JP2001037583A - 車両用アームレスト - Google Patents
車両用アームレストInfo
- Publication number
- JP2001037583A JP2001037583A JP11211603A JP21160399A JP2001037583A JP 2001037583 A JP2001037583 A JP 2001037583A JP 11211603 A JP11211603 A JP 11211603A JP 21160399 A JP21160399 A JP 21160399A JP 2001037583 A JP2001037583 A JP 2001037583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- hinge bracket
- vehicle
- seat back
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クッション性の良好な肘掛け機能を満足する
ことができると共に、アームレストの肘掛けとしての不
使用時にアームレストを簡易迅速に取り外してまくらや
脚置き等の他の用途に簡易迅速に転用する。易解体を可
能とする。 【解決手段】 アームレスト本体30のアームレストフ
レーム32の後部にヒンジブラケット34を設ける。ヒ
ンジブラケット34に略L字状の切欠部36を形成す
る。ヒンジブラケット34の切欠部36に対応してアー
ムレスト本体30のパッド材及び表皮材に断面L字状の
スリット38を形成する。ヒンジブラケット34の切欠
部36をシートバック12の凹部13内面に設けられた
ワイヤーからなる軸体22に回動可能に係止する。アー
ムレスト本体30をワイヤーからなる軸体22に脱着可
能とする。
ことができると共に、アームレストの肘掛けとしての不
使用時にアームレストを簡易迅速に取り外してまくらや
脚置き等の他の用途に簡易迅速に転用する。易解体を可
能とする。 【解決手段】 アームレスト本体30のアームレストフ
レーム32の後部にヒンジブラケット34を設ける。ヒ
ンジブラケット34に略L字状の切欠部36を形成す
る。ヒンジブラケット34の切欠部36に対応してアー
ムレスト本体30のパッド材及び表皮材に断面L字状の
スリット38を形成する。ヒンジブラケット34の切欠
部36をシートバック12の凹部13内面に設けられた
ワイヤーからなる軸体22に回動可能に係止する。アー
ムレスト本体30をワイヤーからなる軸体22に脱着可
能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リヤシートに設置
される車両用アームレストに関し、特に、リヤシートの
シートバックに設けられる凹部内に収納される収納状態
とシートクッション上へ前倒しする使用状態との間で回
動可能に装着される車両用アームレストに関する。
される車両用アームレストに関し、特に、リヤシートの
シートバックに設けられる凹部内に収納される収納状態
とシートクッション上へ前倒しする使用状態との間で回
動可能に装着される車両用アームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、リヤシートのシートバックの一部
を開口し、この開口を通して車室内とトランクルーム内
とを連通させる所謂トランクスルー構造を採用したリヤ
シート構造がある。また、図6に示すように、リヤシー
トのシートバック3は略中央に開口4が形成され、この
開口4内に車両用アームレスト5のアームレスト本体6
が収納されている。車両用アームレスト5は開口4のシ
ートバックフレーム3aにボルト8a,ナット8bによ
り固着された略コ字状のヒンジブラケット7を備えてい
る。
を開口し、この開口を通して車室内とトランクルーム内
とを連通させる所謂トランクスルー構造を採用したリヤ
シート構造がある。また、図6に示すように、リヤシー
トのシートバック3は略中央に開口4が形成され、この
開口4内に車両用アームレスト5のアームレスト本体6
が収納されている。車両用アームレスト5は開口4のシ
ートバックフレーム3aにボルト8a,ナット8bによ
り固着された略コ字状のヒンジブラケット7を備えてい
る。
【0003】前記アームレスト本体6の両側部には枢支
ピン6a,6aが形成され、この枢支ピン6a,6aに
リッド9の後端部に形成された取付部9a,9aが枢支
され、このアームレスト本体6とリッド9とが前記略コ
字状のヒンジブラケット7の両端に設けられたヒンジピ
ン7a,7aにより回動可能に枢支され、アームレスト
本体6を開口4内への収納状態と、シートクッション上
に前倒しして乗員の肘掛け状態とを取得るように取付け
られている。
ピン6a,6aが形成され、この枢支ピン6a,6aに
リッド9の後端部に形成された取付部9a,9aが枢支
され、このアームレスト本体6とリッド9とが前記略コ
字状のヒンジブラケット7の両端に設けられたヒンジピ
ン7a,7aにより回動可能に枢支され、アームレスト
本体6を開口4内への収納状態と、シートクッション上
に前倒しして乗員の肘掛け状態とを取得るように取付け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車
両用アームレスト5においては、アームレスト本体6を
回動可能に枢支するために、ヒンジブラケット7や、こ
のヒンジブラケット7をシートバックフレーム3aに固
着するためのボルト8a,ナット8bや、アームレスト
本体6の両側部に枢支ピン6a,6aを形成しなくては
ならず、部品点数が増大し、簡易迅速に取り外すことが
できず、またアームレスト本体6は肘掛け機能を持つだ
けで、アームレスト本体6を他の用途に転用して利用す
ることができなかった。
両用アームレスト5においては、アームレスト本体6を
回動可能に枢支するために、ヒンジブラケット7や、こ
のヒンジブラケット7をシートバックフレーム3aに固
着するためのボルト8a,ナット8bや、アームレスト
本体6の両側部に枢支ピン6a,6aを形成しなくては
ならず、部品点数が増大し、簡易迅速に取り外すことが
できず、またアームレスト本体6は肘掛け機能を持つだ
けで、アームレスト本体6を他の用途に転用して利用す
ることができなかった。
【0005】本発明の目的は、クッション性の良好な肘
掛け機能を満足することができると共に、アームレスト
の肘掛けとしての不使用時にアームレストを簡易迅速に
取り外してまくらや脚置き等の他の用途に簡易迅速に転
用することができ、易解体が可能で経済性に優れた車両
用アームレストを提供するものである。
掛け機能を満足することができると共に、アームレスト
の肘掛けとしての不使用時にアームレストを簡易迅速に
取り外してまくらや脚置き等の他の用途に簡易迅速に転
用することができ、易解体が可能で経済性に優れた車両
用アームレストを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の車両
用アームレストは、リヤシートのシートバックに設けら
れる凹部内に収納される収納状態とシートクッション上
へ前倒しする使用状態との間で回動可能に装着される車
両用アームレストにおいて、前記車両用アームレスト
は、アームレストフレームの周囲をパッド材及び表皮材
で被包して形成されたアームレスト本体を備え、該アー
ムレスト本体のアームレストフレームの後部にヒンジブ
ラケットが設けられ、該ヒンジブラケットに略L字状の
切欠部が形成され、該ヒンジブラケットの切欠部がシー
トバックの凹部内面に設けられた軸体に回動可能に係止
され、前記アームレスト本体が前記軸体に脱着可能に取
付けられていることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の車両
用アームレストは、リヤシートのシートバックに設けら
れる凹部内に収納される収納状態とシートクッション上
へ前倒しする使用状態との間で回動可能に装着される車
両用アームレストにおいて、前記車両用アームレスト
は、アームレストフレームの周囲をパッド材及び表皮材
で被包して形成されたアームレスト本体を備え、該アー
ムレスト本体のアームレストフレームの後部にヒンジブ
ラケットが設けられ、該ヒンジブラケットに略L字状の
切欠部が形成され、該ヒンジブラケットの切欠部がシー
トバックの凹部内面に設けられた軸体に回動可能に係止
され、前記アームレスト本体が前記軸体に脱着可能に取
付けられていることを特徴とする。
【0007】従って、本発明の請求項1に記載の車両用
アームレストによれば、アームレスト本体のアームレス
トフレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒ
ンジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒン
ジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面に設け
られた軸体に回動可能に係止され、前記アームレスト本
体が前記軸体に脱着可能に取付けられているので、アー
ムレスト本体の肘掛け機能を有すると共に、アームレス
ト本体の肘掛けとしての不使用時にアームレスト本体を
軸体より取外し、アームレスト本体をまくらや脚置き等
に簡易迅速に利用することができ、また車両用アームレ
ストをシートバックより分離して易解体が容易に行え
る。
アームレストによれば、アームレスト本体のアームレス
トフレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒ
ンジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒン
ジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面に設け
られた軸体に回動可能に係止され、前記アームレスト本
体が前記軸体に脱着可能に取付けられているので、アー
ムレスト本体の肘掛け機能を有すると共に、アームレス
ト本体の肘掛けとしての不使用時にアームレスト本体を
軸体より取外し、アームレスト本体をまくらや脚置き等
に簡易迅速に利用することができ、また車両用アームレ
ストをシートバックより分離して易解体が容易に行え
る。
【0008】本発明の請求項2に記載の車両用アームレ
ストは、リヤシートのシートバックに設けられる凹部内
に収納される収納状態とシートクッション上へ前倒しす
る使用状態との間で回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、前記車両用アームレストは、アームレ
ストフレームの周囲をパッド材及び表皮材で被包して形
成されたアームレスト本体を備え、該アームレスト本体
のアームレストフレームの後部にヒンジブラケットが設
けられ、該ヒンジブラケットに略L字状の切欠部が形成
され、該ヒンジブラケットの切欠部に対応してアームレ
スト本体のパッド材及び表皮材に断面L字状のスリット
が形成され、前記ヒンジブラケットの切欠部がシートバ
ックの凹部内面に設けられたワイヤーからなる軸体に回
動可能に係止され、前記アームレスト本体が前記ワイヤ
ーからなる軸体に脱着可能に取付けられていることを特
徴とする。
ストは、リヤシートのシートバックに設けられる凹部内
に収納される収納状態とシートクッション上へ前倒しす
る使用状態との間で回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、前記車両用アームレストは、アームレ
ストフレームの周囲をパッド材及び表皮材で被包して形
成されたアームレスト本体を備え、該アームレスト本体
のアームレストフレームの後部にヒンジブラケットが設
けられ、該ヒンジブラケットに略L字状の切欠部が形成
され、該ヒンジブラケットの切欠部に対応してアームレ
スト本体のパッド材及び表皮材に断面L字状のスリット
が形成され、前記ヒンジブラケットの切欠部がシートバ
ックの凹部内面に設けられたワイヤーからなる軸体に回
動可能に係止され、前記アームレスト本体が前記ワイヤ
ーからなる軸体に脱着可能に取付けられていることを特
徴とする。
【0009】従って、本発明の請求項2に記載の車両用
アームレストによれば、アームレスト本体のアームレス
トフレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒ
ンジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒン
ジブラケットの切欠部に対応してアームレスト本体のパ
ッド材及び表皮材に断面L字状のスリットが形成され、
前記ヒンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内
面に設けられたワイヤーからなる軸体に回動可能に係止
され、前記アームレスト本体が前記ワイヤーからなる軸
体に脱着可能に取付けられているので、アームレスト本
体の肘掛け機能を有すると共に、アームレスト本体の肘
掛けとしての不使用時にアームレスト本体を軸体より取
外し、アームレスト本体をまくらや脚置き等に簡易迅速
に利用することができ、また車両用アームレストをシー
トバックより分離して易解体が容易に行える。
アームレストによれば、アームレスト本体のアームレス
トフレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒ
ンジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒン
ジブラケットの切欠部に対応してアームレスト本体のパ
ッド材及び表皮材に断面L字状のスリットが形成され、
前記ヒンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内
面に設けられたワイヤーからなる軸体に回動可能に係止
され、前記アームレスト本体が前記ワイヤーからなる軸
体に脱着可能に取付けられているので、アームレスト本
体の肘掛け機能を有すると共に、アームレスト本体の肘
掛けとしての不使用時にアームレスト本体を軸体より取
外し、アームレスト本体をまくらや脚置き等に簡易迅速
に利用することができ、また車両用アームレストをシー
トバックより分離して易解体が容易に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用アーム
レストを図面を参照して詳述する。図1乃至図6は本発
明に係る車両用アームレストの実施の形態を夫々示すも
ので、図1は本発明に係る車両用アームレストのアーム
レスト本体を取外した状態の斜視図、図2はシートバッ
クの凹部内面に設けられたワイヤーからなる軸体の一部
斜視図、図3はアームレスト本体のアームレストフレー
ムの斜視図、図4はアームレストフレームの後部のヒン
ジブラケットの側面図、図5はアームレスト本体の側面
図である。
レストを図面を参照して詳述する。図1乃至図6は本発
明に係る車両用アームレストの実施の形態を夫々示すも
ので、図1は本発明に係る車両用アームレストのアーム
レスト本体を取外した状態の斜視図、図2はシートバッ
クの凹部内面に設けられたワイヤーからなる軸体の一部
斜視図、図3はアームレスト本体のアームレストフレー
ムの斜視図、図4はアームレストフレームの後部のヒン
ジブラケットの側面図、図5はアームレスト本体の側面
図である。
【0011】図1に示す如く、車両のリヤシート10
は、複数の乗員が着座できるシートクッション11と、
乗員の背もたれ部となるシートバック12とから構成さ
れており、シートバック12の略中央に凹部13が開設
されており、この凹部13内に本発明に係る車両用アー
ムレスト20が収納されている。
は、複数の乗員が着座できるシートクッション11と、
乗員の背もたれ部となるシートバック12とから構成さ
れており、シートバック12の略中央に凹部13が開設
されており、この凹部13内に本発明に係る車両用アー
ムレスト20が収納されている。
【0012】車両用アームレスト20はシートバックの
凹部13内面にワイヤーからなる軸体22により回動可
能に支承されるアームレスト本体30を備え、前記ワイ
ヤーからなる軸体22はクランク状に屈折され両端部2
2aが図2に示す如く、シートバック12の略中央の凹
部13に位置するシートバックフレーム13aに溶着等
により固着されている。
凹部13内面にワイヤーからなる軸体22により回動可
能に支承されるアームレスト本体30を備え、前記ワイ
ヤーからなる軸体22はクランク状に屈折され両端部2
2aが図2に示す如く、シートバック12の略中央の凹
部13に位置するシートバックフレーム13aに溶着等
により固着されている。
【0013】前記アームレスト本体30は、図3に示す
如く、パイプフレーム等から形成されたアームレストフ
レーム32を有し、このアームレストフレーム32の周
囲がパッド材及び表皮材で被包して形成されている。尚
アームレストフレーム32は図示の形状に限定されるも
のではない。
如く、パイプフレーム等から形成されたアームレストフ
レーム32を有し、このアームレストフレーム32の周
囲がパッド材及び表皮材で被包して形成されている。尚
アームレストフレーム32は図示の形状に限定されるも
のではない。
【0014】前記アームレストフレーム32の後部の右
左にはヒンジブラケット34が溶着等により固着されて
いる。このヒンジブラケット34には、図4に示す如
く、略L字状の切欠部36が形成され、このヒンジブラ
ケット34の切欠部36にシートバック12の凹部13
内面に設けられた軸体22が挿通されている。
左にはヒンジブラケット34が溶着等により固着されて
いる。このヒンジブラケット34には、図4に示す如
く、略L字状の切欠部36が形成され、このヒンジブラ
ケット34の切欠部36にシートバック12の凹部13
内面に設けられた軸体22が挿通されている。
【0015】尚、図4中、符号34aはヒンジブラケッ
ト34の取付部であり、アームレストフレーム32が断
面円形のパイプフレームから形成されている場合にはこ
の取付部34aは断面円弧状に形成され、パネルフレー
ムから形成される場合にはそれに対応して形成される。
ト34の取付部であり、アームレストフレーム32が断
面円形のパイプフレームから形成されている場合にはこ
の取付部34aは断面円弧状に形成され、パネルフレー
ムから形成される場合にはそれに対応して形成される。
【0016】図1及び図5に示す如く、前記アームレス
ト本体30の後部には、アームレストフレーム32の後
部のヒンジブラケット34の略L字状の切欠部36と対
応して断面略L字状のスリット38が形成されている。
ト本体30の後部には、アームレストフレーム32の後
部のヒンジブラケット34の略L字状の切欠部36と対
応して断面略L字状のスリット38が形成されている。
【0017】このアームレスト本体30の断面略L字状
のスリット38にシートバック12の凹部13内面に設
けられた軸体22が挿通され、この挿通状態でヒンジブ
ラケット34の略L字状の切欠部36に軸体22が挿通
され、前記アームレスト本体30が前記軸体22に脱着
可能に取付けられる。
のスリット38にシートバック12の凹部13内面に設
けられた軸体22が挿通され、この挿通状態でヒンジブ
ラケット34の略L字状の切欠部36に軸体22が挿通
され、前記アームレスト本体30が前記軸体22に脱着
可能に取付けられる。
【0018】従って、図5に実線で示す如く、前記アー
ムレスト本体30をシートバック12の凹部13内に収
納される収納状態より、想像線で示す如くシートクッシ
ョン11上へ前倒しする使用状態との間で回動させるこ
とができる。
ムレスト本体30をシートバック12の凹部13内に収
納される収納状態より、想像線で示す如くシートクッシ
ョン11上へ前倒しする使用状態との間で回動させるこ
とができる。
【0019】またアームレスト本体30の肘掛けとして
の使用状態で、アームレスト本体30を後方に押圧する
ことにより、軸体22を相対的にアームレスト本体30
の断面略L字状のスリット38の先端側から中央側に移
動させ、次いで前方に引き出すことにより、アームレス
ト本体30の断面略L字状のスリット38と軸体22と
の係合状態を解除することができる。
の使用状態で、アームレスト本体30を後方に押圧する
ことにより、軸体22を相対的にアームレスト本体30
の断面略L字状のスリット38の先端側から中央側に移
動させ、次いで前方に引き出すことにより、アームレス
ト本体30の断面略L字状のスリット38と軸体22と
の係合状態を解除することができる。
【0020】従って、本発明によれば、アームレスト本
体30の肘掛け機能を有すると共に、アームレスト本体
30の肘掛けとしての不使用時にアームレスト本体30
をワイヤーからなる軸体22より取外し、アームレスト
本体30をまくらや脚置き等に簡易迅速に利用すること
ができ、シートバックの略中央の凹部を有効に利用する
ことができる。
体30の肘掛け機能を有すると共に、アームレスト本体
30の肘掛けとしての不使用時にアームレスト本体30
をワイヤーからなる軸体22より取外し、アームレスト
本体30をまくらや脚置き等に簡易迅速に利用すること
ができ、シートバックの略中央の凹部を有効に利用する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用アームレスト
の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車両
用アームレストによれば、アームレスト本体のアームレ
ストフレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該
ヒンジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒ
ンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面に設
けられた軸体に回動可能に係止され、前記アームレスト
本体が前記軸体に脱着可能に取付けられているので、ア
ームレスト本体の肘掛け機能を有すると共に、アームレ
スト本体の肘掛けとしての不使用時にアームレスト本体
を軸体より取外し、アームレスト本体をまくらや脚置き
等に簡易迅速に利用することができ、また車両用アーム
レストをシートバックより分離して易解体が容易に行え
る。
の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車両
用アームレストによれば、アームレスト本体のアームレ
ストフレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該
ヒンジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒ
ンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面に設
けられた軸体に回動可能に係止され、前記アームレスト
本体が前記軸体に脱着可能に取付けられているので、ア
ームレスト本体の肘掛け機能を有すると共に、アームレ
スト本体の肘掛けとしての不使用時にアームレスト本体
を軸体より取外し、アームレスト本体をまくらや脚置き
等に簡易迅速に利用することができ、また車両用アーム
レストをシートバックより分離して易解体が容易に行え
る。
【0022】また、本発明の請求項2に記載の車両用ア
ームレストによれば、アームレスト本体のアームレスト
フレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒン
ジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒンジ
ブラケットの切欠部に対応してアームレスト本体のパッ
ド材及び表皮材に断面L字状のスリットが形成され、前
記ヒンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面
に設けられたワイヤーからなる軸体に回動可能に係止さ
れ、前記アームレスト本体が前記ワイヤーからなる軸体
に脱着可能に取付けられているので、アームレスト本体
の肘掛け機能を有すると共に、アームレスト本体の肘掛
けとしての不使用時にアームレスト本体を軸体より取外
し、アームレスト本体をまくらや脚置き等に簡易迅速に
利用することができ、また車両用アームレストをシート
バックより分離して易解体が容易に行える。
ームレストによれば、アームレスト本体のアームレスト
フレームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒン
ジブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒンジ
ブラケットの切欠部に対応してアームレスト本体のパッ
ド材及び表皮材に断面L字状のスリットが形成され、前
記ヒンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面
に設けられたワイヤーからなる軸体に回動可能に係止さ
れ、前記アームレスト本体が前記ワイヤーからなる軸体
に脱着可能に取付けられているので、アームレスト本体
の肘掛け機能を有すると共に、アームレスト本体の肘掛
けとしての不使用時にアームレスト本体を軸体より取外
し、アームレスト本体をまくらや脚置き等に簡易迅速に
利用することができ、また車両用アームレストをシート
バックより分離して易解体が容易に行える。
【0023】本発明の車両用アームレストによれば、ク
ッション性の良好な肘掛け機能を満足することができる
と共に、アームレストの肘掛けとしての不使用時にアー
ムレストを簡易迅速に取り外してまくらや脚置き等の他
の用途に簡易迅速に転用することができ、シートバック
の略中央の凹部を有効に利用することができ、易解体が
可能で経済性に優れた車両用アームレストを得ることが
できる。
ッション性の良好な肘掛け機能を満足することができる
と共に、アームレストの肘掛けとしての不使用時にアー
ムレストを簡易迅速に取り外してまくらや脚置き等の他
の用途に簡易迅速に転用することができ、シートバック
の略中央の凹部を有効に利用することができ、易解体が
可能で経済性に優れた車両用アームレストを得ることが
できる。
【図1】本発明に係る車両用アームレストのアームレス
ト本体を取外した状態の斜視図。
ト本体を取外した状態の斜視図。
【図2】本発明に係る車両用アームレストのシートバッ
クの凹部内面に設けられたワイヤーからなる軸体の一部
斜視図。
クの凹部内面に設けられたワイヤーからなる軸体の一部
斜視図。
【図3】本発明に係る車両用アームレストのアームレス
ト本体のアームレストフレームの斜視図。
ト本体のアームレストフレームの斜視図。
【図4】本発明に係る車両用アームレストのアームレス
トフレームの後部のヒンジブラケットの側面図。
トフレームの後部のヒンジブラケットの側面図。
【図5】本発明に係る車両用アームレストのアームレス
ト本体の側面図。
ト本体の側面図。
【図6】従来の車両用アームレストの分解斜視図。
10 リヤシート 11 シートクッション 12 シートバック 13 凹部 13a シートバックフレーム 20 車両用アームレスト 22 軸体 22a 端部 30 アームレスト本体 32 アームレストフレーム 34 ヒンジブラケット 36 切欠部 38 スリット
Claims (2)
- 【請求項1】 リヤシートのシートバックに設けられる
凹部内に収納される収納状態とシートクッション上へ前
倒しする使用状態との間で回動可能に装着される車両用
アームレストにおいて、 前記車両用アームレストは、アームレストフレームの周
囲をパッド材及び表皮材で被包して形成されたアームレ
スト本体を備え、該アームレスト本体のアームレストフ
レームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒンジ
ブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒンジブ
ラケットの切欠部がシートバックの凹部内面に設けられ
た軸体に回動可能に係止され、前記アームレスト本体が
前記軸体に脱着可能に取付けられていることを特徴とす
る車両用アームレスト。 - 【請求項2】 リヤシートのシートバックに設けられる
凹部内に収納される収納状態とシートクッション上へ前
倒しする使用状態との間で回動可能に装着される車両用
アームレストにおいて、 前記車両用アームレストは、アームレストフレームの周
囲をパッド材及び表皮材で被包して形成されたアームレ
スト本体を備え、該アームレスト本体のアームレストフ
レームの後部にヒンジブラケットが設けられ、該ヒンジ
ブラケットに略L字状の切欠部が形成され、該ヒンジブ
ラケットの切欠部に対応してアームレスト本体のパッド
材及び表皮材に断面L字状のスリットが形成され、前記
ヒンジブラケットの切欠部がシートバックの凹部内面に
設けられたワイヤーからなる軸体に回動可能に係止さ
れ、前記アームレスト本体が前記ワイヤーからなる軸体
に脱着可能に取付けられていることを特徴とする車両用
アームレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11211603A JP2001037583A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 車両用アームレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11211603A JP2001037583A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 車両用アームレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001037583A true JP2001037583A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16608511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11211603A Pending JP2001037583A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 車両用アームレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001037583A (ja) |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP11211603A patent/JP2001037583A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4077404B2 (ja) | 車両シート用のヘッドレスト装置及び前記ヘッドレスト装置を備えた車両シート、特にスペアシート | |
JP2006240379A (ja) | 航空機用座席 | |
JPH1178635A (ja) | 自動車用シート | |
JP2001037583A (ja) | 車両用アームレスト | |
JP2001037578A (ja) | 車両用アームレスト | |
JP2004283287A (ja) | ヘッドレスト | |
JPH11301323A (ja) | 車内シート | |
JP3278134B2 (ja) | 車両用シートの収納構造 | |
JP2004168115A (ja) | 福祉車両 | |
JP2001211964A (ja) | 車両用アームレストの取付構造 | |
JP2001191825A (ja) | チャイルドシート装置 | |
JP2001017265A (ja) | 車両用アームレスト | |
JP3552430B2 (ja) | アームレストの構造 | |
JP2002095546A (ja) | シートバックのテーブル構造 | |
JP2001270355A (ja) | 車両用シート | |
JP3452804B2 (ja) | 自動車のシート装置 | |
JP4081787B2 (ja) | 自動車用シート | |
JPH10147165A (ja) | 跳上げシート | |
JP3162636B2 (ja) | 自動車用シートのリクライニング装置 | |
KR19980013595U (ko) | 자동차용 리어 시트 | |
JP2002306275A (ja) | アームレスト付きシートバック | |
JP2555657Y2 (ja) | 自動車用シート | |
JPH10137070A (ja) | フットレスト機構 | |
KR19990015751U (ko) | 접힘가능한 자동차의 등받이 | |
JP3250266B2 (ja) | 車両用シート |