JP2001034674A - 無人契約装置 - Google Patents

無人契約装置

Info

Publication number
JP2001034674A
JP2001034674A JP20980599A JP20980599A JP2001034674A JP 2001034674 A JP2001034674 A JP 2001034674A JP 20980599 A JP20980599 A JP 20980599A JP 20980599 A JP20980599 A JP 20980599A JP 2001034674 A JP2001034674 A JP 2001034674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unmanned contract
contract
image pickup
document
certificate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20980599A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Goto
広一 後藤
Toshinari Tanaka
俊成 田中
Yuji Soda
祐司 曽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20980599A priority Critical patent/JP2001034674A/ja
Publication of JP2001034674A publication Critical patent/JP2001034674A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の数を減らして、構造の簡素化と製
造コストの削減とを可能にする無人契約装置を提供す
る。 【解決手段】 ベルト102に固定した移動可能なライン
センサー101で撮像手段を構成し、装置外に固定して置
かれた証明書類103に対してラインセンサーをAからB
まで移動して証明書類を撮影し、装置の挿入口から挿入
されて装置内を搬送される申込書104に対してラインセ
ンサーをC位置に固定して申込書を撮影する。1つの撮
像手段で証明書類と申込書とを撮影できるので、撮影装
置の個数が減り、装置の小型化と製造コストの削減を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人店舗等に設置
される無人契約装置に関し、特に、内蔵する撮像装置の
個数を減らし、装置の小型化及び低コスト化を図るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、無人店舗に設置した無人契約装置
により、消費者金融などの受付を行うシステムが開発さ
れている。この無人契約装置は、通信回線で管理センタ
ーに接続され、利用者自身が操作ガイダンスに従って無
人契約装置を操作することにより契約が交わされる。
【0003】無人契約装置には、利用者の顔を撮影する
ビデオカメラなどの撮像装置、本人確認のために免許証
や保険証などの身分証明書を読み取る撮像装置、申し込
み用の書類を読み取る撮像装置などが装備され、さら
に、信用照会や契約処理を行う機構、契約成立時に契約
書を発行する発行機などが内蔵されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無人契
約装置では、利用者撮影用の撮像装置、身分証明書読み
取り用の撮像装置、及び申込書読み取り用の撮像装置
を、それぞれ別個に備えているため、装置が大型化し、
構造が複雑化し、製造コストが高くなると言う問題点を
有していた。
【0005】また、この装置の周囲には監視する人がい
ないため、装置の開口から液体を注入するなどの悪質な
悪戯が行われる場合がある。
【0006】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、撮像装置の数を減らして、構造の簡素化
と製造コストの削減とを図り、また、悪質な悪戯から保
護することができる無人契約装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の無人契
約装置では、装置内に取り込まれる申込書のような書面
と、装置外に置いて撮影する免許証のような証明書類と
を、1つの撮像手段で撮影するように構成している。
【0008】そのため、撮影装置の個数を減らして、装
置の小型化や製造コストの削減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、契約に必要な複数の対象物の画像を撮影する撮像手
段を備えた無人契約装置において、少なくとも、撮影手
段の1つが、複数の対象物の画像を撮影するように構成
し、その複数の対象物の中に、装置内に取り込まれて撮
像手段で撮影される書面と、装置外に置かれて撮像手段
で撮影される証明書類とが含まれるようにしたものであ
り、撮影装置の個数を減らして装置の小型化や製造コス
トの削減を図ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、撮像手段を、移
動可能なラインセンサーで構成し、装置外に固定して置
かれた証明書類に対してラインセンサーが移動して証明
書類を撮影し、装置の挿入口から挿入されて装置内を搬
送される書面に対してラインセンサーが一定位置で書面
を撮影するようにしたものであり、装置外に置く免許証
などの証明書類に対しては、ラインセンサーを移動して
スキャンニングを行い、申込書のように装置内を搬送さ
れる書面は、ラインセンサーを固定し、書類を移動させ
てスキャンニングを行う。
【0011】請求項3に記載の発明は、このラインセン
サーを、複数の駆動ローラーに架け渡したベルト上に固
定したものであり、ローラーを駆動して、ラインセンサ
ーの証明書類に対するスキャンニングを行わせ、また、
ラインセンサーを、書面を撮影する固定位置まで移動さ
せる。
【0012】請求項4に記載の発明は、入力操作用のタ
ッチパネルを設け、証明書類を、タッチパネル上に固定
して置くようにしたものであり、証明書類読み取りのス
ペースを別に設ける必要が無くなり、装置を小型化する
ことができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、撮像手段を、撮
影方向の切り替えが可能な電子式撮像手段で構成し、装
置外に固定して置かれた証明書類の方向に電子式撮像手
段の撮影方向を向けて証明書類を撮影し、装置の挿入口
から挿入されて装置内を搬送される書面の搬送路上の位
置に電子式撮像手段の撮影方向を向けてこの書面を撮影
するようにしたものであり、デジタルスチールカメラや
ビデオカメラ等、1つの電子式撮像手段を用いて、証明
書類と申込書とを撮影することにより、装置の小型化と
製造コストの削減とを図ることができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、撮影手段の撮影
方向を切り替えて、操作者の顔の撮影を可能にしたもの
であり、1つの電子式撮像手段を用いて、証明書類と申
込書と利用者の顔とを撮影することができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、証明書類を、装
置前面に装着した透明板上に固定して置き、証明書類の
方向に電子式撮像手段の撮影方向を向けることにより、
証明書類と操作者の顔とを一緒に撮影するようにしたも
のであり、電子式撮像手段の撮影方向を2方向に切り替
えるだけで、証明書類と申込書と利用者の顔とを撮影す
ることができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、書面の装置内で
の搬送路を、挿入口より奥に行くほど高くなるように傾
斜させて配置したものであり、挿入口から液体を注入す
る悪戯が行われた場合でも、被害を避けることができ
る。
【0017】請求項9に記載の発明は、契約書を印字し
て取り出し口に排出する印字装置を設け、この印字装置
を、取り出し口より奥に行くほど高くなるように傾斜さ
せて配置したものであり、取り出し口から液体を注入す
る悪戯が行われた場合でも、被害を避けることができ
る。
【0018】請求項10に記載の発明は、装置内に記憶
媒体カードの読取り書込み装置を併設したものであり、
利便性が向上し、設置スペースの有効活用が可能にな
る。
【0019】請求項11に記載の発明は、装置内に現金
計数・出納処理装置を併設したものであり、利便性が向
上し、設置スペースの有効活用が可能になる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0021】(第1の実施形態)図4には、第1の実施
形態における無人契約装置の外観を示している。装置本
体は、利用者の顔を撮影するビデオカメラ111と、利用
者が入力操作を行うタッチパネル106と、住所氏名等を
記入した契約申込書を挿入する申込書挿入口214と、身
分証明書を読み取るための読み取り画面213と、発行さ
れた契約書が排出される契約書取出し口215とを有して
いる。
【0022】図2は、この無人契約装置の構成をブロッ
ク図で示している。この装置は、操作用のタッチパネル
106と、選択メニューや操作ガイダンス等を表示する液
晶表示器105と、液晶表示器105を照明するバックライト
107と、契約書を印字する契約書発行プリンター113と、
利用者の顔を撮影するビデオカメラ111と、画像データ
等を記憶する記憶部220と、申込書挿入口214から挿入さ
れた申込書を搬送する書類搬送用機構108と、身分証明
書及び申込書を撮像するラインセンサーから成る撮像セ
ンサー部222と、ラインセンサーを撮像位置へ移動する
ための撮像センサー移動装置102と、ラインセンサーを
撮像位置で停止させるための撮像センサー停止保持装置
224と、装置の前に立つ利用者を感知する人体センサー2
19と、通信回線227を介して管理センター228にデータを
転送するための通信手段226と、無人契約装置の動作を
制御するCPU225とを備えている。
【0023】図1は、この無人契約装置の断面図を示
し、図3は、その一部を拡大して示している。装置本体
の上方に、利用者を撮像するビデオカメラ111が設置さ
れ、利用者と向き合う位置にタッチパネル106が設置さ
れ、その背面に液晶表示器105とバックライト107とが配
置されている。
【0024】また、本体の下方には、契約書を発行する
プリンター113が配置されている。
【0025】また、身分証明書103及び申込書104を撮像
するラインセンサー101は、ラインセンサー移動装置102
を構成するベルトに固定されており、駆動ローラでベル
トが回転して、ラインセンサー10の位置が移動する。
【0026】ラインセンサー101は、ファクシミリ等で
広く使用されている撮像装置であり、発光素子・受光素
子の対から成る多数のフォトセンサーが列状(紙面に直
交する方向に延びる列)に配置されており、発光素子か
ら発光された光が印刷物等の書面で反射して受光素子に
入射し、書面のライン上の画像が検出される。そして、
ラインセンサー101に対して書面を相対的に移動するこ
とにより書面全体の画像が撮像される。
【0027】身分証明書の撮像は、利用者が身分証明書
103を読み取り画面213の透明板上に載置することにより
行われる。このときラインセンサー101は、ラインセン
サー移動装置102によってAの位置からBの位置まで移
動し、この間に身分証明書103を撮像する。このよう
に、証明書類は、装置本体の中に引き込むこと無く撮像
を行う。これは、証明書類を装置本体内に引き込んだ場
合には、証明書類が取り込まれたままになるのではない
かと言う不安を利用者が感じるので、こうした不安を与
えないようにするためである。
【0028】また、申込書の撮像は、利用者が申込書10
4を挿入口214から挿入することにより行われる。このと
きラインセンサー101は、ラインセンサー移動装置102に
よってCの位置に運ばれて停止する。一方、挿入口214
に挿入された申込書104は、書類搬送用ローラー108で、
読み取り画面213の透明板の延長上に押し付けられるよ
うにして搬送され、この間に固定されたラインセンサー
101上を申込書104が通過するため、ラインセンサー101
で申込書の全体像が撮像される。
【0029】撮像が済んだ申込書104は、さらに書類搬
送用ローラー108で搬送されて、書類スタッカー110に蓄
積される。
【0030】図5は、この無人契約装置の動作フローを
示している。 ステップ2:利用者が装置の前に立つと、 ステップ3:人体センサー219が検知する。人体検知セ
ンサーが検知していない場合には、 ステップ4:液晶表示器105で広告や宣伝などを表示し
続け、 ステップ5:人体センサー219が利用者を検知したとき
は、液晶表示器105により「身分証明書を指定の位置に
置いて下さい。」と表示し、 ステップ6:証明書が置かれた場合に、 ステップ7:証明書の撮像を行い、 ステップ8:証明書の撮像に成功したかどうかを識別す
る。撮像に成功しなかった場合には、 ステップ9:「もう一度、身分証明書を置いて下さ
い。」と表示して、ステップ6以降の手順を繰り返す。
【0031】ステップ8で証明書の撮像に成功した場合
には、 ステップ10:撮像画像を記憶部220に収録し、 ステップ11:手続きする本人が、身分証明書の人物と一
致するかどうかを確認し、 ステップ12:一致しない場合は、本人以外の申し込みが
できない旨を表示してステップ5に戻る。また、ステッ
プ11において、本人確認ができた場合は、 ステップ13:「申込書に記入して下さい。記入できたら
挿入して下さい。」と表示し、 ステップ14:挿入口214での紙の有無を検出して、紙が
存在する場合には、 ステップ15:紙搬送と申込書の撮像とを実行し、 ステップ16:申込書の撮像が完了した場合には、 ステップ17:管理センターで申込書を審査し、不備がな
ければ、申込書受理の指示を送り、 ステップ18:契約書発行プリンター113で契約書を印刷
して、 ステップ19:処理を終了する。
【0032】このように、この実施形態の無人契約装置
では、一つのラインセンサーを証明書の撮像と申込書の
撮像とに兼用しているため、構造の簡略化、構成の小型
化、製造コストの削減等を図ることができる。
【0033】(第2の実施形態)第2の実施形態の無人
契約装置では、タッチパネル面を、証明書類を読み取る
ための読み取り画面に兼用している。
【0034】この装置は、図6の断面図、及び、その一
部を拡大した図7の断面図に示すように、タッチパネル
106の一部に、身分証明書103を保持するためのポケット
状の身分証明書等押さえ112が設置されており、この身
分証明書等押さえ112の背後に、ラインセンサー移動装
置102によって移動するラインセンサー101が配置されて
いる。また、申込書挿入口の背後には、申込書104を斜
め上方に引き込む書類搬送用ローラー108と引き込まれ
た申込書を蓄積する書類スタッカー110とが配置され、
また、タッチパネル106の背面には、液晶表示器105とバ
ックライト107とが配置されている。その他の構成は第
1の実施形態(図1)と変わりがない。
【0035】図8には、タッチパネル106を正面から見
たときの身分証明書等押さえ112の位置と、そこに保持
された身分証明書103とを示している。ラインセンサー1
01のフォトセンサー列は、この身分証明書103の横幅m
に対応する長さを有しており、また、液晶表示器105
は、タッチパネル106に対応する面積を有している。
【0036】この装置では、利用者が身分証明書103を
身分証明書等押さえ112に挿入すると、ラインセンサー
移動装置102によって、ラインセンサー101がAの位置か
らBの位置まで移動し、この間に身分証明書103の撮像
が行われる。
【0037】次いで、ラインセンサー101は、ラインセ
ンサー移動装置102によってCの位置に運ばれて停止す
る。この状態で利用者が申込書104を挿入口に挿入する
と、申込書104は、書類搬送用ローラー108によって斜め
上方に搬送され、この間に固定位置Cに在るラインセン
サー101上を通過して、ラインセンサー101により撮像さ
れる。
【0038】この無人契約装置では、第1の実施形態に
比べて、証明書読み取り用の画面213を別に用意する必
要がないため、構造を小型化することができる。また、
この装置では、申込書を申込書挿入口から斜め上方に引
き込む構成にしているため、悪戯によって申込書挿入口
から液体が流し込まれた場合でも、書類スタッカー110
に蓄積された申込書が汚される事態を防ぐことができ
る。
【0039】なお、ここでは、タッチパネル面106の一
部に身分証明書を保持する構成を示しているが、このタ
ッチパネル面106を液晶表示器105の表示専用面とし、操
作部を別に設ける構成にしても良い。
【0040】(第3の実施形態)第3の実施形態の無人
契約装置は、撮像装置の撮像方向を切り替えて証明書や
申込書を撮像する。
【0041】この装置は、第1の実施形態の撮像センサ
ー部とその移動、停止機構に代えて、図9のブロック図
で示すように、デジタルスチールカメラまたはビデオカ
メラ等の電子式撮像装置111と、この電子式撮像装置111
の撮像方向を切り替える撮像位置方向変更用機構301と
を備えている。その他の構成は第1の実施形態(図2)
と変わりがない。
【0042】図10は、この無人契約装置の断面図を示
している。
【0043】この装置では、電子式撮像装置111が、利
用者の顔を撮像する方向、身分証明書を撮像する方向及
び申込書を撮像する方向の3方向に向きを変えることが
できる。また、身分証明書103を載せる平坦面が、装置
本体の内側に向かって設けられている。また、書類搬送
用ローラー108は、申込書挿入口214から挿入された申込
書104を装置内に水平に引き込む。その他の構成は第1
の実施形態(図1)と変わりがない。
【0044】電子式撮像装置111は、通常、装置の前方
を向いており、人体センサー部219が利用者を感知する
と、利用者の顔を撮影する。また、利用者が契約申込の
操作を開始すると、電子式撮像装置111は、身分証明書
を撮像する方向に向きを変え、利用者が載置した身分証
明書103を撮像する。次いで、利用者が申込書挿入口214
に申込書104を挿入すると、電子式撮像装置111は、申込
書を撮像する方向に向きを変え、書類搬送用ローラー10
8によって引き込まれた申込書104を撮像する。書類搬送
用ローラー108は、撮像が済んだ申込書104を書類スタッ
カー110に送り込む。
【0045】このように、この実施形態の無人契約装置
では、一台の電子式撮像装置を用いて、利用者の顔、証
明書及び申込書を撮像することができ、構成の簡素化、
装置の小型化、製造コストの削減などを図ることができ
る。
【0046】なお、ここでは、電子式撮像装置111を、
利用者撮像方向、証明書撮像方向及び申込書撮像方向の
3方向に切り替える場合について説明したが、図11に
示すように、電子式撮像装置111の切り替え方向を、証
明書撮像方向及び申込書撮像方向の2方向だけとし、利
用者の顔は別のビデオカメラで撮像するようにしても良
い。
【0047】また、図12に示すように、申込書挿入口
214に挿入された申込書104を、書類搬送用ローラー108
によって斜め上方に引き込むように構成し、また、契約
書発行プリンター113が、印字した契約書を斜め上方か
ら排出するように配置することにより、申込書挿入口21
4や契約書取り出し口215から液体を注入する悪戯の被害
を回避することができる。
【0048】(第4の実施形態)第4の実施形態の無人
契約装置は、利用者の顔を、身分証明書と同一の画像に
撮像する。
【0049】この装置は、図13に示すように、装置本
体から張り出している台にタッチパネル106、液晶表示
器105及びバックライト107が配置され、また、利用者の
顔に向き合う装置本体の位置に透明板が配置され、この
透明板に身分証明書103を保持する身分証明書等押さえ1
12が固定され、この透明板の背後に撮像方向を2方向に
切り替える電子式撮像装置111が配置されている。
【0050】また、装置本体の前面には、利用者の顔を
撮像するときに利用者自身が操作する押しボタンスイッ
チ121が設けられている。
【0051】この装置では、利用者が、身分証明書等押
さえ112に身分証明書103を入れ、押しボタンスイッチ12
1を押す操作を行った場合に、電子式撮像装置111が、利
用者の方向の撮像を行い、利用者の顔と身分証明書とを
同一画像内に記録する。
【0052】次に、利用者が申込書挿入口214に申込書1
04を挿入すると、電子式撮像装置111は、申込書を撮像
する方向に向きを変え、書類搬送用ローラー108によっ
て引き込まれた申込書104を撮像する。
【0053】このように、この実施形態の無人契約装置
では、利用者の顔と身分証明書とを同一画像に記録する
ことができるため、画像データの整理や本人照合などの
処理が容易になる。また、電子式撮像装置111の撮像方
向を2段階に切り替えるだけで、利用者、証明書及び申
込書の撮像が可能であり、電子式撮像装置111の撮像位
置方向変更用機構301の構成が簡素化できる。
【0054】(第5の実施形態)第5の実施形態では、
関連する装置を組み合わせて、利便性を高めた無人契約
装置について説明する。
【0055】図14には、装置本体の一部に、記憶媒体
カードの読み取りまたは書き込みを行う装置1001を設け
た場合を示している。この記憶媒体カード読取書込装置
1001は、記憶媒体カードによるカード契約証を新たに発
行したり、また、利用者が挿入したカード契約証の情報
を読み取って、貸し付けや返却等の諸情報の登録管理を
可能にする。
【0056】また、図15には、装置本体の一部に、現
金貸し出しまたは返却を受け付ける受付装置を設けた場
合を示している。このように、現金の貸し付け、返却等
の実行が可能な装置を同一装置内に併設することによっ
て、利用者は、これまでのように、無人契約装置で契約
を済ませた後、現金処理装置の方に回って現金を引き出
すと言う無駄な動きをしなくても済むことになり、ま
た、機器の設置面積も、無人契約装置と現金貸出・返却
受付装置との2台分の設置スペースを1台分に減らすこ
とが可能になり、設置面積に関わるコストを削減するこ
とができ、また、狭い場所でも機器の設置が可能にな
り、設置場所の選定条件が緩和される。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の無人契約装置は、撮影装置の個数を減らし、装置の小
型化と製造コストの削減とを図ることができる。
【0058】また、申込書挿入口や契約書取出口から奥
に行くほど高くなるように傾斜を持たせる構成により、
それらの口から液体を注入する悪戯が行われた場合で
も、被害を避けることができる。
【0059】また、装置内に記憶媒体カードの読取・書
込装置や現金計数・出納処理装置を併設した装置では、
利用者の利便性を高め、また、設置スペースの有効活用
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における無人契約装置の断面
図、
【図2】第1の実施形態における無人契約装置の構成を
示すブロック図、
【図3】第1の実施形態における無人契約装置の一部拡
大断面図、
【図4】第1の実施形態における無人契約装置の外形を
示す斜視図、
【図5】第1の実施形態における無人契約装置の動作を
示すフロー図、
【図6】第2の実施形態における無人契約装置の断面
図、
【図7】第2の実施形態における無人契約装置の一部拡
大断面図、
【図8】第2の実施形態における無人契約装置のタッチ
パネルの正面図、
【図9】第3の実施形態における無人契約装置の構成を
示すブロック図、
【図10】第3の実施形態における無人契約装置の断面
図、
【図11】第3の実施形態における無人契約装置の一部
を変形した装置の断面図、
【図12】第3の実施形態における無人契約装置の液体
流入防止を図る構成を示す図、
【図13】第4の実施形態における無人契約装置の断面
図、
【図14】第5の実施形態における記憶媒体カード読取
書込装置を併設した無人契約装置の断面図、
【図15】第5の実施形態における現金貸出し返却受付
装置を併設した無人契約装置の断面図である。
【符号の説明】
101 ラインセンサー 102 撮像センサー移動装置 103 身分証明書 104 申込書 105 液晶表示器 106 タッチパネル 107 バックライト 108 書類搬送用機構 109 処理済み申込書 110 書類スタッカー 111 ビデオカメラ乃至デジタルスチルカメラ 112 身分証明書等押さえ 113 契約書発行プリンター 121 押しボタンスイッチ 213 身分証明書読取画面 214 申込書挿入口 215 契約書取出し口 219 人体センサー 220 記憶部 222 撮像センサー部 224 撮像センサー停止保持装置 225 CPU 226 通信手段 227 通信回線 228 管理センター 301 電子式撮像装置の撮像位置方向変更用機構 1001 記憶媒体カード読取書込装置 1101 現金貸出・返却受付装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽田 祐司 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA20 BA04 BA10 CA01 CA10 CC10 DA05 DE01 DE07 DE10 EA01 EA11 EB01 5B043 AA07 BA04 DA02 5B049 AA05 AA06 BB46 CC01 CC37 DD01 EE00 EE07 EE24 FF02 FF03 GG04 5B057 AA01 AA11 AA20 BA02 BA19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 契約に必要な複数の対象物の画像を撮影
    する撮像手段を備えた無人契約装置において、 少なくとも、撮像手段の1つが、複数の対象物の画像を
    撮影し、前記複数の対象物の中に、装置内に取り込まれ
    て前記撮像手段で撮影される書面と、装置外に置かれて
    前記撮像手段で撮影される証明書類とが含まれることを
    特徴とする無人契約装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段が、移動可能なラインセン
    サーから成り、装置外に固定して置かれた前記証明書類
    に対して前記ラインセンサーが移動して前記証明書類を
    撮影し、装置の挿入口から挿入されて装置内を搬送され
    る前記書面に対して前記ラインセンサーが一定位置で前
    記書面を撮影することを特徴とする請求項1に記載の無
    人契約装置。
  3. 【請求項3】 前記ラインセンサーが、複数の駆動ロー
    ラーに架け渡したベルト上に固定されていることを特徴
    とする請求項2に記載の無人契約装置。
  4. 【請求項4】 入力操作用のタッチパネルを備え、前記
    証明書類が、前記タッチパネル上に固定して置かれるこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の無人契約装
    置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段が、撮影方向の切り替えが
    可能な電子式撮像手段から成り、装置外に固定して置か
    れた前記証明書類の方向に前記電子式撮像手段の撮影方
    向を向けて前記証明書類を撮影し、装置の挿入口から挿
    入されて装置内を搬送される前記書面の搬送路上の位置
    に前記電子式撮像手段の撮影方向を向けて前記書面を撮
    影することを特徴とする請求項1に記載の無人契約装
    置。
  6. 【請求項6】 前記撮影手段の撮影方向を切り替えて、
    操作者の顔の撮影を可能にしたことを特徴とする請求項
    5に記載の無人契約装置。
  7. 【請求項7】 前記証明書類が、装置前面に装着した透
    明板上に固定して置かれ、前記証明書類の方向に前記電
    子式撮像手段の撮影方向を向けることにより、前記証明
    書類と操作者の顔とが一緒に撮影されることを特徴とす
    る請求項5に記載の無人契約装置。
  8. 【請求項8】 前記書面の装置内での搬送路が、前記挿
    入口より奥に行くほど高くなるように傾斜して配置され
    ていることを特徴とする請求項2または5に記載の無人
    契約装置。
  9. 【請求項9】 契約書を印字して取り出し口に排出する
    印字装置を備え、前記印字装置が前記取り出し口より奥
    に行くほど高くなるように傾斜して配置されていること
    を特徴とする請求項8に記載の無人契約装置。
  10. 【請求項10】 装置内に記憶媒体カードの読取り書込
    み装置を併設したことを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれかに記載の無人契約装置。
  11. 【請求項11】 装置内に現金計数・出納処理装置を併
    設したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記
    載の無人契約装置。
JP20980599A 1999-07-23 1999-07-23 無人契約装置 Withdrawn JP2001034674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20980599A JP2001034674A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 無人契約装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20980599A JP2001034674A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 無人契約装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001034674A true JP2001034674A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16578903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20980599A Withdrawn JP2001034674A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 無人契約装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001034674A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090972A1 (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 日本電気株式会社 顔認証装置及び顔認証装置の制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090972A1 (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 日本電気株式会社 顔認証装置及び顔認証装置の制御方法
JPWO2020090972A1 (ja) * 2018-11-01 2021-09-30 日本電気株式会社 顔認証装置及び顔認証装置の制御方法
JP2022177247A (ja) * 2018-11-01 2022-11-30 日本電気株式会社 顔認証装置及び顔認証装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004032120A (ja) 画像データの処理方法、画像読み取り装置、pos端末および電子決済システム
JP2007323517A (ja) 自動取引装置
JP2001034674A (ja) 無人契約装置
WO2019116724A1 (ja) 現金自動預払機、端末装置、および媒体読取方法
WO2010038329A1 (ja) 読取装置
US6494372B2 (en) Self service terminal and method for processing transaction forms
JPH1158894A (ja) 情報記録装置および情報記録装置を備えた記録媒体発行機
JP6636375B2 (ja) 書類読取装置
JP2001076208A (ja) 無人契約装置
JP2021072501A (ja) 据置型端末装置
WO2021085567A1 (ja) 据置型の情報表示および決済処理可能な端末装置
JP4675014B2 (ja) 無人契約装置
JP2023086200A (ja) 自動取引装置、媒体読取方法、及びプログラム
JP2005043950A (ja) 自動取引装置
JP6781570B2 (ja) 情報読取装置
JP3719754B2 (ja) 自動取引装置
JP3435332B2 (ja) 情報記録媒体処理装置
JP2007094482A (ja) 無人取引装置および画像読取装置
JPH0944727A (ja) 自動取引装置
JP6812641B2 (ja) 情報処理装置
JP2001101484A (ja) 本人確認装置
JP3435333B2 (ja) 情報記録媒体処理装置
JP2577491B2 (ja) 現金取扱装置のカード処理装置
JPH05183746A (ja) 画像処理システム
JPH1143250A (ja) 自動契約機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060721

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070730