JP2001042214A - 防振機能を有したズームレンズ - Google Patents

防振機能を有したズームレンズ

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JP2001042214A
JP2001042214A JP21726499A JP21726499A JP2001042214A JP 2001042214 A JP2001042214 A JP 2001042214A JP 21726499 A JP21726499 A JP 21726499A JP 21726499 A JP21726499 A JP 21726499A JP 2001042214 A JP2001042214 A JP 2001042214A
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Yoshiaki Ito
良紀 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防振時の収差変動が少ない高い光学性能を有
した2つのレンズ群より成る防振機能を有したズームレ
ンズを得ること。 【解決手段】 物体側より順に、正の屈折力の第1レン
ズ群、負の屈折力の第2レンズ群、を有し両レンズ群の
空気間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおい
て、該第1レンズ群は、物体側より順に、第1aレンズ
群、第1bレンズ群、そして正の屈折力の第1cレンズ
群を有し、該第1bレンズ群を光軸に対し垂直方向に移
動させて該ズームレンズが振動したときの像ぶれを補正
し、望遠端における全系の焦点距離ft、第1bレンズ
群の焦点距離f1b、第1aレンズ群の焦点距離f1a
を各々適切に設定したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩写真カメラ、
ビデオカメラ、デジタルカメラ、そして電子スチルカメ
ラ等に好適な防振機能を有したズームレンズに関し、更
に詳しくは、光学系の一部のレンズ群、あるいは、レン
ズ群の一部を光軸に対し垂直方向へ移動させてズームレ
ンズが振動(傾動)したときの画像ぶれ(像ぶれ)を高
い光学性能を有しつつ、良好に補正したバックフォーカ
スの比較的短い、コンパクトで高変倍のズームレンズに
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影光学系を構成するレンズ
群、もしくはレンズ群の一部を光軸と垂直方向に変位さ
せて像ぶれを補正した光学系(以下、光学防振方式)が
種々提案されている。
【0003】一般に、このような光学防振方式では、比
較的簡易な構成の駆動機構で、できるだけ小さな重量の
光学素子を、できるだけ少ない駆動量で駆動し、できる
だけ広範囲の防振角にわたって防振時の光学性能を良好
に維持できることが重要な条件となる。
【0004】また、近年開発が盛んな高変倍のズームレ
ンズでは、特に望遠端で大きな手ぶれが発生しやすい故
に、防振機能が重要視されており、前述の条件と高変倍
の両立を試みた防振機能を有したズームレンズも種々提
案されている。
【0005】ここで、光学防振方式には、レンズ群もし
くはレンズ群の一部を光軸に対し垂直な方向に変位させ
るシフト防振方式や、レンズ群もしくはレンズ群の一部
を光軸に対して垂直な回転軸の回りで回転させるティル
ト防振方式、あるいは、シリコンオイル等の比較的透明
な液体を透明部材ではさみ込んだ部材を撮影光学系の近
傍あるいは内部に設け、透明部材を光軸に対して傾け
て、プリズム作用にょり防振を行うバリアングルプリズ
ム方式等があり、ズームレンズへ応用した例も種々知ら
れている。
【0006】このような光学防振方式の中で、特にシフ
ト防振方式は、比較的任意の位置に回転軸を選べるティ
ルト防振方式よりは収差補正の点でやや自由度が小さい
ものの、レンズの駆動機構が比較的シンプルであり、
又、バリアングル防振方式に比べても防振時の色収差の
補正自由度が大きい等の利点があり、比較的簡易な構成
で比較的高い光学性能が得られる為、広く採用されてい
る。
【0007】このようなシフト防振方式を採用した防振
ズームレンズが、特開平6−265827号公報、特開
平7−318865号公報、特開平8−82769号公
報、特開平1−189621号公報、特開平2−936
20号公報、特開平3−179311号公報等で提案さ
れている。
【0008】特開平6−265827号公報では、物体
側より順に、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の
第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群の3つのレン
ズ群から成り、広角端から望遠端へのズーミングに際し
て第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レ
ンズ群と第3レンズ群の間隔が減少するように構成し、
第2レンズ群を前群と後群に分け、後群でシフト防振さ
せる構成のズームレンズを開示している。
【0009】特開平7−318865号公報は、物体側
より順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第
2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の
第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群から成り、広
角端から望遠端へのズーミングに際して第1レンズ群と
第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レン
ズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間
隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少
するように、少なくとも第1レンズ群および第5レンズ
群を物体側へ移動するように構成し、第4レンズ群でシ
フト防振させるズームレンズを開示している。
【0010】特開平8−82769号公報では、物体側
より順に、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第
2レンズ群、絞り、負の屈折力の第3レンズ群からな
り、広角端から望遠端へのズーミングに際して第1レン
ズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第
3レンズ群の間隔が減少するように構成し、第2レンズ
群でシフト防振させるズームレンズを開示している。
【0011】特開平1−189621号公報や特開平3
−179311号公報では正の屈折力の第1群と負の屈
折力の第2群より成り、両レンズ群の間隔を変化させな
がら双方のレンズ群を移動させて変倍を行った2群ズー
ムレンズにおいて、第1群をシフト防振させるズームレ
ンズを開示している。
【0012】特開平2−93620号公報では2群ズー
ムレンズにおいて第1群を3つのレンズ群に分け、その
うちの1つのレンズ群をシフト防振させるズームレンズ
を開示している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−26582
7号公報で開示しているズームレンズは、防振レンズ群
の構成枚数が多い為にレンズ重量が比較的大きく、高倍
化に伴う防振時の諸収差を補正しようとすると、レンズ
構成枚数が増加し、防振時のレンズ駆動負荷が増大して
くる。
【0014】特開平7−318865号公報で開示して
いるズームレンズは、防振レンズ群のレンズ構成が比較
的シンプルではあるものの、防振時の収差劣化がある。
【0015】特開平8−82769号公報で開示してい
るズームレンズは、防振レンズ群のレンズ構成枚数が多
く、防振時のレンズ駆動負荷が大きい。
【0016】特開平1−189621号公報や特開平3
−179311号公報等で開示しているズームレンズで
は第1群でシフト防振するときの像の変位量が、大きく
シフト系の制御が難しいという問題点がある。
【0017】特開平2−93620号公報で開示してい
るズームレンズでは、高変倍のレンズに応用しようとす
ると、基準状態でのズーミングによる収差変動と、シフ
ト防準時の収差変動を同時に補正する事が難しい。
【0018】又、明細書中で、第1群を3つのレンズ群
に分けて、その1部のレンズ群でシフト防振を行っても
良いという旨の記載があるが、その時のレンズ構成等、
具体的な、構成は示されていない。
【0019】本発明は、高変倍比であるにもかかわら
ず、基準状態と防振状態の双方で良好に収差補正され
た、簡易なレンズ構成のコンパクトな防振機能を有した
ズームレンズの提供を目的とする。
【0020】この他本発明は、ズーム比3倍程度で、基
準状態と防振状態の双方で良好に収差補正された、防振
機能を有するズームレンズを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の防振機
能を有したズームレンズは、物体側より順に、正の屈折
力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、を有し
両レンズ群の空気間隔を変化させて変倍を行うズームレ
ンズにおいて、該第1レンズ群は、物体側より順に、第
1aレンズ群、第1bレンズ群、そして正の屈折力の第
1cレンズ群を有し、該第1bレンズ群を光軸に対し垂
直方向に移動させて該ズームレンズが振動したときの像
ぶれを補正し、望遠端における全系の焦点距離をft、
第1bレンズ群の焦点距離をf1b、第1aレンズ群の
焦点距離をf1aとしたとき、 −8.0<f1b/ft<−0.5 ‥‥‥(1) −9.0<f1a/ft<−0.3 ‥‥‥(2) の条件式を満足することを特徴としている。
【0022】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記第1bレンズ群は、少なくとも1枚の正レンズ
と、少なくとも1枚の負レンズを有する事を特徴として
いる。
【0023】請求項3の発明は請求項1の発明におい
て、前記第1aレンズ群は、少なくとも1枚の正レンズ
と、少なくとも1枚の負レンズを有する事を特徴として
いる。
【0024】請求項4の発明は請求項1の発明におい
て、前記第1bレンズ群は、1枚の正レンズと、1枚の
負レンズの2枚にて構成される事を特徴としている。
【0025】請求項5の発明は請求項1の発明におい
て、前記第1aレンズ群は、1枚の正レンズと、1枚の
負レンズの2枚にて構成される事を特徴としている。
【0026】請求項6の発明は請求項1の発明におい
て、前記第1bレンズ群は、1枚の負レンズと、1枚の
正レンズを有し、該負レンズの材質の屈折率とアッベ数
を各々nN,νN、該正レンズの材質の屈折率とアッベ
数を各々nP,νPとしたとき νP<νN ‥‥‥(3) nN<nP ‥‥‥(4) の条件式を満足することを特徹としている。
【0027】請求項7の発明は請求項1から6のいずれ
か1項の発明において、広角端における全系の焦点距離
をfw、防振機能を最大補正角に相当する量だけ前記第
1bレンズ群をシフトさせた時の基準状態からのシフト
量をT1bとしたとき 0.005<T1b/fw<0.05 ‥‥‥(5) 0.001<T1b/ft<0.01 ‥‥‥(6) の条件式を満足することを特徴としている。
【0028】請求項8の発明は請求項1から7のいずれ
か1項の発明において、前記第1aレンズ群は負の屈折
力を有し、前記第1bレンズ群は負の屈折力を有してい
ることを特徴としている。
【0029】請求項9の発明の撮影装置は請求項1から
8のいずれか1項の防振機能を有したズームレンズを有
することを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】図17は、本発明に係るシフト防
振方式において、撮影の対象となる被写体の、手ぶれに
よる像移動(像ブレ)を補正した様子を説明した、手ぶ
れ補正の原理図である。
【0031】図17中、図1(A)は、手ぶれが発生す
る前の被写体(O)と撮影レンズ(L)による像(I)
の基準状態の結像関係を表わしている。この状態での結
像面IP上の像Iが撮影者が撮影しようとしている予定
結像位置であり、図17(B)で手ぶれが発生すると像
(I)は像(I′)へ移動してしまい、図17(C)で
像(I′)をもとの予定結像位置Iに来るように防振レ
ンズ(S)を光軸と直交方向にシフトさせ補正を行って
いる。
【0032】撮影レンズLは簡単の為にレンズ群F,防
振レンズS,そしてレンズ群Rより成っている場合を示
している。
【0033】以下、この原理図を用いて、基準状態と防
振状態の結像性能について説明する。まず、手ぶれ補正
の原理上言えることは、手ぶれ発生前の基準状態を表わ
す図17(A)と手ぶれ補正後の防振状態を表わす図1
7(C)において、防振レンズ(S)を光束の射出後の
レンズ群(R)を通過して結像面IPに至るまでの光線
の通過経路は補正の前後でほぼ変ることはなく、防振レ
ンズ(S)と、それよりも被写体側のレンズ群(F)を
通過する光線経路のみが変化しているということであ
る。
【0034】つまり、防振時の光学性能の変化(以下、
防振収差成分という)は、防振レンズ(S)と、レンズ
群(F)でのそれぞれの光線経路が変化することによっ
て生じ、防振レンズ(S)よりも後のレンズ群(R)
は、防振収差成分の発生に寄与していないということに
なる。
【0035】従って、防振収差成分の発生を抑えること
を収差係数の次元で論じるならば、前述の理由により、
通常の物体側基準で表記された偏心収差係数を、像側を
基準とした偏心収差係数(以下、防振収差係数という)
に表記し直し、防振収差係数の要素である収差係数、つ
まり、防振レンズ(S)とレンズ群(F)のそれぞれの
収差係数の分担値を、防振収差係数がゼロあるいは許容
範囲内となるよう適切に設定することが必要で、更にズ
ームレンズでは各焦点距離毎に所望の防振収差係数が満
足されるよう、防振レンズ(S)とレンズ群(F)の収
差係数をズームレンズの連立解として設定する必要があ
る。
【0036】しかしながら、仮に各焦点距離毎の防振収
差成分の発生が抑えられたとしても、その時の防振レン
ズ(S)とレンズ群(F)の収差係数は、必ずしも基準
状態で良好な結像性能を得るための値となっているとは
限らない。
【0037】よって、基準状態の全系収差係数を満足す
るような部分系収差係数であることも必要で、以上述べ
たように、様々な連立関係を満足させなければならない
ことになる。
【0038】次に、収差係数の連立関係について、光学
系における固有係数と特性行列(山路敬三著『ズームレ
ンズの光学設計に関する研究』(キヤノン研究報告N
o.3))に分解し、もう少し詳しく述べる。
【0039】ズーム位置のうち第j位置における部分系
の第iレンズ群のn次領域の収差係数をベクトル表記し
てSijn 、固有係数をS0in 、特性行列をAijn とする
と、収差係数、固有係数及び特性行列には次の関係が成
り立つ。
【0040】即ち、 Sjn = S0in ・Aijn (n=1,3,5…) であり、合成系(全系)については、レンズ群総数をN
とすると、
【0041】
【数1】
【0042】が成り立つ。
【0043】ここで、固有係数は屈折力の絶対値を1と
し、前側主平面に瞳を一致させて、近軸光線の入射高を
1、入射傾角を0、近軸主光線の入射高を0、入射傾角
を−1として計算された収差係数の組であり、その部分
系の曲率半径、屈折率、厚さ及び空気間隔等いわゆるレ
ンズ形状のみに依存するのに対し、特性行列は、レンズ
形状に全く依存しない。
【0044】つまり、焦点距離、物点位置、絞り位置、
光線通過状態等を表すマトリクスの合成マトリクスであ
り、ある形状を持った部分系のいわば使用状態を表し、
それはいわゆるパワー配置のみに依存する。
【0045】従って、防振レンズ群(S)を第Kレンズ
群とすると、各焦点距離毎の防振収差の発生を抑えつ
つ、同時に基準状態での結像性能を良好に補正するとい
うことは、防振レンズ群(S)とレンズ群(F)を構成
する各レンズ群それぞれの固有係数S0in (i=1.
…,K)とそれぞれの特性行列Aijn (i=1.…,
K)を適切に設定して、その1次変換から得られた動作
特性である収差係数Sijn (i=1.…,K)を、所望
の防振収差係数が満足されるようにすると同時に、この
収差係数と後続のレンズ群(R)を構成する各レンズ群
それぞれの固有係数S 0in (i=K+1,…,N)とそ
れぞれの特性行列Aijn (i=K+1,…,N)の1次
変換から得られた動作特性である収差係数、Sijn (i
=K+1,…,N)とをキャンセルさせ、各焦点距離毎
に所望の全系収差係数Sjnを得ることに他ならない。
【0046】本発明はこのように、光学系を固有係数と
特性行列に分解し、それぞれを分析することにより、ズ
ーム比3倍と高変倍比であるにもかかわらず、基準状態
と防振状態の双方で良好に収差補正された、簡易なレン
ズ構成のコンパクトな防振機能を有するズームレンズを
得ることに成功した。
【0047】次に本発明の具体的なレンズ構成について
説明する。
【0048】図1,図5,図9,図13は本発明の撮像
装置に用いられる後述する数値実施例1〜4のズームレ
ンズのレンズ断面図である。図中、(A)は広角端、
(B)は中間,(C)は望遠端のズーム位置を示してい
る。本実施形態ではこのようなズームレンズを撮像装置
に用いている。
【0049】図中L1は正の屈折力の第1群(第1レン
ズ群)、L2は負の屈折力の第2群(第2レンズ群)で
あり、両レンズ群の間隔を減少させつつ、両レンズ群を
矢印の如く物体側へ移動させて広角端から望遠端への変
倍を行なっている。
【0050】SPは絞りであり、本発明では第1群の像
面側に配置しており、変倍に伴い第1群と一体的に移動
している。IPは像面である。
【0051】第1レンズ群を、物体側より順に、弱い負
の屈折力の第1aレンズ群L1a、負の屈折力の第1b
レンズ群L1b、正の屈折力の第1cレンズ群の3つの
レンズ群を有するようにして、第1bレンズ群を光軸に
対し垂直方向に移動させてズームレンズが振動したとき
の像ぶれを補正する第1レンズ群部分防振方式を採用し
ている。
【0052】そして前述の各条件式(1),(2)を満
足させることによって、ズーム比3倍と高変倍比である
にもかかわらず、基準状態と防振状態の双方で良好に収
差補正された、簡易なレンズ構成のコンパクトな防振機
能を有したズームレンズを達成している。
【0053】以下条件式の技術的意味について説明す
る。
【0054】条件式(1)は望遠端における全系と第1
bレンズ群の焦点距離に関し、条件式(2)は第1aレ
ンズ群の焦点距離に関するもので、特に防振収差成分の
発生の大きい望遠端において、第1aレンズ群と第1b
レンズ群のパワー配置(特性行列)を規定し、主に防振
収差成分の発生を抑えつつ、基準状態の結像性能を良好
に保つ為のものである。
【0055】条件式(1)及び条件式(2)の上限値を
超えても、又下限値を超えても、望遠端を始め、各焦点
距離毎の防振コマ収差、防振非点収差を始めとする防振
収差成分の発生と基準状態での球面収差、コマ収差を始
めとする各収差を連立させて良好とすることが、後続す
るレンズ群のパワー配置(特性行列)を変えても困難と
なってくる。
【0056】また、特に条件式(2)の上限値を超えて
第1レンズ群の屈折力が強まると、その結果第1bレン
ズ群及び第2レンズ群のパワーも強まり、防振時の第1
b群の駆動量が減少するものの、その時の連立解として
の各固有係数の値が第1aレンズ群、第1bレンズ群、
第2レンズ群とも、シンプルなレンズ構成のままでは満
足されず、レンズ系が大型化してくるので良くない。
【0057】更に好ましくは、条件式(1)及び条件式
(2)の数値範囲を次のようにするのがよく、これによ
り防振時と基準状態で更に良好な性能が得られる。
【0058】即ち、 −3.5<f1b/ft<−1.0 ‥‥‥(1a) −4.0<f1a/ft<−1.0 ‥‥‥(2a) とすることである。
【0059】尚、本発明のズームレンズにおいては、フ
ォーカシングを第1群のみを物体側へ繰り出すことによ
って行なうか、あるいは、両レンズ群の間隔を増大させ
ながら第1群と第2群を共に繰り出すことによって行う
ことが収差補正上望ましい。
【0060】本実施形態ではこのようなズームレンズを
撮像装置に用いて、撮影装置が振動したとき、前記第1
bレンズ群を光軸に対し垂直方向に移動させて像ぶれを
補正している。
【0061】本発明の防振機能を有したズームレンズは
以上のような条件を満足することにより実現されるが、
更に良好な光学性能を達成する為には、以下の条件のう
ち少なくとも1つを満足することが望ましい。
【0062】(ア−1)前記第1bレンズ群は、少なく
とも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズを有
する事である。
【0063】(ア−2)前記第1aレンズ群は、少なく
とも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズを有
する事である。
【0064】(ア−3)前記第1bレンズ群は、1枚の
正レンズと、1枚の負レンズの2枚にて構成される事で
ある。
【0065】(ア−4)前記第1aレンズ群は、1枚の
正レンズと、1枚の負レンズの2枚にて構成される事で
ある。
【0066】(ア−5)前記第1bレンズ群は、1枚の
負レンズと、1枚の正レンズを有し、該負レンズの材質
の屈折率とアッベ数を各々nN,νN、該正レンズの材
質の屈折率とアッベ数を各々nP,νPとしたとき νP<νN ‥‥‥(3) nN<nP ‥‥‥(4) の条件式を満足することである。
【0067】これにより、主に防振時の色収差の発生を
抑えることができ、それと同時に第1レンズ群全体とし
て基準状態の分担値として要求される、1次領の固有係
数も満足でき良好な結像性能が得られる。
【0068】(ア−6)広角端における全系の焦点距離
をfw、防振機能を最大補正角に相当する量だけ前記第
1bレンズ群をシフトさせた時の基準状態からのシフト
量をT1bとしたとき 0.005<T1b/fw<0.05 ‥‥‥(5) 0.001<T1b/ft<0.01 ‥‥‥(6) の条件式を満足することである。
【0069】条件式(5),(6)は広角端と望遠端の
最大防振角におけるシフト量を適切に設定し、良好なる
防振性能を確保する為の条件であり、上限又は下限を越
えると良好なる防振収差を得る事が困難になる。
【0070】条件式(5),(6)は更に以下の条件を
満足すると更に良い。
【0071】 0.007<T1b/fw<0.03 ‥‥‥(5a) 0.003<T1b/ft<0.01 ‥‥‥(6a) (ア−7)前記第1aレンズ群は負の屈折力を有し、前
記第1bレンズ群は負の屈折力を有していることであ
る。
【0072】(ア−8)第1aレンズ群は物体側に凸面
を向けた正レンズと両レンズ面が凹面の負レンズより構
成すること、第1bレンズ群は像面側に凸面を向けたメ
ニスカス状の正レンズと、物体側に凹面を向けた負レン
ズより構成すること、第1cレンズ群は物体側に凸面を
向けたメニスカス状の負レンズ、正レンズと負レンズの
接合レンズ、像面側に凸面を向けたメニスカス状の正レ
ンズより構成することである。
【0073】(ア−9)第2群は像面側に凸面を向けた
メニスカス状の正レンズと、像面側に凸面を向けたメニ
スカス状の負レンズより構成することである。
【0074】以下、本発明の数値実施例を示す。但し、
各実施例において、Riは物体側から数えて第i番目の
面の曲率半径、Diは物体側から数えて第i番目の基準
状態の軸上面間隔を示し、Ni、νiは物体側から数え
て第i番目のレンズのd線に対する屈折率、アッベ数を
示す。fは焦点距離、FNoはFナンバー、2ωは画角
を示す。
【0075】なお、各実施例の非球面の面形状は、次式
によって表される。
【0076】
【数2】
【0077】但し、Xは光軸方向の面頂点からの変位
量、hは光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、rは近軸
曲率半径、Kは離心率、B,C,D,Eは各次数の非球
面係数である。又、「e−X」は「10-X」を意味して
いる。
【0078】又、前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表−1に示す。 数値実施例1 f=24.70〜70.30 Fno=4.60〜10.10 2ω=70.0〜27.6 R 1= 41.569 D 1=1.52 N 1=1.487490 ν 1=70.2 R 2= 246.595 D 2=0.68 R 3= -44.018 D 3=1.00 N 2=1.806098 ν 2=41.0 R 4= 452.832 D 4=0.80 R 5= -75.623 D 5=1.52 N 3=1.834000 ν 3=37.2 R 6= -26.921 D 6=0.20 R 7= -29.974 D 7=1.00 N 4=1.696797 ν 4=55.5 R 8= 331.371 D 8=0.55 R 9= 100.078 D 9=1.00 N 5=1.727270 ν 5=40.6 *R10= 92.291 D10=0.54 R11= -51.776 D11=3.40 N 6=1.487490 ν 6=70.2 R12= -7.244 D12=1.30 N 7=1.799516 ν 7=42.2 R13= -12.091 D13=1.10 R14= -51.345 D14=2.30 N 8=1.487490 ν 8=70.2 R15= -9.306 D15=0.50 R16= 絞り D16=0.10 R17= ∞ D17=可変 R18= -40.610 D18=2.30 N 9=1.727820 ν 9=40.6 *R19= -17.818 D19=3.02 R20= -9.012 D20=1.70 N10=1.804000 ν10=46.6 R21= -76.462 \焦点距離 24.70 50.15 70.30 可変間隔\ D17 11.40 3.70 1.56 非球面係数 R10:k= 0.00000e+00 B= 2.68073e-04 C= 2.97074e-06 D= 7.36453e-08 E= 1.53459e-09 R19:k= 3.58997e+00 B=-9.88505e-06 C= 6.56131e-07 D=-2.62197e-08 E= 4.06418e-10 ISシフト量 R5〜R8 0.2° 0.67mm 数値実施例2 f=24.70〜70.30 Fno=4.60〜10.10 2ω=70.0〜27.6 R 1= 60.873 D 1=1.43 N 1=1.712995 ν 1=53.8 R 2= 386.538 D 2=0.53 R 3= -59.048 D 3=1.00 N 2=1.806098 ν 2=41.0 R 4= 311.693 D 4=0.80 R 5= -58.688 D 5=1.40 N 3=1.834000 ν 3=37.2 R 6= -31.218 D 6=0.20 R 7= -28.619 D 7=1.00 N 4=1.696797 ν 4=55.5 R 8=-955.450 D 8=0.55 R 9= 70.657 D 9=1.00 N 5=1.727270 ν 5=40.6 *R10= 51.724 D10=0.61 R11= -81.435 D11=3.40 N 6=1.516330 ν 6=64.2 R12= -6.896 D12=1.42 N 7=1.799516 ν 7=42.2 R13= -12.249 D13=1.08 R14= -52.209 D14=2.30 N 8=1.487490 ν 8=70.2 R15= -9.337 D15=0.50 R16= 絞り D16=0.10 R17= ∞ D17=可変 R18= -40.200 D18=2.30 N 9=1.727820 ν 9=40.6 *R19= -17.938 D19=3.10 R20= -9.016 D20=1.70 N10=1.804000 ν10=46.6 R21= -76.462 \焦点距離 24.70 50.11 70.30 可変間隔\ D17 11.40 3.81 1.69 非球面係数 R10:k= 0.00000e+00 B= 2.64900e-04 C= 2.89768e-06 D= 6.54929e-08 E= 1.66938e-09 R19:k= 3.58997e+00 B=-1.00585e-05 C= 6.26019e-07 D=-2.52009e-08 E= 3.81870e-10 ISシフト量 R5〜R8 0.2° 0.32mm 数値実施例3 f=24.70〜70.30 Fno=4.60〜10.10 2ω=70.0〜27.6 R 1= 64.099 D 1=1.44 N 1=1.712995 ν 1=53.8 R 2= 254.729 D 2=0.52 R 3= -70.406 D 3=1.00 N 2=1.620041 ν 2=36.3 R 4= 112.401 D 4=1.00 R 5= -64.274 D 5=1.45 N 3=1.834000 ν 3=37.2 R 6= -30.941 D 6=0.20 R 7= -24.524 D 7=1.00 N 4=1.563839 ν 4=60.7 R 8=-2336.477 D 8=0.55 R 9= 59.925 D 9=1.00 N 5=1.727270 ν 5=40.6 *R10= 48.076 D10=0.65 R11= -65.165 D11=3.40 N 6=1.516330 ν 6=64.2 R12= -6.852 D12=1.54 N 7=1.799516 ν 7=42.2 R13= -12.587 D13=0.89 R14= -55.092 D14=2.30 N 8=1.487490 ν 8=70.2 R15= -9.335 D15=0.50 R16= 絞り D16=0.10 R17= ∞ D17=可変 R18= -39.969 D18=2.30 N 9=1.727820 ν 9=40.6 *R19= -18.079 D19=3.12 R20= -9.090 D20=1.70 N10=1.804000 ν10=46.6 R21= -76.462 \焦点距離 24.70 50.14 70.30 可変間隔\ D17 11.40 3.74 1.61 非球面係数 R10:k= 0.00000e+00 B= 2.57546e-04 C= 2.82428e-06 D= 6.28954e-08 E= 1.99016e-09 R19:k= 3.58997e+00 B=-1.15099e-05 C= 8.06532e-07 D=-2.98750e-08 E= 4.08289e-10 ISシフト量 R5〜R8 0.2° 0.40mm 数値実施例4 f=24.70〜70.30 Fno=4.60〜10.10 2ω=70.0〜27.6 R 1= 68.674 D 1=1.54 N 1=1.712995 ν 1=53.8 R 2=9626.637 D 2=0.61 R 3= -48.948 D 3=1.00 N 2=1.620041 ν 2=36.3 R 4= 143.540 D 4=1.00 R 5= -62.552 D 5=1.48 N 3=1.834000 ν 3=37.2 R 6= -28.809 D 6=0.20 R 7= -27.238 D 7=1.00 N 4=1.563839 ν 4=60.7 R 8= 475.128 D 8=0.55 R 9= 70.013 D 9=1.00 N 5=1.727270 ν 5=40.6 *R10= 53.097 D10=0.64 R11= -58.004 D11=3.40 N 6=1.516330 ν 6=64.2 R12= -6.932 D12=1.58 N 7=1.799516 ν 7=42.2 R13= -12.693 D13=0.94 R14= -54.560 D14=2.30 N 8=1.487490 ν 8=70.2 R15= -9.370 D15=0.50 R16= 絞り D16=0.10 R17= ∞ D17=可変 R18= -40.603 D18=2.30 N 9=1.727820 ν 9=40.6 *R19= -18.218 D19=3.12 R20= -9.084 D20=1.70 N10=1.804000 ν10=46.6 R21= -76.462 \焦点距離 24.70 50.16 70.30 可変間隔\ D17 11.40 3.73 1.60 非球面係数 R10:k= 0.00000e+00 B= 2.57337e-04 C= 2.81184e-06 D= 6.30588e-08 E= 2.10084e-09 R19:k= 3.58997e+00 B=-1.41948e-05 C= 8.21064e-07 D=-3.15838e-08 E= 4.06650e-10 ISシフト量 R5〜R8 0.2° 0.57mm
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ズーム比3倍と高変倍比であるにもかかわらず、基準状
態と防振状態の双方で良好に収差補正された、簡易なレ
ンズ構成のコンパクトな防振機能を有したズームレンズ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図3】本発明の数値実施例1の中間の基準状態と0.
2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図4】本発明の数値実施例1の望遠端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図5】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図6】本発明の数値実施例2の広角端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図7】本発明の数値実施例2の中間の基準状態と0.
2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図8】本発明の数値実施例2の望遠端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図9】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図10】本発明の数値実施例3の広角端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図11】本発明の数値実施例3の中間の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図12】本発明の数値実施例3の望遠端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図13】本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図14】本発明の数値実施例4の広角端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図15】本発明の数値実施例4の中間の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図16】本発明の数値実施例4の望遠端の基準状態と
0.2度防振状態の像高0mmと±12mmの横収差図
【図17】本発明に係るズームレンズの防振作用の原理
説明図
【符号の説明】 L1 第1群 L2 第2群 L1a 第1aレンズ群 L1b 第1bレンズ群 L1c 第1cレンズ群 SP 絞り IP 像面 d d線 g g線 ΔS サジタル像面 ΔM メリディオナル像面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力の第1レン
    ズ群、負の屈折力の第2レンズ群、を有し両レンズ群の
    空気間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおい
    て、該第1レンズ群は、物体側より順に、第1aレンズ
    群、第1bレンズ群、そして正の屈折力の第1cレンズ
    群を有し、該第1bレンズ群を光軸に対し垂直方向に移
    動させて該ズームレンズが振動したときの像ぶれを補正
    し、望遠端における全系の焦点距離をft、第1bレン
    ズ群の焦点距離をf1b、第1aレンズ群の焦点距離を
    f1aとしたとき、 −8.0<f1b/ft<−0.5 −9.0<f1a/ft<−0.3 の条件式を満足することを特徴とする、防振機能を有し
    たズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第1bレンズ群は、少なくとも1枚
    の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズを有する事を
    特徴とする請求項1記載の防振機能を有したズームレン
    ズ。
  3. 【請求項3】 前記第1aレンズ群は、少なくとも1枚
    の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズを有する事を
    特徴とする請求項1記載の防振機能を有したズームレン
    ズ。
  4. 【請求項4】 前記第1bレンズ群は、1枚の正レンズ
    と、1枚の負レンズの2枚にて構成される事を特徴とす
    る請求項1記載の防振機能を有したズームレンズ。
  5. 【請求項5】 前記第1aレンズ群は、1枚の正レンズ
    と、1枚の負レンズの2枚にて構成される事を特徴とす
    る請求項3記載の防振機能を有したズームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第1bレンズ群は、1枚の負レンズ
    と、1枚の正レンズを有し、該負レンズの材質の屈折率
    とアッベ数を各々nN,νN、該正レンズの材質の屈折
    率とアッベ数を各々nP,νPとしたとき νP<νN nN<nP の条件式を満足することを特徴とする請求項1の防振機
    能を有したズームレンズ。
  7. 【請求項7】 広角端における全系の焦点距離をfw、
    防振機能を最大補正角に相当する量だけ前記第1bレン
    ズ群をシフトさせた時の基準状態からのシフト量をT1
    bとしたとき 0.005<T1b/fw<0.05 0.001<T1b/ft<0.01 の条件式を満足することを特徴とする請求項1から6の
    いずれか1項の防振機能を有したズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記第1aレンズ群は負の屈折力を有
    し、前記第1bレンズ群は負の屈折力を有していること
    を特徴とする請求項1から7のいずれか1項の防振機能
    を有したズームレンズ。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項の防振機
    能を有したズームレンズを有することを特徴とする撮影
    装置。
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