JP3813452B2 - 装飾板取り付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、VTR等の電子機器において、ハウジングの一部を構成する板状部材、例えばテープカセットの挿入口を開閉する扉に、装飾板を取り付けるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にVTRにおいては、図12に示す如く、VTR本体(1)のフロントパネルに、テープカセット(10)を投入するためのカセット挿入口(11)が開設されると共に、該カセット挿入口(11)を開閉する扉(2)が取り付けられている。扉(2)の両端部には一対の支軸(21)(21)が突設され、該支軸(21)(21)がVTR本体(1)の軸受け部に支持されており、テープカセット(10)によって扉(2)を押し開くことが可能である。
【0003】
従来、この様なVTRの扉(2)の表面を装飾するために、図10に示す如く、扉本体(20)の両端部に、所謂インモールド成形による装飾面(8)(8)を形成することが行なわれている。インモールド成形においては、扉(2)の金型成形時に、扉本体(20)の装飾を施すべき表面領域に着色フィルムを熱転写せしめる。
しかし、インモールド成形を用いた方法では、高価な金型が必要であり、これによって製品のコストアップを招く問題がある。
【0004】
一方、図11に示す如く、扉(2)を装飾するための装飾板(9)(9)を別体に作製して、扉本体(20)に固定することが行なわれている。装飾板(9)には、一対のピン(91)(91)が突設される一方、扉本体(20)には、装飾板(9)が係合する凹部(22)が形成されると共に、該凹部(22)には、装飾板(9)の一対のピン(91)(91)が嵌入する一対の貫通孔(23)(23)が開設されている。組立工程では、扉(2)の一対の貫通孔(23)(23)に装飾板(9)の一対のピン(91)(91)を嵌入せしめ、扉(2)の背面から突出するピン先端部を熱融着せしめて、装飾板(9)を扉(2)に固定する。
該装飾板取り付け構造によれば、金型費の増大に伴う製品のコストアップは抑えることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11に示す装飾板取り付け構造においては、組立工程にて、扉(2)の貫通孔(23)(23)から突出する装飾板(9)のピン(91)(91)の先端部を熱融着せしめるために、熱融着用の工具を用いた作業が必要となって、生産効率が低下するばかりでなく、熱融着の品質にばらつきが生じる問題があった。
【0006】
そこで本発明の目的は、インモールド成形や熱融着を用いることなく、簡単な組立作業で扉等の板状部材に装飾板を取り付けることが出来る装飾板取り付け構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る装飾板取り付け構造において、装飾板(4)には、板状部材に密着すべき板状本体(41)の背面に、該背面と直交する方向に突出する一対のL字フック(42)(42)と突起(44)が形成されると共に、該背面に沿う方向に突出する舌片(43)が形成されている。
一方、板状部材には、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)と舌片(43)が係合すべき一対の側方L字貫通孔(5)(5)と中央L字貫通孔(6)が開設されると共に、装飾板(4)の突起(44)が嵌入すべき係合凹部(7)と、装飾板(4)の舌片(43)が摺接すべきガイド面(33)が形成されている。板状部材に開設された3つの貫通孔(5)(5)(6)はそれぞれ、第1の方向に伸びる第1孔部(51)(51)(61)と、該方向とは直交する第2の方向に伸びる第2孔部(52)(52)(62)とから形成され、中央L字貫通孔(6)の第2孔部(62)に沿ってガイド面(33)が形成されている。
【0008】
板状部材に装飾板(4)を取り付ける工程において、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が板状部材の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の第1孔部(51)(51)に貫入した状態で、装飾板(4)の舌片(43)が板状部材の中央L字貫通孔(6)の第1孔部(61)に貫入すると共にガイド面(33)の第1領域(33a)に摺接する(中間組立状態)。
【0009】
この状態から装飾板(4)が板状部材の第2の方向へスライドすることによって、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が板状部材の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の第2孔部(52)(52)の開口縁に係合し、同時に、装飾板(4)の舌片(43)が板状部材の中央L字貫通孔(6)の第2孔部(62)に移動すると共にガイド面(33)の第2領域(33b)に摺接し、且つ、装飾板(4)の突起(44)が板状部材の係合凹部(7)に嵌入して、装飾板(4)が板状部材に固定される(最終組立状態)。
【0010】
上記本発明の装飾板取り付け構造においては、前記中間組立状態にて、装飾板(4)の突起(44)は板状部材の係合凹部(7)からずれた位置にあるが、装飾板(4)をスライドさせることによって、装飾板(4)の突起(44)と板状部材の係合凹部(7)の位置が一致して、突起(44)が係合凹部(7)に嵌入することになる。
この最終組立状態においては、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が板状部材の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の開口縁に係合し、且つ、装飾板(4)の板状本体(41)の背面が板状部材の表面に密着すると共に、装飾板(4)の突起(44)が板状部材の背面に形成されたガイド面(33)に摺接することにより、装飾板(4)の扉表面から離間する方向の移動が阻止される。又、装飾板(4)の突起(44)が板状部材の係合凹部(7)に嵌入することによって、装飾板(4)の扉表面に沿う移動が拘束される。従って、装飾板(4)が板状部材から外れることはない。
【0011】
具体的構成において、板状部材は、ハウジングに開設された開口を開閉する扉(3)であって、扉(3)の左右両端部に左右一対の装飾板(4)(4)が取り付けられ、扉(3)の左右両端部には、装飾板(4)を取り付けるための構成が扉(3)の中央部を中心とする点対称の関係に設けられており、共通の構成を有する2つの装飾板(4)が互換性をもって取り付けられている。
該具体的構成によれば、扉(3)の両端部に取り付けるための一対の装飾板(4)(4)として、共通の構成を有する装飾板(4)を兼用することが出来るので、金型費を抑えることが出来る。
【0012】
更に具体的な構成において、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)は、板状本体(41)の長手方向の中心位置から各L字フック(42)までの距離が異なる位置に配備されている。
該具体的構成によれば、板状部材に装飾板(4)を取り付ける工程で、装飾板(4)を180度異なる向きで取り付け様とした場合、板状本体の一対の側方L字貫通孔(5)(5)と装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)の間の相対的な位置関係にずれが生じて、板状部材に装飾板(4)が嵌まることはないので、装飾板(4)の誤った姿勢での取り付けが防止される。
【0013】
又、具体的な構成において、板状部材のガイド面(33)の第1領域(33a)及び第2領域(33b)は、装飾板(4)の舌片(43)のスライドに伴って、舌片(43)がガイド面(33)に圧接されることとなるカム面を形成している。
該具体的構成によれば、板状部材と装飾板(4)の係合部の多少の寸法誤差に拘わらず、装飾板(4)を確実に板状部材に固定することが出来る。
【0014】
【発明の効果】
本発明に係る装飾板取り付け構造によれば、従来のインモールド成形や熱融着を用いることなく、簡単な組立作業で扉等の板状部材に装飾板を取り付けることが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をVTRに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るVTRにおいては、図1に示す如く、VTR本体(1)の前面パネルに、カセット挿入口(11)を開閉するための扉(3)が取り付けられる。扉(3)の板状本体(30)の両端部には、一対の支軸(31)(31)が突設され、これらの支軸(31)(31)がVTR本体(1)に設けられた一対の軸受け片(12)(12)によって枢支され、扉(3)が開閉可能に支持されている。
扉(3)の両端部にはそれぞれ、表面にメッキが施された装飾板(4)が固定されている。
【0016】
図2及び図3は、扉(3)の両端部に設けられた装飾板(4)の取り付け構造を表わしており、これら2つの取り付け構造は、扉(3)の中心部を中心として互いに点対称関係の構成を有している。
装飾板(4)には、扉(3)の表面に密着すべき板状本体(41)の背面に、該背面と直交する方向に突出する一対のL字フック(42)(42)と突起(44)が形成されると共に、該背面に沿う方向に突出する舌片(43)が形成されている。
尚、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)は、板状本体(41)の長手方向の中心位置から各L字フック(42)までの距離が異なる位置に配備されている。
【0017】
一方、扉(3)の端部には、装飾板(4)の板状本体(41)が係合すべき段部(32)が凹設され、該段部(32)には、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)と舌片(43)が係合すべき一対の側方L字貫通孔(5)(5)と中央L字貫通孔(6)が開設されると共に、装飾板(4)の突起(44)が嵌入すべき係合凹部(7)と、装飾板(4)の舌片(43)が摺接すべきガイド面(33)が形成されている。
【0018】
係合凹部(7)は、扉(3)の板状本体(30)を貫通して開設されている。扉(3)の板状本体(30)に開設された3つの貫通孔(5)(5)(6)はそれぞれ、板状本体(30)の長手方向(第1の方向)に伸びる第1孔部(51)(51)(61)と、長手方向とは直交する方向(第2の方向)に伸びる第2孔部(52)(52)(62)とから形成されている。
【0019】
扉(3)の板状本体(30)の裏面には、図8の如く、一対の側方L字貫通孔(5)(5)の第2孔部(52)(52)の開口縁に、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が係合すべき一対の凸部(34)(34)が形成されている。
又、扉(3)の板状本体(30)の裏面には、図9に示す如く、中央L字貫通孔(6)の第2孔部(62)に沿って、装飾板(4)の舌片(43)が摺接すべきガイド面(33)が形成されている。該ガイド面(33)は、第1孔部(61)側の第1領域(33a)と第2孔部(62)側の第2領域(33b)から構成され、板状本体(30)の表面とガイド面(33)の第2孔部(62)との間の板厚は、板状本体(30)の表面とガイド面(33)の第1領域(33a)との間の板厚よりも大きく形成されている。
【0020】
図4〜図7は、扉(3)に装飾板(4)を取り付ける工程を表わしている。
先ず図4(a)(b)に示す如く、装飾板(4)を傾斜させた姿勢で、該装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)を扉(3)の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の第1孔部(51)(51)に貫入せしめる。このとき、装飾板(4)のL字フック(42)によって、扉(3)の側方L字貫通孔(5)の第1孔部(51)の開口縁を引っ掛けるようにする。
【0021】
次に、図5(a)及び図6(a)に示す如く装飾板(4)の姿勢を斜めにすることによって、装飾板(4)の舌片(43)を中央L字貫通孔(6)の第1孔部(61)に貫入せしめた後、図5(b)及び図6(b)の如く装飾板(4)の姿勢を扉(3)の長手方向に対して垂直とすることによって、装飾板(4)の舌片(43)を扉(3)のガイド面(33)の第1領域(33a)に摺接せしめる。
斯くして、装飾板(4)が扉(3)に余裕をもって係合した中間組立状態が得られる。
【0022】
この状態から、図7(a)(b)に示す如く装飾板(4)を扉(3)の長手方向と直交する方向へスライドさせる。これによって、図8に示す如く、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が扉(3)の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の開口縁に形成された凸部(34)(34)に係合する。これと同時に、装飾板(4)の舌片(43)が扉(3)の中央L字貫通孔(6)の第2孔部(62)へ移動すると共にガイド面(33)の第2領域(33b)に摺接する。又、図7(a)(b)の如く装飾板(4)のスライドに伴って、装飾板(4)の突起(44)が扉(3)の係合凹部(7)に嵌入する。
【0023】
斯くして、装飾板(4)が扉(3)の所定位置に確実に固定された最終組立状態が得られる。
尚、装飾板(4)の舌片(43)が板状部材のガイド面(33)の第1領域(33a)から第2領域(33b)へスライドする過程で、第1領域(33a)及び第2領域(33b)が形成するカム面の作用によって、装飾板(4)の舌片(43)は扉(3)のガイド面(33)に圧接されることになる。従って、扉(3)と装飾板(4)の係合部の多少の寸法誤差に拘わらず、確実に装飾板(4)を扉(3)に固定することが出来る。
【0024】
この最終組立状態においては、図8の如く装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が扉(3)の一対の凸部(34)(34)に係合し、且つ、装飾板(4)の板状本体(41)の背面が扉(3)の表面に密着すると共に、装飾板(4)の突起(44)が扉(3)の背面に形成されたガイド面(33)に摺接することにより、装飾板(4)の扉表面から離間する方向の移動が阻止される。又、装飾板(4)の突起(44)が扉(3)の係合凹部(7)に嵌入することによって、装飾板(4)の扉表面に沿う移動が拘束される。従って、装飾板(4)が扉(3)から容易に外れることはない。
【0025】
上述の如く、本発明の装飾板取り付け構造によれば、従来のインモールド成形や熱融着を用いることなく、装飾板(4)を扉(3)に単に嵌め込むだけの簡単な組立作業で、装飾板(4)を扉(3)に取り付けることが出来るので、製品コストの大幅な低減が可能である。
【0026】
又、上記装飾板取り付け構造においては、扉(3)の左右両端部に、装飾板(4)を取り付けるための構成が扉(3)の中央部を中心とする点対称の関係に設けられており、共通の構成を有する2つの装飾板(4)が互換性をもって取り付けられているので、装飾板(4)を作製するための金型は1種類で済み、製造費用を抑えることが出来る。
【0027】
更に、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)は、板状本体(41)の長手方向の中心位置から各L字フック(42)までの距離が異なる位置に配備されているので、扉(3)に装飾板(4)を取り付ける工程で、装飾板(4)を180度異なる向きで取り付け様とした場合、扉(3)の一対の側方L字貫通孔(5)(5)と装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)の間の相対的な位置関係にずれが生じて、扉(3)に装飾板(4)が嵌まることはないので、装飾板(4)の誤った姿勢での取り付けが防止される。
【0028】
更に又、装飾板(4)の金型成形において、装飾板(4)の舌片(43)を樹脂の注入口(ゲート)として利用すれば、舌片(43)にゲート跡が残ったとしても、該舌片(43)は扉(3)の背面側に隠れるので、見栄えの良好な外観形状が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装飾板取り付け構造を採用したVTRの扉を示す斜視図である。
【図2】扉の右側に設けられた装飾板取り付け構造の分解斜視図である。
【図3】扉の左側に設けられた装飾板取り付け構造の分解斜視図である。
【図4】扉に装飾板を取り付ける工程の第1段階を示す側面図及び裏面図である。
【図5】扉に装飾板を取り付ける工程の第2段階を示す正面図である。
【図6】扉に装飾板を取り付ける工程の第2段階を示す裏面図である。
【図7】扉に装飾板を取り付ける工程の第3段階を示す正面図である。
【図8】本発明に係る装飾板取り付け構造の組立状態の斜視図である。
【図9】扉の板状本体に形成されたガイド面を示す斜視図である。
【図10】従来のVTRに採用されていた扉の斜視図である。
【図11】従来のVTRに採用されていた他の扉の斜視図である。
【図12】VTRの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1) VTR本体
(3) 扉
(30) 板状本体
(4) 装飾板
(41) 板状本体
(42) L字フック
(43) 舌片
(44) 突起
(5) 側方L字貫通孔
(51) 第1孔部
(52) 第2孔部
(6) 中央L字貫通孔
(61) 第1孔部
(62) 第2孔部
(7) 係合凹部
(33) ガイド面
Claims (3)
- 電子機器のハウジングの一部を構成する板状部材に、装飾板(4)を取り付けるための構造であって、装飾板(4)には、板状部材に密着すべき板状本体(41)の背面に、該背面と直交する方向に突出する一対のL字フック(42)(42)と突起(44)が形成されると共に、該背面に沿う方向に突出する舌片(43)が形成され、板状部材には、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)と舌片(43)が係合すべき一対の側方L字貫通孔(5)(5)と中央L字貫通孔(6)が開設されると共に、装飾板(4)の突起(44)が嵌入すべき係合凹部(7)と、装飾板(4)の舌片(43)が摺接すべきガイド面(33)が形成され、板状部材に開設された3つの貫通孔(5)(5)(6)はそれぞれ、第1の方向に伸びる第1孔部(51)(51)(61)と、該方向とは直交する第2の方向に伸びる第2孔部(52)(52)(62)とから形成され、中央L字貫通孔(6)の第2孔部(62)に沿ってガイド面(33)が形成され、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が板状部材の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の第1孔部(51)(51)に貫入した状態で、装飾板(4)の舌片(43)が板状部材の中央L字貫通孔(6)の第1孔部(61)に貫入すると共にガイド面(33)の第1領域(33a)に摺接し、この状態から装飾板(4)が板状部材の第2の方向へスライドすることによって、装飾板(4)の一対のL字フック(42)(42)が板状部材の一対の側方L字貫通孔(5)(5)の第2孔部(52)(52)の開口縁に係合し、同時に、装飾板(4)の舌片(43)が板状部材の中央L字貫通孔(6)の第2孔部(62)に移動すると共にガイド面(33)の第2領域(33b)に摺接し、且つ、装飾板(4)の突起(44)が板状部材の係合凹部(7)に嵌入して、装飾板(4)が板状部材に固定されている装飾板取り付け構造。
- 板状部材は、ハウジングに開設された開口を開閉する扉(3)であって、扉(3)の左右両端部に左右一対の装飾板(4)(4)が取り付けられ、扉(3)の左右両端部には、装飾板(4)を取り付けるための構成が扉(3)の中央部を中心とする点対称の関係に設けられており、共通の構成を有する2つの装飾板(4)が互換性をもって取り付けられている請求項1に記載の装飾板取り付け構造。
- 板状部材のガイド面(33)の第1領域(33a)及び第2領域(33b)は、装飾板(4)の舌片(43)のスライドに伴って、舌片(43)がガイド面(33)に圧接されることとなるカム面を形成している請求項1又は請求項2に記載の装飾板取り付け構造。
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