JP2001035189A - メモリの不良救済解析方法及びこの解析方法を適用した不良救済解析器を搭載したメモリ試験装置 - Google Patents
メモリの不良救済解析方法及びこの解析方法を適用した不良救済解析器を搭載したメモリ試験装置Info
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
に、マストリペアが検出された時点でマストリペアを救
済するシミュレーション処理を高速に行うことができる
メモリの不良解析方法を提案する。 【解決手段】 行アドレス方向と列アドレス方向の双方
に関して各行アドレス又は列アドレス毎に不良セル数を
集計して記憶した行アドレス不良セル記憶メモリと列ア
ドレス不良セル記憶メモリを設け、これら何れか一方を
読み出して各アドレス毎に不良セル数とスペアライン数
とを比較し、各アドレスに存在する不良セル数がスペア
ラインの本数を越えている状態をマストリペアと判定
し、そのマストリペア検出時点で不良救済のシミュレー
ションを実行する。
Description
で構成されるメモリを試験し、メモリの不良を救済用の
スペアラインによって救済する方法を解析するメモリの
不良救済解析器の改良に関し、特にマストリペアアドレ
スの探索とマストリペアの救済によるデータの更新を短
時間に済ませることができる不良救済解析方法と、この
不良救済解析方法を用いて動作する不良救済解析器を搭
載したメモリ試験装置を提案するものである。
す。図中TESはメモリ試験装置の全体を示す。メモリ
試験装置TESは主制御器111と、パターン発生器1
12、タイミング発生器113、波形フォーマッタ11
4、論理比較器115、ドライバ116、アナログ比較
器117、不良解析メモリ118、不良救済解析器12
0、論理振幅基準電圧源121、比較基準電圧源12
2、ディバイス電源123等により構成される。図5は
被試験メモリ119の1端子分の構成を示すが、現実に
は被試験メモリ119の端子数分設けられる。
テムによって構成され、利用者が作製した試験プログラ
ムに従って主にパターン発生器112とタイミング発生
器113を制御し、パターン発生器112から試験パタ
ーンデータを発生させ、この試験パターンデータを波形
フォーマッタ114で実波形を持つ試験パターン信号に
変換し、この試験パターン信号を論理振幅基準電圧源1
21で設定した振幅値を持った波形に電圧増幅するドラ
イバ116を通じて被試験ICに印加し記憶させる。
号はアナログ比較器117で比較基準電圧源122から
与えられる基準電圧と比較し、所定の論理レベル(H論
理の電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを判定
し、所定の論理レベルをもっていると判定した信号は論
理比較器115でパターン発生器112から出力される
期待値と比較し、期待値と不一致が発生した場合は、そ
の読み出したアドレスのメモリセルに不良があるものと
判定し、不良発生毎に不良解析メモリ118に不良アド
レスを記憶し、試験終了時点で不良救済解析器120に
より不良セルの救済方法を解析する。
す。半導体集積回路で構成するメモリは同一半導体チッ
プ1内に複数の記憶領域(メモリセルアレイ)2が形成
され、これらの各記憶領域2を選択的にアクセスして所
望の記憶容量のメモリ素子が構成される。各記憶領域に
は図7に拡大して示すように行アドレスROW方向及び
列アドレスCOL方向に所望の本数のスペアラインSC
及びSRが設けられる。スペアラインSR及びSCは不
良救済用として設けられ、記憶領域2内の不良セルを、
このスペアラインに置き替えることによって不良が発生
した被試験メモリを良品化するものである。行アドレス
方向ROWと列アドレス方向COLに形成されたスペア
ラインSR、SCの本数によって、ラインに直交するス
ペアラインで救済できる不良セル数には制限が付され
る。このために、試験終了後に記憶領域2毎に不良セル
数及びその不良セルが存在する行アドレス及び列アドレ
スを探索してラインに直交するスペアラインでの救済が
可能か否かを判定する。
0には図8に示すようなカウンタ兼メモリTFC、RF
C,CFCが設けられる。TFCは各記憶領域2内の不
良セルの総数を計数して記憶する不良セル総数メモリ、
RFCは行アドレス上に存在する不良セルの数を記憶し
た行アドレス不良セル数記憶メモリ、CFCは列アドレ
ス上に存在する不良セルの数を記憶した列アドレス不良
セル数記憶メモリを示す。
に一本のアドレスラインRLN又はCLN上に多数、つ
まり、不良セルの配列方向と直交する方向に存在するス
ペアラインの本数より多い数の不良セルが存在する状態
を一般にマストリペアと呼んでいる。不良救済解析の手
順としては、先ず、このマストリペアを検出し、次にこ
の救済に使用したスペアラインと救済した不良セルを除
去して、残った不良セルが残りのスペアラインによって
救済できるか否かを判定する。
向と列アドレスCOL方向の双方に関して行われる。つ
まり、行アドレス不良セル数記憶メモリRFCをアドレ
ス順に読み出すと、記憶領域2の各行アドレス上に存在
する不良セルの数を読み出すことができる。各行アドレ
スに記憶してある不良セルの数X1 とスペアラインSC
の本数Y1 とを比較し、X1 >Y1 であればマストリペ
アと判定し、そのアドレスをマストリペアアドレスとし
て主制御器111が読み込んで記憶する。
FCを列アドレスCOL方向読み出し、各列アドレスC
OLに記憶している不良セル数X2 とスペアラインSR
の本数Y2 とを比較し、X2 >Y2 の場合にマストリペ
アと判定し、そのアドレスをマストリペアアドレスとし
て主記憶器111に取り込まれる。マストリペアアドレ
スの探索が終了すると、主制御器111はマストリペア
アドレスを不良救済解析器120に設定し、解析データ
の更新動作を行う。つまり、行アドレスラインRLN上
にマストリペアが存在した場合は、スペアラインSRを
使用したものとしてスペアラインSRの本数を−1と
し、更にそのアドレス上の不良セル数を行アドレス不良
セル数記憶メモリRFCと、列アドレス不良セル数記憶
メモリCFCと、不良セル総数メモリTFCのそれぞれ
から減算する動作を行う。
RLN上の1個所であっても、ここではスペアラインS
Rの本数が−1されたことにより、スペアラインSRの
本数が変更されたから、列アドレスCOL方向に関して
マストリペアの探索動作を実行する。その探索条件は各
列アドレスCNL上の不良セルの数X2 とスペアライン
SRの本数Y2 −1とを比較する。X2 >Y2 −1が検
出された場合は、そのアドレスがマストリペアアドレス
として主制御器111が取り込む。
時点で、主制御器111は再度列アドレス線CLN上で
検出したマストリペアアドレスを不良救済解析器120
に設定し、今度はスペアラインSCを使ったものとして
解析データの更新動作を行う。この処理によりスペアラ
インSCの本数が−1されるから、今度は行方向にマス
トリペアの探索を行う。このように、マストリペアの探
索と解析データの更新処理とをマストリペアが検出され
ない状態になるまで繰り返す。
は主制御器111の制御下において不良救済解析器12
0が動作するものであるから、主制御器111はマスト
リペア探索動作を行方向及び列方向の最終アドレスまで
続けて実行し、マストリペアを検出するとそのアドレス
を記憶し、マストリペア探索動作が行方向及び列方向に
関して終了する毎に解析データの更新動作を実行するた
め主制御器111はマストリペアアドレスを取り込む動
作と、不良救済解析器120にマストリペアアドレスと
スペアラインSR、SCの本数を設定する動作を何度も
繰り返すことになる。この設定動作に時間が掛かるた
め、その設定回数が多くなればなる程マストリペアの探
索時間が長くなる欠点がある。
場合も行アドレスROW方向及び列アドレスCOL方向
の両方とも一廻だけはマストリペアの探索動作を実行し
なければならなかった。この点でも不良救済解析に時間
がかかる要因になっている。この発明の目的は多数の記
憶領域が存在するメモリでも短時間に不良救済解析を済
ませることができる不良救済解析方法と、この不良救済
解析方法で動作するメモリ試験装置を提案しようとする
ものである。
記憶領域の行アドレス及び列アドレス上に存在する不良
セルの数がラインに直交する不良救済用のスペアライン
の本数より多いことを検出してマストリペアと判定し、
このマストリペアと判定されたアドレスラインがスペア
ラインに代替され救済された状態に必要なデータを更新
するメモリの不良救済解析方法において、行アドレス又
は列アドレス上にマストリペアを検出する毎に、そのマ
ストリペアを検出したアドレスにおいてデータの更新処
理を実行し、この処理の実行後、再びマストリペアの探
索を続行することを特徴とするメモリの不良救済解析方
法を提案するものである。
領域と、各記憶領域毎に救済用のスペアラインを具備し
たメモリを試験し、各記憶領域毎に不良セルの総数を、
また各行アドレス及び列アドレス毎に不良セル数を計数
し、各記憶領域毎に救済方法を解析する不良救済解析器
を搭載したメモリ試験装置において、 B,各領域毎に不良セルの有無を探索し、不良救済解析
を行うべき記憶領域であるか否かを判定する被解析領域
検出手段と、 C,各記憶領域毎に用意したスペアラインの本数を行方
向及び列方向のそれぞれに関して記憶したスペアライン
数記憶メモリと、 D,このスペアライン数記憶メモリに記憶したスペアラ
インの本数と各記憶領域の行アドレス及び列アドレス上
の不良セル数とを比較し、不良セルの数がラインに直交
するスペアラインの本数より大きい状態を検出してマス
トリペアであると判定するマストリペア探索手段と、 E,このマストリペア探索手段がマストリペアを検出す
る毎に、検出したマストリペアのアドレスラインをスペ
アラインに代替され救済された状態に必要なデータを更
新するデータ更新手段と、 F,このデータ更新手段の処理の終了を検出してマスト
リペア探索手段を再起動させる再起動手段と、 G,データ更新手段が動作したことを検出し、この擬似
処理により残存する本数が更新されたスペアラインの本
数をマストリペアの判定条件としてマストリペア探索を
再実行させるマストリペア探索再実行手段と、 H,マストリペア探索中にマストリペアが検出されない
ことを検出して解析中の記憶領域のマストリペア探索を
終了させる終了手段と、によって構成した不良救済解析
器を搭載したことを特徴とするメモリ試験装置を提案す
るものである。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、被解
析領域検出手段は複数の記憶領域に付したアドレスを発
生する領域アドレス発生器と、この領域アドレス発生器
が出力する領域アドレスによってアクセスされて、各記
憶領域毎に不良セルの総数を記憶した不良セル総数メモ
リと、この不良セル総数メモリから読み出される不良セ
ル数が「0」であることを検出するぜロ検出手段と、こ
のゼロ検出手段が「0」を検出する毎に領域アドレス発
生器が出力するアドレスを歩進させる歩進手段と、不良
ゼロ総数メモリから読み出される不良セル数が「0」以
外の数値の場合はマストリペア探索手段を起動させる手
段によって構成した不良救済解析器を搭載したことを特
徴とするメモリ試験装置を提案するものである。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、上記
スペアライン数記憶メモリは行方向に形成したスペアラ
イン数を記憶するメモリと、列方向に形成したスペアラ
イン数を記憶するメモリとによって構成され、これらメ
モリは上記領域アドレス発生器が出力する領域アドレス
信号によってアクセスされて各記憶領域に用意されたス
ペアライン数を読み出す構成とした不良救済解析器を搭
載したことを特徴とするメモリ試験装置を提案するもの
である。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、マス
トリペア探索手段は各記憶領域毎に行アドレス上の不良
セル数を記憶した行アドレス不良セル数記憶メモリと、
列アドレス上の不良セル数を記憶した列アドレス不良セ
ル数記憶メモリと、行アドレス不良セル数記憶メモリを
アクセスする行アドレス発生器と、列アドレス不良セル
数記憶メモリをアクセスする列アドレス発生器と、行ア
ドレス不良セル数記憶メモリから読み出した各行アドレ
スに存在した不良セル数と、この不良セルの配列方向と
直交する向に形成したスペアラインの本数とを比較する
行アドレスライン上のマストリペアを検出する第1比較
器と、列アドレス不良セル数記憶メモリから読み出した
各列アドレスに存在する不良セルの数と、この不良セル
の配列方向と直交する向に形成されたスペアラインの本
数とを比較し、列アドレスライン上のマストリペアを検
出する第2比較器とによって構成した不良救済解析器を
搭載したことを特徴とするメモリ試験装置を提案するも
のである。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、デー
タ更新手段はマストリペア探索手段が行アドレスライン
上のマストリペア及び列アドレスライン上のマストリペ
アの何れかを検出した検出信号によってマストリペア探
索中に歩進動作中であった行アドレス発生器又は列アド
レス発生器の歩進動作を停止させる制御と、停止中であ
った列アドレス発生器又は行アドレス発生器を初期アド
レスから最終アドレスまで歩進させる制御とを行うコン
トローラと、検出したマストリペアを救済するために使
用したと仮定してスペアラインの本数を更新させ、その
更新されたスペアラインの本数をスペアライン数メモリ
に再書き込みする第1減算器と、歩進動作を開始した行
アドレス発生器又は列アドレス発生器の歩進動作により
読み出される行アドレス不良セル数記憶メモリ又は列ア
ドレス不良セル数記憶メモリから不良セルの存在が読み
出される毎に不良セル総数メモリから出力されている当
該記憶領域の不良セル総数を−1してその減算結果を不
良セル総数メモリに再書き込みする第2減算器と、行ア
ドレス不良セル数記憶メモリ又は列アドレス不良セル数
記憶メモリから不良セルの存在が読み出される毎に、行
アドレス不良セル数記憶メモリと列アドレス不良セル数
記憶メモリの当該アドレス上のセル数を−1して再書き
込みを行う第3、第4減算器とによって構成した不良救
済解析器を搭載したことを特徴とするメモリ試験装置を
提案するものである。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、再起
動手段は行アドレス発生器と列アドレス発生器が出力す
る行アドレス信号及び列アドレス信号が最終アドレスに
達したことを検出する一対のキャリセレクタと、このキ
ャリセレクタが出力する桁上げ信号が入力されて停止中
の行アドレス発生器又は列アドレス発生器の歩進動作を
再開させる制御を行うコントローラとによって構成した
不良救済解析器を搭載したことを特徴とするメモリ試験
装置を提案するものである。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、マス
トリペア再実行手段はマストリペア探索手段が行方向及
び列方向の何れかのマストリペアの存在を検出し、デー
タ更新手段が動作してスペアライン数記憶メモリに記憶
しているスペアラインの本数が更新された条件とマスト
リペア探索動作が終了した条件の一致を検出して更新さ
れたスペアラインの本数をマストリペアの判定条件とし
ている側のマストリペア探索動作を実行させる制御を行
う制御手段によって構成した不良救済解析器を搭載した
ことを特徴とするメモリ試験装置を提案するものであ
る。
良救済解析器を搭載したメモリ試験装置において、終了
手段は領域アドレス発生器の発生アドレスが最終アドレ
スに達したことと、マストリペア探索手段がマストリペ
アを検出することなく行方向又は列方向のマストリペア
探索動作を終了したことの条件がそろったことを検出す
る手段によって構成した不良救済解析器を搭載したこと
を特徴とするメモリ試験装置を提案するものである。
及びこの不良救済解析方法に従って動作する不良救済解
析器を搭載したメモリ試験装置によれば被試験メモリの
各記憶領域の不良セル数を記憶した不良セル総数記憶メ
モリと、行方向及び列方向に設けられたスペアラインの
本数を記憶したスペアライン数記憶メモリと、各記憶領
域の行アドレス及び列アドレス毎に発生した不良セルの
数を記憶した行アドレス不良セル数記憶メモリ及び列ア
ドレス不良セル数メモリと、これら行アドレス不良セル
数記憶メモリと列アドレス不良セル数記憶メモリの各ア
ドレスを読み出してマストリペアを探索するマストリペ
ア探索手段とを装備している構成を特徴とするものであ
り、この特徴とする構成により、マストリペア探索手段
がマストリペアを検出すると、そのアドレス位置で直ち
に解析データの更新動作を実行することができ、これに
より各メモリの記憶を更新する不良救済解析方法を特徴
とするものである。
が介在することなく、マストリペア探索動作中にマスト
リペアが検出されると、解析データの更新動作が自動的
に実行される。このためにマストリペアアドレス及びス
ペアラインの本数を不良救済解析器に逐一設定する動作
を伴わないから短時間に不良救済解析が実現される。
良救済解析装置の実施例を示す。図1と図2は端子
[A]〜[0]が互に接続されて全体でメモリの不良救
済解析器が構成される。図1は不良セル総数記憶メモリ
TFCを内蔵して構成した被解析領域検出手段BLS
と、スペアライン数記憶メモリSPMと、コントローラ
CONの部分の構成を示す。図2は不良解析メモリ11
8と、マストリペア探索手段SERの構成を示す。
記憶メモリTFCと、領域アドレス発生器TAPと、ゼ
ロ検出器ZOとによって構成される。尚、減算器DS1
は後に説明するデータ更新手段に属する。不良セル総数
記憶メモリTFCには図6で説明した複数の記憶領域2
に発生した不良セルの総数が記憶されている。領域アド
レス発生器TAPは各記憶領域2を指し示すアドレス信
号を発生する。そのアドレス信号が不良セル総数メモリ
TFCに入力され、不良セル総数メモリTFCから各記
憶領域2の不良セル総数が読み出される。
た不良セル数はゼロ検出器ZOに入力され、不良セルの
数が「0」か「0」以外の数かを判定する。読み出され
た不良セルの数が「0」の場合は、そのアドレスに対応
した記憶領域は不良救済解析を行う必要が無いから、領
域アドレス発生器TAPはそのままアドレスを+1して
次のアドレスを読み出す。続けて「0」が読み出されて
いる間はこの動作が繰り返される。
される不良セル数が「0」以外の場合は、マストリペア
が存在する可能性があるため、領域アドレス発生器TA
Pの歩進動作が一時停止され、その領域アドレスを出力
している状態に保持される。領域アドレスは不良セル総
数記憶メモリTFC以外の他のメモリにも与えられてお
り、他のメモリから各記憶領域毎に集計した行アドレス
上の不良セル数、列アドレス上の不良セル数及び各記憶
領域2毎に設けたスペアラインの本数が読み出される。
は2個のメモリSRMとSCMを有し、これら2個のメ
モリSRMと、SCMの内のメモリSRMには被試験メ
モリ119の各記憶領域2に設けた救済用のスペアライ
ンSR(図7参照)の本数を記憶させ、メモリSCMに
はスペアラインSCの本数を記憶させる。また図2に示
すマストリペア探索手段SERには2個のメモリRFC
とCFCとが設けられる。メモリRFCは図8に示した
行アドレス不良セル数記憶メモリである。従って、この
行アドレス不良セル記憶メモリRFCには被試験メモリ
119の各記憶領域2の行アドレス上の不良セル数が記
憶させる。メモリCFCは図8に示した列アドレス不良
セル数記憶メモリである。この列アドレス不良セル記憶
メモリCFCには各記憶領域2の列アドレス上の不良セ
ル数を記憶させる。
は行アドレス発生器RAPが設けられ、この行アドレス
発生器RAPが出力する行アドレス信号と領域アドレス
発生器TAPが出力する領域アドレス信号とをアドレス
フォーマッタANF1で合成し、この合成したアドレス
信号でメモリRFCをアクセスする。行アドレス発生器
RAPは行アドレスの先頭アドレスから最終アドレスま
でを+1づつ歩進し、各記憶領域2の行アドレス上の不
良セル数を読み出す。
は被試験メモリ119の各記憶領域2の列アドレス上に
発生した不良セル数を記憶する。この列アドレス不良セ
ル数記憶メモリCFCには列アドレス発生器CAPが設
けられ、この列アドレス発生器CAPが出力する列アド
レス信号と領域アドレス発生器TAPが出力する領域ア
ドレス信号をアドレスフォーマッタANF2で合成し、
この合成したアドレス信号で列アドレス不良セル数記憶
メモリCFCをアクセスする。列アドレス発生器CAP
は列アドレスの先頭アドレスから最終アドレスまでを+
1づつ歩進し、各記憶領域2の列アドレス上の不良セル
数を読み出す。
と、行アドレス発生器RAPと列アドレス発生器CAP
にはそれぞれにキャリセレクタCY1,CY2,CY3
が接続され、これらのキャリセレクタCY1,CY2,
CY3により領域アドレスの最終アドレスと、行アドレ
スの最終アドレス、列アドレスの最終アドレスからそれ
ぞれ+1した状態を検出し、コントローラCONに桁上
信号TAP MAX,RAP MAX,CAP MAX
を入力する。
良解析メモリ118には領域アドレス発生器TAPと、
行アドレス発生器RAPと、列アドレス発生器CAPと
が出力する各アドレス信号をアドレスフォーマッタAN
F3で合成したアドレス信号を入力し、メモリRFCと
CFCの読み出しと同時平行して不良解析メモリ118
を読み出し、不良解析メモリ118に記憶した不良セル
のアドレスと、メモリRFC、CFCに記憶した不良セ
ルのアドレスとを照合しながらマストリペア探索動作を
実行する構成とした場合を示す。
ペア検出時に実行する解析データの更新動作について説
明する。不良セル総数記憶メモリTFCから読み出した
不良セルの数が「0」でない場合はゼロ検出器ZOが検
出信号を出力し、この検出信号をコントローラCONに
入力する。この検出信号の入力によりコントローラCO
Nは領域アドレス発生器TAPのアドレスの歩進動作を
停止させると共に、出力信号R−SEARCH又はC−
SEARCHを出力する。
と、行方向のマストリペア探索動作が開始され、C−S
EARCHが出力されると列方向のマストリペア探索動
作が、開始される。行方向のマストリペア探索動作が終
了すると必ず列方向のマストリペア動作が実行される。
何れの方向のマストリペアを先に探索するかはコントロ
ーラCONに設定しておくことができる。
行しても、必ず行方向と列方向のマストリペアの探索は
対で行われる。更に、後で実行した探索中にマストリペ
アを検出した場合は、そのマストリペアを救済したとき
の状態に解析データを更新する動作においてスペアライ
ンを使用したものとしてスペアラインの本数を変更する
から、このスペアラインの本数をマストリペアの判定値
として用いる側のマストリペアの探索を再度実行する。
として説明する。R−SEARCHが出力された場合は
行アドレス発生器RAPが動作を開始し、領域アドレス
発生器TAPが指し示す領域の行アドレス上の不良セル
の数を行アドレス不良セル数記憶メモリRFCから読み
出す。行アドレス不良セル数記憶メモリRFCから読み
出された各行アドレス上の不良セルの数X1 はスペアラ
イン数記憶メモリSPMから読み出されるスペアライン
の本数Y1 (行方向と直交する方向のスペアラインの本
数)とを比較器CP1で比較する。従ってこの場合には
列方向に形成したスペアラインSCの本数を記憶したメ
モリSCMが出力している本数Y1 を比較器CP1で比
較し、X1 ≦Y 1 であればマストリペアでないと判定し
てその行アドレスを素通りし、次の行アドレスを読み出
す。最後の行アドレスまでX1 >Y1 が発生しなければ
行アドレス上にはマストリペアがなかったものと見な
し、コントローラCONは出力信号R−SEARCHを
立ち下げ、代わってC−SEARCHを出力する。
と、今度は列アドレス発生器CAPが動作を開始し、列
アドレス不良セル数記憶メモリCFCから領域アドレス
発生器TAPが指し示す領域の列アドレス上の不良セル
数を読み出す。この読み出した不良セル数X2 は比較器
CP2でメモリSRMに記憶してあるスペアラインの本
数Y2 と比較する。読み出される不良セル数X2 が全て
X2 ≦Y2 であれば全ての列アドレス上にマストリペア
が存在しなかったとして、コントローラCONは領域ア
ドレス発生器TAPが出力しているアドレスを+1し、
次の記憶領域の不良救済解析に移る。
て、スペアラインの本数Y1 又はY 2 より大きい状態が
検出されると、マストリペアと判定し、解析データの更
新動作に入る。ここで例えば比較器CP1が行アドレス
上にマストリペアが存在することを検出した場合にはゲ
ートG1には比較器CP1からH論理が入力され、他方
の入力端子にはR−SEARCH信号が入力されてい
る。このときR−SEARCH信号は行アドレスの探索
中であるからH論理であるため、ゲートG1はH論理を
出力する。このH論理信号はスペアライン数記憶メモリ
SPMに設けた減算器DS2のイネーブル端子ENに入
力されるため、減算器DS2がメモリSRMに記憶して
いるスペアラインの本数Y1 を−1して再書き込みを行
う。この結果、領域アドレス発生器TAPが指し示す記
憶領域の行方向のスペアラインの本数は初期値から−1
された値に更新される。これと共に、ゲートG1が出力
したH論理信号はコントローラCONにR−Must
Repair信号として入力される。コントローラCO
NはR−Must Repair信号が入力されると、
C−DSCAN信号を出力する。
ドレス発生器CAPが動作を開始し、列アドレス不良セ
ル数記憶メモリCFCに記憶してある列アドレス上の不
良セル数を読み出す。C−DSCAN信号がH論理に立
ち上がると、スペアライン数記憶メモリSPMに設けた
ゲートG5は数値「0」を出力し、この数値「0」を比
較器CP2の入力端子Aに入力する。この結果、比較器
CP2は列アドレス不良セル数記憶メモリCFCから読
み出される不良セルの数が数値「0」以外の数値であれ
ばH論理を出力する。
記憶メモリCFCから不良セルが1個でも存在する列ア
ドレスを読み出し、かつ不良解析メモリ118の読み出
しデータが不良セルを示す「1」論理である毎にH論理
を出力し、このH論理信号がオアゲートORを通じて減
算器DS1とDS4,DS5,の各イネーブル入力端子
ENに入力され、これら減算器DS1,DS4,DS5
は−1づつ減算動作し、その減算結果を各メモリTF
C,RFC,CFCに再書き込みする。
ドレスRN 上の行アドレスラインRLNに5個の不良セ
ルFCが存在したとすると、行アドレス不良セル数記憶
メモリRFCの行アドレスRN に不良セル数として
「5」が記憶されている。列アドレス不良セル数記憶メ
モリCFCには不良セルCFが存在する列アドレス毎に
不良セル数「1」が記憶される。
読み出し、不良セルFCが存在するアドレス毎にゲート
G4がH論理を出力し、そのH論理が出力される毎に減
算器DS1、DS4,DS5が減算動作し、メモリTF
C,RFC,CFCの記憶を更新する。従って、不良セ
ル総数記憶メモリTFCの記憶値は「5」から「0」に
行アドレス不良セル数記憶メモリRFCの記憶値も
「5」から「0」に、列アドレス不良セル数記憶メモリ
CFC記憶値も各アドレス毎に「1」から「0」に変化
する。
ス発生器CAPの出力値が最終アドレスになるとキャリ
セレクタCY3がC−DSCANの終了を検出し、コン
トローラCONに桁上げ信号CAP MAXを入力す
る。これによりコントローラCONはC−DSCANを
L論理に立ち上げ、代わってR−SEARCHを再びH
論理に立ち上げ、行アドレス発生器RAPの値を+1し
て次の行アドレスRN 以下のマストリペアの探索を続け
る。行アドレス発生器RAPが出力する行アドレスが最
終行に達した後に+1されようとすると、キャリセレク
タCY2はR−SEARCHの終了を意味する桁上げ信
号RAP MAXをコントローラCONに入力する。コ
ントローラCONは桁上げ信号RAP MAXが入力さ
れたことにより、行方向のマストリペアの探索を終了す
る。
アの探索を終了し、R−SEARCHをL論理に立ち上
げるのと同時に、C−SEARCHをH論理に立ち上
げ、列方向のマストリペア探索を実行する。この列方向
のマストリペア探索は列アドレス不良セル記憶メモリC
FCから読み出される各列アドレス上の不良セル数とメ
モリSRMに記憶している行方向のスペアラインの本数
とを比較して行われる。この場合、メモリSRMに記憶
しているスペアラインの本数は先に説明したように行方
向のマストリペアを救済するために1本使用したものと
して−1しているから初期値が「2」とすれば「1」と
なる。従って、図3に示す例では列方向のマストリペア
探索は列アドレス不良セル数記憶メモリCFCの読出値
が「1」より大きい場合にマストリペアと判定される。
アの検出時に不良セルを救済したものとしてメモリTF
C,RFC,CFCの記憶値を「0」に更新しているこ
とから、列方向のマストリペア探索時には不良セルの存
在が全く無いものとして列方向のマストリペア探索が終
了する。列方向のマストリペア探索が終了すると、コン
トローラCONはC−SEARCHをL論理に立ち下
げ、領域アドレス発生器TAPの値を+1して次の記憶
領域2の不良セルの総数を不良セル総数記憶メモリTF
Cから読み出し、次の記憶領域2のマストリペア探索を
実行する。
及び列方向にマストリペアが存在したとすると、行方向
のマストリペア探索時に行アドレスラインRLN上の不
良セルは行方向のスペアラインSRの1本を使って救済
処理したものとして解析データの更新が行われる。次に
列方向のマストリペア探索時には列アドレスラインCL
N上の不良セルもR−DSCANの実行時に救済したも
のとして解析データの更新が行われる。この動作時に列
方向のスペアラインSCの本数が−1される。この結
果、スペアラインSCをマストリペア探索の判定基準と
している行方向のマストリペアの探索を再度実行する必
要がある。
度でもR−DSCANがH論理に立ち上がると、コント
ローラCONはこの状態を記憶し、列方向のマストリペ
ア探索動作が終了した時点で再度R−SEARCHをH
論理に立ち上げ、行方向のマストリペア探索を再実行す
る。行方向のマストリペア探索中に、再びC−DSCA
NがH論理に立ち上がり、解析データの更新動作が実行
されると、再びC−SEARCHがH論理に立ち上げら
れ列方向のマストリペア探索が再実行される。この再実
行動作はスペアラインSR、SCの本数が「0」になっ
た以後は行わないが、マストリペア探索中に1度もマス
トリペアが検出されずに終了するまで続けられる。
領域アドレス発生器TAPと、不良セル総数記憶メモリ
TFCを設け、不良セル総数記憶メモリTFCの記憶が
「0」以外の記憶領域だけについてマストリペアの探索
を実行するから、不良セルが存在しない記憶領域に関し
ては全く不良救済解析を実行しない。従ってこの点で高
速化が達せられる。
救済解析を実行する場合も、領域アドレス発生器TAP
と、行アドレス発生器RAPと、列アドレス発生器CA
Pのそれぞれが指し示すアドレスにしたがって不良セル
総数記憶メモリTFC、行アドレス発生器RAP,列ア
ドレス発生器CAPが動作するから、マストリペア探索
中にマストリぺアが検出されると、そのマストリペアが
検出されたアドレス位置でR−DSCANか又はC−D
SCANの何れかをH論理に反転させて解析データの更
新動作を実行できるから、従来のようにマストリペアを
検出する毎に、そのマストリペアアドレスを主制御器1
11に記憶し、この記憶したマストリペアアドレスを後
で読み出し、マストリペアアドレスを設定してから実行
するより高速にマストリペア探索と解析データの更新動
作を実行することができる。
解析することができる利点が得られ、その効果は実用に
供して頗る大である。
数記憶メモリとスペアライン数記憶メモリの部分の構成
を示すブロック図。
ア探索手段の構成を説明するためのブロック図。
明するための図。
の例を説明するための図。
ク図。
の拡大平面図。
す拡大平面図。
説明するための図。
するための拡大平面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 記憶領域の行アドレス及び列アドレス上
に存在する不良セルの数がラインに直交する不良救済用
のスペアラインの本数より多いことを検出してマストリ
ペアと判定し、このマストリペアと判定されたアドレス
ラインが上記スペアラインに代替され、救済された状態
に必要なデータを更新するメモリの不良救済解析方法に
おいて、 上記行アドレス又は列アドレス上にマストリペアを検出
する毎に、そのマストリペアを検出した行アドレス又は
列アドレスにおいて上記データ更新処理を実行し、この
処理の実行後、再びマストリペアの探索を続行すること
を特徴とするメモリの不良救済解析方法。 - 【請求項2】 A,複数の記憶領域と、各記憶領域毎に
救済用のスペアラインを具備したメモリを試験し、各記
憶領域毎に不良セルの総数を、また各行アドレス及び列
アドレス毎に不良セル数を計数し、各記憶領域毎に救済
方法を解析する不良救済解析器を搭載したメモリ試験装
置において、 B,上記各領域毎に不良セルの有無を探索し、不良救済
解析を行うべき記憶領域であるか否かを判定する被解析
領域検出手段と、 C,各記憶領域毎に用意したスペアラインの本数を行方
向及び列方向のそれぞれに関して記憶したスペアライン
数記憶メモリと、 D,このスペアライン数記憶メモリに記憶したスペアラ
インの本数と上記各記憶領域の行アドレス及び列アドレ
ス上の不良セル数とを比較し、不良セルの数がラインに
直交するスペアラインの本数より大きい状態を検出して
マストリペアであると判定するマストリペア探索手段
と、 E,このマストリペア探索手段がマストリペアを検出す
る毎に、検出したマストリペアのアドレスラインが上記
スペアラインに代替され、救済された状態に必要なデー
タを更新する処理を実行するデータ更新手段と、 F,このデータ更新手段の処理の終了を検出して上記マ
ストリペア探索手段を再起動させる再起動手段と、 G,上記データ更新手段が動作したことを検出し、この
擬似処理により残存する本数が更新されたスペアライン
の本数をマストリペアの判定条件としてマストリペア探
索を再実行させるマストリペア探索再実行手段と、 H,マストリペア探索中にマストリペアが検出されない
ことを検出して解析中の記憶領域のマストリペア探索を
終了させる終了手段と、 によって構成した不良救済解析器を搭載したことを特徴
とするメモリ試験装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記被解析領域検出手段は
上記複数の記憶領域に付したアドレスを発生する領域ア
ドレス発生器と、この領域アドレス発生器が出力する領
域アドレスによってアクセスされて、各記憶領域毎に不
良セルの総数を記憶した不良セル総数メモリと、この不
良セル総数メモリから読み出される不良セル数が「0」
であることを検出するぜロ検出手段と、このゼロ検出手
段が「0」を検出する毎に上記領域アドレス発生器が出
力するアドレスを歩進させる歩進手段と、上記不良セル
総数メモリから読み出される不良セル数が「0」以外の
数値の場合は上記マストリペア探索手段を起動させる手
段によって構成した不良救済解析器を搭載したことを特
徴とするメモリ試験装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記スペアライン数記憶メ
モリは行方向に形成したスペアライン数を記憶するメモ
リと、列方向に形成したスペアライン数を記憶するメモ
リとによって構成され、これらメモリは上記領域アドレ
ス発生器が出力する領域アドレス信号によってアクセス
されて各記憶領域に用意されたスペアライン数を読み出
す構成とした不良救済解析器を搭載したことを特徴とす
るメモリ試験装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記マストリペア探索手段
は各記憶領域毎に行アドレス上の不良セル数を記憶した
行アドレス不良セル数記憶メモリと、列アドレス上の不
良セル数を記憶した列アドレス不良セル数記憶メモリ
と、上記行アドレス不良セル数記憶メモリをアクセスす
る行アドレス発生器と、上記列アドレス不良セル数記憶
メモリをアクセスする列アドレス発生器と、上記行アド
レス不良セル数記憶メモリから読み出した各行アドレス
に存在した不良セル数と、この不良セルの配列方向と直
交する向に形成したスペアラインの本数とを比較する行
アドレスライン上のマストリペアを検出する第1比較器
と、上記列アドレス不良セル数記憶メモリから読み出し
た各列アドレスに存在する不良セルの数と、この不良セ
ルの配列方向と直交する向に形成されたスペアラインの
本数とを比較し、列アドレスライン上のマストリペアを
検出する第2比較器とによって構成した不良救済解析器
を搭載したことを特徴とするメモリ試験装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記データ更新手段は上記
マストリペア探索手段が行アドレスライン上のマストリ
ペア及び列アドレスライン上のマストリペアの何れかを
検出した検出信号によってマストリペア探索中に歩進動
作中であった上記行アドレス発生器又は列アドレス発生
器の歩進動作を停止させる制御と、停止中であった列ア
ドレス発生器又は行アドレス発生器を初期アドレスから
最終アドレスまで歩進させる制御とを行うコントローラ
と、検出したマストリペアを救済するために使用したと
仮定してスペアラインの本数を更新させ、その更新され
たスペアラインの本数を上記スペアライン数メモリに再
書き込みする第1減算器と、上記歩進動作を開始した行
アドレス発生器又は列アドレス発生器の歩進動作により
読み出される上記行アドレス不良セル数記憶メモリ又は
列アドレス不良セル数記憶メモリから不良セルの存在が
読み出される毎に上記不良セル総数メモリから出力され
ている当該記憶領域の不良セル総数を−1してその減算
結果を上記不良セル総数メモリに再書き込みする第2減
算器と、上記行アドレス不良セル数記憶メモリ又は列ア
ドレス不良セル数記憶メモリから不良セルの存在が読み
出される毎に、上記行アドレス不良セル数記憶メモリと
列アドレス不良セル数記憶メモリの当該アドレス上のセ
ル数を−1して再書き込みを行う第3、第4減算器とに
よって構成した不良救済解析器を搭載したことを特徴と
するメモリ試験装置。 - 【請求項7】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記再起動手段は上記行ア
ドレス発生器と列アドレス発生器が出力する行アドレス
信号及び列アドレス信号が最終アドレスに達したことを
検出する一対のキャリセレクタと、このキャリセレクタ
が出力する桁上げ信号が入力されて停止中の上記行アド
レス発生器又は列アドレス発生器の歩進動作を再開させ
る制御を行うコントローラとによって構成した不良救済
解析器を搭載したことを特徴とするメモリ試験装置。 - 【請求項8】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記マストリペア再実行手
段は上記マストリペア探索手段が行方向及び列方向の何
れかのマストリペアの存在を検出し、上記データ更新手
段が動作して上記スペアライン数記憶メモリに記憶して
いるスペアラインの本数が更新された条件とマストリペ
ア探索動作の終了した条件の一致を検出して更新された
スペアラインの本数をマストリペアの判定条件としてい
る側のマストリペア探索動作を実行させる制御を行う制
御手段によって構成した不良救済解析器を搭載したこと
を特徴とするメモリ試験装置。 - 【請求項9】 請求項2記載の不良救済解析器を搭載し
たメモリ試験装置において、上記終了手段は上記領域ア
ドレス発生器の発生アドレスが最終アドレスに達したこ
とと、上記マストリペア探索手段がマストリペアを検出
することなく行方向又は列方向のマストリペア探索動作
を終了したことの条件がそろったことを検出する手段に
よって構成したことを特徴とするメモリの不良救済解析
装置。
Priority Applications (3)
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JP11203578A JP2001035189A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | メモリの不良救済解析方法及びこの解析方法を適用した不良救済解析器を搭載したメモリ試験装置 |
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ID=16476437
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US6594788B1 (en) | 2003-07-15 |
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