JP2001030464A - スクリーン印刷方法及び印刷機 - Google Patents

スクリーン印刷方法及び印刷機

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JP2001030464A
JP2001030464A JP11205466A JP20546699A JP2001030464A JP 2001030464 A JP2001030464 A JP 2001030464A JP 11205466 A JP11205466 A JP 11205466A JP 20546699 A JP20546699 A JP 20546699A JP 2001030464 A JP2001030464 A JP 2001030464A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来公知のペーストのスクリーン印刷方法及
び印刷機の有する欠点ないし不都合を除去改善し、ペー
ストのスクリーン印刷作業の高能率化、印刷精度ないし
品質の格段の向上及び印刷の高密度化等を実現するこ
と。 【解決手段】 スキージの印刷動作終了後に平面平行四
辺形の印刷テーブル3を該テーブルにセットされた基板
4と共に、該テーブル3の四つのコーナー部分を予め設
定されたプログラムに従って順次引き下げることによっ
て基板4をメタルスクリーン5から下方へ引き離して版
離れさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半田合金粉末と粘
性フラックスとを練り合わせてクリーム状にした半田ペ
ースト、接着剤等のペーストをメタルスクリーンを介し
てプリント回路基板等の基板に印刷するスクリーン印刷
方法及び印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷テーブルにセットされた基板に対
し、パターン開口部を有するメタルスクリーンを使用し
てペーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、該
スクリーンの開口部にペーストを充填する充填工程と、
該開口部に充填されたペーストを前記基板にそれぞれ転
写すべく前記基板と前記スクリーンとを引き離す版離れ
工程とからなるスクリーン印刷方法において、前記充填
工程完了後 、印刷テーブルを前記充填工程における高さ
位置より低い位置まで下降変位させて版離れさせること
は従来公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】メタルスクリーン(以
下、単にスクリーンという)のパターン開口部(以下、
単に開口部という)に、例えば、半田ペーストがきれい
に充填された状態では、半田ペーストは開口部内側面の
全面にわたって接着されていると共に、開口部下面にお
いて基板上に接着されている。この状態において基板を
垂直に下降させることによって版離れが開始されると、
粘性体としての半田ペーストは開口部内側面と基板との
間で基板側下方へ引張られた状態となり、伸び、すなわ
ち、せん断変形が始まる。この場合、開口部内側面の付
近では大きなせん断変形が発生するけれども、開口部に
対応する基板上の接着部ではせん断変形はほとんど発生
することがない。そして、版離れ速度が速すぎると、開
口部に充填された半田ペーストが基板によって急速かつ
強く引張られるため、粘性せん断力によりせん断破壊が
発生し、開口部内側面に比較的大量の半田ペーストを残
留させた状態で版離れが終了し、基板上には量が減少し
かつパターン形状が変形した半田ペーストが印刷される
(図12のD及びE参照)。他方、版離れ速度が遅い
と、せん断変形時間が長くなり、せん断破壊をおこすこ
とはないが、粘性せん断力は開口部内側面付近のペース
ト部分から中央部のペースト部分へ伝達され、ペースト
の連続的挙動としての流動にブレーキが働くため、その
転写速度が遅くなるばかりでなく、その転写性ないし抜
け性も悪くなる。すなわち、版離れ速度を遅くすれば遅
くするほど開口部に充填された半田ペーストの抜け性は
悪くなるといってよい。
【0004】半田ペーストのスクリーン印刷には、通
常、高粘度の半田ペーストが使用されることに加えて、
極小チップ部品をファインピッチで表面実装するための
半田ペーストのスクリーン印刷においては、開口部の面
積及びそのピッチが極めて小さなスクリーンを使用する
必要があり、しかも、その面積ないしピッチが狭小化す
ればするほど開口部につめられた半田ペーストをきれい
に抜くことが困難となり、それに比例して半田ペースト
の基板への転写率が低下し、良好な印刷精度が得られな
いのが実状である。
【0005】また、ペーストの充填工程完了後、印刷テ
ーブルを該充填工程における高さ位置より低い位置まで
直線的に下降変位させて版離れさせる従来の方法によれ
ば、版離れ工程の開始後、開口部に充填されたペースト
は下方に引っ張られ、中央部が凹んだ状態で伸びてゆく
(図12参照)が、ペーストを介して基板に接着されて
いるスクリーンもこれに伴って下方へ徐々に弾性変形せ
しめられ、復元エネルギーが蓄積されてゆく。そして、
ペーストが開口部から引き抜かれて版離れすると、その
瞬間、スクリーンを下方へ引張って弾性変形させていた
力が一気に解放されるので、スクリーンは蓄積された復
元エネルギーの弾発作用で急激に上方へ弾性変形せしめ
られると同時にその反動で下方へ弾性変形せしめられ
る。この上下方向への交互の弾性変形、すなわち、上下
振動は復元エネルギーが消失するまで継続するが、初期
の上下への振動は、急激でかつその振幅が大きいので、
その振動によって、基板に転写されたペーストにスクリ
ーンが反覆的に接触し、基板に転写されたペーストのパ
ターン形状を損傷させて了い易い(図12のE参照)。
これでは、印刷精度の高い高品質のスクリーン印刷を得
ることは期待できない。
【0006】本発明は、スクリーンの各開口部へのペー
ストの充填工程完了後、印刷テーブルを該充填工程にお
ける高さ位置より低い位置まで下降変位させて版離れさ
せる従来公知のスクリーン印刷方法ないしその装置の有
する上述の如き欠点ないし不都合を除去改善すべくなさ
れたものであって、ペーストのスクリーン印刷作業の高
能率化、印刷精度ないし品質の格段の向上及び印刷の高
密度化等を実現することのできる、特にプリント回路基
板に対する高粘度半田ペーストのスクリーン印刷に適用
して好適なスクリーン印刷方法及び印刷機を提供するこ
とをその主たる目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るペーストのスクリーン印刷方法は、平
面平行四辺形の印刷テーブルにセットされた基板に対
し、パターン開口部を有するメタルスクリーンを介して
ペーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、該ス
クリーンのパターン開口部にペーストを充填するペース
ト充填工程と、前記開口部に充填されたペーストを前記
基板に転写すべく前記基板を前記印刷テーブルと共に前
記スクリーンから下方へ引き離す版離れ工程とからなる
スクリーン印刷方法において、前記印刷テーブルの四つ
のコーナー部分を予め設定されたプログラムに従って順
次引き下げることによって版離れさせるようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】また、本発明は、印刷テーブルにセットさ
れた基板に対し、パターン開口部を有するメタルスクリ
ーンを介してペーストを印刷するスクリーン印刷機にお
いて、平面平行四辺形に形成された印刷テーブルと、該
印刷テーブルをその下面中央部において上下動自在かつ
任意の方向に傾動自在に支持する支持機構と、前記スク
リーンのパターン開口部へのペーストの充填工程終了
後、前記印刷テーブルの四つのコーナー部分を予め設定
されたプログラムに従って順次引き下げることによって
版離れさせるように構成した引き下げ機構とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0009】さらにまた、本発明に係るスクリーン印刷
方法及び印刷機は、基板がチップ状電子部品等を表面実
装すべきプリント回路基板であることと、ペーストが半
田合金粉末と高粘度の液状フラックスとを練り合わせて
なる半田ペーストであることとを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図11は従来例としての半田ペー
ストのスクリーン印刷機の要部の側面略図であって、印
刷位置においてペーストの充填工程を終了した状態を示
すものである。図中、1はスキージ2を有する昇降可能
かつ前後方向に移動可能に装置されたスキージユニッ
ト、3はプリント回路基板4をセットした印刷テーブ
ル、5はメタルスクリーン、6はスクリーン保持枠、7
はパターン開口部、8はスキージ2の摺動によってパタ
ーン開口部7に充填された半田ペーストであり、従来の
スクリーン印刷方法では、図示の状態から印刷テーブル
3を垂直に下降させ、基板4をスクリーン5から下方へ
引き離すことによって版離れさせるようになっている。
【0011】図1は、本発明に係るスクリーン印刷機の
実施形態の一例を示した側面概要図であるが、スキージ
ユニット、該スキージユニットを下降させ、かつそのス
キージをメタルスクリーン上を摺動させてペーストを基
板に印刷する他の作動機構等については図示を省略して
ある。図1において、3は平面長方形の印刷テーブル、
4は印刷テーブル3にセットされたプリント回路基板、
5はメタルスクリーン、6は機枠の一部を構成するとこ
ろの互いに対向設置された一対のフレーム9、9の上端
部内側に設けた横溝に一対の対向枠部分が装着されてい
るスクリーン保持枠である。
【0012】また、図1及びスクリーン保持枠6を取外
し、かつ一部を省略して示した図1の平面図である図2
において、10A、10B、10C、10Dは平面長方
形の印刷テーブル3の四つのコーナー部位3A、3B、
3C、3Dにそれぞれ配設した、互いに直交する二つの
軸線上の回転軸により2方向への角運動を与える装置と
してのジンバルであり、以下、説明の便宜上、ジンバル
10Aを第1ジンバル、ジンバル10Bを第2ジンバ
ル、ジンバル10Cを第3ジンバル、ジンバル10Dを
第4ジンバルとそれぞれ呼ぶことがある。これら四つの
ジンバル10A、10B、10C、10Dは、図3〜5
に示すように、いずれも、外輪11、内輪12、該外輪
11の外周面の直径方向に対向する部位にそれぞれ外方
に向けて突設した一対の支軸13、該支軸の周りに多数
の鋼球4を介在させてそれぞれ嵌着した第1の軸受筒1
5、15、該支軸13の軸線Xと直交する軸線Y周りに
前記外輪11を回転可能に支持するところの内輪12の
外周面の直径方向に対向する部位にそれぞれ外方へ向け
て突設し、かつその外端を前記外輪11の内周に枢着し
た一対の支軸16、16、及び、該支軸16の周りに多
数の鋼球(図示してない)を介在させてそれぞれ嵌着す
る一方、内端を前記内輪12の外周に設けた円形凹所
(図示してない)に回転自在に遊嵌した第2の軸受筒1
7、17からなっている。図4に示すように、内輪12
の内周面には後述する目的のためにめねじ12Aが刻設
されている。
【0013】上記の如く構成された四つのジンバル10
A、10B、10C、10Dは、図3に示すように、印
刷テーブル3の四つのコーナー部位3A、3B、3C、
3Dにそれぞれ形成したその下面側に開口するジンバル
収容室18にそれぞれ収容され、該収容室18の内壁に
水平かつ同軸的に穿設した一対の取付孔19に挿入した
前記第1の軸受筒15、15をその上下より押ねじ20
A、20Bで固定することによって固定されている。図
示の例にあっては、各ジンバルは支軸13の軸線Xが前
記印刷テーブル3の長辺と平行になるように、従って
又、支軸16の軸線Yがその短辺と平行になるように配
設されている。
【0014】図1、7、8、9において、符号21は印
刷テーブル3をその下面中央部において上下動自在かつ
任意の方向に傾動自在に支持する支持機構であって、こ
の支持機構21は、図示の例にあっては、印刷テーブル
3の下面中央部に固定された支持盤22の中央部にその
下面側に開口させて設けたソケット22Aと、該ソケッ
ト22Aに抱かせた球面部23を上端に固着した複数条
の突条24Aを有するスプライン軸状の摺動軸24と、
後述する平面長方形の高さ調整台25の上面中央部に固
定したボス26と、該ボス26に縦設され、かつ前記摺
動軸24の突条24Aを摺動自在に嵌合させた複数条の
溝26Aとで構成されている。
【0015】スクリーン印刷時における印刷テーブル3
の高さ位置を適正に調整するための高さ調整台25は、
基台27に設置された昇降台昇降装置28によって昇降
せしめられる平面平行四辺形の昇降台29の上面中央部
に立設した高さ調整用駆動機構30によりその高さが調
整されるようになっている。前記昇降台昇降装置28
は、昇降台29の四つのコーナーを下方から支えると共
に、その正逆回転によって昇降台29を昇降させる四つ
のボールネジ28Aと、サーボモータ28Bと、このサ
ーボモータの回転を前記ボールネジ8Aに伝達するベル
ト伝動機構28Cとからなっている。また、前記高さ調
整用駆動機構30は、昇降台29の上面中央部に固定さ
れたサーボモータ30Aと、下端部が該サーボモータの
出力軸(図示してない)に固定され、上端部が高さ調整
台25の中央部に下方から植設されためねじと螺合する
送りねじ30Bとからなっており、サーボモータ30A
によって回転駆動される送りねじ30Bの正逆回転によ
り高さ調整台25の高さを調整できるように構成されて
いる。
【0016】図1において、符号31は、印刷テーブル
3とほぼ同一の形状・寸法を有する前記高さ調整台25
の四つのコーナー部位に、図6に示すように、その上面
側に開口させてそれぞれ形成したジンバル収容室32に
それぞれ収容配置したジンバルである。このジンバル3
1は、前記した印刷テーブル3側のジンバル10A、1
0B、10C、10Dとその構造、構成部材、取り付け
態様、機能等の点でほぼ同一であるので、後者と同一の
構成部材については同一の符号を付し、詳細な説明は重
複をさけるため省略する。符号33は、上記高さ調整台
25側の各ジンバル31の内輪12にねじ込んで螺着し
た取付軸34に下端部を取り付けて固定したサーボモー
タであり、各サーボモータ33の出力軸(図示してな
い)にはねじ棒35の下端部が同軸的に固着され、その
上端部は印刷テーブル3側の各ジンバル10A、10
B、10C、10Dの内輪12のめねじ12Aに螺合さ
れており、サーボモータ33の正逆回転に連動して正逆
回転するねじ棒35により当該ねじ棒と螺合しているめ
ねじ12Aを介して当該内輪が上下方向に送られるよう
になっている。かようにして、印刷テーブル3側の各ジ
ンバルは高さ調整台25側の各ジンバルと、取付軸3
4、サーボモータ33及びねじ棒35を介して作動連結
されている。また、図1において、符号36は、前記高
さ調整台25の底面側の四つのコーナー部位に上端部が
固定され、下部が前記昇降台29上に立設した四つのス
ライド・ベアリング37にそれぞれ摺動自在に支承され
ている摺動シャフトであって、前記高さ調整用駆動機構
30によって昇降駆動される昇降台29の昇降動作に伴
って上下方向に摺動するようになっている。
【0017】なお、図1において、符号38は、スクリ
ーン保持枠6に保持されたメタルスクリーン5の水平度
を調節するための調節装置であって、該調節装置38
は、図2に示すように、印刷テーブル3に設けた前記四
つのジンバル10A、10B、10C、10Dに隣接し
た位置にそれぞれ配設されている。該調節装置38は、
サーボモータ38Aと、その出力軸に固定された平坦な
頂面を有する頭付ねじ38Bとからなっており、該サー
ボモータ38Aの正逆回転による該頭付ねじ38Bの上
下方向の螺進退動作によりスクリーン印刷時におけるメ
タルスクリーン5の水平度を調節することができるよう
になっている。図1において、9Aはフレーム9の上端
部寄りの部位から内方へ張出するサーボモータ38Aの
取付用の段状突起部であり、また、図1及び2におい
て、9Bは該段状突起部9Aの頂面に水平に固定された
支持板であり、該支持板9Bに形成されたねじ孔に前記
頭付ねじ38Bが螺進退自在に螺合されている。符号3
9は真空ポンプ等の真空発生装置(図示してない)に接
続された吸気ホースで、印刷テーブル3内部に設けた基
板吸着孔(図示してない)に連通している。印刷テーブ
ル3上面の凹所3′にセットされた基板4は前記真空発
生装置の真空吸引により吸着固定されるようになってい
る。
【0018】次に、以上の如く構成されたスクリーン印
刷機による版離れ工程について図8〜10を参照して説
明する。図10はペースト充填工程終了の状態から版離
れ工程終了に至るまでの版離れの順序ないし態様の一例
を図解したものである。図8はペースト充填工程終了時
点において印刷テーブル3が印刷位置において水平に保
持されている状態を示し、図10Aに対応する。また、
図9は版離れ工程が開始し、印刷テーブル3が一方向へ
傾いた状態を示し、図10Bに対応するものである。
【0019】ペーストの充填工程中及び終了時点におい
ては、印刷テーブル3に配設した四つのジンバル、即
ち、第1〜4ジンバル10A、10B、10C、10D
の外輪11は、図7及び図10Aに示されているよう
に、印刷テーブル3と同様に水平に保持されている。こ
の状態において、各ジンバルと連携するサーボモータ3
3を制御装置(図示してない)を介して順次所定の角度
範囲にわたって正転させると、これに伴って各ジンバル
の内輪12のめねじ12Aと螺合するねじ棒35のおね
じ35Aが順次所定の角度範囲にわたって正転し、各内
輪12を所定の距離にわたって順次引き下げるように作
用するので、その引き下げ作用力は外輪11の外側の軸
受筒15、15を介して当該ジンバルが配設されている
印刷テーブル3の各コーナー部分3A、3B、3C、3
Dに順次伝達され、これらのコーナー部分を所定の距離
にわたって順次引き下げることになる。
【0020】図9及び10Bは、上記の如きやり方で第
1ジンバル10A及び第2ジンバル10Bを順次操作し
て第1のコーナー部分3A及び第2のコーナー部分3B
を順次引き下げ、印刷テーブル3を向かって右斜め下方
へ傾斜させた状態を示している。この場合、第1ジンバ
ル10A及び第2ジンバル10Bの各外輪11は、図1
0Bに示すように、前記した軸線Yの周りを時計方向に
回動して印刷テーブル3と同様に向かって右斜め下方に
傾斜している。ところで、印刷テーブル3は、前述した
ように、その下面中央部において前記支持機構21によ
って上下動自在かつ任意の方向に傾動自在に支持されて
いるので、上記のようにして印刷テーブル3を右斜め下
方へ傾斜させる場合、前記第1及び第2のコーナー部分
3A、3Bに加えられる引き下げ作用力は印刷テーブル
3の下面中央部を経て前記支持機構21にも伝達され、
支持機構21の摺動軸24を下方へ摺動させるため、印
刷テーブル3は該摺動軸24の下方への摺動に伴って下
動するが、その際、印刷テーブル3は該摺動軸の球面部
23によりソケット22Aを介して傾動可能に支持され
ているので、下動しながら右傾する(図8及び9参
照)。このようにして印刷テーブル3が右傾すると、プ
リント基板4もこれに伴って右傾し、その右端からスク
リーン5からの分離、すなわち版離れが始まるため、ス
クリーン5の各パターン開口部7に充填されているペー
スト8は、図10Bに示すように、最も右寄りのものが
最も多く抜き出され、左に寄るにつれて抜き出される量
が次第に減少する。
【0021】図10Cは、図10Bに図示の状態から、
上記と同様のやり方で第3ジンバル10C及び第4ジン
バル10Dを順次操作して第3のコーナー部分3C及び
第4のコーナー部分3Dを順次引き下げ、印刷テーブル
3を水平にした状態を示している。この場合、各パター
ン開口部7から抜き出されたペースト8の量はほぼ均一
となるが、この段階では各ペーストは各開口部7内にほ
ぼ半分程度残留している。
【0022】図10Dは、図10Bについて説明した操
作により第1のコーナー部分3A及び第2のコーナー部
分3Bを順次引き下げ、印刷テーブル3を再度右傾させ
た状態を示し、図10Eは、図10Cについて説明した
操作により第3のコーナー部分3C及び第4のコーナー
部分3Dを順次引き下げ、印刷テーブル3を再度水平に
した状態を示している。この段階では、図10Eに示さ
れているように、版離れはまだ完全に行われていない。
【0023】図10Fは、図10Bについて説明した操
作により第1のコーナー部分3A及び第2のコーナー部
分3Bを順次引き下げると共に、図10Cについて説明
した操作により第3のコーナー部分3C及び第4のコー
ナー部分3Dを順次引き下げてやることにより、スクリ
ーン5の各開口部7からペースト8を全部抜き出してプ
リント基板4上に転写させた状態、すなわち版離れ完了
の状態を示している。
【0024】次に、前記高さ調整台25の四つのコーナ
ー部位にそれぞれ配設した前記ジンバル31の機能ない
し動作について、プリント基板4がセットされている印
刷テーブル3の第1のコーナー部分3A及び第2のコー
ナー部分3Bを図10Aに図示の状態から図10Bに図
示の状態まで順次引き下げる場合を例にとって説明す
る。先ず、上記したやり方で第1のコーナー部分3Aを
引き下げるべく第1ジンバル10Aと連携するサーボモ
ータ33を起動すると、前記ねじ棒35が所定の角度範
囲にわたって回動し、該ねじ棒と螺合しているめねじ1
2Aを有する該第1ジンバル10Aの内輪12、したが
ってまたその外輪11並びに第1のコーナー部分3aに
引き下げ作用力を及ぼすが、その際、その力は該第1ジ
ンバル10Aの外輪11を軸線Yの周りを図10Aにお
いて時計方向に回転させようとするトルクとして働くと
共に、該第1ジンバル10Aに連結された前記高さ調整
台25側のジンバル31に対しては、取付軸34を介し
てその内輪12を外輪11と共に軸線Xの周りを図6に
おいて時計方向に回転させようとするトルクとして働
き、第1ジンバル10Aが軸線Xの周りを図3において
時計方向へ回転するのを許容するので、第1のコーナー
部分3Aは、第3のコーナー部分3C及び第4のコーナ
ー部分3Dに関しては右傾し、第2のコーナー部分3B
に関しては前傾することになる。次いで、第1のコーナ
ー部分3Aがそのような態様で傾斜した状態において、
第2ジンバル10Bと連携するサーボモータ33を起動
し、ねじ棒35を所定の角度範囲にわたって回動させる
と、第2ジンバル10Bの外輪11には、前記の場合と
同様に、これを軸線Yの周りに時計方向へ回転させよう
とするトルクが作用するので、第2のコーナー部分3B
は第3のコーナー部分3C及び第4のコーナー部分3D
に関して右傾せしめられ、第1のコーナー部分3Aの右
斜め下方への傾斜角と同一の傾斜角位置まで引き下げら
れる。このようにして第2のコーナー部分3Bが引き下
げられると、第1のコーナー部分3Aの第2のコーナー
部分3Bに対する前傾状態は、第1ジンバル10Aに作
用する軸線X周りの反時計方向への回転力によつて解消
し、印刷テーブル3は、全体として、図10Bに示すよ
うに、右斜め下方へ傾斜した姿勢となる。
【0025】以上、版離れ工程を印刷テーブル3の第1
〜4のコーナー部分3A、3B、3C、3Dを第1のコ
ーナー部分3Aから順次引き下げることによって実施す
る場合を例にとって説明したが、印刷テーブル3のコー
ナー部分の引き下げ順序はこの例に限定されるものでは
なく、本発明においては、制御装置に入力して予め設定
したプログラムの順序に従っ適宜版離れ工程を実施する
ことができる。例えば、前記の例とは逆の順序で各コー
ナー部分を引き下げるようにしてもよく、第1のコーナ
ー部分3Aから第4、第3、第2の各コーナー部分を順
次引き下げるようにしてもよい。
【0026】印刷テーブル3の各コーナー部分を上記の
ようにして順次引き下げ目場合、印刷テーブル3、従っ
て又スプリント基板4は前後左右への傾動によって揺さ
ぶられながら段階的に下降し、その揺さぶられながらの
段階的な下降の過程において複数のスクリーン開口部7
に充填されたペースト8がプリント基板4の下方への移
動量に応じて当該開口部7から順次円滑に引き抜かれて
ゆくので、各コーナー部分の引き下げ速度を早くしても
当該ペーストにせん断破壊が発生し、開口部7の内側面
に比較的大量のペーストを残留させるようなことは無
く、ペーストを効率的かつきれいに抜いて転写すること
が可能となる。
【0027】半田ペーストは温度の高低によってその粘
度が変化する。粘度の比較的低い半田ペーストを使用し
てするスクリーン印刷は、いわゆるにじみやドリフトを
発生させて印刷形状を損ない、印刷精度のバラツキを生
じさせ易い。他方、粘度が800ないし1,200cp
sといった高粘度の半田ペーストは、それ自体としては
ダレにくく、ドリフトの発生が少ないので、高精度印刷
に適する反面、スクリーン版の開口部の壁面からブレー
キがかかって抜けにくくなる傾向があるため、例えば、
0.15mm程度の厚さの薄いメタルスクリーンを使用
して0.3mm〜0.4mm程度のファインピッチ印刷
を行う場合、前記した従来公知の版離れ方式をもってし
ては高い転写率及び印刷精度を得ることは容易でなかっ
たが、本発明方法によれば、粘度が800ないし1,2
00cps程度の極めて粘性の高い半田ペーストを用い
た場合でも、しかもこのような高粘度のペーストを用い
て前記の如きファインピッチ印刷を遂行する場合におい
ても、転写率及び印刷精度が極めて高く、しかも型くず
れの少ないきれいなスクリーン印刷を行うことが可能と
なる。
【0028】以上、本発明について図面を参照して詳述
したが、本発明に係るスクリーン印刷機は、図示の例に
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲
内で、これに各種の改変を施して実施することができる
ものである。
【0029】本発明に係るスクリーン印刷方法及印刷機
は、上記の如く構成されているので、先に述べた従来公
知のスクリーン印刷方法及び印刷機の有する欠点ないし
不都合が除去改善され、ペーストのスクリーン印刷作業
の高能率化、印刷精度ないし品質の格段の向上及び印刷
の高密度化等の要請にこたえることができる、特にプリ
ント回路基板に対する高粘度半田ペーストのスクリーン
印刷に適用して好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】。図1は、本発明に係るスクリーン印刷方法を
実施するためのスクリーン印刷機の一例をスキージユニ
ット等を省略して示した概要側面図である。
【図2】図2は、上記スクリーン印刷機一部を省略し、
かつスクリーン保持枠を取外して示した平面図である。
【図3】図3は、印刷テーブルのコーナー部分に取り付
けたジンバルの拡大斜視図である。
【図4】図4は、ジンバルを取外してその斜め上方から
見た拡大斜視図である。
【図5】図5は、ジンバルの外輪の外周に突設した支軸
にボールを介在させて軸受筒を嵌装した状態を示す拡大
斜視図である。
【図6】図6は、高さ調整台のコーナー部分に取付けた
ジンバルの拡大斜視図である。
【図7】図7は、図1に示したスクリーン印刷機の要部
を一部破断して示した拡大概要側面図である。
【図8】図8は、印刷テーブルが水平に保持されている
状態を一部破断して示した拡大概要側面図である。
【図9】図9は、印刷テーブルが右方向斜め下方へ傾斜
した状態を一部破断して示した拡大概要側面図である。
【図10】図10は、ペースト充填工程終了の状態から
版離れ終了に至るまでの版離れの順次ないし態様の一例
を図解した説明図である。
【図11】図11は、従来例としての半田ペーストのス
クリーン印刷機の要部の側面略図である。
【図12】図12は、従来公知の半田ペーストのスクリ
ーン印刷方法の版離れ工程における版離れの順序ないし
態様並びに印刷結果を(A)、(B)、(C)、
(D)、(E)の順で順次概略的に図解した説明図であ
る。
【符号の説明】 1 スキージユニツト 2 スキージ 3 印刷テーブル 3A〜3D コーナー部分 4 プリント基板 5 メタルスクリーン 6 スクリーン保持枠 7 パターン開口部 8 半田ペースト 10〜10D ジンバル 21 印刷テーブルを上下動自在かつ傾動自在に支持
する支持機構 31 ジンバル 20 サーボモータ 35 ねじ棒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面平行四辺形の印刷テーブルにセット
    された基板に対し、パターン開口部を有するメタルスク
    リーンを介してペーストを印刷するスクリーン印刷方法
    であって、該スクリーンのパターン開口部にペーストを
    充填するペースト充填工程と、前記開口部に充填された
    ペーストを前記基板に転写すべく前記基板を前記印刷テ
    ーブルと共に前記スクリーンから下方へ引き離す版離れ
    工程とからなるスクリーン印刷方法において、前記印刷
    テーブルの四つのコーナー部分を予め設定されたプログ
    ラムに従って順次引き下げることによって版離れさせる
    ようにしたことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  2. 【請求項2】 基板がチップ状電子部品等を表面実装す
    べきプリント回路基板であることと、ペーストが半田合
    金粉末と高粘度の液状フラックスとを練り合わせてなる
    半田ペーストであることを特徴とする請求項1に記載の
    スクリーン印刷方法。
  3. 【請求項3】 印刷テーブルにセットされた基板に対
    し、パターン開口部を有するメタルスクリーンを介して
    ペーストを印刷するスクリーン印刷機において、平面平
    行四辺形に形成された印刷テーブルと、該印刷テーブル
    をその下面中央部において上下動自在かつ任意の方向に
    傾動自在に支持する支持機構と、前記スクリーンのパタ
    ーン開口部へのペーストの充填工程終了後、前記印刷テ
    ーブルの四つのコーナー部分を予め設定されたプログラ
    ムに従って順次引き下げることによって版離れさせるよ
    うに構成した引き下げ機構とを備えたことを特徴とする
    スクリーン印刷機。
  4. 【請求項4】 基板がチップ状電子部品等を表面実装す
    べきプリント回路基板であることと、ペーストが半田合
    金粉末と高粘度の液状フラックスとを練り合わせてなる
    半田ペーストであることを特徴とする請求項3に記載の
    スクリーン印刷機。
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