JP2001031959A - 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液 - Google Patents

止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液

Info

Publication number
JP2001031959A
JP2001031959A JP20706999A JP20706999A JP2001031959A JP 2001031959 A JP2001031959 A JP 2001031959A JP 20706999 A JP20706999 A JP 20706999A JP 20706999 A JP20706999 A JP 20706999A JP 2001031959 A JP2001031959 A JP 2001031959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
monomer
weight
meth
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20706999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3594292B2 (ja
Inventor
Koji Hosokawa
幸司 細川
Hideo Hosaka
英生 保坂
Hiroaki Nanba
宏彰 難波
Yuji Nakahara
雄二 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paper Industries Co Ltd, Jujo Paper Co Ltd filed Critical Nippon Paper Industries Co Ltd
Priority to JP20706999A priority Critical patent/JP3594292B2/ja
Publication of JP2001031959A publication Critical patent/JP2001031959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3594292B2 publication Critical patent/JP3594292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘ゛ントナイト等の粘土、およびまたはシルト、土砂等
からなる安定液に対し、粘性調整作用、止水性向上作用
を有し、かつpHによって、それら性能を調節できる止水
性調節剤とそれを用いた掘削用泥水安定液を提供する。 【解決手段】 カルホ゛キシル基含有モノマー20〜80重量部、(メタ)ア
クリル酸エステル系モノマー10〜70重量部、その他共重合可能なモノマ
ー0〜10重量部からなる全構成モノマー100重量部を乳化共重
合して得られるアルカリ増粘エマルションからなる止水性調節剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する持術分野】本発明は、地盤ホ゛ーリンク゛、場
所打ち工法、泥水シールト゛工法、連続地中壁工法などに使
用される掘削用泥水安定液およびその廃泥処理に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油、天然カ゛ス、土木、鉱山など
の掘削の際に用いる掘削用泥水安定液(以下、安定液と
略す)は、掘削壁面の崩壊防止、比重調整による泥土お
よび砂礫の運搬等の目的で使用されている。また、安定
液は、通常、水-粘土懸濁液を主体とし、目的に応じ
て、増粘剤、分散解膠剤、保護コロイト゛剤、逸泥防止剤、
止水性向上剤、塩類、界面活性剤、防腐剤、pH調整剤、
加重剤等からなり、各掘削条件に合致するように調製し
た組成物である。
【0003】一般的に、水-粘土懸濁液にはヘ゛ントナイトが使
用されており、そのヘ゛ントナイトは、モンモリロナイトを主成分とす
る代表的な結晶性鉱物の1つであり、通常、正および負
の荷電を共有し、比表面積も大きいため、常温で水を吸
い込み膨潤するという水和性、水膨潤性が高いことが知
られている。よって、掘削後に発生するヘ゛ントナイトを含ん
だ水-掘削土砂懸濁液から水を物理的に分離することは
非常に難しく、硫酸ハ゛ント゛、ホ゜リ塩化アルミニウム等の無機系凝
集剤、石灰系の粘土改良材、高分子凝集剤等を添加し化
学的に処理した後、スクリュ-フ゜レス、フィルターフ゜レス、テ゛カンター等の
装置を使用し、物理的に脱水を行わなければならず、廃
泥処理は煩雑であった。よって、掘削時には適度な粘性
および止水性能を有し、掘削終了時には簡単な手段で水
抜けがよい安定液の開発が望まれていた。
【0004】一方、泥水の耐熱性、耐塩性を改良する方
法として、泥水に対し、メタクリル酸10〜55重量%、メタクリル酸メ
チル10〜80重量%、アクリル酸エチル80〜10重量%からなるアルカリ可
溶性三元共重合体をアルカリ存在下で添加する方法(特公平0
4-61911号公報)が知られている。
【0005】しかし、この方法は、泥水の耐熱性、耐塩
性を改良する手段として、アルカリ下における止水性能のみ
に着目したものであり、アルカリ可溶性三元共重合体を添加
した泥水の各pHにおける泥水性能の挙動、およびその有
効利用に関しては何ら記載されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術で問題となっている煩雑な廃泥処理を解決す
るために創案されたものであり、pHによって粘性と止水
性能を調節できる安定液を提供し、掘削工事の施工性お
よび廃泥処理にかかる薬品コストを改善するためになされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ヘ゛ントナイト等
の粘土、およびまたはシルト、土砂等からなる安定液に対
し、掘削作業時には粘性調整作用、および形成した泥壁
の止水性能向上作用を併せ持ち、作業終了後には、簡便
な操作で粘性調整能、および止水性能を低下させること
が可能な添加剤について鋭意検討を重ねた結果、カルホ゛キシ
ル基含有モノマー20〜80重量部、(メタ)アクリル酸エステル系モノマー10〜7
0重量部、その他共重合可能なモノマー0〜10重量部を乳化共
重合して得られるアルカリ増粘エマルションを安定液に添加するこ
とで、上記の性能を満足できることを見い出し、この知
見に基づいて本発明をなすに至った。
【0008】即ち、本発明のアルカリ増粘エマルションを安定液に
添加すると、アルカリ性領域では粘性を発現し、かつ良好な
止水性能を示すが、酸性領域では粘性発現力が低下する
だけでなく、止水性能も低下し、廃泥処理しやすい安定
液に変化するという特性を利用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるアルカリ増粘エマルシ
ョンは、カルホ゛キシル基含有モノマー、(メタ)アクリル酸エステル系モノマー、そ
の他共重合可能なモノマーを重合開始剤、乳化剤および必要
により連鎖移動剤、架橋剤等の存在下に、乳化共重合し
て得られたものである。また、重合温度は5〜100℃、好
ましくは50〜80℃であり、他の条件、方法等は、一般的
な重合の条件、方法に従って実施すればよく、例えば、
モノマー等の重合系への添加方法については、一括添加法、
連続添加法、分割添加法等が挙げられ、これらを採用す
ればよい。
【0010】アルカリ増粘エマルションの構成成分であるカルホ゛キシル
基含有モノマーを例示するならば、(メタ)アクリル酸、およびクロトン
酸、ケイ皮酸、アトロハ゜酸等のモノカルホ゛ン酸系モノマー、イタコン酸、マレ
イン酸、フマール酸、シトラコン酸、メサコン酸等のシ゛カルホ゛ン酸系モノマーお
よびこれらの酸無水物、さらにシ゛カルホ゛ン酸モノアルキルエステル系モ
ノマー等が挙げられる。これらの中でアクリル酸、メタクリル酸が好
ましく、特にメタクリル酸が好ましい。
【0011】アルカリ増粘エマルションの構成成分である(メタ)アクリル
酸エステル系モノマーを例示するならば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸フ゜ロヒ゜ル、(メタ)アクリル酸n-フ゛チル、(メタ)
アクリル酸イソフ゛チル、(メタ)アクリル酸sec-フ゛チル、(メタ)アクリル酸tert-フ
゛チル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸n-オクチル、(メタ)アクリル酸テ゛シル、(メタ)アクリル酸ト゛テ゛シル、(メタ)アク
リル酸テトラテ゛シル、(メタ)アクリル酸ヘキサテ゛シル、(メタ)アクリル酸オクタテ゛シ
ル、(メタ)アクリル酸イコシル、(メタ)アクリル酸ヘンイコシル、(メタ)アクリル酸ト゛コ
シル、(メタ)アクリル酸オクタテ゛セニル、(メタ)アクリル酸シクロヘ゜ンチル、(メタ)アク
リル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘ゛ンシ゛ル等が挙げられ、好まし
くはアクリル酸エチル、アクリル酸フ゛チル、アクリル酸2-エチルヘキシル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸フ゛チルであり、特に好ましくはアクリル酸エチル
である。
【0012】アルカリ増粘エマルションの構成成分であるその他共
重合可能なモノマーを例示するならば、カルホ゛ン酸ヒ゛ニル系モノマ
ー、スチレン系モノマー、ヒト゛ロキシル基含有モノマー、アミト゛基含有モノマー、
シアノ基含有モノマーが挙げられる。カルホ゛ン酸ヒ゛ニル系モノマーとして
は、酢酸ヒ゛ニル、フ゜ロヒ゜オン酸ヒ゛ニル、酪酸ヒ゛ニル、吉草酸ヒ゛ニ
ル、ハ゜ヒ゛リン酸ヒ゛ニル、カフ゜ロン酸ヒ゛ニル、オクタン酸ヒ゛ニル、ノナン酸ヒ゛ニ
ル、テ゛カン酸ヒ゛ニル、ウンテ゛カン酸ヒ゛ニル、ラウリン酸ヒ゛ニル、トリテ゛カン酸ヒ
゛ニル、ミリスチン酸ヒ゛ニル、ハ゜ルミチン酸ヒ゛ニル、ステアリン酸ヒ゛ニル、モノクロロ
酢酸ヒ゛ニル、安息香酸ヒ゛ニル等が挙げられ、好ましくは酢酸
ヒ゛ニル、フ゜ロヒ゜オン酸ヒ゛ニルである。スチレン系モノマーとしては、スチレ
ン、α-メチルスチレン、o-メチルスチレン、m-メチルスチレン、p-メチルスチレン、o-
エチルスチレン、m-エチルスチレン、p-エチルスチレン、o-イソフ゜ロヒ゜ルスチレン、m-イ
ソフ゜ロヒ゜ルスチレン、p-イソフ゜ロヒ゜ルスチレン、o-tert-フ゛チルスチレン、m-te
rt-フ゛チルスチレン、p-tert-フ゛チルスチレンが挙げられ、好ましくは
スチレンである。ヒト゛ロキシル基含有モノマーとしては、ヒト゛ロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ル(メタ)アクリレート、ヒト゛ロキシフ゛チル(メタ)アク
リレート、ホ゜リオキシエチレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レンモノ(メタ)ア
クリレート、ホ゜リオキシフ゛チレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシテ゛シレンモノ(メタ)ア
クリレート、ホ゜リオキシト゛テ゛シレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシテトラテ゛シレンモノ
(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシヘキサテ゛シレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシオクタテ
゛シレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシイコシレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシト
リアコンチレンモノ(メタ)アクリレート、ホ゜リオキシエチレンホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レンモノ(メタ)
アクリレート、ク゛リセリンモノ(メタ)アクリレート、ヘ゜ンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アリルアルコール、ク゛リセリンモノ(メタ)アリルエーテル等が挙げられ
る。アミト゛基含有モノマーとしては、(メタ)アクリルアミト゛、N-メチル(メ
タ)アクリルアミト゛、N-エチル(メタ)アクリルアミト゛、N-フ゜ロヒ゜ル(メタ)アクリルアミト
゛、N-フ゛チル(メタ)アクリルアミト゛、N-メチロール(メタ)アクリルアミト゛、N-エチロー
ル(メタ)アクリルアミト゛、N-ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ル(メタ)アクリルアミト゛、N-メトキシメ
チル(メタ)アクリルアミト゛、N-エトキシメチル(メタ)アクリルアミト゛、N-フ゜ロホ゜キシメチ
ル(メタ)アクリルアミト゛、N-フ゛トキシメチル(メタ)アクリルアミト゛、シ゛アセトン(メタ)ア
クリルアミト゛、マレイン酸アミト゛、マレイン酸イミト゛等が挙げられる。シアノ
基含有モノマーとしては、(メタ)アクリロニトリル、α-クロルアクリロニトリル、
α-エチルアクリロニトリル等が挙げられる。
【0013】なお、アルカリ増粘エマルションの構成モノマー比は、全
構成モノマー100重量部中カルホ゛キシル基含有モノマー20〜80重量部、
(メタ)アクリル酸エステル系モノマー10〜70重量部、その他共重合可能
なモノマー0〜10重量部であり、カルホ゛キシル基含有モノマーが20重量
部未満だと十分な粘度および止水性能が発揮できず、80
重量部を越えた場合は、反応液の粘度が高くなったり凝
固物等が発生して重合安定性が不良になるため、好まし
くない。本発明において、その他共重合可能なモノマーをアル
カリ増粘エマルションの構成成分に加えることで、アルカリ増粘性を
向上させる効果があることや、重合安定性が高まること
等の理由により、上記範囲内で適宜使用することができ
る。
【0014】アルカリ増粘エマルションの製造時に使用可能な重合
開始剤としては、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリ
ウム、レト゛ックス系開始剤(過酸化水素-塩化第一鉄、過硫酸アン
モニウム-酸性亜硫酸ナトリウム、アスコルヒ゛ン酸(塩)、ロンカ゛リット等)、
1,1-シ゛-t-フ゛チルハ゜ーオキシ-2-メチルシクロヘキサン、2,2-ヒ゛ス(4,4-シ゛-t
-フ゛チルハ゜ーオキシシクロヘキシル)フ゜ロハ゜ン、水溶性アソ゛系開始剤等のラシ
゛カル供与剤が例示される。また、紫外線、電子線、放射
線等による光重合によって、ラシ゛カルを発生させてもよ
く、この場合、光増感剤等を使用してもよい。
【0015】アルカリ増粘エマルションの製造時に使用可能な乳化
剤としては、ホ゜リオキシエチレンアルキルエーテル、ホ゜リオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ホ゜リオキシエチレンソルヒ゛タン脂肪酸エステル、オキシエチレンオキシフ゜ロヒ゜レ
ンフ゛ロックコホ゜リマー等のノニオン性界面活性剤や脂肪酸石鹸、アルキル
スルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ホ゜リオキシ
エチレンアルキル硫酸塩、ホ゜リオキシエチレンアルキルアリール硫酸塩等のアニオン性
界面活性剤等を挙げることができる。また本発明におい
ては、これらの通常の界面活性剤以外に、反応性界面活
性剤と呼ばれるヒ゛ニル基またはアリル基等の重合性基と、スルホ
ン酸塩基、ホ゜リオキシエチレン基等の親水性基とを併せ持つ化合
物も有効に利用することができる。なお、これらの乳化
剤は単独で、または2種以上を混合して用いることがで
きる。乳化剤の添加量は、総モノマー量に対して0.1〜10重
量%使用することが好ましい。添加量が0.1重量%未満で
は重合反応が不良となり目的とするアルカリ増粘エマルションが得
られず、また、10重量%を越えると、止水性調節剤とし
て使用するときに泡立ちが激しいため、好ましくない。
【0016】アルカリ増粘エマルションの製造時に使用可能な連鎖
移動剤としては、n-ヘキシルメルカフ゜タン、n-オクチルメルカフ゜タン、n-ト゛
テ゛シルメルカフ゜タン、t-ト゛テ゛シルメルカフ゜タン、n-ステアリルメルカフ゜タン等のメル
カフ゜タン類、テトラエチルチウラニウムスルフィト゛、ヘ゜ンタフェニルエタン、ターヒ゜ノーレ
ン、α-メチルスチレンタ゛イマー等の通常の乳化重合で使用可能なも
のを、単独もしくは2種以上を組み合わせて使用するこ
とができる。また、使用方法としては、一括添加、分割
添加または連続添加のいずれの方法をとっても良い。な
お、連鎖移動剤の使用量は、総モノマー量に対して0〜2重量
%に設定することが好ましく、より好ましくは0〜0.5重
量%である。添加量が2重量%を越えると、アルカリ増粘エマルショ
ンが低分子量化するため十分な粘性付与力、および止水
能力が得られなくなるため、好ましくない。
【0017】アルカリ増粘エマルションの製造時に使用可能な架橋
剤としては、ラシ゛カル重合性の二重結合を2つ以上持つ化合
物であれば、特に限定されないが、あえて例示するなら
ば、エチレンク゛リコールシ゛(メタ)アクリレート、フ゜ロヒ゜レンク゛リコールシ゛(メタ)アクリ
レート、ク゛リセリンシ゛(メタ)アクリレート、ク゛リセリントリ(メタ)アクリレート、シ゛エチレ
ンク゛リコールシ゛(メタ)アクリレート、シ゛アリルフタレート、シ゛アリルマレート、シ゛アリルフ
マレート、アリル(メタ)アクリレート、N,N'-メチレンヒ゛ス(メタ)アクリルアミト゛、シ゛ヒ
゛ニルヘ゛ンセ゛ン等が挙げられ、必要に応じて使用できる。
【0018】その他、pH緩衝剤、キレート剤等を、重合時に
使用してもよく、pH緩衝剤としては、炭酸水素ナトリウム、
炭酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウム等が例示でき、キレート剤としては、エチレンシ゛アミン四
酢酸ナトリウム、ニトリロトリ酢酸ナトリウム等が例示できる。
【0019】本発明において、上記したアルカリ増粘エマルション
の添加量は、水-粘土懸濁液100重量部に対し、0.01〜10
重量部、好ましくは0.05〜7重量部である。添加量が0.0
1重量部未満ではpHを高めてアルカリ側にしても、水-粘土懸
濁液に対する増粘効果、および止水性向上作用が見られ
ず、また、10重量部を越えると、アルカリ側における安定液
の流動性が低下するため、好ましくない。なお、カルホ゛キシ
ル基含有モノマー20〜80重量部、(メタ)アクリル酸エステル系モノマー10〜7
0重量部、その他共重合可能なモノマー0〜10重量部を乳化共
重合して得られるアルカリ増粘エマルションであれば、数種配合し
て使用することもできる。また、本発明における水-粘
土懸濁液とは、ベントナイトに代表されるモンモリロナイトを主
成分とする水膨潤性の高い粘土、およびまたはシルト、
土砂等からなる鉱物を水に分散、懸濁させたものであ
る。
【0020】さらに、本発明において、水-粘土懸濁
液、アルカリ増粘エマルションのほかに、増粘剤、分散剤、防腐
剤、pH調整剤、消泡剤等を必要に応じて任意に選定する
ことができる。
【0021】増粘剤としては、ホ゜リ(メタ)アクリル酸ソータ゛、カルホ
゛キシメチルセルロースナトリウム塩、メチルセルロース、ヒト゛ロキシエチルセルロース、アルキ゛
ン酸ソータ゛またはその誘導体、ホ゜リアクリルアミト゛またはその誘導
体、カセ゛インまたはその誘導体、テ゛ンフ゜ンまたはその誘導
体、ク゛アーカ゛ム、ローカストヒ゛ーンカ゛ム、アラヒ゛アカ゛ム、サ゛ンタンカ゛ム等が
挙げられる。これらは単独で使用することも、併用して
使用することもできる
【0022】分散剤としては、例えば、ホ゜リ(メタ)アクリル酸
塩、メタクリル酸塩、フミン酸誘導体、リク゛ニンスルホン酸塩、ヘキサメタリン
酸塩、トリホ゜リリン酸塩等を挙げることができる。
【0023】防腐剤としては、例えば、無機化合物とし
て、さらし粉、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム、有
機化合物として、ハロケ゛ン誘導体、二価アルコール誘導体、脂肪
族として、スルホン誘導体、シアン誘導体、チオカルハ゛ミト゛誘導体、
芳香族として、シ゛アミン誘導体、イミタ゛ール誘導体、イソチアソ゛ール
誘導体等を挙げることができる。
【0024】pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ソータ゛、重炭酸ソータ゛、アンモニア、塩酸、
硫酸、硝酸、リン酸、酢酸などが挙げられる。
【0025】廃泥処理工程としては、一般的に砂分除去
工程、固液分離工程、水処理工程からなる。砂分除去工
程では、一般的に使用されるスクリーンや、サイクロン等の装置を
用いて砂分を除去する方法が用いられる。固液分離工程
では、本発明のアルカリ増粘エマルションを添加した安定液のpHを
上記したpH調整剤を用いて、pHを6.0以下、好ましくは
5.0以下に調整したもの単独で、または硫酸ハ゛ント゛、硫酸
第一鉄、塩化第二鉄、ホ゜リ塩化アルミニウム、塩化コッハ゜ラス、アルミ
ン酸ソータ゛等の無機系凝集剤、ホ゜リチオ尿素、ホ゜リアクリルアミト゛、ホ
゜リエチレンイミン、アルキ゛ン酸ソータ゛等の高分子凝集剤を併用して、
化学処理を行った後、スクリューフ゜レス、フィルターフ゜レス、ロールフ゜レ
ス、テ゛カンター等の装置を用いて、固液分離を行うことがで
きる。水処理工程では、従来の方法で、pH調整、SS調
整、BOD調整等を行うことができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施の形態を実施例により説
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。なお、配合量を示す「部」はすべて「重量部」を示
す。
【0027】[アルカリ増粘エマルション製造例1]メタクリル酸(以
下、MAAと略す)50部、アクリル酸エチル(以下、EAと略す)50
部、t-ト゛テ゛シルメルカフ゜タン0.1部、過硫酸アンモニウム0.2部、ト゛テ゛シ
ルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム2部および水400部を、攪拌装置、還
流冷却器、温度計、および窒素導入管を付した反応容器
に入れて混合し、窒素雰囲気下にて70℃で7時間攪拌
後、30℃まで冷却して共重合体(エマルション)を得た。表1
に配合組成を示す。
【0028】[アルカリ増粘エマルション製造例2]MAA 39部、E
A 60部、アクリル酸ヒト゛ロキシエチル1部、ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウ
ム2部、t-ト゛テ゛シルメルカフ゜タン0.1部、水80部を混合して単量体
の分散エマルションを作成し、水250部と開始剤として過硫酸ア
ンモニウム0.3部を滴下装置、攪拌装置、環流冷却器、温度
計、および窒素導入管を付した反応容器に入れ混合し、
窒素雰囲気下にて80℃まで加熱下後、上記分散エマルションを
滴下装置から2時間かけて滴下し、この間の温度は80℃
に保ち、80℃で3時間攪拌を続けた後、30℃まで冷却し
て共重合体(エマルション)を得た。
【0029】[アルカリ増粘エマルション製造例3]MAA 50部、アク
リル酸(以下、AAと略す)20部、EA 30部、ヘ゜ンタフェニルエタン0.1
部部、過硫酸カリウム0.2部、ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム2部
および水400部を、攪拌装置、還流冷却器、温度計、お
よび窒素導入管を付した反応容器に入れて混合し、窒素
雰囲気下にて70℃で7時間撹拝後、30℃まで冷却して共
重合体(エマルション)を得た。
【0030】[アルカリ増粘エマルション製造例4]MAA 25部、EA
60部、アクリル酸フ゛チル(以下、BAと略す)10部、メタクリルアミト゛5
部、ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム2部、t-ト゛テ゛シルメルカフ゜タン0.1
部、水80部を混合して単量体の分散エマルションを作成し、水
250部と開始剤として過硫酸アンモニウム0.3部を滴下装置、攪
拌装置、環流冷却器、温度計、および窒素導入管を付し
た反応容器に入れ混合し、窒素雰囲気下にて80℃まで加
熱下後、上記分散エマルションを滴下装置から2時間かけて滴
下し、この間の温度は80℃に保ち、80℃で3時間攪拌を
続けた後、30℃まで冷却して共重合体(エマルション)を得
た。
【0031】[アルカリ増粘エマルション製造例5]MAA 15部、EA
85部、t-ト゛テ゛シルメルカフ゜タン0.1部部、過硫酸アンモニウム0.2部、
ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム2部および水400部を、攪拌装
置、還流冷却器、温度計、および窒素導入管を付した反
応容器に入れて混合し、窒素雰囲気下にて70℃で7時間
撹拝後、30℃まで冷却して共重合体(エマルション)を得た。
【0032】[アルカリ増粘エマルション製造例6]MAA 25部、EA
55部、スチレン20部、ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム2部、t-ト゛テ
゛シルメルカフ゜タン0.1部、水80部を混合して単量体の分散エマルショ
ンを作成し、水250部と開始剤として過硫酸アンモニウム0.3部
を滴下装置、攪拌装置、環流冷却器、温度計、および窒
素導入管を付した反応容器に入れ混合し、窒素雰囲気下
にて80℃まで加熱下後、上記分散エマルションを滴下装置から
2時間かけて滴下し、この間の温度は80℃に保ち、80℃
で3時間攪拌を続けた後、30℃まで冷却して共重合体(エマ
ルション)を得た。
【0033】[アルカリ増粘エマルション製造例7]MAA 85部、EA
15部、t-ト゛テ゛シルメルカフ゜タン0.1部部、過硫酸アンモニウム0.2部、
ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム2部および水400部を、攪拌装
置、還流冷却器、温度計、および窒素導入管を付した反
応容器に入れて混合し、窒素雰囲気下にて70℃で攪拌
中、反応液の粘性が高くなり、さらに攪拌を続けると、
凝集物を生じ、安定なエマルションを得ることができなかっ
た。
【0034】
【表1】
【0035】[安定液調整例1]清水1000mlに対して、
浅間ヘ゛ントナイト(豊順鉱業製)を50g添加して3000rpmで60分
間攪拌後、24時間静置して充分に水和した水-粘土懸濁
液を作液し、安定液とした。
【0036】[安定液調整例2]清水1000mlに対して、
浅間ヘ゛ントナイト(豊順鉱業製)を50g添加して3000rpmで60分
間攪拌後、24時間静置して充分に水和した水-粘土懸濁
液を作液した。その水-粘土懸濁液にカルホ゛キシメチルセルロースナトリ
ウム塩(TP-30、日本製紙製)0.1%添加し、600rpmで3時間攪
拌し、安定液とした。
【0037】[実施例1]安定液100部に対し、エマルショ
ン 0.3部を添加し、600rpmで120分攪拌後、まず、pHを
1N-水酸化ナトリウム水溶液を用いて、9.0±0.1に調整し、安
定液試験(ファンネル粘度、止水性試験)を行った。その
後、pHを1N-塩酸を用いて、4.5±0.1に調整し、再度安
定液試験(ファンネル粘度、止水性試験)を行った。配合割
合及び試験結果を表2に示す。
【0038】[実施例2〜5]表2に示す配合割合で、
安定液に対しエマルションを添加し、実施例1と同様に調整し
て安定液試験を行った。結果を表2に示す。
【0039】[比較例1〜6]表2に示す配合割合で、
安定液に対しエマルションを添加し、実施例1と同様に調整し
て安定液試験を行った。結果を表2に示す。
【0040】〔試験法〕 1)安定液試験(ファンネル粘度の測定法)ファンネル 粘度計に安定液500mlを入れて、500ml流れ出す時
間(秒)を測定した。 2)安定液試験(止水性能の測定法) 安定液200mlをAPI規格による濾過試験器を使用して、室
温下30分間、3kg/cm2Gの加圧を行ったときの濾水量を測
定する。即ち、濾水量が少ないほど、止水性能が良好で
あるといえる。 3)脱液性試験 pH変化による脱液性を調べるために、各pHにおける濾水
量を式(1)に代入し、その値から、下記の評価基準に従
い、脱液性を評価した。 [ΔFL]= (FLB-FLA)/(FLB0-FLA0)…式(1) FLA:pH 9.0±0.1における濾水量(ヘ゛ントナイト水懸濁液+
添加剤) FLB:pH 4.5±0.1における濾水量(ヘ゛ントナイト水懸濁液+
添加剤) FLA0:pH 9.0±0.1における濾水量(ヘ゛ントナイト水懸濁液の
み) FLB0:pH 4.5±0.1における濾水量(ヘ゛ントナイト水懸濁液の
み) (評価基準) ◎:FLA / FLA0≦0.7 かつ [ΔFL]>1.1、 ○:FLA / FLA0≦0.7 かつ 0.9<[ΔFL]≦1.1、 △:FLA / FLA0≦0.7 かつ 0.7<[ΔFL]≦0.9、 ×:FLA / FLA0>0.7 または [ΔFL]≦0.7
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明のアルカリ増粘エマルションを安定液に添加
することで、粘性調整作用および、止水性向上作用を付
与するだけでなく、pHによって、それら性能を調節で
き、掘削工事の施工性および廃泥処理にかかる薬品コスト
を改善することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 宏彰 島根県江津市江津町1280 日本製紙株式会 社化成品開発研究所内 (72)発明者 中原 雄二 山口県岩国市飯田町2−8−1 日本製紙 株式会社化成品開発研究所内 Fターム(参考) 2D054 AC05 DA12 DA35 4H026 CB01 CB08 CB09 CC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルホ゛キシル基含有モノマー20〜80重量部、(メタ)ア
    クリル酸エステル系モノマー10〜70重量部、その他の共重合可能なモ
    ノマー0〜10重量部からなる全構成モノマー100重量部を乳化重
    合して得られ、かつアルカリ領域では泥水に対し粘度発現性
    および止水性能を有し酸性領域では泥水に対し粘度発現
    性および止水性能が低下するアルカリ増粘エマルションからなるこ
    とを特徴とする止水性調節剤。
  2. 【請求項2】 メタクリル酸および/またはアクリル酸からなるモ
    ノマー20〜80重量部とメタアクリル酸エステルおよび/またはアクリル酸エ
    ステルからなるモノマー10〜70重量部とで構成される全モノマー100
    重量部を乳化重合して得られる請求項1記載のアルカリ増粘
    エマルションからなる止水性調節剤。
  3. 【請求項3】 メタクリル酸および/またはアクリル酸からなるモ
    ノマー20〜80重量部とメタアクリル酸エステルおよび/またはアクリル酸エ
    ステルからなるモノマー10〜70重量部とカルホ゛ン酸ヒ゛ニル系モノマー、スチ
    レン系モノマー、ヒト゛ロキシル基含有モノマー、アミト゛基含有モノマー、シアノ基
    含有モノマーから選ばれたその他の共重合可能なモノマー10重量
    部以下とで構成される全モノマー100重量部を乳化重合して
    得られる請求項1記載のアルカリ増粘エマルションからなる止水性
    調節剤。
  4. 【請求項4】 水−粘土懸濁液からなる泥水100重量部
    に対し、請求項1から3までのいずれか1項記載の止水
    性調節剤を0.01〜10重量部添加してなる掘削用泥水安定
    液。
JP20706999A 1999-07-22 1999-07-22 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液 Expired - Fee Related JP3594292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20706999A JP3594292B2 (ja) 1999-07-22 1999-07-22 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20706999A JP3594292B2 (ja) 1999-07-22 1999-07-22 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001031959A true JP2001031959A (ja) 2001-02-06
JP3594292B2 JP3594292B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=16533694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20706999A Expired - Fee Related JP3594292B2 (ja) 1999-07-22 1999-07-22 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3594292B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105462568A (zh) * 2015-12-02 2016-04-06 中国石油集团川庆钻探工程有限公司 一种钻井液用树脂类纳米粒子胶乳封堵剂及制备方法
CN105936819A (zh) * 2016-04-22 2016-09-14 中国石油集团川庆钻探工程有限公司 油基钻井液用封堵剂及制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105462568A (zh) * 2015-12-02 2016-04-06 中国石油集团川庆钻探工程有限公司 一种钻井液用树脂类纳米粒子胶乳封堵剂及制备方法
CN105462568B (zh) * 2015-12-02 2018-10-09 中国石油集团川庆钻探工程有限公司 一种钻井液用树脂类纳米粒子胶乳封堵剂及制备方法
CN105936819A (zh) * 2016-04-22 2016-09-14 中国石油集团川庆钻探工程有限公司 油基钻井液用封堵剂及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3594292B2 (ja) 2004-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2262068C (en) Water-soluble or water-swellable copolymers containing sulfonic groups, methods of preparing them, and applications
US5032295A (en) Polymers for use in drilling muds
US4340525A (en) Additive for deep-well cement slurries
JPH05186537A (ja) 水溶性コポリマーおよびその用途
JP2008229497A (ja) 土建汚泥処理用の脱水剤
JPH01145358A (ja) セメント分散剤
EP0467654A1 (en) Process for cementing oil and gas wells
EP0137728B1 (en) Water-in-oil emulsions having improved low temperature properties
JP2957293B2 (ja) 掘削流体用組成物
JP3886098B2 (ja) 汚泥脱水剤及び汚泥脱水方法
KR102381094B1 (ko) 감소된 할라이드 함량을 갖는 양이온성 중합체의 제조 방법
JP2001031959A (ja) 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液
TWI777016B (zh) 水硬性組成物用添加劑及水硬性組成物
JP2001064637A (ja) 掘削用泥水安定液の廃泥処理方法
JPH0952749A (ja) 高流動コンクリート用混和剤及びそれが添加されたコンクリート材
JP2001064636A (ja) 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液
US4610306A (en) Non-retarding fluid loss additives for well cementing compositions
WO2008084226A2 (en) Cement compositions comprising humic acid grafted fluid loss control additives and methods of using them
JP2001055565A (ja) 止水性調節剤およびそれを用いた掘削用泥水安定液
JP4277124B2 (ja) 掘削泥水用添加剤及びそれを用いた掘削泥水
JPH08113613A (ja) セメント添加剤
CN115057975B (zh) 一种和易性调节剂及其制备方法
JPS59203745A (ja) セルフレベリング性セメント水性組成物
Liu et al. Assessment of the Performances of Carboxylic Acid Monomers as Fluid Loss Additives for Oil-Well Cement
JPH0966300A (ja) セメント含有廃泥用凝集処理剤

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20040526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140910

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees