JP2001031004A - 袋収納装置 - Google Patents

袋収納装置

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JP2001031004A
JP2001031004A JP11201592A JP20159299A JP2001031004A JP 2001031004 A JP2001031004 A JP 2001031004A JP 11201592 A JP11201592 A JP 11201592A JP 20159299 A JP20159299 A JP 20159299A JP 2001031004 A JP2001031004 A JP 2001031004A
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bag
large bag
small
opening
bags
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JP11201592A
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English (en)
Inventor
Hisanori Miyata
久典 宮田
Makoto Aoki
誠 青木
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Ishii Corp
Original Assignee
Ishii Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定数の小袋を上下に積重ねた状態に収納する
ことができる袋収納装置を提供する。 【解決手段】放出コンベアから略同一状態に揃えて放出
される所定数の小袋を、開口機で開口した一つの大袋に
対して上下に積重ねて収納したり、集積機で上下に積重
ねた状態に一旦集積してから大袋に一括収納する。所定
数の小袋を集積機で集積するときに要する時間を利用し
て、大袋の開口作業を並行して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば米、麦、
砂糖、塩、お茶、小麦粉、食品、原料、部品等の内容物
が袋詰された小袋を、手提げ用の大袋に収納する作業に
用いられる袋収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような内容物が袋詰めれ
た小袋を運搬する方法としては、例えばスーパー、コン
ビニエンスストアー等で取り扱われるような手提げ袋
(買い物袋)に、所定量(例えば重量=約1,2kg)の
米が袋詰めされた小袋を手作業により1袋ずつ収納して
運搬する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の小袋を
手作業により収納する場合、小袋内に充填した米が片寄
りやすく、その部分が盛り上がるため、所定数の小袋を
上下に積重ねて収納したとき、上段側に積重ねられる小
袋の傾き及び段差が徐々に大きくなり、小袋の間に余剰
空間が形成されるため、所定数の小袋を、一つの手提げ
袋に対して整列した状態に収納することが困難である。
また、所定数の小袋を、手作業により1袋ずつ手提げ袋
に収納するので、収納作業に手間及び時間が掛かるとい
う問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、所定数の小袋
を略同一状態に揃えて、一つの大袋に対して機械的に収
納することにより、所定数の小袋を整列した状態に収納
することができき、運搬作業が能率的に行える。且つ、
収納作業が機械的に行え、作業の省力化及び能率アップ
を図ることができる袋収納装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内容物が袋詰された多数の小袋を供給する小袋供給手段
の後段に、所定数の小袋を略同一状態に揃えて放出する
小袋放出手段を設け、上記小袋放出手段の下部に、上記
小袋が上下に積重ねた状態に収納される大きさに形成し
た大袋を供給する大袋供給手段と、上記大袋供給手段か
ら供給される大袋を、上記小袋が収納される大きさに開
口する大袋開口手段とを設けた袋収納装置であることを
特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記小袋放出手段と大袋開口手段との
間に、該小袋放出手段から放出される小袋を上下に積重
ねた状態に集積した後、上記大袋開口手段で開口した大
袋に対して供給する小袋集積手段を設けた袋収納装置で
あることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記大袋開口手段の下部に、上
記大袋の底部を上記小袋の収納段数に略対応して任意高
さに支持する大袋支持手段を設けた袋収納装置であるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の袋収納装置は、小袋供給手段か
ら供給される多数の小袋を、小袋放出手段により略同一
状態に揃えて所定数(例えば1袋又は複数袋)ずつ放出
する。大袋供給手段から供給される大袋(例えば買物袋
等の手提げ袋)を、大袋開口手段で小袋が収納される大
きさに開口し、小袋放出手段から放出される小袋を、大
袋開口手段で開口した一つの大袋に収納して、所定数の
小袋を上下に積重ねた状態に収納する。
【0009】請求項2記載の袋収納装置は、上記請求項
1記載の作用と併せて、所定数の小袋を、小袋集積手段
で上下に積重ねた状態に一旦集積した後、大袋開口手段
で開口した大袋に一括収納する。
【0010】請求項3記載の袋収納装置は、上記請求項
1又は2記載の作用と併せて、大袋の底部を、大袋支持
手段により大袋開口手段で開口される大袋の口部と略水
平となる高さに支持したり、その小袋の収納段数に略対
応して、大袋の底部を支持しながら降下したりする。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、所定数の小袋を略同
一状態に揃えて、一つの大袋に対して機械的に収納する
ので、従来例の手作業で収納するように、小袋が傾いた
り、段差が生じたりせず、所定数の小袋を整列した状態
に収納することができる。しかも、小袋を上下に積重ね
て収納するので、大袋の内部容積を有効に活用すること
ができ、運搬作業が能率的に行える。且つ、小袋放出手
段により小袋を略同一状態に機械的に揃えて放出するの
で、小袋を収納する作業が高速且つ円滑に行え、作業の
省力化及び能率アップを図ることができる。
【0012】さらに、所定数の小袋を一旦集積してから
大袋に収納するので、小袋を集積するときに要する時間
を利用して、大袋の開口作業が並行して行え、装置全体
の作業時間が大幅に短縮され、処理能力の向上及び高速
化を図ることができる。
【0013】さらにまた、大袋の底部を、大袋支持手段
により大袋の口部と略水平となる高さに支持すること
で、収納時の落差が小さくなり、小袋の商品価値が損な
われたり、その収納状態が変位したりするのを確実に防
止することができる。且つ、小袋の収納段数に略対応し
て、大袋の底部を支持しながら降下することで、所定数
の小袋を積重ねた状態のまま収納することができる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は所定数の小袋を一つの大袋に収納する作
業に用いられる袋収納装置を示し、図1、図2、図3に
於いて、この袋収納装置1は、前工程(例えば入荷工
程、製造工程)から供給される多数の小袋A…を放出す
る放出部2と、所定数(例えば8袋分)の小袋A…が収
納される手提げ用の大袋Bを供給する供給部3と、放出
部2から放出される小袋A…を大袋Bに収納する収納部
4とで構成される。
【0015】なお、小袋Aの収納数を8袋以下又は以上
に変更したり、その小袋Aの大きさ及び収納数に対応し
て大袋Bの大きさを変更してもよい。また、実施例の小
袋Aに対して、倍の重量又は大きさを有する小袋を1袋
ずつ収納してもよい。
【0016】上述の放出部2は、供給コンベア11と、
分離コンベア12と、放出コンベア13とを搬送方向に
配列して構成され、所定量(例えば重量=約1,2kg)
の内容物(例えば米)が充填又は袋詰めされた小袋A
を、搬送方向に対して複数列(例えば2列)に整列して
搬送する。なお、小袋Aを1列又は2列以上に整列して
搬送してもよい。
【0017】供給コンベア11上に設けた整列機14
は、対の押圧板14a(又はローラ)を小袋A側面と対
向して設け、小袋Aの搬送が許容される待機位置と、小
袋Aを中央部搬送面に幅寄せする前進位置とにエアシリ
ンダ14bで移動する。
【0018】整列機14後段に設けた整形機15は、支
持枠15a及びその下面側に取付けたローラ15c…を
小袋A上面と対向して設け、小袋Aの搬送が許容される
待機位置と、その小袋A上面がローラ15c…で押圧さ
れる降下位置とにエアシリンダ15bで上下動する。ま
た、ローラ15cの代わりに、板状又は棒状の整形体
(図示省略)で整形してもよい。
【0019】上述の分離コンベア12は、供給コンベア
11の搬送速度よりも速い速度で回転され、小袋Aを搬
送方向に加速搬送して、前後に分離又は離間する。
【0020】前述の放出コンベア13は、収納部4上部
に架設した対のコンベア13aを、後述する開口機20
で開口した大袋Bの開口側中心部を基準として互いに当
接する閉位置と、小袋Aを放出する開位置とに移動手段
(図示省略)で水平移動させ、開放時に於いて、一方の
コンベア13aを分離コンベア12側に近接する。
【0021】対のコンベア13aは、分離コンベア12
側に近接したコンベア13aに小袋Aが移載されたと
き、センサー(図示省略)による検知に基づいて閉位置
に相対移動され、互いに近接又は当接される。同時に、
対のコンベア13aを搬送方向に同期回転したり、分離
コンベア12側のコンベア13aを回転する等して、相
互の対向端部上に小袋Aを搬送する。
【0022】且つ、対のコンベア13aの対向端部上に
小袋Aが搬送停止(又はストッパで停止)されたとき、
センサー(図示省略)による検知に基づいて、相互を開
位置に相対移動したり、相対向する方向にフリー回転又
はモータ等で回転駆動させながら開位置に移動する等し
て、所定袋数(例えば2袋)の小袋Aを、搬送方向に対
して略同一状態に揃えて略垂直に放出する。
【0023】放出コンベア13上部に設けた挿入機16
は、支持枠16a及びその下面側に取付けたパッド状の
挿入部材16cを小袋A上面と対向して設け、小袋Aの
搬送が許容される位置に待機させ、収納時に於いて、小
袋Aが大袋Bに対して収納される方向にエアシリンダ1
6bで昇降する。また、小袋Aを吸着子(図示省略)で
吸着保持して挿入してもよい。
【0024】前述の供給部3は、装填部17(マガジン
部)に多数枚装填された大袋B…を1枚ずつ供給する供
給機18と、その大袋Bを、口部Baが上向きとなる姿
勢に反転(略90度)する反転機19とで構成される。
【0025】上述の供給機18は、吸着ユニット18a
を装填部17上方と、反転部20上方とに移動手段(図
示省略)で往復移動する。装填部17上方にて、吸着ユ
ニット18aに取付けた吸着子18bで最上面の大袋B
を吸着保持し、反転部20上方にて、その吸着を解除し
て、1枚の大袋Bを反転部20に分離供給する。なお、
吸着子18b及び後述する吸着子20aは、例えば吸気
ブロワ、真空ポンプ等の負圧発生装置(図示省略)に接
続している。
【0026】なお、大袋Bは、例えば軟質樹脂、紙等の
単一又は複合した材質で構成され、所定数の小袋A…を
上下に積重ねた状態に収納される大きさに形成してい
る。
【0027】上述の反転機19は、収納部4側部に枢着
した旋回枠19aを、供給機18の供給動作が許容され
る待機姿勢と、後述する開口機20により大袋Bが保持
される起立姿勢とに回動手段(図示省略)で上下回動す
る。
【0028】旋回枠19aに取付けた対の保持体19b
は、例えば吸着子、挾持体等の保持手段で構成され、待
機時に於いて、反転部20に供給される大袋Bの開口側
縁部(後述する吸着子20aの吸着が許容される部分)
を保持し、起立後に於いて、後述する開口機20で大袋
Bが保持されたとき、その保持を解除する。なお、大袋
Bを吸着子(図示省略)で吸着保持して反転してもよ
い。
【0029】前述の収納部4は、図4にも示すように、
反転機19で起立した大袋Bを開口する開口機20と、
大袋Bの口部Baを拡張する拡張機21と、大袋Bの底
部を昇降する昇降機22とで構成される。
【0030】上述の開口機20は、対の吸着子20a
を、上述の反転機19で起立した大袋Bの開口側縁部と
対向して設け、大袋Bの開口側縁部を吸着保持する前進
位置と、大袋Bの口部Baを所定袋数の小袋Aが収納さ
れる大きさに開口する後退位置とに移動手段(図示省
略)で相対移動する。
【0031】吸着子20aに取付けた保持板20bは、
吸着子20aの吸着面に対して大袋Bの口部Baを押圧
する方向と、その押圧が解除される方向とに移動手段
(図示省略)で移動する。
【0032】開口機20上段に設けた拡張機21は、板
状又は棒状に形成した対の拡張体21aを、開口機20
で開口した大袋Bの開口側縁部(吸着子20aの吸着部
分を除いた縁部)と対向して設け、吸着子20aの開口
動作を許容する閉角度と、大袋Bの口部Baを拡張する
開角度とに回動手段(図示省略)で回動する。
【0033】開口機20下段に設けた昇降機22は、昇
降枠22aを、側部に立設したネジ軸23cに対して上
下動可能に係合し、そのネジ軸23cを、下部一側に配
設した減速機付きモータ23によりスプロケット23
a,23a及びチェーン23bを介して正逆回転させ、
昇降枠22a上に設置した昇降コンベア22bを、開口
機20で開口した大袋Bの底部を支持する高さに上昇
し、下部一側に配設した搬出コンベア24と略水平とな
る高さに降下する。
【0034】昇降機22の下部一側に配設した搬出コン
ベア24は、昇降コンベア22bから搬出される大袋B
を、次工程(例えば出荷工程、保管工程)に搬送する。
なお、昇降枠22aを、例えばエアシリンダで昇降した
り、チェーン又はその他の無端帯で牽引する等して昇降
動作してもよい。
【0035】拡張機21下段に設けた支持機25は、対
の支持板25aを、開口機20で開口した大袋Bの開口
側縁部と対向して設け、開口機20の開口動作が許容さ
れる待機位置と、大袋Bの開口側縁部を支持する前進位
置とにエアシリンダ25bで移動する。
【0036】なお、実施例では、コンベア11,12,
13,22b,24をベルトコンベアで構成している
が、例えばローラコンベア、チェーンコンベア等の搬送
手段で構成してもよい。
【0037】上述のように構成した袋収納装置1で複数
の小袋A…を一つの大袋Bに収納するときの動作を説明
する。先ず、図1、図3に示すように、放出部2の供給
コンベア11により搬送される小袋A…を、整列機14
で中央部搬送面に幅寄せした後、整形機15で所定の収
納形態に整形する。
【0038】次に、分離コンベア12で分離した2袋分
の小袋A…を、分離コンベア12側に近接した放出コン
ベア13のコンベア13aに移載した後、対のコンベア
13aを閉動作して、2袋分の小袋Aを、コンベア13
a,13aの対向端部上(収納部4上方)に移動する。
後続の小袋Aは、ストッパ(図示省略)で停止したり、
コンベア11,12を間欠駆動する等して随時供給す
る。
【0039】一方、供給部3の供給機18を駆動して、
装填部17に装填された大袋Bを、反転部20の反転機
19に1枚ずつ分離供給する。以下同様に、2枚目、3
枚目以降の大袋Bを順次供給する。
【0040】次に、反転機19を駆動して、大袋Bを、
口部Baが上向きとなる姿勢に起立した後、収納部4の
開口機20を駆動して、大袋Bの開口側両縁部を吸着子
20aと保持板20bとで保持して開口する。以下同様
に、反転部20に供給される後続の大袋Bを順次起立す
る。
【0041】次に、図2、図4に示すように、拡張機2
1を駆動して、大袋Bの口部Baを、2袋分の小袋Aが
収納される大きさに拡張及び保持し、支持機25を駆動
して、大袋Bの開口側縁部を開口状態に支持し、小袋A
を、大袋Bに対して収納される方向に収納ガイドする。
【0042】次に、昇降機22を駆動して、大袋Bの底
部を、昇降コンベア22bで大袋Bの口部Baと略水平
となる高さに持ち上げ、収納時の落差を小さくした後、
放出コンベア13のコンベア13a,13aを開動作し
て、2袋分の小袋Aを略同一状態に揃えて大袋Bに一括
収納する。収納時に、挿入機16を駆動して、小袋A上
面を大袋Bに対して収納される方向に押圧する。
【0043】1段目の小袋Aを収納した後、挿入機16
を待機状態に復帰させる。上述と同様にして、大袋B
に、次段(2段目、3段目,4段目)の小袋Aを順次収
納し、その収納段数に略対応して、昇降コンベア22b
で支持する大袋Bの底部を段階的に降下させる。
【0044】一つの大袋Bに、複数(実施例では2袋
分)の小袋Aを上下段(実施例では4段)に積重ねて集
積収納(図10参照)した後、挿入機16と、開口機2
0と、拡張機21と、支持機25とを待機状態に復帰さ
せる。
【0045】次に、昇降コンベア22bを降下して、所
定数(8袋)の小袋A…が収納された大袋Bを搬出コン
ベア24で搬送したり、大袋Bの把手部Bb,Bbを把
持して運搬する。以下、上述と同様にして、小袋Aの収
納作業を継続して行う。
【0046】また、図5に示す他の実施例のように、放
出コンベア13のコンベア13a,13a上に載置され
た前後の小袋Aを大袋Bに1段ずつ収納したり、後述す
る集積機26で一旦集積してから大袋Bに一括収納して
もよい。
【0047】以上のように、放出コンベア13から放出
される小袋A…を略同一状態に揃えて、開口機20で開
口した一つの大袋Bに対して機械的に収納するので、従
来例の手作業のように小袋Aが傾いたり、段差が生じた
りせず、所定数の小袋A…を整列した状態に収納するこ
とができる。
【0048】しかも、小袋A…を上下に積重ねて収納す
るので、大袋Bの内部容積を有効に活用することがで
き、運搬作業が能率的に行える。且つ、放出コンベア1
3により小袋Aを略同一状態に機械的に揃えて放出する
ので、小袋Aを収納する作業が高速且つ円滑に行え、作
業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0049】さらに、昇降機22の昇降コンベア22b
で支持した大袋Bの底部を、開口機20で開口した大袋
Bの口部Baと略水平となる高さに持ち上げるので、収
納時の落差が小さくなり、小袋Aの商品価値が損なわれ
たり、その収納状態が変位するのを確実に防止すること
ができる。且つ、小袋Aの収納段数に略対応して大袋B
の底部を降下するので、小袋A…を積重ねた状態に収納
することができる。
【0050】図6、図7は、放出部2と収納部4との間
の集積部5に、放出コンベア13から放出される小袋A
…を上下に積重ねた状態に一旦集積して大袋Bに一括収
納する集積機26を設けたその他の実施例を示し、集積
機26は、放出コンベア13から放出される小袋A…
を、閉位置に移動した対の受け板26a上に積重ねた
後、図8に示すように、対の受け板26aをエアシリン
ダ26bで開位置に移動させ、小袋A…を積重ねた状態
のまま放出して大袋Bに一括収納するので、上述の実施
例と略同等の作用効果を奏することができる。
【0051】且つ、小袋A…を集積するときに要する時
間を利用して、大袋Bの開口作業を並行して行うので、
装置全体の作業時間が大幅に短縮され、処理能力の向上
及び高速化を図ることができる。
【0052】また、図9に示すその他の実施例のよう
に、放出板26cを、対の受け板26a上に集積した小
袋A…にエアシリンダ26dで押圧して、全小袋A…を
水平移動したり、所定段数ずつ水平移動する等して大袋
Bに収納してもよい。
【0053】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の小袋供給手段は、実施例の供給コ
ンベア11と、分離コンベア12とに対応し、以下同様
に、小袋放出手段は、放出コンベア13に対応し、大袋
供給手段は、供給機18と、反転機19とに対応し、大
袋開口手段は、開口機20と、拡張機21とに対応し、
小袋集積手段は、集積機26に対応し、大袋支持手段
は、昇降機22及び昇降コンベア22bに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【0054】上述の大袋Bを、例えばロール状に巻回し
たシート状又はフィルム状の筒状原反を所定サイズに分
離切断して供給してもよい。
【0055】また、エアシリンダ14b,15b,16
b,25b,26b,26dの代わりに、例えば油圧シ
リンダ、ソレノイド、モータ等の駆動手段を用いてもよ
い。
【0056】なお、移動手段及び回動手段は、例えばエ
アシリンダ、ソレノイド又はチェーン又はその他の無端
帯で牽引したり、ネジ軸を回転する機構等で構成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 袋収納装置による小袋の収納動作を示す正面
図。
【図2】 小袋の収納状態を示す側面図。
【図3】 小袋の搬送状態を示す平面図。
【図4】 小袋の収納動作及び大袋の開口動作を示す正
面図。
【図5】 小袋を収納する他の実施例を示す正面図。
【図6】 複数の小袋を集積して収納するその他の実施
例を示す正面図。
【図7】 小袋の集積状態及び収納状態を示す側面図。
【図8】 小袋の収納動作及び大袋の開口動作を示す正
面図。
【図9】 複数の小袋を水平移動して収納するその他の
実施例を示す正面図。
【図10】 大袋に複数の小袋を収納した状態を示す正
面図。
【符号の説明】
A…小袋 B…大袋 1…袋収納装置 11…供給コンベア 12…分離コンベア 13…放出コンベア 18…供給機 19…反転機 20…開口機 21…拡張機 22…昇降機 22b…昇降コンベア 24…搬出コンベア 26…集積機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容物が袋詰された多数の小袋を供給する
    小袋供給手段の後段に、所定数の小袋を略同一状態に揃
    えて放出する小袋放出手段を設け、上記小袋放出手段の
    下部に、上記小袋が上下に積重ねた状態に収納される大
    きさに形成した大袋を供給する大袋供給手段と、上記大
    袋供給手段から供給される大袋を、上記小袋が収納され
    る大きさに開口する大袋開口手段とを設けた袋収納装
    置。
  2. 【請求項2】上記小袋放出手段と大袋開口手段との間
    に、該小袋放出手段から放出される小袋を上下に積重ね
    た状態に集積した後、上記大袋開口手段で開口した大袋
    に対して供給する小袋集積手段を設けた請求項1記載の
    袋収納装置。
  3. 【請求項3】上記大袋開口手段の下部に、上記大袋の底
    部を上記小袋の収納段数に略対応して任意高さに支持す
    る大袋支持手段を設けた請求項1又は2記載の袋収納装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067443A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Okura Yusoki Co Ltd 袋物箱詰め機
JP2019214384A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 大森機械工業株式会社 集積装置

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