JP2001038769A - インサートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法及びインサートワーク - Google Patents
インサートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法及びインサートワークInfo
- Publication number
- JP2001038769A JP2001038769A JP11247834A JP24783499A JP2001038769A JP 2001038769 A JP2001038769 A JP 2001038769A JP 11247834 A JP11247834 A JP 11247834A JP 24783499 A JP24783499 A JP 24783499A JP 2001038769 A JP2001038769 A JP 2001038769A
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- Japan
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- cavity
- insert work
- thickness direction
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、射出成形樹脂の中にインサートワ
ークを厚さ方向位置決めする場合、インサートワーク自
体で行い金型の構造を簡単にし、作業能率を向上するこ
とを目的としている。 【解決手段】 インサートワークの厚み方向に突起
部を形成し、該突起部をキャビティ厚み方向の内面に当
接して位置決めを行うようにしたインサートワークのキ
ャビティ内での厚さ方向位置決め方法。 厚み方向の
キャビティ内面に当接する突起部を一体に形成したイン
サートワーク。
ークを厚さ方向位置決めする場合、インサートワーク自
体で行い金型の構造を簡単にし、作業能率を向上するこ
とを目的としている。 【解決手段】 インサートワークの厚み方向に突起
部を形成し、該突起部をキャビティ厚み方向の内面に当
接して位置決めを行うようにしたインサートワークのキ
ャビティ内での厚さ方向位置決め方法。 厚み方向の
キャビティ内面に当接する突起部を一体に形成したイン
サートワーク。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形する樹脂
の厚さ方向中間所定位置にインサートワークを保持する
方法及びインサートワークに関する。
の厚さ方向中間所定位置にインサートワークを保持する
方法及びインサートワークに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形する樹脂の厚さ方向中間
位置所定位置にインサートワークを保持する場合、図
9、図10に示す如く、金属製のインサートワーク30
を、キャビティ31の両側より突出したワーク押えピン
32,33でインサートワークの両面を押して保持して
いた。
位置所定位置にインサートワークを保持する場合、図
9、図10に示す如く、金属製のインサートワーク30
を、キャビティ31の両側より突出したワーク押えピン
32,33でインサートワークの両面を押して保持して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、金型
からキャビティ内にワーク押えピンを突出しているので
金型が複雑で高価になり、ワーク押えピンの突出量を成
形品の種類に応じて変えなければならないので構造が複
雑となり、作業も面倒であるという問題点があった。
又、図11に示す如く、インサートワーク34が折曲し
ている場合、成形品の離型方向しかピン32,33が突
設できないので図12の如く、折曲部34aが樹脂圧で
変形して外面に露出したり、他のワークと接触したり、
電気製品の場合特に大きな問題点となり、更にインサー
トワークが外面に露出してきたならしくなるという問題
点があった。
からキャビティ内にワーク押えピンを突出しているので
金型が複雑で高価になり、ワーク押えピンの突出量を成
形品の種類に応じて変えなければならないので構造が複
雑となり、作業も面倒であるという問題点があった。
又、図11に示す如く、インサートワーク34が折曲し
ている場合、成形品の離型方向しかピン32,33が突
設できないので図12の如く、折曲部34aが樹脂圧で
変形して外面に露出したり、他のワークと接触したり、
電気製品の場合特に大きな問題点となり、更にインサー
トワークが外面に露出してきたならしくなるという問題
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、 インサートワークの厚み方
向に突起部を形成し、該突起部をキャビティ厚み方向の
内面に当接して位置決めを行うようにしたインサートワ
ークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法。 厚
み方向のキャビティ内面に当接する突起部を一体に形成
したインサートワークを特徴とする。
決することを目的とし、 インサートワークの厚み方
向に突起部を形成し、該突起部をキャビティ厚み方向の
内面に当接して位置決めを行うようにしたインサートワ
ークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法。 厚
み方向のキャビティ内面に当接する突起部を一体に形成
したインサートワークを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
8に示した各実施例に基づいて詳細に説明する。図1、
図2は本発明の第1実施例である。1は金属製のインサ
ートワークで、その両面にキャビティ2の両内面に当接
するような折曲部3を形成してある。4は横方向の位置
決め部で、4aは位置決めピン5を挿入する孔、4bは
高さ規制の円筒部を有する位置決めピン5を挿入するボ
ス部である。
8に示した各実施例に基づいて詳細に説明する。図1、
図2は本発明の第1実施例である。1は金属製のインサ
ートワークで、その両面にキャビティ2の両内面に当接
するような折曲部3を形成してある。4は横方向の位置
決め部で、4aは位置決めピン5を挿入する孔、4bは
高さ規制の円筒部を有する位置決めピン5を挿入するボ
ス部である。
【0006】使用時は図3、図4の如く、折曲部3をキ
ャビティ2の両内面に当接して厚さ方向の位置決めを行
い、ピン5を孔4a、ボス部4bに挿入して横方向の位
置決めをしている。
ャビティ2の両内面に当接して厚さ方向の位置決めを行
い、ピン5を孔4a、ボス部4bに挿入して横方向の位
置決めをしている。
【0007】図5は本発明の第2実施例で、第1実施例
のように横方向の位置決めをするピン5は必ずしも必要
ではない。
のように横方向の位置決めをするピン5は必ずしも必要
ではない。
【0008】図6、図7は本発明の第3実施例で、金属
製インサートワーク15を樹脂部16で一体成形し、該
樹脂部16の両面にキャビティ17の厚み方向内面に当
接する突部16a,16bを一体成形してある。そし
て、この一体化されたものが本実施例におけるインサー
トワークとなっている。
製インサートワーク15を樹脂部16で一体成形し、該
樹脂部16の両面にキャビティ17の厚み方向内面に当
接する突部16a,16bを一体成形してある。そし
て、この一体化されたものが本実施例におけるインサー
トワークとなっている。
【0009】図8は本発明の第4実施例で、折曲したイ
ンサートワーク20の水平部20aをワーク押えピン3
2,33で位置決めし、折曲部20bの両面には厚み方
向に突部21を突設し、キャビティ18内面に当接し、
厚み方向に位置決めされている。従って、インサートワ
ークは水平部20a、折曲部20bは所定位置に位置決
めされる。なお、横方向の位置決めはインサイドワーク
に孔を設けないで他の手段で行ってもよい。
ンサートワーク20の水平部20aをワーク押えピン3
2,33で位置決めし、折曲部20bの両面には厚み方
向に突部21を突設し、キャビティ18内面に当接し、
厚み方向に位置決めされている。従って、インサートワ
ークは水平部20a、折曲部20bは所定位置に位置決
めされる。なお、横方向の位置決めはインサイドワーク
に孔を設けないで他の手段で行ってもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明によると、 インサートワーク
の厚み方向に突起部を形成し、該突起部をキャビティ厚
み方向の内面に当接して位置決めを行うようにしたイン
サートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方
法。 厚み方向のキャビティ内面に当接する突起部を
一体に形成したインサートワークを要旨としているの
で、金型が極めて簡単で安価となり、インサートワーク
自体でキャビティ内の厚さを位置決めすることができ、
位置決め作業を極めて簡単に行うことができる。
の厚み方向に突起部を形成し、該突起部をキャビティ厚
み方向の内面に当接して位置決めを行うようにしたイン
サートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方
法。 厚み方向のキャビティ内面に当接する突起部を
一体に形成したインサートワークを要旨としているの
で、金型が極めて簡単で安価となり、インサートワーク
自体でキャビティ内の厚さを位置決めすることができ、
位置決め作業を極めて簡単に行うことができる。
【図1】本発明の第1実施例インサートワーク斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のキャビティ装着時厚さ方向位置決め部材
の正断面図である。
の正断面図である。
【図3】図1のキャビティ装着時横方向の位置決め部材
の正断面図である。
の正断面図である。
【図4】図1の横方向位置決め部材の円筒部外観斜視図
である。
である。
【図5】本発明の第2実施例正断面図である。
【図6】本発明の第3実施例インサートワーク正断面図
である。
である。
【図7】図6のインサートワークを金型のセットした時
の正断面図である。
の正断面図である。
【図8】本発明の第4実施例射出成形時正断面図であ
る。
る。
【図9】従来のインサートワーク外観斜視図である。
【図10】従来のインサートワーク位置決め時のキャビ
ティ内正断面図である。
ティ内正断面図である。
【図11】従来の折曲部を有するインサートワーク位置
決め時の正断面図である。
決め時の正断面図である。
【図12】図11のキャビテイ内に樹脂を射出した時の
正断面図である。
正断面図である。
1 インサートワーク 2 キャビティ 3 インサートワークの折曲部 4 横方向の位置決め部 4a 孔 4b ボス部 5 ピン 15 金属製インサートワーク 16 樹脂部 16a 突部 16b 突部 17 キャビティ 18 キャビティ 20 インサートワーク 20a インサートワークの水平部 20b インサートワークの折曲部 21 インサートワークの突部
Claims (2)
- 【請求項1】 インサートワークの厚み方向に突起部を
形成し、該突起部をキャビティ厚み方向の内面に当接し
て位置決めを行うようにしたインサートワークのキャビ
ティ内での厚さ方向位置決め方法。 - 【請求項2】 厚み方向のキャビティ内面に当接する突
起部を一体に形成したインサートワーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11247834A JP2001038769A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | インサートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法及びインサートワーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11247834A JP2001038769A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | インサートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法及びインサートワーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001038769A true JP2001038769A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17169381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11247834A Pending JP2001038769A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | インサートワークのキャビティ内での厚さ方向位置決め方法及びインサートワーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001038769A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008074087A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-04-03 | Mitsuboshi Belting Ltd | 突起付きベルトのアウトサート成形方法 |
JP2017154331A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 本田技研工業株式会社 | インサート成形品及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-07-29 JP JP11247834A patent/JP2001038769A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008074087A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-04-03 | Mitsuboshi Belting Ltd | 突起付きベルトのアウトサート成形方法 |
JP2017154331A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 本田技研工業株式会社 | インサート成形品及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060119 |