JP2001042251A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
く、けられもクロストークもない映像を提供する小型軽
量の映像表示装置を実現する。 【解決手段】 映像表示装置に、再帰反射性を有するス
クリーン、映像を表示する液晶表示器、液晶表示器の光
をスクリーンに投射する投射光学系、およびスクリーン
に近接して配置され、投射される光に含まれる映像の各
点を表す光束を拡大する拡大素子を備える。拡大素子
は、回折光学素子または拡散板より成り、拡大率が観察
者の垂直視野よりも水平視野の方向に大きくなるよう
に、各光束を拡大する。左右の眼に視差のある映像を提
供する際に、左右の眼の間隔を考慮して光束の拡大率に
上限を設定し、クロストークを防ぐ。
Description
示する映像表示装置に関し、バーチャルリアリティをは
じめとする映像提供の分野で利用される。
るバーチャルリアリティがめざましく普及しつつあり、
広視野の映像を提供するために、種々の方式の映像表示
装置が開発されている。このような映像表示装置の1つ
に、表示器に表示した映像を投射光学系によって拡大し
てスクリーンに投射するとともに、スクリーンが眼前に
位置するように手で保持されあるいは頭部に装着されて
使用されるものがある。この方式の映像表示装置では、
スクリーンの全ての部位から光を観察者に与える必要が
あり、このために、拡散反射性を有するスクリーンまた
は再帰反射性を有するスクリーンが使用されている。
場合、光の拡散の度合いがスクリーンへの光の入射角に
依存するため、スクリーンの各部位から観察者に向かう
光の量に差が生じて、提供される映像の明るさが不均一
になり易い。また、投射された光はスクリーンからあら
ゆる方向に進むことになり、観察者に与えられる光が少
なくなって、観察される映像の明るさの低下が避けられ
ない。しかも、左右の眼に視差のある映像を与えて立体
感を高めるときは、左眼用の映像の光が右眼に入射した
り右眼用の映像の光が左眼に入射したりするクロストー
クが発生し、これを避けるために特殊な手段を備える必
要が生じる。
用する場合、スクリーンのどの部位に入射する光も入射
方向に強く反射されるため、観察者の眼の方向からスク
リーンに向けて光を投射することで、スクリーンのどの
部位からも投射した光のほとんど全てを観察者の眼に導
くことができる。このため、明るく、明るさにむらがな
く、またクロストークもない映像を提供することが可能
である。スクリーン上で左眼用の映像と右眼用の映像が
重なり合う設定とすることもできる。
は、観察者に提供される映像の瞳径、すなわち眼の位置
における映像の各点を表す光束の径が、投射光学系の射
出瞳の径とスクリーンから眼までの距離のみによって規
定されるため、観察を容易にするために映像の瞳径を大
きくしつつ、使用形態に適するように装置を小型軽量に
することは難しい。たとえば、投射光学系の射出瞳を大
きくすれば、投射光学系の大型化や重量化を招くことに
なり、眼からスクリーンまでの距離を長くすれば、必然
的に装置は大型化することになる。
射層の前面に拡散層を設けて、再帰反射性と拡散性とを
備えたスクリーンが提案されている。このようなスクリ
ーンを用いれば、映像の各点を表す光束が拡散層で拡大
されるため、再帰反射性の短所が補われることになり、
瞳径の大きい映像を提供する小型軽量な映像表示装置が
実現できると期待される。
右)方向に大きく、垂直(上下)方向には小さい。とこ
ろが、上記公報のスクリーンでは拡散層によって光束を
等方的に拡大するため、垂直方向への過剰な拡大または
水平方向への不十分な拡大のいずれか一方を少なくとも
招くことになる。すなわち、光束の拡大を水平方向の視
野に合致するように行うと、垂直方向については視野を
超えて拡大することになり、逆に、光束の拡大を垂直方
向の視野に合致するように行うと、水平方向については
視野全体に達しない拡大結果となる。
は暗くなり、また、眼に入射する可能性のない無駄な光
が生じる。光束の拡大が不足すると、観察者の眼の向き
すなわち視軸の方向によっては、映像を表す光の一部が
眼に入射しないという事態が生じ、提供する映像の一部
に欠落すなわちけられが発生する。
くなるのは、映像を表示する表示器の光量を増すことで
補うことが可能である。しかし、そのようにすると、表
示器自体あるいは表示器を照明する光源を高性能にする
必要が生じて、装置の製造コストが上昇する上、消費電
力が増大してランニングコストも上昇する。しかも、左
右の眼に視差のある映像を提供する場合、光束の過剰な
拡大はクロストークを招く。上記公報のスクリーンで
は、拡散層によって光束をどの程度拡大するかについて
の考慮はなされていない。
たもので、スクリーンに映像を投射する方式で、明る
く、けられもクロストークもない映像を提供する小型軽
量の映像表示装置を実現することを目的とする。
に、本発明では、再帰反射性を有するスクリーンと、映
像を表示する表示手段と、表示手段からの光を投射し
て、表示手段に表示された映像の拡大された像をスクリ
ーンに形成する投射光学系と、投射光学系とスクリーン
との間にスクリーンに近接して配置され、投射光学系か
らの光を透過させるとともに、投射光学系からの光に含
まれる表示手段の各点からの光束を、直交する2方向で
拡大率が異なるように、拡大する拡大手段とで映像表示
装置を構成する。
示手段の映像の拡大像をスクリーンに形成し、この像を
観察者に提供する。スクリーンは再帰反射性を有してお
り、投射光学系とスクリーンの間には投射光学系からの
光を透過させる拡大手段が配置されている。観察者は、
投射光学系からの光が入射する方向から、拡大手段を介
してスクリーンを見ることにより、スクリーンに形成さ
れる映像を観察することができる。
系からの光に含まれる表示手段の各点からの光束を拡大
し、また、スクリーンで反射された光束も拡大する。こ
こで、拡大手段がスクリーンに近接して配置されている
ため、拡大手段を透過してスクリーンに向かう光束は、
スクリーン上ではごく僅か拡大するに過ぎない。したが
って、スクリーンに形成される像が拡大手段の拡大作用
によってぼけることはなく、提供される映像は鮮明であ
る。
段を再度透過することにより拡大する傾向を増して、拡
大しながら観察者の眼に至る。これにより、観察者に提
供される映像の各点を表す光束の径が増大する。
り、表示手段の各点からの光束の拡大は異方的に行われ
る。拡大率の大きい方向および小さい方向をそれぞれ観
察者の水平視野の方向および垂直視野の方向に対応させ
ることにより、水平方向についても垂直方向について
も、光束の拡大の程度を視野の大きさに合致させること
ができる。これにより、光束の過剰な拡大による光量の
低下と拡大不足による映像のけられの双方を同時に避け
ることが可能になり、明るく質の高い映像を提供するこ
とができる。
方向に拡大するものであってもよく、拡大率が2方向で
異なる限り、表示手段の各点からの光束を直交する2方
向に拡大するものであってもよい。
する回折素子とすることができる。拡大手段として回折
素子を用いると、回折条件の設定次第で、回折次数、回
折角および回折強度を自由に選択することが可能であ
り、これにより、光束の拡大の程度と拡大後の光束の強
度分布を自由に設定することができる。拡大後の光束の
強度を中央部から周辺部まで略均一にすることで、映像
の明るさを眼の向きにかかわらず一定にすることが可能
になる。
た、再帰反射性を有するスクリーンと、左眼用の映像と
右眼用の映像を個別に表示する1対の表示手段と、それ
ぞれ1対の表示手段からの光を投射して、表示手段に表
示された映像の拡大された像をスクリーンに形成する1
対の投射光学系と、投射光学系とスクリーンとの間にス
クリーンに近接して配置され、投射光学系からの光を透
過させるとともに、投射光学系からの光に含まれる表示
手段の各点からの光束を拡大する拡大手段とで映像表示
装置を構成し、次の式1の関係を満たすようにする。 2・r・sin(θ/2)≦D≦2・{W−r・sin(θ/2)} …式1 ここで、rは観察者の眼の回旋中心と瞳孔との距離、θ
は観察者の水平視野角、Wは観察者の左右の眼の間隔、
Dは観察者の眼の位置における表示手段の各点からの光
束の左右の眼を結ぶ直線に平行な方向の幅である。
用の映像を個別に表示して再帰反射性を有するスクリー
ンに投射するものであり、例えば、視差のある2つの映
像を表示して立体的な映像を提供する場合に用いられ
る。投射光学系とスクリーンの間には投射光学系からの
光を透過させる拡大手段が配置されている。観察者は、
投射光学系からの光が入射する方向から、拡大手段を介
してスクリーンを見ることにより、スクリーンに形成さ
れる映像を観察することができる。
系からの光に含まれる表示手段の各点からの光束を拡大
し、また、スクリーンで反射された光束も拡大する。拡
大手段がスクリーンに近接して配置されているため、前
述のように、スクリーンに鮮明な像を形成しつつ、その
像を構成する各点からの光束の径を増大させることが可
能である。
る拡大された光束の両眼の離間方向に沿った幅を表して
おり、この値が小さ過ぎれば、提供される映像にけられ
が生じ、逆に大き過ぎれば、クロストークが生じる。左
辺は、観察者の水平方向の視野角に対応する眼球の弦の
長さを表しており、光束の幅Dが左辺の値以上であれ
ば、観察者が眼をその視野角内でどの方向に向けても、
瞳孔が光束の内部に入ることになる。右辺は、両眼の離
間距離の2倍から上述の弦の長さを減じた長さを表して
おり、光束の幅Dが右辺の値以下であれば、一方の眼に
提供する映像を表す光束の中に他方の眼の瞳孔が入るこ
とはない。
る映像を構成する光束それぞれの中に左右の瞳孔が確実
に入るように、拡大後の光束の幅の下限を定めているた
め、提供する映像にけられは生じない。また、左眼用の
映像の光と右眼用の映像の光は同一のスクリーンに投射
されるが、スクリーンの再帰反射性によって両映像の光
を分離するとともに、拡大手段による光束の拡大に上限
を定めて分離を確実にしているため、クロストークも生
じない。
が、表示手段の周辺部の各点からの光束を、表示手段の
中央部の各点からの光束よりも大きな拡大率で拡大する
ようにすることもできる。けられは映像の周辺部に生じ
易いが、このようすることで、けられを防止するための
条件設定、例えば、式1の左側の不等号の関係を満たす
ことが容易になる。
スクリーンからの光を観察者の眼に導くコンバイナを備
えるようにしてもよい。投射光学系からスクリーンに至
る光路とスクリーンから観察者の眼に至る光路のいずれ
か一方の一部を折り返すことになり、投射光学系を観察
者の眼と等価な位置またはそのごく近傍に配置すること
ができる。これにより、映像の各点を表す光束それぞれ
の中心が確実に観察者の眼を通るようになって、光の損
失、けられおよびクロストークの発生を防止するための
拡大手段の拡大率の設定が容易になる。
て、スクリーンに形成された像の虚像を観察者に与える
接眼光学系を備えるようにしてもよい。スクリーン上の
映像を接眼光学系によってさらに拡大することが可能に
なり、提供する映像の視野を一層広くし、また、装置を
より小型にすることができる。
いて図面を参照しながら説明する。第1の実施形態の映
像表示装置1の構成を図1に示す。図1は映像表示装置
1の平面図である。映像表示装置1は、1対の液晶表示
器11L、11R、1対の投射光学系12L、12R、
スクリーン13、および回折光学素子14を備えてい
る。
り、液晶パネル上に2次元の映像を表示して、表示した
映像によりバックライト光源からの光を変調して射出す
る。液晶表示器11L、11Rはそれぞれ観察者の左右
の眼EL、ERに提供するための映像を表示する。液晶
表示器11L、11Rに表示する2つの映像に視差をも
たせることにより、立体感の高い映像を提供することが
できる。
11L、11Rから射出された光をそれぞれスクリーン
13に向けて投射して、スクリーン13上に結像させ
る。スクリーン13に形成される映像は、液晶表示器1
1L、11Rに表示された映像を拡大したもので、広い
範囲にわたる。投射光学系12Lは、その射出瞳が観察
者の左眼ELと同じ高さかつ左眼ELの近傍となる位置
に配置されており、投射光学系12Rも同様に、その射
出瞳が観察者の右眼ERと同じ高さかつ右眼ERの近傍
となる位置に配置されている。観察者はスクリーン13
への光の入射方向から、スクリーン13上の像を観察す
ることになる。
あり、スクリーン13は投射光学系12L、12Rの光
軸に対して垂直に配置されている。スクリーン13に形
成される左眼用の映像と右眼用の映像は一部分が重なり
合う。
り、入射する光のほとんど全てを入射方向に反射する。
投射光学系12L、12Rから投射された光はそれぞれ
投射光学系12L、12Rに向けて反射されることにな
り、スクリーン13上で重なっている左眼用の映像と右
眼用の映像の光は、観察者の位置では分離する。
素子であり、スクリーン13の反射面に近接して配置さ
れている。回折光学素子14は、投射光学系12L、1
2Rからの光を透過させるとともに、回折させて、投射
光学系12L、12Rからの光に含まれる液晶表示器1
1L、11Rの映像の各点からの光束を拡大する。
一部を拡大して図2に示す。スクリーン13は、直径1
0μm程度またはそれ以下のごく微小なガラスビーズ1
3aを平面状に配置して、背面に反射膜13bを設ける
ことにより作製されている。各ガラスビーズ13aに入
射する光は、表面で屈折してビーズの背面に達し、反射
膜13bで反射される。反射膜13bで反射された光は
表面で再度屈折し、ガラスビーズ13aの直径以下の微
小距離だけ入射光から離間して、入射光と平行な光路を
進む。これにより再帰反射性が実現される。
させるように設定されている。回折光学素子14による
回折の方向は、左右の眼EL、ERの離間方向すなわち
観察者の水平視野の方向である。回折光学素子14が、
−1次、0次、+1次の3本の回折光を生じさせる場合
を例にとって、光束の拡大について説明する。
れる液晶表示器11L、11Rの映像の各点からの光束
は、回折光学素子14を透過することにより、3本の光
束となってスクリーン13に入射する。これら3本の光
束はスクリーン13で再帰反射されて回折光学素子14
の同一部位を透過し、それぞれ3本の光束となる。±1
次の回折光の回折角αは往路と復路で等しいため、回折
光学素子14を2回透過した光束には進行方向が一致す
るものが生じる。その結果、映像の各点を表す光束は5
本になる。
1L、11Rの映像の同一点からの光束の、投射光学系
12L、12Rの位置での断面の例を図3に示す。観察
者の垂直視野の方向(以下、垂直方向という)について
の光束の幅DVは、投射光学系12L、12Rの射出瞳
の径dと同じであるが、水平視野の方向(以下、水平方
向という)についての光束の幅DHは、射出瞳径dより
も大きくなっている。すなわち、回折光学素子14によ
る光束の拡大は異方的である。この例では、各光束が半
径に略等しい距離ずつずれるようにしており、隣合う光
束同士が重なっている。
央の一本は投射光学系12L、12Rの射出瞳に向か
い、観察者に対して内側の2本が眼EL、ERに映像を
提供する光束となる。光束の水平方向の幅DHを大きく
することで、左右の端部にけられのない映像を容易に提
供することができる。また、光束の垂直方向の幅DVと
なる投射光学系12L、12Rの射出瞳径dを、垂直視
野に対応する程度の大きさとしておけば、上下の端部に
けられのない映像を提供することができる。
しているため、回折光学素子14からスクリーン13に
向かう3本の光束のスクリーン13上での結像位置は、
きわめて接近しており、ほとんど同じ位置となる。した
がって、スクリーン13に形成される像にぼけが生じる
ことはなく、観察者に提供される映像の鮮明さが低下す
ることはない。
何次の回折光を生じさせるか、回折光の回折角を何度と
するか、回折光の強度比をどのようにするかは、回折光
学素子14の設定次第で自由に定めることが可能であ
る。したがって、回折角に依存する光束の水平方向の幅
DHや、回折光の強度比に依存する光束の強度分布の設
定の自由度は高い。
強度となるように回折光学素子14を設定すると、映像
の一点を表す5本の光束の強度比は、中央の光束に関し
て対称になって、中央から外側に3:2:1となる。ま
た、±1次の回折光と0次の回折光の強度比が2:1と
なるように回折光学素子14を設定すると、映像の一点
を表す5本の光束の強度比は、中央から外側に9:4:
4となる。後者の設定では、眼EL、ERに映像を提供
する2本の光束の強度を等しくすることができる。
折光学素子14が3本の回折光を生じさせる例を示した
が、回折光学素子14の回折条件は自由に設定してよ
く、特に、回折光の数は多いほど好ましい。映像の同一
点を表す光束の重なり合いを多くして、強度分布をより
均一にできるからである。強度分布が均一であれば、ど
の方向に眼EL、ERを向けても、眼に入射する同一点
を表す光の量が一定になって、映像の明るさに変動が生
じない。
図4に示す。図4は映像表示装置2の平面図である。映
像表示装置2は、映像表示装置1に1対の接眼光学系1
5L、15Rを加えるとともに、回折光学素子14に代
えて拡散板16を備えたものである。他の構成要素は映
像表示装置1のものと同様であり、重複する説明は省略
する。
ン13からの光は、接眼光学系15L、15Rの正のパ
ワーにより、スクリーン13よりも遠方の面Mから到来
する光と等価になり、観察者は面M上に位置する拡大さ
れた虚像を観察することになる。したがって、映像表示
装置2は、映像表示装置1よりもさらに広視野の映像を
提供することが可能であり、視野を同程度とする場合
は、より小型の装置となる。
接して配置されている。拡散板16は、投射光学系12
L、12Rからの光を透過させるとともに、拡散させ
て、投射光学系12L、12Rからの光に含まれる液晶
表示器11L、11Rの映像の各点からの光束を拡大す
る。
拡大して図5に示す。拡散板16は、直交する2方向で
拡散の度合いが異なる異方拡散性を有しており、観察者
の垂直視野の方向よりも水平視野の方向に大きく拡散す
るように配置されている。投射光学系12L、12Rか
らの光に含まれる映像の各点を表す光束は、拡散板16
を透過することにより、垂直方向に拡散角α、水平方向
に拡散角βで拡散されて(α<β)、断面が楕円形とな
ってスクリーン13に入射する。
束は、拡散板16の同一部位を透過し、もう一度拡散さ
れる。このため、拡散板16を2回透過した後の光束
の、垂直方向の拡散角は2α、水平方向の拡散角は2β
となる。なお、拡散板16がスクリーン13に近接して
いるため、スクリーン13に形成される像にぼけが生じ
ないのは前述のとおりである。
1L、11Rの映像の同一点からの光束の、投射光学系
12L、12Rの位置での断面を図6に示す。光束の垂
直方向の幅DVも水平方向の幅DHも、投射光学系12
L、12Rの射出瞳の径dよりも大きいが、光束は水平
方向により大きく拡大されている。
で、左右の端部にけられのない映像を容易に提供するこ
とができる。また、光束の垂直方向の幅DVを、垂直視
野に対応する大きさとすることで、上下の端部にけられ
のない映像を提供することができる。映像表示装置1と
異なり、光束は垂直方向にも拡大されるから、映像表示
装置2では、投射光学系12L、12Rとして射出瞳径
dのより小さい小型軽量のものを用いることができる。
図7に示す。図7は映像表示装置3の側面図である。映
像表示装置3は、映像表示装置1にハーフミラー17を
追加して、液晶表示器11L、11Rおよび投射光学系
12L、12Rの位置を変えるとともに、回折光学素子
14に代えて別の回折光学素子18を備えたものであ
る。
とスクリーン13の間に、スクリーンに対して45゜傾
けて配置されている。投射光学系12L、12Rは、互
いの光軸を平行にして、かつ光軸がハーフミラー17と
45゜の角度で交差するように配置されている。ハーフ
ミラー17は、投射光学系12L、12Rによって投射
された光を反射してスクリーン13に導き、スクリーン
13によって反射された光を透過させて観察者の眼E
L、ERに導くコンバイナとして機能する。なお、各構
成要素の位置や向きを変えて、ハーフミラー17が、投
射光学系12L、12Rからの光を透過させてスクリー
ン13に導き、スクリーン13からの光を反射して眼E
L、ERに導くようにしてもよい。
ー17に関して、観察者の眼EL、ERと対称な位置に
それぞれ配置されている。投射光学系12L、12Rの
光軸はそれぞれ眼EL、ERの中心を通り、また、射出
瞳はそれぞれ眼EL、ERと光学的に等価な位置にあ
る。
一部を拡大して図8に示す。回折光学素子18は、投射
光学系12L、12Rからの光を透過させるとともに、
回折させて、投射光学系12L、12Rからの光に含ま
れる液晶表示器11L、11Rの映像の各点からの光束
を拡大する。回折光学素子18は、2枚の回折素子18
a、18bを接合して成り、スクリーン13の反射面に
近接して配置されている。回折素子18a、18bはそ
れぞれ1次元の回折を生じさせるように設定されている
が、前者が水平方向に、後者が垂直方向に回折を生じさ
せるように配置されており、回折光学素子18全体とし
ての回折は2次元となる。
件の設定は異なり、光束は垂直方向よりも水平方向に大
きく拡大される。回折素子18aが−1次、0次、+1
次の3本の回折光を生じさせ、回折素子18bが−1
次、+1次の2本の回折光を生じさせ、両者の±1次の
回折角が等しい場合を例にとって光束の拡大について説
明する。
第1の実施形態で説明したように、投射光学系12L、
12Rからの光に含まれる液晶表示器11L、11Rの
映像の各点からの光束を、最終的に5本の光束とする。
回折素子18bによる垂直方向の回折は、映像の各点か
らの光束をまず2本の光束とし、次いでそれぞれの光束
を2本の光束とするが、それらのうちの2本は進行方向
が一致するため、最終的には3本の光束とすることにな
る。結局、映像の一点を表す光束は、回折光学素子18
によって、水平方向に5本、垂直方向に3本の計15本
の光束とされる。
L、ERの位置での断面の例を図9に示す。ここでは、
各光束が半径に略等しい距離ずつずれるようにしてお
り、隣合う光束同士が重なっている。光束の垂直方向の
幅DVも水平方向の幅DHも、投射光学系12L、12
Rの射出瞳の径dよりも大きいが、光束は水平方向によ
り大きく拡大されている。
L、ERの中心を通るため、第1の実施形態の映像表示
装置1と異なり、水平方向の5本の光束の全てを眼E
L、ERに映像を提供する光として用いることが可能で
あり、したがって、光束の水平方向の幅DH全体を水平
視野に対応させることができる。その結果、映像表示装
置3では、観察者の眼EL、ERに入射する可能性のな
い光を皆無とすることが可能になり、左右方向および上
下方向の周辺部にけられがないだけでなく、より明るい
映像を提供することができる。
してよい。例えば、回折素子18a、18bの回折光に
同じ回折次数のものを含めたり、それらの回折角を等し
くしたりする例示した設定は、必須ではない。また、前
述のように、回折光の数を多くして重なり合いを多くす
ることにより、映像の同一点を表す光束の強度分布を均
一にすると、眼の向きによって映像の明るさが変動する
のを防止することができて好ましい。
図10、図11および図12に示す。これらの図はそれ
ぞれ、映像表示装置4の側面図、平面図および正面図で
ある。映像表示装置4は、映像表示装置3に接眼光学系
15L、15Rを追加するとともに、回折光学素子18
に代えて拡散板19を備えたものである。接眼光学系1
5L、15Rを備えたことにより、観察者はスクリーン
13よりも遠方に位置する拡大された虚像を観察するこ
とになる。
拡大して図13に示す。拡散板19は、スクリーン13
に近接して配置されており、投射光学系12L、12R
からの光を透過させるとともに、拡散させて、投射光学
系12L、12Rからの光に含まれる液晶表示器11
L、11Rの映像の各点からの光束を拡大する。拡散板
19の拡散性は等方的であり、光束は水平方向と垂直方
向に同じ率で拡大される。光束は拡散板19を2回透過
することにより、拡散板19の拡散角αの2倍拡散され
る。観察者の眼EL、ERの位置での光束の断面を図1
4に示す。光束の幅Dはどの方向についても同じであ
る。
ストークも確実に防止するように、光束の幅Dおよび拡
散角αを定めている。映像表示装置4における映像の同
一点を表す光束の幅Dの設定について、図15を参照し
ながら説明する。図15において、Aは眼EL、ERの
中心視軸、Bは左眼ELの回旋中心と右眼ERの回旋中
心を結ぶ直線、Pは眼EL、ERの瞳孔、rは回旋中心
から瞳孔Pまでの距離、θは水平視野角、Wは左右の眼
EL、ERの間隔すなわち回旋中心間の距離である。
置範囲の直線Bの方向についての幅は、水平視野角に対
応する眼球の弦の長さ2・r・sin(θ/2)であ
る。眼EL、ERの位置における光束の直線B方向の幅
がこの式の値以上であれば、眼EL、ERの向きにかか
わらず瞳孔Pが光束の内部に収まることになり、けられ
は生じない。
の範囲内で最も接近するときの、一方の眼の回旋中心か
ら他方の眼の瞳孔Pまでの直線B方向の間隔は、W−r
・sin(θ/2)である。眼EL、ERの位置におけ
る光束の直線B方向の幅の1/2がこの式の値以下であ
れば、一方の眼に与えるべき光束の中に他方の瞳孔Pが
入ることはなく、クロストークは発生しない。
における光束の直線B方向の幅Dが式1を満たせば、け
られもクロストークも発生することはない。映像表示装
置4はこの関係を満たすように設定されている。 2・r・sin(θ/2)≦D≦2・{W−r・sin(θ/2)} …式1(再掲)
θ、および左右の眼の間隔Wに、成人の標準的な値であ
る9mm、120゜および60mmをそれぞれ代入する
と、式2となる。 16mm≦D≦104mm …式2
αの正接に、スクリーン13から眼EL、ERまでの距
離Lを乗じた値の2倍に、投射光学系12L、12Rの
射出瞳径dを加えた値で近似され、式3で表される。 D≒d+2・L・tanα …式3
すと、投射光学系12L、12Rの射出瞳径dは2m
m、スクリーン13から眼EL、ERまでの距離Lは1
50mmであり、式2を満たすために、拡散板19の拡
散角αは式4の範囲とされている。 3゜≦α≦18゜ …式4
ークの防止が確保される。ただし、拡散角αが大きくな
るにつれて、提供する画像の明るさは低下し、また、観
察者の眼EL、ERに入射する可能性のない光が増大す
ることになる。したがって、拡散角αを3゜程度とし
て、光の利用効率を高めて、より明るい画像を提供する
ようにしている。
9を用いて光束の拡大率を水平方向と垂直方向で同じに
しているが、第1ないし第3の実施形態で説明したよう
に、水平方向の拡大率を垂直方向の拡大率よりも大きく
するようにしてもよい。また、偏光板19に代えて回折
光学素子によって光束の拡大を行うようにしてよい。
からの光束について幅Dを一定にする必要はなく、映像
の部位ごとに光束の幅Dを違えることもできる。映像の
周辺部は中央部よりもけられが生じ易いが、周辺部の各
点を表す光束を中央部の各点を表す光束よりも大きく拡
大することで、けられを生じさせないための条件設定が
容易になる。
合、拡大率が連続して変化するようにしてもよく、段階
的に変化するようにしてもよい。拡散板で光束の拡大を
行う場合、中央から周辺に向かって拡散角αを連続して
大きくすることで拡大率を連続的に変化させることがで
き、所定の範囲ごとに拡散角αを一定とすることで、拡
大率を段階的に変化させることができる。
同一次数の回折光の回折角を連続して変化させたり、段
階的に変化させたりすることで同じ結果が得られる。ま
た、例えば、映像の中央部で0次および±1次の回折を
生じさせ、周辺部で0次、±1次および±2次の回折を
生じさせるというように、取り出す回折光の数を変える
ことで、拡大率を段階的に変化させることもできる。
で大きくすることは、映像表示装置4に限らず、第1〜
第3の実施形態の映像表示装置1〜3にも適用可能であ
る。拡大率を大きくすると映像の明るさは低下すること
になるが、主たる観察対象ではない周辺部の明るさが多
少低下しても、映像の質への影響は僅かである。
段として回折光学素子または拡散板を用いたが、プリズ
ムアレイも光束拡大手段として利用することができる。
光束を拡大するためのプリズムアレイの例を図16に示
す。図16の(a)に示したプリズムアレイ21は、略
50μmのピッチで多数の直角プリズム21aを平行に
配置したものであり、光束を1方向に拡大するのに用い
られる。
2は、プリズムアレイ21のプリズム21aに、その長
さ方向に垂直な方向にも互いに直交する傾斜面を設け
て、プリズム21aを分割してプリズム22aとしたも
のである。プリズムアレイ22は、光束を直交する2方
向に異なる拡大率で拡大するのに用いられる。プリズム
アレイ21、22は、平坦な面をスクリーン13に向け
て、スクリーン13に近接して配置する。
場感を高めるために、視差があるだけでなく、広視野す
なわち広い範囲を表す映像を提供する。観察者の左右の
眼に与える映像の範囲をできるだけ広くするためには、
左右の映像が表す範囲を同じにするのではなく、左眼用
の映像と右眼用の映像に共通の範囲を設けながらも、左
眼用の映像のみに含まれる範囲と右眼用の映像のみに含
まれる範囲を設けるのが好ましい。
7に模式的に示す。図17において、(a)は左眼用の
映像の範囲VLと右眼用の映像の範囲VRを表してお
り、(b)は観察者が視覚を通じて脳で認識する映像の
全範囲を表している。斜線を付した部分は、左眼用の映
像範囲VLと右眼用の映像範囲VRに共通の範囲であ
る。
の明るさは、左眼用の映像の光と右眼用の映像の光が重
なるため、残りの範囲の2倍となる。その結果、共通の
範囲と残りの範囲とで明るさに大きな差異が生じ、共通
の範囲の左右の端縁である境界線Cが観察者に明確に認
識され、大きな違和感を招くことになる。
避するための手段を液晶表示器11L、11Rに備えて
いる。左眼用の映像の光を表示する液晶表示器11Lの
平面図を図18に示す。バックライト光源11aはメタ
ルハライドランプ11bと放物面リフレクタ11cより
成り、バックライト光源11aと液晶パネル11pの間
に、液晶パネル11pの表示範囲11qに対応する矩形
の開口11eを有する遮光板11dが配置されている。
光板11dの開口11eの端部(右眼用の映像を表示す
る液晶表示器11R側の端部)には、開口11eの水平
方向の大きさの1/8程度の幅を有する垂直方向に細長
いNDフィルタ11fが設けられている。NDフィルタ
11fの透過率は、遮光板11dの枠部から開口11e
の方向に向かって増大するように設定されており、枠部
側で0%、開口側で100%である。右眼用の映像を表
示する液晶表示器11Rも同様の構成であり、遮光板の
開口の液晶表示器11L側の端部にNDフィルタ11f
を備えている。
NDフィルタ11fを備えたことで、左眼用の映像と右
眼用の映像の共通の範囲の端部の光量を徐々に低下させ
ることができ、図17の(b)に示した境界線Cが明確
に認識されることがなくなる。なお、NDフィルタ11
fを設けた遮光板11dを、バックライト光源11aと
液晶パネル11pの間に配置するのではなく、液晶パネ
ル11pに関してバックライト光源11aの反対側に配
置するようにしてもよい。また、その配置では、NDフ
ィルタ11fに代えて遮光膜を設けるとともに、液晶パ
ネル11pと遮光膜の距離を大きくして、光が遮光膜の
裏側にも回ることを利用して境界線Cの不明確化を図る
ようにしてもよい。
確にすることは、透過型の液晶表示器11L、11Rに
代えて、反射型の液晶表示器で映像を表示する場合にも
有効である。反射型の液晶表示器により映像を表示する
構成を図20に示す。
b’とリフレクタ11c’より成る光源11a’、反射
型液晶パネル11p’、遮光板11d’、偏光板11
g、および偏光分離(PBS)板11hより成る。光源
11a’は、その光軸が液晶パネル11p’と平行にな
るように配置されている。偏光分離板11hは、入射す
るP偏光を透過させ、S偏光を反射するもので、液晶パ
ネル11p’に対して45゜傾けて配置されている。偏
光板11gは偏光分離板11hに対してS偏光となる直
線偏光のみを透過させるもので、光源11a’と偏光分
離板11hの間に配置されている。
11dと同様のもので、液晶パネル11p’の表示範囲
11q’に対応する開口11e’と、その一端に設けら
れたNDフィルタ11f’を有する。遮光板11d’
は、偏光分離板11hと平行に、偏光分離板11hに関
して液晶パネル11p’の反対側に配置されている。
11gによって直線偏光とされ、S偏光として偏光分離
板11hに入射し、液晶パネル11p’に向けて反射さ
れる。液晶パネル11p’に入射した光は反射されると
ともに、表示した映像に応じて変調されて、偏光分離板
11hに対してP偏光とS偏光の両偏光を含む光とな
る。液晶パネル11p’からの光は、偏光分離板11h
に再入射し、P偏光のみがこれを透過して、映像を表す
光となる。偏光分離板11hを透過した映像を表す光
は、遮光板11d’の開口11e’を通過する際にND
フィルター11f’によって端部の光量を低減されて、
図外の投射光学系に至る。
型の液晶表示器11’で映像を表示することも可能であ
る。透過型と反射型の液晶表示器のいずれを用いるか
は、自由に選択してよい。
手段と、投射光学系と、表示手段の各点からの光束を直
交する2方向で拡大率が異なるように拡大する拡大手段
を備えた本発明の映像表示装置では、映像の各点を表す
光束の径を人の水平視野角と垂直視野角に応じて設定す
ることが容易である。このため、光束径が垂直方向に過
大になることと水平方向に過小になることの双方を同時
に防止することができ、明るくかつけられのない質の高
い映像を提供することが可能である。しかも、投射光学
系として射出瞳の大きい大型のものを使用する必要がな
いから、小型軽量の装置となる。
を1方向に拡大するものを備えると、拡大手段自体を簡
素な構成とすることができる。
を直交する2方向に拡大するものを備える構成では、射
出瞳のより小さな投射光学系を用いることが可能にな
り、装置が一層小型軽量になる。
拡大する回折素子を用いると、光束の拡大の程度を自由
に設定することができるため、拡大率の設定が容易であ
る。また、拡大後の光束の強度分布も自由に設定するこ
とができるため、拡大後の光束の強度を中央部から周辺
部まで略均一にして、提供する映像の明るさを眼の向き
にかかわらず一定にすることが可能になる。
表示手段と、1対の投射光学系と、表示手段の各点から
の光束を拡大する拡大手段とを備えて、式1の関係を満
たすようにした映像表示装置では、左右の眼に視差のあ
る映像を与えて立体感を高めることができる。しかも、
映像にけられやクロストークが生じるのを確実に防止す
ることが可能であり、観察者に高い臨場感を提供するこ
とができる。
の光束を、表示手段の中央部の各点からの光束よりも大
きな拡大率で拡大するようにした構成では、けられの発
生防止が容易になる。
を投射光学系と等価な位置またはそのごく近傍に配置す
ることができて、拡大手段の拡大率の設定が容易にな
る。
上の映像を接眼光学系によってさらに拡大することが可
能になり、提供する映像の視野を一層広くすることがで
きる。また、投射光学系から再帰反射面までの距離を短
くして、装置を一層小型にすることができる。
と回折光学素子の拡大平面図。
の各点を表す光束の投射光学系の位置での断面図。
と拡散板の拡大斜視図。
の各点を表す光束の投射光学系の位置での断面図。
と回折光学素子の拡大斜視図。
の各点を表す光束の観察者の眼の位置での断面図。
ンと拡散板の拡大平面図。
像の各点を表す光束の観察者の眼の位置での断面図。
像の各点を表す光束の幅の設定原理を示す図。
代用されるプリズムアレイの斜視図。
右の映像の範囲と観察者に認識される範囲を模式的に示
す図。
表示器の平面図。
備えられた遮光板の正面図。
射型の液晶表示器の平面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 再帰反射性を有するスクリーンと、 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段からの光を投射して、前記表示手段に表示
された映像の拡大された像を前記スクリーンに形成する
投射光学系と、 前記投射光学系と前記スクリーンとの間に前記スクリー
ンに近接して配置され、前記投射光学系からの光を透過
させるとともに、前記投射光学系からの光に含まれる前
記表示手段の各点からの光束を、直交する2方向で拡大
率が異なるように、拡大する拡大手段とを備えることを
特徴とする映像表示装置。 - 【請求項2】 前記拡大手段は前記表示手段の各点から
の光束を1方向に拡大することを特徴とする請求項1に
記載の映像表示装置。 - 【請求項3】 前記拡大手段は前記表示手段の各点から
の光束を直交する2方向に拡大することを特徴とする請
求項1に記載の映像表示装置。 - 【請求項4】 前記拡大手段は光束を回折により分離し
て拡大する回折素子であることを特徴とする請求項1に
記載の映像表示装置。 - 【請求項5】 再帰反射性を有するスクリーンと、 左眼用の映像と右眼用の映像を個別に表示する1対の表
示手段と、 それぞれ前記1対の表示手段からの光を投射して、前記
表示手段に表示された映像の拡大された像を前記スクリ
ーンに形成する1対の投射光学系と、 前記投射光学系と前記スクリーンとの間に前記スクリー
ンに近接して配置され、前記投射光学系からの光を透過
させるとともに、前記投射光学系からの光に含まれる前
記表示手段の各点からの光束を拡大する拡大手段とを備
え、 観察者の眼の回旋中心と瞳孔との距離をr、観察者の水
平視野角をθ、観察者の左右の眼の間隔をW、観察者の
眼の位置における前記表示手段の各点からの光束の左右
の眼を結ぶ直線に平行な方向の幅をDで表すとき、 2・r・sin(θ/2)≦D≦2・{W−r・sin
(θ/2)} の関係を満たすことを特徴とする映像表示装置。 - 【請求項6】 前記拡大手段は、前記表示手段の周辺部
の各点からの光束を、前記表示手段の中央部の各点から
の光束よりも大きな拡大率で拡大することを特徴とする
請求項1または請求項5に記載の映像表示装置。 - 【請求項7】 前記投射光学系からの光を前記スクリー
ンに導き、前記スクリーンからの光を観察者の眼に導く
コンバイナを備えることを特徴とする請求項1または請
求項5に記載の映像表示装置。 - 【請求項8】 前記スクリーンからの光を観察者の眼に
導いて、前記スクリーンに形成された像の虚像を観察者
に与える接眼光学系を備えることを特徴とする請求項1
または請求項5に記載の映像表示装置。
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