JP2001031654A - 新規なキノリンカルボン酸誘導体及びその製法と使用方法 - Google Patents

新規なキノリンカルボン酸誘導体及びその製法と使用方法

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JP2001031654A
JP2001031654A JP11207750A JP20775099A JP2001031654A JP 2001031654 A JP2001031654 A JP 2001031654A JP 11207750 A JP11207750 A JP 11207750A JP 20775099 A JP20775099 A JP 20775099A JP 2001031654 A JP2001031654 A JP 2001031654A
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JP
Japan
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ethyl
methyl
dihydro
carboxylic acid
oxoquinoline
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JP11207750A
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English (en)
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Hiroshi Nakamura
洋 中村
Shizuaki Yokota
静昌 横田
Isao Umezawa
勲 梅澤
Tsutomu Inoue
勗 井上
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Fuji Yakuhin Co Ltd
Original Assignee
Fuji Yakuhin Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の方法における副作用を防止し、簡易な
反応、操作、廉価な薬品によって、高収率でオフロキサ
シンを得ることができる、新規な原料、及び製造方法を
提供する。 【解決手段】 7−(フルオロ、又は4−メチルピペラ
ジノ)−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−1−
(1−保護化オキシメチル)エチル−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸又はその低級アルキルエステル。そ
の製法。該エステル又はその脱保護化体にアルカリ金属
水酸化物を反応させるオフロキサシンの製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、オフロキサシン
「9−フルオロ−3−メチル−10−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7
H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンズオキ
サジン−6−カルボン酸」の製造に有用な物質とその製
法、及び該オフロキサシンの改良した製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オフロキサシンは昭和60年に我が国で
開発されたニューキノロン系抗菌剤である。キノロン系
の最初の化合物は1962年レシャー(Lesher)らによ
って報告されたナリジクス酸であり、主にグラム陰性菌
に抗菌力を示した。経口投与により腸管からよく吸収さ
れ、血中濃度も高くなるが、代謝により大部分が失活
し、組織移行性が悪く、全身感染には使用できず、ペニ
シリン、セファロスポリン化合物を越えることができな
かった。そこでキノロン骨格の6位にフッ素、7位にピ
ペラジンを導入したところ、本来は疎水性であったキノ
ロン系化合物の物性に適度の親水性の性質が加わり、ま
た同時に蛋白結合率が低下した結果、速やかに泌尿器系
へ排泄される特性と、抗菌スペクトルがグラム陰性桿菌
のみならずグラム陽性球菌にまで広げることができたた
め、これらの化合物をニューキノロン系抗菌剤と呼ん
だ。この化合物は、その抗菌部分が3位のカルボキシ、
4位のオキソと考えられるためピリドンカルボン酸系抗
菌剤ともいわれる。初期に開発されたニューキノロン系
抗菌剤であるノルフロキサシンは、グラム陽性菌、グラ
ム陰性菌に強い抗菌力を示し、組織移行性も良好であっ
たが、経口吸収がやや不十分であった。
【0003】オフロキサシンは、ノルフロキサシンより
更に広い抗菌スペクトルを持ち、グラム陽性菌、緑膿
菌、セラチア属を含めたグラム陰性菌をはじめ、バクテ
ロイデス属及びその他の嫌気性菌にまでよい抗菌力を示
し、その他カンピロバクター、マイコプラズマ、レジオ
ネラ、クラミジア等にも抗菌力を示し、その作用は殺菌
的であった。血中濃度も従来品の中で最も高く、半減期
も長く、更にAUC(薬物血中濃度時間曲線下面積)も大
きく、体内で代謝を受けず、尿中よりの回収率も大き
く、各臓器への移行も本剤の脂溶性の増加により良好で
あった。オフロキサシンは錠剤が昭和60年に、点眼液
及び眼軟膏が昭和62年に、耳科用液が平成4年に承認
され、耐性菌の出現率も低い抗菌剤として臨床的に広く
使用されている。
【0004】オフロキサシンの合成方法としては特公昭
62−1953号公報に以下のような方法が記されてい
る。
【0005】
【化3】
【0006】すなわち、2,3,4−トリフルオロニト
ロベンゼンをジメチルスルホキシド、スルホラン等の溶
媒中、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムのごとき強塩
基の存在下に室温でかくはんすると、ニトロ基のオルト
位に置換したフッ素のみが選択的に置換されて2,3−
ジフルオロ−6−ニトロフェノールが生成する(収率8
5.5%)。この化合物を脱酸剤として炭酸カリウム又
は炭酸ナトリウムを用い、触媒量の沃化カリウムの存在
下にモノクロロアセトンと反応させて得られる2−アセ
トニルオキシ−3,4−ジフルオロニトロベンゼン(収
率81.0%)をラネー・ニッケル、パラジウム炭等の
触媒の存在下常圧で接触還元するとオキサジン環が形成
され、3−メチル−7,8−ジフルオロ−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンズオキサジン塩酸塩が生成す
る(この工程の収率73.2%)。この化合物をジメチ
ルアミノメチレンマロン酸ジエチルエステルと加熱反応
させて(3−メチル−7,8−ジフルオロ−2,3−ジ
ヒドロ−4H−1,4−ベンズオキサジン−4−イル)
メチレンマロン酸ジエチルを得(収率74.8%)、次
にこの化合物をポリリン酸(エチル)中で加熱するとピ
リジン環閉環反応が起こり、続いて酸又は塩基中で処理
するとカルボン酸のエステルが加水分解されて3−メチ
ル−9,10−ジフロオロ−7−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕−1,4−ベ
ンズオキサジン−6−カルボン酸が生成する(この2工
程での収率66.4%)。本化合物をN−メチルピペラ
ジンと加熱反応させて3−メチル−9−フルオロ−10
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−
2,3−ジヒドロ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕
−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸を得るこ
とができる(この工程の収率73.7%)。
【0007】有機合成化学協会誌第54巻1号(199
6)において、前記公告特許の発明者らはこの製法の場
合の問題点は、ポリリン酸又はそのエステルによるキノ
ロン閉環が本質的にダーティーリアクションであるた
め、いかに効率良く高純度の閉環体を単離するかという
点と、最後の環状アミンとの置換反応でいかに位置異性
体の生成を避けるかという点であったとした上で、これ
らを解決する方法として以下のごとき方法を提案してい
る。
【0008】
【化4】
【0009】すなわち、3−メチル−9,10−ジフル
オロ−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕−1,4−ベンズオキサジン−6
−カルボン酸エチルエステルにBF3・OEt2を反応さ
せてキレート体を得る。又は、無水酢酸に溶解した(3
−メチル−7,8−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−4
H−1,4−ベンズオキサジン−4−イル)メチレンマ
ロン酸エチルエステルにBF3・THFを滴下することに
よっても、直ちに閉環反応が進行し、キレ−ト体を得る
ことができる。このキレート体は10位が極めて活性化
されており、N−メチルピペラジンと室温以下で簡単に
反応が進行し、高選択的に10位置換体を得ることがで
きる。この化合物は含水メタノール中トリエチルアミン
を加えての還流によって脱キレート化し、オフロキサシ
ンを得ることができる。これらの方法はまず、ベンズオ
キサジン環を製造した後に、窒素含有ヘテロ環を環化し
て三環の縮合環を完成させるものである。
【0010】特開昭62−215591号公報にはキノ
ロン環を製造した後に、オキサジン環を環化して三環の
縮合環を完成させる方法が開示されている。この公開特
許が開示するオフロキサシン製造方法を図示すると以下
の通りである。
【0011】
【化5】
【0012】この方法は早い時期にメチルピペラジンの
導入を行っているのが特徴である。この公開特許の実施
例4では1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−
6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸エチルをフッ化カリウム
の存在下に140〜155℃で1時間反応させて9,1
0−ジフルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−7H
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,
4〕ベンズオキサジン−6−カルボン酸エチルを約60
%の収率で得、実施例7では6,8−ジフルオロ−1−
(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−7−(4−メ
チル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸エチルを60%水素化ナ
トリウムの存在下80〜95℃で1時間の後、0.1N
水酸化ナトリウム0.5時間で処理して、9−フルオロ
−3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)−2,3−ジヒドロ−7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンズオキサジン−6
−カルボン酸を約50%の収率で得ている。
【0013】また、キノロン環製造の改良方法として
は、特表平8−506832号公報にジエチルN−エチ
ル−2,3,4−トリフルオロアニリノメチレンマロネ
ートの環化方法として、クロロスルホン酸、又は発煙硫
酸に出発物質を直接溶解して、70〜80%の収率で得
る方法が開示されていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これら従来開示されて
いる方法のうち、特公昭62−1953号公報に記載の
方法は、発明者自身も認めるようにキノロン閉環とメチ
ルピペラジンの置換反応に問題を残し、改良方法は新た
な反応の追加である。また、特開昭62−215591
号公報に記載の方法もやはりキノロン環閉環及びキノロ
ン環へのメチルピペラジンの置換反応が難しく、いずれ
も反応的に問題があるか、又は各工程の収率が低く、満
足のゆくものではなかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明は、オフロキサシンの製造において有
効である、下記一般式(I)
【0016】
【化6】
【0017】(式中、R1はフッ素、又は4−メチル−
1−ピペラジニル基を、R2は水素又は低級アルキル基
を、R3は第1級水酸基の保護基を示す)で表されるこ
とを特徴とする7−R1置換−6,8−ジフルオロ−
1,4−ジヒドロ−1−(1−保護化オキシメチル)エ
チル−4−オキソキノリン−3−カルボン酸誘導体に関
する。本発明の第2及び第3の発明は、上記一般式
(I)で表される化合物のうちのR1で表される2種の
化合物の製造方法に関する。そして、本発明の第4の発
明は、前記一般式(I)で表される化合物、又はその脱
保護基体よりの下記式(II):
【0018】
【化7】
【0019】で表されるオフロキサシン、すなわち9−
フルオロ−3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピ
リド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンズオキサジン
−6−カルボン酸の製造方法に関する。
【0020】本発明者らは水酸基をアセチル化すること
によって構造中のキノロン環の製造工程及び1−メチル
ピペラジンの導入工程がほとんど定量的に進行する製造
方法を開発した。更にオキサジン環閉環についても実施
が容易な製造方法を開発したことから、工程数の短縮と
特殊な薬品の使用を避けての製造が可能となり、第一段
階で水酸基を保護化したのち、ポリリン酸エチルエステ
ル(PPE)を使用してのキノロン環の製造を、第2段
階でメチルピペラジン導入ののちオキサジン環を製造す
る方法を採用して本発明を完成させた。本発明方法の特
定の1例を略載すると、以下のごとくである。
【0021】
【化8】
【0022】本発明の各工程はいずれも過酷な条件を避
け、温和な条件及び市販されている薬品を用いることが
でき、製造するに易しく、コスト的にも十分な競争力を
有するように設計されたものであり、前出の特許公報記
載の方法で問題となっていた環状アミンの導入も(4)
の化合物を保護(アセチル)化したことにより定量的で
ある上、更に、全工程にわたって、反応率はほぼ100
%との良好な反応を実現したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。前記した本発明方法の1例では、2,3,4−トリ
フルオロアニリン(1)とヒドロキシアセトンとを二酸
化白金の存在下に、接触還元するN−アルキル化を用い
て、温和な条件下で処理して、N−(1−ヒドロキシメ
チル)エチル−2,3,4−トリフルオロアニリンを
得、選択的にO−アセチル化(2)の後、エトキシメチ
レンマロン酸ジエチルを用いて、N−(1−アセトキシ
メチル)エチル−N−〔2,2−ビス(エトキシカルボ
ニル)〕ビニル−2,3,4−トリフルオロアニリン
(3)を得た。
【0024】得たアニリン誘導体にクロロホルム中で五
酸化リンとエ−テルを加熱還流して得たPPEを加え
て、6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−1
−(1−アセトキシメチル)エチル−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸エチルエステル(4)を得、1−メ
チルピペラジンと反応させることにより同時に脱アセチ
ル化を行い、続いて水酸化ナトリウムを用い、環化及び
エステルの加水分解を同時に進行させたのち酸で処理し
て微黄色結晶体のオフロキサシン(6)を高収率で得る
ことを目的とするものである。
【0025】本発明方法の特徴とするところはN−(1
−ヒドロキシメチル)エチル−2,3,4−トリフルオ
ロアニリンの水酸基を保護化したことにあり、この保護
化によってメチレンマロン酸の導入、PPEによるキノ
ロン環の製造、そしてメチルピペラジンの導入に顕著な
効果を表し、従来の方法が達成できなかった副反応の防
止、得量の顕著な上昇を実現した。
【0026】特にキノロン閉環に先立つ、(3)の保護
化体は、特開昭62−215591号公報に記載の実施
例2の環化反応における収率を大幅に上回ると共に、キ
ノロン化合物へのメチルピペラジンの導入についても、
保護(Ac)化体と同一条件で行ったジメチルスルホキ
シド(DMSO)に溶解した、遊離水酸基化合物へのメ
チルピペラジンの導入は、原料をかなり残す上、分解物
も多く低い収率であることが確認され、本発明方法はこ
の反応をほとんど定量的な収率の方法としたものであ
る。
【0027】本発明物質の1例の(4)を得るときのP
PEの量は原料の重量に対して2倍〜15倍、少量合成
の場合は10から15倍量、大量合成の場合は5倍量以
下が好ましい。反応温度は105℃〜115℃の範囲
で、反応時間は5分〜5時間がよいが、PPEの量によ
り左右される。後処理時に用いる酢酸エチルは原料比で
30〜100倍量が用いるれる。
【0028】前記一般式(I)において、R3で表され
る第1級水酸基の保護基は、PPEの処理条件に耐え、
更にアルカリ条件下で容易に外れる基が好ましく、アセ
チル基、ベンゾイル基又はそれらの置換体(例えばアセ
チル以外のアルカノイル基、クロトン酸のようなアルケ
ノイル基、p−ニトロベンゾイル基)に代表されるアシ
ル基などが例示される。また、脱保護の条件は別に必要
となるが、そのほかに、メチル基、t−ブチル基のよう
なアルキル基、メトキシメチル基、1−エトキシエチル
基、メトキシエトキシエチル基のようなアルコキシメチ
ル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基、アダマン
チル基、トリチル基、ベンジルオキシメチル基、2−ト
リメチルシリルエトキシエチル基等のエーテル型の基、
メトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、p
−ニトロフェノキシカルボニル基のような炭酸エステル
型の基等が挙げられる。
【0029】本発明物質から6,8−ジフルオロ−1−
(1−保護化オキシメチル)エチル−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸低級アルキルエステルを得るときの1−メチルピ
ペラジンの量は、原料に対してモル比で2倍以上を用い
る必要があり、4倍程すなわち、原料と同量ほどが好ま
しい。溶媒としては、5倍量以上のDMSOが好まし
く、反応温度は80℃から100℃、外部温度100℃
のとき、1時間で反応は終了した。
【0030】また、本発明方法で6,8−ジフルオロ−
1−(1−ヒドロキシメチル)エチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸低級アルキルエステルを得るときの溶媒として
はトルエンのほか、ジメトキシエタン、2−プロパノ−
ルなど、80℃以上の沸点を有する広範囲の溶媒が使用
できる。
【0031】また、化合物(6)を得るときの溶媒は、
メタノール、エタノールなどのアルコ−ル類、特に2−
プロパノールが好ましく、量は粘度との関連で少なくと
も10倍、好ましくは10〜20倍、反応温度はプロパ
ノールの沸点以上が好ましく、反応は1時間半〜3時間
で完了した。アルカリ金属水酸化物の中では、水酸化ナ
トリウムが好適である。水酸化ナトリウムは工業的に汎
用される純度の高いチップス状、薄い板状、固まり状、
スティックス状などの固形状のものが使用できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
【0033】実施例1 N−(1−ヒドロキシメチル)エチル−2,3,4−ト
リフルオロアニリン 2,3,4−トリフルオロアニリン91.30g及びヒ
ドロキシアセトン82.76gにエタノール452ml
を加えた後、酸化白金1.00gを加え、水素置換後常
圧室温にてかくはんし、2日間接触還元を行った。TL
Cにて原料の消失を確認後、触媒をセライトを用いて吸
引ろ過し、溶媒をエバポレ−タを用いて減圧留去した。
得られた残留物を酢酸エチル1リットルに溶解し、水5
00mlにて2回洗浄後、飽和食塩水200mlにて洗
浄した。水層を合せて酢酸エチル500mlにて抽出
し、同様に洗浄後、先の酢酸エチル層と合せ、無水硫酸
マグネシウムを用いて乾燥した。ろ過後、溶媒をエバポ
レ−タを用いて減圧留去した。少し溶媒を含むほぼ無色
のシロップ状物質として目的物135gを得た。TLC
及びNMRから、反応は定量的に進行していたため、精
製せずに次の反応に全量使用した。
【0034】270MHz1H−NMR(δppm):
6.81(1H,dddd,J=9.4,9.2,7.
9,2.5Hz),6.44(1H,dddd,J=
9.2,8.7,4.5,2.5Hz),3.72(1
H,m),3.53〜3.62(2H,m),1.84
(1H,br),1.60(1H,br),1.22
(3H,d,J=6.3Hz)
【0035】実施例2 N−(1−アセトキシメチル)エチル−2,3,4−ト
リフルオロアニリン 実施例1で得られた粗生成物全量に、ピリジン191m
l及び無水酢酸127mlを加え、室温にて3時間かく
はんした(発熱反応につき、約60〜70℃に反応温度
が上昇するが、約1時間後に発熱は止まり、TLCによ
り1時間半後には原料消失が確認された)。直接エバポ
レータを用い、50〜60℃にてピリジンなどを留去し
た後、残留物に酢酸エチル1リットルを加え、分液漏斗
に移して希塩酸を用いて洗浄し、洗液がpH2〜3にな
るまで洗浄した。水層を酢酸エチル0.5リットルで抽
出し、先の酢酸エチル層と合せ、水、飽和重曹水、水、
そして飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムを用いて乾燥した。ろ過後、溶媒をエバポレータを用
いて減圧留去して、目的物を166gのほぼ無色のシロ
ップ状物質として得た。TLC及びNMRから、反応は
定量的に進行していることを確認した。
【0036】270MHz1H−NMR(δppm):
6.82(1H,dddd,J=9.4,9.2,7.
9,2.5Hz),6.44(1H,dddd,J=9.
2,9.0,4.5,2.5Hz),4.21(1H,
ddd,J=11.0,2.6,2.3Hz),3.9
8(1H,ddd,=11.0,2.6,2.3H
z),3.73(2H,m),3.53〜3.62(2
H,m),2.07(3H,s),1.27(3H,d
d,J=2.9,2.3Hz)
【0037】実施例3 N−(1−アセトキシメチル)エチル−N−〔2,2−
ビス(エトキシカルボニル)〕ビニル−2,3,4−ト
リフルオロアニリン 実施例2で得られた粗生成物全量に、エトキシメチレン
マロン酸ジエチル268.43gを加え、145℃にて
2日間かくはんした。放冷後酢酸エチル1リットルを加
え、氷水冷却かくはん下トリエチレンテトラミン50.
14gの酢酸エチル0.25リットル溶液を滴下した。
滴下終了後、分液漏斗に移して希塩酸を用いて洗浄し、
洗液がpH2〜3になるまで洗浄した。水層を酢酸エチ
ル0.5リットルで抽出し、先の酢酸エチル層と合せ、
水、飽和重曹水、水、そして飽和食塩水にて順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥した。ろ過後、
溶媒をエバポレ−タを用いて減圧留去し、ほぼ無色のシ
ロップ状物質として目的物333gを得た。TLC及び
NMRから、反応は定量的に進行していることを確認し
た。
【0038】270MHz1H−NMR(δppm):
7.66(1H,s),6.91〜7.02(2H,
m),4.15(2H,q,J=7.1Hz),4.1
5(1H,dd,J=11.7,8.9Hz),4.0
4(1H,dd,J=11.7,8.9Hz),3.9
1(1H,m),3.62(2H,brq,J=7.1
Hz),2.10(3H,s),1.31(3H,b
r),1.23(3H,t,J=7.1Hz),1.1
2(3H,t,J=7.1Hz)
【0039】実施例4 6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−1−
(1−アセトキシメチル)エチル−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸エチルエステル 実施例3で得たシロップ状物質2.33gに、PPE3
5gを加えて外温140℃にて5分間加熱かくはんし
た。放冷後酢酸エチル200mlを加え、水100ml
にて2回水洗した。水層を酢酸エチル100mlにて抽
出し、先の酢酸エチル層と合せ、飽和重曹水、水、そし
て飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥した。ろ過後、溶媒をエバポレ−タを用いて
減圧留去して晶出した結晶を得た。この結晶をクロロホ
ルム・メタノ−ル(100:3)を展開溶媒とするシリ
カゲルカラムクロマトグラフィ−にて精製し、ヘキサン
−酢酸エチル(5:1)の混液にて洗浄して無色の結晶
の目的物1.88gを得た。この反応の場合、カラム精
製を省いても目的物を薄茶色の結晶として簡便に得るこ
とができた。
【0040】270MHz1H−NMR(δppm):
8.62(1H,s),8.17(1H,ddd,J=
10.8,8.4,2.5Hz),5.39(1H,
m),4.50(1H,ddd,J=12.4,4.
0,1.0Hz),4.41(2H,q,J=7.1H
z),4.32(1H,ddd,J=12.4,6.
5,2.3Hz),2.00(3H,s),1.70
(3H,dd,J=6.9,1.5Hz),1.42
(3H,t,J=7.1Hz)
【0041】実施例5 6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−1−(1−ヒ
ドロキシメチル)エチル−7−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)−4−オキソキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル 実施例4の化合物24.26gにトルエン24ml及び
1−メチルピペラジン24.26gを加えて2時間10
0℃にて加熱かくはんした。加熱を止め、温時50〜6
0℃にてかくはんしながらヘキサン200mlを徐々に
加えた。生じた結晶を吸引ろ過し、ヘキサン50mlに
て3回洗浄して、目的物を含む粗淡黄色結晶31.47
gを得た。
【0042】270MHz1H−NMR(δppm):
8.60(1H,s),7.20(1H,dd,J=1
2.2,1.6Hz),6.30(1H,br),5.
33(1H,m),4.29(2H,qd,J=7.
1,1.2Hz),4.27(1H,brd,J=1
1.5Hz),3.90(1H,dd,J=12.5,
2.5Hz),3.35〜3.43(4H,m),2.
57〜2.65(4H,m),2.40(3H,s),
1.66(3H,brt,J=5.5Hz),1.39
(3H,t,J=7.1Hz)
【0043】実施例6 9−フルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−10−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンズオキサ
ジン−6−カルボン酸 実施例5で得られた粗生成物全量31.47gに、2−
プロパノール300mlを加え、ペレット状の水酸化ナ
トリウム9.80gを加えて外部温度100℃にて還流
した。すぐに不溶物が析出してかくはん困難になるが、
次第に不溶物は溶け、澄明となった。2時間後加熱を止
めて放冷後、酢酸10.79gを加え、ゼリー状物質に
含まれる2−プロパノールをエバポレータを用いて減圧
留去し、アモルファスを得た。このアモルファスにクロ
ロホルム500mlを加えてかくはんし、不溶物を吸引
ろ過により除去した。ろ液のクロロホルムを減圧留去
し、得られた結晶性物質にエタノール200mlを加え
て懸濁後、結晶を吸引ろ過し、エタノール100mlを
用いて洗浄した。得られた微黄色結晶を風乾し、17.
28gのオフロキサシンを得た。
【0044】270MHz1H−NMR(δppm):
8.60(1H,s),7.72(1H,d,J=1
2.2Hz),4.46〜4.55(1H,m),4.
46(1H,dd,J=11.4,1.3Hz),4.
36(1H,dd,J=11.4,1.3Hz),3.
35〜3.46(4H,m),2.56(4H,br
t,J=4.7Hz),2.37(3H,s),1.6
2(3H,d,J=6.8Hz)
【0045】実施例7 6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−1−(1−ア
セトキシメチル)エチル−7−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)−4−オキソキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル 実施例4の化合物10.45gにDMSO50ml及び
1−メチルピペラジン10.45gを加えて1時間10
0℃にて加熱かくはんした。放冷後酢酸エチル300m
lを加え、水100mlにて2回水洗した。水層を酢酸
エチル100mlにて抽出し、先の酢酸エチル層と合
せ、水、飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥した。ろ過後、溶媒をエバポレ−タを
用いて減圧留去し、褐色シロップ状の目的物16.59
gを得た。NMRでほとんどが目的物であることを確認
した。
【0046】270MHz1H−NMR(δppm):
8.57(1H,s),7.98(1H,dd,J=1
2.2,2.0Hz),5.36(1H,m),4.4
6(1H,brdd,J=12.1,3.8Hz),
4.40(2H,d,J=7.1Hz),4.29(1
H,ddd,J=12.1,6.3,2.2Hz),
3.33〜3.41(4H,br),2.56(4H,
brt,J=3.7Hz),2.37(3H,s),2.
00(3H,s),1.67(3H,dd,J=6.
9,1.5Hz),1.42(3H,t,J=7.1H
z)
【0047】実施例8 9−フルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−10−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンズオキサ
ジン−6−カルボン酸 実施例7の全粗生成物とペレット状のNaOH5.70
gを実施例6のごとく反応させて7.5gの目的物を得
た。
【0048】実施例9 6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−1−
(1−アセトキシメチル)エチル−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸エチルエステル 実施例3で得たシロップ状物質333gに、PPE1
2.50gを加えて外温140℃にて2時間加熱かくは
んした。反応終了後、放冷の後、泥状反応液に酢酸エチ
ル3リットルを加えて溶解し、氷水によって冷却下にか
くはんを30分継続した。溶液上部の酢酸エチルをでき
るだけデカントの後、分液漏斗にて酢酸エチル層を分
取、水層を抽出した2リットルの酢酸エチル層と合せ、
炭酸水素ナトリウム500gを水2リットルに懸濁させ
た液をこの中に加え、室温下にかくはんした。吸引ろ過
後、酢酸エチル層をできるだけデカントの後、分液漏斗
にて酢酸エチル層を分取、水層を抽出した酢酸エチル1
リットルと合せ、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。こ
の溶液を減圧留去して晶出した結晶をろ取し、ヘキサ
ン:酢酸エチル=5:1の混液1リットルを加えて一夜
かくはんし、ろ過後、同溶媒にて洗浄し、薄茶色の粉末
状結晶として目的物93.78gを得た。この化合物の
1H−NMRのデータは実施例4の生成物と同一であっ
た。
【0049】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、新規な原料
を用いて、簡易な反応、操作、廉価な薬品によって高収
率でオフロキサシンを製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C031 PA03 PA05 4C072 AA02 BB02 BB06 CC01 CC11 EE07 FF07 GG07 GG09 HH08 UU01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I): 【化1】 (式中、R1はフッ素、又は4−メチル−1−ピペラジ
    ニル基を、R2は水素又は低級アルキル基を、R3は第1
    級水酸基の保護基を示す)で表されることを特徴とする
    7−R1置換−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ
    −1−(1−保護化オキシメチル)エチル−4−オキソ
    キノリン−3−カルボン酸誘導体。
  2. 【請求項2】 N−(1−保護化オキシメチル)エチル
    −N−〔2,2−ビス(低級アルコキシカルボニル)〕
    ビニル−2,3,4−トリフルオロアニリンを、無溶媒
    下でポリリン酸エチルエステルで処理することを特徴と
    する6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−1
    −(1−保護化オキシメチル)エチル−4−オキソキノ
    リン−3−カルボン酸低級アルキルエステルの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジ
    ヒドロ−1−(1−保護化オキシメチル)エチル−4−
    オキソキノリン−3−カルボン酸低級アルキルエステル
    に、1−メチルピペラジンを反応させ、必要に応じて脱
    保護することを特徴とする7−(4−メチル−1−ピペ
    ラジニル)−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
    1−〔1−(保護化オキシ−若しくはヒドロキシ−)メ
    チル〕エチル−4−オキソキノリン−3−カルボン酸低
    級アルキルエステルの製造方法。
  4. 【請求項4】 7−(4−メチル−1−ピペラジニル)
    −6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−1−〔1−
    (保護化オキシ−若しくはヒドロキシ−)メチル〕エチ
    ル−4−オキソキノリン−3−カルボン酸低級アルキル
    エステルに、アルカリ金属水酸化物を反応させることを
    特徴とする下記式(II): 【化2】 で表される9−フルオロ−3−メチル−10−(4−メ
    チル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒ
    ドロ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベ
    ンズオキサジン−6−カルボン酸の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005123746A1 (fr) * 2004-06-22 2005-12-29 Zhe Jiang Medicine Co., Ltd. Xinchang Pharmaceutical Factory Techniques de préparation de levofloxacine et d'ofloxacine

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