JP2001036759A - 印刷装置及び色調整方法 - Google Patents

印刷装置及び色調整方法

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JP2001036759A
JP2001036759A JP11203724A JP20372499A JP2001036759A JP 2001036759 A JP2001036759 A JP 2001036759A JP 11203724 A JP11203724 A JP 11203724A JP 20372499 A JP20372499 A JP 20372499A JP 2001036759 A JP2001036759 A JP 2001036759A
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JP11203724A
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Ryogo Katayama
亮吾 片山
Teruyasu Hanaue
輝靖 花上
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のアナログの印刷装置にて、色調整をす
る場合に、一般ユーザが経験しているのは、減法混色で
ある。そのためビデオなどでモニタに映し出される加法
減色の映像を使って色調整する場合は、補色関係を知ら
ないと色合わせができなかった。 【解決手段】 画像処理部4のγデータテーブルを用
い、モニタ装置上で指定された部分のカラーバランスを
変えた画像を1枚の印画紙に複数印刷し、その中から気
に入った画像をユーザに選択させ、印刷装置に指示記憶
させることで所望の色合わせを簡単に実現する色調整方
法を採用している。このため、ユーザは実際に使用する
画像で、求めている色の画像を選択し、印刷装置に選択
情報を設定できる。これによりその調整以降は、色の設
定値が自動的に記憶された所望の印画結果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたアナロ
グビデオ信号を印画紙に印刷する前に所望の色調整を簡
単に行える印刷装置及び色調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力されたアナログビデオ信号を
印画紙に印刷する印刷装置では、R(赤),G(緑),
B(青)をモニタ表示しながら、印画紙にプリントして
Y(黄色),M(マゼンタ),C(シアン)といった色
の色調整を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、色調整をす
る場合に、一般ユーザが経験しているのは、減法混色で
ある。そのためビデオなどでモニタに映し出される加法
減色の映像を色調整する場合は、補色関係を知らないと
色合わせができない。また、変化量がモニタとプリント
結果では、根本的な発色特性に差があるため相関がとり
にくい。このため、従来の色合わせでは、調整を行い、
プリントすることを繰り返し、自分の理想の色相に合わ
せ込んでいたので、多くのプリント材、例えば印画紙、
インクリボンを消費していた。また、それに掛かる時間
やコストもセールス活動等においては、かなりの負担を
強いられていた。
【0004】すなわち、従来の技術では、コスト(例え
ば印画紙の消費量)と時間がかかり、さらには色の知識
までもが必要であった。そのため、一般の操作では、な
かなか色調整ができなかった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、色調整を短時間で簡単に、かつ低費用
で行える印刷装置及び色調整方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印刷装置
は、上記課題を解決するために、インクや印画紙である
印刷媒体を使ってアナログビデオ信号を印刷する印刷装
置において、上記印刷媒体の発色特性を決定する値を異
ならせた複数のデータを記憶し、この複数のデータを用
いて上記R,G,Bのアナログビデオ信号からなる画像
を所望のコマ数分の補色画像に変換する画像処理手段
と、上記画像処理手段の処理出力を上記印刷媒体を使っ
て印刷する印刷手段とを備える。
【0007】また、本発明に係る色調整方法は、上記課
題を解決するために、インクや印画紙である印刷媒体を
使ってアナログビデオ信号を印刷する印刷装置における
色調整方法において、上記印刷媒体の発色特性を決定す
る値が異なる複数のデータを記憶し、この複数のデータ
を用いて上記R,G,Bのアナログビデオ信号からなる
画像を所望のコマ数分の補色画像に変換する画像処理工
程と、上記画像処理工程の処理出力を上記印刷媒体を使
って印刷する印刷工程と、上記印刷工程により印画紙に
印刷された複数の画像の中から所望の画像を選択させる
選択工程と、上記選択工程で選択された所望の画像に合
わせて色調整を行う色調整工程とを備える。
【0008】具体的には、モニタ画面上の重要な部分
(色合わせする部分)を指定して、カラーバランスを変
えた画像を一枚の紙に複数プリントアウトする。その中
から、気に入った画像を選択してプリンタに指示記憶さ
せることで、所望の色合わせを簡単に実現する。
【0009】本発明を採用することで、今まで行ってい
たカットアンドトライの方式(時間と費用のかかる)か
ら一回の印画により、色合わせが可能となる。したがっ
て、複数枚(場合によっては、数十枚)かかっていた印
画を一度で合わせることができる。このことにより、色
調整に使っていた時間と費用を大幅に削減できる。
【0010】さらに、本発明を使用することで、色調整
に必要な知識(イエローは、青色の補色等)を知ること
なく所望の色合わせが簡単にできるようになる。実際
に、色合わせをする場合は、感覚と結果が結びつきにく
くこの作業の簡素化と時間短縮は、操作性に大きく貢献
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。ここでは、本発明の印
刷装置の具体例を用いて本発明の色調整方法を実行す
る。
【0012】印刷装置の具体例の概略構成を図1に示
す。この具体例は、カメラ等の入力装置からのアナログ
画像信号を印画紙にハードコピーする印刷装置である。
入力端子1を介して入力されたアナログのR,G,B信
号をアナログ処理部2でデジタル信号に変換し、メモリ
コントローラ3を介して例えばDRAMであるメモリ8
に格納する。
【0013】メモリ8からメモリコントローラ3を介し
て読み出されたデジタルのR,G,B信号は画像処理部
4に送られ、シャープネス(強調)処理や、後述するγ
処理等が施される。そして、印画部5において例えばサ
ーマルヘッドにより印画紙に印刷される。メモリコント
ローラ3と画像処理部4は中央演算処理部(CPU)6
によって動作が制御される。CPU6にはキー操作部
(図中KEYと記す)7が接続される。また、アナログ処
理部2の処理出力はモニタ9に送られて表示される。モ
ニタ9としては、入力装置のモニタを併用してもよい。
【0014】先ず、画像処理部4のγ処理について説明
する。印画部5では印刷媒体として昇華インクリボンと
印画紙を用いる。昇華インクリボンは熱を加えるとイン
クが気化して印画紙に色を付ける。このとき、印刷媒体
によりその発色特性は大きく異なる。図2の左上にはア
ナログ処理部2でA/D変換されたデジタルデータ(1
色分)の特性31を示す。この特性31のデジタルデー
タは、例えば8ビットのデータであり、0〜255の2
56ポイントに対応した変化値を持つ。理想的にはデジ
タルデータの特性31に近い発色特性を持つことが望ま
れるが、実際には右下に示すようにあるポイントpにな
ったときに急激にカーブが立ち上がるような発色特性3
2となる。この発色特性32は昇華インクリボンや印画
紙からなる印刷媒体によって異なる。このままでは印画
部5でサーマルヘッドにより印画された画像はカメラ等
の入力装置で実際に写された画像とは全く異なった色を
持つこととなってしまう。そこで、画像処理部4では上
記発色特性32を制御するγデータの、図2の左下に示
すようなγデータ特性33を使って実際の発色特性32
を図2の右上に示すようなプリント特性34に変換して
いる。これがγ補正である。画像処理部4は上記γ補正
用のメモリを後述するγデータテーブルとして持ってい
る。印画部5における色はY,M,Cによる減法混色に
より調整される。また、γデータテーブルも図3に特性
を示すY(35),M(36),C(37)の組み合わ
せデータを格納している。そこで、上記印刷装置では、
図1のDRAM3からのデジタルのR,G,B信号を画
像処理部4にて後述するYMC変換部を用いてY,M,
C信号に変換している。また、Y,M,C信号に対して
γデータテーブルを用いてγ補正処理を施している。
【0015】ところで、図1に示した印刷装置は、カメ
ラや、医療用の内視鏡等に接続されることが多い。カメ
ラや、上記内視鏡には通常、モニタ装置が接続されてお
り、ユーザはモニタ装置上で色を確認するのが一般的で
ある。このため、従来、印画部5で印画紙に印刷される
結果に反映される色の調整についてもモニタ装置を用い
て行われていた。しかし、モニタ装置上での色はR,
G,Bを用いた加法混色により調整されるが、印画部5
における色はY,M,Cによる減法混色により調整され
る。このため、上記R,G,BとY,M,Cとの補色関
係を理解していないと正しい色調整はできなかった。
【0016】そこで、上記印刷装置では、画像処理部4
のγデータテーブルを用い、モニタ装置上で指定された
部分のカラーバランスを変えた画像を1枚の印画紙に複
数印刷し、その中から気に入った画像をユーザに選択さ
せ、印刷装置に指示記憶させることで所望の色合わせを
簡単に実現する色調整方法を採用している。このため、
ユーザは実際に使用する画像で、求めている色の画像を
選択し、印刷装置に選択情報を設定できる。これにより
その調整以降は、色の設定値が自動的に記憶された所望
の印画結果が得られる。
【0017】図4〜図6を用いて上記色調整方法の概略
を説明する。先ず、通常操作の中で図4の(a)に示す
ように画面10中に入力画像11をキャプチャする。次
に、色合わせモードに入り、ユーザに色を合わせたい領
域12を選ばせる。そして、図5に示すように、デュプ
リケートプリントとなるように色合わせ印画を実行す
る。一枚の印画結果15の中に、色合わせのために色相
をずらした画像が例えば25領域(コマ)印刷される。
次に、プリントアウトした色相の異なる25コマの中か
ら、ユーザに気に入ったコマを任意に選択させ、印刷装
置に登録する。
【0018】なお、ここでは、色相をずらした画像を例
えば25コマ印刷するとしたが、本発明ではコマ数を2
5に限定するもでのはなく、例えば9コマでもよいし、
49コマでもよい。また、16コマでも36コマでもよ
い。
【0019】そして、図6に示すように、上記コマ数に
対応させたアスタリクス*をモニタ画面10中に表示
し、印刷装置のキー操作部7中のカーソルキーなどによ
り、印画結果15を見ながらモニタ上の上記*を所望す
る画像に相当する位置に合わせ、確定キー(EXEC)等を
入力することで、印刷装置に登録する。
【0020】次に、上記色調整方法を実行するための、
上記印刷装置の詳細な構成及び動作について図7〜図1
0を参照して説明する。以下では、上記γデータテーブ
ルに符号18を付す。
【0021】図7は上記γデータテーブル18の構成で
ある。例えば25コマの画像を作り出すため、上記図3
に示したY,M,C特性の組み合わせからなる例えばデ
ータγ0〜γ24をアドレス0〜24にして格納している。こ
こでY,M,Cの組み合わせデータは例えば8ビットデ
ータ(0〜256)で表現できる。通常、印刷時にはY,
M,C3色の組合せで色が決まるが、25コマの画像に
よって少しづつY,M,Cの配分を変えれば、基準の画
像とは異なるコマ画像を所定の配列パターンで配置でき
る。例えば、図5において印画結果150はγ0を用い、
また印画結果151はγ1を用いたものである。なお、デ
ータγ0〜γ24は、25コマの画像を作り出すのに必要
なデータであり、上述したように例えば49コマの色相
をずらした画像を使うのであればデータγ0〜γ48のデ
ータが必要となる。
【0022】ここで、図5に示した25コマの印画結果
15は、縦横それぞれに5分割づつされた結果である。
このため、画像処理部4では印画部5のサーマルヘッド
の主走査方向(1ライン)を5分割するように上記γデ
ータテーブル18のアドレスを切替ると共に、副走査方
向も5分割するようγデータテーブル18のアドレスを
切り換える必要がある。もちろん、49コマの印画結果
は、縦横それぞれに7分割づつされた結果である。
【0023】図8にはサーマルヘッド1ライン中のγデ
ータテーブル18の切替タイミングを示す。サーマルヘ
ッドは1ライン分に相当する素子数分のデータを内部の
シフトレジスタに格納しながら主走査方向を切り替えて
印刷すると共に、副走査方向にも切り替えていく。図8
においてプリントパルス(PRINT PULSE)1個が1ライン
分であり、この1ライン中で1コマ分の主走査方向ドッ
ト数gの設定が1ドット単位で可能であり、その設定に
応じて上記γデータテーブル18のアドレスが1コマ毎
に切り替えられる。素子数分のデータの速度はデータク
ロックDCKに同期させてあり、非常に速いので1ライン
中でのγデータテーブル18のアドレスの切替(図中d,
e,fでのタイミングによる)はソフトウェアでは行え
ず、ハードウェア的に行っている。一方、副走査方向
(図中、a,b,cでのタイミングによる)についてはそれ
ほどの速度を必要としないのでCPU6の制御によりソ
フトウェア処理することができる。
【0024】上述したような主走査方向と副走査方向で
のγデータテーブル18のアドレスの切替処理や上記Y
MC変換処理を行う画像処理部4について図9を用いて
説明する。この画像処理部4は、メモリコントローラ3
を介してメモリ8から読み出した上記R,G,Bデータ
をY,M,Cプリントデータに変換するYMC変換部1
7と、YMC変換部17からのY,M,Cプリントデー
タに上述したγ処理を施すために用いられるγデータテ
ーブル18と、このγデータテーブル18に主走査方向
のアドレス切替信号を供給する切替制御回路20を備え
ている。
【0025】ここで、YMC変換回路17は、R,G,
Bデータを反転するようなイメージでY,B,Cデータ
を得る。
【0026】メモリコントローラ3を介してメモリ8か
らR,G,Bデータが例えば8ビットで供給されると、
YMC変換部17は上記R,G,Bデータを8ビットの
Y,M,Cプリントデータに変換し、γデータテーブル
18のA0-7に供給する。このA0-7に供給されたY,M,
Cプリントデータにはγデータテーブル18に格納され
ている25個のγデータ(γ0〜γ24)を用いた色相変
更処理が施される。
【0027】上記図8に示したサーマルヘッドの1ライ
ン分のデータに対するγデータの切替は切替制御回路2
0からの切り替え信号に応じて行われる。また、γデー
タテーブル18に対する副走査方向のアドレス切替は上
述したようにCPU6によってソフトウェア的に行われ
る。
【0028】切替制御回路20は、メモリコントローラ
3を介して送られてくるデータクロックDCKをCLK端子に
入力して主走査方向ドット数をカウントするカウンタ2
3と、このカウンタ23からのカウント値COUNTVALUと
CPU6からの制御信号CPUCONTROLに基づいて例えば3
ビットの主走査方向アドレス切替信号(OUT0,OUT1,OUT
2)を生成してγデータテーブル18の主走査方向アド
レスを制御するアドレスコントローラ25とを備えてな
る。
【0029】このアドレスコントローラ25は、図10
に示すようにCPU6からの制御信号CPUCONTROLとなる
1コマ分の主走査方向ドット数を書き込むレジスタ26
と、このレジスタ26からの値を基準としてカウンタ2
3からのカウント値が同数となったか否かを比較する比
較器27と、この比較器27からカウント値が上記基準
とする値と一致したときに出されるワンショットパルス
に応じてカウントアップする3ビットカウンタ28とを
備えてなる。
【0030】なお、上記3ビットの主走査方向アドレス
切替信号(OUT0,OUT1,OUT2)は、1ライン方向に最大
8分割するために必要である。もし、1ライン方向に最
大4分割するだけであれば、2ビットの主走査方向アド
レス切替信号でよい。また、1ライン方向に9分割が必
要であれば、最大16分割を可能とする4ビットの主走
査方向アドレス切替信号が必要である。つまり、主走査
方向アドレス切替信号は、コマ数に応じたビット数だけ
必要とされる。
【0031】そして、レジスタ26に設定された基準値
と、カウンタ23による主走査方向のドット数のカウン
ト値が等しくなると、比較器27はワンショットパルス
を発生し、例えば3ビットカウンタ28に供給する。こ
の3ビットカウンタ28からの3ビットを用いて主走査
方向5コマ分のγデータのアドレスを切り替えることが
できる。また、比較器27からのワンショットパルスは
カウンタ23にフィードバックされ1コマを1ドット単
位で設定できるように1コマカウント終了後にカウント
値をリセットする。
【0032】画像処理部4により25コマ分の画像デー
タが色相を変更されて生成され、印画部5に供給され、
そして、上記図5に示したような25コマの画像がサー
マルヘッドにより印刷媒体に印画される。
【0033】この分割画像を用いて上記図6に示すよう
に、印画結果15と画面10中のアスタリクス*を対応
させ、印刷装置のカーソルキーなどにより、モニタ上の
上記*を所望する画像に相当する位置に合わせ、確定キ
ー(EXEC)キー等を操作することで、印刷装置に所望の
画像を登録する。
【0034】すると、画像処理部4では選択されたγデ
ータに基づいて図4の(a)に示した画像11を色調整
してプリントアウトする。
【0035】このようにして上記図1に示した印刷装置
で色調整を行うことができる。
【0036】なお、上記図6に示した画面10での選択
により、基準となる画像を中心に動かして、その中心の
画像を基準にγデータを変えて表示することも可能であ
る。このときのγデータは、演算で新たに求め、γデー
タテーブル18の各アドレスに展開して格納すればよ
い。
【0037】この実施の形態によれば、以下の効果を得
ることができる。先ず、第1に色合わせの知識を不要と
する。色合わせをする場合に、一般ユーザが経験してい
るのは、減法混色である。そのためビデオなどでモニタ
に映し出される加法減色の映像を色調整する場合は、補
色関係を知らないと色合わせができない。また、変化量
がモニタとプリント結果では、根本的な発色特性に差が
あるため相関がとりにくい。本発明を使用すれば最終的
な印画結果(ユーザが最終的に欲しいもの)で色合わせ
の判定ができることから、前述の知識が不要となる。
【0038】第2に色合わせに必要なコストと時間が節
約できる。従来の色合わせは、上記理由から、“調整を
行い、プリントする”ことを繰り返し、自分の理想の色
相に合わせ込んでいた。その結果として、多くのプリン
ト材と時間を費やしていた。この方法により、これらの
消費を削減することが可能である。
【0039】第3にメモリの展開時間を不要とする。上
記二つの効果を実現するだけであれば、メモリを余分に
持って、そのメモリに色相を変えた画像を展開する方法
も可能である。その場合、メモリ容量を増やす、展開時
間が掛かる等の問題が発生する。上記色調整方法を採用
すれば、リアルタイムで実現できることから、データ処
理時間は必要がない。さらにメモリ代の発生もなく、そ
れをサポートするファームウェアも不要である。
【0040】第4に印刷媒体(メディア)のばらつき吸
収も可能である。例えばインクリボンにおいて特定の色
の発色特性が悪くても、印刷の前に本発明の色調整方法
によって色を調整すればインクリボンの製造上のばらつ
きを吸収できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、色調整を短時間で簡単
に、かつ低費用で行える印刷装置及び色調整方法を提供
できる。つまり、色調整に際して紙の消費量を少なくで
きる。色調整の時間を短縮できる。色の知識が無くて
も、簡単に調整できる。展開用のメモリが不要となり、
また、それをサポートするハードとファームウェアも不
要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷装置の具体例の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】上記印刷装置のアナログ処理部でA/D変換さ
れたデジタルデータ(1色分)の特性を示す図である。
【図3】Y,M,Cの入-出力特性図である。
【図4】モニタ画面中に入力画像をキャプチャする様子
を示す図である。
【図5】一枚の印画結果15の中に、色合わせたのため
に色相をずらした画像が25領域(コマ)印刷された様
子を示す図である。
【図6】印画結果とモニタ画面中のアスタリクス*を対
応させている状態を示す図である。
【図7】γデータテーブルを示す図である。
【図8】サーマルヘッド1ライン中のγ補正用メモリ
(テーブル)の切替タイミングを示すタイミングチャー
トである。
【図9】画像処理部の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図10】上記画像処理部内のアドレス切替制御回路の
ブロック図である。
【符号の説明】
2 アナログ処理部、3 メモリコントローラ、4 画
像処理部、5 印画部、6 CPU、8 メモリ、17
YMC変換部、18 γデータテーブル、20 アド
レス切替制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/79 H04N 9/79 H 5C079 Fターム(参考) 2C262 AA25 AB11 AC02 BA02 BA10 BC01 FA13 FA14 GA15 5C055 AA14 BA03 BA08 EA05 EA06 HA17 HA31 HA37 5C057 AA07 BA00 DA15 DA17 DC03 DC06 EA01 EB18 EL01 FE03 GF01 GF02 GF03 GG03 GG04 5C074 AA11 BB02 BB13 BB22 DD01 DD16 DD23 DD27 EE08 EE15 FF15 GG16 HH04 5C077 LL16 LL17 MP08 PP15 PP31 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ12 PQ22 RR01 SS02 SS05 SS06 TT02 TT04 TT05 5C079 HB01 HB02 HB12 KA13 KA16 LA12 LA23 LA31 LA39 MA01 MA02 MA11 MA17 MA19 MA20 NA09 NA11 NA17 NA25 NA27 PA03 PA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクや印画紙である印刷媒体を使って
    アナログビデオ信号を印刷する印刷装置において、 上記印刷媒体の発色特性を決定する値を異ならせた複数
    のデータを記憶し、この複数のデータを用いてR,G,
    Bからなる画像を所望のコマ数分のY,M,C補色画像
    に変換する画像処理手段と、 上記画像処理手段の処理出力を上記印刷媒体を使って印
    刷する印刷手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 上記画像処理手段は上記印刷媒体の発色
    特性を決定するγ値を異ならせた複数のデータを記憶部
    に記憶していることを特徴とする請求項1記載の印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 上記画像処理手段は上記R,G,B信号
    出力を補色関係にあるY,M,C信号に変換する変換手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 上記画像処理手段における上記R,G,
    B信号出力による画像を機械的に主走査方向で分割する
    と共に、演算処理により副走査方向で分割して所望のコ
    マ数分の画像を生成する画像分割手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 上記画像処理手段は、上記γ値の異なる
    複数のデータを操作に応じて演算により計算し、上記記
    憶部上で書き換えることを特徴とする請求項2記載の印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 インクや印画紙である印刷媒体を使って
    アナログビデオ信号を印刷する印刷装置における色調整
    方法において、 上記印刷媒体の発色特性を決定する値が異なる複数のデ
    ータを記憶し、この複数のデータを用いて上記R,G,
    Bのアナログビデオ信号からなる画像を所望のコマ数分
    の補色画像に変換する画像処理工程と、 上記画像処理工程の処理出力を上記印刷媒体を使って印
    刷する印刷工程と、 上記印刷工程により印画紙に印刷された複数の画像の中
    から所望の画像を選択させる選択工程と、 上記選択工程で選択された所望の画像に合わせて色調整
    を行う色調整工程とを備えることを特徴とする色調整方
    法。
  7. 【請求項7】 上記選択工程は、上記印画紙に印刷され
    た複数の画像に対応させたモニタ表示上の対応位置を選
    択させることにより所望の画像を選択させることを特徴
    とする請求項6記載の色調整方法。
  8. 【請求項8】 上記画像処理工程は上記印刷媒体の発色
    特性を決定するγ値を異ならせた複数のデータを記憶し
    ている記憶部を用いて上記R,G,Bのアナログビデオ
    信号からなる画像を所望のコマ数分の補色画像に変換す
    ることを特徴とする請求項6記載の色調整方法。
  9. 【請求項9】 上記画像処理工程は上記R,G,B信号
    出力を補色関係にあるY,M,C信号に変換することを
    特徴とする請求項6記載の色調整方法。
  10. 【請求項10】 上記画像処理工程は上記γ値の異なる
    複数のデータを操作に応じて演算により計算し、上記記
    憶部上で書き換えることを特徴とする請求項6記載の色
    調整方法。
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