JP2001032985A - 配管継手 - Google Patents

配管継手

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JP2001032985A
JP2001032985A JP11206831A JP20683199A JP2001032985A JP 2001032985 A JP2001032985 A JP 2001032985A JP 11206831 A JP11206831 A JP 11206831A JP 20683199 A JP20683199 A JP 20683199A JP 2001032985 A JP2001032985 A JP 2001032985A
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pipe joint
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pipe
flange
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JP11206831A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakamura
好孝 中村
Akihiro Tanaka
章裕 田中
Tsutomu Uno
努 宇野
Osamu Igarashi
治 五十嵐
Noriyoshi Komiyama
典義 込山
Mitsuru Hirai
充 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKKO IND CORP
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
NIKKO IND CORP
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/098Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
    • F16L37/0985Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性に優れ、安価で軽量であることは勿論
のこと、温水や蒸気中に含有する塩素や酸素に対する耐
性に優れ、温水中での加水分解に耐性があり、水圧によ
る変形やウオーターハンマー現象に耐えうる優れた機械
的強度及び耐衝撃性を備え、水漏れのない信頼性の高い
配管継手を提供する。 【解決手段】 本体12と、本体12を配管(ヘッダー
14、配管チューブ25)に連結させる連結部11及び
13を備え、本体12及び連結部11及び13の少なく
とも一方を、ポリサルフォン、ポリフェニルサルフォ
ン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミドのいずれか
一種から構成し、これらを一体成形した。また、本体1
2及び連結部11及び13の少なくとも一方を、ポリサ
ルフォン、ポリフェニルサルフォン、ポリフタルアミ
ド、ポリエーテルイミドのいずれか一種に、ガラス繊
維、ミネラル、熱可塑性エラストマーの少なくとも一種
を添加した樹脂から構成し、これらを一体成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、配管継手に係り、
特に温水、不凍液、流体熱媒や蒸気が通過する配管同士
を連結する配管用の継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、暖房器具や温水器等の配管の
ように、温水、不凍液、流体熱媒や蒸気が通過する配管
同士を連結する配管継手としては、例えば、継手本体
と、この継手本体の一端に形成され、配管チューブに連
結されるチューブ側連結部と、前記継手本体の他端に形
成され、集合配管継手であるヘッダーに連結されるヘッ
ダー側連結部と、を備えて構成されたものがある。
【0003】このような配管継手は、(1)水道水中に
含有される残留塩素に対する耐薬品性があること、
(2)高温の水道水中に溶存する酸素による酸化劣化に
対する耐性があること、(3)温水中での加水分解に対
する耐性があること、(4)水圧(7kg/cm(1
0〜15kg))に対して変形しない機械的強度がある
こと、(5)ウオーターハンマー現象に耐えうる耐衝撃
性があること、の5つの条件を満足することが望まれて
いる。このため、前記配管継手は、継手本体、チューブ
側連結部及びヘッダー側連結部を真鍮や銅等の金属から
構成し、この継手本体とチューブ側連結部、継手本体と
ヘッダー側連結部をろう付けして一体に形成したものが
使用されている。
【0004】この配管継手は、金属を加工して製造する
ため高価であると共に、重量がかさむという欠点があ
る。また、形状設計に自由度がないため、この配管継手
に付加機能を盛り込む場合は、別の部品を二次加工によ
って追加する必要がある。このため、さらに製造コスト
がかかることになる。そしてまた、配管継手のろう付け
部分から温水や蒸気が漏れる虞もある。特に配管が樹脂
の場合、金属と樹脂が接触することで、樹脂の劣化が促
進される。
【0005】さらに、例えば、前記配管継手とヘッダー
との固定は、これらとは別部品の固定クリップ等を使用
して行われており、作業効率が悪く、別部品のためコス
トも高く、また前記部品を紛失することもある。また、
配管継手に配管チューブを接続する際には、専用の治具
を使用するが、この治具の位置決めを行うため及び配管
チューブを固定するために、配管継手にはフランジを設
けることが必要である。しかしながら、このフランジ
は、太い径の丸棒を削り出して形成するか、別部品のE
リングやCリングを配管継手に取り付けることによって
形成しているため、手間がかかり製造コストがかかると
いう問題がある。
【0006】そこで、安価で、加工がし易く、軽量であ
る樹脂によって、前記配管継手を形成することが考えら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した樹脂として
は、例えば、ポリアセタール、ポリアミド、ポリフェニ
レンスルフィド等が挙げられるが、ポリアセタールは、
水道水中に含有される残留塩素に対し耐薬品性を発揮で
きる上限温度が、60℃であり、80℃を超える温水や
蒸気に対しては使用できないという欠点がある。また、
ポリアミドは、吸水による寸法変化、機械強度の低下、
80〜90℃の温水で加水分解や酸化劣化を起こすとい
う欠点がある。さらに、ポリフェニレンスルフィドは、
優れた耐薬品性を有しているが、ウオーターハンマー現
象に耐えうる耐衝撃性が劣っている。また、スナップフ
ィットさせる弾性的なたわみを利用した構造設計ができ
ないという欠点がある。このように、現状では、前述し
た5つの条件を満たす樹脂が存在していないという問題
がある。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、加工性に優れ、安価
で軽量であることは勿論のこと、温水や蒸気中に含有す
る塩素や酸素に対する耐性に優れ、温水中での加水分解
に耐性があり、水圧による変形やウオーターハンマー現
象に耐えうる優れた機械的強度及び耐衝撃性を備え、水
漏れのない信頼性の高い配管継手を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、温水、不凍液、流体熱媒または蒸気が通
過する配管同士を連結する配管継手であって、本体と、
当該本体を配管に連結させる連結部と、を備え、前記本
体及び連結部の少なくとも一方を、ポリサルフォン、ポ
リフェニルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテ
ルイミド、のいずれか一種から構成し、前記本体と連結
部とを一体成形した配管継手を提供するものである。
【0010】すなわち、高温における耐薬品性及び耐衝
撃性に優れたポリサルフォン、ポリフェニルサルフォ
ン、ポリフタルアミドまたはポリエーテルイミドで、本
体及び連結部の少なくとも一方を形成することで、加工
性に優れ、安価で軽量であり、さらに温水や蒸気中に含
有する塩素や酸素に対する耐性に優れ、温水中での加水
分解に耐性があり、水圧による変形やウオーターハンマ
ー現象に耐えうる優れた機械的強度及び耐衝撃性を備え
た配管継手を提供することができる。
【0011】また、前記本体と連結部とを一体成形する
ことで、従来の金属製の配管継手のように、ろう付け等
の製造工程が削減される。さらに、ろう付け部分から水
が漏れる等の問題もなく、特に金属と樹脂の接触もな
い。
【0012】そしてまた、本発明は、温水、不凍液、流
体熱媒または蒸気が通過する配管同士を連結する配管継
手であって、本体と、当該本体を配管に連結させる連結
部と、を備え、前記本体及び連結部の少なくとも一方
を、ポリサルフォン、ポリフェニルサルフォン、ポリフ
タルアミド、ポリエーテルイミド、のいずれか一種に、
ガラス繊維、ミネラル、熱可塑性エラストマーの少なく
とも一種を添加した樹脂から構成し、前記本体と連結部
とを一体成形した配管継手を提供するものである。
【0013】すなわち、高温における耐薬品性及び耐衝
撃性に優れたポリサルフォン、ポリフェニルサルフォ
ン、ポリフタルアミドまたはポリエーテルイミドに、耐
衝撃性に優れたガラス繊維、ミネラル、熱可塑性エラス
トマーの少なくとも一種を添加することで、耐薬品性と
耐衝撃性に非常に優れた樹脂を得ることができる。この
ため、この樹脂によって本体及び連結部の少なくとも一
方が形成された配管継手は、加工性に優れ、安価で軽量
であり、さらに温水や蒸気中に含有する塩素や酸素に対
する耐性に優れ、温水中での加水分解に耐性があり、水
圧による変形やウオーターハンマー現象に耐えうる優れ
た機械的強度及び耐衝撃性を備えることになる。
【0014】また、前記と同様に、本体と連結部とを一
体成形することで、従来の金属製の配管継手のように、
ろう付け等の製造工程が削減される。さらに、ろう付け
部分から水が漏れる等の問題もなく、特に金属と樹脂の
接触もない。
【0015】前記樹脂は、ポリサルフォン、ポリフェニ
ルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミ
ド、のいずれか一種に対して、ガラス繊維またはミネラ
ルを、5%以上、50%以下の割合で添加したものから
構成することができる。
【0016】前記ポリサルフォン、ポリフェニルサルフ
ォン、ポリフタルアミドまたはポリエーテルイミドに対
するガラス繊維またはミネラルの添加割合が5%未満で
あると、より優れた耐衝撃性を得ることが困難となる場
合がある。また、前記ポリサルフォン、ポリフェニルサ
ルフォン、ポリフタルアミドまたはポリエーテルイミド
に対するガラス繊維またはミネラルの添加割合が50%
を越えると、優れた耐薬品性を提供することが困難とな
る場合がある。また、本来ポリサルフォン、ポリフェニ
ルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミド
が持っている機械的強度を損う虞れもある。
【0017】また、前記樹脂は、ポリサルフォン、ポリ
フェニルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテル
イミド、のいずれか一種に対して、熱可塑性エラストマ
ーを、5%以上、20%以下の割合で添加したものから
構成することができる。
【0018】前記ポリサルフォン、ポリフェニルサルフ
ォン、ポリフタルアミドまたはポリエーテルイミドに対
する熱可塑性エラストマーの添加割合が5%未満である
と、より優れた耐衝撃性を得ることが困難となる場合が
ある。また、ポリサルフォン、ポリフェニルサルフォ
ン、ポリフタルアミドまたはポリエーテルイミドに対す
る熱可塑性エラストマーの添加割合が20%を越える
と、優れた耐薬品性を得ることが困難となる場合があ
る。また、本来ポリサルフォン、ポリフェニルサルフォ
ン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミドが持ってい
る機械的強度を損う傾向がある。
【0019】また、本発明に係る配管継手の本体には、
前記配管に形成された段部に着脱可能に係合する係合部
を設けることができる。この係合部と前記本体とは、一
体形成することができる。
【0020】この構造によって、配管継手は配管にワン
タッチで確実に固定され、作業効率が向上される。ま
た、配管継手と配管とを固定するための別部品を用いる
必要もない。
【0021】そしてまた、前記本体には、前記配管に形
成された係合部に着脱可能に係合される段部を設けるこ
ともできる。
【0022】前記段部は、前記本体の端部に形成された
フランジからなり、当該フランジと前記本体は、一体成
形することができる。
【0023】また、前記係合部は、前記段部に係合する
係合爪をその先端に有し、当該係合爪が前記段部を越え
る際に、当該段部から離れる方向に弾性的に後退し、当
該係合爪が前記段部を越えると復元して前記段部に係合
する構造を有することができる。
【0024】そしてまた、前記係合部の基端側に、前記
係合爪の前記段部に対する係合を解除する係合解除部を
設けることもできる。
【0025】さらに、前記本体には、前記配管の連結位
置を決定するフランジを一体成形することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
配管継手について図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、実施の形態1に係る配管継手
の正面図、図2は、図1に示す配管継手を用いて配管チ
ューブをヘッダーに連結する状態を示す正面図、図3
は、図1に示す配管継手を用いて配管チューブをヘッダ
ーに連結した状態を示す正面図である。なお、実施の形
態1では、集合配管継手であるヘッダー14と、配管チ
ューブ25とを実施の形態1に係る配管継手1によって
連結する場合について説明する。
【0027】図1〜図3に示すように、実施の形態1に
係る配管継手1は、本体12と、本体12の一端に形成
され、配管チューブ25に連結されるチューブ側連結部
11と、本体12の他端側に形成され、ヘッダー14に
連結されるヘッダー側連結部13と、本体12に設けら
れ、ヘッダー14に形成されたフランジ17に係合する
係合部15と、を備えて構成されている。
【0028】この配管継手1の本体12、チューブ側連
結部11、ヘッダー側連結部13及び係合部15は、ポ
リサルフォンに対してガラス繊維を30%の割合で添加
した樹脂を用い、射出形成によって一体成形されてい
る。
【0029】この樹脂は、高温における耐薬品性及び耐
衝撃性に優れたポリサルフォンに、耐衝撃性に優れたガ
ラス繊維を添加することによって得られる樹脂であり、
耐薬品性と耐衝撃性の両特性を兼ね備えたものである。
このため、この樹脂によって形成された配管継手1は、
加工性に優れ、安価で軽量であり、さらに温水や蒸気中
に含有する塩素や酸素に対する耐性に優れ、温水中での
加水分解に耐性があり、水圧による変形やウオーターハ
ンマー現象に耐えうる優れた機械的強度及び耐衝撃性を
備えることになる。
【0030】本体12は、中空の円筒形からなり、その
両端にフランジ18及び23が一体形成されている。フ
ランジ18は、配管チューブ25を連結する際に使用す
る専用の治具の位置決め及び固定を行うことができる。
また、配管チューブ25の位置決めを行うという役割も
を果たす。このフランジ18は、樹脂による射出成形に
よって、本体12と一体に成形することができるため、
簡単に設けることができる。また、従来のように、フラ
ンジ18を設ける代わりにEリングやCリング等の別部
品を設ける必要もなく、部品点数を削減することがで
き、コストダウンを達成することもできる。なお、本体
12は、図2及び図3に示すように、L字状であっても
よい。
【0031】チューブ側連結部11は、中空の略円筒形
からなり、先端側(本体12から遠い側)から基端側に
向けて径が若干大きくなる形状26が3つ連続した先端
部を有している。この形状26によって、段状の係止部
27が形成され、この係止部27の存在により、チュー
ブ側連結部11に連結された配管チューブ25の抜け止
めがなされるようになっている。
【0032】ヘッダー側連結部13は、中空の略円筒形
からなり、外周に2個所Oリング24が設けられてい
る。このOリング24は、ヘッダー側連結部13が後に
詳述するヘッダー14の収容部16に収容された際に、
収容部16の内壁とヘッダー側連結部13の外壁との間
を密封するものである。
【0033】係合部15は、正面から見て略コ字状を備
え、本体12の軸方向に対して略平行にヘッダー14側
に向かって延びた腕15A及び15Bを備えている。こ
の腕15A及び15Bの各々の端部には、鉤状の係合爪
19が形成されている。この係合爪19は、後に詳述す
るヘッダー14のフランジ17に着脱可能に係合し、ヘ
ッダー4に配管継手1を連結・固定する。係合部15
は、ヘッダー側連結部13がヘッダー14の挿入部16
に圧入され、係合爪19がフランジ17を越える際に、
腕15A及び15Bの付け根部分を支点としてフランジ
17から離れる方向に弾性的に後退し、係合爪19がフ
ランジ17を越えると復元してフランジ17に係合する
ように構成されている。
【0034】なお、ヘッダー14に連結された配管継手
1は、ヘッダー14に対して回動可能に連結されること
になる。
【0035】この係合部15によって、配管継手1をヘ
ッダー14にワンタッチで確実に固定することができる
ため、作業効率を向上することができる。また、配管継
手1とヘッダー14とを固定するために、例えば固定用
クリップ等の別部品を用いる必要もない。したがって、
部品数を削減でき、コストダウンを達成することもでき
る。さらに、係合部15は、本体12に一体成形されて
いるため、別部品を使用する時のように、部品を紛失す
る心配もない。
【0036】また、実施の形態1に係る配管継手1は、
本体12、チューブ側連結部11、ヘッダー側連結部1
3及び係合部15が一体成形されているため、各々の部
材の接続部分から水漏れすることもない。
【0037】ヘッダー14は、図2及び図3に示すよう
に、主配管34と、主配管34から分岐され、配管継手
1のヘッダー側連結部13を収容する収容部16と、を
備えている。収容部16の先端には、配管継手1の係合
爪19が係合するフランジ17が設けられている。この
ヘッダー14は、配管継手1と同様の樹脂を使用して形
成してもよく、また、従来のような金属で形成してもよ
い。
【0038】なお、実施の形態1では、本体12、チュ
ーブ側連結部11、ヘッダー側連結部13及び係合部1
5を、ポリサルフォンにガラス繊維を添加した樹脂によ
り構成した場合について説明したが、これに限らず、本
体または連結部の少なくとも一方を前記樹脂で構成すれ
ばよい。
【0039】また、実施の形態1では、ポリサルフォン
に対してガラス繊維を30%の割合で添加した樹脂を用
いたが、これに限らず、ポリサルフォンに対するガラス
繊維の添加割合は、5%以上、50%以下の範囲にする
ことが好適である。そしてまた、ガラス繊維の代わりに
ミネラルを添加してもよく、この場合もポリサルフォン
に対するミネラルの添加割合は、5%以上、50%以下
の範囲にすることが好適である。さらにまた、ガラス繊
維やミネラルの代わりに熱可塑性エラストマーを添加し
てもよい。この場合は、ポリサルフォンに対する熱可塑
性エラストマーの添加割合は、5%以上、20%以下の
範囲にすることが好適である。また、ポリサルフォン
に、ガラス繊維、ミネラル、熱可塑性エラストマーのう
ち、任意の2種以上を添加してもよい。
【0040】前記熱可塑性エラストマーとしては、例え
ば、ポリエステル系エラストマー、オレフィン系エラス
トマー、ポリアミド系エラストマー、ポリスチレン系エ
ラストマー、ポリウレタン系エラストマー等を使用する
こともできる。
【0041】そしてまた、前記ポリサルフォンの代わり
に、ポリフェニルサルフォン、ポリフタルアミド、また
はポリエーテルイミドを用いても良く、この場合も、前
記と同様に、ガラス繊維、ミネラル、熱可塑性エラスト
マーの少なくとも1種を添加することができる。
【0042】さらにまた、ポリサルフォン、ポリフェニ
ルサルフォン、ポリフタルアミド及びポリエーテルイミ
ドは、ガラス繊維、ミネラル、熱可塑性エラストマーを
添加することなく、単独で用いてもよい。
【0043】さらにまた、実施の形態1では、ヘッダー
14と、配管チューブ25とを連結する配管継手1につ
いて説明したが、これに限らず、本発明に係る配管継手
は、配管同士を連結するものであり、例えば、配管チュ
ーブ同士を連結してもよく、ヘッダー同士を連結しても
よい。
【0044】また、実施の形態1では、ヘッダー14に
対し配管継手1を回動可能に連結した場合について説明
したが、これに限らず、例えば、ヘッダー14のフラン
ジ17に位置合わせ用の切欠きを形成し、配管継手1の
フランジ23に、この切欠きに係合する係合部を形成
し、両者を係合させることで、ヘッダー14に対し配管
継手1を固定した状態で連結することも可能である。 (実施の形態2)次に、本発明に係る実施の形態2につ
いて図面を参照して説明する。なお、実施の形態2で
は、実施の形態1と同様の部材には、同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0045】図4は、実施の形態2に係る配管継手をヘ
ッダーに連結した状態を示す正面図である。
【0046】図4に示すように、実施の形態2に係る配
管継手2と、実施の形態1に係る配管継手1との異なる
点は、係合部15に係合爪19のフランジ17に対する
係合を解除させる係合解除レバー20を設けた点であ
る。
【0047】係合解除レバー20は、係合部15の腕1
5A及び15Bの各々の付け根部分から係合爪19とは
反対側に延出されている。この係合解除レバー20は、
係合爪19から離れた側の端部が、外側に向けて延出し
た略J字形状を有している。また、腕15A及び15B
と、係合解除レバー20とは、一体成形されている。こ
の構造を備えた係合解除レバーを内側(本体12側)に
倒すことにより、腕15A及び15Bは、その各付け根
部分を支点として外側に弾性的に広げられる。したがっ
て、係合爪19のフランジ17に対する係合を簡単に解
除することができる。
【0048】なお、実施の形態2では、略J字状の係合
解除レバー20を設けた場合について説明したが、これ
に限らず、本発明に係る係合解除レバーは、腕15A及
び15Bの延長線上に延出した略I字状であってもよ
く、また、係合爪19から離れた側の端部が、本体12
の軸方向に対して略垂直に延出した略L字状であっても
よい等、係合爪19のフランジ17に対する係合を簡単
に解除することが可能であれば他の形状であってもよ
い。 (実施の形態3)次に、本発明に係る実施の形態3につい
て図面を参照して説明する。なお、実施の形態3では、
実施の形態1と同様の部材には、同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0049】図5は、実施の形態3に係る配管継手をヘ
ッダーに連結した状態を示す正面図である。
【0050】図5に示すように、実施の形態3に係る配
管継手3及びヘッダー14と、実施の形態1に係る配管
継手1及びヘッダー14との異なる点は、本体12のヘ
ッダー14側に形成されたフランジ33の大きさと、ヘ
ッダー14に形成されたフランジ37の大きさと、本体
12に係合部15を取り付ける代わりに、ヘッダー14
に、係合部15と同様の機能を有する係合部35を設け
た点である。
【0051】すなわち、図5に示すように、実施の形態
3に係る配管継手3は、本体12のヘッダー14側端部
には、実施の形態1で説明したフランジ23より径が若
干大きいフランジ33が形成されている。このフランジ
33が、後に詳述する係合部35の係合爪36に係合さ
れる。
【0052】ヘッダー14は、収容部16の先端に、実
施の形態1で説明したフランジ17より径が若干小さい
フランジ37が形成されている。このフランジ37の径
は、フランジ33の径よりも若干小さく形成されてい
る。また、収容部16の軸方向略中央位置には、係合部
35が一体成形されている。なお、実施の形態3では、
ヘッダー14を、実施の形態1で配管継手1を形成する
ために使用した樹脂により、係合部35を含め一体形成
した。
【0053】係合部35は、収容部16の軸方向に平行
に配管継手3側に向かって延びた腕35A及び35Bを
備えている。この腕35A及び35Bの各々の端部に
は、鉤状の係合爪36が形成されている。この係合爪3
6は、配管継手3のフランジ33に着脱可能に係合し、
ヘッダー4に配管継手3を連結・固定する。係合部35
は、ヘッダー側連結部13がヘッダー14の挿入部16
に圧入され、係合爪36がフランジ36を越える際に、
腕35A及び35Bの付け根部分を支点としてフランジ
36から離れる方向に弾性的に後退し、係合爪36がフ
ランジ36を越えると復元してフランジ36に係合する
ように構成されている。
【0054】ここで、収容部16のフランジ37は、フ
ランジ33より径が若干小さく形成されているため、係
合爪36がフランジ33に係合する際に邪魔になること
がない。
【0055】なお、この係合部35には、実施の形態2
で説明したような係合解除レバーを一体成形してもよ
い。
【0056】また、実施の形態3では、フランジ37を
フランジ33より径が若干小さくなるように形成した
が、これに限らず、フランジ37はフランジ33の径と
同様に形成してもよい。 (実施の形態4)次に、本発明に係る実施の形態4につ
いて図面を参照して説明する。なお、実施の形態4で
は、実施の形態1と同様の部材には、同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0057】図6は、実施の形態4に係る配管継手の正
面図である。
【0058】図6に示すように、実施の形態4に係る配
管継手4と、実施の形態1に係る配管継手1との異なる
点は、本体12の両端部に係合部15及びフランジ23
が一体形成され、この本体12の両端にヘッダー側連結
部13が一体形成されている点である。すなわち、この
配管継手4は、実施の形態1に係る配管継手1を軸方向
の略中央部において、当該軸方向に垂直な線に対してヘ
ッダー側連結部13側を線対称に構成したものである。
【0059】この配管継手4は、両端にヘッダー14を
連結してもよく、ヘッダー14の収容部16が延長され
た形状の配管パイプ同士(端部にフランジ17が形成さ
れている)を連結してもよい。また、一方をヘッダー1
4に連結し、他方を前記配管パイプに連結してもよい。 (実施の形態5)次に、本発明に係る実施の形態5につ
いて図面を参照して説明する。なお、実施の形態5で
は、実施の形態1と同様の部材には、同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0060】図7は、実施の形態5に係る配管継手の正
面図である。
【0061】図7に示すように、実施の形態5に係る配
管継手5と、実施の形態1に係る配管継手1との異なる
点は、本体12の両端部にフランジ18が一体形成さ
れ、この本体12の両端にさらにチューブ側連結部11
が一体形成され、かつ係合部15を備えていない点であ
る。この配管継手5は、両端に配管チューブ25を連結
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る配管
継手は、本体及び連結部の少なくとも一方を、高温にお
ける耐薬品性及び耐衝撃性に優れたポリサルフォン、ポ
リフェニルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテ
ルイミド、のいずれか一種から構成し、前記本体と連結
部とを一体成形した構成を備えている。このため、加工
性に優れ、安価で軽量であることは勿論のこと、温水や
蒸気中に含有する塩素や酸素に対する耐性に優れ、温水
中での加水分解に耐性があり、水圧による変形やウオー
ターハンマー現象に耐えうる優れた機械的強度及び耐衝
撃性を備えることができる。また、従来の金属製の配管
継手のように、ろう付け等の製造工程を省略することが
でき、生産性を向上することができる。さらに、ろう付
け部分から水が漏れることもないため、信頼性の高い配
管継手を提供できる。
【0063】また、本発明に係る配管継手は、前記本体
及び連結部の少なくとも一方を、高温における耐薬品性
及び耐衝撃性に優れたポリサルフォン、ポリフェニルサ
ルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミド、の
いずれか一種に、ガラス繊維、ミネラル、熱可塑性エラ
ストマーの少なくとも一種を添加した樹脂から構成し、
前記本体と連結部とを一体成形した構成を備えている。
このため、前記効果に加え、さらに優れた機械的強度及
び耐衝撃性を備えることができる。
【0064】また、前記本体に、配管の段部に着脱可能
に係合する係合部を設けたことにより、固定用の別部材
を用いることなく、配管継手を配管にワンタッチで確実
に固定することができる。このため、作業効率を向上で
きると共に、部品数を削減でき、さらに前記別部材をな
くす等の問題が生じることもない。
【0065】さらにまた、係合部の前記段部に対する係
合を解除する係合解除部を設けることで、配管継手と配
管の係合を簡単に解除することができる。
【0066】そしてまた、前記本体に前記配管の連結位
置を決定するフランジを設けることで、配管を連結する
際に使用する専用の治具の位置決め及び固定を行うこと
ができる。この結果、従来、フランジの代わりに使用し
ていたEリングやCリング等の別部品を使用する必要が
なくなるため、部品数を削減でき、コストダウンを達成
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る配管継手の正面図
である。
【図2】図1に示す配管継手を用いて配管チューブをヘ
ッダーに連結する状態を示す正面図である。
【図3】図1に示す配管継手を用いて配管チューブをヘ
ッダーに連結した状態を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る配管継手をヘッダ
ーに連結した状態を示す正面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る配管継手をヘッダ
ーに連結した状態を示す正面図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る配管継手の正面図
である。
【図7】本発明の実施の形態5に係る配管継手の正面図
である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 配管継手 11 チューブ側連結部 12 本体 13 ヘッダー側連結部 14 ヘッダー 15、35 係合部 16 収容部 17、18、33、37 フランジ 19、36 係合爪 20 係合解除レバー 25 配管チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 79/08 C08L 79/08 B 81/06 81/06 //(C08L 77/06 21:00) (C08L 79/08 21:00) (C08L 81/06 21:00) (72)発明者 宇野 努 東京都目黒区中目黒4−13−21−A302 (72)発明者 五十嵐 治 神奈川県横浜市中区扇町1丁目4番地1 日幸工業株式会社内 (72)発明者 込山 典義 神奈川県横浜市中区扇町1丁目4番地1 日幸工業株式会社内 (72)発明者 平井 充 神奈川県相模原市西橋本2丁目23番3号 日幸工業株式会社R&Dセンター内 Fターム(参考) 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE19 BE27 BE30 BE33 CA01 CA02 CA11 EA03 EB02 EC01 EC06 ED05 EE02 EF04 EF05 EF15 4F071 AA10 AA54 AA60 AA64 AB28 AB30 AD01 AF02 AF14 AH19 BA01 BB05 BC05 BC07 4J002 BB002 BC022 CF002 CK022 CL002 CL031 CM041 CN031 DL006 DM006 FA046 FD016 GL00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水、不凍液、流体熱媒または蒸気が通
    過する配管同士を連結する配管継手であって、 本体と、当該本体を配管に連結させる連結部と、を備
    え、前記本体及び連結部の少なくとも一方を、ポリサル
    フォン、ポリフェニルサルフォン、ポリフタルアミド、
    ポリエーテルイミドのいずれか一種から構成し、前記本
    体と連結部とを一体成形した配管継手。
  2. 【請求項2】 温水、不凍液、流体熱媒または蒸気が通
    過する配管同士を連結する配管継手であって、 本体と、当該本体を配管に連結させる連結部と、を備
    え、前記本体及び連結部の少なくとも一方を、ポリサル
    フォン、ポリフェニルサルフォン、ポリフタルアミド、
    ポリエーテルイミドのいずれか一種に、ガラス繊維、ミ
    ネラル、熱可塑性エラストマーの少なくとも一種を添加
    した樹脂から構成し、前記本体と連結部とを一体成形し
    た配管継手。
  3. 【請求項3】 前記樹脂は、ポリサルフォン、ポリフェ
    ニルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミ
    ドのいずれか一種に対して、ガラス繊維またはミネラル
    が、5%以上、50%以下の割合で添加されている請求
    項2記載の配管継手。
  4. 【請求項4】 前記樹脂は、ポリサルフォン、ポリフェ
    ニルサルフォン、ポリフタルアミド、ポリエーテルイミ
    ドのいずれか一種に対して、熱可塑性エラストマーが、
    5%以上、20%以下の割合で添加されている請求項2
    記載の配管継手。
  5. 【請求項5】 前記配管に形成された段部に着脱可能に
    係合する係合部を、前記本体に設けた請求項1ないし請
    求項4記載のいずれか一項に記載の配管継手。
  6. 【請求項6】 前記配管に形成された係合部に着脱可能
    に係合される段部を、前記本体に設けた請求項1ないし
    請求項4記載のいずれか一項に記載の配管継手。
  7. 【請求項7】 前記係合部と前記本体とを一体形成した
    請求項5記載の配管継手。
  8. 【請求項8】 前記段部は、前記本体の端部に形成され
    たフランジからなり、当該フランジと前記本体とを一体
    成形した請求項6記載の配管継手。
  9. 【請求項9】 前記係合部は、前記段部に係合する係合
    爪をその先端に有し、当該係合爪が前記段部を越える際
    に、当該段部から離れる方向に弾性的に後退し、当該係
    合爪が前記段部を越えると復元して前記段部に係合する
    請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の配管継
    手。
  10. 【請求項10】 前記係合部の基端側に、前記係合爪の
    前記段部に対する係合を解除する係合解除部を設けた請
    求項9記載の配管継手。
  11. 【請求項11】 前記本体に前記配管の連結位置を決定
    するフランジを一体成形した請求項1ないし請求項10
    のいずれか一項に記載の配管継手。
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