JP2001037151A - 回転電機の固定構造及び防振連結具 - Google Patents

回転電機の固定構造及び防振連結具

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JP2001037151A JP11207688A JP20768899A JP2001037151A JP 2001037151 A JP2001037151 A JP 2001037151A JP 11207688 A JP11207688 A JP 11207688A JP 20768899 A JP20768899 A JP 20768899A JP 2001037151 A JP2001037151 A JP 2001037151A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転電機に対する防振連結具の位置決めが容
易な回転電機の固定構造を提供する。 【解決手段】 第1及び第2の取付用フランジ板3,5
の対向部3a,5aの対向面間に弾性体7を配置する。
回転電機1の端部に回転軸1cと同心的に形成されて回
転軸1cが突出する側に突出するボス部1bを一体に形
成する。防振連結具2の第1の取付用フランジ板3の対
向部3aに、貫通孔3bの中心部に向かって突出しボス
部1bの外周面と接触する4個の突起部4を回転軸1c
の周方向に間隔を開けた状態で一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ等の回転電
機の固定構造に関するものでり、特に回転電機から発生
する振動を吸収するための防振連結具を用いた回転電機
の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平3−74167号公報の第3図
や、意匠登録第843519号公報、意匠登録第864
952号公報、意匠登録第848433号公報等には、
第1及び第2の取付用フランジ板の間に弾性体が配置さ
れた従来の防振連結具の構造が示されている。従来の防
振連結具は、第1及び第2の取付用フランジ板が、それ
ぞれ中心部に回転軸が貫通する大きな貫通孔を備えた環
状の対向部とこの対向部の外側に突出し且つ取付孔を備
えた複数の取付部とを有している。そして第1の取付用
フランジ板は、モータ等の回転電機に対してそれぞれ取
付部に設けた取付孔にねじを挿入して固定され、第2の
取付用フランジ板は回転電機を装着する機器のフレーム
やケース等にねじを用いて固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような防振連結具
は、第1の取付用フランジ板に設けた取付孔を回転電機
のエンドブラケット等に形成したねじ孔に合わせて回転
電機に実装された状態で出荷される場合が多い。しかし
ながら従来の構造は、第1の取付用フランジ板に設けた
取付孔と回転電機側のねじ孔とを合わせる作業に時間が
かかり、回転電機に対する防振連結具の位置決め作業が
面倒であり、取付作業に時間を要する問題があった。
【0004】本発明の目的は、回転電機に対する防振連
結具の位置決めが容易な回転電機の固定構造を提供する
ことにある。
【0005】本発明の他の目的は、上記目的を達成する
のに適した防振連結具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回転電機の固定
構造では、回転電機の回転軸が突出する側の端部に取付
けられる第1の取付用フランジ板と、回転電機を固定す
る被固定部に取付けられる第2の取付用フランジ板と、
第1及び第2の取付用フランジ板の間に両者に接合され
た状態で配置された環状の弾性体とを具備する防振連結
具を用いる。この防振連結具を構成する第1及び第2の
取付用フランジ板は、それぞれ中心部に回転軸が貫通す
る貫通孔を備えた環状の対向部とこの対向部の外側に突
出し且つそれぞれ取付孔を備えた複数の取付部とを有
し、第1の取付用フランジ板の複数の取付部と第2の取
付用フランジ板の複数の取付部とが対向しないように第
1及び第2の取付用フランジ板のそれぞれの対向部が弾
性体を間に介して対向している。本発明では、この防振
連結具を用いて回転電機を被固定部に固定する。そこで
本発明では、回転電機の端部には回転軸と同心的に形成
されて回転軸が突出する側に突出するボス部を一体に形
成する。そして防振連結具の第1の取付用フランジ板の
対向部に、貫通孔の中心部に向かって突出しボス部の外
周面と接触する複数の突起部を回転軸の周方向に間隔を
開けた状態で一体に形成する。
【0007】第1の取付用フランジ板に形成する貫通孔
の大きさをボス部の外形よりも大きくすると、防振連結
具の第1の取付用フランジ板を回転電機の端部に取付け
る際に、第1の取付用フランジ板の位置決めに時間と手
間とを要する。そこで発明者は、貫通孔の内周面がボス
部とほぼ全体的に接触するように貫通孔の形状を定め、
貫通孔とボス部の嵌合により防振連結具の位置決めをす
ることを試みてみた。しかしながらこの構造では、第1
の取付用フランジ板の板面と回転電機の端部が突出する
端面とをほぼ平行な状態にして防振連結具を取付けるよ
うにしないと、貫通孔の内面がボス部の外面に引っかか
った状態になって、スムーズに第1の取付用フランジ板
を取付けることができない問題が発生した。また貫通孔
の内面とボス部の外面との接触部からも振動が伝達され
るようになるため、防振性能が多少低下することが分か
った。
【0008】これに対して本発明のように貫通孔の中心
に向かって突出し、ボス部の外周面と接触する複数の突
起部を回転軸の周方向に間隔を開けた状態で第1の取付
用フランジ板の対向部に一体に形成すると、複数の突起
部とボス部の外周面との接触により第1の取付用フラン
ジ板の位置決めを簡単にすることができる。第1の取付
用フランジ板に突起部を形成せずに、ボス部の外周に複
数の突起部を形成することも考えられる。しかしながら
第1の取付用フランジ板に複数の突起部を設けたほう
が、加工がし易い上、加工精度が出し易いため、製造コ
ストを下げて、しかも取付精度を高めることができる。
【0009】また本発明の構造によれば、第1の取付用
フランジ板の貫通孔をボス部に嵌合させる際に、複数の
突起部相互間に形成された複数のスペースが逃げ部とな
り、回転電機のボス部が突出する端面に対して第1の取
付用フランジ板の板面が多少傾いた状態で第1の取付用
フランジ板を取付けたとしても、スムーズに貫通孔をボ
ス部に嵌合させることができる。その上、複数の突起部
とボス部の外周面との接触面積が小さいため、接触部を
通しての振動の伝達量も僅かであり、防振性能が実質的
に低下することはない。
【0010】回転電機に設けるボス部の形状は、その外
周面が円筒面または切頭円錐面形状を有しているのが好
ましい。特にボス部が先端に向かうに従って直径寸法が
小さくなる切頭円錐形状を有していると、防振連結具の
取付が容易になる。また突起部の数は、貫通孔の直径寸
法または複数の突起部の内接円の直径寸法の大きさによ
り、おのずとその数の上限は定まる。ちなみに複数の突
起部の内接円の直径寸法が、22mmの場合には、最低
で3個最大で8個の突起部を周方向に等間隔で設けるの
が好ましい。
【0011】複数の突起部の形状は、ボス部の外周面と
の間の接触面積があまり大きくならず、また第1の取付
用フランジ板の貫通孔にボス部を嵌合する際に大きな障
害とならない形状であればどのような形状であってもよ
い。より具体的には、回転軸の軸線方向から見た突起部
の輪郭形状を、突起部とボス部との接触が点接触に近い
状態になるように定めるのが好ましい。特に、突起部の
輪郭形状をほぼ円弧形状にすると、突起部とボス部の外
周面との間の接触面積及び接触抵抗が小さくなって第1
の取付用フランジ板の取付が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1(A)乃至(F)は、本発明
の回転電機の固定構造で用いる防振連結具の一例の左側
面図、正面図、背面図、右側面図、平面図及び底面図で
あり、図2(A)乃至(E)は、図1(B)のA−A線断面
図、図1(B)のB−B線断面図、図1(B)のC−C
線断面図、図1(B)のD−D線断面図及び図1(B)
のE−E線断面図である。そして図3は、図1の防振連
結具を用いてステッピングモータ等の回転電機をブラケ
ットに装着した状態を示しており、図4は図1の防振連
結具を用いて被固定部にステッピングモータ等の回転電
機を固定した状態を説明するための概略部分断面図であ
る。
【0013】図4において、ステッピングモータ1は、
防振連結具2を介して被駆動装置のブラケット9に取付
けられている。図1及び図2に示すように、この防振連
結具2は、一対の取付用フランジ板3,5とこれら一対
の取付用フランジ板3,5の対向部3a,5a間に配置
された合成ゴム材料からなる弾性体7とから構成されて
いる。図4に示すように第1の取付用フランジ板3は、
回転電機1の回転軸1cが突出する側の端部またはフラ
ンジ1aに取付けられ、第2の取付用フランジ板5は回
転電機1を固定する被固定部のブラケット9に取付けら
れる。図4に示すように、回転電機1の端部には回転軸
1cと同心的に形成されて回転軸1cが突出する側に突
出するボス部1bが一体に形成されている。このボス部
1bの形状は、その外周面が切頭円錐面となる形状を有
している。言い換えるとボス部1bは、先端に向かうに
従って直径寸法が小さくなる切頭円錐形状の外形形状を
有している。
【0014】一対の取付用フランジ板3,5は鋼製の金
属板である。一対の取付用フランジ板3,5には、それ
ぞれ中央部に貫通孔3b,5bが形成されている。第1
の取付用フランジ板3の対向部3bには、貫通孔3bの
中心部に向かって突出し、図4に示す回転電機1のボス
部1bの外周面と接触する4個の突起部4…が回転電機
1の回転軸1cの周方向に等しい間隔(90度間隔)を開
けた状態で一体に形成されている。4個の突起部4…の
輪郭形状はほぼ円弧形状を有している。この突起部4…
の形状は、ボス部1bの外周面との間の接触面積があま
り大きくならず、また第1の取付用フランジ板3の貫通
孔3bにボス部1bを嵌合する際に大きな障害とならな
い形状であればどのような形状であってもよい。この例
のように、半円形状の突起部4…を用いると、突起部4
…とボス部1bとの接触が点接触に近い状態になる。そ
して突起部4…とボス部1bの外周面との間の接触面積
及び接触抵抗が小さくなっている。
【0015】また一対の取付用フランジ板3,5には、
それぞれ4つの取付部3c…,5c…が周方向に所定の
間隔を開けて一体に設けられている。そして取付部3c
…,5c…には、ネジ止め用の取付孔3d…,5d…が
形成されている。フランジ板3の取付部3c…は、対向
部3aから径方向外側に突出している。またフランジ板
5の取付部5cも、対向部5aから径方向外側に突出し
ており、首部の先端に頭部が付いたような形状を有して
いて、頭部は周方向両側に少し延びた偏平形状になって
いる。
【0016】フランジ板3及び5は、フランジ板3の取
付部3c…とフランジ板5の対向部5a…とが完全に対
向せず、しかもネジ止め用の取付孔3d…,5d…と取
付部5c…,3c…とが対向しないように配置されてい
る。このような配置構成にすると、2つの合わせ金型を
用いて形成した弾性体7は、取付用フランジ板3及び5
のそれぞれの対向部3a及び5aの対向面(対向部3a
及び5aどうしが相互に対向し且つ弾性体7が接合され
る面)に弾性体7と接合されない部分が存在しないよう
に形成されることになる。すなわち、弾性体7がフラン
ジ板3及び5のそれぞれの対向部3a及び5aの対向面
と接合する接合面の面積は、フランジ板の対向部3a及
び5aの対向面よりも小さくなることはなく、フランジ
板3及び5の対向部3a及び5aの対向面とほぼ同一ま
たはそれ以上の面積を有している。フランジ板3及び5
の対向部3a及び5aの対向面には、弾性体7との接着
力を強化するためにブラスト処理をしたり、抜け止め突
起を形成しても良い。なおこの例では、突起部4とフラ
ンジ板5との間にも弾性体7が位置している。金型の関
係でフランジ板5の貫通孔5bを囲む部分でフランジ板
3とは対向しない部分にも弾性体7が形成されており、
この部分はフランジ板3の貫通孔3b内に露出してい
る。このような弾性体7の露出部分は、弾性体が変形可
能であるため、ボス部1bと貫通孔3bとを嵌合させる
際に、何ら障害となることはない。
【0017】弾性体7は、ニトリルゴム(NBR)に加硫
剤を加えることにより合成されたゴム弾性材料により形
成されている。このようなゴム弾性材料としては、ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、エチレン
・プロピレンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用
いることができる。弾性体7は、混練により形成され、
さらに加熱により接着剤を介して一対の取付用フランジ
板3及び5の対向部3a及び5aの対向面間に成形され
る。
【0018】このような構造の防振連結具2は、図3ま
たは図4に示すように、被駆動装置のブラケット9と回
転電機1の端部即ちフランジ1aとの間に配置される。
回転電機の回転軸1cは、防振連結具2の貫通孔3b,
5bを貫通してブラケット9の内部に延びている。防振
連結具2のフランジ板3は、回転電機1のフランジ1a
に4本のネジ8…を用いて取り付けられている。また防
振連結具2のフランジ板5は、4つのネジ6…を用いて
ブラケット9の壁部に取付けられる。この構造では、ス
テッピングモータ等の回転電機1から発生する振動を防
振連結具2が吸収するため、回転電機の振動はブラケッ
ト9には伝わり難い。
【0019】なお取付部3c…,5c…は、上記の配置
に限定されるものではなく、互いに対向しなければどの
ような配置にしてもよい。
【0020】特に上記の実施の形態では、図2(B)に
示すように、ゴム弾性体7の外周面7aとフランジ板
3,5の対向部3a,5aに対応する部分の外周面3
f,5gとが実質的に面一になるように形成される。そ
の結果、フランジ板3,5の対向部3a,5aに弾性体
が接合されない部分が存在しないように防振連結具2が
形成される。そのためフランジ板の寸法に対するゴム弾
性体の寸法の占める割合を高くすることができる。その
結果、従来の防振連結具よりも振動吸収性能の高い防振
連結具を得ることができる。
【0021】図5(A)乃至(F)は、本発明の回転電
機の固定構造で用いる防振連結具の他の例の左側面図、
正面図、背面図、右側面図、平面図及び底面図であり、
図6(A)乃至(C)は、図5(B)のA−A線断面図、図
5(B)のB−B線断面図及び図5(B)のC−C線断
面図である。そして図7は、図5の防振連結具を用いて
ステッピングモータ等の回転電機をブラケットに装着し
た状態を示す図である。図5乃至図7には図1乃至図4
に示した部材と同様の部材に、図1乃至図4に付した符
号に10の数を加えた数の符号を付して詳細な説明を省
略する。この防振連結具12では、第1及び第2の取付
用フランジ板13及び15がともに2つの取付部13c
…,15c…を有している。図5(B)及び図5(C)
に見られるように、2つの取付部13c…または15c
…は、それぞれ180度の間隔を開けて形成されてお
り、2枚のフランジ板13及び15は、取付部13cと
取付部15cとの間の角度が約90度になる位置関係で
配置されている。弾性体17の形成方法も弾性体7の形
成方法と同じである。この例でも第1の取付用フランジ
板13の対向部13bには、貫通孔13bの中心部に向
かって突出し回転電機1のボス部の外周面と接触する4
個の突起部14…が回転電機1の回転軸の周方向に等し
い間隔(90度間隔)を開けた状態で一体に形成されてい
る。4個の突起部14…はほぼ半円形形状を有してお
り、その輪郭形状はほぼ円弧形状をなしている。
【0022】上記の例では、回転電機1のボス部1bの
外形形状が切頭円錐形状をなしているが、ボス部は円筒
形状であってもよい。また上記2つの例では、突起部の
数が4個であった、この数は3個以上であればよく、各
突起部は等間隔で配置するのが好ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明のように貫通孔の中心に向かって
突出し、ボス部の外周面と接触する複数の突起部を回転
軸の周方向に間隔を開けた状態で第1の取付用フランジ
板の対向部に一体に形成すると、複数の突起部とボス部
の外周面との接触により第1の取付用フランジ板の位置
決めを簡単にすることができる利点がある。
【0024】また第1の取付用フランジ板に複数の突起
部を設けると、加工がしやすい上、加工精度が出し易い
ため、製造コストを下げて、しかも取付精度を高めるこ
とができる利点がある。更に本発明の構造によれば、第
1の取付用フランジ板の貫通孔をボス部に嵌合させる際
に、回転電機のボス部が突出する端面に対して第1の取
付用フランジ板の板面が多少傾いた状態で第1の取付用
フランジ板を取付けたとしても、スムーズに貫通孔をボ
ス部に嵌合させることができる利点がある。その上、複
数の突起部とボス部の外周面との接触面積が小さいくな
るため、接触部を通しての振動の伝達量も僅かであり、
防振性能が実質的に低下することはないという利点が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)乃至(F)は、本発明の回転電機の固定
構造で用いる防振連結具の一例の左側面図、正面図、背
面図、右側面図、平面図及び底面図である。
【図2】(A)乃至(E)は、図1(B)のA−A線断面
図、図1(B)のB−B線断面図、図1(B)のC−C
線断面図、図1(B)のD−D線断面図及び図1(B)
のE−E線断面図である。
【図3】図1の防振連結具を用いてステッピングモータ
等の回転電機をブラケットに装着した状態を示す参考図
である。
【図4】図1の防振連結具を用いて被固定部にステッピ
ングモータ等の回転電機を固定した状態を説明するため
の概略部分断面図である。
【図5】(A)乃至(F)は、本発明の回転電機の固定
構造で用いる防振連結具の他の例の左側面図、正面図、
背面図、右側面図、平面図及び底面図である。
【図6】(A)乃至(C)は、図5(B)のA−A線断面
図、図5(B)のB−B線断面図及び図5(B)のC−
C線断面図である。
【図7】図5の防振連結具を用いてステッピングモータ
等の回転電機をブラケットに装着した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 回転電機 2,12 防振連結具 3,5,13,15 取付用フランジ板 3a,5a,13a,15a 対向部 3b,5b,13b,15b 貫通孔 3c,5c,13c,15c 取付部 3d,5d,13d,15d 取付孔 4,14 突起部 7,17 ゴム弾性体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の回転軸が突出する側の端部に
    取付けられる第1の取付用フランジ板と、 前記回転電機を固定する被固定部に取付けられる第2の
    取付用フランジ板と、 前記第1及び第2の取付用フランジ板の間に両者に接合
    された状態で配置された環状の弾性体とを具備し、 前記第1及び第2の取付用フランジ板が、それぞれ中心
    部に前記回転軸が貫通する貫通孔を備えた環状の対向部
    と前記対向部の外側に突出し且つそれぞれ取付孔を備え
    た複数の取付部とを有し、前記第1の取付用フランジ板
    の前記複数の取付部と前記第2の取付用フランジ板の前
    記複数の取付部とが対向しないように第1及び第2の取
    付用フランジ板のそれぞれの前記対向部が前記弾性体を
    間に介して対向している防振連結具を用いて前記回転電
    機を前記被固定部に固定する回転電機の固定構造であっ
    て、 前記回転電機の前記端部には前記回転軸と同心的に形成
    されて前記回転軸が突出する側に突出するボス部が一体
    に形成され、 前記防振連結具の前記第1の取付用フランジ板の前記対
    向部に、前記貫通孔の中心部に向かって突出し前記ボス
    部の外周面と接触する複数の突起部が、前記回転軸の周
    方向に間隔を開けた状態で一体に形成されていることを
    特徴とする回転電機の固定構造。
  2. 【請求項2】 前記ボス部の前記外周面は円筒面または
    先端に向かって直径が小さくなる切頭円錐面形状を有し
    ており、 3個以上の前記突起部が前記周方向に等しい間隔を開け
    て設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回
    転電機の固定構造。
  3. 【請求項3】 前記回転軸の軸線方向から見た前記突起
    部の輪郭形状は、前記突起部と前記ボス部との接触が点
    接触に近い状態になるように定められている請求項2に
    記載の回転電機の固定構造。
  4. 【請求項4】 前記輪郭形状がほぼ円弧形状であること
    を特徴とする請求項3に記載の回転電機の固定構造。
  5. 【請求項5】 回転軸が突出する側の端部に回転軸と同
    心的にボス部が一体に設けられたモータの前記端部に取
    付けられる第1の取付用フランジ板と、 前記モータを固定する被固定部に取付けられる第2の取
    付用フランジ板と、 前記第1及び第2の取付用フランジ板の間に両者に接合
    された状態で配置された環状の弾性体とを具備し、 前記第1及び第2の取付用フランジ板が、それぞれ中心
    部に前記回転軸が貫通する貫通孔を備えた環状の対向部
    と前記対向部の外側に突出し且つそれぞれ取付孔を備え
    た複数の取付部とを有し、前記第1の取付用フランジ板
    の前記複数の取付部と前記第2の取付用フランジ板の前
    記複数の取付部とが対向しないように第1及び第2の取
    付用フランジ板のそれぞれの前記対向部が前記弾性体を
    間に介して対向している防振連結具であって、 前記防振連結具の前記第1の取付用フランジ板の前記対
    向部に、前記貫通孔の中心部に向かって突出し前記ボス
    部の外周面と接触する複数の突起部が、前記回転軸の周
    方向に間隔を開けた状態で一体に形成されていることを
    特徴とする防振連結具。
  6. 【請求項6】 3個以上の前記突起部が前記周方向に等
    しい間隔を開けて設けられていることを特徴とする請求
    項5に記載の防振連結具。
  7. 【請求項7】 前記回転軸の軸線方向から見た前記突起
    部の輪郭形状は、前記突起部と前記ボス部との接触が点
    接触に近い状態になるように定められている請求項6に
    記載の防振連結具。
  8. 【請求項8】 前記輪郭形状がほぼ円弧形状であること
    を特徴とする請求項7に記載の防振連結具。
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