JP2001037367A - 卵自動選別装置及び不良卵検出装置 - Google Patents

卵自動選別装置及び不良卵検出装置

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JP2001037367A
JP2001037367A JP11211592A JP21159299A JP2001037367A JP 2001037367 A JP2001037367 A JP 2001037367A JP 11211592 A JP11211592 A JP 11211592A JP 21159299 A JP21159299 A JP 21159299A JP 2001037367 A JP2001037367 A JP 2001037367A
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JP11211592A
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English (en)
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Masao Tomosue
誠夫 友末
Tadashi Tanenaka
忠司 種中
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Kyowa Machinery Co Ltd
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Kyowa Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の不良卵を精度よく検出することのでき
る不良卵検出装置を提供すること。 【解決手段】 卵に所定波長域の光を照射する緑色LE
D34と、卵に所定波長域の光を照射する赤色LED3
2,オレンジ色LED33と、緑色LED34による卵
の反射光像を撮影すると共に、赤色LED32,オレン
ジ色LED33による卵の透過光像を撮影するCCDカ
メラ15と、反射光像及び透過光像の双方のデータを用
いて不良卵を検出する画像処理部10とを備えたことを
特徴とする不良卵検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血卵・ヒビ卵・汚
卵などの不良卵を検出する不良卵検出装置及びこの不良
卵検出装置が設けられた卵自動選別装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動選別包装装置のような卵の
処理装置にあっては、卵を搬送経路に沿って搬送させて
洗卵・乾燥・計量などの所定の処理を施した後に、所定
の包装容器に包装して出荷する。この場合、上記のごと
き不良卵は包装して出荷できないため、あらかじめこれ
を不良卵検出装置により検出をして取り除く必要があ
る。かかる不良卵検出装置として特開平8−29710
0号公報に開示される技術がある。この技術は、卵の一
方に光源を配置して光を照射して、他方に画像撮影装置
(撮像手段)を配置し、卵の内部を通過してくる透過光
像により不良卵の一種であるヒビ卵を検出するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透過光
像による不良卵検出のみでは、血卵・ヒビ卵・汚卵とい
った種々の不良卵を検出するには不充分であり改善が望
まれていた。つまり、血卵は卵の内部に欠陥が存在する
タイプの不良卵であるが、ヒビ卵・汚卵は卵殻の表面に
欠陥が存在するタイプの不良卵であり、透過光像による
検出で精度よく検出するには不充分であった。本発明は
上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、種
々の不良卵を精度よく検出することのできる不良卵検出
装置及びこの不良卵検出装置が設けられた卵自動選別装
置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る卵自動選別装置は、卵を搬送経路に沿って
搬送させながら検卵を行なう不良卵検出装置と、この不
良卵検出装置の搬送経路下手側に設けられた卵の重量を
測定する秤量装置と、この秤量装置の測定結果に基づい
て所定の重量区分別に選別を行ない、前記重量区分別に
設けられた正常卵パッキングステーションと、前記不良
卵検出装置により検出された不良卵を回収する不良卵回
収ステーションとを備えており、前記不良卵検出装置
が、卵に所定波長域の光を照射する第1光源と、卵に所
定波長域の光を照射する第2光源と、前記第1光源によ
る卵の反射光像を撮影すると共に、前記第2光源による
卵の透過光像を撮影する撮像手段と、前記反射光像及び
前記透過光像の双方のデータを用いて不良卵を検出する
画像処理部とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0005】この構成による卵自動選別装置の作用は次
の通りである。 (1)卵は搬送経路に沿って搬送されており、その搬送
経路上で不良卵検出装置により検卵が行なわれる。検卵
の結果、正常卵か不良卵かの判定がされる。 (2)不良卵検出装置の下手側に設けられた秤量装置に
おいて各卵の重量が測定される。 (3)秤量装置の測定結果に基づいて所定の重量区分別
(例えば、農林規格に従った区分)に選別を行ない、こ
の重量区分別に設けられた正常卵パッキングステーショ
ンにて包装される。例えば、Mサイズの卵はMサイズの
卵を包装するためのパッキングステーションにて包装さ
れる。 (4)また、不良卵検出装置において不良卵と判定され
た卵は、専用の不良卵回収ステーションにて回収され
る。
【0006】また、上記不良卵検出装置の構成による
と、第1光源により卵の反射光像を撮影するとともに、
第2光源により卵の透過光像を撮影する。なお、撮像手
段としては反射光像を撮影する撮像手段と透過光像を撮
影する撮像手段とは、それぞれ別個に設けてもよいし、
共通に用いてもよい。そして、反射光像と透過光像の双
方のデータを用いて不良卵を検出する。不良卵の種類に
よっては、反射光像による検出が適しているもの、透過
光像による検出が適しているもの、反射光像と透過光像
の双方による検出が適しているものがあり、上記の構成
により各種の不良卵を検出できる。その結果、種々の不
良卵を精度よく検出することのできる不良卵検出装置が
設けられた卵自動選別装置を提供することができた。
【0007】本発明の好適な実施形態として、前記不良
卵回収ステーションは、前記正常卵パッキングステーシ
ョンよりも、搬送経路の上手側に配置されているものが
あげられる。この構成によると、不良卵を直ちに回収す
ることができる。
【0008】また、上記目的を達成するための本発明に
係る不良卵検出装置は、卵に所定波長域の光を照射する
第1光源と、卵に所定波長域の光を照射する第2光源
と、前記第1光源による卵の反射光像を撮影すると共
に、前記第2光源による卵の透過光像を撮影する撮像手
段と、前記反射光像及び前記透過光像の双方のデータを
用いて不良卵を検出する画像処理部とを備えたことを特
徴とするものである。
【0009】この構成によると、第1光源により卵の反
射光像を撮影するとともに、第2光源により卵の透過光
像を撮影する。なお、撮像手段としては反射光像を撮影
する撮像手段と透過光像を撮影する撮像手段とは、それ
ぞれ別個に設けてもよいし、共通に用いてもよい。そし
て、反射光像と透過光像の双方のデータを用いて不良卵
を検出する。不良卵の種類によっては、反射光像による
検出が適しているもの、透過光像による検出が適してい
るもの、反射光像と透過光像の双方による検出が適して
いるものがあり、上記の構成により各種の不良卵を検出
できる。その結果、種々の不良卵を精度よく検出するこ
とのできる不良卵検出装置を提供することができた。
【0010】本発明の好適な実施形態として、前記第1
光源は青色系の光源であるものがあげられる。不良卵の
1つに卵殻表面に汚れが存在する汚卵があるが、汚卵に
は卵殻表面に黄身が付着したものがある。これは、ヒビ
卵から黄身が流出して、他の正常卵の卵殻表面に付着し
たりすることで不良卵となってしまうものである。この
ような汚卵は色が薄いので通常の光源では不良卵として
検出することが困難であるが、青色系の光源を用いるこ
とにより検出することができることを見出した。
【0011】本発明の別の好適な実施形態として、前記
第1光源と前記撮像手段とを保護用のケーシング手段内
に収納して配置したものがあげられる。保護用のケーシ
ング手段内に収納することで、ごみの付着等を防止する
とともに、内部に乾燥手段や除湿手段を設けて不良卵を
検出するための環境をよい状態に保持することも可能と
なる。
【0012】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記画像処理部は、前記反射光像から卵の境界を定める
ためのマスク画像を作成し、このマスク画像を用いて前
記透過光像の画像処理を行うものがあげられる。
【0013】画像処理による不良卵検出を行うには、卵
の境界を定めるマスク画像を作成する必要があるが、透
過光像ではとなりあう卵どうしの影響が出るため、境界
がはっきりとでないという問題がある。一方、反射光像
では卵の境界がはっきりと出るため正確なマスク画像を
作成することができる。これを用いて透過光像の画像処
理を行うことにより、透過光像による不良卵検出をより
正確に行うことができる。
【0014】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記第2光源は、赤色光源と、オレンジ色又は黄色光源
とを供えており、前記画像処理部は、赤色光源による透
過光量のレベル、オレンジ色又は黄色光源による透過光
量のレベル、オレンジ色又は黄色光源による透過光量と
赤色光源による透過光量との比を求めて、これらのデー
タから血卵を判定するものがあげられる。
【0015】血卵は卵の中に血が混じっている卵であ
り、赤色光源、オレンジ又は黄色光源による透過光像か
ら求めた透過光量のレベルは、正常卵に比べて小さくな
る。また、オレンジ又は黄色光源による透過光量と赤色
光源による透過光量との比も正常卵に比べて小さくな
る。したがって、これらのレベルや比の値から血卵か否
かを判定することができる。
【0016】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記画像処理部は、前記反射光像から反射光量の平均強
度を求め、この平均強度が所定レベル以下であれば、前
記透過光量の比のデータを血卵の判定に用いないものが
あげられる。
【0017】卵には卵殻の色が白いものや、ピンクや赤
系統のものがある。これらピンクや赤の卵は正常卵であ
るが、上述した比のデータをとった場合に、血卵である
と誤判定してしまう可能性がある。したがって、かかる
場合には比のデータを血卵の判定に用いないようにする
ことで誤判定の可能性をなくし、正確な不良卵の判定を
行うことができる。
【0018】本発明の更に別の好適な実施形態として、
卵は搬送経路に沿って所定の配列状態で搬送され、前記
赤色光源は、前記配列状態に対応してマトリックス状に
複数設けられており、これら複数の赤色光源を1つおき
に選択した第1グループと残りの第2グループとに分け
て、前記第1グループによる透過光像と前記第2グルー
プによる透過光像とを時間をずらせて取り込むように構
成したものがあげられる。
【0019】マトリクス状に配列された複数の赤色光源
をすべて同時に発光させて透過光像をとり込むと、透過
光が隣の卵に影響を与えてしまい、とくにヒビ卵を検出
しようとした場合に、端のほうにあるヒビ形状が画像か
ら消えてしまう問題がある。そこで、複数の赤色光源を
1つおきに選択した第1グループと残りの第2グループ
とに分けて、前記第1グループによる透過光像と前記第
2グループによる透過光像とを時間をずらせて取り込む
ことにより、隣の卵に対する影響を排除することがで
き、正確な透過光像をとり込むことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る不良卵検出装置及び
これが用いられる卵の自動選別包装装置の実施形態につ
いて図面を用いて説明する。図1は、鶏卵の自動選別包
装装置の全体構成を示す模式図である。この装置は、矢
印A方向に鶏卵1を搬送する6列の給卵コンベア2と、
給卵コンベア2から鶏卵1を受け取って矢印Bの方向に
鶏卵を搬送する単列コンベア3と、単列コンベア3の鶏
卵搬送方向に直交する矢印aで示す方向に包装容器4を
搬送する複数(図1では6箇所)の容器コンベア5a〜
5fを備えたパッキングステーション5と、装置の各部
の作動の制御などを行う制御装置6と不良卵の検査を行
う不良卵検出装置7とを備えている。不良卵検出装置7
は、ヒビ卵や血卵や汚卵や腐敗卵などの不良卵かどうか
の検査をする。制御装置6は、主にCPU、記憶装置な
どのハードウェアの部分と、装置の作動プログラムなど
のソフトウェアの部分で構成されている。
【0021】給卵コンベア2から供給される鶏卵1は、
各鶏卵1毎に秤量された後、単列コンベア3に移載さ
れ、容器コンベア5a〜5fとの交差箇所まで搬送され
る。この間、制御装置6は、各鶏卵1の秤量値に基づい
て、農林規格によるサイズ別の詰め方等により容器コン
ベア5c〜5fの包装容器4に移載される。又、不良卵
については秤量値に関わらず容器コンベア5a,5b
(不良卵回収ステーションに相当する。)の包装容器4
に移載される。鶏卵1の収納が完了した包装容器4は、
容器コンベア5a〜5fにおける包装容器4の搬送方向
下流側端部から完成品として取り出される。なお、どの
容器コンベア5a〜5fにおいて、どの様なパッキング
を行うかは任意に設定できる。たとえば、容器コンベア
5cは、農林規格のMサイズの鶏卵1を包装するステー
ションとして、容器コンベア5dは、Sサイズの鶏卵1
を包装するステーションとして設定することができる。
【0022】給卵コンベア2は鶏卵1を適当に離間した
状態で搬送し、給卵コンベア2の搬送経路最下流に鶏卵
1の重量を測定する秤量装置8が備えられている。秤量
装置8で秤量された鶏卵1の秤量データは、制御装置6
に送られる。
【0023】単列コンベア3は駆動モータ9により駆動
され、鶏卵1を給卵コンベア2の秤量装置8から単列コ
ンベア3の鶏卵を収納するカップに移しかえる移し替え
装置10と、カップから鶏卵1を落下させるキック装置
11と、キック装置11の作動によりカップから落下す
る鶏卵1を受け止め包装容器4に収納する包装装置12
とが備えられている。
【0024】駆動モータ9は制御装置6により制御さ
れ、カップ上の鶏卵1の搬送量は、制御用エンコーダ1
3により検出され制御装置6に送られる。なお、駆動モ
ータ9の動力は給卵コンベア2にも供給される。給卵コ
ンベア2上の鶏卵1の搬送量も制御用エンコーダ14に
より制御される。なお、後述するように、エンコーダ1
4の出力に基づき不良卵検出装置7の作動も制御され
る。
【0025】不良卵も含めた鶏卵1が秤量装置8に到達
すると、その秤量値に基づいて、容器コンベア5c〜5
fのいずれかに放出される。制御装置6はどの容器コン
ベア5c〜5fで放出すべきかを決めると共に、秤量装
置6からパッキングステーション5までの搬送距離を各
鶏卵1について設定する。この搬送距離はエンコーダ1
3のパルス数として設定される。そして搬送装置6から
鶏卵が単列コンベア3に搭載されて搬送されると、その
搬送に伴って発生するエンコーダ13のパルス数に基づ
いて前記設定されたパルス数を減算していき、パルス数
がゼロになった時点で単列コンベア3から容器コンベア
5a〜5fに向けて鶏卵1を放出させる。また、不良卵
検出装置7にて不良卵あるとして検出された鶏卵1は、
秤量値にかかわらず容器コンベア5a,5bのいずれか
にて回収される。あるいは、不良卵の種類に応じていず
れかの容器コンベア5a,5bに区別して回収するよう
にしてもよい。また、不良卵回収用の容器コンベアの本
数を不良卵の種類に応じて更に増やすことも可能であ
る。不良卵回収ステーションは、他の正常卵パッキング
ステーションよりも上手側に配置しているから、直ちに
不良卵を回収することができる。
【0026】給卵コンベア2と単列コンベア3とは連動
して駆動されるようになっており、単列コンベア3にお
ける鶏卵1の搬送速度は給卵コンベア3の6倍の速さと
なっている。
【0027】<不良卵検出装置の構成>図2は、不良卵
検出装置7の外観斜視図である。鶏卵1を搬送する装置
は図3にも示されるが、多数の搬送用ローラ17をチェ
−ン18で連結したものであり、ローラコンベアと呼ば
れている。鶏卵1の不良を検査する区域Rの上方には、
撮像手段であるCCDカメラ15が合計12台(2*
6)セッティングされている。
【0028】図3により、搬送用ローラ17を詳しく説
明する。この搬送用ローラ17は、チェ−ン18に対し
て支持される端部17aと、鶏卵1が搭載される鼓型凹
部17b、鼓型凹部17b同士を連結する連結軸部17
cとを備えている。これら各部は一体的に連結され、ま
た、端部17aは回転自在にチェーン18に対して取り
付けられている。さらに、各端部17aの下部にはベー
ス部材19が設けられており、このベース部材19の表
面に各端部17aが接触しながら、チェーン18が駆動
される。また、各搬送用ローラ17同士の間は光源から
の光が透過できるように、隙間が形成されている。
【0029】したがって、図4に示されるように、各搬
送用ローラ17は時計方向に回転しながら、搬送経路を
進んでいく。なお、チェーン18はスプロケット20,
21を含めた複数のスプロケットに巻回された無端チェ
ーンとして構成されている。エンコーダ14はスプロケ
ット20と同軸に設けられており、このエンコーダ14
からの出力信号は制御装置6に入力されている。
【0030】<照明装置の構成>図4により、不良卵検
出装置7に備えられた光源装置について説明する。光源
装置は、伸縮自在な蛇腹31と、この蛇腹31の内部に
取り付けられた赤色LED(赤色光源に相当する。)3
2と、オレンジ色LED(オレンジ色光源に相当す
る。)33と、蛇腹31を保持する蛇腹保持板36と、
蛇腹保持板36を上下方向に駆動する駆動シリンダ37
とを備えている。図4にも示されるように、同じ蛇腹3
1の内部に赤色LED32とオレンジ色LED33とが
ペアで組み込まれている。蛇腹31の先端には赤色LE
D32及びオレンジ色LE33からの光を通過させる導
光部31aが形成されている。図4は、導光部31aが
最も鶏卵1の卵殻面に接近した状態を示しており、図5
は最も離間した状態を示している。駆動シリンダ37
は、エンコーダ14からの出力信号( パルス信号) に基
づいてその駆動が制御されており、図4に示されるよう
に、導光部31aが最も上昇したときに、ちょうど搬送
用ローラ17とローラ17の間の隙間に位置するよう
に、電気的に位相を調整される。このように、赤色LE
D32及びオレンジ色LED33は鶏卵1の搬送動作と
連動して昇降動作を行なう。
【0031】搬送経路の上方には多数のCCDカメラ1
5が設置されている。CCDカメラ15の出力は後述す
る画像処理部10に伝達され、画像処理の結果はモニタ
ーに表示される。CCDカメラ15による撮像は複数回
行われる。図4、図5から明らかなようにCCDカメラ
15は搬送経路に沿って2台並ぶ状態で配置される。不
良卵を検出するためには、鶏卵1の全面を調べる必要が
あり、そのために複数回の撮像が行われる。また、搬送
用ローラ17は回転しているから鶏卵1も回転しながら
搬送されている。このように、鶏卵1を回転させるのは
不良の個所を効率よく確実に発見するためである。これ
により、不良卵検出装置7の信頼性の向上を達成するこ
とができる。
【0032】光源装置は、鶏卵1の搬送経路の上方にも
設けられており、緑色LED(緑色光源に相当する。)
34と反射ミラー35とが備えられている。反射ミラー
35により、鶏卵1の卵殻表面を均一に照射させること
ができる。この緑色LED34は、搬送経路の幅方向に
沿って鶏卵1の列数と同じ6個が配置されている。
【0033】緑色LED34の発光により、鶏卵1の反
射光像をCCDカメラ15により捉えることができる。
また、赤色LED32及びオレンジ色LED33によ
り、鶏卵1の内部を通過してきた透過光像をCCDカメ
ラ15により捉えることができる。オレンジ色LED3
3は好ましくは580nm近傍の波長を有しているが、
オレンジ色に代えて黄色を採用してもよい。
【0034】<千鳥発光について>図6は、赤色LED
32とオレンジ色LED33の配置を示す平面図であ
る。赤色LED32とオレンジ色LED33は、鶏卵1
が搬送される配列状態に対応してマトリックス状(6×
4=24)に配列されており、赤色LED32に関して
は1つおきに選択した第1グループと、残り(残りも1
つおきに選択されている。)の第2グループとに分ける
ことができる。赤色LED32に関してはすべてを同時
に発光させるのではなく、まず、第1グループの赤色L
ED32を発光し、第1グループに属する鶏卵1の透過
光像をとり込む。次に、第2グループの赤色LED32
を発光し、第2グループに属する鶏卵1の透過光像をと
り込む。(以下、説明の便宜状、千鳥発光と言うことが
ある。)これにより、赤色の透過光が隣の鶏卵1に影響
するのを防止することができる。特に、ヒビ卵を検出し
ようとする場合に、すべての赤色LED32を発光させ
た場合、隣の鶏卵1の透過光の影響によりヒビ模様が画
像から消えてしまう可能性がある。そこで、上記千鳥発
光を行うことで、隣の鶏卵1の透過光像の影響を排除す
ることができる。
【0035】<画像処理部のブロック構成図>図7は、
画像処理部10のブロック構成図を示す。反射光像取込
部50は、緑色LED34による反射光像をとり込む。
A/D変換部51は、緑色LED34による反射光のア
ナログ画像データをデジタル画像データに変換する。マ
スク画像作成部52は、デジタル画像データを2値化し
たマスク画像を作成する。その作成例を図8に示す。
【0036】反射光強度演算部53は、得られた反射光
像から反射光強度を演算する。汚卵判定部54は、反射
光像から汚卵か否かを判定するもので、画像から汚れの
部分を抽出し、その抽出部分の面積の大きさから汚卵を
判定する。具体的には、本願出願人がすでに出願してい
る特願平10−128403号の技術を応用できる。
【0037】オレンジ透過光像取込部55は、オレンジ
色LED33からの透過光像を取り込み、その画像デー
タはA/D変換部56にてデジタル画像データに変換さ
れる。赤透過光像取込部58は、赤色LED32からの
透過光像を取り込み、その画像データはA/D変換部5
9にてデジタル画像データに変換される。透過光像演算
部57は、オレンジ色LED33による透過光像とマス
ク画像作成部52により作成されたマスク画像から、鶏
卵1の領域内の透過光量を演算する。透過光像演算部6
0は、赤色LED32による透過光像とマスク画像作成
部52により作成されたマスク画像から、鶏卵1の領域
内の透過光量を演算する。このように、反射光像から得
られたマスク画像を透過光像による不良卵検出に用いて
いる。これは、マスク画像は反射光像から求めたほう
が、境界が明瞭に出るからである。
【0038】透過光量比演算部61は、透過光量演算部
57により求められたオレンジ色LED33による透過
光量と、透過光量演算部60により求められた赤色LE
D32による透過光量との比を演算する。
【0039】血卵判定部62は、各演算部57,60,
61で求められたデータに基づいて血卵か否かを判定す
る。また、血卵の判定にあたり、反射光像をもとに求め
られた反射光強度の演算結果も利用される(後述)。ヒ
ビ卵判定部63は、赤透過光像取込部58により取り込
まれた画像データに基づいてヒビ卵か否かの判定を行う
ものであり、具体的には、前述した特願平10−128
403号の技術を応用することができる。
【0040】不良卵データ転送部64は、汚卵判定部3
4、血卵判定部62、ヒビ卵判定部63の判定結果を制
御装置6に転送する。不良卵と判定された鶏卵1は、容
器コンベア5a,5bにより回収される。
【0041】<血卵判定アルゴリズム>次に、図9のフ
ローチャートにより血卵を判定するアルゴリズムを説明
する。まず、変数Mに0を代入する(#01)。次に、
変数Nに0を代入する(#02)。まず、オレンジ色L
ED33による透過光量は所定レベル以下か否かを判定
する(#03)。所定レベル以下であれば、血卵である
ものと推定し、変数Nに1を代入する(#04)。次
に、赤色LED32による透過光量は所定レベル以下か
否かを判定する(#05)。所定レベル以下であれば、
血卵であるものと推定し、変数Nに1を代入する(#0
6)。次に、反射光像から求められた発光強度は所定レ
ベル以下か否かを判定し(#07)、所定レベル以下で
あれば、ステップ#08の判定は行わずステップ#10
に移行する。
【0042】発光強度が所定レベル以下でなければ、つ
まり、鶏卵1の卵殻の色が白色であれば、オレンジ色L
ED33による透過光量と赤色LED32による透過光
量の比を求め、この比のレベルが所定レベル以下か否か
を判定する(#08)。所定レベル以下であれば、血卵
であるものと推定し、変数Nに1を代入する(#0
9)。また、発光強度が所定レベル以下であれば、卵殻
表面の色がピンクか赤であることを意味し、かかる場合
に、比のレベルの判定を行うと、血卵ではないにもかか
わらず血卵であると誤判定してしまうので、この場合は
比のレベルの判定を行わないのである。
【0043】以上のように、ステップ#03,05,0
8のいずれかで血卵と推定されると変数Nに1が代入さ
れることになる。次に、変数MとNを足したものを新た
にMに代入する(#10)。次に、全画像をチェックし
たか否かを判定し(#11)、チェックしてなければス
テップ#02に戻る。これは、不良卵であるか否かを正
確に判定するために(鶏卵1の全面にわたって検査す
る。)、1つの卵について複数の画像を取り込むように
しており、取り込んだ画像のすべてをチェックし終わっ
たかを判定している。
【0044】次に、M>MLか否かを判定する(#1
2)。MLは、あらかじめ設定した回数である。この判
定の意味は、取り込んだ複数の画像のうち何回不良卵で
あると推定されたかをカウントして、所定回数以上カウ
ントされた場合にはじめて不良卵であると最終的に判定
するのである(#13)。例えば、8つの画像データか
ら3回以上血卵であると推定されると、血卵と判定し、
そうでなければ正常卵であると判定するのである(#1
4)。
【0045】<第2実施形態>図10は、別実施形態に
かかる不良卵検出装置を示す図であり、すでに説明した
構造に加えて、音響式のヒビ卵検出装置42を備えてい
る。この装置は、振動子40と受信子(マイクロホン)
41から構成される。卵殻にヒビがある場合とない場合
とでは、音声信号波形が異なるという原理に基づくもの
である。振動子40は、鶏卵1の卵殻表面を軽くたたく
ように作用する。受信子41は、卵殻表面をたたいたと
きに発生する音をひろう。
【0046】音声信号入力部42aには、受信子41が
ひろった音が入力され、その音声信号は増幅部42bに
て増幅される。その音声信号の音声信号波形があらかじ
め定めた波形と一致するか否かを周波数解析部42cに
て解析し、一致しなければ、ヒビ卵判定部42dにてヒ
ビ卵であると判定する。このように、ヒビ卵に関して
は、画像処理による判定と周波数による判定とを組み合
わせることにより、精度のよい判定を行うことができ
る。
【0047】<ヒビ卵検出の好ましい実施形態>ヒビ卵
検出装置42の更に好ましい実施形態を図11により説
明する。この装置42は、スプーン状に形成された振動
子40と、先端にミニチュアマイクロホン41aが取り
付けられた受信子41と、振動子40と受信子41とが
支持される支持部材43と、支軸45に軸支された作動
部材44とを備えている。鶏卵1は、搬送用ローラ17
の鼓型凹部17aに搭載されて回転しながら搬送される
(図3参照)。また、支持部材43は支軸43b周りに
揺動可能に支持されている。振動子40はステンレス鋼
や真鍮等の金属、セラミック等の共鳴しやすい素材が好
ましくは選択される。
【0048】振動子40は、その先端にスプーン上の凹
部40aを備え、この凹部40aがミニチュアマイクロ
ホン41aと向かい合い、甲側が鶏卵1の表面をたたく
ようになっている。この構成により、ミニチュアマイク
ロホン41aにより効率良く集音することができる。作
動部材44には、円周方向に4箇所の突起部44aが形
成されており、作動部材44を図11の反時計方向に回
転させると突起部44aが突片43aを押し下げるよう
に作用し、振動子40を支軸43bまわりに揺動させ
る。これにより、振動子40が鶏卵1の卵殻表面をたた
き音を発生させる。この音を受信子41により受信して
音の周波数からヒビ卵かどうかを解析する。
【0049】振動子40により鶏卵1を打診する回数
は、鶏卵1個につき少なくとも5〜8回程度、好ましく
は10回以上である。また、打診する個所も同じ周面上
ではなく、少なくとも3箇所以上の異なる円周個所を打
診するようにするのが好ましい。これにより、ヒビ卵の
検出を確実なものにすることができる。
【0050】<不良卵検出装置の別実施形態>図12
は、図4に示される不良卵検出装置に保護機能を設けた
ものを示す。CCDカメラ15等は、箱型のケーシング
70内に収納されており、ケーシング70の下部に透明
のガラス又はプラスティックで形成された保護板71が
取り付けられている。また、ケーシング70内の上部に
は乾燥効果を与えるための機構72が設けられ、下部に
は除湿効果を与えるための機構73が設けられている。
また、ケーシング70の上方にはモニタリングカメラ7
4が設けられ、ケーシング70内部の様子をモニターに
表示させたり、正常に作動しているかどうかの監視を行
うようにする。一方、投光装置側の蛇腹31の内部に
も、光源を保護するために防塵、除湿手段を備えておく
のが好ましい。
【0051】<不良卵の回収>図1にも示されるよう
に、不良卵は秤量値にかかわらず、容器コンベア5a,
5bにより回収される。不良卵の回収ステーションは、
正常卵のパッキングステーション5よりも上流側に設け
ておくのが好ましい。容器コンベア5aには、正常卵を
包装するのと同じ包装容器4(トレイ)が搬送されてお
り、この包装容器4に不良卵を包装させて回収する。ま
た、容器コンベア5aのかわりにバケツのような回収容
器11を設置してランダムに不良卵を回収するようにし
てもよい。
【0052】<別実施形態>所定波長域の光を照射する
光源としては、本実施形態のようなLEDに限定される
ものではなく、例えば、白色光源の前面にフィルターを
挿入するような構成で置き換えてもよい。あるいは、C
CDカメラのレンズの前面部にフィルターを取り付けて
もよい。また、LEDではなくレーザ光源を用いてもよ
い。
【0053】本実施形態では、第1光源として緑色LE
Dを用いているが、これに代えて青色LEDを用いても
よい。不良卵の1つに卵殻表面に汚れが存在する汚卵が
あるが、汚卵には卵殻表面に黄身が付着したものがあ
る。これは、ヒビ卵から黄身が流出して、他の正常卵の
卵殻表面に付着したりすることで不良卵となってしまう
ものである。このような汚卵は青色LEDを用いること
により高い確度で検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鶏卵の自動選別包装装置の全体構成を示す模式
【図2】不良卵検出装置の構成を示す外観斜視図
【図3】搬送ローラの構成を示す平面図
【図4】不良卵検出装置の側面図(光源上昇)
【図5】不良卵検出装置の側面図(光源下降)
【図6】赤色LEDとオレンジ色LEDの配置を示す図
【図7】画像処理部のブロック構成図
【図8】マスク画像を示す図
【図9】血卵判定フローチャート
【図10】別実施形態にかかる不良卵検出装置
【図11】ヒビ卵検出装置の更に好ましい実施形態を示
す図
【図12】図4の不良卵検出装置に保護機能を付加した
実施形態を示す図
【図13】不良卵の回収機構を示す図
【符号の説明】
1 鶏卵 15 CCDカメラ 32 赤色LED 33 オレンジ色LED 34 緑色LED 50 反射光像取込部 52 マスク画像作成部 53 反射光強度演算部 54 汚卵判定部 55 オレンジ光透過光量取込部 57,60 透過光量演算部 58 赤透過光像取込部 61 透過光像比演算部 62 血卵判定部 63 ヒビ卵判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA00 AA61 BB07 BB23 CC16 DD03 FF04 FF46 GG23 HH13 JJ03 JJ16 JJ24 JJ26 MM03 QQ03 QQ25 QQ37 TT03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卵を搬送経路に沿って搬送させながら検
    卵を行なう不良卵検出装置と、 この不良卵検出装置の搬送経路下手側に設けられた卵の
    重量を測定する秤量装置と、 この秤量装置の測定結果に基づいて所定の重量区分別に
    選別を行ない、前記重量区分別に設けられた正常卵パッ
    キングステーションと、 前記不良卵検出装置により検出された不良卵を回収する
    不良卵回収ステーションとを備えた卵自動選別装置にお
    いて、 前記不良卵検出装置が、 卵に所定波長域の光を照射する第1光源と、 卵に所定波長域の光を照射する第2光源と、 前記第1光源による卵の反射光像を撮影すると共に、前
    記第2光源による卵の透過光像を撮影する撮像手段と、 前記反射光像及び前記透過光像の双方のデータを用いて
    不良卵を検出する画像処理部とを備えていることを特徴
    とする卵自動選別装置。
  2. 【請求項2】 前記不良卵回収ステーションは、前記正
    常卵パッキングステーションよりも、搬送経路の上手側
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の卵
    自動選別装置。
  3. 【請求項3】 卵に所定波長域の光を照射する第1光源
    と、 卵に所定波長域の光を照射する第2光源と、 前記第1光源による卵の反射光像を撮影すると共に、前
    記第2光源による卵の透過光像を撮影する撮像手段と、 前記反射光像及び前記透過光像の双方のデータを用いて
    不良卵を検出する画像処理部とを備えたことを特徴とす
    る不良卵検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第1光源は青色系の光源であること
    を特徴とする請求項3に記載の不良卵検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1光源と前記撮像手段とを保護用
    のケーシング手段内に収納して配置したことを特徴とす
    る請求項3又は4に記載の不良卵検出装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理部は、前記反射光像から卵
    の境界を定めるためのマスク画像を作成し、このマスク
    画像を用いて前記透過光像の画像処理を行うことを特徴
    とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の不良卵検出
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第2光源は、赤色光源と、オレンジ
    色又は黄色光源とを供えており、前記画像処理部は、赤
    色光源による透過光量のレベル、オレンジ色又は黄色光
    源による透過光量のレベル、オレンジ色又は黄色光源に
    よる透過光量と赤色光源による透過光量との比を求め
    て、これらのデータから血卵を判定することを特徴とす
    る請求項3〜6のいずれか1項に記載の不良卵検出装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理部は、前記反射光像から反
    射光量の平均強度を求め、この平均強度が所定レベル以
    下であれば、前記透過光量の比のデータを血卵の判定に
    用いないことを特徴とする請求項7に記載の不良卵検出
    装置。
  9. 【請求項9】 卵は搬送経路に沿って所定の配列状態で
    搬送され、前記赤色光源は、前記配列状態に対応してマ
    トリックス状に複数設けられており、これら複数の赤色
    光源を1つおきに選択した第1グループと残りの第2グ
    ループとに分けて、前記第1グループによる透過光像と
    前記第2グループによる透過光像とを時間をずらせて取
    り込むように構成したことを特徴とする請求項7又は8
    に記載の不良卵検出装置。
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