JP2008306317A - ビットクロック生成回路、ビットクロック位相補正方法および非接触icカード - Google Patents
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Abstract
【課題】入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを簡単な回路構成で生成する。
【解決手段】マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113に、ローカルクロックCLK(13.56MHz)をカウントクロックとして供給する。入力変形ミラー符号化信号MCSのビット周波数は、106kHzである。発生部113は、カウント値が0,64を含む前後所定の範囲のエッジ検出ウインドウEDW0,EDW1を発生する。リセットカウンタ114,115は、ウインドウEDW0,EDW1内のエッジ検出出力DEDでクリアされ、信号MCSのビット周期の開始位置に対応したリセットパルスREP0,REP1を出力し、マスターカウンタをクリアする。カウント値に基づいて得られるビットクロックBCK等は、信号MCSに同期したものとなる。アナログPLL回路を用いてビットクロックを得るものに比べて、簡単な回路構成となる。
【選択図】図2
【解決手段】マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113に、ローカルクロックCLK(13.56MHz)をカウントクロックとして供給する。入力変形ミラー符号化信号MCSのビット周波数は、106kHzである。発生部113は、カウント値が0,64を含む前後所定の範囲のエッジ検出ウインドウEDW0,EDW1を発生する。リセットカウンタ114,115は、ウインドウEDW0,EDW1内のエッジ検出出力DEDでクリアされ、信号MCSのビット周期の開始位置に対応したリセットパルスREP0,REP1を出力し、マスターカウンタをクリアする。カウント値に基づいて得られるビットクロックBCK等は、信号MCSに同期したものとなる。アナログPLL回路を用いてビットクロックを得るものに比べて、簡単な回路構成となる。
【選択図】図2
Description
この発明は、ビットクロック生成回路、ビットクロック位相補正方法および非接触ICカードに関する。詳しくは、この発明は、入力変形ミラー符号化信号のビットクロックの2N倍の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、ビットクロックに関連したカウント値が得られる2N進のマスターカウンタを用い、そのカウント値および入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジに基づいて、当該マスターカウンタをクリアすることにより、入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを簡単な回路構成で生成できるようにしたビットクロック生成回路等に係るものである。
ICカードとして非接触ICカードが知られている。この非接触ICカードにあっては、カード内部にアンテナの役目を果たすコイルが内蔵されており、端末のリーダ/ライタから発生している磁界にかざすことで、データを送受信できる。この非接触ICカードは、例えば、乗車カード、電子マネー等の用途に利用されている。
図4は、非接触ICカードの構成例を示している。図4に示す非接触ICカード200は、アンテナ201と、アナログフロントエンド202と、アナログPLL(Phase Locked Loop)回路203と、デジタル処理部204とで構成されている。
アナログフロントエンド202は、アンテナ201を通じて受信した変調信号を検波して符号化信号を得、この符号化信号をデジタル処理部204に供給する。また、このアナログフロントエンド202は、デジタル処理部204で得られる符号化信号を変調してアンテナ201から送信する。
アナログPLL回路203は、上述したようにアンテナ201を通じて受信した変調信号に含まれるキャリア(搬送波信号)を参照して符号化信号に同期したビットクロックを生成し、デジタル処理部204に供給する。デジタル処理部204は、アナログPLL回路203で生成されるビットクロックを用いて、上述したようにアナログフロントエンド202で得られた符号化信号の復号化等の処理を行う。
デジタル処理部204は、復調部205、パケット解析&メモリI/F206、メモリ207および変調部208を有している。復調部205は、アナログフロントエンド202で得られる符号化信号に対して復号化の処理を施して受信パケット(デジタルデータ)を得る。
パケット解析&メモリI/F206は、復調部205で得られる受信パケットのパケット解析を行って種々の受信情報(制御情報、メモリ207への書き込み情報など)を得る。パケット解析&メモリI/F206は、制御情報に基づいて、メモリ207への情報の書き込み、メモリ207からの情報の読み出し等の処理を行う。また、パケット解析&メモリI/F206は、制御情報に基づいて、送信パケット(デジタルデータ)を生成して変調部208に供給する。変調部208は、パケット解析&メモリI/F206から供給される送信パケットを符号化し、符号化信号をアナログフロントエンド202に供給する。
図4に示す非接触ICカード200の動作を簡単に説明する。
受信動作を説明する。アンテナ201で受信された、図示しないリーダライタからの変調信号はアナログフロントエンド202に供給されて検波される。このアナログフロントエンド202で検波されて得られる符号化信号はデジタル処理部204の復調部205に供給される。
また、アナログフロントエンド202では、変調信号からキャリアが抽出される。このキャリアはアナログPLL回路203に供給される。このアナログPLL回路203では、キャリアを参照信号として、上述の符号化信号に同期したビットクロックが生成される。このビットクロックはデジタル処理部204に供給され、符号化信号を処理する際に用いられる。
デジタル処理部204の復調部205では、アナログフロントエンド202で得られる符号化信号に対して復号化の処理が施され、受信パケット(デジタルデータ)が得られる。この受信パケットはパケット解析&メモリI/F206に供給される。パケット解析&メモリI/F206では、受信パケットのパケット解析が行われ、種々の受信情報(制御情報、メモリ207への書き込み情報など)が得られる。そして、パケット解析&メモリI/F206では、制御情報に基づいた処理、例えば、メモリ207への情報の書き込み、メモリ207からの情報の読み出し等が行われる。
送信動作を説明する。パケット解析&メモリI/F206では、制御情報に基づいて、種々の送信情報が含まれた送信パケット(デジタルデータ)が生成される。この送信パケットは変調部208に供給される。この変調部208では、送信パケットに対して符号化の処理が行われる。この変調部208で得られる符号化信号は、アナログフロントエンド202に供給される。アナログフロントエンド202では変調部208から供給される符号化信号が変調され、変調信号はアンテナ201から図示しないリーダライタに送信される。
図4に示す非接触ICカード200においては、受信時にアナログフロントエンド202で得られる符号化信号に同期したビットクロックを得るために、アナログPLL回路203を備えており、回路規模が大きくなると共に、消費電力が大きくなる等の問題点があった。
例えば、特許文献1には、アナログPLL回路を用いずに、入力符号化信号に同期したビットクロック信号を生成することが記載されている。
特開2000−151569号公報
ところで、非接触ICカードに関連して、「ISO/IEC 14443 TypeA」の規格がある。この規格では、リーダライタから非接触ICカードには、変形ミラー符号化信号が100%ASK変調されて送られてくる。因みに、非接触ICカードからリーダライタには、OOK(On/Off Keying)・マンチェスタ符号化信号が負荷変調されて送信される。
ここで、100%ASK変調信号の詳細について、図5を参照して、説明する。図5(b)は100%ASK変調信号の一例を示し、図5(a)は対応するデータを示し、図5(c)は対応する変形ミラー符号化信号を示している。100%ASK変調信号では、キャリアの瞬断部分はポーズと呼ばれ、このポーズの位置によってデータの符号化が行われる。100%ASK変調信号では、次の、3種類のシーケンスが規定される。なお、fcはキャリア周波数である。
シーケンスX:半ビット持続時間(64/fc)の遅延時間の後、“ポーズ”させる。
シーケンスY:全ビット持続時間(128/fc)、無変調状態にする。
シーケンスZ:ビット持続時間の最初に“ポーズ”させる。
シーケンスY:全ビット持続時間(128/fc)、無変調状態にする。
シーケンスZ:ビット持続時間の最初に“ポーズ”させる。
そして、上述のシーケンスを用いて、符号化が次のように規定されている。
論理“1”(“bit1”):シーケンスX
論理“0”(“bit0”):シーケンスY ただし、次の例外が存在する。
論理“1”(“bit1”):シーケンスX
論理“0”(“bit0”):シーケンスY ただし、次の例外が存在する。
a)二つ以上“0”が連続する場合、2番目以降は、シーケンスZが用いられる。
b)通信開始ビット(スタートビット)の次が“0”の場合にはシーケンスZを用い、その後に連続する“0”にもシーケンスZを用いる。
b)通信開始ビット(スタートビット)の次が“0”の場合にはシーケンスZを用い、その後に連続する“0”にもシーケンスZを用いる。
通信開始ビット:シーケンスZ
通信終了ビット:シーケンスYの次の論理“0”
無信号状態:少なくとも二つ以上のシーケンスY
通信終了ビット:シーケンスYの次の論理“0”
無信号状態:少なくとも二つ以上のシーケンスY
上述したように、リーダライタから非接触ICカードに送られてくる100%ASK変調信号にはキャリアが瞬断されたポーズが存在する。そのため、図4に示すように、アナログPLL回路203で変調信号に含まれるキャリア(搬送波信号)を参照して符号化信号に同期したビットクロックを生成するものにあっては、位相同期制御が難しくなる。
上述の特許文献1には、入力符号化信号が上述の変形ミラー符号化信号である場合については、何ら言及されていない。
この発明の目的は、入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを簡単な回路構成で生成することにある。
この発明の概念は、
入力変形ミラー符号化信号に基づいて、該入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを生成するビットクロック生成回路であって、
上記ビットクロックの2N倍(Nは正の整数)の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、上記ビットクロックに関連したカウント値を出力する2N進のマスターカウンタと、
上記入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ検出部と、
上記マスターカウンタのカウント値が0およびNの近傍における上記エッジ検出部の検出出力に基づいて、上記マスターカウンタをクリアするクリア制御部と
を備えることを特徴とするビットクロック生成回路にある。
入力変形ミラー符号化信号に基づいて、該入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを生成するビットクロック生成回路であって、
上記ビットクロックの2N倍(Nは正の整数)の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、上記ビットクロックに関連したカウント値を出力する2N進のマスターカウンタと、
上記入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ検出部と、
上記マスターカウンタのカウント値が0およびNの近傍における上記エッジ検出部の検出出力に基づいて、上記マスターカウンタをクリアするクリア制御部と
を備えることを特徴とするビットクロック生成回路にある。
この発明においては、入力変形ミラー符号化信号に基づいて、この入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックが生成される。この入力変形ミラー符号化信号は、例えば、非接触ICカードで受信された100%ASK変調を検波することで得られたものである。この変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジは、従来周知のように、ビット周期の前半開始位置あるいは後半開始値に存在する。
そのため、この発明においては、ビットクロックの2N倍(Nは正の整数)の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、ビットクロックに関連したカウント値を出力する2N進のマスターカウンタが用いられる。このマスターカウンタは、そのカウント値が0およびNの近傍で検出された入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジに基づいてクリアされる。
例えば、マスターカウンタは、そのカウント値が0を含む前後所定の範囲に存在する入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジからローカルクロックの2N個目のタイミングでクリアされると共に、そのカウント値がNを含む前後所定の範囲に存在する入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジからローカルクロックのN個目のタイミングでクリアされる。これにより、マスタークロックのカウント値は入力変形ミラー符号化信号に同期するように補正され、従って、マスタークロックのカウント値に基づいて、入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを得ることが可能となる。
この発明によれば、入力変形ミラー符号化信号のビットクロックの2N倍の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、ビットクロックを得るためのカウント値が得られる2N進のマスターカウンタを用い、そのカウント値および入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジに基づいて、当該マスターカウンタをクリアするものであり、入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを簡単な回路構成で生成できる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての非接触ICカード100の構成例を示している。この非接触ICカード100は、「ISO/IEC 14443 TypeA」の規格に対応したものであって、この非接触ICカード100には、図示しないリーダライタから、変形ミラー符号化信号が100%ASK変調されて得られたASK変調信号が送られてくる。
この非接触ICカード100は、アンテナ101と、アナログフロントエンド102と、水晶発振器103と、デジタル処理部104とで構成されている。アナログフロントエンド102は、アンテナ101を通じて受信したASK変調信号を検波して変形ミラー符号化信号MCSを得、この変形ミラー符号化信号MCSをデジタル処理部104に供給する。また、このアナログフロントエンド102は、デジタル処理部104で得られるOOK(On/Off Keying)・マンチェスタ符号化信号を負荷変調して、図示しないリーダライタに送る。
水晶発振器103は、ローカルクロックLCKを発生し、このローカルクロックLCKをデジタル処理部104に供給する。ローカルクロックLCKは、上述したようにアナログフロントエンド102で得られる変形ミラー符号化信号MCSのビットクロックの128倍の周波数を持つ。ここで、変形ミラー符号化信号MCSのビットクロックの周波数は106kHzであり、ローカルクロックLCKの周波数は13.56MHzである。
デジタル処理部104は、ビットクロック生成回路105、復調部106、パケット解析&メモリI/F107、メモリ108および変調部109を有している。ビットクロック生成回路105は、上述したアナログフロントエンド102で得られる変形ミラー符号化信号MCSに同期したビットクロック等のタイミング信号を生成し、デジタル処理部104の復調部106およびその他の必要箇所に供給する。復調部106は、アナログフロントエンド102で得られる変形ミラー符号化信号MCSに対して復号化の処理を施して受信パケット(デジタルデータ)を得る。
パケット解析&メモリI/F107は、復調部106で得られる受信パケットのパケット解析を行って種々の受信情報(制御情報、メモリ108への書き込み情報など)を得る。パケット解析&メモリI/F107は、制御情報に基づいて、メモリ108への情報の書き込み、メモリ108からの情報の読み出し等の処理を行う。また、パケット解析&メモリI/F107は、制御情報に基づいて、送信パケット(デジタルデータ)を生成して変調部109に供給する。変調部109は、パケット解析&メモリI/F107から供給される送信パケットをOOK・マンチェスタ符号化し、符号化信号をアナログフロントエンド102に供給する。
図1に示す非接触ICカード100の動作を簡単に説明する。
受信動作を説明する。アンテナ101で受信された、図示しないリーダライタからのASK変調信号はアナログフロントエンド102に供給されて検波される。このアナログフロントエンド102で得られる変調ミラー符号化信号MCSはデジタル処理部104の復調部106に供給される。
また、アナログフロントエンド102で得られる変調ミラー符号化信号MCSはビットクロック生成回路105に供給される。このビットクロック生成回路105では、変調ミラー符号化信号MCSに基づいて、当該変調ミラー符号化信号MCSに同期したビットクロック等のタイミング信号が生成され、復調部106およびその他の必要箇所に供給される。
デジタル処理部104の復調部106では、アナログフロントエンド102で得られる変形ミラー符号化信号MCSに対して復号化の処理が施され、受信パケット(デジタルデータ)が得られる。この受信パケットはパケット解析&メモリI/F107に供給される。パケット解析&メモリI/F107では、受信パケットのパケット解析が行われ、種々の受信情報(制御情報、メモリ108への書き込み情報など)が得られる。そして、パケット解析&メモリI/F107では、制御情報に基づいた処理、例えば、メモリ108への情報の書き込み、メモリ108からの情報の読み出し等が行われる。
送信動作を説明する。パケット解析&メモリI/F107では、制御情報に基づいて、種々の送信情報が含まれた送信パケット(デジタルデータ)が生成される。この送信パケットは変調部109に供給される。この変調部109では、送信パケットに対して符号化の処理が行われる。この変調部109で得られる符号化信号は、アナログフロントエンド102に供給される。アナログフロントエンド102では変調部109から供給される符号化信号が変調され、変調信号はアンテナ101から図示しないリーダライタに送信される。
次に、デジタル処理部104のビットクロック生成回路105の構成の詳細を説明する。図2は、ビットクロック生成回路105の構成例を示している。このビットクロック生成回路105は、スタートビット検出部111と、エッジ検出部112と、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113と、リセットカウンタ114,115とを有している。
スタートビット検出部111には、アナログフロントエンド102(図1参照)で得られる変形ミラー符号化信号MCSが供給される。このスタートビット検出部111は、この変形ミラー符号化信号MCSからスタートビット(Start bit)を検出し、スタートビットフラグSBFを発生する。このスタートビットフラグSBFは、アンド回路121に供給されると共に、インバータ122を介してアンド回路123に供給される。
エッジ検出部112にも、アナログフロントエンド102で得られる変形ミラー符号化信号MCSが供給される。このエッジ検出部111は、この変形ミラー符号化信号MCSから立ち下がりエッジを検出する。上述の図5(c)に示すように、変形ミラー符号化信号MCSの立ち下がりエッジは、ビット周期の前半開始位置あるいは後半開始値に存在する。このエッジ検出部112で得られるエッジ検出出力DEDは、アンド回路121に供給されると共に、アンド回路123に供給される。
マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のクロック端子には、水晶発振器103(図1参照)で発生されるローカルクロックLCK(13.56MHz)が供給される。このマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113は、アナログフロントエンド102(図1参照)で得られる変形ミラー符号化信号MCSのビット周期に対応したカウント値を得、当該カウント値に基づいてビットクロックBCKおよび変形ミラー符号化信号MCSのサンプリングタイミングパルスSTPを出力する。
このサンプリングタイミングパルスSTPは、サンプリング&ラッチ回路161に供給される。このサンプリング&ラッチ回路161は、復調部106(図1参照)を構成しており、アナログフロントエンド102(図1参照)で得られる変形ミラー符号化信号MCSを、ンプリングタイミングパルスSTPでサンプリングしてラッチし、ラッチ出力MCS′を出力する。復調部106では、このラッチ出力MCS′に基づいて、変形ミラー符号化信号MCSの復号化を行って、受信パケット(デジタルデータ)を得るようになされている。
また、このマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113は、上述のカウント値に基づいて、カウント値が0を含む前後所定の範囲のエッジ検出ウインドウ(“bit0”エッジ検出ウインドウ)EDW0を発生すると共に、カウント値が64を含む前後所定の範囲のエッジ検出ウインドウ(“bit1”エッジ検出ウインドウ)EDW1を発生する。この意味で、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113は、第1のウインドウ発生部、第2のウインドウ発生部を構成している。
上述したように、変形ミラー符号化信号MCSの場合、“bit1”の場合は、必ずビット周期の後半開始位置に立ち下がりエッジがあると共に、“bit0”の場合は、前のビットによって、ビット周期の前半開始位置に立ち下がりエッジがあったり、あるいは立ち下がりエッジがなかったりする。上述のエッジ検出ウインドウEDW0は、変形ミラー符号化信号MCSの“bit0”に関連した立ち下がりエッジが現れる付近に発生される。また、上述のエッジ検出ウインドウEDW1は、変形ミラー符号化信号MCSの“bit1”に関連した立ち下がりエッジが現れる付近に発生される。
リセットカウンタ114のクロック端子には、水晶発振器103(図1参照)で発生されるローカルクロックLCK(13.56MHz)が供給される。このリセットカウンタ114は、第1のリセットカウンタを構成する。このリセットカウンタ114は、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113で発生されるエッジ検出ウインドウEDW0内に存在する、上述の変形ミラー符号化信号MCSの立ち下がりエッジによりクリアされ、カウント値が「128」となるとき、リセットパルスREP0を出力する。
この場合、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113で発生されるエッジ検出ウインドウEDW0はアンド回路124に供給される。また、このアンド回路124には、アンド回路121の出力が供給される。そして、このアンド回路124の出力が、リセットカウンタ114のクリア端子に供給される。
また、リセットカウンタ115のクロック端子には、水晶発振器103(図1参照)で発生されるローカルクロックLCK(13.56MHz)が供給される。このリセットカウンタ115は、第2のリセットカウンタを構成する。このリセットカウンタ115は、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113で発生されるエッジ検出ウインドウEDW1内に存在する、上述の変形ミラー符号化信号MCSの立ち下がりエッジによりクリアされ、カウント値が「64」となるとき、リセットパルスREP1を出力する。
この場合、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113で発生されるエッジ検出ウインドウEDW1はアンド回路125に供給される。また、このアンド回路125には、アンド回路121の出力が供給される。そして、このアンド回路125の出力が、リセットカウンタ115のクリア端子に供給される。
ビットエッジ検出フラグ発生部116は、エッジ検出ウインドウEDW0内に立ち下がりエッジあった場合、その立ち下がりエッジの検出時点から、当該立ち下がりエッジによるリセットパルスREP0が発生されるまでの期間、およびエッジ検出ウインドウEDW1内に立ち下がりエッジあった場合、その立ち下がりエッジの検出時点から、当該立ち下がりエッジによるリセットパルスREP1が発生されるまでの期間、オン状態となるビットエッジ検出フラグBEDFを発生する。
この場合、ビットエッジ検出フラグ発生部116には、アンド回路124の出力、アンド回路125の出力、リセットカウンタ114から出力されるリセットパルスREP0、およびリセットカウンタ115から出力されるリセットパルスREP1が、フラグ状態のタイミング制御信号として供給される。
このビットエッジ検出フラグBEDFは、リセットカウンタ114,115からリセットパルスREP0,REP1が出力される第1の状態では、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113を当該リセットパルスREP0,REP1でクリアし、リセットカウンタ114,115からリセットパルスREP0,REP1が出力されない第2の状態では、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113をキャリー出力coでクリアするために、用いられる。
すなわち、ビットエッジ検出フラグ発生部116で発生されるビットエッジ検出フラグBEDFは、インバータ126を介してアンド回路127に供給される。このアンド回路127には、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のキャリー出力coがオア回路128を介して供給される。そして、アンド回路127の出力はオア回路129に供給される。このオア回路129には、リセットカウンタ114,115から出力されるリセットパルスREP0,REP1も供給される。そして、このオア回路129の出力は、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のクリア端子に供給される。
ここで、ビットエッジ検出フラグ発生部116は、クリア制御部を構成している。また、アンド回路127、オア回路128,129は、クリア信号供給部を構成している。
なお、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のカウント値は、変形ミラー符号化信号MCSのスタートビットでクリアされる。そのため、アンド回路123の出力は、オア回路128、アンド回路127およびオア回路129を介してマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のクリア端子に供給される。
次に、図2に示すビットビットクロック生成回路105の動作を、図3のタイミングチャートを参照して説明する。
アナログフロントエンド102(図1参照)で得られる、図3(a)に示すような変形ミラー符号化信号MCSは、スタートビット検出部111に供給される。このスタートビット検出部111では、当該変形ミラー符号化信号MCSからスタートビットが検出され、図3(c)に示すように、スタートビットフラグSBFが得られる。このスタートビットフラグSBFは、インバータ122を介してアンド回路123に供給される。
また、アナログフロントエンド102(図1参照)で得られる、図3(a)に示すような変形ミラー符号化信号MCSは、エッジ検出部112に供給される。このエッジ検出部112では、当該変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジが検出され、図3(d)に示すように、エッジ検出出力DEDが得られる。このエッジ検出出力DEDは、アンド回路123に供給される。
そのため、変形ミラー符号化信号MCSのスタートビットにおける立ち下がりエッジのエッジ検出出力EDEは、アンド回路123、オア回路128、アンド回路127およびオア回路129を介して、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のクリア端子に供給される。そのため、当該マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113を構成するマスターカウンタは、変形ミラー符号化信号MCSのスタートビットにおける立ち下がりエッジの時点でクリアされ、その後は、ローカルクロックLCKによりカウントアップされていく。
そして、このマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113からは、図3(f)に示すように、カウント値が0を含む前後所定の範囲のエッジ検出ウインドウ(“bit0”エッジ検出ウインドウ)EDW0が発生される。このエッジ検出ウインドウEDW0はアンド回路124に供給される。また、このマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113からは、図3(e)に示すように、カウント値が64を含む前後所定の範囲のエッジ検出ウインドウ(“bit1”エッジ検出ウインドウ)EDW1が発生される。このエッジ検出ウインドウEDW1はアンド回路125に供給される。
また、上述したようにスタートビット検出部111で発生されたスタートビットフラグSBFはアンド回路121に供給される。また、このアンド回路121には、エッジ検出部112からのエッジ検出出力EDEが供給される。そのため、エッジ検出部112からのエッジ検出出力EDEのうち、スタートビットフラグSBFがオン状態にある期間のエッジ検出出力EDEは、アンド回路124,125に供給される。
そして、エッジ検出部112からのエッジ検出出力EDEのうち、エッジ検出ウインドウEDW0がオン状態にある期間で発生されるエッジ検出出力EDEが、アンド回路124を介してリセットカウンタ114のクリア端子に供給され、当該リセットカウンタ114は、図3(g)に示すようなタイミングでクリアされ、その後は、ローカルクロックLCKによりカウントアップされていく。このようにリセットカウンタ114がクリアされるタイミングは、上述のアナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSにおけるビット周期の前半開始位置の時点である。
そして、リセットカウンタ114からは、図3(h)に示すように、そのカウント値が「128」となる時点で、リセットパルスREP0が出力される。この場合、リセットカウンタ114のカウント値が「128」となる時点は、上述のアナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSにおけるビット周期の開始位置である。
このようにリセットカウンタ114から出力されるリセットパルスREP0は、オア回路129を介してマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のクリア端子に供給される。これにより、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113を構成するマスターカウンタのカウント値は、アナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSのビット周期の開始位置で「0」にリセットされる。
また、エッジ検出部112からのエッジ検出出力EDEのうち、エッジ検出ウインドウEDW1がオン状態にある期間で発生されるエッジ検出出力EDEが、アンド回路125を介してリセットカウンタ115のクリア端子に供給され、当該リセットカウンタ115は、図3(i)に示すようなタイミングでクリアされ、その後は、ローカルクロックLCKによりカウントアップされていく。このようにリセットカウンタ115がクリアされるタイミングは、上述のアナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSにおけるビット周期の後半開始位置となる。
そして、リセットカウンタ115からは、図3(j)に示すように、そのカウント値が「64」となる時点で、リセットパルスREP1が出力される。この場合、リセットカウンタ115のカウント値が「64」となる時点は、上述のアナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSにおけるビット周期の開始位置である。
このようにリセットカウンタ115から出力されるリセットパルスREP1は、オア回路129を介してマスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のクリア端子に供給される。これにより、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113を構成するマスターカウンタのカウント値は、アナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSのビット周期の開始位置で「0」にリセットされる。
また、ビットエッジ検出フラグ発生部116には、アンド回路124の出力、アンド回路125の出力、リセットカウンタ114から出力されるリセットパルスREP0、およびリセットカウンタ115から出力されるリセットパルスREP1が、フラグ状態のタイミング制御信号として供給される。そして、このビットエッジ検出フラグ発生部116では、図3(k)に示すように、エッジ検出ウインドウEDW0内に立ち下がりエッジあった場合、その立ち下がりエッジの検出時点から、当該立ち下がりエッジによるリセットパルスREP0が発生されるまでの期間、およびエッジ検出ウインドウEDW1内に立ち下がりエッジあった場合、その立ち下がりエッジの検出時点から、当該立ち下がりエッジによるリセットパルスREP1が発生されるまでの期間、オン状態となるビットエッジ検出フラグBEDFが発生される。
このビットエッジ検出フラグBEDFは、インバータ126を介してアンド回路127に供給される。そのため、リセットカウンタ114,115からリセットパルスREP0,REP1が出力される第1の状態では、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のマスターカウンタは、キャリー出力coでクリアされることなく、リセットパルスREP0,REP1でクリアされる。一方、リセットカウンタ114,115からリセットパルスREP0,REP1が出力されない第2の状態では、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のマスターカウンタはキャリー出力coでクリアされる。
上述したように、図2に示すビットクロック生成回路105では、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113のマスターカウンタは、リセットカウンタ114,115から出力されるリセットパルスREP0,REP1によりクリアされ、当該マスターカウンタのカウント値は、アナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSのビット周期の開始位置で「0」にリセットされる。そのため、このカウント値に基づいて、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113から出力されるビットクロックBCK(図3(l)参照)およびサンプリングタイミングパルスSTP(図3(b)参照)は、アナログフロントエンド102から得られる変形ミラー符号化信号MCSに同期したものとなる。
この場合、変形ミラー符号化信号MCSの構造から、最大で1.5ビット周期以内に素早くビットクロックBCKの位相補正が行われる。そのため、ローカルクロックLCKの周波数とASK変調信号のキャリア周波数の差がある程度大きい場合でも、ビットクロックBCKの位相補正ができ、正しくデータを補正できる。
図2に示すビットクロック生成回路105は、変形ミラー符号化信号MCSのビットクロックの128倍の周波数を持つローカルクロックLCKがカウントクロックとして供給され、ビットクロックに関連したカウント値が得られる128進のマスターカウンタを用い、そのカウント値および変形ミラー符号化信号MCSの立ち下がりエッジに基づいて、当該マスターカウンタをクリアする構成としたものであり、変形ミラー符号化信号MCSに同期したビットクロックBCK等を簡単な回路構成で生成できる。
なお、上述実施の形態においては、マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部113がマスターカウンタとエッジウインドウ発生部を含む構成としたものであるが、これらマスターカウンタとエッジウインドウ発生部とが別個に構成されるものであってもよい。
また、上述実施の形態においては、アンド回路124,125、リセットカウンタ114,115により、マスターカウンタをクリアするクリア制御部を構成したものであるが、クリア制御部はこのような構成に限定されるものではない。つまり、クリア制御部は、マスターカウンタのカウント値が0および64の近傍におけるエッジ検出部112の検出出力DEDに基づいて当該マスターカウンタのカウント値をクリアするように構成されていればよい。
また、上述実施の形態においいては、リセットカウンタ114から出力されるリセットパルスREP0およびリセットカウンタ115から出力されるリセットパルスREP1の双方を用いるものを示したが、リセットパルスREP0あるいはリセットパルスREP1のいずれかを用いる構成であってもよい。その場合、変形ミラー符号化信号MCSに対するビットクロックBCKの同期がずれた場合、再同期させるための時間が多少長くかかることが予想されるが、その代わり、回路規模を小さくできる。
また、上述実施の形態においては、この発明を「ISO/IEC 14443 TypeA」の規格に対応した非接触ICカード100に適用したものを示したが、この発明は、変形ミラー符号化信号を復号化するその他の装置にも同様に適用できることは勿論である。
この発明は、入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを簡単な回路構成で生成でき、例えば、「ISO/IEC 14443 TypeA」の規格に対応した非接触ICカードに適用できる。
100・・・非接触ICカード、101・・・アンテナ、102・・・アナログフロントエンド、103・・・水晶発振器、104・・・デジタル処理部、105・・・ビットクロック生成回路、106・・・復調部、107・・・パケット解析&メモリI/F、108・・・メモリ、109・・・変調部、111・・・スタートビット検出部、112・・・エッジ検出部、113・・・マスターカウンタ&エッジウインドウ発生部、114,115・・・リセットカウンタ、116・・・ビットエッジ検出フラグ発生部
Claims (4)
- 入力変形ミラー符号化信号に基づいて、該入力変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを生成するビットクロック生成回路であって、
上記ビットクロックの2N倍(Nは正の整数)の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、上記ビットクロックに関連したカウント値を出力する2N進のマスターカウンタと、
上記入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ検出部と、
上記マスターカウンタのカウント値が0およびNの近傍における上記エッジ検出部の検出出力に基づいて、該マスターカウンタをクリアするクリア制御部と
を備えることを特徴とするビットクロック生成回路。 - 上記クリア制御部は、
上記マスターカウンタのカウント値に基づいて、該カウント値が0を含む前後所定の範囲でエッジ検出ウインドウを発生する第1のウインドウ発生部と、
上記マスターカウンタのカウント値に基づいて、該カウント値がNを含む前後所定の範囲でエッジ検出ウインドウを発生する第2のウインドウ発生部と、
上記エッジ検出部で検出され、上記第1のウインドウ発生部で発生されたエッジ検出ウインドウ内に存在する上記立ち下がりエッジによりクリアされ、上記ローカルクロックがカウントクロックとして供給され、カウント値が2Nとなるときリセットパルスを出力する第1のリセットカウンタと、
上記エッジ検出部で検出され、上記第2のウインドウ発生部で発生されたエッジ検出ウインドウ内に存在する上記立ち下がりエッジによりクリアされ、上記ローカルクロックがカウントクロックとして供給され、カウント値がNとなるときリセットパルスを出力する第2のリセットカウンタと、
上記エッジ検出部で、直前のビットクロック期間において、上記第1のウインドウ発生部で発生されたエッジ検出ウインドウ内、または上記第2のウインドウ発生部で発生されたエッジ検出ウインドウ内に、上記エッジ検出部で上記立ち下がりエッジが検出されるか否かに基づき、検出される第1の状態では、上記第1のリセットカウンタまたは上記第2のリセットカウンタより出力されるリセットパルスを上記マスターカウンタにクリア信号として供給し、検出されない第2の状態では、上記マスターカウンタのキャリー出力を該マスターカウンタのクリア信号として供給するクリア信号供給部とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載のビットクロック生成回路。 - 入力変形ミラー信号に同期したビットクロックを、上記ビットクロックの2N倍(Nは正の整数)の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給される2N進のマスターカウンタを用いて生成するビットクロック生成回路におけるビットクロック位相補正方法であって、
上記マスターカウンタのカウント値が0を含む前後所定の範囲に存在する上記入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジから上記ローカルクロックの2N個目のタイミングで上記マスターカウンタをクリアすると共に、
上記マスターカウンタのカウント値がNを含む前後所定の範囲に存在する上記入力変形ミラー符号化信号の立ち下がりエッジから上記ローカルクロックのN個目のタイミングで上記マスターカウンタをクリアする
ことを特徴とするビットクロック位相補正方法。 - 100%ASK変調された変形ミラー符号化信号を受信する非接触ICカードであって、
受信された上記100%ASK変調信号を検波して得られた上記変形ミラー符号化信号を復号化してデジタルデータを得る復調部と、
上記復調部で得られたデジタルデータを処理するデジタル処理部と、
上記変形ミラー符号化信号に基づいて、該変形ミラー符号化信号に同期したビットクロックを生成するビットクロック生成回路とを備え、
上記ビットクロック生成回路は、
上記ビットクロックの2N倍(Nは正の整数)の周波数を持つローカルクロックがカウントクロックとして供給され、上記ビットクロックに関連したカウント値を出力する2N進のマスターカウンタと、
上記入力変形ミラー信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ検出部と、
上記マスターカウンタのカウント値および上記エッジ検出部の検出出力に基づいて、上記マスターカウンタをクリアするクリア制御部とを有する
ことを特徴とする非接触ICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007149783A JP2008306317A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | ビットクロック生成回路、ビットクロック位相補正方法および非接触icカード |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007149783A JP2008306317A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | ビットクロック生成回路、ビットクロック位相補正方法および非接触icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008306317A true JP2008306317A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40234672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007149783A Pending JP2008306317A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | ビットクロック生成回路、ビットクロック位相補正方法および非接触icカード |
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JP (1) | JP2008306317A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050741A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社東芝 | 無線通信装置および無線通信方法 |
CN113850353A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-12-28 | 湖南黑鲸数据科技有限公司 | 一种基于rfid的挖掘机方量度量系统 |
CN113850353B (zh) * | 2021-09-17 | 2024-05-28 | 湖南黑鲸数据科技有限公司 | 一种基于rfid的挖掘机方量度量系统 |
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2007
- 2007-06-05 JP JP2007149783A patent/JP2008306317A/ja active Pending
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