エラー情報を出力す
    る請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記所定フォーマットからなる
    1つのデータフレームの受信終了直後に次ぎのデータフ
    レームの受信開始を判定する受信終了直後判定手段を有
    し、次ぎのデータフレームの受信開始を検出できない場
    合は直ちに前記位相変化点検出手段がサブキャリアの位
    相変化点の検出を開始する請求項1又は2記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記所定フォーマットのデータは、調歩
    同期式のデータであり、前記受信終了直後判定手段はデ
    ータフレームの終了を示すストップビット直後の所定数
    のサブキャリアサンプリング値が前記ストップビットと
    同じ論理値の場合に次ぎのデータフレームの受信開始を
    検出できないと判定する請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記所定数は1である請求項5記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 送出したキャリア信号に同期して重畳さ
    れるサブキャリアのPSK変調信号を受信し復調するP
    SK信号のキャリア同期型復調装置であって、 受信したPSK信号を前記送出したキャリア信号に同期
    する装置内部のクロックに同期したPSK信号に変換す
    るPSK同期化回路と、 前記PSK同期化回路から与えられる所定期間連続する
    サブキャリアの検出を行うサブキャリア検出回路と、 前記サブキャリアの検出後、そのサブキャリアの位相変
    化点を検出するスタートビット検出回路と、 前記位相変化点の検出時点をデータ受信のための同期開
    始点とし、その時点を起点に前記装置内部のクロックを
    用いて所定フォーマットの受信データサンプリングクロ
    ックを生成するサンプリング同期信号生成回路と、 前記サンプリング同期信号生成回路からのクロックを用
    いて受信したPSK信号を前記所定フォーマットのNR
    Z受信データとして出力するNRZ信号生成回路と、 前記サブキャリア検出回路によるサブキャリアの検出ま
    での期間をSeekSubCarrier状態と、それ
    以降の前記スタートビット検出回路によるサブキャリア
    の位相変化点検出までの期間をSubCarrierF
    IND状態と、それ以降のデータ受信期間をNRZSt
    art状態とし、前記各状態間の遷移を制御するステー
    ト制御回路と、で構成することを特徴とするPSK信号
    のキャリア同期型復調装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記NRZStart状態にお
    いて、各受信データビットの論理値を与える複数のサブ
    キャリアサンプリング値について論理値「0」と「1」
    の多数決判定を行い、数の多い論理値「0」又は「1」
    をその受信データビットの論理値と判定する多数決判定
    回路を有する請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記所定フォーマットのデー
    タは調歩同期式のデータであり、その1つのデータフレ
    ームのストップビット幅を判定するストップビット直後
    判定手段を有し、その判定が1ビット幅以上の時は、前
    記ステート制御回路が受信状態を直ちに前記SubCa
    rrierFIND状態へ以降させ、それにより前記ス
    タートビット検出回路がサブキャリアの位相変化点の検
    出を開始する請求項8又は9記載の装置。
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