JP2001036291A - 板状ワークの供給装置 - Google Patents
板状ワークの供給装置Info
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- JP2001036291A JP2001036291A JP11203088A JP20308899A JP2001036291A JP 2001036291 A JP2001036291 A JP 2001036291A JP 11203088 A JP11203088 A JP 11203088A JP 20308899 A JP20308899 A JP 20308899A JP 2001036291 A JP2001036291 A JP 2001036291A
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- plate
- magazine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多品種の板状ワークを対象として安定したワ
ーク供給が行える板状ワークの供給装置を実現すること
を目的とする。 【解決手段】 マガジン11内に段積み状態で収納され
た基板7を下流側のボンディング装置の搬送路2上に供
給する基板供給装置において、マガジン11に収納され
た基板7を基板押し出し板28によってストッカ13に
一括して押し出して移し替える。ストッカ13を昇降テ
ーブル30で昇降させながら、シリンダ35によってス
トッカ13内の最上段の基板7を搬送路2上に送り出し
て供給する。これにより、従来のマガジンから直接基板
を供給する場合と比較して、マガジンの収容能力を上限
まで利用できるとともに、基板7の供給を安定して行う
ことができる。
ーク供給が行える板状ワークの供給装置を実現すること
を目的とする。 【解決手段】 マガジン11内に段積み状態で収納され
た基板7を下流側のボンディング装置の搬送路2上に供
給する基板供給装置において、マガジン11に収納され
た基板7を基板押し出し板28によってストッカ13に
一括して押し出して移し替える。ストッカ13を昇降テ
ーブル30で昇降させながら、シリンダ35によってス
トッカ13内の最上段の基板7を搬送路2上に送り出し
て供給する。これにより、従来のマガジンから直接基板
を供給する場合と比較して、マガジンの収容能力を上限
まで利用できるとともに、基板7の供給を安定して行う
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装用の
基板などの板状ワークを下流側工程装置に供給する板状
ワークの供給装置に関するものである。
基板などの板状ワークを下流側工程装置に供給する板状
ワークの供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リードフレームやプリント基板などの板
状ワークは一般にマガジンなどの容器に段積み状態で収
納されており、マガジンから下流側装置の搬送コンベア
上に送り出される。このマガジンからの送り出しには、
板状ワークを前方から搬送爪で1枚づつ引き出すか、あ
るいはマガジンの後方から板状ワークの後端面をプッシ
ャで押してマガジンの前面から押し出すことにより行わ
れていた。
状ワークは一般にマガジンなどの容器に段積み状態で収
納されており、マガジンから下流側装置の搬送コンベア
上に送り出される。このマガジンからの送り出しには、
板状ワークを前方から搬送爪で1枚づつ引き出すか、あ
るいはマガジンの後方から板状ワークの後端面をプッシ
ャで押してマガジンの前面から押し出すことにより行わ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法には以下に述べるような問題点があった。まず、搬送
爪を用いる方法では、搬送爪をマガジン内部まで挿入し
て板状ワークの後端面に搬送爪の係合部を係合させる必
要があることから、マガジンが満杯の状態においてもこ
の搬送爪の挿入隙間をマガジン内に確保する必要があっ
た。ところが、マガジンの構造は必ずしもこのような隙
間が確保されておらず、このような場合にはやむを得ず
マガジンの上端部もしくは下端部の板状ワークを最初か
らはずして搬送爪の挿入隙間分だけ空けておく必要があ
った。また、プッシャを用いる方法では、プッシャには
ワーク端面を安定して押送するためにある程度以上の厚
さが求められることから、薄型の板状ワークが挟間隔で
収納されている場合には、複数のワークを同時に押し出
してしまうという供給ミスが発生していた。このように
従来の板状ワークの供給装置には、マガジンの種類によ
っては収容数の上限までワークを収容することができ
ず、多品種の板状ワークを対象として安定したワーク供
給を行うことが困難であるという問題点があった。
法には以下に述べるような問題点があった。まず、搬送
爪を用いる方法では、搬送爪をマガジン内部まで挿入し
て板状ワークの後端面に搬送爪の係合部を係合させる必
要があることから、マガジンが満杯の状態においてもこ
の搬送爪の挿入隙間をマガジン内に確保する必要があっ
た。ところが、マガジンの構造は必ずしもこのような隙
間が確保されておらず、このような場合にはやむを得ず
マガジンの上端部もしくは下端部の板状ワークを最初か
らはずして搬送爪の挿入隙間分だけ空けておく必要があ
った。また、プッシャを用いる方法では、プッシャには
ワーク端面を安定して押送するためにある程度以上の厚
さが求められることから、薄型の板状ワークが挟間隔で
収納されている場合には、複数のワークを同時に押し出
してしまうという供給ミスが発生していた。このように
従来の板状ワークの供給装置には、マガジンの種類によ
っては収容数の上限までワークを収容することができ
ず、多品種の板状ワークを対象として安定したワーク供
給を行うことが困難であるという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、マガジンの種類を問わず
多品種の板状ワークを対象として安定したワーク供給が
行える板状ワークの供給装置を実現することを目的とす
る。
多品種の板状ワークを対象として安定したワーク供給が
行える板状ワークの供給装置を実現することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の板状ワークの供
給装置は、容器内に段積み状態で収納された板状ワーク
を下流側装置に供給する板状ワークの供給装置であっ
て、前記板状ワークを積層状態で収容して保持する保持
手段と、前記容器内の板状ワークを押送して前記保持手
段に移し替える移し替え手段と、前記保持手段に保持さ
れた板状ワークを下流側装置に送り出して供給する供給
手段と、前記保持手段を昇降させる昇降手段とを備え
た。
給装置は、容器内に段積み状態で収納された板状ワーク
を下流側装置に供給する板状ワークの供給装置であっ
て、前記板状ワークを積層状態で収容して保持する保持
手段と、前記容器内の板状ワークを押送して前記保持手
段に移し替える移し替え手段と、前記保持手段に保持さ
れた板状ワークを下流側装置に送り出して供給する供給
手段と、前記保持手段を昇降させる昇降手段とを備え
た。
【0006】本発明によれば、容器内の板状ワークを移
し替え手段によって一旦保持手段に移し替えた後にこの
板状ワークを下流側装置に送り出して供給することによ
り、保持手段からの板状ワークの送り出しを安定して行
うことができる。
し替え手段によって一旦保持手段に移し替えた後にこの
板状ワークを下流側装置に送り出して供給することによ
り、保持手段からの板状ワークの送り出しを安定して行
うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
部品のボンディング装置の斜視図、図2は同基板供給装
置の斜視図、図3、図4は同基板供給装置の部分断面
図、図5は同基板供給装置の部分斜視図である。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
部品のボンディング装置の斜視図、図2は同基板供給装
置の斜視図、図3、図4は同基板供給装置の部分断面
図、図5は同基板供給装置の部分斜視図である。
【0008】まず図1を参照して電子部品のボンディン
グ装置の構造を説明する。図1において、ボンディング
装置は、基板供給装置1、搬送路2、チップ供給部3、
位置補正部4、ボンド塗布部5および基板回収部6より
構成されている。板状ワークである基板を供給する基板
供給装置1には、基板7を保持し搬送路2に供給するス
トッカ13と、基板7が収納された容器であるマガジン
11を装着するマガジン収納部12が設けられている。
基板供給装置1の構造の詳細については後述する。
グ装置の構造を説明する。図1において、ボンディング
装置は、基板供給装置1、搬送路2、チップ供給部3、
位置補正部4、ボンド塗布部5および基板回収部6より
構成されている。板状ワークである基板を供給する基板
供給装置1には、基板7を保持し搬送路2に供給するス
トッカ13と、基板7が収納された容器であるマガジン
11を装着するマガジン収納部12が設けられている。
基板供給装置1の構造の詳細については後述する。
【0009】搬送路2の途中に設けられた位置決め部で
は、図外の位置決め手段により基板7は位置決めされ、
電子部品のボンディングが行われる。搬送路2の側方に
は、電子部品であるチップ9を供給するチップ供給部3
が配設されている。ウェハ8のチップ9は、移載ヘッド
14のノズル15に真空吸着され、位置補正部4に仮置
きされる。位置補正部4のテーブル20上に仮置きされ
たチップ9は、L型の位置規制爪21を押し当てること
により位置ずれを補正される。
は、図外の位置決め手段により基板7は位置決めされ、
電子部品のボンディングが行われる。搬送路2の側方に
は、電子部品であるチップ9を供給するチップ供給部3
が配設されている。ウェハ8のチップ9は、移載ヘッド
14のノズル15に真空吸着され、位置補正部4に仮置
きされる。位置補正部4のテーブル20上に仮置きされ
たチップ9は、L型の位置規制爪21を押し当てること
により位置ずれを補正される。
【0010】位置補正部4で位置ずれを補正されたチッ
プ9は、ボンディングヘッド16のノズル17によりピ
ックアップされ、搬送路2上の位置決め部で位置決めさ
れた基板7に移送搭載され、ボンディングされる。搬送
路2の他の側方には、ボンド塗布部5が配設されてお
り、回転テーブル上に塗布されたボンド10は、転写ヘ
ッド18の転写ツール19により基板7のボンディング
位置に転写される。このようにして転写されたボンド1
0上にチップ9を搭載することにより、チップ9は基板
7にボンディングされる。ボンディング後の基板7は基
板回収部6のストッカ24に回収される。
プ9は、ボンディングヘッド16のノズル17によりピ
ックアップされ、搬送路2上の位置決め部で位置決めさ
れた基板7に移送搭載され、ボンディングされる。搬送
路2の他の側方には、ボンド塗布部5が配設されてお
り、回転テーブル上に塗布されたボンド10は、転写ヘ
ッド18の転写ツール19により基板7のボンディング
位置に転写される。このようにして転写されたボンド1
0上にチップ9を搭載することにより、チップ9は基板
7にボンディングされる。ボンディング後の基板7は基
板回収部6のストッカ24に回収される。
【0011】次に図2〜図5を参照して基板供給装置1
について説明する。この基板供給装置1は、マガジン1
1に収納された基板7を搬送路2に供給するものであ
る。図2において搬送路2の上流側(手前側)には、ス
トッカ13が接続されている。図3に示すように、スト
ッカ13は基板収納用の溝部13aが設けられた2枚の
垂直な収納板31を、溝部13aを対向させて構成され
ている。それぞれの収納板13の溝部13aに基板7の
両端部を挿入することにより、基板7はストッカ13に
水平姿勢で保持される。すなわち、ストッカ13は基板
7を保持する保持手段となっている。
について説明する。この基板供給装置1は、マガジン1
1に収納された基板7を搬送路2に供給するものであ
る。図2において搬送路2の上流側(手前側)には、ス
トッカ13が接続されている。図3に示すように、スト
ッカ13は基板収納用の溝部13aが設けられた2枚の
垂直な収納板31を、溝部13aを対向させて構成され
ている。それぞれの収納板13の溝部13aに基板7の
両端部を挿入することにより、基板7はストッカ13に
水平姿勢で保持される。すなわち、ストッカ13は基板
7を保持する保持手段となっている。
【0012】収納板31の下部にはそれぞれナット32
が挿着され、ナット32には軸部材33が螺入してい
る。軸部材33がナット32と螺合するねじ部のねじ方
向は2枚の収納板31でそれぞれ異なる向きとなってい
る。したがって、軸部材33を回転させることにより、
収納板31はそれぞれ中心に対して対称方向に移動す
る。すなわち収納板31の間隔Bは可変となっており、
これにより収納板31の間隔Bを搬送路2の幅、即ち基
板7の幅寸法に合わせて設定することができるようにな
っている。収納板31の幅方向の移動は、下部に設けら
れたスライドシャフト34によってガイドされる。な
お、収納板31の一方を固定とし、他方の収納板31の
みを移動させて間隔Bを可変としてもよい。
が挿着され、ナット32には軸部材33が螺入してい
る。軸部材33がナット32と螺合するねじ部のねじ方
向は2枚の収納板31でそれぞれ異なる向きとなってい
る。したがって、軸部材33を回転させることにより、
収納板31はそれぞれ中心に対して対称方向に移動す
る。すなわち収納板31の間隔Bは可変となっており、
これにより収納板31の間隔Bを搬送路2の幅、即ち基
板7の幅寸法に合わせて設定することができるようにな
っている。収納板31の幅方向の移動は、下部に設けら
れたスライドシャフト34によってガイドされる。な
お、収納板31の一方を固定とし、他方の収納板31の
みを移動させて間隔Bを可変としてもよい。
【0013】ストッカ13はモータ30aを備えた昇降
手段としての昇降テーブル30に結合されており、モー
タ30aを駆動することにより、ストッカ13は昇降す
る。したがって、ストッカ13の任意の高さ位置を搬送
路2のレベルに合わせることが可能となっている。スト
ッカ13の手前側(上流側)には、搬送路2のレベルに
合致した高さ位置に、基板押し出し用のシリンダ35が
配設されている。ストッカ13内に収納された基板7の
高さを搬送路2のレベルにあわせた状態でシリンダ35
のロッド36を突出させることにより、基板7を搬送路
2上に押し出して供給することができる。したがってシ
リンダ35は基板7を下流側装置に供給する供給手段と
なっている。なお、供給手段としてはシリンダ35以外
にも、例えば図5で示すように搬送路2に沿って設けら
れた搬送アーム40を用いてもよい。この場合には、搬
送アーム40の先端部41によって、ストッカ13内の
基板7の端面を搬送路2側へ引き出す。
手段としての昇降テーブル30に結合されており、モー
タ30aを駆動することにより、ストッカ13は昇降す
る。したがって、ストッカ13の任意の高さ位置を搬送
路2のレベルに合わせることが可能となっている。スト
ッカ13の手前側(上流側)には、搬送路2のレベルに
合致した高さ位置に、基板押し出し用のシリンダ35が
配設されている。ストッカ13内に収納された基板7の
高さを搬送路2のレベルにあわせた状態でシリンダ35
のロッド36を突出させることにより、基板7を搬送路
2上に押し出して供給することができる。したがってシ
リンダ35は基板7を下流側装置に供給する供給手段と
なっている。なお、供給手段としてはシリンダ35以外
にも、例えば図5で示すように搬送路2に沿って設けら
れた搬送アーム40を用いてもよい。この場合には、搬
送アーム40の先端部41によって、ストッカ13内の
基板7の端面を搬送路2側へ引き出す。
【0014】ストッカ13の上流側にはマガジン収納部
12が設けられている。マガジン収納部12は装着板2
5を備えており、基板7を段積み状態で収納したマガジ
ン11は装着板25上に装着される。装着板25には複
数(図2では2個)のマガジン11が装着可能となって
いる。装着板25は搬送方向と直交して配設されたガイ
ドレール26に沿って横移動可能となっており、シリン
ダ27のロッド27aを突出させた状態では右側のマガ
ジン11が、またロッド27aを没入させた状態では左
側のマガジン11が、ストッカ13の上流側に位置す
る。すなわち、複数のマガジン11を予め装着してお
き、1つのマガジン11が空になった場合には、直ちに
他のマガジン11に切り換えられるようになっている。
この切り換え後、基板供給を行っている間に空になった
マガジンを基板が収納された新しいマガジンと交換する
ことが可能となる。
12が設けられている。マガジン収納部12は装着板2
5を備えており、基板7を段積み状態で収納したマガジ
ン11は装着板25上に装着される。装着板25には複
数(図2では2個)のマガジン11が装着可能となって
いる。装着板25は搬送方向と直交して配設されたガイ
ドレール26に沿って横移動可能となっており、シリン
ダ27のロッド27aを突出させた状態では右側のマガ
ジン11が、またロッド27aを没入させた状態では左
側のマガジン11が、ストッカ13の上流側に位置す
る。すなわち、複数のマガジン11を予め装着してお
き、1つのマガジン11が空になった場合には、直ちに
他のマガジン11に切り換えられるようになっている。
この切り換え後、基板供給を行っている間に空になった
マガジンを基板が収納された新しいマガジンと交換する
ことが可能となる。
【0015】マガジン11の上流側には、マガジン11
の基板収納高さと略等しい高さ寸法を有する基板押し出
し板28が設けられている。基板押し出し板28はシリ
ンダ29によって進退自在となっており、図4に示すよ
うに、マガジン11をストッカ13の高さと合わせた状
態で、シリンダ29を駆動して基板押し出し板28をマ
ガジン11内に進出させることにより、マガジン11に
段積み状態で収納されていた基板7を一括して押し出し
て、ストッカ13に乗り移らせることができる。したが
ってシリンダ29と基板押し出し板28は基板7を押送
してストッカ13に乗り移らせる移し替え手段となって
いる。
の基板収納高さと略等しい高さ寸法を有する基板押し出
し板28が設けられている。基板押し出し板28はシリ
ンダ29によって進退自在となっており、図4に示すよ
うに、マガジン11をストッカ13の高さと合わせた状
態で、シリンダ29を駆動して基板押し出し板28をマ
ガジン11内に進出させることにより、マガジン11に
段積み状態で収納されていた基板7を一括して押し出し
て、ストッカ13に乗り移らせることができる。したが
ってシリンダ29と基板押し出し板28は基板7を押送
してストッカ13に乗り移らせる移し替え手段となって
いる。
【0016】この電子部品のボンディング装置は上記の
ように構成されており、以下動作を説明する。図2にお
いて、基板7を収納したマガジン11を装着板25に装
着し、何れかのマガジン11をストッカ13の上流に位
置させる。次いでシリンダ29を駆動してマガジン11
内の基板7を一括してストッカ13内に移し替える。こ
のとき、基板7の引き出し用の搬送アームをマガジン内
に挿入する必要がないため、マガジン11内には上下と
も余分な隙間を残す必要がなく、マガジン11の収納数
の上限まで基板7を収納することができる。
ように構成されており、以下動作を説明する。図2にお
いて、基板7を収納したマガジン11を装着板25に装
着し、何れかのマガジン11をストッカ13の上流に位
置させる。次いでシリンダ29を駆動してマガジン11
内の基板7を一括してストッカ13内に移し替える。こ
のとき、基板7の引き出し用の搬送アームをマガジン内
に挿入する必要がないため、マガジン11内には上下と
も余分な隙間を残す必要がなく、マガジン11の収納数
の上限まで基板7を収納することができる。
【0017】ストッカ13に基板7を移し替えたなら
ば、これらの基板7のうち最上段に位置する基板7を搬
送路2のレベルに合わせる。この後、シリンダ35を駆
動し、ロッド36を突出させて基板7を搬送路2上に押
し出して供給する。そして次の基板7を供給する際に
は、昇降テーブル30を駆動してストッカ13を基板1
枚分の高さだけ上昇させ、同様の供給動作を繰り返す。
この供給動作において、マガジンから直接基板を供給す
る場合と異なり、ストッカ13の上部には十分なスペー
スが確保されている。このため、最上段の基板7を押し
出す際にはその一枚のみを狙った正確な押し出し位置を
設定することが可能となり、したがって2枚以上の基板
7を同時に搬送路2上に押し出す供給ミスが発生しな
い。もちろん最下段より順に基板を供給するようにして
もよい。
ば、これらの基板7のうち最上段に位置する基板7を搬
送路2のレベルに合わせる。この後、シリンダ35を駆
動し、ロッド36を突出させて基板7を搬送路2上に押
し出して供給する。そして次の基板7を供給する際に
は、昇降テーブル30を駆動してストッカ13を基板1
枚分の高さだけ上昇させ、同様の供給動作を繰り返す。
この供給動作において、マガジンから直接基板を供給す
る場合と異なり、ストッカ13の上部には十分なスペー
スが確保されている。このため、最上段の基板7を押し
出す際にはその一枚のみを狙った正確な押し出し位置を
設定することが可能となり、したがって2枚以上の基板
7を同時に搬送路2上に押し出す供給ミスが発生しな
い。もちろん最下段より順に基板を供給するようにして
もよい。
【0018】なお本実施の形態では、板状ワークとして
チップがボンディングされる基板の例を示し、下流側装
置としてボンディング装置の例を示したが、これ以外の
対象であっても本発明を適用することができる。
チップがボンディングされる基板の例を示し、下流側装
置としてボンディング装置の例を示したが、これ以外の
対象であっても本発明を適用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、容器内の板状ワークを
移し替え手段によって一旦保持手段に移し替えた後にこ
の板状ワークを下流側装置に送り出して供給するように
したので、容器へ収納能力の上限まで板状ワークを収納
することができるとともに、保持手段から下流側装置へ
の板状ワークの送り出しを安定して行うことができる。
また、ワークを一括して保持手段に移し替えるので空に
なったマガジンを装置稼働中に交換することができる。
移し替え手段によって一旦保持手段に移し替えた後にこ
の板状ワークを下流側装置に送り出して供給するように
したので、容器へ収納能力の上限まで板状ワークを収納
することができるとともに、保持手段から下流側装置へ
の板状ワークの送り出しを安定して行うことができる。
また、ワークを一括して保持手段に移し替えるので空に
なったマガジンを装置稼働中に交換することができる。
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の斜視図
グ装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の基板供給装置の斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の基板供給装置の部分断
面図
面図
【図4】本発明の一実施の形態の基板供給装置の部分断
面図
面図
【図5】本発明の一実施の形態の基板供給装置の部分斜
視図
視図
1 基板供給装置 2 搬送路 7 基板 11 マガジン 12 マガジン収納部 13 ストッカ 28 基板押し出し板 29 シリンダ 30 昇降テーブル 35 シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】容器内に段積み状態で収納された板状ワー
クを下流側装置に供給する板状ワークの供給装置であっ
て、前記板状ワークを積層状態で収容して保持する保持
手段と、前記容器内の板状ワークを押送して前記保持手
段に移し替える移し替え手段と、前記保持手段に保持さ
れた板状ワークを下流側装置に送り出して供給する供給
手段と、前記保持手段を昇降させる昇降手段とを備えた
ことを特徴とする板状ワークの供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11203088A JP2001036291A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 板状ワークの供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11203088A JP2001036291A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 板状ワークの供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036291A true JP2001036291A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16468178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11203088A Pending JP2001036291A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 板状ワークの供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001036291A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100835834B1 (ko) | 2003-12-30 | 2008-06-05 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 화학기계적 연마장비의 웨이퍼 정렬장치 |
CN105489535A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-04-13 | 上海新阳半导体材料股份有限公司 | 引线框架取料机构 |
KR101624129B1 (ko) | 2015-03-30 | 2016-05-25 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 기판 분산 장치 및 방법 |
JP2019145692A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 東レエンジニアリング株式会社 | 実装装置 |
CN112188827A (zh) * | 2020-09-24 | 2021-01-05 | 潘志淇 | 一种电子设备用电路板制造的盖板堆叠装置 |
-
1999
- 1999-07-16 JP JP11203088A patent/JP2001036291A/ja active Pending
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