JP2001033095A - 自動風呂給湯装置 - Google Patents
自動風呂給湯装置Info
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- JP2001033095A JP2001033095A JP11202525A JP20252599A JP2001033095A JP 2001033095 A JP2001033095 A JP 2001033095A JP 11202525 A JP11202525 A JP 11202525A JP 20252599 A JP20252599 A JP 20252599A JP 2001033095 A JP2001033095 A JP 2001033095A
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Abstract
じて自分が最も快適と感じる温度に自動補正する。 【解決手段】 自動給湯スイッチのONによる湯張り指
示により、浴槽53へ設定温度の湯が所定水位もしくは
所定量給湯される自動給湯手段を備えた自動風呂給湯装
置において、春、夏、秋、冬の平均気温等から予め定め
られた範囲の外気温度に対する補正温度を予め決めてお
き、外気温度に適合する補正温度を設定温度に加減し実
給湯温度が自動補正してオールシーズン外気に影響され
ることなく快適な入浴ができるようにする。
Description
ステム等において、夏、冬等の外気温度に合わせて浴槽
への湯張り温度を自動調整してオールシーズン自分が最
も快適と感じる温度で入浴できるようにした自動風呂給
湯装置に関する。
のがあって必ずしもオールシーズン一定の温度を好むも
のではない。たとえば、冬期に湯温が44℃で丁度よい
温度と感じても夏期では熱すぎると感じる人が多い。こ
のように感じる温度というのは個人差もあれば外気温度
を含めたあらゆる外部環境によって大きく左右される。
なかでも外気温度は大きく影響する。そこで、従来の自
動風呂給湯装置では、夏、冬等の外気温度に合わせて浴
槽への湯張り温度(実給湯温度)を自動調整してオール
シーズン自分が最も快適と感じる温度で入浴できる外気
温度に応じた補正手段は設けられていないので、その都
度設定温度を変えて対処しているにすぎない。
度が低いと湯温は実際より低く感じ、外気温度が高いと
熱く感じるのが一般的で、そのような人が多い実情にあ
る。したがって、上記従来の技術ではその都度設定温度
返還操作を要するは勿論のこと、夏、冬等の外気温度に
大きく左右されて自分が最も快適と感じる設定温度の湯
をシーズンを通して得ることはできないという問題点が
あった。
解決し、設定温度に対する実給湯温度を外気温度に応じ
て自分が最も快適と感じる温度に自動補正することによ
って、オールシーズン快適な入浴ができ、併せて、複数
人の家族等の場合、個々の人が最も快適と感じる設定温
度もしくは実給湯温度の湯が各別に得られるようにして
自分の最も快適と感じる温度で入浴できる自動風呂給湯
装置の提供を目的としている。
発明の請求項1記載の自動風呂給湯装置は、自動給湯ス
イッチのONによる湯張り指示により、浴槽へ設定温度
の湯が所定水位もしくは所定量給湯される自動給湯手段
を備えた自動風呂給湯装置において、上記設定温度に対
し実給湯温度を外気温度に応じて補正する湯張り温度制
御手段を備えたことを要旨とする。
載の自動風呂給湯装置は、上記請求項1の自動風呂給湯
装置において、上記外気温度に対して予め決められた補
正温度を設定温度に加減して実給湯温度を補正する湯張
り温度制御手段であることを要旨とする。
載の自動風呂給湯装置は、上記請求項1の自動風呂給湯
装置において、上記設定温度設定時の外気温度と給湯時
の外気温度との差から補正値を演算しその結果から実給
湯温度を補正する湯張り温度制御手段であることを要旨
とする。
載の自動風呂給湯装置は、上記請求項1、2及び3の自
動風呂給湯装置において、上記湯張り温度制御手段によ
る補正の要否が選択できることを要旨とする。
載の自動風呂給湯装置は、自動給湯スイッチのONによ
る湯張り指示により、浴槽へ設定温度の湯が所定水位も
しくは所定量給湯される自動給湯手段を備えた自動風呂
給湯装置において、上記設定温度を個別に複数設定記憶
可能とし、必要に応じて個々に呼び出し設定できる複数
設定記憶手段を備えたことを要旨とする。
載の自動風呂給湯装置は、上記請求項1、2、3及び5
の自動風呂給湯装置において、 上記複数設定記憶手段から呼び出し設定された設定温度
に対し実給湯温度を外気温度に応じて補正できるように
したことを要旨とする。
載の自動風呂給湯装置は、上記請求項5又は6の自動風
呂給湯装置において、 上記複数設定記憶手段から呼び出し設定された設定温度
に対する補正の要否を選択できるようにしたことを要旨
とする。
の自動風呂給湯装置は、自動給湯スイッチを有し該スイ
ッチのONによる湯張り指示により、浴槽へ設定温度の
湯が所定水位もしくは所定量給湯される自動給湯手段を
備えた自動風呂給湯装置において、上記設定温度に対し
実給湯温度を外気温度に応じて補正する湯張り温度制御
手段を備えたから、この湯張り温度制御手段により設定
温度に対し実給湯温度が夏、冬等の外気温度の変化に応
じて自分(入浴者)の最も快適と感じる温度の湯に自動
補正される。この結果、オールシーズン外気温度に影響
されることなく快適な入浴ができる。
の自動風呂給湯装置は、外気温度に対して予め決められ
た補正温度を設定温度に加減して実給湯温度を補正する
湯張り温度制御手段を採用しているから、春、夏、秋、
冬の平均気温等から予め定められた範囲の外気温度に対
する補正温度を予め決めておき、入浴時の外気温度に適
合する補正温度を設定温度に加えたり減じたりして実給
湯温度が自動補正される。この結果、オールシーズン外
気温度に影響されることなく快適な入浴ができる。
の自動風呂給湯装置は、設定温度設定時の外気温度と給
湯時の外気温度との差から補正値を演算しその結果から
実給湯温度を補正する湯張り温度制御手段を採用してい
るから、外気温度の変化に対する実給湯温度の自動補正
が外気温度に適合したきめ細かな補正値のもとに適切に
行える。この結果、オールシーズン外気温度に影響され
ることなくより快適な入浴ができる。
の自動風呂給湯装置は、湯張り温度制御手段による補正
の要否が選択できるようにしたから、外気温度の影響に
よる外気温度の影響による実給湯温度の補正を必要とす
るときのみ湯張り温度制御手段を機能させることができ
る。この結果、必要時のみ補正できる。
の自動風呂給湯装置は、自動給湯スイッチを有し該スイ
ッチのONによる湯張り指示により、浴槽へ設定温度の
湯が所定水位もしくは所定量給湯される自動給湯手段を
備えた自動風呂給湯装置において、上記設定温度を個別
に複数設定記憶可能とし、必要に応じて個々に呼び出し
設定できる複数設定記憶手段を備えたから、個々の人が
最も快適と感じる設定温度の湯が各別に得られる。この
結果、複数人の家族の場合、自分専用の設定温度を記憶
させておけば、自分が最も快適と感じる温度で常に入浴
できる。
の自動風呂給湯装置は、上記複数設定記憶手段から呼び
出し設定された設定温度に対し実給湯温度を外気温度に
応じて補正できるようにしたから、自分専用の実給湯温
度の湯が常に得られる。この結果、シーズンを通して快
適な入浴ができる。
の自動風呂給湯装置は、上記複数設定記憶手段から呼び
出し設定された設定温度に対する補正の要否が選択でき
るようにしたから、自分専用の設定温度を必要とすると
きのみ補正できる。この結果、自動補正ではないので、
補正の必要がない時は補正を自分の意志で止めることが
できる。
用を一層明らかにするために、以下この発明の自動風呂
給湯装置の好適な実施の形態について図面を参照して説
明する。
を備えた自動風呂給湯装置の一例を示した概略展開構成
図であって、給湯装置A、追焚き装置B、風呂給湯回路
C、風呂給湯回路Cに備えられた縁切り弁29、風呂回
路D、風呂回路Dに備えられた循環ポンプ38、給湯回
路Cと風呂回路Dの接続部に備えられた流路切替弁35
を主要な機能部として構成され、これらの動作を制御す
る風呂リモコン53及び給湯リモコン54が接続される
コントローラ55を有している。
管59と、給水管59に接続される熱交換器20と、熱
交換器20の下流側に接続される給湯管60と、熱交換
器20を加熱するバーナ25とからなり、給水管59か
らの冷水がバーナ25で加熱される熱交換器20を流過
する間に熱交換され所定温度の湯となって給湯管60に
送り出される構成となっており、給湯管60は途中から
分岐されて風呂給湯回路Cと一般給湯回路61とに分か
れている。この給湯装置Aは給水管59と給湯管60と
を水電磁弁8を有するバイパス管62で結んだミキシン
グ型となっている。なお、上記給水管59の上流側には
ストレーナ2、給湯水量センサー3、水量制御モータ4
及びサーミスタ6が備えられ、また、上記一般給湯回路
61には圧力逃し弁付き水抜栓26を介して給湯栓1が
備えられている。
れ、このバーナ25にはガス供給管63からのガスが給
湯用ガス管63aから元電磁弁7、比例制御弁11、切
替電磁弁9、10及びノズル14を介して供給され、フ
ァンモータ12によって回転駆動される給気ファン13
から燃焼室21へ供給される燃焼用空気と混合して燃焼
し熱交換器20を加熱する。なお、16はイグナイタ
ー、17はサーミスタ、18は電極、19は熱交換器過
熱防止装置、22は排気トップ、23は器体過熱防止装
置、24は凍結予防ヒータである。
回路Cは、第1給湯管64と第2給湯管65とからな
り、この第1給湯管64と第2給湯管65との間に大気
開放電磁弁30を有する縁切り弁29が備えられ、第1
給湯管64には落し込み水量センサー27と給湯用電磁
弁28を有し、第2給湯管65はモータ駆動式の流路切
替弁35を介して後述する追焚き装置Bに接続されてい
る。31、32、33は逆止弁である。
ダプタ56に接続され、他端は循環ポンプ38に接続さ
れた往き管66と戻り管67からなる風呂回路Dを形成
し、風呂回路Dの往き管66の途中にバーナ45により
過熱される熱交換器49を備えた構成となっており、風
呂回路Dの戻り管67と上記風呂給湯回路Cの第2給湯
管65との接続部に上記切替弁35を備え、この切替弁
35により流路を湯張り、排水、追焚きに切替えうるよ
うになしている。36、37はサーミスタ、39は流水
スイッチである。
弁35を跨いで逆止弁34を有するバイパス路68を設
けて、湯張り時には給湯回路Cと連通されて湯張り流路
を往き管66と戻り管67による2管給湯ができるよう
にしている。58は圧力センサーである。
れ、このバーナ45にはガス供給管63からのガスが追
焚き用ガス管63bからガスガバナ43、メーン電磁弁
40、及びノズル41を介して供給され、ファンモータ
44によって回転駆動される給気ファン42から燃焼室
47へ供給される燃焼用空気と混合して燃焼し熱交換器
49を加熱する。なお、46はフレームロッド、48は
熱交換器過熱防止装置、50は排気トップ、51は器体
過熱防止装置、52は電極である。
以下に説明すると、先ず、風呂用としての自動操作は、
風呂リモコン53及び給湯リモコン54の風呂自動給湯
ボタン74を押してスイッチをONにすると、風呂給湯
回路Cの給湯用電磁弁28がONし、給湯装置Aが給湯
燃焼動作を開始する。給湯燃焼動作による湯は風呂給湯
回路Cの落し込み水量センサー27、縁切り弁29を通
って風呂回路Dから浴槽57に給湯される。落し込み水
量センサー27で検出された水量が設定水量に達する
と、給湯用電磁弁28がOFFし給湯水量センサー3が
OFFとなって給湯燃焼は停止する。
動し、浴槽57内の湯の循環をはじめ、流水スイッチ3
9で湯の循環が検出されたとき、サーミスタ36で感知
した温度が設定温度以下であれば、給気ファン42が回
転し、その回転数の信号がコントローラ55に伝えら
れ、元電磁弁7、メーン電磁弁40が開いてバーナ45
にガスが供給されるのと同時にイグナイター16が作動
してバーナ45に点火すると、フレームロッド46によ
り炎を感知し、イグナイター16の作動を停止し風呂の
加熱を始める。そこで、循環ポンプ38にて循環されて
いる浴槽57内の湯が設定温度に達すると、サーミスタ
ー36にて温度を感知して燃焼を停止し循環ポンプ38
を停止する。
み作動し、浴槽57内の湯を循環させ、このとき、浴槽
57内の湯の温度が設定温度より下がっていると、そこ
で追焚きを行い、下がっていなければ循環ポンプ38の
作動はそこで止まり、また、10分後に循環ポンプ38
が作動し同じことを繰り返し設定温度を維持する。風呂
自動給湯ボタン74を再び押してスイッチをOFFする
と、風呂用としての全ての作動が停止する。
押して後、給湯栓1を開くと、給水管59からの冷水は
給湯装置Aの給湯水量センサー3、水量制御モータ4を
経て熱交換器20へ流れ、給湯水量センサー3からの周
波数信号が規定周波数に達したことをコントローラ55
が感知すると、給気ファン13が回転を始め、設定温度
によって水電磁弁8が開く。そして、給気ファン13に
よるプリパージの後、元電磁弁7と切替電磁弁9、10
が開き、比例制御弁11が緩点火動作となってバーナ2
5にガスが供給され、同時にイグナイター16が連続的
にスパークしてバーナ25に点火する。上記緩点火終了
後、比例制御による設定温度の一定化と水量制御モータ
4による水量調整とで安定した出湯温度の湯が得られる
ようにするとともに、ガス量と空気量の関係をも一定に
保つ。
からの周波数信号がなくなるため、元電磁弁7、切替電
磁弁9、10、比例制御弁11、水電磁弁8がOFFと
なってバーナ25は消火しポストパージ動作に入り、こ
のポストパージ動作がタイムアップすると給気ファン1
3は停止しすべての給湯動作は停止する。
は設定温度に対し実給湯温度を外気温度に応じて自動補
正することを特徴とするものであるが、以下にその補正
例を説明する。 補正例1 外気温度に対して予め決められた補正温度(たとえば、
表1参照)を設定温度に加減して実給湯温度を補正する
例である。
2℃に設定したとすると、春、秋は42℃そのままで実
給湯し、夏は40℃で、冬は44℃で実給湯する。ま
た、ある人が夏に設定温度42℃に設定したとすると、
夏は42℃そのままで、秋、春は44℃、冬は46℃で
実給湯することになる。
明すると、ステップ100〜102の実行により設定温
度の自動給湯が開始されると、ステップ103で設定温
度に対する外気温度により補正の要否を判断し、補正を
必要とすると補正スイッチがONしてステップ104の
給湯時外気温度Tgが25℃以上のときは、上記表1か
ら夏の補正値であるステップ107のTr=Ts−2℃の
もとにステップ108で自動給湯制御して外気温度に対
する補正温度を設定温度から減じた実給湯温度に自動補
正して給湯する。また、ステップ105の給湯時外気温
度Tgが15℃以下のときは上記表1から冬の補正値で
あるステップ106のTr=Ts+2℃のもとにステップ
108で自動給湯制御して外気温度に対する補正温度を
設定温度に加えた実給湯温度に自動補正して給湯するも
のである。なお、ステップ103で補正の必要がないと
判断された場合は設定温度Tsそのままで給湯される。
ら補正値を演算しその結果から実給湯温度を補正する例
である。たとえば、図3に例示した補正値算出グラフに
より設定温度設定時の外気温度Tgsと給湯時の外気温度
Tgの差(Tgs−Tg)から補正値Δtを導き出し、設定
温度Ts+補正値Δtで設定温度Tsに対し実給湯温度T
rを外気温度に応じて自動補正する。具体例を示せば次
のとおりである。たとえば、秋に設定温度を42℃に設
定し、その時の外気温度が20℃だったとすると、これ
が冬になって外気温度が5℃の場合、(Tgs−Tg)と
Δtの関係を図3のグラフから導き出すと、20℃−5
℃=15℃(横軸)、15℃のΔtの値、すなわち、補
正値(縦軸)は1.2℃となる(図3のa参照)。そこ
で、Tr=Ts+Δtから42℃+1.2℃=43.2℃
となり、実給湯温度は設定温度が42℃であっても外気
温度に応じて43.2℃に自動補正される。また、冬に
設定温度を42℃に設定し、その時の外気温度が5℃だ
ったとすると、これが夏になって外気温度が25℃の場
合、(Tgs−Tg)とΔtの関係を図3のグラフから導
き出すと、5℃−25℃=−20℃(横軸)、−20℃
のΔtの値、すなわち、補正値は−1.6℃となる(図
3のb参照)。そこで、Tr=Ts+Δtから42℃+
(−1.6℃)=40.4℃となり、実給湯温度は設定
温度が42℃であっても外気温度に応じて40.4℃に
自動補正される。
明すると、ステップ200〜203の実行により設定温
度設定時の外気温度Tgsを記憶して設定温度の自動給湯
が開始されると、ステップ204で設定温度に対する外
気温度により補正の要否を判断し、補正を必要とすると
きは補正スイッチがONしてステップ205のΔt=2
/25(Tgs−Tg)のもとにΔtを求め、次いでステ
ップ206のTr=Ts+Δtのもとにステップ207で
自動給湯制御して外気温度に対する補正温度を設定温度
設定時の外気温度と給湯時の外気温度の差から補正値を
演算しその結果から実給湯温度を自動補正するもので、
上記の例では外気温度の差が25℃で±2℃の補正温度
となり(図3のc参照)、補正例1よりきめ細かい補正
ができる。なお、ステップ204で補正の必要がないと
判断された場合は設定温度Tsそのままで給湯される。
リモコン53又は給湯リモコン54の自動補正ボタン7
3により任意に選択できるようになっていて、必要時に
だけ設定温度に対し実給湯温度が外気温度に応じて補正
できるものである。
は設定温度を個別に複数設定記憶可能とし、必要に応じ
て個々に呼び出し設定できるようにしたことをも特徴と
するもので、たとえば、図6に例示されているように、
風呂リモコン53に個人別設定ボタン70と自分を表示
する個人別の記号71とを設けて、たとえば、個人別設
定ボタン70を押す度に個人別の記号71に○→○○→
○○○→○○○○の表示が順次出て自分の番号を決めう
るようになっている。たとえば、個人別の記号71に○
○○が表示されると数字の「3」を意味する自分の番号
であるとすれば、予め設定された自分専用の設定温度を
ふろ温度調節ボタン72で設定入力し、個人別設定ボタ
ン70を押して個人別の記号71に、たとえば、○○○
を表示すれば、自分の設定温度が呼び出されるため、複
数人の家族の場合でも自分が最も快適と感じる温度で常
に入浴できるものである。
対し実給湯温度を外気温度に応じて補正できるようにし
て自分専用の実給湯温度の補正の要否の選択もできるよ
うにして使用上便利としている。図6及び図7におい
て、73は自動補正ボタン、74は風呂自動給湯ボタ
ン、75はたし湯ボタン、76は給湯ボタン、77は給
湯温度調節ボタンである。そして、78は設定温度表示
部である。なお、上記風呂リモコン53の温度調節部分
80と、給湯リモコン54の風呂予約セットと時刻合わ
せ部分81は、利用頻度が少ないため普段はカバー8
3、84でカバーされており、利用するときはカバー8
3、84を外して操作するようになっている。
ーチャートであって、ステップ300〜303の実行に
より設定温度の自動給湯が開始されるものであるが、ス
テップ301で個人別設定を行って自分専用の設定温度
の自動給湯が開始されると、先に説明した補正例1と同
様にステップ304で設定温度に対する外気温度により
補正の要否を判断し、補正を必要とするときは補正スイ
ッチがONしてステップ305の給湯時外気温度Tgが
25℃以上のときは、上記表1から夏の補正値であるス
テップ308のTr=Ts−2℃のもとにステップ309
で自動給湯制御して外気温度に対する補正温度を設定温
度から減じた実給湯温度に自動補正して給湯する。ま
た、ステップ306の給湯時外気温度が15℃以下のと
きは上記表1から冬の補正値であるステップ307のT
r=Ts+2℃のもとにステップ309で自動給湯制御し
て外気温度に対する補正温度を設定温度に加えた実給湯
温度に自動補正して給湯するものである。なお、ステッ
プ304で補正の必要がないと判断された場合は設定温
度Tsそのままで給湯される。なお、上記補正例1、2、
補正の要否、複数設定記憶、呼び出し設定等は、たとえ
ば、マイコン制御等によって行うものである。
説明したが、この発明はこうした実施の形態のものに何
等限定されず、この発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々なる態様で実施しうることは勿論である。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
置によれば、自動給湯スイッチを有し該スイッチのON
による湯張り指示により、浴槽へ設定温度の湯が所定水
位もしくは所定量給湯される自動給湯手段を備えた自動
風呂給湯装置において、上記設定温度に対し実給湯温度
を外気温度に応じて補正する湯張り温度制御手段を備え
たから、この湯張り温度制御手段により設定温度に対し
実給湯温度が夏、冬等の外気温度の変化に応じて自分
(入浴者)の最も快適と感じる温度の湯に自動補正され
る。したがって、オールシーズン外気温度に影響される
ことなく快適な入浴ができる。
置によれば、外気温度に対して予め決められた補正温度
を設定温度に加減して実給湯温度を補正する湯張り温度
制御手段を採用しているから、春、夏、秋、冬の平均気
温等から予め定められた範囲の外気温度に対する補正温
度を予め決めておき、入浴時の外気温度に適合する補正
温度を設定温度に加えたり減じたりして実給湯温度が自
動補正される。したがって、オールシーズン外気温度に
影響されることなく快適な入浴ができる。
置によれば、設定温度設定時の外気温度と給湯時の外気
温度との差から補正値を演算しその結果から実給湯温度
を補正する湯張り温度制御手段を採用しているから、外
気温度の変化に対する実給湯温度の自動補正が外気温度
に適合したきめ細かな補正値のもとに適切に行える。し
たがって、オールシーズン外気温度に影響されることな
くより快適な入浴ができる。
置によれば、湯張り温度制御手段による補正の要否が選
択できるようにしたから、外気温度の影響による実給湯
温度の補正を必要とするときのみ湯張り温度制御手段を
機能させることができる。したがって、必要時のみ補正
できる。
置によれば、自動給湯スイッチを有し該スイッチのON
による湯張り指示により、浴槽へ設定温度の湯が所定水
位もしくは所定量給湯される自動給湯手段を備えた自動
風呂給湯装置において、上記設定温度を個別に複数設定
記憶可能とし、必要に応じて個々に呼び出し設定できる
複数設定記憶手段を備えたから、個々の人が最も快適と
感じる設定温度の湯が各別に得られる。したがって、複
数人の家族の場合、自分専用の設定温度を記憶させてお
けば、自分が最も快適と感じる温度で常に入浴できる。
置によれば、上記複数設定記憶手段から呼び出し設定さ
れた設定温度に対し実給湯温度を外気温度に応じて補正
できるようにしたから、自分専用の実給湯温度の湯が常
に得られる。したがって、シーズンを通して快適な入浴
ができる。
置によれば、上記複数設定記憶手段から呼び出し設定さ
れた設定温度に対する補正の要否が選択できるようにし
たから、自分専用の設定温度を必要とするときのみ補正
できる。したがって、自動補正ではないので、補正の必
要がない時は補正を自分の意志で止めることができる。
示した概略展開構成図である。
る。
る。
る。
示したもので、イは正面図、ロは温度調節部分の正面図
である。
したもので、イは正面図、ロは風呂予約セットと時刻合
わせ部分の正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 自動給湯スイッチのONによる湯張り指
示により、浴槽へ設定温度の湯が所定水位もしくは所定
量給湯される自動給湯手段を備えた自動風呂給湯装置に
おいて、 上記設定温度に対し実給湯温度を外気温度に応じて補正
する湯張り温度制御手段を備えたことを特徴とする自動
風呂給湯装置。 - 【請求項2】 上記外気温度に対して予め決められた補
正温度を設定温度に加減して実給湯温度を補正する湯張
り温度制御手段である請求項1記載の自動風呂給湯装
置。 - 【請求項3】 上記設定温度設定時の外気温度と給湯時
の外気温度との差から補正値を演算しその結果から実給
湯温度を補正する湯張り温度制御手段である請求項1記
載の自動風呂給湯装置。 - 【請求項4】 上記湯張り温度制御手段による補正の要
否が選択できる請求項1、2及び3記載の自動風呂給湯
装置。 - 【請求項5】 自動給湯スイッチのONによる湯張り指
示により、浴槽へ設定温度の湯が所定水位もしくは所定
量給湯される自動給湯手段を備えた自動風呂給湯装置に
おいて、 上記設定温度を個別に複数設定記憶可能とし、必要に応
じて個々に呼び出し設定できる複数設定記憶手段を備え
たことを特徴とする自動風呂給湯装置。 - 【請求項6】 上記複数設定記憶手段から呼び出し設定
された設定温度に対し実給湯温度を外気温度に応じて補
正できるようにした請求項1、2、3及び5記載の自動
風呂給湯装置。 - 【請求項7】 上記複数設定記憶手段から呼び出し設定
された設定温度に対する補正の要否を選択できるように
した請求項5又は6記載の自動風呂給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20252599A JP4040213B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 自動風呂給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20252599A JP4040213B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 自動風呂給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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