JPH08182247A - 電動機の防振装置 - Google Patents

電動機の防振装置

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JPH08182247A
JPH08182247A JP6336289A JP33628994A JPH08182247A JP H08182247 A JPH08182247 A JP H08182247A JP 6336289 A JP6336289 A JP 6336289A JP 33628994 A JP33628994 A JP 33628994A JP H08182247 A JPH08182247 A JP H08182247A
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正見 鈴木
Makoto Kodama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防振ゴムを、金属製のリングや接着剤等を用
いることなく、電動機のケース等に取付け可能とした。 【構成】 電動機10の両端部に、軸受13を挿入する
軸受挿入筒14を内側に向けて形成し、この軸受挿入筒
14と対応する外側には、防振ゴム16を取付ける取付
筒15を形成し、前記取付筒15の外周面には、周方向
に突部15b及び凹陥部15cを交互に複数条形成する
とともに、前記突部15bと電動機10の端部との間に
凹溝15dを設け、一方、前記防振ゴム16の内周面に
は、前記取付筒15の突部15b及び凹陥部15cと係
合する係合部16b及び突起16cを交互に形成すると
ともに、軸方向の一部を切残して取付筒15の凹溝15
dに係合する鍔部16dを形成し、防振ゴム16を取付
筒15に、揺動・抜脱不能に取付けて防振装置を構成し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばルームエアコン
等の電気機器に使用するファン用電動機の防振装置の改
良に係り、その目的とするところは、防振装置を構成す
る防振ゴムが電動機のケースから抜脱したり、周方向に
回転したりするのを確実に阻止して取付精度の信頼性を
高めるようにした防振ゴムの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ルームエアコン等機器の内部に電
動機を直接組込んだ家庭用電気機器が種々普及してきて
おり、これらの電気機器は、家庭生活と密接している関
係上、低騒音,低振動であることが望ましい。前記騒音
や振動は、電動機の固定子鉄心と回転子との間の狭隘な
間隙の不均一により発生する電磁力による振動や、回転
子のアンバランスによって生ずる振動等が、回転子軸→
軸受→ケース→該ケースと機器との取付部を経て電気機
器に伝播されることにより発生する場合が大半である。
このため、最近では電動機を内蔵したルームエアコン等
の電気機器の騒音,振動を低減するために、電動機ケー
スの軸受挿入筒外周にリング状の防振ゴムを嵌着し、こ
の防振ゴムを介して電動機を電気機器に取付けるように
していた。
【0003】前記防振ゴムを取付けた電動機の一例を図
9ないし図11により説明する。図9において、1は電
動機、2,2aは鋼板等をプレス等により椀状に成形し
た一対のケースで、これらケース2,2aの底面中央部
には、回転子軸4に圧入した軸受5を挿入するための軸
受挿入筒3,3aが、ケース2,2aと一体的に押出成
形されている。6は前記ケース2,2aの軸受挿入筒
3,3aの外周にプレス等による圧入手段により嵌着し
た防振ゴムで、図9,10で示すように、リング状のゴ
ム基体6aと、前記ゴム基体6aの内,外周面にそれぞ
れ加硫接着手段等により装着した金属製の内側及び外側
のリング6b,6cとによって構成されている。なお、
図9中、7は電動機1の取付枠体であり、前記電動機1
は、軸受挿入筒3,3aに嵌着した防振ゴム6を介して
取付枠体7上に乗載し、この取付枠体7と防振ゴム6と
を一体的に固定する図示しない固定金具にて挟着するこ
とにより、電動機1は、ルームエアコン等の電気機器に
前記取付枠体7を介して組込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように防振ゴム6を電動機1のケース2,2aの軸受挿
入筒3,3aの外周に圧入手段にて取付ける場合、前記
電動機1が、取付枠体7との取付部(防振ゴム6部分)
において運転中の回転トルクによって揺動したり、取付
枠体7からの脱落を防ぐために、防振ゴム6の軸受挿入
筒3,3aへの嵌着状態を強固に保持する必要があっ
た。このため、例えば前記防振ゴム6の内側リング6b
の内径寸法を電動機1の軸受挿入筒3,3aの外径寸法
よりも僅かに小さくし、防振ゴム6を図示しないプレス
等を使用して軸受挿入筒3,3aに圧入する方法を採用
していたが、この場合、防振ゴム6を軸受挿入筒3,3
aに圧入すると、前記軸受挿入筒3,3aが、その内側
方向に圧縮応力を受けて、図11で示すように、軸受挿
入筒3,3a内の底面周縁が、開口端側に比べて内側に
塑性変形してすぼめられてしまうという問題があった。
この結果、防振ゴム6を軸受挿入筒3,3aに圧入した
後、軸受挿入筒3,3aの内周面aを、図11に2点鎖
線で示す位置まで旋盤等を用いて切削し、軸受5が挿入
できるように後加工しなければならないので、前記防振
ゴム6の取付作業には手間と時間がかかり、電動機1の
生産効率を阻害する大きな要因となっていた。
【0005】また、前記防振ゴム6には、その内,外周
面にそれぞれ内,外側リング6b,6cが取付けられて
おり、かつ、前記内,外側リング6b,6cは、ゴム基
体6aと一体的に加硫接着される関係上、接合部(継
目)が形成されていないので、前記防振ゴム6は、前記
内,外側リング6b,6cの存在によってその伸縮(弾
力性)が大きく阻害され、軸受挿入筒3,3aとの間で
寸法誤差が生じると、防振ゴム6を軸受挿入筒3,3a
に取付けることができなくなるという問題もあった。し
かも、前記内,外側リング6b,6cは、ゴム基体6a
の幅寸法と同一寸法で形成されてその内,外周面に取付
けられているので、前記内,外側リング6b,6cがケ
ース2,2aに接触したりすると、電動機1の振動が
内,外側リング6b,6c→取付枠体7を通ってルーム
エアコン等の電気機器に直接伝播されるおそれがあっ
た。
【0006】前記の問題点を解決するために、ゴム基体
6aの内,外周面に内,外側リング6b,6cを備えた
防振ゴム6に代えて、防振ゴムのみを軸受挿入筒3,3
aの外周に嵌着することも考えられるが、この場合、前
記軸受挿入筒3,3aが防振ゴムの嵌着時に塑性変形す
るのを防ぐことができるものの、防振ゴムと軸受挿入筒
3,3aとの固定は、防振ゴムの弾性力を利用している
のみで特別な固定手段を具備していないため、電動機1
が取付枠体7との取付部(防振ゴムの部分)において揺
動したり、取付枠体7から脱落するおそれがあった。こ
のため、前記防振ゴムと軸受挿入筒3,3aとを、接着
剤等を用いて固定しなければならない等、防振ゴムの取
付けに際しては非常に手間と時間がかかり、電動機1の
生産性を向上させることは困難であった。
【0007】本発明は、前記種々の問題点に鑑み、軸受
挿入筒を後加工したり、防振ゴムを接着手段にて接着し
たりすることなく、簡易な取付構造により防振ゴムを軸
受挿入筒に取付け、電動機が取付枠体との取付部におい
て揺動したり、取付枠体から脱落したりするのを確実に
阻止するようにした電動機の防振装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、コイルを巻装した固定子鉄心に回転子を
回転自在に挿入した電動機本体を収容する有底筒状のケ
ースと、該ケースの開口端に被着するブラケットのそれ
ぞれの底面内側の中央部には、前記ケース及びブラケッ
ト内のデッドスペースを有効利用して軸受挿入筒を、そ
して、前記ケース及びブラケットの底面外側の中央部に
は、防振ゴムを取付けるための取付筒とをそれぞれ一体
的に形成し、前記取付筒の外周面には、扇状の突部と凹
陥部とを放射方向に交互に複数条形成するとともに、前
記突部とケース及びブラケットの底面との間に前記取付
筒の外周に沿って凹溝を周設する。また、前記取付筒に
取付ける防振ゴムは、その外周面に、軸方向のほぼ半分
を被覆する状態で金属製のリングを備え、内周面には、
軸方向の一端部に取付筒の凹溝と係合する鍔部を切残し
た状態で、外側に向って取付筒の突部が係合する係合部
を複数条凹設するとともに、前記係合部を複数条に区画
するための突起を内側に向って突設する。そして、前記
取付筒側の突部,凹陥部,凹溝と、防振ゴム側の係合
部,突起,鍔部とをそれぞれ係合させて、防振ゴムを取
付筒に取付けることにより防振装置を構成したので、そ
の作用は次に示す通りである。
【0009】
【作用】本発明は、前記のように、ケースとブラケット
の各底面外側の中央部に取付筒を突設し、この取付筒の
外周側に形成した突部,凹陥部及び凹溝と、防振ゴムの
内周側に形成した係合部,突起及び鍔部とをそれぞれ係
合させることにより、防振ゴムを取付筒に取付けて防振
装置を構成したので、前記防振装置を形成する防振ゴム
は、内側リングや接着剤等の固定手段を用いることな
く、簡易な構造でケースやブラケットの取付筒に取付け
ることが可能となり、この結果、前記防振ゴムは、取付
筒の周方向に回転したり、取付筒から軸方向に抜脱する
のを確実に阻止することができるため、電動機の運転中
に発生する振動がルームエアコン等の電気機器に伝播す
るのを良好に抑制することができる。
【0010】また、前記防振ゴムは、軸受挿入筒とは別
にケース及びブラケットの底面外側の中央部に突設した
取付筒に取付けるように構成したので、従来のように、
軸受挿入筒の外周に防振ゴムを内側リングを介して圧入
・嵌着した後、軸受挿入筒の内周面を旋盤等により切削
加工する必要が全くないため、電動機の生産を効率的に
行うことができる。その上、防振ゴムの内周面には内側
リングを取付ける必要が全くないので、防振ゴムと取付
筒との間に多少の寸法誤差が生じても、防振ゴムの弾力
性を有効利用して、防振ゴムを良好に取付筒に固定・保
持することができるという利点もある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図8によ
り説明する。図2,3において、10は電動機、11は
アルミダイキャスト等により有底筒状に形成した電動機
10のケースで、内部には図示しないコイルを巻装した
固定子鉄心に回転子を回転自在に挿入した電動機本体が
収容されている。11aはケース11の開口端に被着し
たブラケットである。前記ケース11及びブラケット1
1aの底面内側の中央部には、図2,4で示すように、
前記ケース11及びブラケット11a内のデッドスペー
スを有効利用して、回転子軸12に圧入した軸受13を
挿入する軸受挿入筒14,14aが電動機10の内方に
向ってケース11及びブラケット11aの底面と一体的
に形成されており、また、前記ケース11及びブラケッ
ト11aの底面外側の中央部には、前記軸受挿入筒1
4,14aと対応する位置において、図2ないし図4で
示すように、後述する防振ゴムを外周面側に装着するた
めの中空状の取付筒15,15が、軸受挿入筒14,1
4aと同様にケース11及びブラケット11aの底面と
一体的に形成されて、ケース11及びブラケット11a
の外方にそれぞれ水平となって突設されている。
【0012】前記取付筒15,15(以下、ケース11
側の取付筒15とブラケット11a側の取付筒15とは
同一構造であるため、ケース11側の取付筒15につい
てのみ説明する)は、図2ないし図4で示すように、ケ
ース11等の底面に外側に向けてケース11等に一体的
に突設した円筒状の筒体15aと、この筒体15aの外
周面に、その軸方向に沿って所定の幅寸法で、かつ、周
方向には所定の間隔を保って複数条(本発明においては
6個)突設した周方向に広幅となした扇状の突部15b
と、前記各突部15b,15b────間に形成される
狭隘な凹陥部15cと、この凹陥部15cと連通し、ケ
ース11等の底面と突部15bとの間で所定の幅寸法に
て筒体15aの外周に周設した凹溝15dとによって構
成されている。
【0013】次に、16は前記ケース11等の取付筒1
5に装着する防振ゴムで、図5ないし7により、その詳
細構造を説明する。図5ないし7において、16aは防
振ゴム16の主体をなすリング状のゴム基体で、その外
周面には、金属製の外周リング17が、前記ゴム基体1
6aに加硫接着されてゴム基体16aと一体的に成形さ
れている。前記外周リング17は、図5,6で示すよう
に、ゴム基体16aの外周面を半分程覆う幅寸法を備え
て、その幅方向の中央部に周溝17aを形成し、かつ、
その周溝17aの端末部に一定の間隔を保って自由端
b,bを具備して、前記ゴム基体16aの外周に加硫接
着されている。
【0014】また、前記ゴム基体16aの内周面には、
図5,7で示すように、取付筒15の凹溝15dに係合
する鍔部16dと、この鍔部16dを軸方向の一端部に
切残(残存)した状態で前記内周面を外側方向に凹設し
て複数条形成した取付筒15の突部15bと係合する係
合部16bと、前記係合部16bを個々(取付筒15の
突部15bと同数)に区画できるように所定の間隔を保
って内側方向に前記鍔部16dと同一面を形成するよう
にして突設した取付筒15の凹陥部15cと係合する複
数条の突起16cとが一体的に形成されている。なお、
前記鍔部16dには、図5で示すように、ゴム基体16
aの外周面に取付けた外周リング17の自由端b,bと
ほぼ合致する位置において、切欠16eが形成されてい
る。
【0015】なお、図2,3中、18は電動機10を例
えば、ルームエアコン等の電気機器に取付けるための取
付枠体で、鋼板等によりコ字状に形成し、その開放端側
の両側端部には、一対の爪部18a,18aが外方に突
出して形成されている。また、19は電動機10を前記
取付枠体18に固定するための弧状をなす一対の固定金
具で、その一方端(図2の下側)には前記取付枠体18
の爪部18a,18aと係合する窓孔19aを穿孔し、
他方端(図2の上側)には該固定金具19,19同士を
緊締するための鍔片19bが形成されている。
【0016】次に、電動機10を組立てる場合について
説明する。まず、最初にケース11(図2の右側)の内
側に、電動機本体を構成する図示しないコイルを巻装し
た固定子鉄心を挿着する。この後、前記ケース11及び
ブラケット11aの各取付筒15,15にそれぞれ防振
ゴム16,16を取付ける。ケース11及びブラケット
11aの各取付筒15に防振ゴム16を取付ける場合
は、図8で示すように、矢視方向から防振ゴム16を、
図示しない挿入治具により、防振ゴム16の内周面を外
側方向に拡開させた状態で、ケース11等の取付筒15
側へ挿入する。この時、前記防振ゴム16は、その外周
面に取付けた外周リング17の自由端b,bと、内周面
の鍔部16dに形成した切欠16eの存在により、その
拡開動作が妨げられることなく、ゴム自体の弾力性を有
効に活用して内周面側を拡開して取付筒15の外周に円
滑・良好に挿入することができる。
【0017】前記防振ゴム16を取付筒15の外周へ挿
入したら、防振ゴム16を右又は左方向に回して図1,
2で示すように、取付筒15の突部15bと防振ゴム1
6の係合部16b、取付筒15の凹陥部15cと防振ゴ
ム16の突起16cとをそれぞれ係合させて、防振ゴム
16の取付筒15への取付作業を終了する。なお、防振
ゴム16の鍔部16dは、防振ゴム16を取付筒15に
挿入を終えた時点で自動的に凹溝15dに係合される。
また、防振ゴム16は、その挿入に際して事前に係合部
16bと取付筒15の突部15bとの位置合わせを行っ
て取付筒15に挿入すれば、凹陥部15cと突起16c
も自動的に位置合わせが行われて防振ゴム16を容易に
取付筒15に取付けることができる。
【0018】前記のようにして、防振ゴム16をケース
11及びブラケット11aの取付筒15,15に取付け
た後、図示しない回転子の回転子軸12に軸受13,1
3を取付け、この回転子をケース11内の固定子鉄心の
鉄心挿入孔に挿入すると同時に、回転子軸12に取付け
た一方の軸受13を軸受挿入筒14内に挿入し、つづい
て、ブラケット11aの軸受挿入筒14aに回転子軸1
2に取付けた他方の軸受13を挿入する。そして、前記
軸受13,13をケース11及びブラケット11aの軸
受挿入筒14,14aに挿入したら、前記ケース11及
びブラケット11aの各開口部側に形成した鍔部11
b,11b同士をねじ等の締付部材cにより締着して、
電動機10の組立作業を終了する。
【0019】次に、前記のようにして組立てた電動機1
0を防振ゴム16を介して取付枠体18に取付ける場合
について説明する。電動機10を取付枠体18に取付け
る場合は、まず、図2,3で示すように、電動機10
を、防振ゴム16の外周リング17に設けた周溝17a
に、図3のように取付枠体18の開放端上縁に形成した
弧状の載置部18bを係合させて電動機10を取付枠体
18に乗載する。つづいて、前記防振ゴム16の外周面
に、該外周面を囲繞するような状態で一対の弧状の固定
金具19,19を被せ、この固定金具19,19の一方
端に穿孔した窓孔19aに、図2で示すように、取付枠
体18の開放端両側部(図3に示す載置部18bの両
側)に形成した爪部18aを係止させ、つづいて、前記
固定金具19,19の他方端に形成した鍔片19b,1
9b同士をボルトd及びナットeを用いて締着すること
により、前記防振ゴム16を取付枠体18と固定金具1
9との間で挟着して、電動機10を取付枠体18に固定
する。この後、取付枠体18をねじ等の締付部材を用い
てルームエアコン等の電気機器に固定することにより、
前記電動機10は取付枠体18を介してルームエアコン
等の電気機器に取付けることができる。
【0020】そして、前記のようにして取付枠体18に
取付けた電動機10を運転すると、図示しない固定子鉄
心と回転子との間の狭隘な隙間で発生する電磁力による
振動や、回転子のアンバランスによる振動等が、回転子
軸12→軸受13→ケース11及びブラケット11aに
伝播されるものの、前記振動は、ケース11及びブラケ
ット11aの取付筒15,15に取付けた防振ゴム16
により良好に吸収・緩和され、取付枠体18を介してル
ームエアコン等の電気機器に伝播されることはない。ま
た、前記防振ゴム16の外周面に取付けた外周リング1
7は、防振ゴム16の幅方向の約半分(取付筒15の先
端側)のみを覆っているだけなので、前記防振ゴム16
がケース11及びブラケット11aの底面に接触したと
しても、電動機10の振動は防振ゴム16に吸収される
のみで、ルームエアコン等の電気機器に伝播することは
ない。
【0021】更に、電動機10の始動時や運転中に、前
記電動機10と取付枠体18との取付部(防振ゴム16
の部分)に回転トルクが伝達されたとしても、防振ゴム
16は、電動機10のケース11及びブラケット11a
に設けた取付筒15,15の突部15b,凹陥部15c
に、防振ゴム16側に設けた係合部16b,突起16c
が個別に係合されて取付けられているので、その弾性力
を利用して前記回転トルクを吸収し、電動機10が揺動
することは全くない。また、前記防振ゴム16は、取付
筒15の凹溝15dにその鍔部16dを係合させた状態
で前記取付筒15に取付けられているので、前記電動機
10が防振ゴム16から抜脱し、取付枠体18から脱落
することも全くない。
【0022】なお、本発明は、ケース11とブラケット
11aの各底面に防振ゴム16を取付けるための取付筒
15を外方に突出させて形成した実施例について説明し
たが、これに限定することなく、固定子鉄心を挿入した
フレームの両側に取付けられるエンドブラケットや、あ
るいは、一対のケースの底面にそれぞれ取付筒を具備さ
せて防振ゴムを取付けるようにしても本発明は成立する
ものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、電動機
の軸方向の両端部内側に、軸受を挿入する軸受挿入筒を
形成し、この軸受挿入筒と対応する外側には、防振ゴム
を取付けるための取付筒を前記軸受挿入筒と一体的に形
成するようにしたので、前記防振ゴムは、軸受挿入筒と
は別に設けた前記取付筒に取付けることができるので、
従来のように防振ゴムを軸受挿入筒に圧入することによ
り発生する弊害(軸受挿入筒の変形等)を確実に阻止す
ることができるため、電動機の生産性を著しく向上させ
ることができる。
【0024】また、前記取付筒の外周面には、複数条の
突部及び凹陥部と凹溝が形成され、この取付筒に具備さ
れる防振ゴムには、その内周面に複数条の係合部及び突
起と鍔部とを形成し、前記取付筒の突部,凹陥部,凹溝
に、それぞれ対応する防振ゴムの係合部,突起,鍔部を
係合させて、防振ゴムを取付筒に取付けるように構成し
たので、従来のように、防振ゴムの内周面に金属製のリ
ングを取付けたり、接着剤を塗布したりして防振ゴムの
揺動等を防ぐ必要は全くなく、簡素な構造で確実に防振
ゴムを取付筒に取付けて、電動機が回転トルクにより揺
動したり、取付枠体から抜脱するのを確実に防いで、回
転子から回転子軸を経て伝播される振動を良好に吸収・
緩和し、前記振動がルームエアコン等の電気機器に伝播
するのを阻止することができる。
【0025】更に、前記防振ゴムはその外周面に防振ゴ
ムの軸方向の約半分(取付筒の先端側)のみを覆う状態
で外周リングを取付けるようにしたので、前記防振ゴム
がケースの底面に接触したとしても、防振ゴムのケース
底面側には外周リングが全く存在しないため、従来のよ
うに、電動機の振動が外側リングを介してルームエアコ
ン等の電気機器に伝播されるようなことは全くなく、防
振ゴムにより確実に振動を吸収することができる。
【0026】また、前記防振ゴムは、その内周面に係合
部,突起,鍔部を形成するとともに、その外周面の一端
に自由端を設けた外周リングを装着して構成されている
ので、従来のように、自由端を有しない内,外側リング
によってゴムの弾力性が阻害されることが全くなくない
ので、取付筒との間に多少の寸法誤差が生じても、ゴム
自体の弾力性を有効利用して、取付筒に迅速・確実に取
付けることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振ゴムを電動機のケースに取付けた
状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の防振ゴムを取付けた電動機の要部を切
欠いて示す側面図である。
【図3】本発明の防振ゴムを取付けた電動機を示す正面
図である。
【図4】ケースの要部を切欠いて示す斜視図である。
【図5】本発明の防振ゴムを示す平面図である。
【図6】図5のI−I線における縦断側面図である。
【図7】防振ゴムの要部を切欠いて示す斜視図である。
【図8】防振ゴムをケースに取付ける動作を説明するた
めの説明図である。
【図9】従来の防振ゴムを取付けた電動機の要部を切欠
いて示す側面図である。
【図10】従来の防振ゴムを示す平面図である。
【図11】従来の防振ゴムをケースに取付けた直後の状
態を示す拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
10 電動機 11 ケース 11a ブラケット 14 軸受挿入筒 15 取付筒 15b 突部 15c 凹陥部 15d 凹溝 16 防振ゴム 16b 係合部 16c 突起 16d 鍔部 16e 切欠 17 外周リング 18 取付枠体 19 固定金具 b 自由端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機を、その軸方向の両端部に取付け
    た防振ゴムを介して取付枠体に取付・支持するようにし
    た防振装置において、前記電動機のケース及びブラケッ
    トの底面内側に軸受挿入筒を形成するとともに、この軸
    受挿入筒と対応する前記ケース等の底面外側に、防振ゴ
    ム取付用の取付筒を前記軸受挿入筒と一体的に形成した
    ことを特徴とする電動機の防振装置。
  2. 【請求項2】 前記取付筒は、中空円筒状の筒体と、こ
    の筒体の外周面に所定の間隔を保って周方向に複数条突
    設した扇状の突部と、前記各突部間に形成した凹陥部
    と、前記突部とケース等の底面との間に前記取付筒の外
    周に沿って周設した凹溝とによって構成したことを特徴
    とする請求項1記載の電動機の防振装置。
  3. 【請求項3】 前記防振ゴムは、リング状のゴム基体
    と、このゴム基体の外周面に、前記ゴム基体の一部を残
    して装着した外周リングと、前記ゴム基体の内周面にお
    いてその軸方向の一端部に形成した取付筒の凹溝に係合
    する鍔部と、この鍔部を切残した状態でゴム基体の内周
    面を凹設して形成した取付筒の突部と係合する係合部
    と、前記係合部を区画して取付筒の凹陥部に係合可能に
    突設した突起とによって構成したことを特徴とする請求
    項1記載の電動機の防振装置。
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