JP2001038932A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JP2001038932A
JP2001038932A JP21975899A JP21975899A JP2001038932A JP 2001038932 A JP2001038932 A JP 2001038932A JP 21975899 A JP21975899 A JP 21975899A JP 21975899 A JP21975899 A JP 21975899A JP 2001038932 A JP2001038932 A JP 2001038932A
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JP
Japan
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paper
head
ink ribbon
recording
thermal
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Withdrawn
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JP21975899A
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English (en)
Inventor
Shusuke Kiuchi
秀典 木内
Toshiyuki Yamamoto
寿之 山本
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンがサーマルシートのヘッドカバ
ーを通過するときに、粘着材に接触しないようにした熱
転写プリンタを提供すること。 【解決手段】 プラテンローラ7と、このプラテンロー
ラ7に対して接離自在とされ、記録時のヘッドダウン状
態と非記録時のヘッドアップ状態とをとりうるサーマル
ヘッド8と、このサーマルヘッド8に取り付けられたヘ
ッドカバー18とを有する熱転写プリンタにおいて、前
記ヘッドカバー18の下面の所定位置に突起体19を取
り付けインクリボンとヘッドカバー18の下面との間に
隙間を形成したことを特徴とする熱転写プリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンタに
係り、特にインクリボンを用いて記録する熱転写記録と
直接感熱シートを発色させるダイレクトサーマル記録と
を兼用できる熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に熱転写プリンタは、円筒状のプラ
テンローラ7を有し、このプラテンローラ7に対して図
示しない発熱素子がライン状に形成されたサーマルヘッ
ド8を接離自在に配設している。前記サーマルヘッド8
には、各発熱素子に電気的に接続されているフレキシブ
ル回路基板が外れないように保持するとともに、記録紙
をガイドするためのヘッドカバー18が取り付けられて
いる。
【0003】図2および図3に示す熱転写プリンタは、
直接感熱シートを発色させるダイレクトサーマル記録と
インクリボンを用いて記録紙に記録する熱転写記録とを
兼用できる熱転写プリンタである。
【0004】図2は、感熱紙2を使用した従来の熱転写
プリンタの給紙状態を略示的に示した側面図である。こ
こで用いられる感熱紙2は、図示しない基材シート上に
粘着材Nを介して受像紙を貼付したシール用紙2とされ
ている。そして、このシール用紙2が紙通路3に挿入さ
れると紙送りローラ6a,6bに挟持されてプラテンロ
ーラ7上を通り、そのシール用紙2の先端部をヘッドカ
バー18に当接させながら下方向に進み、前記プラテン
ローラ7の奥側まで搬送される。その後、前記紙送りロ
ーラ6a,6bが逆回転して前記シール用紙2を挿入方
向と反対方向に搬送し、前記プラテンローラ7上におい
て頭出しを行う。この頭出しが完了すると、前記プラテ
ンローラ7の頂上でサーマルヘッド8の記録ヘッドを発
熱させて記録情報に基づいて所望の画像を記録し、この
記録終了後に前記紙通路3から取り出される。
【0005】図3は、インクリボンを使った従来の熱転
写プリンタを示している。
【0006】この種の熱転写プリンタは、プラテンロー
ラ7の直前で記録紙とインクリボンとを重ね合わせ、前
記プラテンローラ7に対してサーマルヘッド8を圧接さ
せて記録を行った直後に、記録紙からインクリボンを分
離し、インクリボン17はインクリボンカセット4に収
納し、記録した記録紙は紙通路3から取り出すようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱転写プリンタにおいては、シール状の感熱紙に記録を
行う場合に、このシール用紙の粘着材Nが前記ヘッドカ
バー18の下面に付着して残存してしまい、インクリボ
ンの走行を乱してしまうという問題があった。
【0008】つまり、前記シール用紙2は、一般に、大
形の基材シートに粘着材Nが塗布され、その上から受像
紙が貼付された構成とされており、この大形のシール用
紙を所定の寸法に切断することで所定大のシール用紙2
を製作している。そのため、切断されたシール用紙の端
部から粘着材Nがはみ出している場合があり、このよう
なシール用紙2を熱転写プリンタに使用して記録を行う
と、その粘着材Nが搬送路上の前記ヘッドカバー18の
下面に付着し、この付着した粘着材Nがさらにインクリ
ボンに付着してしまうことで、そのインクッリボンの走
行が乱れてしまうという問題が生じていた。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、インクリボンを用いて熱転写記録を行う際に
ヘッドカバーに付着した粘着材にインクリボンが接触し
ないようにしてインクリボンを安定的に走行させて良好
な記録を行うことができる熱転写プリンタを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明の特徴は、プラテンローラと、
このプラテンローラに対して接離自在とされ、記録時の
ヘッドダウン状態と非記録時のヘッドアップ状態とをと
ることができるサーマルヘッドと、このサーマルヘッド
に取り付けられたヘッドカバーとを有する熱転写プリン
タであって、前記ヘッドカバーの下面の所定位置に突起
体を取り付けてインクリボンとヘッドカバー下面との間
に隙間を形成した点にある。そして、このような構成を
採用したことにより、前記突起体がヘッドカバーとイン
クリボンとの間に隙間を形成することにより、ヘッドカ
バーに付着したシール用紙の粘着材がインクリボンに付
着して走行が乱れるのを防止することができる。
【0011】また、請求項2に係る発明の特徴は、請求
項1において、突起体が回転可能なローラである点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、ロ
ーラ状の突起体がインクリボンの走行に伴って回転する
ため、インクリボンをスムーズに走行させつつ粘着材に
接触するのを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付の図1を参照して説明する。
【0013】図1において、本実施形態の熱転写プリン
タは、記録紙2を記録位置へと案内する紙案内体1を有
しており、この紙案内体1内には、記録紙2が挿通する
紙通路3が形成されている。前記紙案内体1の上には、
リボンカセット4が載置されており、このリボンカセッ
ト4の内側角部には、ガイド5が取り付けれ、このガイ
ド5の下方に1対の紙送りローラ6a、6bが配置され
ている。前記リボンカセット4の図1における左側に
は、インクリボンを巻回した送り出しリールが配置され
ているとともに、右側には巻き取りリールが配置されて
いる。
【0014】また、前記紙送りローラ6bに隣接してプ
ラテンローラ7が配置されている。このプラテンローラ
7の上には、プラテンローラ7に対して接離可能なサー
マルヘッド8が配置されている。このサーマルヘッド8
の前端近くには、インクリボン17を記録紙2から離間
させるタイミングを調整するための分離ローラ9が回転
可能に取り付けられている。前記サーマルヘッド8はL
字状の支持部材10を介してホルダ11によって支持さ
れている。
【0015】前記ホルダ11は、支持アーム12の先端
近くに固定されており、この支持アーム12の後端は、
回動軸13によって片持ち支持されている。
【0016】また、サーマルヘッド8には、前記サーマ
ルヘッド8の各発熱素子に電気的に接続されているフレ
キシブル回路基板が外れないように保持するとともに記
録紙2をガイドするためのヘッドカバー18が取り付け
られている。
【0017】さらに、本実施形態によれば、ヘッドカバ
ー18の下面に突起体としての回転ローラ19が装着さ
れており、インクリボン17はその外周に沿って走行す
るようになっている。このため、前記インクリボン17
と前記ヘッドカバー18との間には隙間が形成されてお
り、前記インクリボン17が前記ヘッドカバー18に付
着した粘着材に接触しないようになっている。また、前
記回転ローラ19は前記インクリボン17の走行に伴っ
て回転するようになっているため、インクリボン17の
走行を邪魔することなく、スムーズな走行を確保するこ
とができるようになっている。
【0018】なお、前記回転ローラ19は突起体の一例
であって、前記インクリボン17と前記ヘッドカバー1
8との間に隙間を形成する役割に鑑みれば、例えば三角
柱のように通路に向かって突出したものに代えても良
い。
【0019】つぎに、本実施形態の熱転写プリンタの作
用について説明する。
【0020】前記熱転写プリンタは、感熱紙を使用して
この感熱紙に直接感熱させることで発色させるダイレク
トサーマル記録と、インクリボンを使用して記録紙2に
インクを溶融転写することで記録を行う熱溶融転写記録
とを行うことができるものである。
【0021】前記感熱紙を受像紙として備えたシール用
紙2に記録を行う場合には、まず、紙案内体1の紙通路
3にシール用紙2を挿通し、紙送りローラ6a,6bに
挟持させてプラテンローラ7の上面を通過させ、前記プ
ラテンローラ7の奥側に搬送する。このとき、前記シー
ル材の粘着材Nが前記ヘッドカバー18に付着する場合
があるが、シール用紙2自体は腰が強いためその走行を
乱されることはない。また、前記サーマルヘッド8は、
前記プラテンローラ7から離れておりヘッドアップ状態
にある。その後、前記紙送りローラ6a,6bを逆回転
させてシール用紙2を逆方向に搬送し、前記プラテンロ
ーラ7の上面において頭出しの位置で停止させる。この
状態において、前記サーマルヘッド8をヘッドダウンさ
せて前記シール用紙2を介して前記プラテンローラ7に
圧接させ、所定の記録情報に基づいて前記サーマルヘッ
ド8の各発熱素子を発熱させ、前記シール用紙2に所望
の記録画像を形成する。この画像が記録されたシール用
紙2は、前記紙送りローラ6a,6bにより前記紙通路
3を通って取り出される。
【0022】つぎに、インクリボンを用いて熱溶融記録
を行う場合には、図1に示すように、まずリボンカセッ
ト4を装着する。そして、前記記録紙2であるシール用
紙2を前記紙通路3に挿通して前記紙送りローラ6a,
6bに挟持させて前記プラテンローラ7の奥側まで搬送
する。その後、前記紙送りローラ6a,6bを逆回転さ
せることにより、シール用紙2の第1行目をプラテンロ
ーラ7上に位置させる。このとき、前記リボンカセット
4内のインクリボン17は、送り出しリール16から巻
き取りリール20側に引き出されており、また、ヘッド
カバー18の下方においては、前記回転ローラ19の外
周面に接触しており、前記ヘッドカバー18との間に隙
間を形成している。そして、前記プラテンローラ7上に
おいて、シール用紙2の上に重ねられている。この状態
において、前記サーマルヘッド8がヘッドダウンして前
記インクリボン17およびシール用紙2を介して前記プ
ラテンローラ7に圧接し、記録情報に基づいて各発熱素
子を発熱させて前記シール用紙2に所望の記録画像を形
成する。インクを溶融転写したインクリボン17は前記
分離ローラ9のところでシール用紙2から分離され、前
記ガイド5に案内されつつ前記巻き取りリール20に巻
き取られる。一方、シール用紙2は、前記紙送りローラ
6a,6bにより紙通路3を通じて取り出される。
【0023】したがって、本実施形態の熱転写プリンタ
によれば、回転ローラ19によってインクリボン17と
ヘッドカバー18の下面との間に隙間が形成され、イン
クリボン17がヘッドカバー18の下面から離間して走
行されるようになっているため、前記ヘッドカバー18
に付着したシール用紙2の粘着材が前記インクリボン1
7に付着することがなく、このインクリボン17を安定
的に走行させることができる。そのため、インクリボン
17の走行が乱れることによる記録品質の低下を防止す
ることができる。
【0024】また、前記回転ローラ19によれば、イン
クリボン17の走行に伴って回転するようになっている
ため、インクリボン17の走行を邪魔することなく、ス
ムーズな走行を確保することができる。
【0025】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明によれば、ヘッドカバーに突起体を取り付
けたため、インクリボンがヘッドカバーの粘着材が付着
した部分に接触することがなく、インクリボンの走行を
安定した状態で行うことができる。
【0027】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に係る発明の効果に加えて、突起体としてローラを
用いることでインクリボンの走行負荷を減少させること
ができ、安定したリボン走行を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による熱転写プリンタのインクリボン
を用いて記録を行っている状態を示す概略側面図
【図2】 従来の感熱紙を使用した熱転写プリンタにお
ける給紙状態を示した概略側面図
【図3】 従来のインクリボンを使用した熱転写プリン
タにおける記録時の状態を示した概略側面図
【符号の説明】
2 記録紙 4 リボンカセット 7 プラテンローラ 8 サーマルヘッド 9 分離ローラ 18 ヘッドカバー 19 回転ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C064 EE01 2C065 AA01 AB01 AB03 CC05 CC31 CC32 2C068 AA02 AA06 AA15 HH12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラと、このプラテンローラ
    に対して接離自在とされ、記録時のヘッドダウン状態と
    非記録時のヘッドアップ状態とをとることができるサー
    マルヘッドと、このサーマルヘッドに取り付けられたヘ
    ッドカバーとを有する熱転写プリンタであって、前記ヘ
    ッドカバーの下面の所定位置に突起体を取り付けて前記
    インクリボンと前記ヘッドカバーとの間に隙間を形成し
    たことを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記突起体は回転可能なローラであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。
JP21975899A 1999-08-03 1999-08-03 熱転写プリンタ Withdrawn JP2001038932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076255A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
JP2009179010A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute サーマルプリンタ

Cited By (3)

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Effective date: 20061003